JP4214412B2 - 圧電振動片と圧電デバイスならびにジャイロセンサ - Google Patents

圧電振動片と圧電デバイスならびにジャイロセンサ Download PDF

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Description

本発明は、パッケージまたはケースに収容するための圧電振動片と、この圧電振動片をパッケージやケースに収容した圧電デバイスならびにジャイロセンサに関する。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通信機器やジャイロセンサなどの計測機器において、パッケージなどの内部に圧電振動片を収容した圧電振動子や圧電発振器等の圧電デバイスが広く使用されている。
図13は、このような圧電デバイスに使用される圧電振動片の公知の構成例(特許文献1参照)を簡略化して示す概略平面図である。
図において、圧電振動片1は、例えば水晶の単結晶から形成されており、幅広の基部2と、この基部2から同じ方向に平行に延びる2本の振動腕3,4とを備えている。図14は図13のA−A線切断端面図であり、振動腕3,4には、それぞれ、表裏面に長さ方向に延びる長溝5,6が形成されている。この長溝5,6には、図示しない駆動電極としての励振電極が形成されている。
これにより、外部から励振電極に駆動電圧が印加されることで、振動腕3,4内に効率よく電界が発生し、各振動腕3,4は、図13に示すように、その先端部を互いに接近・離間されるように屈曲振動するようになっている。そして、このような振動に基づく振動周波数を取り出すことにより、制御用のクロック信号等の基準信号に利用されるようになっている。
この圧電振動片1の各振動腕3,4と、これら振動腕3,4の長溝5,6は、ウエハ状にした圧電材料でなる基板をエッチングすることにより形成されている。すなわち、一般的には、まず、ウエハ基板をエッチングして、図13のような音叉状の外形を形成し、その後図14で説明した長溝5,6をハーフエッチングすることにより形成される。
特開2002―76806
ところが、このような圧電振動片1においては、その外形エッチング工程でのウエットエッチングでは、図12、図13に示した電気軸X、機械軸Y、光学軸Zに関して、エッチングの進行スピードに相違が見られ、このようなエッチング異方性により、長溝5,6内には、平らな底面を形成することができない。
この結果、例えば、振動腕3について見ると、長溝5を挟んだ両側壁部の厚みが左右で相違し、この結果、振動腕3は図13に示す仮想の中心線CEに関して、左右の側壁部の剛性が相違する。すなわち、左側壁部が剛性が高く、右側壁部の剛性はこれより低くなる。
このため、図12のように各振動腕3,4が屈曲振動している状態では、それぞれ、水平方向に左右に屈曲する際の変形度が異なるため、左右の振動腕3,4の屈曲バランスが崩れてしまう。これにより、各振動腕3,4の変形によって基部2に伝えられる応力もF1,F2が均衡することがないので、打ち消すことができず、Z方向変位や、Y方向変位の原因となり、CI(クリスタルインピーダンス)値の増大を招くと考えられる。
この発明は、振動バランスを改善し、CI値を低く抑えることができるようにした圧電振動片と圧電デバイスならびにジャイロセンサを提供することを目的とする。
上記の目的は、第1の発明によれば、圧電材料で形成した基部と、この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対の振動腕と、前記各振動腕に形成された長さ方向に延びる長溝および長溝に形成された駆動用電極とを備え、前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する調整構造を備え、前記調整構造は、前記各振動腕の付け根部に形成されており、前記長溝について、前記仮想の中心線に関して、その+X軸側の壁部の厚みが−X軸側の壁部の厚みよりも大きくなるようにされている圧電振動片により、達成される。
第1の発明の構成によれば、本発明の圧電振動片の振動腕は、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側の剛性バランスを調整する前記調整構造を備えることにより、不要な方向への変位成分が解消もしくは低減されるので、屈曲振動を行う際の振動バランスが安定し、CI値を低く抑えることができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記各振動腕の付け根部において、前記振動腕の腕幅が、前記基部側で大きく、先端側に向かって急激に縮幅する縮幅部が形成されており、前記調整構造として、前記仮想の中心線に関して+X軸側の縮幅部が、−X軸側の縮幅部よりも大きく形成されていることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、振動腕の長溝をウエットエッチングにて形成する際に、エッチング異方性によって、この長溝の壁部の前記仮想の中心線に関して+X軸側の縮幅部と−X軸側の縮幅部とにおいて生じる厚みの相違に注目し、特に、振動腕の屈曲振動の際に最も歪みが集中する付け根部における+X側の縮幅部を大きく形成することで、長溝の右側の壁部の薄いことに起因した剛性バランスの不良を改善することができる。
第3の発明は、第1または2の発明の構成において、前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する第2の調整構造を備え、前記第2の調整構造が、前記各振動腕の先端部に形成されており、前記第2の調整構造として、前記振動腕の先端部において、前記仮想の中心線に関して、−X軸側の部分が、+X軸側の部分よりも大きく形成されてなることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、振動腕の長溝をウエットエッチングにて形成する際に、エッチング異方性によって、この長溝の壁部に生じる+X軸側と−X軸側の厚みの相違に注目し、前記振動腕の先端部において、前記仮想の中心線に関して、−X軸側の部分を、+X軸側の部分よりも大きく形成することで、長溝全体では、右側の壁部の薄いことに起因した剛性バランスの不良を改善することができる。
また、上記目的は、第4の発明にあっては、収容容器内に圧電振動片を収容した圧電デバイスであって、前記圧電振動片が、圧電材料で形成した基部と、この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対の振動腕と、前記各振動腕に形成された長さ方向に延びる長溝および長溝に形成された駆動用電極とを備え、前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する調整構造を備え、前記調整構造は、前記各振動腕の付け根部に形成されており、前記長溝について、前記仮想の中心線に関して、その+X軸側の壁部の厚みが−X軸側の壁部の厚みよりも大きくなるようにされている圧電デバイスにより、達成される。
第4の発明の構成によれば、第1の発明と同様の原理により、搭載する圧電振動片の振動腕が屈曲振動を行う際の振動バランスが安定し、圧電デバイスのCI値を低く抑えることができる。
また、上記目的は、第5の発明にあっては、圧電材料で形成した基部と、この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対以上の振動腕を備えたジャイロセンサであって、前記各振動腕に形成された長さ方向に延びる長溝と、該長溝に形成された駆動用電極とを備え、前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する調整構造を備え、前記調整構造は、前記各振動腕の付け根部に形成されており、前記長溝について、前記仮想の中心線に関して、その+X軸側の壁部の厚みが−X軸側の壁部の厚みよりも大きくなるようにされているジャイロにより、達成される。
第5の発明の構成によれば、第1の発明において、説明したのと同様の原理により、振動バランスを改善し、CI値を低く抑えることができるようにしたジャイロセンサを提供することができる。
図1及び図2は、本発明の圧電デバイスの第1の実施の形態を示しており、図1はその概略平面図、図2は図1のB−B線概略断面図である。
図において、圧電デバイス30は、水晶振動子を構成した例を示しており、この圧電デバイス30は、収容容器としてのパッケージ36内に圧電振動片32を収容している。パッケージ36は、例えば、絶縁材料として、酸化アルミニウム質のセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層した後、焼結して形成されている。複数の各基板は、その内側に所定の孔を形成することで、積層した場合に内側に所定の内部空間S2を形成するようにされている。この内部空間S2が圧電振動片32を収容するための収容空間である。
このパッケージ36の内部に圧電振動片32をマウントし、蓋体39で気密に封止するようにされている。ここで、蓋体39は、セラミック、金属、ガラスなどの材質を選択して形成されている。
蓋体39が、例えば、金属の場合には、一般に他の材料よりも強度が高い利点がある。パッケージ36との熱膨張率が近似したものが適しており、例えば、コバールなどを使用することができる。
また、蓋封止後の周波数調整を可能にするために、蓋体39は、例えばガラスなどの光透過材料で形成される。例えば、硼珪酸ガラスなどの板体を使用することができる。
パッケージ36の内部空間S2内の図において左端部付近において、内部空間S2に露出して内側底部を構成する積層基板には、例えば、タングステンメタライズ上にニッケルメッキ及び金メッキで形成した電極部31,31が設けられている。この電極部31,31は、外部と接続されて、駆動電圧を供給するものである。この各電極部31,31の上に導電性接着剤43,43が塗布され、この導電性接着剤43,43の上に圧電振動片32の基部51が載置されて、導電性接着剤43,43が硬化されるようになっている。尚、導電性接着剤43,43としては、接合力を発揮する接着剤成分としての合成樹脂剤に、銀製の細粒等の導電性の粒子を含有させたものが使用でき、シリコーン系、エポキシ系またはポリイミド系導電性接着剤等を利用することができる。
圧電振動片32は、圧電材料として、例えば水晶をエッチングして形成されており、本実施形態の場合、圧電振動片32は、小型に形成して、必要な性能を得るために、特に図3の概略平面図および図4で示す図3のC−C線切断端面図で示す構造とされている。
すなわち、圧電振動片32は、パッケージ36側と固定される基部51と、この基部51を基端として、図において上方に向けて、二股に別れて平行に延びる一対の振動腕34,35を備えており、全体が音叉のような形状とされた、所謂、音叉型圧電振動片が利用されている。
圧電振動片32の各振動腕34,35には、図3および図4を参照して理解されるように、それぞれ長さ方向に延びる長い有底の長溝56,57が形成されている。この各長溝56,57は、図3のC−C線切断端面図である図4に示されているように、各振動腕34,35の表裏両面に形成されている。
さらに、図3において、圧電振動片32の基部51の端部(図3では下端部)の幅方向両端付近には、引き出し電極52,53が形成されている。各引き出し電極52,53は、圧電振動片32の基部51の図示しない裏面にも同様に形成されている。
これらの各引き出し電極52,53は、上述したように図1に示されているパッケージ側の電極部31,31と導電性接着剤43,43により接続される部分である。そして、各引き出し電極52,53は、図3および図4に示されているように、各振動腕34,35の長溝56,57内に設けた励振電極54,55とそれぞれ一体に接続されている。また、各励振電極54,55は、図4に示されているように各振動腕34,35の両側面にも形成されており、例えば、振動腕34に関しては、長溝56内の励振電極54と、その側面部の励振電極55とは互いに異極となるようにされている。また、振動腕35に関しては、長溝57内の励振電極55と、その側面部の励振電極54とは互いに異極となるようにされている。
圧電振動片32の基部51と振動腕34,35との間には、基部51の幅方向に縮幅して設けた切欠き部もしくはくびれ部(図示せず)を設けてもよい。
これにより、基部51側への圧電振動片32の振動の漏れを防止して、CI(クリスタルインピーダンス)値を低減することができる。
しかも、圧電振動片32は、全体として、きわめて小型に形成されていて、図3において、例えば、全長が、1300μm程度、振動腕の長さが1040μm程度、腕幅が40μmないし55μm程度とされたきわめて小型の圧電振動片である。
さらに、図5の部分拡大図により詳しく示すように、振動腕34,35の付け根部、すなわち、基部51の前端51a付近において、各振動腕34,35の腕幅が、基部51側で大きく、各振動腕34,35の先端側に向かって急激に縮幅する縮幅部61,62が形成されている。縮幅部61,62は、振動腕の付け根に拡がるヒレ状の部分である。具体的には、縮幅部61は、ひとつの片を基部51の前端に、隣接する他の片を振動腕の付け根の位置(基端部)の左の側縁に、それぞれ一体にされたほぼ直角三角形状のヒレ状部である。縮幅部62は、ひとつの片を基部51の前端に、隣接する他の片を振動腕の付け根の位置(基端部)の右の側縁に、それぞれ一体にされたほぼ直角三角形状のヒレ状部である。
これらの構造は振動腕34,35について同じであるから、振動腕34だけについて説明する。
ここで、図4から明らかなように、振動腕34に長溝56を形成した結果、長溝56を挟む左側の壁部34aと、右側の壁部34bのそれぞれの厚みD1,D2は極端に異なっており、右側の壁部34aは、左側の壁部34bよりも厚い。
このような壁部厚の相違は、長溝56を形成する際に、水晶材料をウエットエッチングすることによって、形成しており、その工程で見られるエッチング異方性に基づいて、水晶の結晶構造における方位によってエッチングの進行スピードが異なるからである。
この実施形態では、このようなエッチング異方性による振動腕34の左右の剛性バランスを調整する構造として、縮幅部61,62に注目し、長溝56を挟んで幅方向の一方の側の縮幅部を大型の縮幅部62とし、長溝56を挟んで幅方向の他方の側の縮幅部を通常の大きさの縮幅部61としている。すなわち、図3のように、基部51を図の下方に配置し、この基部から上方に向かって各振動腕34,35が延びるように配置した場合には、図3および図4に示すように、右側の縮幅部を大型の縮幅部62とし、左側の縮幅部をこれより小さな通常の大きさの縮幅部61としたものである。
このように、左右で縮幅部の大きさを異ならせる方法としては、上記ウエットエッチングの際に、マスク形状を左右で異ならせることで実現できる。
これにより、各振動腕34,35が屈曲振動をする際に、最も歪みが大きくなる振動腕の付け根部分において、振動腕34,35の右側に大型の縮幅部62を形成することで、この箇所の振動腕34,35の右側の剛性を高めることができる。
ここで、図4に示した左の壁部厚寸法D1と、右の壁部厚寸法D2の違いに応じて、通常の大きさの縮幅部61に対する大型の縮幅部62の大きさを決定することができる。
図6は図5で説明した構造とした圧電振動片32について、各振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図である。本実施形態の圧電振動片32では、図示されているように、各振動腕の左右の応力バランスを調整して均衡させることで、基部の下部付近、すなわち、図3の引出し電極52,53付近に対応する箇所で歪みが小さいことがわかる。
これに対して、図7は、圧電振動片の振動腕に形成される縮幅部について、左右で同じ大きさにした場合、すなわち、例えば、図5の振動腕34を例に説明すると、通常の大きさの左側の縮幅部61と、右側の大型の縮幅部62とを図示の例とは異なり、同じ大きさにした場合に、振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図である。図6の場合と比較すると、図7の場合には、基部の下部付近で、図6の場合よりも歪みが大きい。
図8は、圧電振動片の第2の実施形態を示す要部拡大図であり、図5と同じ箇所を示している。この実施形態の図示した箇所以外は、図1ないし図5で説明した第1の実施形態と同じであり、かつ同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
また、振動腕34と振動腕35の構造は同じであるから、振動腕34についてだけ説明する。
この実施形態では、左右の剛性を調整するための調整構造が、振動腕34の付け根部51aに近接して形成されている。
具体的には、振動腕34の長さ方向に延びる長溝56において、その左右の壁部65,66に関し、右側の壁部66の一部について、左側の壁部65よりも厚くした厚み増加部66aを設けている。
これにより、長溝56全体では、右側の壁部の薄いことに起因した振動腕34の左右の剛性バランスの不良を改善することができる。
図9は、第2の実施形態において各振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図である。図9の場合には、基部の下部付近で、図7の場合よりも歪みが小さいことがわかる。
図10は、圧電振動片の第3の実施形態を示す要部拡大図であり、圧電振動片の各振動腕34,35の先端付近を示している。この実施形態の図示した箇所以外は、図1ないし図5で説明した第1の実施形態と同じであり、かつ同一の符号を付した箇所は共通する構成であるから、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
また、振動腕34と振動腕35の構造は同じであるから、振動腕34についてだけ説明する。
この実施形態では、振動腕の屈曲振動の際に錘の役目を果たす各振動腕の先端部について、その左右の重量を変更することで、長溝の左右の壁部の厚みの相違による剛性バランスの相違に対して、補正用の重量変化を付与するものである。
すなわち、図10に示されているように、振動腕34の先端部において、左側の部分が、右側の部分よりも大きくなるように形成されている。
具体的には、例えば、図10(a)に示すように、振動腕34の先端部の右側側面に斜めの切欠き部71を形成して、材料を除去することにより、仮想の中心線C1の右側の重量を左側の重量より減らしている。
また、例えば図10(b)に示すように、振動腕34の先端部の仮想の中心線C1よりも左側の部分に凸部72を一体に形成し、材料を増やすことにより、左側の重量を右側の重量より大きくしている。
この実施形態においても、長溝56全体では、右側の壁部66の薄いことに起因した振動腕34の左右の剛性バランスの不良を改善することができる。
図11は、第3の実施形態において各振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図である。図11の場合には、基部の下部付近で、図7の場合よりも歪みが小さいことがわかる。
図12は、本発明による第4の実施形態としての水晶振動片であるジャイロセンサの概略構成を示す平面図である。
図12において、X方向は水晶の電気軸、Y’方向は水晶の機械軸、Z’方向は水晶の光軸(成長軸)を示している。
図12において、ジャイロセンサ80は、センサ本体81が、パッケージ98内に収容されており、このパッケージ98内は、第1の実施形態で説明したパッケージ36とほぼ同様に、センサ本体81を収容できる形態の箱状に形成されており、センサ本体81を励振する励振回路等の駆動手段と、センサ本体81からの振動を検出する回路等を備えている(図示せず)。
センサ本体81は、水晶をエッチングして第1の実施形態の圧電振動片と同じ工程により形成されている。つまり、センサ本体81は、第1の実施形態の圧電振動片32と形状は異なるが同じ製造工程により、後述する外形と溝部とを形成することができる。
図12において、センサ本体81の左右の方向に長い基部82は、パッケージ98に対して固定されている。
基部82の左右の端部付近を起点として、基部82の延びる方向と直交する方向で、かつ図12の上方に向かって励振用振動腕84,84が平行に延びている。また、基部82の左右の端部付近を起点として、基部82の延びる方向と直交する方向で、かつ図12の下方に向かって検出用振動腕85,85が平行に延びている。
そして、各励振用振動腕84,84の表面側には、それぞれ長さ方向に並んだ長い溝部56,56が設けられており、これらの各溝部には、第1の実施形態と同様に励振電極が形成されている(図示せず)。これと同様の構造で、各検出用振動腕85,85の表面側及び裏面側にも溝部がそれぞれ形成され、各溝部には、検出用電極が形成されている(図示せず)。
図12において、ジャイロセンサ80の励振用振動腕84,84は、駆動手段としての図示しない励振回路から、駆動用電圧が印加されることにより、矢印E,Eに示すように、その先端部どうしが接近したり離間したりするようにして振動する。この際に、図12に示すように、Y’軸回りに回転角速度ωが働くと、励振用振動腕84,84は、X軸方向の振動の方向と、回転角速度ωとのベクトル積の方向に働くコリオリの力Fcを受けて、次式にしたがって、Y’軸に沿って(プラスY方向とマイナスY方向に交互に)振動するようになっている(ウオーク振動)。この振動は基部82を介して検出用振動腕85,85に伝えられる

Fc=2mV・ω(mは、励振用振動腕84,84の振動部分の質量、Vは励振用振動腕84,84の速度)・・・・・・(1)式
検出用振動腕85の振動に基づく電界は、図示しない検出用電極により信号として取り出され、かくして回転角速度ωの検出を行うことができる。
さらに、本実施形態においても、長溝56を形成する際にエッチング異方性による振動腕84の左右の剛性バランスを調整する構造として、振動腕84の付け根部の縮幅部61,62に注目し、長溝56を挟んで幅方向の一方の側の縮幅部を大型の縮幅部62とし、長溝56を挟んで幅方向の他方の側の縮幅部を通常の大きさの縮幅部61としている。すなわち、図13のように、基部51から上方に向かって各振動腕84,84が延びるように配置した場合には、拡大図に示すように、右側の縮幅部を大型の縮幅部62とし、左側の縮幅部をこれより小さな通常の大きさの縮幅部61としたものである。なお、詳細な説明は省略するが、図13において、基部82から下方に平行に延びる振動腕85,85にも、長溝が形成され、上記と同様な縮幅部が形成されている。
これにより、各振動腕が屈曲振動をする際に、最も歪みが大きくなる振動腕の付け根部分において、振動腕の右側に大型の縮幅部62を形成することで、この箇所の振動腕の右側の剛性を高めることができる。
なお、ジャイロセンサ80の振動腕には、図13で示したバランスの調整構造に代え、あるいは該調整構造に加えて、図8や図10で説明した構造を採用するようにしてもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わせたり、省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
また、この発明は、パッケージ内に圧電振動片を収容するものであれば、水晶振動子、水晶発振器、ジャイロ、角度センサ等の名称にかかわらず、全ての圧電振動片とこれを利用した圧電デバイスに適用することができる。
また、上述の実施形態では、パッケージにセラミックを使用した箱状のものを利用しているが、このような形態に限らず、金属製のシリンダー状のケース等のパッケージと同等の収容容器に圧電振動片を収容するものであれば、いかなるパッケージやケースを伴うものについても本発明を適用することができる。
本発明の実施形態に係る圧電デバイスの概略平面図。 図1の圧電デバイスのB−B線における概略断面図。 図1の圧電デバイスに使用される第1の実施形態に係る圧電振動片の概略平面図。 図3の圧電振動片のC−C線切断端面図。 図3の圧電振動片の要部拡大図。 本発明に含まれない圧電振動片の参考例において、振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図。 第1の実施形態の圧電振動片において、振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図。 第2の実施形態の圧電振動片の要部拡大図。 第2の実施形態の圧電振動片において、振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図。 第3の実施形態の圧電振動片の要部拡大図。 第3の実施形態の圧電振動片において、振動腕が屈曲振動している際の振動変位のシミュレーションによるベクトル図。 第4の実施形態のジャイロセンサの概略平面図。 従来の圧電振動片の概略平面図。 図13のA−A線切断端面図。
符号の説明
30・・・圧電デバイス、36・・・パッケージ、32・・・圧電振動片、34,35・・・振動腕、51・・・基部、54,55・・・励振電極、56,57・・・長溝、61・・・通常の縮幅部、62・・・大型の縮幅部、80・・・ジャイロセンサ

Claims (5)

  1. 圧電材料で形成した基部と、
    この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対の振動腕と、
    前記各振動腕に形成された長さ方向に延びる長溝および長溝に形成された駆動用電極と
    を備え、
    前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する調整構造を備え、
    前記調整構造は、前記各振動腕の付け根部に形成されており、前記長溝について、前記仮想の中心線に関して、その+X軸側の壁部の厚みが−X軸側の壁部の厚みよりも大きくなるようにされている
    ことを特徴とする圧電振動片。
  2. 前記各振動腕の付け根部において、前記振動腕の腕幅が、前記基部側で大きく、先端側に向かって急激に縮幅する縮幅部が形成されており、前記調整構造として、前記仮想の中心線に関して+X軸側の縮幅部が、−X軸側の縮幅部よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片。
  3. 前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する第2の調整構造を備え、
    前記第2の調整構造が、前記各振動腕の先端部に形成されており、前記第2の調整構造として、前記振動腕の先端部において、前記仮想の中心線に関して、−X軸側の部分が、+X軸側の部分よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧電振動片。
  4. 収容容器内に圧電振動片を収容した圧電デバイスであって、
    前記圧電振動片が、
    圧電材料で形成した基部と、
    この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対の振動腕と、
    前記各振動腕に形成された長さ方向に延びる長溝および長溝に形成された駆動用電極と
    を備え、
    前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する調整構造を備え、
    前記調整構造は、前記各振動腕の付け根部に形成されており、前記長溝について、前記仮想の中心線に関して、その+X軸側の壁部の厚みが−X軸側の壁部の厚みよりも大きくなるようにされている
    ことを特徴とする圧電デバイス。
  5. 圧電材料で形成した基部と、この基部と一体に形成され、かつ前記基部から平行に延びる少なくとも一対以上の振動腕を備えたジャイロセンサであって、
    前記各振動腕に形成された長さ方向に延びる長溝と、
    該長溝に形成された駆動用電極と
    を備え、
    前記各振動腕には、その長さ方向に延びる仮想の中心線に関して、+X軸側と−X軸側とで剛性バランスを調整する調整構造を備え、
    前記調整構造は、前記各振動腕の付け根部に形成されており、前記長溝について、前記仮想の中心線に関して、その+X軸側の壁部の厚みが−X軸側の壁部の厚みよりも大きくなるようにされている
    ことを特徴とするジャイロセンサ。
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