JP5970699B2 - センサーユニット、電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、振動片、センサーユニット、電子機器に関する。
車両における車体制御やカーナビゲーションシステムの自車位置検出、また、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの振動制御補正機能(所謂手ぶれ補正)などを充実させる角速度センサーとしての振動ジャイロセンサー(以下振動ジャイロと呼ぶ)が広く利用されている。振動ジャイロは、高弾性材料としての水晶などの圧電性単結晶物からなるジャイロ振動片により、物体の揺れや回転などの振動によってジャイロ振動片の一部に発生する電気信号を角速度として検出し、回転角を算出することによって物体の変位を求めるものである。
ジャイロセンサーに用いられる振動片としては、従来より、水晶などの圧電体材料により形成された圧電振動片(振動ジャイロ素子)が広く用いられている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の振動片は、水晶からなる基部と、基部の一端部から並行させて延伸された一対の振動腕と、を含む、所謂音叉型の圧電振動片である。各振動腕の主面(第1表面)には振動腕を励振する駆動電圧を供給する駆動電極(励振電極)が設けられ、第1表面と直交する側面には検出電極が設けられている。そして、駆動電極に駆動信号(励振信号)を印加することにより、振動腕を振動させることができる。ここで、この振動片に駆動信号を印加して振動腕を第1表面に沿った方向に振動(面内振動)させているときに、振動腕の延伸方向の軸(例えば、水晶Z板を基材とした振動ジャイロ素子の場合、Y軸)を検出軸として回転させると、コリオリの力により振動腕が第1表面と直交する方向に振動(面外振動)する。この面外振動の振幅は振動片の回転速度に比例することから角速度として検出することができる。
このような振動ジャイロ素子は、その利用目的や利用環境から、ますます高速・高精度で特性バラツキが少なく、また耐久性が高く、小型薄型化に対応することが要求されている。これらの要求に応える一つの要素として、振動ジャイロ素子を搭載するパッケージング技術が重要である。具体的には、振動ジャイロ素子の感度や精度を落とすこと無く確実に振動ジャイロ素子が保持され、且つ外部からの衝撃に充分耐えられるパッケージングが重要であり、これらに関して、様々な提案がされている。例えば、特許文献2には、センサー部と固定部との間に湾曲部を含んだ支持腕部を設け、外部からの振動の影響を軽減する技術が提案されている。
特開平5−256723号公報 特開2011−75415号公報
しかしながら、特許文献2に記載の技術は、センサー部に対する外部からの振動や衝撃を緩和することが目的であるため、振動ジャイロ素子が発生する振動の処理については何ら考慮されていなかった。そのため、固定部の固定の仕方によっては、振動ジャイロ素子が発生する振動が、固定部に漏れることにより、振動ジャイロ素子の検出特性に影響を与えてしまうという問題があった。具体的には、例えば、駆動部(振動腕)と検出部(検出腕)とを、連結された別々の振動部で構成する振動ジャイロ素子などの場合に、固定部からパッケージ側に振動が漏れることにより、駆動部(振動腕)に発生する振動が検出部(検出腕)に有効に、または効率良く伝達されない虞があった。そのため、振動ジャイロ素子の固有振動に悪影響を与え、不必要なスプリアス振動が発生したり、検出した面外振動に損失を生じたりして、角速度検出感度および精度を低下させるという問題が生じた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例または形態として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる振動片は、基部と、前記基部の一端から延出している第1振動腕と、前記基部の前記一端とは反対側の他端から延出している第2振動腕と、を備えている振動体と、前記振動体を保持している固定部と、前記振動体と前記固定部とを連結している連結部と、を備え、前記第1振動腕および前記第2振動腕のうち、一方が駆動用振動腕であり、他方が検出用振動腕であり、前記連結部には、突状部が設けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、振動片は、振動体と、固定部と、それぞれを連結する連結部と、を備え、振動体は、基部からそれぞれが反対方向に延出する駆動用振動腕と検出用振動腕とによって構成されている。このような構成の振動ジャイロなどの場合には、駆動用振動腕の面内振動および面外振動が、基部を介して検出用振動腕に安定して伝達されることで、角速度の検出感度および検出精度が安定したものとなる。一方、振動体の振動が、連結部を介して固定部から漏れてしまうような場合、具体的には、振動が、例えば接着剤などを介して実装された実装基板に漏れてしまうような場合には、安定した角速度の検出が妨げられてしまう。これに対し、本適用例によれば、上記構成の連結部に突状部が設けられており、この突状部が、振動体から漏れ出る振動を動吸振器として作用し吸収するため、固定部から漏れる振動を低減することができる。その結果、駆動用振動腕から検出用振動腕へ伝播される振動が阻害されることで発生する検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる振動片において、前記連結部は、湾曲部を有し、前記突状部は、前記湾曲部に設けられていることを特徴とする。
本適用例のように、連結部は湾曲部を有し、突状部はこの湾曲部に設けられていることが好ましい。このように構成することで、連結部が変形する自由度が増し、連結部の応力緩和作用が向上する。また、湾曲部に設けられた突状部によって湾曲部自体の振動が低減される。つまり、固定部から漏れる振動を低減することができる。その結果、駆動用振動腕から検出用振動腕へ伝播される振動が阻害されることで発生する検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる振動片において、前記連結部は、前記第1振動腕が延出する方向と交差する方向において、前記基部を挟持するように前記基部に連結された一対の腕から構成されていることを特徴とする。
本適用例のように、連結部は、第1振動腕が延出する方向と交差する方向において、基部を挟持するように基部に連結された、一対の腕から構成されていることが好ましい。このように構成することで、連結部は、振動の節の領域を安定して固定部に連結させることが容易となり、第1振動腕および第2振動腕(駆動用振動腕および検出用振動腕)の振動および振動の伝播を大きく妨げることなく基部を固定部に連結させることができる。その結果、駆動用振動腕から検出用振動腕へ伝播される振動が阻害されることで発生する検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる振動片において、前記突状部は、前記第1振動腕が延出する方向に沿って延出して設けられていることを特徴とする。
本適用例のように、突状部は、第1振動腕が延出する方向に沿って延出して設けられていることが好ましい。このように構成することで、突状部は、少なくとも第1振動腕の振動方向と同じ方向の振動を吸収しやすくすることができる。その結果、突状部の動吸振器としての作用をより向上させることができるため、固定部から漏れる振動をより低減することができる。
[適用例5]本適用例にかかるセンサーユニットは、上記適用例のいずれかに記載の振動片と、前記駆動用振動腕を励振させる駆動回路と、前記検出用振動腕に生じる検出信号を検出する検出回路と、を含む電子部品と、を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、センサーユニットは、上記適用例に記載の振動片を備えていることから、振動片の振動漏れによる検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができるセンサーユニットを提供することが可能となる。
[適用例6]本適用例にかかる電子機器は、上記適用例のいずれかに記載の振動片を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、電子機器は、上記適用例に記載の振動片を備えていることから、振動片の振動漏れによる特性の劣化が抑制され、安定した特性を有する電子機器を提供することが可能となる。
第1実施形態に係る振動片としての振動ジャイロ素子を示す模式斜視図。 従来の振動ジャイロ素子を示す模式斜視図。 (a)第2実施形態に係るジャイロセンサーを示す平面図、(b)C−C部断面図。 (a)電子機器の一実施形態としてのデジタルビデオカメラの斜視図、(b)携帯電話機の斜視図、(c)情報携帯端末(PDA)の斜視図。 (a)〜(c)振動ジャイロ素子の変形例を示す模式平面図。
以下に本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。以下は、本発明の一実施形態であって、本発明を限定するものではない。なお、以下の各図においては、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる尺度で記載している場合がある。
(第1の実施形態)
〔振動ジャイロ素子〕
まず、本発明の振動片を振動ジャイロ素子として具体化した実施形態について説明する。図1は、振動片としての振動ジャイロ素子10を示す模式斜視図である。
振動ジャイロ素子10は、振動体1と、固定部2と、振動体1と固定部2とを連結する一対の連結部3などから構成されている。
振動体1、固定部2、および連結部3は、基材(主要部分を構成する材料)を加工することにより一体に形成されている。基材としては、例えば、圧電体材料である水晶を用いている。水晶は、電気軸と呼ばれるX軸、機械軸と呼ばれるY軸および光学軸と呼ばれるZ軸を有している。本実施形態では、水晶結晶軸において直交するX軸およびY軸で規定される平面に沿って切り出されて平板状に加工され、平面と直交するZ軸方向に所定の厚みを有した所謂水晶Z板を基材として用いた例を説明する。なお、ここでいう所定の厚みは、発振周波数(共振周波数)、外形サイズ、加工性などにより適宜設定される。
また、振動ジャイロ素子10を成す平板は、水晶からの切り出し角度の誤差を、X軸、Y軸およびZ軸の各々につき多少の範囲で許容できる。例えば、X軸を中心に0度から2度の範囲で回転して切り出したものを使用することができる。Y軸およびZ軸についても同様である。
このような振動ジャイロ素子10の外形形状は、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチング(ウエットエッチングまたはドライエッチング)により形成することができる。なお、振動ジャイロ素子10は、1枚の水晶ウェハーから複数個取りすることが可能である。
振動体1は、中心部分に位置する略矩形状の基部21と、基部21のY軸方向の端部のうち一方の端部(図中+Y方向)からY軸に沿って並行させて延伸(延出)された一対の第1振動腕としての駆動用振動腕22と、基部21の他方の端部(図中−Y方向)からY軸に沿って並行させて延伸された一対の第2振動腕としての検出用振動腕23と、を有している。このように、基部21の両端部から、一対の駆動用振動腕22と一対の検出用振動腕23とが、それぞれ同軸方向に延伸された形状から、振動体1は、H型振動片(H型振動ジャイロ素子)と呼ばれることがある。H型の振動体1は、駆動用振動腕22と検出用振動腕23とが、基部21の同一軸方向の両端部からそれぞれ延伸されているので、駆動系と検出系が分離されることから、駆動系と検出系の電極間あるいは配線間の静電結合が低減され、検出感度が安定するという特徴を有する。
基部21の中央は、振動体1の重心位置としての重心であることができる。X軸、Y軸及びZ軸は、互いに直交し、重心を通るものとする。振動体1の外形は、重心を通るY軸方向の仮想の中心線に対して線対称であることができる。これにより、振動体1の外形はバランスのよいものとなり、振動ジャイロ素子の特性が安定して検出感度が向上するので好ましい。
駆動用振動腕22の+Y方向の先端側には、延伸する腕の部分より幅が大きい(X軸方向に幅広い)略矩形状の錘部22vが形成されている。錘部22vの表面には、調整錘22wが設けられている。調整錘22wは膜体であり、好適例として金属材料から形成されている。
なお、調整錘22wは、金属材料に限定するものではなく、不導体材料により形成してもよい。不導体材料を使用する場合、材料の選択肢が広がる点で有利となるが、なるべく密度の高い(比重が大きい)材料を用いることが好ましい。また、図示を省略したが、調整錘22wは、錘部22vの両主面、および、両側面に設けることができる。
なお、主面とは、振動ジャイロ素子10を構成する基材のXY平面上の表裏面を言う。
固定部2は、振動体1と同じ平面上に検出用振動腕23を囲むように配置されるフレーム体であり、連結部3を介して、基部21を挟持するように基部21に連結されている。振動ジャイロ素子10を実装基板などに搭載する際には、導電性接着剤などを介して固定部2を実装基板に接着する。図1に示す領域Aは、少なくともその一部に導電性接着剤を塗布するなどして、固定部2を実装基板に接着することのできる領域を示している。また、振動ジャイロ素子10が搭載される実装基板には、領域Aの部分を除く領域に凹部を設けるなどして、振動体1の振動が妨げられないような空間を構成する必要がある。なお、実装基板を含めたセンサーユニットとしての具体的な構成については後述する。
連結部3は、基部21の駆動用振動腕22および検出用振動腕23が延伸する方向と直交する方向(X軸方向)の両端の略中央部からX軸に沿ってそれぞれ反対方向に延伸するように形成され、固定部2と基部21とを連結させている。
また、振動ジャイロ素子10は、一対の突状部(バランス用腕)24を有している。突状部24は、一対の連結部3のそれぞれの先端部領域(固定部2に連結する部分)から、駆動用振動腕22(第1振動腕)が延伸する方向(+Y方向に)に沿って設けられている。
また、突状部24の+Y方向の先端側には、延伸する腕の部分より幅が大きい(X軸方向に幅広い)略矩形状の錘部24vを有している。錘部24vの表面には、調整錘24wが設けられている。調整錘24wは、調整錘22wと同様に形成された膜体である。
なお、駆動用振動腕22には、駆動系の電極が、また、検出用振動腕23には、検出系の電極が備えられるが、これらは、従来の振動ジャイロ素子の電極の接続関係と同様であるため、図示および説明を省略する。
次に、振動ジャイロ素子10の角速度検出動作について説明する。
上記のような構成の振動ジャイロ素子10において、まず、駆動用振動腕22に駆動系の電極を通して、駆動用振動腕22のX軸方向の共振周波数と一致する周波数の交流電圧を印加する。すると、一対の駆動用振動腕22は、XY平面にて音叉振動(図1において、実線矢印で示す面内振動)を開始する。この振動は、基部21を伝播することで、検出用振動腕23を共振(面内振動)させる。
この状態において、Y軸回りに角速度が作用すると、駆動用振動腕22および駆動用振動腕22に共振する検出用振動腕23はコリオリの力を受けてZ軸方向に面外振動する(図1において、破線矢印で示す振動)。この面外振動の振幅は振動ジャイロ素子10の回転速度に比例することから、検出用振動腕23に備えられた検出系の電極を介して角速度として検出することができる。
角速度の検出感度および検出精度をバラツキが少なく安定したものとするためには、駆動用振動腕22の面内振動および面外振動が、基部21を介して検出用振動腕23に安定して伝達されるようにする必要がある。振動体1の振動が、連結部3を介して固定部2から漏れてしまうような場合には、安定した角速度の検出が妨げられてしまう。そのため、突状部24により、漏れ出る振動を吸収し抑制できるようにしている。
以下にその具体的な説明を行なう。
図2は、従来の振動片としての振動ジャイロ素子9を示す模式斜視図である。振動ジャイロ素子9は、一対の突状部24を有していない点を除き、振動ジャイロ素子10と同じである。
振動ジャイロ素子9の角速度検出動作も、振動ジャイロ素子10と同様であり、まず、駆動用振動腕22に駆動系の電極を通して交流電圧を印加し、一対の駆動用振動腕22をXY平面にて音叉振動させ、また、検出用振動腕23をXY平面にて共振振動させる。この状態において、Y軸回りに角速度が作用すると、駆動用振動腕22および検出用振動腕23はコリオリの力を受けてZ軸方向に面外振動する。この面外振動の振幅から、角速度を検出する。
この面外振動は、連結部3を介して固定部2から漏れる傾向にある。具体的には、図2に示すB部(固定部2に連結される連結部3の端部領域)において矢印で示すような面外振動が生じ、この振動エネルギーは、固定部2に伝達される。つまり、振動エネルギーは、固定部2が実装基板などに接着されている場合には、実装基板に漏れることになる。換言すると、実装基板に接着(固定)された固定部2は、B部の振動を抑制する応力を発生する。この応力は、固定部2が実装基板に接着される方法(接着剤やその量)や接着場所などの固定方法やそのバラツキによって容易に変化する。その結果、振動体1の振動に悪影響を与え、不必要なスプリアス振動が発生したり、検出した面外振動に損失を生じたりして、角速度検出感度および精度を不安定にするという問題が生じる。
これに対し、本実施形態の振動ジャイロ素子10では、突状部24を備えることにより、動吸振器として漏れ出る振動を吸収している。図1を参照し、具体的に説明する。
突状部24は、B部(固定部2に連結される連結部3の端部領域)から、Y軸に沿って(+Y方向に)延伸されている。そのため、B部に発生する面外振動は、突状部24に伝達され、突状部24は、図1の破線で示すような面外振動をする。つまり、固定部2に漏れ出る振動エネルギーは、突状部24によって吸収される。より具体的には、B部が振動の節となるように突状部24が振動することによって、固定部2に漏れ出る振動が抑制される。その結果、駆動用振動腕22から検出用振動腕23へ伝播される振動が阻害されることで発生する検出特性の劣化が抑制される。
また、この突状部24の動吸振器としての効果は、振動ジャイロ素子10の基材である水晶のエッチング異方性や、製造バラツキなどにより、ばらつく場合がある。このバラツキは、突状部24に設けられた錘部24vの質量調整を行なうことで、減少させることができる。具体的には、錘部24vの調整錘24wの一部をレーザー光の照射などにより除去することで行なう。
また、突状部24により吸収する振動の周波数範囲をより広くするためには、突状部24のQ値を低く設定することが好ましい。突状部24のQ値を低く設定する方法としては、例えば、Q値の低い素材を突状部24に貼り付ける方法や、突状部24の延伸する方向に溝を掘り、溝にQ値の低い素材を埋め込むなどの方法がある。
以上述べたように、本実施形態による振動片としての振動ジャイロ素子10によれば、以下の効果を得ることができる。
振動ジャイロ素子10は、振動体1と、固定部2と、それぞれを連結する連結部3と、を備え、振動体1は、基部21からそれぞれが反対方向に延出する駆動用振動腕22と検出用振動腕23とによって構成されている。また、連結部3のそれぞれの先端部領域(固定部2に連結する部分)から、Y軸に沿って(+Y方向に)延伸する一対の突状部24を有している。このような構成とすることで、固定部2から漏れる振動を低減することができる。その結果、検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
なお、上述した実施形態では、駆動用振動腕22を第1振動腕として、検出用振動腕23を第2振動腕として説明したが、第1振動腕が検出用振動腕23であり、第2振動腕が駆動用振動腕22であっても良い。
(第2の実施形態)
〔ジャイロセンサー〕
次に、第2の実施形態にかかるセンサーユニットとしてのジャイロセンサー100について説明する。なお、説明にあたり、上述した実施形態と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略する。
図3は、ジャイロセンサー100を説明するものであり、図3(a)は上側からみた概略平面図、図3(b)は、図3(a)のC−C線断面を示す概略断面図である。
なお、図3(a)では、ジャイロセンサー100の内部の構造を説明する便宜上、ジャイロセンサー100の上方に設けられた蓋体としての蓋体130を取り外した状態を図示している。また、本実施形態のジャイロセンサー100の構成では、振動片として、上記実施形態の振動ジャイロ素子10を搭載した例を説明する。
図3(b)に示すように、ジャイロセンサー100は、パッケージ110の凹部に、振動ジャイロ素子10と、電子部品としての半導体装置120と、を収容し、パッケージ110の開口部を蓋体130により密閉し、内部を気密に保持されている。パッケージ110は、図3(b)に示すように、平板上の第1基板111と、第1基板111上に、枠状の第2基板112、第3基板113、第4基板114、を順に積層、固着して形成され、半導体装置120と振動ジャイロ素子10とが収容される凹部が形成される。基板111,112,113,114は、例えばセラミックスなどにより形成される。
第1基板111の凹部側の電子部品搭載面111aには、半導体装置120が載置され、固定されるダイパッド115が設けられている。半導体装置120はダイパッド115上に、例えば、ダイアタッチ材140(例えばろう材)によって接着され、固定されている。
半導体装置120は、振動ジャイロ素子10を駆動振動させるための励振手段としての駆動回路と、角速度が加わったときに振動ジャイロ素子10に生じる検出振動を検出する検出手段としての検出回路と、を有する。具体的には、半導体装置120が有する駆動回路は、振動ジャイロ素子10の一対の駆動用振動腕22にそれぞれ形成された図示しない駆動電極に駆動信号を供給する。また、半導体装置120が有する検出回路は、振動ジャイロ素子10の一対の検出用振動腕23にそれぞれ形成された図示しない検出電極に生じる検出信号を増幅させて増幅信号を生成し、該増幅信号に基づいてジャイロセンサー100に加わった回転角速度を検出する。
第2基板112は、ダイパッド115上に搭載される半導体装置120が収容可能な大きさの開口を有する枠状の形状に形成されている。第3基板113は、第2基板112の開口より広い開口を有する枠状の形状に形成され、第2基板112上に積層され、固着される。そして第2基板112に第3基板113が積層されて第3基板113の開口の内側に現れる第2基板面112aには、半導体装置120の図示しない電極パッドと電気的に接続するボンディングワイヤーBWが接続される複数のIC接続端子112bが形成されている。そして、半導体装置120の図示しない電極パッドとパッケージ110に設けられたIC接続端子112bとが、ワイヤーボンディング法を用いて電気的に接続されている。すなわち、半導体装置120に設けられた複数の電極パッドと、パッケージ110の対応するIC接続端子112bとが、ボンディングワイヤーBWにより接続されている。また、IC接続端子112bのいずれかは、パッケージ110の図示しない内部配線により、第1基板111の外部底面111bに設けられた複数の外部接続端子111cに電気的に接続されている。
第3基板113上には、第3基板113の開口より広い開口を有する第4基板114が積層され、固着されている。そして、そして第3基板113に第4基板114が積層されて第4基板114の開口の内側に現れる第3基板面113aには、振動ジャイロ素子10に形成された図示しない接続パッドと接続される複数のジャイロ素子接続端子113bが形成されている。ジャイロ素子接続端子113bは、パッケージ110の図示しない内部配線によってIC接続端子112bのいずれかと電気的に接続されている。振動ジャイロ素子10は、第3基板面113aに振動ジャイロ素子10の固定部2を、図示しない接続パッドとジャイロ素子接続端子113bとの位置を合わせて載置し、導電性接着剤150によって接着固定する。
更に、第4基板114の開口の上面に蓋体130が配置され、パッケージ110の開口を封止し、パッケージ110の内部が気密封止され、ジャイロセンサー100が得られる。蓋体130は、例えば、42アロイ(鉄にニッケルが42%含有された合金)やコバール(鉄、ニッケルおよびコバルトの合金)等の金属、セラミックス、あるいはガラスなどを用いて形成することができる。例えば、金属により蓋体130を形成した場合には、コバール合金などを矩形環状に型抜きして形成されたシールリング160を介してシーム溶接することによりパッケージ110と接合される。パッケージ110および蓋体130によって形成される凹部空間は、振動ジャイロ素子10が動作するための空間となるため、減圧空間または不活性ガス雰囲気に密閉・封止することが好ましい。
以上述べたように、本実施形態によるセンサーユニットとしてのジャイロセンサー100によれば、振動ジャイロ素子10を備えていることから、振動片の振動漏れによる検出特性の劣化が抑制され、安定した角速度の検出がされるセンサーユニットを提供することが可能となる。
(第3の実施形態)
〔電子機器〕
図4(a)は、上記実施形態で説明した振動ジャイロ素子10、および、それを備えたセンサーユニットとしてのジャイロセンサー100を搭載した電子機器としてのデジタルビデオカメラへの適用例を示すものである。デジタルビデオカメラ240は、受像部241、操作部242、音声入力部243、および表示ユニット1001を備えている。このようなデジタルビデオカメラ240に、上記実施形態の振動ジャイロ素子10や、センサーユニットとしてのジャイロセンサー100を搭載することにより、所謂手ぶれ補正機能を具備させることができる。
また、図4(b)は、電子機器としての携帯電話機、図4(c)は、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)への適用例をそれぞれ示すものである。
まず、図4(b)に示す携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002、並びに表示ユニット1002を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、表示ユニット1002に表示される画面がスクロールされる。
また、図4(c)に示すPDA4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002、並びに表示ユニット1003を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が表示ユニット1003に表示される。
このような携帯電話機3000やPDA4000に、上記実施形態の振動ジャイロ素子10や、センサーユニットとしてのジャイロセンサー100を搭載することにより、様々な機能を付与することができる。例えば、図4(b)の携帯電話機3000に、図示しないカメラ機能を付与した場合に、上記のデジタルビデオカメラ240と同様に、手振れ補正を行うことができる。また、図4(b)の携帯電話機3000や、図4(c)のPDA4000に、GPS(Global Positioning System)として広く知られる汎地球測位システムを具備した場合に、上記実施形態の振動ジャイロ素子10や、センサーユニットとしてのジャイロセンサー100を搭載することにより、GPSにおいて、携帯電話機3000やPDA4000の位置や姿勢を認識させることができる。
なお、図4に示す電子機器に限らず、本発明の振動片を備えたセンサーユニット(ジャイロセンサー)を適用可能な電子機器として、モバイルコンピューター、カーナビゲーション装置、電子手帳、電卓、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ゲーム機などが挙げられる。
以上述べたように、本実施形態による電子機器によれば、振動ジャイロ素子10を備えていることから、振動片の振動漏れによる検出特性の劣化が抑制され、安定した角速度の検出がされる電子機器を提供することが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。ここで、上述した実施形態と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略している。
図5(a)〜(c)は、振動ジャイロ素子の変形例を示す模式平面図である。
図5(a)〜(c)において、A1は第1振動腕、A2は第2振動腕を示し、どちらか一方が駆動用振動腕であり、他方が検出用振動腕である。また、A3は連結部であり、A4は突状部であり、A5は固定部を示している。
なお、図5(a)〜(c)では図示を省略しているが、駆動用振動腕には、第1の実施形態で説明した錘部22vや調整錘22wを備えていても良い。また、突状部には、錘部24vや調整錘24wを備えていても良い。
以下、それぞれの形状を具体的に説明する。
(変形例1)
図5(a)は、変形例1にかかる振動ジャイロ素子を示す模式平面図である。
第1の実施形態では、図1に示すように、固定部2は、検出用振動腕23を囲むように配置されるフレーム体であるとして説明したが、この構成に限定するものではなく、図5(a)に示すA5のように、固定部は、一対の板状体であっても良い。
このような構成であっても、突状部(A4)により固定部(A5)から漏れる振動を低減することができる。その結果、検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
(変形例2)
図5(b)は、変形例2にかかる振動ジャイロ素子を示す模式平面図である。
第1の実施形態では、図1に示すように、連結部3は、基部21のX軸方向の両端の略中央部からX軸に沿ってそれぞれ反対方向に延伸するように形成され、固定部2と基部21とを連結させていると説明したが、図5(b)に示すA3のように、連結部(A3)は、湾曲部を有し、振動体1と固定部(A5)とは、湾曲部を介して連結され、突状部(A4)は、湾曲部に設けられている構成であっても良い。
このように構成することで、連結部(A3)が変形する自由度が増し、連結部(A3)の応力緩和作用が向上する。また、湾曲部に設けられた突状部(A4)によって湾曲部自体の振動が低減される。つまり、固定部(A5)から漏れる振動をより効果的に低減することができる。その結果、駆動用振動腕から検出用振動腕へ伝播される振動が阻害されることで発生する検出特性の劣化が抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
(変形例3)
図5(c)は、変形例3にかかる振動ジャイロ素子を示す模式平面図である。
第1の実施形態では、図1に示すように、固定部2は、検出用振動腕23を囲むように配置されるフレーム体であるとして説明したが、この構成に限定するものではなく、固定部は、図5(c)に示すA5のように、第1振動腕(A1)に対して一方向に位置する板状体であっても良い。図5(c)に示すように、湾曲部を有する連結部(A3)は、固定部(A5)まで延伸して、振動体1と固定部(A5)とを連結している。
このように連結部(A3)を延伸させることで、連結部(A3)が変形する自由度が増し、連結部(A3)の応力緩和作用が向上する。つまり、固定部(A5)から漏れる振動を低減することができる。その結果、駆動用振動腕から検出用振動腕へ伝播される振動が阻害されることで発生する検出特性の劣化がより効果的に抑制され、安定した検出ができる振動片を提供することができる。
(その他の変形例)
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態および変形例では、振動片としての振動ジャイロ素子形成材料として水晶を用いた例を説明したが、水晶以外の圧電体材料を用いることができる。例えば、窒化アルミニウム(AlN)や、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、四ほう酸リチウム(Li247)、ランガサイト(La3Ga5SiO14)などの酸化物基板や、ガラス基板上に窒化アルミニウムや五酸化タンタル(Ta25)などの圧電体材料を積層させて構成された積層圧電基板、あるいは圧電セラミックスなどを用いることができる。
また、圧電体材料以外の材料を用いて振動片を形成することができる。例えば、シリコン半導体材料などを用いて振動片を形成することもできる。
また、振動片の振動(駆動)方式は圧電駆動に限らない。圧電基板を用いた圧電駆動型のもの以外に、静電気力を用いた静電駆動型や、磁力を利用したローレンツ駆動型などの振動片においても、本発明の構成およびその効果を発揮させることができる。
1…振動体、2…固定部、3…連結部、10…振動ジャイロ素子、21…基部、22…駆動用振動腕、22v,24v…錘部、22w,24w…調整錘、23…検出用振動腕、24…突状部、100…ジャイロセンサー、110…パッケージ、111〜114…第1〜第4基板、111a…電子部品搭載面、111b…外部底面、111c…外部接続端子、112a…第2基板面、112b…IC接続端子、113a…第3基板面、113b…ジャイロ素子接続端子、115…ダイパッド、120…半導体装置、130…蓋体、140…ダイアタッチ材、150…導電性接着剤、160…シールリング、240…デジタルビデオカメラ、241…受像部、242…操作部、243…音声入力部、1001〜1003…表示ユニット、3000…携帯電話機、3001,4001…操作ボタン、3002…スクロールボタン、4000…PDA、4002…電源スイッチ。

Claims (6)

  1. 基板と、
    部、前記基部の一端から延出しており面内振動をする駆動用振動腕、および前記基部の前記一端とは反対側の他端から延出しており、前記駆動用振動腕に生じるコリオリの力に基づき前記面内振動と直交した面外振動をする検出用振動腕を備えている振動体と、
    前記基板に固定されており、前記振動体を保持している固定部と、
    前記振動体と前記固定部とを連結しており、前記基板に接着されていない連結部と、
    前記連結部から片持ち梁の状態で延出していると共に前記基板に接着されていなく、前記連結部から伝達される振動によって面外振動する突状部と、を備えていることを特徴とするセンサーユニット
  2. 前記連結部は、湾曲部を有し、
    前記突状部は、前記湾曲部から突出していることを特徴とする請求項1に記載のセンサーユニット
  3. 2つの前記連結部を備え、
    前記基部は、前記第1振動腕が延出する方向と交差する方向において、2つの前記連結部に挟まれて連結されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセンサーユニット
  4. 前記突状部は、前記第1振動腕が延出する方向に沿って延出して設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のセンサーユニット
  5. 記駆動用振動腕を励振させる駆動回路、および前記検出用振動腕に生じる検出信号を検出する検出回路を含む電子部品と、を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のセンサーユニット。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のセンサーユニットを備えていることを特徴とする電子機器。
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