JP2966818B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2966818B2
JP2966818B2 JP9176228A JP17622897A JP2966818B2 JP 2966818 B2 JP2966818 B2 JP 2966818B2 JP 9176228 A JP9176228 A JP 9176228A JP 17622897 A JP17622897 A JP 17622897A JP 2966818 B2 JP2966818 B2 JP 2966818B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0421Electric motor acting on or near steering gear
    • B62D5/0424Electric motor acting on or near steering gear the axes of motor and final driven element of steering gear, e.g. rack, being parallel
    • B62D5/0427Electric motor acting on or near steering gear the axes of motor and final driven element of steering gear, e.g. rack, being parallel the axes being coaxial
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D3/00Steering gears
    • B62D3/02Steering gears mechanical
    • B62D3/12Steering gears mechanical of rack-and-pinion type

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載した電
動パワーステアリング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ステアリングハンドルの操舵力を
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリング装置が多用されてきた。この種の電動パワース
テアリング装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助ト
ルクを発生し、この補助トルクをステアリング系に伝達
するものであって、例えば特開平7−165089号公
報「ステアリング装置」の技術がある。この技術は、そ
の公報の図1及び図3によれば、ボールナット機構33
(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同
じ。)をラック軸2の一端部に組付け、このラック軸2
の他端部にラック8を設け、このラック8にピニオン6
を噛み合わせたものである。そして、ピニオン6とラッ
ク8とを噛み合わせた位置に、ラック軸2をピニオン6
へ押し付けるラックガイド10を設けて、噛み合わせ部
分の遊びをなくした。
【0003】図10(a)〜(d)は従来の電動パワー
ステアリング装置の模式的説明図であり、従来の技術を
説明するために上記従来の技術に示す図1及び図3を再
掲したところの模式図である。なお、符号は従来の技術
と相違する。(a)はステアリング装置の平面模式図で
あり、ステアリング装置100は、ラック軸101の両
端にタイロッド102,102及びナックルアーム10
3,103を介して車輪104,104を連結し、ま
た、ラック軸101の一端部にボールナット機構105
を組付け、ラック軸101の他端部にラック106を設
け、このラック106にピニオン107を噛み合わせ、
ピニオン107の反対側からラック軸101をラックガ
イド108で押し付けた構成としたものである。
【0004】(b)は上記(a)に示すラック軸101
回りの更なる模式図であり、この模式図によると、ラッ
ク軸101をボールナット機構105の位置と、ピニオ
ン107並びにラックガイド108の位置との2箇所で
支持したものであり、支持スパンが長い。
【0005】(c)及び(d)は上記(b)に示すラッ
ク軸101回りの模式的作用図であり、これらの作用図
によると、走行時、特に操舵時の路面反力がタイロッド
102,102を介してラック軸101へ伝わる。この
ため、ラック軸101の両端に、路面反力に起因する外
力又はモーメント(以下、「モーメントM,M」と記
す。)が作用する。その結果、ラック軸101は
(c),(d)の実線で示すように、車体前後方向(図
面では上下方向)にたわむ。特に、ラックガイド108
は、スプリング12でラック軸101を支持するだけの
「ばね−質量」系の構造なので、高周波数での追従性能
が小さく、支持点としての効果は小さい。このため、後
方からのモーメントM,Mが作用した場合に、ラック軸
101の振動波形は、(d)の実線のようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図10
に示すステアリング装置において、ラック軸101の一
般的な振動誘因として、次の点が挙げられる。 (1)ボールナット機構105の個々のボールが、ラッ
ク軸101のねじ溝と接触する瞬間並びに離れる瞬間
に、ボールがねじ溝やナットに衝突する。これに伴い、
ボールからねじ溝やナットへ作用する力が変動する。こ
のことが、ラック軸101に振動が発生する誘因となる
(第1誘因)。 (2)走行時、特に操舵時の路面反力がタイロッド10
2,102を介してラック軸101に伝わり、ラック軸
101の車体前後方向に振動が発生する誘因となる(第
2誘因)。 (3)走行時、特に操舵時の路面反力がタイロッド10
2,102を介してラック軸101に伝わり、ラック軸
101をピニオン107側からボールナット機構105
側へ押込むときに、座屈荷重によるたわみが発生する。
このことが、ラック軸101に振動が発生する誘因とな
る(第3誘因)。
【0007】ラック軸101は、第1誘因による振動の
周波数と、第2・第3誘因による振動の周波数とが一致
すると、振動が増幅する。しかも、増幅した振動の周波
数(振動数)がラック軸101の固有振動数に一致する
と、共振によりラック軸101は大きく振動することに
なる。
【0008】このように、上記図10のステアリング装
置は、ステアリングハンドルを転舵すると、ボールナッ
ト機構105の作動によりラック106が振動する。ラ
ック106の振動は、路面反力の大きい停車中に操舵す
る、いわゆる据え切り時や、高加速度で旋回中の転舵時
に増幅される。その振動がステアリングハンドルを介し
て車室内に伝わるので、車室内の騒音の要因となる。ま
た、ステアリングハンドルに振動が伝わると、操舵フィ
ーリング上好ましくない。
【0009】そこで本発明の目的は、操舵時におけるラ
ック軸の振動を、簡単な構造で抑えることのできる技術
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車幅方向に延ばしたラック
軸の一端部の前面又は後面にラック歯を形成し、このラ
ック歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯を
形成した面の背面側にこの背面を押出すラックガイドを
取付け、ピニオンとラックガイドとでラック軸の一端部
を支持するとともに、ラック軸の他端部にねじ部を形成
し、このねじ部にナットを取付け、このナットを介して
操舵トルクに応じた補助トルクをラック軸に付加すると
ともに、ラック軸の他端部を支持するようにした電動パ
ワーステアリング装置において、ラック軸の中間部を平
軸受で支えたことを特徴とする。
【0011】平軸受は、ラック軸に常に接触してラック
軸の中間部を支えている。ラック軸の両端には、路面反
力及びナットの作動に起因する外力又はモーメント(以
下、「モーメント」と記す。)が作用する。モーメント
により、ラック軸がピニオンへ押し付ける方向にたわむ
と、ラック軸はピニオンと平軸受とナットとで支持され
る。ラック軸がピニオンから離れる方向にたわむと、ラ
ック軸はラックガイドと平軸受とナットとで支持され
る。このように、ラック軸を常に3点で支持するので、
ラック軸の支持スパンは短い。このため、ラック軸の共
振周波数は高周波域に推移する。ラック軸の共振周波数
を通常発生する振動数から離すことができるので、この
結果、ラック軸の振動を抑えることができる。従って、
ラック軸の中間部を常に支える平軸受を追加しただけ
の、簡単な構造で、ラック軸の振動を容易に抑えること
ができる。ラック軸の振動が小さいと、ステアリングハ
ンドルに伝わる振動も小さくなるので、操舵フィーリン
グは高まる。また、ステアリングハンドルを介して車室
内に伝わる振動が抑えられるので、車室内の騒音を抑え
ることができる。さらに、ラック軸の振動が低減するの
で、ラックアンドピニオン機構及びねじ機構(ねじ部と
ナットからなる。)の摩耗を少なくすることができ、そ
の結果、電動パワーステアリング装置の寿命を高めるこ
とができる。
【0012】請求項2記載の発明は、平軸受を振動減衰
性の大きい材料で構成したことを特徴とする。
【0013】ラック軸を支持するべく常に接触している
平軸受の振動減衰性が大きいので、ラック軸の振動を容
易に減衰することができる。このため、ステアリングハ
ンドルに伝わる振動が一層小さくなるので、操舵フィー
リングは高まる。ステアリングハンドルを介して車室内
に伝わる振動も小さくなり、車室内の騒音も一層小さく
なる。
【0014】請求項3記載の発明は、平軸受が、少なく
とも1つの分割線を有して径が変更可能なものであり、
さらに、この平軸受に内径方向の予圧を付与する予圧付
与部材で、外周を囲んだものであることを特徴とする。
【0015】分割線を有した平軸受に、予圧付与部材で
内径方向の予圧を付与しているので、平軸受は摩耗して
も、ラック軸を支えるのに適切な内径を維持できる。こ
のため、ラック軸の中間部を常に支えることができる。
また、平軸受を振動減衰性の大きい材料で構成した場合
には、平軸受が摩耗してもラック軸に常に接触するの
で、振動減衰性能を維持することができる。
【0016】請求項4記載の発明は、予圧付与部材を振
動減衰性の大きい材料で構成したことを特徴とする。
【0017】平軸受に予圧を付与する予圧付与部材の振
動減衰性が大きいので、ラック軸の振動を容易に減衰す
ることができる。このため、ステアリングハンドルに伝
わる振動がより一層小さくなるので、操舵フィーリング
は高まる。ステアリングハンドルを介して車室内に伝わ
る振動も小さくなり、車室内の騒音もより一層小さくな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る電動パワーステアリ
ング装置のシステム図であり、電動パワーステアリング
装置1は、ステアリングハンドル2に連結したラックア
ンドピニオン機構3(ピニオン4並びにラック軸5とか
らなる。)と、ステアリングハンドル2で発生したステ
アリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段
6と、この操舵トルク検出手段6の検出信号に基づいて
制御信号を発生する制御手段7と、この制御手段7の制
御信号に基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを発生
する電動機8と、この電動機8の補助トルクを前記ラッ
ク軸5に伝達するねじ機構としてのボールねじ(ボール
ナット機構)9とからなり、ラック軸5でタイロッド1
1,11並びにナックルアーム12,12を介して車輪
(転舵輪)13,13を転舵する装置である。
【0019】図2は本発明に係る電動パワーステアリン
グ装置の全体構成図であり、要部を断面したものであ
る。電動パワーステアリング装置1は、ラックアンドピ
ニオン機構3、電動機8、ボールねじ9を車幅方向(図
左右方向)に延びるステアリングギヤボックス21に収
納したものであり、このステアリングギヤボックス21
は、互いに長手方向にボルト結合した、概ね管状の第1
ハウジング22並びに第2ハウジング23からなる。第
1ハウジング22は図示せぬ車体に取付けるためのブラ
ケット24を備え、第2ハウジング23は車体に取付け
るためのマウント部材25を備えたものである。
【0020】車幅方向に延びたラック軸5は、一端部に
ピニオン4を噛み合わせ、他端部にボールねじ9を組付
け、また、両端にタイロッド11,11を連結し、さら
に、車幅方向にスライドするようにステアリングギヤボ
ックス21を貫通したものである。ステアリングギヤボ
ックス21は、ピニオン4とラック軸5の噛み合わせ中
心位置に後述するラックガイドを設け、ラック軸5の中
間部に平軸受75を設けたものである。ラックアンドピ
ニオン機構3及びラックガイドについては、図3にて詳
述し、平軸受75については、図4にて詳述する。
【0021】ところで、車幅方向において、ピニオン4
とラック軸5の噛み合わせ中心位置をA(以下「ピニオ
ン中心A」と称する。)とし、ボールねじ9の軸方向組
付け中心位置をB(以下「ボールねじ中心B」と称す
る。)とし、平軸受75の中心位置をC(以下「軸受中
心C」と称する。)としたときに、軸受中心Cは、ピニ
オン中心Aとボールねじ中心Bとの概ね中央位置にある
ことが好ましいが、ピニオン中心Aとボールねじ中心B
との間に配置すればよい。このような構成により、ピニ
オン中心Aにおいてピニオン4とラックガイド50とが
ラック軸5の一端部を支持し、ボールねじ中心Bにおい
てボールねじ9のナットがラック軸5の他端部を支持
し、軸受中心Cにおいて平軸受81がラック軸5の中間
部を支持し得る。図中、26,26はボールジョイン
ト、27,27はゴムカバーである。
【0022】図3は図2の3−3線断面図であり、電動
パワーステアリング装置1は、上記ステアリングハンド
ル2(図1参照)に連結した管状の入力軸31と、この
入力軸31内に挿通し且つ入力軸31に上部をピン32
で結合したトーションバー(弾性部材)33と、このト
ーションバー33の下部にセレーション結合し、下部に
上記ピニオン4を設けた出力軸34とで、主たるステア
リング系をなすものである。
【0023】操舵トルク検出手段6は、入・出力軸間3
1,34の相対ねじれ角を検出することによりステアリ
ング系の操舵トルクを検出するものであり、トーション
バー33とスライダ35とセンサ36とからなる。詳し
くは、トーションバー33は、文字通りトルクに対して
正確にねじれ角が発生するメンバーであって、入力軸3
1と出力軸34との間での相対ねじり変位を発生する。
傾斜溝35aと縦長のストレート溝35bとを備えた円
筒形状のスライダ35を、前記入力軸31と出力軸34
との間に掛け渡すことで、スライダ35は相対ねじり変
位に応じて軸方向へ変位可能である。このときの変位量
はトルクに比例し、変位量を可変インダクタンス式セン
サ36で電気信号に変換するものである。
【0024】ところで、この図の表裏方向に延びるラッ
ク軸5は一側面に、ピニオン4と噛み合うラック歯5a
を設けたものである。入力軸31とトーションバー33
と出力軸34とは、同心上にある。図中、41,42は
第3ハウジング並びに第4ハウジングであり、第1ハウ
ジング22の上部に取付けたものである。43は入力軸
31を支持する軸受、44,45は出力軸34の両端を
支持する軸受である。
【0025】ラックガイド50は、ラック軸5における
ラック歯5aを形成した面の背面側から、この背面を押
出すものである。詳しくは、ラックガイド50は、ラッ
ク歯5aと反対側からラック軸5を押すガイド部51
と、このガイド部51を圧縮ばね(弾性部材)52を介
して押す調整ボルト53と、この調整ボルト53の位置
をロックするロックナット54とからなる。調整ボルト
53は第1ハウジング22にねじ込むものである。この
ような構成のラックガイド50は、第1ハウジング22
にねじ込んだ調整ボルト53にて、圧縮ばね52を介し
てガイド部51を適切な押圧力で押すことで、ガイド部
51でラック軸5に予圧を与えて、ラック軸5をピニオ
ン4へ押し付けることができる。55はガイド部に設け
た当接部材である。
【0026】図4は本発明に係るラック軸、電動機、ボ
ールねじ回りの要部断面図である。電動機8は、第2ハ
ウジング23内に収納したステータ61並びにロータ6
2からなり、このロータ62は、ラック軸5に相対的に
回転可能に挿通した管状の出力軸63を備える。出力軸
63は、両端部を軸受64,65を介して第1・第2ハ
ウジング22,23内に回転可能に支持したものであ
り、しかも、一端部の内部にボールねじ9のナット71
を取付けた構成である。そして、軸受65は、ボールね
じ中心B又はその近傍位置で、出力軸63を介してボー
ルねじ9を支持することになる。
【0027】ボールねじ9は、ラック軸5のねじ部(ね
じ溝)5bと外筒部分のナット71とが図示せぬボール
を介して作動するものであって、ナット71のねじ溝の
端部に到達したボールがチューブ内を通って循環する、
いわゆる内部循環形式又は外部循環形式の一般的な構成
であり、便宜上詳細な構成を省略して示す。図中、72
は出力軸63の内面にねじ込むロックスクリューであ
り、出力軸63に対するナット71の軸方向移動を防止
するものである。
【0028】図5(a),(b)は本発明に係る平軸受
の構成図であって、(a)は断面図であり、(b)は
(a)のb−b線断面図である。平軸受75は、「ラジ
アル軸受」とも称する部材であって、第1ハウジング2
2の取付け孔22aに嵌合した環状のブッシュからな
る。このブッシュは、自己潤滑形性の材料や低摩擦抵抗
性の材料、例えば、四フッ化エチレン樹脂(商標名;テ
フロン)等のフッ素樹脂系の樹脂からなる。
【0029】このような平軸受75は、ラック軸5の中
間部を常に支持するべく、ラック軸5に常に接触するよ
うに内径を設定したものである。すなわち、平軸受75
の内径は、ラック軸5がスライド可能な程度の径であ
る。平軸受75は(b)に示すように、少なくとも1つ
の分割線75aを有して、径が変更可能なものである。
【0030】平軸受75の厚みは、温度変化にかかわら
ず、取付け孔22aとラック軸との間の隙間の大きさ
と、常に同じになるように設定したものである。具体的
には、(a)において、ある温度差ΔTで次の式1の関
係が成立するようにした。 (平軸受75の厚みの伸び量)=(取付け孔22aの径の伸び量)−(ラック 軸5の径の伸び量) ………(式1)
【0031】この式1に基づいて、次の式2の関係が成
立する。 α1・π(d1−d0)ΔT=α2・π・d1・ΔT−α0・π・d0・ΔT … ……(式2) 但し、d0;ラック軸5の径(mm) d1;取付け孔22aの径(mm) α0;ラック軸5の線膨張係数(線膨張率)(/℃) α1;平軸受75の線膨張係数(線膨張率)(/℃) α2;第1ハウジング22の線膨張係数(線膨張率)
(/℃)
【0032】上記式2を整理すると、次の式3の関係が
成立する。 d1=d0(α1−α0)/(α1−α2) ………(式3) 従って、上記温度差ΔTがラック軸5、第1ハウジング
22及び平軸受75で全て同一であれば、取付け孔22
aの径d1を、上記式3に規定される値に設定すること
により、平軸受75の厚みは、温度変化にかかわらず、
第1ハウジング22の取付け孔22aとラック軸5との
間の隙間の大きさと、常に同じになる。
【0033】従って、温度変化に伴うラック軸5、取付
け孔22a及び平軸受75の径寸法の変化を、吸収する
ことができる。この結果、ラック軸5と平軸受75の接
触圧力の増加を抑えることで、摩擦抵抗の増加を抑える
ことができる。また、ラック軸5と平軸受75との間の
隙間の増加を抑えることもできる。このため、ラック軸
5の振動を効率良く抑えることができる。
【0034】次に、上記構成の電動パワーステアリング
装置の作用を説明する。図6(a)〜(d)は本発明に
係る電動パワーステアリング装置の作用説明図である。
図6(a)は、上記図1のシステムに図2の電動パワー
ステアリング装置1を組合せた、平面的な模式図であ
る。なお、各部の符号は上記図1及び図2に示すものと
同一であり、その説明を省略する。
【0035】図6(b)は、図6(a)に示すラック軸
5回りの更なる模式図であり、ラック軸5をピニオン中
心Aとボールねじ中心Bとで支持し、ピニオン中心Aで
ラックガイド50にて押し付けたことを示す。詳しく
は、ボールねじ9をラック軸5に組み付けたので、ボー
ルねじ9のナット71は、ラック軸5を車体前方並びに
車体後方(図面では上下方向)から支持することにな
る。また、ピニオン4はラック軸5を車体後方から支持
し、ラックガイド50はラック軸5を車体前方から押し
付けたものである。しかも、平軸受75は軸受中心Cで
ラック軸5を支える。
【0036】図6(c)は、図6(b)に示すラック軸
5回りの模式的作用図(第1)、図6(d)は、図6
(b)に示すラック軸5回りの模式的作用図(第2)で
ある。ラック軸5の両端には、走行時、特に操舵時の路
面反力及びボールねじ9の作動に起因する外力又はモー
メント(以下、「車体前方からのモーメントMf」、
「車体後方からのモーメントMr」と記す。)が作用す
る。図6(c)のように、前記車体前方からのモーメン
トMf,Mfにより、ラック軸5の端部がピニオン4に
押し付ける方向へたわむと、ラック軸5はピニオン4と
平軸受75とボールねじ9のナット71とで支持される
ことになる。その結果、ラック軸5は図6(c)の太い
実線で示すようにたわみ、このたわんだ実線は、ラック
軸5が前方へ変形するときの揺動波形となる。
【0037】一方、図6(d)のように、前記車体後方
からのモーメントMr,Mrにより、ラック軸5の端部
がピニオン4から離れる方向へたわむと、ラック軸5は
ラックガイド50と平軸受75とナット71とで支持さ
れることになる。その結果、ラック軸5は図6(d)の
太い実線で示すようにたわみ、このたわんだ実線は、ラ
ック軸5が後方へ変形するときの揺動波形となる。
【0038】以上の説明から明らかなように、ラック軸
5を常に3点で支持するので、ラック軸5の支持スパン
は短い。このため、ラック軸5の共振周波数は高周波域
に推移する。ラック軸5の共振周波数を通常発生する振
動数から離すことができるので、この結果、ラック軸5
の振動を抑えることができる。従って、ラック軸5の中
間部を常に支える平軸受75を追加しただけの、簡単な
構造で、ラック軸5の振動を容易に抑えることができ
る。ラック軸5の振動が小さいと、ステアリングハンド
ル2(図1参照)に伝わる振動も小さくなるので、操舵
フィーリングは高まる。また、ステアリングハンドル2
を介して車室内に伝わる振動が抑えられるので、車室内
の騒音を抑えることができる。
【0039】次に、上記図5に示す平軸受75の変形例
を説明する。なお、上記図5に示す実施の形態と同様の
構成については、同一符号を付し、その説明を省略す
る。図7(a)〜(c)は本発明に係る平軸受の変形例
図(第1変形例)であって、(a)は断面図、(b)は
側面図、(c)は一部を断面した斜視図である。平軸受
81は、「ラジアル軸受」とも称する部材であって、第
1ハウジング22の取付け孔22aに嵌合した円筒状の
ブッシュからなる。このブッシュは、自己潤滑形性の材
料や低摩擦抵抗性の材料からなる。
【0040】このような平軸受81は、ラック軸5の中
間部を常に支持するべく、ラック軸5に常に接触するよ
うに内面に複数、例えば周4つの支持突部81a…(…
は複数を示す。以下同じ。)を膨出させた形状であり、
支持突部81a…にてラック軸5を支える。支持突部8
1a…は内径方向に変形可能に弾性を有しており、摩耗
しても、ラック軸5を支えるのに適切な内径を維持でき
る。このため、平軸受81はラック軸5の中間部を常に
支えることができる。さらに、温度変化に伴うラック軸
5、取付け孔22a及び平軸受81の径寸法の変化を、
吸収することができる。この結果、ラック軸5と平軸受
81の接触圧力の増加を抑えることで、摩擦抵抗の増加
を抑えることができる。また、ラック軸5と平軸受81
との間の隙間の増加を抑えることもできる。このため、
ラック軸5の振動を効率良く抑えることができる。
【0041】図8(a),(b)は本発明に係る平軸受
の変形例図(第2変形例)であって、(a)は断面図、
(b)は平軸受の斜視図である。平軸受部82は、第1
ハウジング22の取付け孔22aに嵌合した筒状のホル
ダ83と、ホルダ83の内面の環状溝83aに嵌合した
平軸受84並びに予圧付与部材85とからなる。
【0042】平軸受84は、「ラジアル軸受」とも称す
る部材であって、環状のブッシュからなる。このブッシ
ュは、自己潤滑形性の材料や低摩擦抵抗性を有し、しか
も、振動減衰性の大きい材料からなる。このような平軸
受84は、ラック軸5の中間部を常に支持するべく、ラ
ック軸5に常に接触するように内径を設定したものであ
る。すなわち、平軸受84の内径は、ラック軸5がスラ
イド可能な程度の径である。平軸受84は(b)に示す
ように、少なくとも1つの分割線84aを有して、径が
変更可能なものである。
【0043】予圧付与部材85は、平軸受84に内径方
向の予圧を付与する部材であって、平軸受84の外周を
囲んだものである。具体的には、予圧付与部材85はゴ
ム等の振動減衰性の大きい材料からなり、例えば、Oリ
ングの構成である。そして、予圧付与部材85は平軸受
84に嵌合して、自己の弾性力で平軸受84に内径方向
の予圧を付与する。平軸受84と予圧付与部材85との
組合せ体は、環状溝83aに嵌合することにより、取付
けることができる。
【0044】次に、上記図8に示す第2変形例の平軸受
部82でラック軸5を支えた構成の、電動パワーステア
リング装置の作用を説明する。図9(a)〜(d)は本
発明に係る電動パワーステアリング装置(変形例)の作
用説明図であり、上記図6(a)〜(d)を変形した作
用説明図である。図9(a)は、上記図6(a)の平軸
受75を図8の平軸受部82に置換した平面的な模式図
である。なお、各部の符号は上記図6及び図8に示すも
のと同一であり、その説明を省略する。図9(b)は、
図9(a)に示すラック軸5回りの更なる模式図であ
り、平軸受部82は軸受中心Cで、平軸受84及び予圧
付与部材85によってラック軸5を支える。図9(c)
は、図9(b)に示すラック軸5回りの模式的作用図
(第1)、図9(d)は、図9(b)に示すラック軸5
回りの模式的作用図(第2)である。全体的な作用は、
上記図6で説明した作用と同じであり、説明を省略す
る。
【0045】ラック軸5を支持するべく常に接触してい
る平軸受84の振動減衰性が大きく、平軸受84に予圧
を付与する予圧付与部材85の振動減衰性も大きい。こ
のため、ラック軸5の振動を容易に減衰することができ
る。従って、ステアリングハンドル2(図1参照)に伝
わる振動がより一層小さくなるので、操舵フィーリング
は高まる。ステアリングハンドル2を介して車室内に伝
わる振動も小さくなり、車室内の騒音もより一層小さく
なる。
【0046】さらに、図8(b)に示すように、分割線
84aを有した平軸受84に、予圧付与部材85で内径
方向の予圧を付与しているので、平軸受84は摩耗して
も、ラック軸5を支えるのに適切な内径を維持できる。
このため、ラック軸5の中間部を常に支えることができ
る。しかも、平軸受84が摩耗してもラック軸5に常に
接触するので、振動減衰性能を維持することができる。
【0047】なお、上記本発明の実施の形態及び各変形
例において、ラック軸5の一端部、他端部とは、単にラ
ック軸5の端のみに限定するものではなく、ピニオン4
を噛み合わせ、ボールねじ9を組付け、又は平軸受7
5,81,84を配置するための位置を、便宜的に称す
るものである。また、ラック歯5aは、ラック軸5の一
端部の前面又は後面に形成したものであればよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、車幅方向に延ばしたラッ
ク軸の一端部の前面又は後面にラック歯を形成し、この
ラック歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯
を形成した面の背面側にこの背面を押出すラックガイド
を取付け、ピニオンとラックガイドとでラック軸の一端
部を支持するとともに、ラック軸の他端部にねじ部を形
成し、このねじ部にナットを取付け、このナットを介し
て操舵トルクに応じた補助トルクをラック軸に付加する
とともに、ラック軸の他端部を支持するようにした電動
パワーステアリング装置において、ラック軸の中間部を
平軸受で支えたことを特徴とする。
【0049】平軸受は、ラック軸に常に接触してラック
軸の中間部を支えている。ラック軸の両端には、路面反
力及びナットの作動に起因する外力又はモーメント(以
下、「モーメント」と記す。)が作用する。モーメント
により、ラック軸がピニオンへ押し付ける方向にたわむ
と、ラック軸はピニオンと平軸受とナットとで支持され
る。ラック軸がピニオンから離れる方向にたわむと、ラ
ック軸はラックガイドと平軸受とナットとで支持され
る。このように、ラック軸を常に3点で支持するので、
ラック軸の支持スパンは短い。このため、ラック軸の共
振周波数は高周波域に推移する。ラック軸の共振周波数
を通常発生する振動数から離すことができるので、この
結果、ラック軸の振動を抑えることができる。従って、
ラック軸の中間部を常に支える平軸受を追加しただけ
の、簡単な構造で、ラック軸の振動を容易に抑えること
ができる。ラック軸の振動が小さいと、ステアリングハ
ンドルに伝わる振動も小さくなるので、操舵フィーリン
グは高まる。また、ステアリングハンドルを介して車室
内に伝わる振動が抑えられるので、車室内の騒音を抑え
ることができる。さらに、ラック軸の振動が低減するの
で、ラックアンドピニオン機構及びねじ機構(ねじ部と
ナットからなる。)の摩耗を少なくすることができ、そ
の結果、電動パワーステアリング装置の寿命を高めるこ
とができる。
【0050】請求項2記載の発明は、平軸受を振動減衰
性の大きい材料で構成したことを特徴とする。
【0051】ラック軸を支持するべく常に接触している
平軸受の振動減衰性が大きいので、ラック軸の振動を容
易に減衰することができる。このため、ステアリングハ
ンドルに伝わる振動が一層小さくなるので、操舵フィー
リングは高まる。ステアリングハンドルを介して車室内
に伝わる振動も小さくなり、車室内の騒音も一層小さく
なる。
【0052】請求項3記載の発明は、平軸受が、少なく
とも1つの分割線を有して径が変更可能なものであり、
さらに、この平軸受に内径方向の予圧を付与する予圧付
与部材で、外周を囲んだものであることを特徴とする。
【0053】分割線を有した平軸受に、予圧付与部材で
内径方向の予圧を付与しているので、平軸受は摩耗して
も、ラック軸を支えるのに適切な内径を維持できる。こ
のため、ラック軸の中間部を常に支えることができる。
また、平軸受を振動減衰性の大きい材料で構成した場合
には、平軸受が摩耗してもラック軸に常に接触するの
で、振動減衰性能を維持することができる。
【0054】請求項4記載の発明は、予圧付与部材を振
動減衰性の大きい材料で構成したことを特徴とする。
【0055】平軸受に予圧を付与する予圧付与部材の振
動減衰性が大きいので、ラック軸の振動を容易に減衰す
ることができる。このため、ステアリングハンドルに伝
わる振動がより一層小さくなるので、操舵フィーリング
は高まる。ステアリングハンドルを介して車室内に伝わ
る振動も小さくなり、車室内の騒音もより一層小さくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置のシ
ステム図
【図2】本発明に係る電動パワーステアリング装置の全
体構成図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明に係るラック軸、電動機、ボールねじ回
りの要部断面図
【図5】本発明に係る平軸受の構成図
【図6】本発明に係る電動パワーステアリング装置の作
用説明図
【図7】本発明に係る平軸受の変形例図(第1変形例)
【図8】本発明に係る平軸受の変形例図(第2変形例)
【図9】本発明に係る電動パワーステアリング装置(変
形例)の作用説明図
【図10】従来の電動パワーステアリング装置の模式的
説明図
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングハ
ンドル、3…ラックアンドピニオン機構、4…ピニオ
ン、5…ラック軸、5a…ラック歯、5b…ねじ部(ね
じ溝)、8…電動機、9…ねじ機構(ボールねじ)、5
0…ラックガイド、71…ナット、75…平軸受、75
a…分割線、81…平軸受、81a…支持突部、82…
平軸受部、83…ホルダ、84…平軸受、84a…分割
線、85…予圧付与部材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−165089(JP,A) 特開 平6−293272(JP,A) 実開 平2−105069(JP,U) 実開 平2−85677(JP,U) 実開 昭63−124566(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/04 B62D 5/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に延ばしたラック軸の一端部の
    前面又は後面にラック歯を形成し、このラック歯にピニ
    オンを噛み合わせ、前記ラック軸のラック歯を形成した
    面の背面側にこの背面を押出すラックガイドを取付け、
    前記ピニオンとラックガイドとでラック軸の一端部を支
    持するとともに、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、
    このねじ部にナットを取付け、このナットを介して操舵
    トルクに応じた補助トルクを前記ラック軸に付加すると
    ともに、ラック軸の他端部を支持するようにした電動パ
    ワーステアリング装置において、前記ラック軸の中間部
    を平軸受で支えたことを特徴とする電動パワーステアリ
    ング装置。
  2. 【請求項2】 前記平軸受は、振動減衰性の大きい材料
    からなることを特徴とした請求項1記載の電動パワース
    テアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記平軸受は、少なくとも1つの分割線
    を有して径が変更可能なものであり、さらに、この平軸
    受に内径方向の予圧を付与する予圧付与部材で、外周を
    囲んだものであることを特徴とした請求項1又は請求項
    2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記予圧付与部材は、振動減衰性の大き
    い材料からなることを特徴とした請求項3記載の電動パ
    ワーステアリング装置。
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