JP3003598B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3003598B2
JP3003598B2 JP8308841A JP30884196A JP3003598B2 JP 3003598 B2 JP3003598 B2 JP 3003598B2 JP 8308841 A JP8308841 A JP 8308841A JP 30884196 A JP30884196 A JP 30884196A JP 3003598 B2 JP3003598 B2 JP 3003598B2
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    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に閑し、特に半導体基板上に垂直方向に長い半導体層
を形成する方法に閑する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進展に伴い半導体装
置の設計寸法は微細化してきており、下層の半導体層や
配線に対しコンタクトを目合わせする際の目合わせ余裕
(マージン)がほとんど確保できない状況になりつつあ
る。したがって、微細な半導体装置で、下層の半導体層
や配線に対してセルフアラインでコンタクトが形成可能
な製造プロセスが用いられる。このようなセルフアライ
ンコンタクトを形成する方法として、従来では図7に示
す方法が用いられている。この方法では、先ず、図7
(a)のように、素子分離のフィールド酸化膜32を有
するシリコン基板31上にゲート酸化膜33、多結晶シ
リコン膜34、シリコン窒化膜35をこの順に堆積した
後、ゲート電極の加工を行い、ゲート電極34上にシリ
コン窒化膜35が形成された状態とする。次に、図7
(b)のように、全面にシリコン窒化膜36を形成し、
そのエツチバックを行い、ゲート電極の側面にシリコン
窒化膜36の側壁を形成する。
【0003】その後、図7(c)のように、シリコン酸
化膜からなる層間絶縁膜37を形成し、平坦化を行った
後、レジストを用いてコンタクトマスク38を形成す
る。そして、このコンタクトマスク38を用いて層間絶
縁膜37のコンタクトエッチングを行う。このコンタク
トエッチングはシリコン窒化膜35,36に対し十分選
択仕のある条件で行うことにより、シリコン窒化膜3
5,36は殆どエッチングされないので、図7(d)の
ように、コンタクトマスク38の形成時に多少の目合わ
せずれがあっても、ゲート電極34が露出されることな
くセルフアラインでコンタクトホール39が開孔でき
る。
【0004】しかしながら、この従来方法では、コンタ
クトホール39を開孔するための層間絶縁膜37のエッ
チング時にシリコン窒化膜35、36とのエッチング選
択比が十分ある条件でエッチングを行っても、どうして
もゲート電極34上に形成したシリコン窒化膜35の角
の部分でのエッチングレートが速いため、この角の部分
でゲート電極34が露出されるおそれがある。このゲー
ト電極34が露出しないようにするためにはゲート電極
34上のシリコン窒化膜35の膜厚を厚くしなければな
らず、その結果、層間絶縁膜厚37の膜厚が厚くなり、
後工程で形成するコンタクトホール39のアスベクト址
を増大させる原因となっていた。また、コンタクトホー
ル39の露光時の目合わせずれが大きくなると、コンタ
クトホールの寸法が小さくなってしまい、コンタクト抵
抗の増大を招くことになる。
【0005】このようなことから、選択エピタキシャル
成長技術を利用したコンタクトを形成する技術が提案さ
れている。例えば、特開平3−49259号公報には、
MOSトランジスタのソース・ドレイン領域にシリコン
層を成長させることで、このシリコン層をコンタクトと
して形成する技術が知られている。したがって、この技
術を図7に示したようなコンタクトに適用すれば、層間
絶縁膜を形成する前工程でソース・ドレイン領域にシリ
コン層を成長させ、その後に層間絶縁膜を成長すれば、
層間絶縁膜にコンタクトホールをエッチングすることな
くコンタクトが形成されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
用いられている選択エピタキシャルシリコン成長法によ
るシリコン層の成長技術では、シリコンは等方的に成長
することが知られている。このため、前記したコンタク
トとしてのシリコン層が等方的に成長されると、シリコ
ン基板と垂直方向に成長するのに伴ってフィールド酸化
膜上を平面方向にも成長されることになり、その結果隣
接して成長されるシリコン層同士が互いに接触されて電
気的に短絡してしまうことになる。このため、微細な半
導体装置に前記した選択エピタキシャル成長法によるシ
リコン層のコンタクトを形成することは実質的には困難
な状況にある。因みに、0.3μmの膜厚のシリコン層
でコンタクトを形成しようとした場合、平面方向にも
0.3μmの幅で成長が行われるため、素子分離幅が
0.6μm以下であるとフィールド酸化膜上で隣接する
シリコン層同士が互いに電気的に短絡してしまうことに
なる。
【0007】本発明の目的は、このようなシリコン基板
の平面方向に対して垂直方向に成長速度が速く、垂直方
向に長いエピタキシャルシリコン層からなる半導体層を
形成し、これをコンタクトに利用することで微細な半導
体装置の製造を可能にした半導体装置の製造方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、
結晶シリコン基板の主面に形成された一導電型半導体領
域上に、単結晶シリコン基板の基板材料と同一の半導体
材料からなる半導体層を選択エピタキシャル成長する工
程を含み、選択エピタキシャル成長は、少なくともシリ
コンの水素化物を原料ガスとして用いて、単結晶シリコ
ン基板の表面に成長を行う選択エピタキシャル成長であ
り、選択エピタキシャル成長中の成長装置内圧力を10
-4 Torrから10 -5 Torrに設定し、かつ単結晶シ
リコン基板のシリコン基板温度を500℃から800℃
に設定し、選択エピタキシャル成長中にエピタキシャル
成長シリコン表面に偏析した不純物を除去する処理を含
むことを特徴とする。 なお、本発明の製造方法は、不純
物を除去する処理が、選択エピタキシャル成長中に少な
くとも一度だけ成長中のシリコン基板温度よりもシリコ
ン基板温度を上昇させる処理を含んでもよい。
【0009】 また、本発明の製造方法は、単結晶シリ
コン基板の主面上にゲート酸化膜とゲート電極を形成す
る工程と、ゲート電極を用いた自己整合法により単結晶
シリコン基板の主面に不純物を導入して一導電型半導体
領域であるソース・ドレイン領域を形成する工程と、ソ
ース・ドレイン領域に対するコンタクト領域以外の単結
晶シリコン基板の主面を絶縁膜で被覆する工程と、ソー
ス・ドレイン領域に露呈される単結晶シリコン基板の主
面にシリコンを選択エピタキシャル成長して半導体層を
形成する工程とを含んでもよい。
【0010】 また、本発明の製造方法は、単結晶シリ
コン基板の主面上に絶縁膜を介してゲート電極を形成す
る工程と、ゲート電極の側面にゲート酸化膜を形成する
工程と、ゲート電極及びゲート酸化膜に隣接する領域の
単結晶シリコン基板の主面に一導電型の不純物を導入し
て一導電型半導体領域を形成する工程と、一導電型半導
体領域の主面上に選択エピタキシャル成長法により半導
体層を形成する工程と、半導体層に高さ方向に順次反対
導電型の不純物と一導電型の不純物を導入してそれぞれ
反対導電型の不純物層と一導電型の不純物層を形成する
工程とを含んでもよく、一導電型半導体領域と一導電型
の不純物層とをソース・ドレイン領域として形成しても
よい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明をDRAM(ダイナ
ミックRAM)のメモリセルを構成するMOSトランジ
スタのソース・ドレインの各コンタクトに適用した第1
の実施形態をその工程順に示す断面図である。まず、図
1(a)のように、素子分離用のフィールド酸化膜2を
形成したシリコン基板1の素子領域にゲート酸化膜3を
形成し、その上に多結晶シリコン4を成長し、その上面
にシリコン酸化膜5を堆積あるいは成長した上で、これ
を選択エッチングし、ゲート電極4を形成する。そし
て、このゲート電極4を利用した自己整合法によりシリ
コン基板1に不純物をイオン注入し、ソース・ドレイン
の各不純物領域6を形成する。
【0012】しかる上で、全面にCVD法等によりシリ
コン酸化膜7を被着し、その上でこれを異方性エッチン
グすることにより、ゲート電極4の側面と上面が前記各
シリコン酸化膜7,5によって被覆され、その一方でゲ
ート電極4の両側の領域でシリコン基板1の表面が露呈
された構造が形成される。そして、SiH4 ガスあるい
はSi2 6 ガス等のシリコンの水素化物を原料ガスと
し、シリコン基板温度500℃から800℃で選択エピ
タキシャル成長を行うと、図1(b)のように、シリコ
ン基板1の露呈面、すなわち前記ソース・ドレイン不純
物領域6上にエピタキシャルシリコン層8が成長され
る。シリコン基板温度は500℃より低温であるとエピ
タキシャル成長速度が小さく生産性が悪くなってしま
う。また、800℃より高温であるとエピタキシャルシ
リコン中に低抵抗化のために専入した不純物が抜け出し
てしまう。成長中の成長装置内圧力は10-4Torrか
ら10-5Torrとすることにより異方性成長が可能で
ある。
【0013】エピタキシャル成長の異方性が特に願著で
あるのは、Si2 6 ガスを用いて、成長中の圧力が3
×10-4Torr前後、シリコン基板温度が700℃の
場合であり、このとき、選択エピタキシャル成長される
シリコン層8は、シリコン基板1の表面に対して垂直な
方向の成長速度が、平面方向の成長速度に仕較して約1
0倍の速度となる。また、このとき原料ガスとしてSi
2 6 ガスに加えてさらにPH3 ガスを用い、リンを雰
蹄気中に供給することで、成長されるエピタキシャルシ
リコン中にリンを導入し、リンのドーズ量は7×1019
cm-3とした。このように、成長されるエピタキシャル
シリコン中にリン等の不純物を高濃度に含有させようと
すると、エピタキシャル成長中に不純物が偏析し、図2
に示すようにエピタキシャル成長レートが低下する傾向
がある。したがって、このような場合は成長を一時中断
し、シリコン基板温度をエピタキシャル成長中の温度に
対し上昇させる工程を設ける。具体的には成長中の基板
温度に対し5℃から50℃程度上昇させることにより表
面に偏析した不純物を除去し、その後再度エピタキシャ
ル成長を行うことにより図3に示すように平均の成長レ
ートを高めることができ、より生産性が高まる。
【0014】上記のように異方性の強い条件を用いてエ
ピタキシャル成長を行うことにより、形成されるシリコ
ン層8は、シリコン基板1の露呈面を底面として垂直方
向に細長いシリコン柱として形成され、隣接するシリコ
ン柱が互いに接触されることは生じない。
【0015】その後、図1(c)のように、CVD法に
よりシリコン酸化膜9を堆積し、その上でこのシリコン
酸化膜9の所定領域に前記エビタキシヤルシリコン層8
に接続されるビットコンタクト10を形成し、さらに必
要な領域にビット線としての上層配線11をパターン形
成する。さらに、この第2の層間絶縁膜12に対して従
来と同様のコンタクトホール製造技術を適用し、容量コ
ンタクト13を形成し、その上に容量電極14を形成す
る。以降の工程は省略するが、これにより微細なメモリ
セルを有するDRAMが形成可能となる。
【0016】ここで、図4(a)に示すように、前記エ
ピタキシャルシリコン層8をゲート電極の高さよりもさ
らに高い位置まで成長させ、層間絶嫁膜としてのシリコ
ン酸化膜9を形成した後にその表面を機械化学研磨して
平坦化することで、図4(b)のように、エピタキシャ
ルシリコン層8の上端部を層間絶縁膜9上に露呈させ、
これによりシリコン柱をコンタクトとするコンタクトホ
ールを形成してもよい。このようにすれば、前記した実
施形態におけるビットコンタクト10を形成する必要が
なく、構造の簡易化が達成できるとともに、工程数が削
減できる。
【0017】本発明の第2の実施形態は、本発明の半導
体層の製造方法を縦型MOSに適用した例である。先
ず、図5(a)のように、シリコン基板21に素子分離
用のフィールド酸化膜22を形成した後、ゲート酸化膜
23と多結晶シリコン24を形成し、これを所定のパタ
ーンに形成しゲート電極24を形成する。そして、図5
(b)のように、熱酸化法によりゲート電極24の表面
に薄い酸化膜を成長し、特に側面の酸化膜をゲート酸化
膜25として形成する。次いで、図5(c)のように、
全面にシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜26を成長
し、前記ゲート電極24の一側に沿う領域のみをエッチ
ング除去し、この領域に前記シリコン基板21の表面を
露呈させる。そして、この露呈されたシリコン基板21
の領域に不純物を導入し、例えばN型不純物層27を形
成する。
【0018】しかる上で、SiH4 ガスあるいはSi2
6 ガス等のシリコンの水素化物と不純物導入のために
PH3 ガスを原料ガスとし、シリコン基板温度500℃
から800℃、成長中の成長装置内圧力を10-4Tor
rから10-5Torrの条件で選択エピタキシャル成長
を行うと、図5(d)のように、シリコン基板21の露
呈面、すなわち前記N型不純物層27の表面上にエピタ
キシャルシリコン層28が成長される。このとき、Si
2 6 ガスを用いて、成長中の庄カを3×10-4Tor
r前後、シリコン基板温度を700℃に設定すると、選
択エピタキシャル成長されるシリコン層28は、シリコ
ン基仮21の表面に対して垂直な方向の成長速度が、平
面方向の成長速度に対して10倍の速度となり異方性が
願著である。そして、このエピタキシャル成長の進行に
伴い、最初にP型不純物を、次いでN型不純物をエピタ
キシャル成長層に導入することで、前記ゲート電極24
の高さ寸法に略等しい額域にP型不純物層29を形成
し、その上にN型不純物層30を積層状態に形成するこ
とができる。
【0019】さらに、図示は省略するが全面に第2の層
間絶縁膜を形成し、常法によって前記上側のN型不純物
層に電気接続されるコンタクトを形成し、また、前記P
型不純物に対しては、図面と垂直方向の図には示されな
い箇所において他の配線層に電気接続する。これによ
り、前記ゲート電極24及びゲート酸化膜25と、前記
シリコン基板21のN型不純物層27と、エピタキシャ
ルシリコン層28のN型不純物層30をそれぞれソース
・ドレイン領域とする縦型MOSトランジスタを形成す
ることができる。したがって、ソース・ドレイン領域を
微細な面積領域に形成することができ、微細なMOSト
ランジスタの製造が実現でき、半導体装置の高集積化が
可能となる。
【0020】なお、図6(a)に示すように、ゲート電
極24の両側の領域においてシリコン基板21の表面を
露呈させ、かつ各露呈面にエピタキシャル成長を行って
エピタキシャルシリコン層28を成長し、このエピタキ
シャルシリコン層28に設けた不純物層30をシリコン
基板21に設けた不純物層27と共にそれぞれをソース
・ドレイン領域として構成することで、図6(b)に示
すように、ゲート電極とドレイン電極が共通接続された
一対のMOSトランジスタQl,Q2を微細構造に形成
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体基
板の微細な面積上に垂直方向に細長い半導体層を形成す
ることができ、隣接する半導体層との電気的な短絡が生
じることなく、コンタクトの形成が可能となり、或いは
ソース・ドレイン等の半導体層の形成が可能となり、微
細でかつ高集積な半導体装置を実現することができる効
果がある。
【0022】また、エピタキシャル成長の途中でエピタ
キシャル成長シリコンの表面に偏析した不純物を除去す
ために、少なくとも一度基板温度を上昇させる処理を
用いることにより平均のエピタキシャル成長レートを高
めることができ、成長時間の短縮等が実現可能となり、
より生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の製造方法を工程順に
示す断面図である。
【図2】第1の実施形態において表面偏析不純物除去処
理を行わない場合のエピタキシャル成長レートの時間変
化を示す図である。
【図3】第1の実施形態において表面偏析不純物除去処
理を行った場合のエピタキシャル成長レートの時間変化
を示す図である。
【図4】第1の実施形態の変形例の工程一部を示す断面
図である。
【図5】本発明の第2の実施形態の製造方法を工程順に
示す断面図である。
【図6】第2の実施形態の変形例とその等価回路図であ
る。
【図7】従来の製造方法を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5,7 シリコン酸化膜 6 不純物領域 8 エピタキシャルシリコン層 9 層間絶縁膜 11 ビット線 12 第2の層間絶縁膜 13 容量コンタクト 14 容量電極 21 シリコン基板 24 ゲート電極 25 ゲート酸化膜 26 層間絶縁膜 27 N型不純物領域 28 エピタキシャルシリコン層 30 N型不純物領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 洋貴 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 審査官 宮崎 園子 (56)参考文献 特開 平6−260427(JP,A) 特開 平6−196423(JP,A) 特開 平8−153688(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶シリコン基板の主面に形成された
    一導電型半導体領域上に、前記単結晶シリコン基板の基
    板材料と同一の半導体材料からなる半導体層を選択エ
    タキシャル成長する工程を含み、前記選択エピタキシャ
    ル成長は、少なくともシリコンの水素化物を原料ガスと
    して用いて、前記単結晶シリコン基板の表面に成長を行
    う選択エピタキシャル成長であり、前記選択エピタキシ
    ャル成長中の成長装置内圧力を10-4Torrから10
    -5Torrに設定し、かつ前記単結晶シリコン基板の
    リコン基板温度を500℃から800℃に設定し、前記
    選択エピタキシャル成長中にエピタキシャル成長シリコ
    ン表面に偏析した不純物を除去する処理を含むことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記不純物を除去する処理が、前記選択
    エピタキシャル成長中に少なくとも一度だけ成長中の
    記シリコン基板温度よりもシリコン基板温度を上昇させ
    る処理である請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記単結晶シリコン基板の主面上にゲー
    ト酸化膜とゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電
    極を用いた自己整合法により前記単結晶シリコン基板の
    主面に不純物を導入して前記一導電型半導体領域である
    ソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記ソース・
    ドレイン領域に対するコンタクト領域以外の前記単結晶
    シリコン基板の主面を絶縁膜で被覆する工程と、前記ソ
    ース・ドレイン領域に露呈される前記単結晶シリコン
    板の主面にシリコンを前記選択エピタキシャル成長して
    前記半導体層を形成する工程とを含むことを特徴とする
    請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記単結晶シリコン基板の主面上に絶縁
    膜を介してゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電
    極の側面にゲート酸化膜を形成する工程と、前記ゲート
    電極及びゲート酸化膜に隣接する領域の前記単結晶シリ
    コン基板の主面に一導電型の不純物を導入して前記一導
    電型半導体領域を形成する工程と、前記一導電型半導体
    領域の主面上に前記選択エピタキシャル成長法により
    半導体層を形成する工程と、前記半導体層に高さ方向
    に順次反対導電型の不純物と一導電型の不純物を導入し
    てそれぞれ反対導電型の不純物層と一導電型の不純物層
    を形成する工程とを含み、前記一導電型半導体領域と
    記一導電型の不純物層をソース・ドレイン領域として
    形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導
    体装置の製造方法。
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