JP2914213B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその製
造方法に関し、特にバイポーラ・トランジスタと、その
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法に関し、図
面を参照して説明する。第1の従来技術として特願平4
−341421号を参照して説明する。図8(a)に示
すようにP-型シリコン基板1上には、上下に積層され
たN+型埋込層2及びN-型シリコンエピタキシャル層3
を有し、素子分離のためのロコス酸化膜4、及びN+
コレクタ引出し領域5が形成されている。ベース電極用
-型多結晶シリコン膜7はシリコン酸化膜6上に形成
してあり、N+型コレクタ電極用多結晶シリコン膜8は
コレクタ引出し領域5上に形成してある。
【0003】コレクタ電極用多結晶シリコン膜8及びベ
ース電極用多結晶シリコン膜7は、シリコン窒化膜9に
それぞれ覆われている。尚、この場合ベース電極用多結
晶シリコン膜7の下面の一部はN-型エピタキシャル層
3の上面に対向して露出している。この構造の工程につ
いては、特願平4−341421号の明細書に詳細に述
べられている。
【0004】次に図8(b)に示すように選択エピタキ
シャル成長法によって、高濃度にボロンが添加されてい
るシリコン膜を成長させる。ここで、選択成長とは、絶
縁膜上には何も成長させることなく、単結晶又は多結晶
シリコン膜上にのみシリコン膜を成長させることを意味
している。この場合、ベース電極用多結晶シリコン膜7
の下面に、P++型多結晶シリコン膜62aが成長し、同
時にN-型エピタキシャル層3上にはP++型単結晶シリ
コン膜61aが形成される。
【0005】次に図9(a)に示すように選択エピタキ
シャル成長法を引続き行うことにより、P++型単結晶シ
リコン膜61aとP++型多結晶シリコン膜62aとが成
長を続けて互いに接合される。
【0006】次に図9(b)に示すようにシリコン窒化
膜9に設けた開口直下の領域のP++型単結晶シリコン膜
61aを除去し、ベース電極用多結晶シリコン膜7の下
面にP++型多結晶シリコン膜62を残すとともに、エピ
タキシャル層3上にP++型単結晶シリコン膜61を残
す。このシリコン膜61aを除去するにあたっては、異
方性エッチング法を用いることが好ましい。このエッチ
ングによるダメージを除去する目的でエッチングされた
表面を酸化させ、その酸化膜をウェット系のエッチング
で除去するようにすると良い。
【0007】次に図10に示すようにP++型単結晶シリ
コン膜が除去されたエピタキシャル層3上に、真性ベー
ス層63を選択的エピタキシャル成長法により形成す
る。
【0008】上述した第1の従来技術による製造方法に
よれば、以下のような問題点が生じてしまう。すなわち
++型単結晶シリコン膜61aをエッチングしてベース
電極用ポリシリコン膜7の下面領域に限定してP++型多
結晶シリコン層62とP++型単結晶シリコン膜61を残
し、しかも開口直下のエピタキシャル層3上の領域で
は、P++型単結晶シリコン膜61aを完全に除去する必
要があること、及びn-型エピタキシャル層3の上面が
できるだけ削れないような状態にして真性ベース63を
形成する必要がある。何故ならば、開口直下のエピタキ
シャル層3上にP++型単結晶シリコン膜61aの一部が
エッチング後も残っていると、この残留するP++型単結
晶シリコン膜61aは、実効的にベース層となってしま
うため、薄い真性ベース層63を形成しても、残留する
++型単結晶シリコン膜と真性ベース層とからなる厚味
の厚いベースができ上がってしまう。また逆にn-型エ
ピタキシャル層3の一部がエッチングされすぎて削れて
しまうと、真性ベース層63とベース電極用P+型多結
晶シリコン膜7との間の実効的な距離が長くなってしま
うので、その分だけベース抵抗が増大してしまう。
【0009】以上述べたように理想的にはP++型単結晶
シリコン層61aのエッチングは、n-型エピタキシャ
ル層3との界面で止まることが望ましい。しかし、現実
には、シリコン膜のエッチングに関して電気的に活性な
不純物の濃度差を利用して選択比を持たせることはでき
ない。従ってウェハー内に実効的な厚味の異なるベース
層をもつトランジスタや、ベース抵抗が大きく異なるト
ランジスタが混在してしまう。
【0010】また第2の従来技術として特開昭63−2
5924号に開示されたGeエッチング技術がある。こ
の技術は、エッチングガスとしてGeCl4又はGeC
4を含有するガスを用いて基板を加熱することによ
り、Ge層のみを選択的に気相エッチングすることがで
きる技術である。この技術を本出願に関連したトランジ
スタの製造方法に適用するためには、図8(a)に示す
ひさし状構造を有するベース電極用多結晶シリコン膜7
に対してGe層を選択的に成長させた後、基板を加熱さ
せてGeCl4系エッチングガスを使用すれば、ひさし
状構造のベース電極用多結晶シリコン膜7の下面だけに
Ge層を残すことが可能である。しかもGeとSiとの
エッチングに関して選択比を有するので、エッチングが
終了した段階でウェハー内のどの領域においても、n-
型エピタキシャルシリコン層3は、ほとんど削られるこ
とがなく、しかも開口直下のn-型エピタキシャル層3
上にGeが残ることもない。すなわち、真性ベース層6
3を形成する前段階として、理想的な構造を実現するこ
とが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−25924号に開示された半導体装置の製造方法
では、以下に述べる問題があった。すなわちGeとSi
とは、格子定数が大きく異なっている。具体的には、G
eの格子定数(aGe)=5.65Å,Siの格子定数
(aSi)=5.43Åである。これほどに格子定数が異
なる材料を無欠陥で形成することは困難である。
【0012】転位が発生しない厚さの一例としては、1
0Å前後のGeしか成長できないことが、R.Peop
le他,”Calculation of criti
cal layer thickness versu
s lattice mismatch for Ge
x Si1-x/Si strained−layerhe
terostructures”,Appl.Phy
s.Lett.,vol.47(1985),p.32
2)に示されている。
【0013】以上のように報告された結果からすれば、
コレクタ用n-型エピタキシャル層3とベース電極用多
結晶シリコン膜7との間隔を従来と同じに設定した場
合、ひさし状のベース電極用多結晶シリコン膜7の下面
に形成されたGe層は、転位を有する結晶となる。すな
わちコレクタ・ベース接合間に欠陥があり、接合間にリ
ーク電流が発生するので、従来と同じだけのベース電極
用多結晶シリコン膜7/コレクタ用n-型エピタキシャ
ル層3の間隔とすることはできない。
【0014】従って、転位が発生しないようにするため
に、ベース電極用多結晶シリコン膜7とコレクタn-
エピタキシャル層3との間隔を近付けるとすると、その
両者間に発生する容量が増大してしまう。
【0015】すなわち、第2の従来技術では、寄生容量
を増大させずに、ベース抵抗を低減させることはできな
いという問題を生じさせてしまう。
【0016】本発明の目的は、選択的エピタキシャル法
によりベースを形成する自己整合型バイポーラ半導体装
置におけるベース抵抗を低減させた半導体装置及びその
製造方法を提供することにある。
【0017】前記目的を達成するため、本発明に係る半
導体装置は、第1の半導体領域と、層間絶縁膜と、第2
の半導体領域と、第3の半導体領域と、側壁絶縁膜と、
第4の半導体領域とを有する半導体装置であって、第1
の半導体領域は、絶縁膜に囲まれて島状領域をなすもの
であり、層間絶縁膜は、前記第1の半導体領域上に形成
され、一部に前記第1の半導体領域に達する開口を有す
るものであり、第2の半導体領域は、前記層間絶縁膜の
膜厚とほぼ同じ膜厚を有し、前記層間絶縁膜の開口側面
を被覆して形成されたものであり、前記第1の半導体領
域は、Siよりなり、前記第2の半導体領域は、SiG
eよりなり、第3の半導体領域は、前記第2の半導体領
域の不純物濃度よりも低濃度の半導体材料からなり、前
記層間絶縁膜の膜厚よりも薄い膜厚を有し、前記第1の
半導体領域上及び前記第2の半導体領域の側面を被覆し
て形成されたものであり、側壁絶縁膜は、前記第3の半
導体領域の側面を被覆して形成されたものであり、第4
の半導体領域は、前記側壁絶縁膜に囲まれた前記第3の
半導体領域に接して形成されたものである。
【0018】
【0019】また本発明に係る半導体装置は、第1の半
導体領域と、層間絶縁膜と、第2の半導体領域と、第3
の半導体領域と、側壁絶縁膜と、第4の半導体領域とを
有する半導体装置であって、第1の半導体領域は、絶縁
膜に囲まれて島状領域をなすものであり、層間絶縁膜
は、前記第1の半導体領域上に形成され、一部に前記第
1の半導体領域に達する開口を有するものであり、第2
の半導体領域は、前記層間絶縁膜の膜厚とほぼ同じ膜厚
を有し、前記層間絶縁膜の開口側面を被覆して形成され
たものであり、前記第1の半導体領域は、Siよりな
り、前記第2の半導体領域は、SiGe/Si/SiG
eよりなる積層体であり、第3の半導体領域は、前記第
2の半導体領域の不純物濃度よりも低濃度の半導体材料
からなり、前記層間絶縁膜の膜厚よりも薄い膜厚を有
し、前記第1の半導体領域上及び前記第2の半導体領域
の側面を被覆して形成されたものであり、側壁絶縁膜
は、前記第3の半導体領域の側面を被覆して形成された
ものであり、第4の半導体領域は、前記側壁絶縁膜に囲
まれた前記第3の半導体領域に接して形成されたもので
ある。
【0020】
【0021】また前記第1の半導体領域に接して形成さ
れたSiGe層は、Ge組成が第1の半導体領域に近い
ほど多くなるように形成されたものである。
【0022】また前記第3の半導体領域の禁制帯巾は、
前記第1の半導体領域及び前記第4の半導体領域の禁制
帯巾よりも狭いものである。
【0023】また前記第3の半導体領域の禁制帯巾は、
前記第1の半導体領域から離れるに従って徐々に広くな
るものである。
【0024】
【0025】また本発明に係る半導体装置の製造方法
は、積層工程と、開口工程と、第2の半導体領域形成工
程と、第3の半導体領域形成工程と、側壁絶縁膜形成工
程と、第4の半導体領域形成工程とを有する半導体装置
の製造方法であって、積層工程は、絶縁膜で被覆して半
導体膜を第1の半導体領域上に積層形成する処理であ
り、開口工程は、前記絶縁膜及び半導体膜を貫通して前
記第1の半導体領域に達する開口であって、しかも前記
半導体膜の下面の一部を庇として有するオーバーハング
状の開口を形成する処理であり、第2の半導体領域形成
工程は、前記開口内に前記第1の半導体領域を構成する
半導体材料とは組成の異なる半導体材料を成長させ、開
口真下の前記組成の異なる半導体材料を第1の半導体領
域の半導体材料に対して選択的にエッチングし、前記
縁膜の開口の側面を被覆する第2の半導体領域を形成す
る処理であり、第3の半導体領域形成工程は、前記開口
内の第1の半導体領域と第2の半導体領域とに渡って第
3の半導体領域を形成する処理であり、側壁絶縁膜形成
工程は、前記第3の半導体領域の側面を被覆して側壁絶
縁膜を形成する処理であり、第4の半導体領域形成工程
は、前記側壁絶縁膜に囲まれた前記第3の半導体領域に
接して第4の半導体領域を形成する処理である。
【0026】
【作用】ひさし構造のベース電極用多結晶シリコン膜7
に対して、真性ベース層12よりも高濃度に電気的に活
性な不純物を含有するSiGe合金膜10、11を形成
後、Siのエッチング速度よりもSiGeのエッチング
速度が速い性質のドライエッチングにより、開口直下領
域のSiGeだけを完全に除去した後、真性ベース層1
2を形成する。本発明によれば、Si1-xGex混晶のう
ちでもxが0.1よりも小さい場合、すなわちGe含有
量が少ないSi1-xGex混晶に関して、Siとの選択比
が大きくとれるドライエッチング技術を用いることによ
り、充分な厚さのP++型層を形成できる。しかもこれら
のSi1-xGexをSiに対する選択比を有するエッチング
によって除去する。
【0027】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0028】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
係る半導体装置を示す縦断面図である。図1において、
n−p−n型バイポ−ラトランジスタを例に説明する
が、p−n−p型バイポ−ラトランジスタにも本発明が
適用可能なことは言うまでもない。図において本発明に
係る半導体装置は、基本的構成として第1の半導体領域
3と、層間絶縁膜6と、第2の半導体領域10,11
と、第3の半導体領域12,13と、側壁絶縁膜14
と、第4の半導体領域15とを有する半導体装置であっ
て、第1の半導体領域3は、絶縁膜4に囲まれて島状領
域をなすものであり、層間絶縁膜6は、前記第1の半導
体領域3上に形成され、一部に前記第1の半導体領域3
に達する開口101を有するものであり、第2の半導体
領域10,11は、前記層間絶縁膜6の膜厚とほぼ同じ
膜厚を有し、前記層間絶縁膜6の開口101の側面を被
覆して形成されたものであり、第3の半導体領域12,
13は、前記第2の半導体領域10,11の不純物濃度
よりも低濃度の半導体材料からなり、前記層間絶縁膜6
の膜厚よりも薄い膜厚を有し、前記第1の半導体領域3
上及び前記第2の半導体領域10,11の側面を被覆し
て形成されたものであり、側壁絶縁膜14は、前記第3
の半導体領域12,13の側面を被覆して形成されたも
のであり、第4の半導体領域15は、前記側壁絶縁膜に
囲まれた前記第3の半導体領域に接して形成されたもの
である。
【0029】また前記第2の半導体領域10,11は、
前記第1の半導体領域3と異なる高不純物濃度の半導体
材料からなるものである。
【0030】また前記第2の半導体領域10,11は、
前記第1の半導体領域3と異なる半導体材料10と、前
記第1の半導体領域と同質の半導体材料31,32と、
前記第1の半導体領域と異なる半導体材料11とを積層
形成した積層体からなるものである。材料として第1の
半導体材料=Si,第1の半導体材料と異なる材料=S
iGe合金を考える。両者は格子定数が異なるので、S
i上にSiGeを欠陥を発生させずに厚く形成すること
は困難である。そこで、第2の半導体領域を、SiGe
/Si/SiGeの積層構造とすることで厚くすること
ができる。その結果、層間絶縁膜を厚く設定することが
可能となり、ベース電極用多結晶シリコン膜/コレクタ
間に発生する寄生容量を小さくすることができる。
【0031】また前記第2の半導体領域10,11は、
前記第1の半導体領域3と接している領域における材料
の性質が、前記第1の半導体領域3に近い領域ほど、前
記第1の半導体領域3と異なる材質となっている。この
ことを上述した材料を用いて説明すると、第2の半導体
領域のSiGe領域における縦方向のGe組成が第1の
半導体領域に接するところで最も多く、第1の半導体領
域から離れる程少なくなる。従って、第1,第2の半導
体領域界面で充分な選択比を有するエッチングができる
と同時に、上述した場合よりもベース電極用多結晶シリ
コン膜/コレクタ間を広くでき、寄生容量を減少でき
る。
【0032】また前記第3の半導体領域12、13の禁
制帯巾は、第1の半導体領域3及び第4の半導体領域1
5の禁制帯巾よりも狭いようになっている。このため電
流増巾率hFEを大きくすることができる。
【0033】また前記第3の半導体領域12、13の禁
制帯巾は、前記第1の半導体領域3から離れるに従って
徐々に広くなっており、また前記第2の半導体領域1
0、11の半導体材料は、SiGe合金からなってい
る。このためベースを通過する少数キャリアの走行を助
ける電界が発生し、その結果ベース走行時間が短縮さ
れ、高速動作を実現できる。
【0034】また前記第3の半導体領域12、13は、
前記第1及び第4の半導体領域3、15と接する付近の
電気的に活性な不純物濃度が低いようになっている。
【0035】以下、具体例を用いた説明する。図におい
て、p-型シリコン基板1の表面にn+型埋込層2−1と
+型埋込層2−2とが形成され、更にこれらの表面に
は第1の半導体領域としてのn-型エピタキシャル層3
が形成されている。このエピタキシャル層3はバイポー
ラトランジスタのコレクタとなる。
【0036】エピタキシャル層3は、通常のロコス酸化
技術によって形成された選択酸化膜4により区画されて
おり、酸化膜4は埋込層2−1,2−2に到達してい
る。エピタキシャル層3のうちトランジスタのコレクタ
領域として用いない領域のエピタキシャル層は、高濃度
に不純物を添加してn+型コレクタ引出し領域5となっ
ている。
【0037】エピタキシャル層3及びコレクタ引出し領
域5の表面には、層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜6
が形成されており、シリコン酸化膜6上の一部にはp++
型ベース電極用多結晶シリコン膜7及びコレクタ引出し
領域5に接するコレクタ電極用多結晶シリコン膜8が形
成されている。これらの多結晶シリコン膜7,8はシリ
コン窒化膜9で覆われている。
【0038】ベース電極用多結晶シリコン膜7,シリコ
ン酸化膜6,n-型エピタキシャル層3とで構成された
ひさし状領域に、第2の半導体領域としてのp+型単結
晶SiGe合金膜10及びp+型多結晶SiGe合金膜
11とを積層形成している。n-型エピタキシャル層3
及びp+型単結晶SiGe合金膜10の表面には、p+
シリコン真性ベース層12が接している。
【0039】p+型多結晶SiGe合金膜11の表面に
は、第3の半導体領域としてのp+型多結晶シリコン膜
13が接している。シリコン窒化膜9に設けた開口に
は、側壁絶縁膜としてのシリコン酸化膜14からなる側
壁を有し、第4の半導体領域としてのエミッタ領域15
は、エミッタ電極用多結晶シリコン膜16からのドライ
ブインによって形成されている。これら全体をシリコン
酸化膜17が覆い、それぞれの電極用多結晶シリコン膜
16,7,8に接するようにAl系のエミッタ電極18
−1,Al系のベ−ス電極18−2,Al系のコレクタ
18−3がそれぞれ設けてある。
【0040】次に本発明に係る半導体装置の製造方法に
ついて説明する。本発明に係る半導体装置の製造方法は
基本的構成として、積層工程と、開口工程と、第2の半
導体領域形成工程と、第3の半導体領域形成工程と、側
壁絶縁膜形成工程と、第4の半導体領域形成工程とを有
している。各工程の処理内容は下記の通りである。すな
わち、積層工程は、絶縁膜6で被覆して半導体膜7、8
を第1の半導体領域3上に積層形成する処理であり、開
口工程は、前記絶縁膜6及び半導体膜7、8を貫通して
前記第1の半導体領域3に達する開口であって、しかも
前記半導体膜7の下面の一部を庇として有するオーバー
ハング状の開口を形成する処理である。また第2の半導
体領域形成工程は、前記開口の側壁に第2の半導体領域
10、11を形成する処理であり、第3の半導体領域形
成工程は、前記開口内の第1の半導体領域3と第2の半
導体領域10、11とに渡って第3の半導体領域12、
13を形成する処理であり、側壁絶縁膜形成工程は、前
記第3の半導体領域12、13の側面を被覆して側壁絶
縁膜14を形成する処理であり、第4の半導体領域形成
工程は、前記側壁絶縁膜14に囲まれた前記第3の半導
体領域12、13に接して第4の半導体領域15を形成
する処理である。
【0041】次に本発明の実施例1に係る半導体装置の
製造方法を具体的な例を用いて説明する。図2,図3,
図4は、図1に示した半導体装置の製造方法を工程順に
示す断面図である。図2(a)は、本発明特有の工程の
前段階の縦断面図であり、この構造までのフローは、第
1の従来技術と同じである。
【0042】すなわち、抵抗率10〜20Ω・cmの
(100)面方位のP-型シリコン基板1全面を厚さ約
6000Å酸化し、この酸化膜上の通常のリソグラフィ
ー工程によってフォトレジストをパターニングし、この
フォトレジストをマスクにしてSiO2膜をHF系エッ
チング液によって選択的にエッチングし、フォトレジス
トの無い領域のSiO2膜を除去した後、フォトレジス
トを除去する。
【0043】次工程でのイオン注入によって発生するダ
メージを軽減させるため、及び次工程以降のリソグラフ
ィー工程での位置合わせ用のパターン形成のために前記
SiO2パターニングが施されたp-型シリコン基板1を
500Å程度酸化する。次に、Asをイオン注入して前
述の約6000ÅのSiO2膜が除去された領域のみに
選択的にn-型埋込層2−1を形成する。イオン注入条
件の一例としては70keV,5E15cm-2であり、
注入後の熱処理としては1100℃3時間を施し、イオ
ン注入時のダメージ除去及び、コレクタ抵抗を低減させ
るために注入されたヒ素を拡散させる。そして表面のS
iO2膜をHF系エッチング液によって全面除去する。
本工程はイオン注入技術を用いたが、高濃度のヒ素を含
む塗布膜から熱処理によって拡散しても同様のn-型埋
込層を形成できるし、不純物としてはアンチモンSbを
用いることもある。
【0044】次に素子分離用として形成する選択酸化層
4の下面のp-型シリコン基板1が反転層を形成しない
ようにするためにチャネル・ストッパー用p+型埋込層
2−2を形成する。形成条件の一例としては、表面を約
400Å酸化後、リソグラフィー工程にて、所望領域
に、フォトレジストを残し、このフォトレジストをマス
クとしてボロンをイオン注入する。注入条件の一例とし
ては110keV,1E14cm-2であり、熱処理とし
ては1000℃窒素雰囲気中で1時間である。
【0045】次に表面の酸化膜をHF系のエッチング液
によって全面除去後、n-型エピタキシャル層3を成長
させる。原料ガスとしてはSiH4又はSiH2Cl2
用い、成長温度は1000℃〜1100℃である。ドー
ピングガスとしてはPH3が用いられる。このようにし
て1×1010cm-3以下の温度領域の厚さが、約0.7
ミクロン、表面から埋込層への遷移領域までが平均的濃
度がn型で約1×1016cm-3のエピタキシャル層(第
1の半導体領域)3を得る。
【0046】次に表面に約500ÅのSiO2膜を形成
し、次にLPCVD法によりシリコン窒化膜を約100
0Å堆積させる。条件としては700〜900でSiH
2Cl2+NH3のガス反応を用いる。次にリソグラフィ
ー工程によりパターニングし、このレジストをマスク材
として、シリコン窒化膜をドライエッチングによって除
去する。シリコン窒化膜下の約500ÅのSiO2膜の
表面100〜200Å程度が除去される時点でドライエ
ッチングを終了させれば、下地にダメージを与えること
はなくシリコン窒化膜を完全に除去できる。そのフォト
レジストを除去する。次にパターニングしたシリコン窒
化膜をマスク材として選択酸化膜4を形成する。選択酸
化膜4の形成条件の一例としては1000℃スチーム中
4時間で約8000Åの酸化膜が形成される。
【0047】次にマスク材として用いたシリコン窒化膜
を約130℃のリン酸H3PO4中に1時間漬けることに
よって完全に除去する。
【0048】次に再びエピタキシャル層3及び選択酸化
膜4の表面に層間絶縁膜としてのシリコン酸化膜6約2
000Åを堆積し、将来的にコレクタ電極を形成する領
域上のシリコン酸化膜のみを先の選択酸化工程と同様に
リソグラフィー及びドライエッチによってシリコン酸化
膜6をパターニングする。次にベ−ス電極用多結晶シリ
コン膜7を約2000ÅLPCVD法によって堆積す
る。条件は約620℃でSiH4が原料である。このポ
リシリコンをリソグラフィー及びポリシリコンのドライ
エッチによってパターニングする。そしてレジストを除
去する。
【0049】次にリソグラフィーによってベース電極用
多結晶シリコン膜7上のみのレジストが開口するように
パターニングさせ、このレジストをマスクにしてボロン
を20keV,5E15cm-3イオン注入する。そして
レジストを除去する。
【0050】次にシリコン酸化膜500Åとシリコン窒
化膜1000ÅをCVD法によって堆積させ、リソグラ
フィー及びドライエッチングによってコレクタ電極用多
結晶シリコン膜8上の酸化膜,窒化膜の2層膜を開口す
る。この状態でPOCl3中900℃20分の熱処理に
よってこの開口部のみにリンが拡散されコレクタ電極用
多結晶シリコン層中にリンが拡散されるのみならず、そ
の下にまでリンが拡散され、n+型コレクタ引出し領域
5が形成される。そして上層2層膜のシリコン窒化膜,
シリコン酸化膜をそれぞれリン膜及びHF系エッチング
液を用いて除去する。その後シリコン窒化膜9をCVD
法によって約1500Å堆積させる。
【0051】次に、フォトレジストをシリコン窒化膜9
の上面に塗布し、リソグラフィーにより、エミッタ領域
のみフォトレジストを除去する。次に、このフォトレジ
ストをマスクとして、フォトレジストの開口部内のシリ
コン窒化膜9を異方性ドライエッチングで除去する。さ
らにこの異方性ドライエッチングを行い、多結晶シリコ
ン膜7を開口する。その後レジストを除去する。次に、
露光面の全面に、LPCVD法によりシリコン窒化膜
(Si34)を堆積する。なお、図を理解し易くするた
め、新しく堆積したシリコン窒化膜中にシリコン窒化膜
9を含んだ図を示す。
【0052】次に、シリコン窒化膜9の全面を異方性ド
ライエッチングでエッチングする。この結果、多結晶シ
リコン膜7は、その上面及び側面がシリコン窒化膜9に
覆われ、そしてエミッタ形成領域の開口部でシリコン酸
化膜6が所定の寸法で露出する。
【0053】次に、HF系の液を用いたウェットエッチ
ングを行い、シリコン酸化膜6をシリコン窒化膜9の開
口部から所定の寸法だけサイドエッチングする。この結
果、n-型シリコンのエピタキシャル層3の上面は、ベ
ースを形成する領域だけ露出する。またベース電極用多
結晶シリコン膜7は、将来的にベースを形成する領域上
に突き出した状態になる。このひさし状構造は、ベース
電極用多結晶シリコン膜7の下面が約2000Å露出し
た状態である。このようにして図2(a)の構造が形成
される。以上の工程において、絶縁膜6で被覆して半導
体膜7、8を第1の半導体領域3上に積層形成する処理
の積層工程と、絶縁膜6及び半導体膜7、8を貫通して
第1の半導体領域3に達する開口であって、しかも半導
体膜7の下面の一部を庇として有するオーバーハング状
の開口を形成する処理の開口工程が終了する。
【0054】次に図2(b)に示すように、このひさし
状構造に対して、n-型エピタキシャル層3上にp+型単
結晶SiGe合金膜10aをp+型ベース電極用多結晶
シリコン膜7の下面にp+型多結晶SiGe合金膜11
aをそれぞれ形成し、しかもp+型単結晶SiGe合金
膜10aとp+型多結晶SiGe合金膜11aとを接続
させる。このような特殊な構造に対する選択成長技術と
しては、本発明人によって提案された、F.Sato
他, ”A Super Self−Aligned
Selectively Grown SiGe Ba
se(SSSB)Bipolar Transisto
r Fabricated by Cold−Wall
Type UHV/CVD Technology”
IEEE Trans. Electron Dev
ices, vol.41, No.8, p.137
3(1994)において詳細に記述されている。この工
程について、ここではUHV/CVD技術を例に述べる
が、これ以外の技術、例えばMBE技術,LPCVD及
びAP(常圧)CVDという手法も適用可能である。C
old−Wall型UHV/CVD装置内で、基板温度
605℃,SiH6流量=3sccm,GeH4=2sc
cm,Cl2流量=0.03sccmの条件の下でGe
を10%含有するSiGe合金膜(すなわちSi0.9
0.1)を形成した。このとき、p+型単結晶SiGe膜
10aの厚さは約1700Å、p+型多結晶SiGe膜
11aの厚さは約400Åであった。図中には、明瞭に
は示していないが、両者が接続した後も少しの間成長を
続けた結果、p+型単結晶SiGe合金膜10aの厚さ
は、p+型多結晶SiGe合金膜11aと接していない
領域が若干厚い。ここでp+型単結晶SiGe合金膜1
0a及びp+型多結晶SiGe合金膜11aとは、成長
時にB26を流すことによりボロンをドープする。ここ
では、約4×1019cm-3のボロンが両者にドープして
ある。
【0055】次に図3(a)に示すようにSiGe合金
膜のエッチングスピードが早いが、シリコン膜のエッチ
ングスピードは遅いようなエッチング条件を用いて、先
に形成されたp+型単結晶SiGe合金膜10aに関
し、シリコン窒化膜9の開口部直下領域のp+型単結晶
SiGe合金膜10aのみを除去し、ひさし状構造の下
部のみに、第2の半導体領域としてのp+型単結晶Si
Ge合金膜10とp+型多結晶SiGe合金膜11とを
形成する。このようなエッチング条件としては、各種の
条件があるが、ここではUHV/CVD装置内で、p+
型単結晶及び多結晶SiGe合金膜10a,11aを形
成直後、この装置から出さずに連続してエッチングする
条件を記す。
【0056】エッチング条件としては、基板温度約71
0℃,Cl2流量=0.05sccmが一例である。こ
のとき、Si0.9Ge0.1エッチレート/Siエッチレー
トの比は、約30であった。基板温度をさらに上げる
と、エッチレートの選択比がなくなる。逆に温度を下げ
ると、エッチングがほとんど起こらなくなる。
【0057】このように同一装置内で成長とエッチング
とを連続して行うメリットとしては、次工程の真性ベー
スの成長に関する前処理が不要となることである。しか
し、このエッチングを別の装置で行うことも、原理的に
可能であり、本特許の主旨の範囲で別一であるといえ
る。以上の工程において、前記開口工程により形成され
たオ−バ−ハング状の開口の側壁に第2の半導体領域1
0、11を形成する処理の第2の半導体領域形成工程が
終了する。
【0058】次に図3(b)に示すように、ボロン濃度
が約6×1018cm-3,厚さ約600Åのp+型単結晶
シリコン真性ベース層(第3の半導体領域)12を同一
のUHV/CVD装置で形成する。このとき、p+型多
結晶シリコン膜(第3の半導体領域)13がp+型多結
晶SiGe合金膜11に接して同時に形成される。以上
の工程において前記オ−バ−ハング状の開口内に第1の
半導体領域3と第2の半導体領域10、11とに渡って
第3の半導体領域12、13を形成する処理の第3の半
導体領域形成工程が終了する。
【0059】次に第4図(a)に示すように、LPCV
D法によってシリコン酸化膜をシリコン窒化膜9の表面
及びシリコン窒化膜9の開口部に渡って堆積させ、引き
続きエッチバックすることにより、側壁絶縁膜としての
シリコン酸化膜14をシリコン窒化膜9の開口部内に側
壁として形成する。以上の工程において第3の半導体領
域12、13の側面を被覆して側壁絶縁膜14を形成す
る処理の側壁絶縁膜形成工程が終了する。
【0060】さらにn型不純物(例えばヒ素や燐)を約
1×1020〜5×1021cm-3含有する多結晶シリコン
膜をシリコン窒化膜9及びシリコン酸化膜14上に堆積
後、フォトリソグラフィーとドライエッチングによって
シリコン窒化膜9の開口部内のシリコン酸化膜14に接
してエミッタ電極用n+型多結晶シリコン膜(第4の半
導体領域)16を形成する。以上の工程において側壁絶
縁膜14に囲まれた第3の半導体領域12、13に接し
て第4の半導体領域15を形成する処理の第4の半導体
領域形成工程が終了する。
【0061】次に図4(b)に示すように熱処理、例え
ばラピット・サーマルアニールとして950℃,5秒を
行い、n+型多結晶シリコン膜16の下部にn+型エミッ
タ領域15を形成する。更に図1に示すように表面をシ
リコン酸化膜17で覆い、各電極用多結晶シリコン膜1
6,7,8に接続するための開口をシリコン酸化膜17
に形成し、Al系のエミッタ電極18−1,Al系のベ
ース電極18−2,Al系のコレクタ電極18−3をそ
れぞれエミッタ電極用n+型多結晶シリコン膜16,ベ
ース電極用p+型多結晶シリコン膜7,コレクタ電極用
+型多結晶シリコン膜8に接続して設ける。
【0062】実施例1としては、Ge濃度が深さ方向に
一定であるようなp+型単結晶SiGe合金膜10を例
として説明したが、レトログレードなGeのプロファイ
ル、すなわち、深さ方向に対してGe濃度が増加するよ
うなプロファイルでも、同様にSiGe/Siエピタキ
シャル層3との界面でエッチングを終了させることが可
能である。
【0063】(実施例2)次に本発明の実施例2につい
て図5を参照して説明する。実施例1との違いは、ひさ
し状構造(図2(a))に対して、p+型単結晶SiG
e合金膜10a,p+型単結晶Si膜31a(図示せ
ず)の順に選択成長させ、SiGe/Siの選択エッチ
ングを行うことによりひさし下部領域に、第2の半導体
領域としてのp+型単結晶SiGe合金膜10,p+型単
結晶シリコン膜31,p+型多結晶シリコン膜32,p+
型多結晶SiGe合金膜11aの順に下から形成してい
る。
【0064】この構造とすることにより、実施例1と比
べてSiGe合金膜10,11の膜厚を薄くすることが
可能となり、SiGeとSiとの格子定数の違いに起因
して、プロセス途中での欠陥発生を低減できる。
【0065】(実施例3)次に本発明の実施例3につい
て説明する。図6は本発明の実施例3に係る半導体装置
のエミッタ及びベース領域を示す縦断面図である。その
他の領域は実施例1,2と同じである。本実施例では、
真性ベース領域をSiGe合金層とすることでトランジ
スタの特性改善がなされる。
【0066】すなわち、第3の半導体領域としての真性
ベース用p+型単結晶SiGe合金膜41,p+型単結晶
シリコン膜42,p+型多結晶シリコン膜44を形成し
ている。Ge濃度は一定でも良く、又はレトログレード
(深さ方向にGe濃度が増大)でも良い。このようなG
eプロファイルとすることで、hFE向上や、fTの改善
が期待される。プロファイルの一例としては、真性ベー
ス用p+型単結晶SiGe合金膜41内で、Geは深さ
方向に0%から10%に一様に増大し、ボロン濃度がほ
ぼ一定で約8×1018cm-3であり、厚さがシリコン窒
化膜9の開口部真下で約400Åであった。
【0067】p+型単結晶シリコン膜42は、ボロン濃
度が約1×1018cm-3,厚さが開口直下で約250Å
であった。
【0068】このようにp+型単結晶シリコン膜42の
領域を形成することにより、エミッタ/ベース接合をヘ
テロ接合とすることができるので、電流増幅率をhFE
向上することができるという利点がある。
【0069】(実施例4)図7に示す実施例において、
特徴的なことは、ひさし構造下にSiGeを残すエッチ
ングにおいてp+型単結晶SiGe合金膜51及びp+
多結晶SiGe合金膜52とがサイドエッチされていな
いことである。この結果ベース抵抗の低減効果が大きく
なる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、選
択的エピタキシャル技術でベースを形成された自己整合
型バイポーラトランジスタにおいて、ベース電極用多結
晶シリコン膜と真性ベースとを接続させるための領域を
形成する手法としてSiGeを選択成長させ、SiGe
とSiとの選択比があるドライエッチングとを用いて所
望の領域だけにSiGeを残すことができ、ベース抵抗
を低減し、ベース/コレクタ間の寄生容量を低減でき
る。
【0071】さらに第3の半導体領域の禁制帯巾を、第
1及び第4の半導体領域よりも狭くすることにより、電
流増巾率を大きくすることができる。また第3の半導体
領域の禁制帯巾を第1の半導体領域から離れるに従って
徐々に広くすることにより、ベースを通過する少数キャ
リアの走行を助ける電界が発生し、ベース走行時間を短
縮して高速動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る半導体装置を示す縦断
面図である。
【図2】本発明の実施例1を工程順に示す断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例1を工程順に示す断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例1を工程順に示す断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例2を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例3を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例4を示す断面図である。
【図8】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す断
面図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す断
面図である。
【図10】従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す
断面図である。
【符号の説明】
1 p-型シリコン基板 2−1 n+型埋込層 2−2 p+型埋込層 3 コレクタ用n-型エピタキシャル層 4 シリコン酸化膜 5 n+型コレクタ引出し領域 6 シリコン酸化膜 7 ベース電極用p+型多結晶シリコン膜 8 コレクタ電極用n+型多結晶シリコン膜 9 シリコン窒化膜 10,10a p+型単結晶SiGe合金膜 11,11a p+型多結晶SiGe合金膜 12 p+型単結晶真性ベース層 13 p+型多結晶シリコン膜 14 シリコン酸化膜 15 n+型エミッタ領域 16 エミッタ電極用n+型多結晶シリコン膜 17 シリコン酸化膜 18−1 エミッタ電極 18−2 ベース電極 18−3 コレクタ電極 31 p+型単結晶シリコン膜 32 p+型多結晶シリコン膜 41 p+型単結晶SiGe合金膜 42 p+型単結晶シリコン膜 43 p+型多結晶SiGe膜 44 p+型多結晶シリコン膜 51 p+型単結晶SiGe合金膜 52 p+型多結晶SiGe合金膜 61,61a p++型単結晶シリコン膜 62,62a p++型多結晶シリコン膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/33 - 21/331 H01L 29/68 - 29/737

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体領域と、層間絶縁膜と、第
    2の半導体領域と、第3の半導体領域と、側壁絶縁膜
    と、第4の半導体領域とを有する半導体装置であって、 第1の半導体領域は、絶縁膜に囲まれて島状領域をなす
    ものであり、 層間絶縁膜は、前記第1の半導体領域上に形成され、一
    部に前記第1の半導体領域に達する開口を有するもので
    あり、 第2の半導体領域は、前記層間絶縁膜の膜厚とほぼ同じ
    膜厚を有し、前記層間絶縁膜の開口側面を被覆して形成
    されたものであり、前記第1の半導体領域は、Siよりなり、前記第2の半
    導体領域は、SiGeよりなり、 第3の半導体領域は、前記第2の半導体領域の不純物濃
    度よりも低濃度の半導体材料からなり、前記層間絶縁膜
    の膜厚よりも薄い膜厚を有し、前記第1の半導体領域上
    及び前記第2の半導体領域の側面を被覆して形成された
    ものであり、 側壁絶縁膜は、前記第3の半導体領域の側面を被覆して
    形成されたものであり、 第4の半導体領域は、前記側壁絶縁膜に囲まれた前記第
    3の半導体領域に接して形成されたものであることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体領域と、層間絶縁膜と、第
    2の半導体領域と、第3の半導体領域と、側壁絶縁膜
    と、第4の半導体領域とを有する半導体装置であって、 第1の半導体領域は、絶縁膜に囲まれて島状領域をなす
    ものであり、 層間絶縁膜は、前記第1の半導体領域上に形成され、一
    部に前記第1の半導体領域に達する開口を有するもので
    あり、 第2の半導体領域は、前記層間絶縁膜の膜厚とほぼ同じ
    膜厚を有し、前記層間絶縁膜の開口側面を被覆して形成
    されたものであり、前記第1の半導体領域は、Siよりなり、前記第2の半
    導体領域は、SiGe/Si/SiGeよりなる積層体
    であり、 第3の半導体領域は、前記第2の半導体領域の不純物濃
    度よりも低濃度の半導体材料からなり、前記層間絶縁膜
    の膜厚よりも薄い膜厚を有し、前記第1の半導体領域上
    及び前記第2の半導体領域の側面を被覆して形成された
    ものであり、 側壁絶縁膜は、前記第3の半導体領域の側面を被覆して
    形成されたものであり、 第4の半導体領域は、前記側壁絶縁膜に囲まれた前記第
    3の半導体領域に接して形成されたものであることを特
    徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の半導体領域に接して形成され
    たSiGe層は、Ge組成が第1の半導体領域に近いほ
    ど多くなるように形成されたものであることを特徴とす
    る請求項又はに記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の半導体領域の禁制帯巾は、前
    記第1の半導体領域及び前記第4の半導体領域の禁制帯
    巾よりも狭いものであることを特徴とする請求項1,2
    又は3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第3の半導体領域の禁制帯巾は、前
    記第1の半導体領域から離れるに従って徐々に広くなる
    ものであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載
    の半導体装置。
  6. 【請求項6】 積層工程と、開口工程と、第2の半導体
    領域形成工程と、第3の半導体領域形成工程と、側壁絶
    縁膜形成工程と、第4の半導体領域形成工程とを有する
    半導体装置の製造方法であって、 積層工程は、絶縁膜で被覆して半導体膜を第1の半導体
    領域上に積層形成する処理であり、 開口工程は、前記絶縁膜及び半導体膜を貫通して前記第
    1の半導体領域に達する開口であって、しかも前記半導
    体膜の下面の一部を庇として有するオーバーハング状の
    開口を形成する処理であり、 第2の半導体領域形成工程は、前記開口内に前記第1の
    半導体領域を構成する半導体材料とは組成の異なる半導
    体材料を成長させ、開口真下の前記組成の異なる半導体
    材料を第1の半導体領域の半導体材料に対して選択的に
    エッチングし、前記絶縁膜の開口の側面を被覆する第2
    の半導体領域を形成する処理であり、 第3の半導体領域形成工程は、前記開口内の第1の半導
    体領域と第2の半導体領域とに渡って第3の半導体領域
    を形成する処理であり、 側壁絶縁膜形成工程は、前記第3の半導体領域の側面を
    被覆して側壁絶縁膜を形成する処理であり、 第4の半導体領域形成工程は、前記側壁絶縁膜に囲まれ
    た前記第3の半導体領域に接して第4の半導体領域を形
    成する処理であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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