JP2014068098A - 振動片、振動デバイス、電子機器及び移動体 - Google Patents

振動片、振動デバイス、電子機器及び移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】振動特性を維持しつつ、耐衝撃性能を向上させることが可能な振動片及びこの振動片を備えた振動デバイス、電子機器及び移動体の提供。
【解決手段】水晶振動片1は、振動部11と、平面視で振動部11の周囲に位置する枠部12と、振動部11と枠部12とを接続する接続部13,14と、を備え、枠部12は、振動部11よりも厚い肉厚部Cと、肉厚部Cよりも薄い肉薄部D,Eと、を有し、肉薄部D,Eの縁部は、枠部12の内周の一部であり、接続部13,14は、肉厚部Cよりも薄く、接続部13,14と枠部12との境界は、肉薄部D,Eに含まれ、平面視で肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界線L1,L3の長さは、肉薄部D,Eと接続部13,14との境界線L2,L4の長さよりも長いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動片、この振動片を備えている振動デバイス、電子機器及び移動体に関する。
従来、水晶発振器などに代表される振動デバイスの構成要素の1つである振動片として、振動部と接続部と支持部とを備え、振動部は接続部を介して支持部のフレームに接続され、振動部及び接続部の厚みは、フレームの厚みよりも薄い構成のラーメモード水晶振動子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この構成により、特許文献1では、高周波数で等価直列抵抗R1が小さく、Q値が大きいラーメモード水晶振動子を提供できるとされている。
また、上記接続部に相当する支持脚の厚みが、振動部から支持部(フレーム)に向かうに連れてテーパー状に厚くなっている構成の水晶振動子が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−115747号公報 特開2003−142979号公報
上記特許文献1のラーメモード水晶振動子(以下、振動片という)は、高周波数化するために振動部とともに比較的薄く形成された接続部と、所定の強度を得るために比較的厚く形成された支持部のフレームとの間に相当程度の肉厚差がある。
このことから、特許文献1の振動片は、例えば、落下などで外部から衝撃が加わったときに、接続部とフレームとの境界部分に応力集中が発生する。
これにより、特許文献1の振動片は、外部から衝撃が加わったときに、接続部がフレームとの境界部分で破損しやすい虞がある。
この問題の対策の1つとしては、上記特許文献2の水晶振動子(以下、振動片という)の、支持脚(以下、接続部という)の厚みが、振動部から支持部(フレーム)に向かうに連れてテーパー状に厚くなっている構成の適用が考えられる。
しかしながら、この特許文献2の振動片の構成では、接続部の強度の向上により耐衝撃性能はアップするものの、接続部の剛性もアップすることから、特許文献1の振動片よりも接続部が振動部の振動を阻害する虞がある。
このことから、上記構成の振動片は、振動特性が劣化する虞がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる振動片は、振動部と、平面視で前記振動部の周囲に位置する梁部と、前記振動部と前記梁部とを接続する接続部と、を備え、前記梁部は、前記振動部よりも厚い肉厚部と、前記肉厚部よりも薄い肉薄部と、を有し、平面視で前記肉薄部の縁部は、前記梁部の内周の一部であり、前記接続部は、前記肉厚部よりも薄く、前記接続部と前記梁部との境界は、前記肉薄部に含まれ、平面視で前記肉薄部と前記肉厚部との境界線の長さは、前記肉薄部と前記接続部との境界線の長さよりも長いことを特徴とする。
これによれば、振動片は、梁部(支持部、フレームに相当)が振動部よりも厚い肉厚部と、肉厚部よりも薄い肉薄部と、を有し、平面視で肉薄部の縁部は、梁部の内周の一部であり、接続部は、肉厚部よりも薄く、接続部と梁部との境界は、肉薄部に含まれている。そして、振動片は、平面視で肉薄部と肉厚部との境界線の長さが、肉薄部と接続部との境界線の長さよりも長くなっている。
これにより、振動片は、肉厚部よりも薄い接続部が、同じく肉厚部よりも薄い肉薄部(梁部における肉薄部)に接続されていることから、接続部に加わる応力が肉薄部に伝達されやすくなる。そして、肉薄部に伝達された応力は、肉薄部と肉厚部との境界部分に集中することとなる。
ここで、振動片は、肉薄部と肉厚部との境界線の長さが、肉薄部と接続部との境界線の長さよりも長くなっていることから、特許文献1の従来構成(肉厚部に直接接続部が接続されている構成)よりも、接続部の応力集中を分散し、抑制することができる。
この結果、振動片は、外部から衝撃が加わったときに、接続部が破損し難くなることから、振動特性を維持しつつ、耐衝撃性能を向上させることができる。
[適用例2]上記適用例にかかる振動片において、前記肉薄部と前記肉厚部との前記境界線と、前記梁部の外周との間には、間隔がとられていることが好ましい。
これによれば、振動片は、肉薄部と肉厚部との境界線と、梁部の外周との間に間隔がとられていることから、上記間隔がない場合(肉薄部が梁部の外周及び内周の両方に達している場合)と比較して、肉薄部による梁部の強度低下を抑制することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる振動片において、前記肉薄部の板厚が、前記肉厚部と前記肉薄部との境界から前記梁部の内周に向かうに連れてテーパー状に薄くなっている領域を有していることが好ましい。
これによれば、振動片は、肉薄部の板厚が、肉厚部との境界から梁部の内周に向かうに連れてテーパー状に薄くなっている領域を有していることから、例えば、肉厚部における肉薄部に面した側壁が直立している場合と比較して、肉薄部と肉厚部との境界部分の応力集中を緩和することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる振動片において、前記接続部と前記肉薄部との厚み差が、前記接続部と前記肉厚部との厚み差よりも小さいことが好ましい。
これによれば、振動片は、接続部と肉薄部との厚み差が、接続部と肉厚部との厚み差よりも小さいことから、接続部に加わる応力が肉薄部に更に伝達されやすくなる。
この結果、振動片は、外部から衝撃が加わったときに、接続部が更に破損し難くなることから、振動特性を維持しつつ、耐衝撃性能を更に向上させることができる。
[適用例5]上記適用例にかかる振動片において、前記接続部と前記振動部との厚み差が、前記接続部と前記肉厚部との厚み差よりも小さいことが好ましい。
これによれば、振動片は、接続部と振動部との厚み差が、接続部と肉厚部との厚み差よりも小さいことから、例えば、振動部よりも相当程度厚い接続部による振動部の振動の阻害を抑制できる。
[適用例6]本適用例にかかる振動デバイスは、上記適用例のいずれかに記載の振動片と、前記振動片を収容するパッケージと、を備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の振動デバイスは、上記適用例のいずれかに記載の振動片と、振動片を収容するパッケージと、を備えていることから、上記適用例のいずれかに記載の効果が反映された振動デバイスを提供することができる。
[適用例7]本適用例にかかる電子機器は、上記適用例のいずれかに記載の振動片を備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の電子機器は、上記適用例のいずれかに記載の振動片を備えていることから、上記適用例のいずれかに記載の効果が反映された電子機器を提供することができる。
[適用例8]本適用例にかかる移動体は、上記適用例のいずれかに記載の振動片を備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の移動体は、上記適用例のいずれかに記載の振動片を備えていることから、上記適用例のいずれかに記載の効果が反映された移動体を提供することができる。
第1実施形態の水晶振動片の概略構成を示す模式図であり、(a)は模式平面図、(b)は(a)のA−A線での模式断面図。 (a)は図1(a)のB1部の模式拡大図、(b)は図1(a)のB2部の模式拡大図。 ラーメモード振動について説明する模式図であり、(a)は一方の電界方向時の振動部の変位状態を示す模式平面図、(b)は他方の電界方向時の振動部の変位状態を示す模式平面図。 変形例の水晶振動片の概略構成を示す模式図であり、(a)は模式平面図、(b)は(a)のA−A線での模式断面図。 第2実施形態の水晶振動子の概略構成を示す模式図であり、(a)はリッド(蓋体)側から俯瞰した模式平面図、(b)は(a)のA−A線での模式断面図。 図5(a)のF−F線での模式断面図。 第3実施形態の水晶発振器の概略構成を示す模式図であり、(a)はリッド側から俯瞰した模式平面図、(b)は(a)のA−A線での模式断面図。 第4実施形態の携帯電話を示す模式斜視図。 第5実施形態の自動車を示す模式斜視図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
最初に、振動片の一例としての水晶振動片について説明する。
ここでは、輪郭振動する水晶振動片を例に挙げて説明する。
図1は、第1実施形態の水晶振動片の概略構成を示す模式図である。図1(a)は、模式平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線での模式断面図である。図2(a)は、図1(a)のB1部の模式拡大図であり、図2(b)は、図1(a)のB2部の模式拡大図である。なお、説明の便宜上、各構成要素の寸法比率は実際と異なる。また、図2では、一部の構成要素を省略してある。
図1に示すように、水晶振動片1は、例えば、水晶の原石などから所定の角度(例えば、LQ1TカットやLQ2Tカット)で切り出され、平面形状が略矩形の略平板状に形成されている。
水晶振動片1は、輪郭振動する略矩形状の振動部11と、平面視で振動部11の周囲に位置し、振動部11を隙間(空間)を有して囲む四角い枠状の、梁部としての枠部12と、振動部11の第1方向(長手方向、紙面左右方向)の両端部11a,11dと枠部12とをそれぞれ第1方向に沿って接続する一対の接続部13,14と、を備えている。
水晶振動片1は、振動部11と、枠部12と、一対の接続部13,14とが一体で形成されている。また、水晶振動片1の外形形状は、フォトリソグラフィー、エッチング、サンドブラストなどの技術を用いて精度よく形成されている。
枠部12は、振動部11よりも厚い肉厚部Cと、肉厚部Cよりも薄い肉薄部D,Eと、を有している。枠部12の殆どの部分(肉薄部D,Eを除いた部分)は、肉厚部Cで構成されている。
肉薄部Dは、枠部12の第1方向に対して平面視で直交する第2方向(紙面上下方向)に沿って延びる一方の短辺部12aの内周から、短辺部12aの外周に向けて肉厚部Cを略半円状に削り取るように形成されている。これにより、肉薄部Dは、短辺部12aの内周に達していることとなる(換言すれば、肉薄部Dの縁部は、枠部12の内周の一部である)。
肉薄部Eは、枠部12の第2方向に沿って延びる他方の短辺部12bの内周から、短辺部12bの外周に向けて肉厚部Cを略半円状に削り取るように形成されている。これにより、肉薄部Eは、短辺部12bの内周に達していることとなる(換言すれば、肉薄部Dの縁部は、枠部12の内周の一部である)。
接続部13は、枠部12の肉厚部Cよりも薄く形成され、振動部11の一方の端部11aにおける輪郭振動(ここではラーメモード振動とする)時の2つの節部11b,11cのそれぞれから、第1方向に沿って延びる第1接続部13a,13bと、第2方向に沿って延び、第1接続部13a,13b同士を連結する連結部13cと、第1方向に沿って延び、連結部13cと枠部12の短辺部12aとを接続する第2接続部13dと、を有している。
接続部14は、枠部12の肉厚部Cよりも薄く形成され、振動部11の一方の端部11aとは反対側の他方の端部11dにおける輪郭振動時の2つの節部11e,11fのそれぞれから、第1方向に沿って延びる第1接続部14a,14bと、第2方向に沿って延び、第1接続部14a,14b同士を連結する連結部14cと、第1方向に沿って延び、連結部14cと枠部12の第2方向に沿って延びる他方の短辺部12bとを接続する第2接続部14dと、を有している。
接続部13,14の第2接続部13d,14dと枠部12の短辺部12a,12bとの接続領域(接続範囲)は、肉薄部D,Eにおける枠部12の短辺部12a,12bの内周に達している(接している)範囲内に設けられている。
換言すれば、接続部13,14の第2接続部13d,14dと枠部12の短辺部12a,12bとの境界は、肉薄部D,Eに含まれる。
そして、図2(a)に示すように、水晶振動片1は、平面視で肉薄部Dと肉厚部Cとの境界線L1の長さが、肉薄部Dと第2接続部13dとの境界線L2の長さよりも長くなるように構成されている。
同様に、図2(b)に示すように、水晶振動片1は、平面視で肉薄部Eと肉厚部Cとの境界線L3の長さが、肉薄部Eと第2接続部14dとの境界線L4の長さよりも長くなるように構成されている。
ここで、境界線L2,L4は、平面視で第2接続部13d,14dの肉薄部D,E側の付け根の一端と他端とを結んだ直線(仮想線)である。
図1に戻って、振動部11の一方の主面11gには、略矩形(略正方形)で略同形状の複数の励振電極15,16が、第1方向(紙面左右方向)及び第2方向(紙面上下方向)ともに交互に配列されている。ここでは、励振電極15,16が交互に並んだ列が、第1方向に4列、第2方向に3列設けられている。
励振電極15,16は、配線パターンにより励振電極15同士、励振電極16同士が互いに接続されている。
各励振電極15は、紙面左端の列の励振電極15から、接続部13側に延びる配線パターンにより接続部13、短辺部12aを経由して、枠部12の長辺部12cに設けられた端子電極17と接続されている。
また、各励振電極16は、紙面右端の列の励振電極16から、接続部14側に延びる配線パターンにより、接続部14、短辺部12bを経由して、枠部12の長辺部12dに設けられた端子電極18と接続されている。
なお、端子電極17,18は、枠部12の側面を回り込んで反対側の面(振動部11の他方の主面11h側の面)にも設けられている。また、端子電極17,18は、枠部12の長辺部12c,12dの中央部を含む範囲に設けられている。
振動部11の他方の主面11hには、励振電極15が、平面視で一方の主面11gの励振電極16と重なる位置に設けられ、励振電極16が、平面視で一方の主面11gの励振電極15と重なる位置に設けられている。
振動部11の他方の主面11hの励振電極15,16は、一方の主面11gの励振電極15,16と同様に、端子電極17,18と接続されている。
なお、励振電極15,16、端子電極17,18及び配線パターンは、例えば、クロムを下地層とし、その上に金が積層された金属被膜となっている。
水晶振動片1は、端子電極17,18を経由して、励振電極15,16に印加される駆動信号(交番電圧)によって、平面視で重なり合う各励振電極15,16間に交互に方向が異なる電界が発生し、振動部11が所定の周波数でラーメモード振動を発振(共振)する。
ここで、ラーメモード振動について図3を用いて概略を説明する。図3は、ラーメモード振動について説明する模式図であり、図3(a)は、一方の電界方向時の振動部の変位状態を示す模式平面図であり、図3(b)は、他方の電界方向時の振動部の変位状態を示す模式平面図である。
なお、図3は、説明の便宜上、振動部の1つの励振電極とその周辺部分を矩形に切り出した模式図ある。
図3(a)に破線で示すように、一方の電界方向時には、振動部11の励振電極15の第1方向(紙面左右方向)に沿った2辺15a,15b側が外側に略円弧状に膨らむと共に、第2方向(紙面上下方向)に沿った2辺15c,15d側が内側に略円弧状にへこむ。
そして、図3(b)に破線で示すように、他方の電界方向時には、一方の電界方向時と逆の変位となる。つまり、振動部11の励振電極15の第1方向に沿った2辺15a,15b側が内側に略円弧状にへこむと共に、第2方向に沿った2辺15c,15d側が外側に略円弧状に膨らむ。
水晶振動片1の振動部11は、駆動信号により図3(a)の変位と図3(b)の変位とを、各励振電極15,16及びその周辺部分を含む領域で交互に繰り返すことによりラーメモード振動を発振することとなる。
なお、図3で分かるように、励振電極15,16の四隅部周辺は、ラーメモード振動時に殆ど変位していない。この部分は、ラーメモード振動時(輪郭振動時)の節(ふし)部とよばれている。
本実施形態では、振動部11の第2方向における中央の列の四隅部が、節部11b,11c,11e,11fとなっている。
なお、図2に示すように、水晶振動片1は、肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界線L1,L3と、枠部12の短辺部12a,12bの外周との間には、間隔がとられていることが好ましい(換言すれば、肉厚部Cを肉薄部D,Eで分断しないことが好ましい)。
また、図1(b)に示すように、水晶振動片1は、接続部13,14の厚みT1と肉薄部D,Eの厚みT2とが近似または等しいことが好ましい(換言すれば、接続部13,14と肉薄部D,Eとの厚み差が、接続部13,14と肉厚部Cとの厚み差よりも小さいことが好ましい)。
また、図1(b)に示すように、水晶振動片1は、接続部13,14の厚みT1と振動部11の厚みT3とが近似または等しいことが好ましい(換言すれば、接続部13,14と振動部11との厚み差が、接続部13,14と肉厚部Cとの厚み差よりも小さいことが好ましい)。
また、水晶振動片1は、肉薄部D,Eの厚みT2と振動部11の厚みT3とが異なる場合、接続部13,14の厚みT1が、肉薄部D,E側では肉薄部D,Eの厚みT2と近似または等しくなり、振動部11側では振動部11の厚みT3と近似または等しくなるように、接続部13,14のA−A線での断面形状をテーパー状に形成してもよい。
上述したように、第1実施形態の水晶振動片1は、枠部12が振動部11よりも厚い肉厚部Cと、肉厚部Cよりも薄い肉薄部D,Eと、を有し、肉薄部D,Eが枠部12の短辺部12a,12bの内周に達している(換言すれば、平面視で肉薄部D,Eの縁部は、枠部12の内周の一部である)。そして、水晶振動片1は、接続部13,14が肉厚部Cよりも薄く形成され、接続部13,14の第2接続部13d,14dと枠部12の短辺部12a,12bとの接続領域(接続範囲)が肉薄部D,Eにおける枠部12の短辺部12a,12bの内周に達している範囲内に設けられている(換言すれば、接続部13,14の第2接続部13d,14dと枠部12の短辺部12a,12bとの境界は、肉薄部D,Eに含まれている)。
さらに、水晶振動片1は、平面視で肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界線L1,L3の長さが、肉薄部D,Eと第2接続部13d,14dとの境界線L2,L4の長さよりも長くなっている。
これにより、水晶振動片1は、肉厚部Cよりも薄い接続部13,14が、同じく肉厚部Cよりも薄い肉薄部D,Eに接続されていることから、接続部13,14に加わる応力が肉薄部D,Eに伝達されやすくなる。そして、肉薄部D,Eに伝達された応力は、肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界部分に集中することとなる。
ここで、水晶振動片1は、平面視で肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界線L1,L3の長さが、肉薄部D,Eと接続部13,14の第2接続部13d,14dとの境界線L2,L4の長さよりも長くなっていることから、特許文献1の従来構成(肉厚部Cに直接接続部13,14が接続されている構成)よりも、接続部13,14の応力集中を分散し、抑制することができる。
この結果、水晶振動片1は、外部から衝撃が加わったときに、接続部13,14(第2接続部13d,14d)が破損し難くなることから、振動特性を維持しつつ、耐衝撃性能を向上させることができる。
また、水晶振動片1は、肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界線L1,L3と、枠部12の短辺部12a,12bの外周との間に間隔がとられている場合には、上記間隔がない場合(肉薄部D,Eが枠部12の短辺部12a,12bの外周及び内周の両方に達している場合)と比較して、肉薄部D,Eによる枠部12の強度低下を抑制することができる。
また、水晶振動片1は、接続部13,14の厚みT1と肉薄部D,Eの厚みT2とが近似または等しい場合(換言すれば、接続部13,14と肉薄部D,Eとの厚み差が、接続部13,14と肉厚部Cとの厚み差よりも小さい場合)には、接続部13,14に加わる応力が肉薄部D,Eに更に伝達されやすくなる。
この結果、水晶振動片1は、外部から衝撃が加わったときに、接続部13,14(第2接続部13d,14d)が更に破損し難くなることから、振動特性を維持しつつ、耐衝撃性能を更に向上させることができる。
また、水晶振動片1は、接続部13,14の厚みT1と振動部11の厚みT3とが近似または等しい場合(換言すれば、接続部13,14と振動部11との厚み差が、接続部13,14と肉厚部Cとの厚み差よりも小さい場合)には、例えば、接続部13,14の厚みT1が振動部11の厚みT3よりも相当程度厚い場合と比較して、接続部13,14による振動部11の振動の阻害を抑制できる。
また、水晶振動片1は、肉薄部D,Eの厚みT2と振動部11の厚みT3とが異なる場合、接続部13,14の厚みT1が、肉薄部D,E側では肉薄部D,Eの厚みT2と近似または等しくなり、振動部11側では振動部11の厚みT3と近似または等しくなるように、接続部13,14のA−A線での断面形状をテーパー状に形成してもよい。
これによれば、水晶振動片1は、肉薄部D,Eと接続部13,14との厚み方向の段差及び振動部11と接続部13,14との厚み方向の段差が殆どないことから、各接続部分における上記段差に起因した応力集中を回避できる。
なお、水晶振動片1は、枠部12の強度を確保するために、肉薄部D,Eが枠部12の短辺部12a,12b内に納まる(換言すれば、長辺部12c,12dにまで達しない)ことが好ましい。
(変形例)
ここで、第1実施形態の水晶振動片の変形例について説明する。
図4は、変形例の水晶振動片の概略構成を示す模式図である。図4(a)は、模式平面図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A線での模式断面図である。
なお、第1実施形態との共通部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
変形例の水晶振動片2は、枠部12の肉厚部Cと肉薄部D,Eとの境界部分の構成が第1実施形態と異なる。
図4に示すように、水晶振動片2は、肉薄部D,Eの板厚が、肉厚部Cと肉薄部D,Eとの境界から、枠部12の内周に向かうに連れてテーパー状に薄くなっている領域を有している。
なお、このテーパー状に薄くなっている領域は、ドライエッチングやサンドブラストなどの加工方法により形成可能である。
これによれば、水晶振動片2は、肉薄部D,Eの板厚が、肉厚部Cと肉薄部D,Eとの境界から、枠部12の内周に向かうに連れてテーパー状に薄くなっている領域を有していることから、第1実施形態のような肉薄部D,Eに面した肉厚部Cの側壁が直立している場合よりも、肉薄部D,Eと肉厚部Cとの境界部分の応力集中を緩和することができる。
この結果、水晶振動片2は、外部から衝撃が加わったときに、接続部13,14(第2接続部13d,14d)が第1実施形態よりも更に破損し難くなることから、振動特性を維持しつつ、耐衝撃性能を更に向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、上記第1実施形態及び変形例の水晶振動片を備えた振動デバイスの一例としての水晶振動子について説明する。
図5は、第2実施形態の水晶振動子の概略構成を示す模式図である。図5(a)は、リッド(蓋体)側から俯瞰した模式平面図であり、図5(b)は、図5(a)のA−A線での模式断面図である。図6は、図5(a)のF−F線での模式断面図である。
なお、図5(a)の模式平面図では、説明の便宜上、リッドを省略してある。
図5、図6に示すように、水晶振動子5は、第1実施形態の水晶振動片1と、水晶振動片1を収容するパッケージ20と、を備え、略直方体形状に構成されている。
パッケージ20は、平面形状が略矩形で凹部を有したパッケージベース21と、パッケージベース21の凹部を覆う平面形状が略矩形で平板状のリッド(蓋体)22と、を有し、略直方体形状に形成されている。
パッケージベース21には、セラミックグリーンシートを成形して積層し焼成した酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、炭化珪素質焼結体、ガラスセラミックス焼結体などのセラミックス系の絶縁性材料や、水晶、ガラス、シリコンなどが用いられている。
リッド22には、パッケージベース21と同材料、または、コバール、42アロイ、ステンレス鋼などの金属が用いられている。
パッケージベース21には、内底面(凹部の内側の底面)23における水晶振動片1の枠部12の長辺部12c,12dの中央部に対応する位置に、略矩形状の内部端子24a,24bが設けられている。
詳述すると、内部端子24aは、水晶振動片1の枠部12の長辺部12cの中央部に対向する位置(平面視で重なる位置)に設けられ、内部端子24bは、水晶振動片1の枠部12の長辺部12dの中央部に対向する位置に設けられている。
パッケージベース21の外底面(内底面23の反対側の面、外側の底面)25には、電子機器などの外部部材に取り付けられる際に用いられる一対の外部端子26,27が形成されている。外部端子26,27は、図示しない内部配線によって内部端子24a,24bと接続されている。
具体的には、外部端子26は、内部端子24aと接続され、外部端子27は、内部端子24bと接続されている。
内部端子24a,24b及び外部端子26,27は、タングステン、モリブデンなどのメタライズ層にニッケル、金などの各被膜がメッキなどにより積層された金属被膜となっている。
水晶振動片1は、他方の主面11h側を取り付け面側として、枠部12の長辺部12c,12dの中央部が、パッケージベース21の内部端子24a,24bに、例えば、導電性接着剤や半田などの導電性接合部材30を介して固定されている。
水晶振動子5は、水晶振動片1が導電性接合部材30を介してパッケージベース21に固定された状態で、パッケージベース21の凹部がリッド22により覆われ、パッケージベース21とリッド22とがシームリング、低融点ガラス、接着剤などの接合部材28によって接合される(リッド22がパッケージベース21に取り付けられる)。
水晶振動子5は、パッケージ20の内部が減圧された状態(真空度の高い状態)、または窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスが充填された状態で気密に封止されている。
なお、パッケージ20は、パッケージベース21及びリッド22の両方に凹部を有していてもよい。
水晶振動子5は、外部端子26,27、内部端子24a,24b、端子電極17,18などを経由して、水晶振動片1の励振電極15,16に印加される駆動信号(交番電圧)によって、平面視で重なり合う各励振電極15,16間に電界が発生し、振動部11が所定の周波数でラーメモード振動を発振(共振)する。そして、水晶振動子5は、水晶振動片1の発振周波数(共振周波数)を出力信号として出力する。
上述したように、第2実施形態の水晶振動子5は、水晶振動片1と、水晶振動片1を収容するパッケージ20と、を備えていることから、上記第1実施形態に記載の効果が反映され、耐衝撃性能に優れた水晶振動子を提供することができる。
なお、水晶振動子5は、水晶振動片1に代えて、上記変形例の水晶振動片2を備えていてもよい。これによれば、水晶振動子5は、上記と同様の効果及び変形例特有の効果が反映され、耐衝撃性能に優れた水晶振動子を提供することができる。
(第3実施形態)
次に、上記第2実施形態の水晶振動子の構成に、水晶振動片を発振させる発振回路(駆動回路)を備えた振動デバイスの一例としての水晶発振器について説明する。
図7は、第3実施形態の水晶発振器の概略構成を示す模式図である。図7(a)は、リッド側から俯瞰した模式平面図であり、図7(b)は、図7(a)のA−A線での模式断面図である。なお、図7(a)の模式平面図では、説明の便宜上、リッド及び一部の構成要素を省略してある。また、上記第2実施形態との共通部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略し、上記第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7に示すように、水晶発振器6は、水晶振動片1と、水晶振動片1を収容するパッケージ20と、水晶振動片1を発振させる発振回路としてのICチップ40と、を備えている。
水晶発振器6のパッケージベース21の内底面23には、ICチップ40を収容する凹部23aが設けられている。
凹部23aの底面には、複数の内部接続端子23bが設けられている。
発振回路を内蔵するICチップ40は、パッケージベース21の内底面23の凹部23aの底面に、図示しない接着剤などを用いて固定されている。
ICチップ40は、図示しない接続パッドが、金、アルミニウムなどの金属ワイヤー41により内部接続端子23bと接続されている。
内部接続端子23bは、タングステン、モリブデンなどのメタライズ層にニッケル、金などの各被膜がメッキなどにより積層された金属被膜であり、図示しない内部配線を経由して、パッケージ20の外部端子26,27、内部端子24a,24bなどと接続されている。
なお、ICチップ40の接続パッドと内部接続端子23bとの接続には、金属ワイヤー41を用いたワイヤーボンディングによる接続方法以外に、ICチップ40を反転させてのフリップチップ実装による接続方法などを用いてもよい。
水晶発振器6は、ICチップ40から内部接続端子23b、内部端子24a,24b、端子電極17,18などを経由して水晶振動片1の励振電極15,16に印加される駆動信号(交番電圧)によって、振動部11が所定の周波数でラーメモード振動を発振(共振)する。
そして、水晶発振器6は、この発振に伴って生じる発振信号をICチップ40、内部接続端子23b、外部端子26,27などを経由して外部に出力する。
上述したように、第3実施形態の水晶発振器6は、水晶振動片1と、水晶振動片1を収容するパッケージ20と、水晶振動片1を発振させるICチップ40と、を備えていることから、上記第1実施形態に記載の効果が反映され、耐衝撃性能に優れた水晶発振器を提供することができる。
なお、水晶発振器6は、水晶振動片1に代えて、上記変形例の水晶振動片2を備えていてもよい。これによれば、水晶発振器6は、上記と同様の効果及び変形例特有の効果が反映され、耐衝撃性能に優れた水晶発振器を提供することができる。
(第4実施形態)
次に、上述した水晶振動片を備えている電子機器として、携帯電話を一例に挙げて説明する。
図8は、第4実施形態の携帯電話を示す模式斜視図である。
携帯電話700は、上記第1実施形態及び変形例の水晶振動片(1または2)を備えている携帯電話である。
図8に示す携帯電話700は、上述した水晶振動片(1または2)を、例えば、基準クロック発振源などのタイミングデバイスとして用い、更に液晶表示装置701、複数の操作ボタン702、受話口703、及び送話口704を備えて構成されている。
これによれば、携帯電話700は、水晶振動片(1または2)を備えていることから、上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が反映され、優れた性能を発揮することができる。
なお、携帯電話700の形態は、図示のタイプに限定されるものではなく、いわゆるスマートフォンタイプでもよい。
上述した水晶振動片(水晶振動子、水晶発振器)は、上記携帯電話700に限らず、電子ブック、パーソナルコンピューター、テレビ、デジタルスチールカメラ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、ナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器などのタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が反映された電子機器を提供することができる。
(第5実施形態)
次に、上述した水晶振動片を備えている移動体として、自動車を一例に挙げて説明する。
図9は、第5実施形態の自動車を示す模式斜視図である。
自動車800は、上記第1実施形態及び変形例の水晶振動片(1または2)を、例えば、搭載されている各種電子制御式装置(例えば、電子制御式燃料噴射装置、電子制御式ABS装置、電子制御式一定速度走行装置など)の基準クロックを発生するタイミングデバイスとして用いている。
これによれば、自動車800は、水晶振動片(1または2)を備えていることから、上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が反映され、優れた性能を発揮することができる。
上述した水晶振動片(水晶振動子、水晶発振器)は、上記自動車800に限らず、自走式ロボット、自走式搬送機器、列車、船舶、飛行機、人工衛星などを含む移動体のタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が反映された移動体を提供することができる。
なお、振動片の材料としては、水晶に限定されるものではなく、LiTaO3(タンタル酸リチウム)、Li247(四ホウ酸リチウム)、LiNbO3(ニオブ酸リチウム)、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)、ZnO(酸化亜鉛)、AlN(窒化アルミニウム)などの圧電体でもよい。
また、振動片の振動形態は、ラーメモード振動に限定されるものではなく、枠部と振動部とが接続部で接続されている構成であれば、輪郭すべりモード振動(輪郭振動片)、厚みすべりモード振動(ATカット振動片)、屈曲モード振動(音叉振動片)などであってもよい。
また、振動片の枠部は、振動部の全周を囲む形態でなくてもよく、一部が除去されていてもよい(振動部の周囲に位置する形態であればよい)。例えば、水晶振動片1,2では、枠部12の長辺部12cまたは長辺部12dが除去されていてもよい。
この場合、端子電極17,18は、長辺部12cまたは長辺部12dにまとめて設けられていることになる。
1,2…振動片としての水晶振動片、5…振動デバイスとしての水晶振動子、6…振動デバイスとしての水晶発振器、11…振動部、11a,11d…端部、11b,11c,11e,11f…節部、11g,11h…主面、12…枠部、12a,12b…短辺部、12c,12d…長辺部、13,14…接続部、13a,13b,14a,14b…第1接続部、13c,14c…連結部、13d,14d…第2接続部、15,16…励振電極、15a,15b,15c,15d…辺、17,18…端子電極、20…パッケージ、21…パッケージベース、22…リッド、23…内底面、23a…凹部、23b…内部接続端子、24a,24b…内部端子、25…外底面、26,27…外部端子、28…接合部材、30…導電性接合部材、40…発振回路としてのICチップ、41…金属ワイヤー、700…電子機器としての携帯電話、701…液晶表示装置、702…操作ボタン、703…受話口、704…送話口、800…移動体としての自動車、C…肉厚部、D,E…肉薄部、L1,L3…肉薄部と肉厚部との境界線、L2,L4…肉薄部と第2接続部との境界線、T1…接続部の厚み、T2…肉薄部の厚み、T3…振動部の厚み。

Claims (8)

  1. 振動部と、
    平面視で前記振動部の周囲に位置する梁部と、
    前記振動部と前記梁部とを接続する接続部と、を備え、
    前記梁部は、前記振動部よりも厚い肉厚部と、前記肉厚部よりも薄い肉薄部と、を有し、
    平面視で前記肉薄部の縁部は、前記梁部の内周の一部であり、
    前記接続部は、前記肉厚部よりも薄く、
    前記接続部と前記梁部との境界は、前記肉薄部に含まれ、
    平面視で前記肉薄部と前記肉厚部との境界線の長さは、前記肉薄部と前記接続部との境界線の長さよりも長いことを特徴とする振動片。
  2. 請求項1に記載の振動片において、
    前記肉薄部と前記肉厚部との前記境界線と、前記梁部の外周との間には、間隔がとられていることを特徴とする振動片。
  3. 請求項1または請求項2に記載の振動片において、
    前記肉薄部の板厚が、前記肉厚部と前記肉薄部との境界から前記梁部の内周に向かうに連れてテーパー状に薄くなっている領域を有していることを特徴とする振動片。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の振動片において、
    前記接続部と前記肉薄部との厚み差が、前記接続部と前記肉厚部との厚み差よりも小さいことを特徴とする振動片。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の振動片において、
    前記接続部と前記振動部との厚み差が、前記接続部と前記肉厚部との厚み差よりも小さいことを特徴とする振動片。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の振動片と、
    前記振動片を収容するパッケージと、を備えていることを特徴とする振動デバイス。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の振動片を備えていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の振動片を備えていることを特徴とする移動体。
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