JP3019253B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
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Description
動パワーステアリング装置の改良に関する。
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリング装置が多用されてきた。この種の電動パワース
テアリング装置は、電動機で操舵トルクに応じた補助ト
ルクを発生し、この補助トルクをステアリング系に伝達
するものであって、例えば特開平7−165089号公
報「ステアリング装置」の技術がある。この技術は、そ
の公報の図1及び図3によれば、ボールナット機構33
(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同
じ。)をラック軸2の一端部に組付け、このラック軸2
の他端部にラック8を設け、このラック8にピニオン6
を噛み合わせたものである。そして、ピニオン6とラッ
ク8とを噛み合わせた位置に、ラック軸2をピニオン6
へ押し付けるラックガイド10を設けて、噛み合わせ部
分の遊びをなくした。
ステアリング装置の模式的説明図であり、従来の技術を
説明するために上記従来の技術に示す図1及び図3を再
掲したところの模式図である。なお、符号は従来の技術
と相違する。(a)はステアリング装置の平面模式図で
あり、ステアリング装置100は、ラック軸101の両
端にタイロッド102,102及びナックルアーム10
3,103を介して車輪104,104を連結し、ま
た、ラック軸101の一端部にボールナット機構105
を組付け、ラック軸101の他端部にラック106を設
け、このラック106にピニオン107を噛み合わせ、
ピニオン107の反対側からラック軸101をラックガ
イド108で押し付けた構成としたものである。
回りの更なる模式図であり、この模式図によると、ラッ
ク軸101をボールナット機構105の位置と、ピニオ
ン107並びにラックガイド108の位置との2箇所で
支持したものであり、支持スパンが長い。
ク軸101回りの模式的作用図であり、これらの作用図
によると、走行時、特に操舵時の路面反力がタイロッド
102,102を介してラック軸101へ伝わる。この
ため、ラック軸101の両端に、路面反力に起因する外
力又はモーメント(以下、「モーメントM,M」と記
す。)が作用する。その結果、ラック軸101は
(c),(d)の実線で示すように、車体前後方向(図
面では上下方向)にたわむ。支持スパンが長いので、た
わみ量は大きい。
に示すステアリング装置において、ボールナット機構1
05は、ラック軸101がたわむことにより、ねじ溝と
ボールとの接触圧力が変化する。ボールナット機構10
5は車幅方向に所定の幅を有しており、その両端部の接
触圧力が中央部よりも大きくなる。接触圧力が過大にな
ると、接触音が大きくなる。大きい接触音は車室内に伝
わって、乗員に不快感を与えることとなり、好ましくな
い。
7との間には、噛み合わせ寸法誤差がある。また、ボー
ルナット機構105には、ねじ溝とボールとの間の隙間
がある。このようなことから、ラック軸101の一般的
な振動誘因として、次の点が挙げられる。 (1)走行時、特に操舵時の路面反力がタイロッド10
2,102を介してラック軸101に伝わり、ラック軸
101の車体前後方向に振動が発生する誘因となる(第
1誘因)。 (2)ボールナット機構105の個々のボールが、ラッ
ク軸101のねじ溝と接触する瞬間並びに離れる瞬間
に、ボールからねじ溝へ作用する力が変動する。このこ
とが、ラック軸101に振動が発生する誘因となる(第
2誘因)。
周波数と、第2誘因による振動の周波数とが一致する
と、振動が増幅する。しかも、増幅した振動の周波数
(振動数)がラック軸101の固有振動数に一致する
と、共振によりラック軸101は大きく振動することに
なる。ラック軸101の大きい振動は、ステアリングハ
ンドルを介して車室内に伝わるので、車室内の騒音の要
因となる。また、ステアリングハンドルに振動が伝わる
と、操舵フィーリング(操舵感覚)上好ましくない。
の〜が考えられる。 ラック106とピニオン107との、噛み合わせ寸法
精度を高めること。 ボールナット機構105の、ねじ溝とボールとの間の
隙間を小さくすること。 ラック軸101の直径を変えることで固有振動数を変
えること。 しかし、上記は加工が面倒でありコスト高になる。
は摩擦抵抗が増し、操舵フィーリング上好ましくない。
はラック軸101が重くなる。
伴って発生する車室内の騒音を、抑えることのできる技
術を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、車幅方向に延ばしたラック
軸の一端部の一側面にラック歯を形成し、このラック歯
にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯を形成し
た面の背面側にこの背面を押出すラックガイドを取付
け、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、このねじ部に
ボールねじのナットをボールを介して組付け、このナッ
トを介して操舵トルクに応じた補助トルクをラック軸に
付加するようにした電動パワーステアリング装置におい
て、ナットのねじ溝のうち、両端部のねじ溝の谷を、中
央部のねじ溝の谷よりも深く設定したことを特徴とす
る。
力又はモーメント(以下、「モーメント」と記す。)が
作用して、ラック軸がたわんだとき、ナットの両端部に
おけるたわみ量は、中央部のたわみ量よりも大きい。こ
れに対して、ナットのねじ溝のうち、両端部のねじ溝の
谷を中央部のねじ溝の谷よりも深く設定したので、ラッ
ク軸のたわみ変形による自由度は、ナットの中央部より
も両端部の方が大きい。このため、ボールねじのねじ溝
とボールとの接触圧力は、ナットの幅中央と両端部とで
概ね均等になり、局部的に過大になることが抑制され
る。過大な接触圧力が抑制されるので、接触音は小さく
てすみ、この結果、接触音に伴う車室内の騒音を、容易
に抑えることができる。
たラック軸の一端部の一側面にラック歯を形成し、この
ラック歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯
を形成した面の背面側にこの背面を押出すラックガイド
を取付け、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、このね
じ部にボールねじのナットをボールを介して組付け、こ
のナットを介して操舵トルクに応じた補助トルクをラッ
ク軸に付加するようにした電動パワーステアリング装置
において、ナットに、互いに独立した複数列のねじ溝を
直列に配置し、また、両端部のねじ溝を転がるボール
を、中央部のねじ溝を転がるボールよりも小径のボール
としたことを特徴とする。
ラック軸がたわんだとき、ナットの両端部におけるたわ
み量は、中央部のたわみ量よりも大きい。これに対し
て、ナットの両端部のねじ溝を転がるボールを、中央部
のねじ溝を転がるボールよりも小径のボールとしたの
で、ラック軸のたわみ変形による自由度は、ナットの中
央部よりも両端部の方が大きい。このため、ボールねじ
のねじ溝とボールとの接触圧力は、ナットの幅中央と両
端部とで概ね均等になり、局部的に過大になることが抑
制される。過大な接触圧力が抑制されるので、接触音は
小さくてすみ、この結果、接触音に伴う車室内の騒音
を、容易に抑えることができる。
たラック軸の一端部の一側面にラック歯を形成し、この
ラック歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯
を形成した面の背面側にこの背面を押出すラックガイド
を取付け、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、このね
じ部にナットを取付け、このナットを介して操舵トルク
に応じた補助トルクをラック軸に付加するようにした電
動パワーステアリング装置において、ラック軸の少なく
とも一部を中空部とし、その中空部に弾性部材を介して
振動減衰用ウエイト部材を取付けたことを特徴とする。
その中空部に弾性部材を介して振動減衰用ウエイト部材
を取付けたので、ラック軸の両端にモーメントが作用し
たときに、ラック軸に発生する振動を振動減衰用ウエイ
ト部材で減衰することができる。ラック軸の振動が減衰
されると、ステアリングハンドルに伝わる振動も抑制さ
れるので、操舵フィーリングが高まる。また、ステアリ
ングハンドルを介して車室内に伝わる振動が抑制される
ので、車室内の騒音を抑えることができる。そして、車
室内で特に耳障りな騒音の要因となる領域の、ラック軸
の共振を減衰するように、弾性部材のばね定数、振動減
衰用ウエイト部材の重さや取付け位置等を設定すること
により、車室内の快適性が一層高まる。さらに、ラック
軸の中空部に振動減衰用ウエイト部材を取付けたので、
電動パワーステアリング装置が大型になる虞れはない。
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る電動パワーステアリ
ング装置のシステム図であり、電動パワーステアリング
装置1は、ステアリングハンドル2に連結したラックア
ンドピニオン機構3(ピニオン4並びにラック軸5とか
らなる。)と、ステアリングハンドル2で発生したステ
アリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段
6と、この操舵トルク検出手段6の検出信号に基づいて
制御信号を発生する制御手段7と、この制御手段7の制
御信号に基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを発生
する電動機8と、この電動機8の補助トルクを前記ラッ
ク軸5に伝達するねじ機構としてのボールねじ(ボール
ナット機構)9とからなり、ラック軸5でタイロッド1
1,11並びにナックルアーム12,12を介して車輪
(転舵輪)13,13を転舵する装置である。
グ装置の全体構成図であり、要部を断面したものであ
る。電動パワーステアリング装置1は、ラックアンドピ
ニオン機構3、電動機8、ボールねじ9を車幅方向(図
左右方向)に延びるステアリングギヤボックス21に収
納したものであり、このステアリングギヤボックス21
は、互いに長手方向にボルト結合した、概ね管状の第1
ハウジング22並びに第2ハウジング23からなる。第
1ハウジング22は図示せぬ車体に取付けるためのブラ
ケット24を備え、第2ハウジング23は車体に取付け
るためのマウント部材25を備えたものである。
ピニオン4を噛み合わせ、他端部にボールねじ9を組付
け、また、両端にタイロッド11,11を連結し、さら
に、車幅方向にスライドするようにステアリングギヤボ
ックス21を貫通したものである。ステアリングギヤボ
ックス21は、ピニオン4とラック軸5の噛み合わせ中
心位置にラックガイド50を設け、ラック軸5の中間部
にブッシュ76を設けたものである。ラックアンドピニ
オン機構3及びラックガイド50については、図3にて
詳述し、ブッシュ76については、図4にて詳述する。
とラック軸5の噛み合わせ中心位置をA(以下「ピニオ
ン中心A」と称する。)とし、ボールねじ9の軸方向組
付け中心位置をB(以下「ボールねじ中心B」と称す
る。)とし、ブッシュ76の中心位置をC(以下「ブッ
シュ中心C」と称する。)としたときに、ブッシュ中心
Cは、ピニオン中心Aとボールねじ中心Bとの概ね中央
位置にあることが好ましいが、ピニオン中心Aとボール
ねじ中心Bとの間に配置すればよい。図中、26,26
はボールジョイント、27,27はゴムカバーである。
パワーステアリング装置1は、上記ステアリングハンド
ル2(図1参照)に連結した管状の入力軸31と、この
入力軸31内に挿通し且つ入力軸31に上部をピン32
で結合したトーションバー33と、このトーションバー
33の下部にセレーション結合し、下部に上記ピニオン
4を設けた出力軸34とで、主たるステアリング系をな
すものである。
1,34の相対ねじれ角を検出することによりステアリ
ング系の操舵トルクを検出するものであり、トーション
バー33とスライダ35とセンサ36とからなる。詳し
くは、トーションバー33は、文字通りトルクに対して
正確にねじれ角が発生するメンバーであって、入力軸3
1と出力軸34との間での相対ねじり変位を発生する。
傾斜溝35aと縦長のストレート溝35bとを備えた円
筒形状のスライダ35を、前記入力軸31と出力軸34
との間に掛け渡すことで、スライダ35は相対ねじり変
位に応じて軸方向へ変位可能である。このときの変位量
はトルクに比例し、変位量を可変インダクタンス式セン
サ36で電気信号に変換するものである。
ク軸5は一側面に、ピニオン4と噛み合うラック歯5a
を設けたものである。入力軸31とトーションバー33
と出力軸34とは、同心上にある。図中、41,42は
第3ハウジング並びに第4ハウジングであり、第1ハウ
ジング22の上部に取付けたものである。43は入力軸
31を支持する軸受、44,45は出力軸34の両端を
支持する軸受である。
ラック歯5aを形成した面の背面側から、この背面を押
出すものである。詳しくは、ラックガイド50は、ラッ
ク歯5aと反対側からラック軸5を押すガイド部51
と、このガイド部51を圧縮ばね(弾性部材)52を介
して押す調整ボルト53と、この調整ボルト53の位置
をロックするロックナット54とからなる。調整ボルト
53は第1ハウジング22にねじ込むものである。この
ような構成のラックガイド50は、第1ハウジング22
にねじ込んだ調整ボルト53にて、圧縮ばね52を介し
てガイド部51を適切な押圧力で押すことで、ガイド部
51でラック軸5に予圧を与えて、ラック軸5をピニオ
ン4へ押し付けることができる。55はガイド部に設け
た当接部材である。
ールねじ回りの要部断面図である。電動機8は、第2ハ
ウジング23内に収納したステータ61並びにロータ6
2からなり、このロータ62は、ラック軸5に相対的に
回転可能に挿通した管状の出力軸63を備える。出力軸
63は、両端部を軸受64,65を介して第1・第2ハ
ウジング22,23内に回転可能に支持したものであ
り、しかも、一端部の内部にボールねじ9のナット71
を取付けた構成である。そして、軸受65は、ボールね
じ中心B又はその近傍位置で、出力軸63を介してボー
ルねじ9を支持することになる。図中、75は出力軸6
3の内面にねじ込むロックスクリューであり、出力軸6
3に対するナット71の軸方向移動を防止するものであ
る。
部の取付け孔22aに嵌合し、止め輪77で抜け止めし
たものであり、自己潤滑形性の材料や低摩擦抵抗性の材
料、例えば、四フッ化エチレン樹脂(商標名;テフロ
ン)等のフッ素樹脂系の樹脂からなる。ラック軸5とブ
ッシュ76との間には、例えば0.1mm程度の隙間δ
を有し、このため、ブッシュ76は、ラック軸5の中間
部(例えば、ブッシュ中心C)を、ラック軸5が隙間δ
分の所定値たわんだときに支える。
ねじの構成図であり、(a)は断面図、(b)はナット
71廻りの要部拡大断面図である。(a)に示すよう
に、ボールねじ9は、エンドキャップ形式ボールねじと
称する構造であり、ラック軸5のねじ部(ねじ溝)5b
と、このねじ部5bに組付けた外筒部分のナット71
と、多数のボール72…(…は複数を示す。以下同
じ。)と、ナット71の両端にビス73…で止めたエン
ドキャップ74,74とからなる。このボールねじ9
は、電動機8の補助トルクを、ナット71からボール7
2…を介してねじ部5bへ伝達するものであって、ナッ
ト71のねじ溝71aの端部に到達したボール72…が
ボールガイド孔71bを通って循環する、いわゆる内部
循環形式又は外部循環形式の構成である。
の両端面に臨んだねじ溝71aの端部を塞いで、ボール
72…の抜け止めをなす部材である。なお、ナット71
の両端からボール72…が抜け出ない構造であれば、エ
ンドキャップ74,74は不要である。
71aのうち、両端部のねじ溝の谷の深さを、中央部の
ねじ溝の谷よりも深く設定した。詳しくは、ナット71
のねじ溝71aはa〜fの6列(6巻き)からなり、そ
のうち、両端部の各2列a,b,e,fの谷の深さH1
は、中央部の2列c,dの谷の深さH2よりも深い。
装置の作用を説明する。図6(a)〜(d)は本発明に
係る電動パワーステアリング装置の作用説明図である。
図6(a)は、上記図1のシステムに図2の電動パワー
ステアリング装置1を組合せた、平面的な模式図であ
る。なお、各部の符号は上記図1及び図2に示すものと
同一であり、その説明を省略する。
5回りの更なる模式図であり、ラック軸5をピニオン中
心Aとボールねじ中心Bとで支持し、ピニオン中心Aで
ラックガイド50にて押し付けたことを示す。詳しく
は、ボールねじ9をラック軸5に組み付けたので、ボー
ルねじ9はラック軸5を車体前方並びに車体後方(図面
では上下方向)から支持することになる。また、ピニオ
ン4はラック軸5を車体前方から支持し、ラックガイド
50はラック軸5を車体後方から押し付けたものであ
る。しかも、ブッシュ中心Cでラック軸5が所定値たわ
むと、ブッシュ76はラック軸5を支える。
5回りの模式的作用図(第1)、図6(d)は、図6
(b)に示すラック軸5回りの模式的作用図(第2)で
ある。ラック軸5の両端には、走行時、特に操舵時の路
面反力及びボールねじ9に起因する外力又はモーメント
(以下、「車体前方からのモーメントMf」、「車体後
方からのモーメントMr」と記す。)が作用する。図6
(c)のように、前記車体前方からのモーメントMf,
Mfにより、ラック軸5の端部がピニオン4から離れる
方向に曲げられ、中間部が所定値たわむと、ラック軸5
はボールねじ9とブッシュ76とラックガイド50とで
支持されることになる。その結果、ラック軸5は図6
(c)の太い実線で示すようにたわみ、このたわんだ実
線は、ラック軸5が前方へ変形するときの揺動波形とな
る。
からのモーメントMr,Mrにより、ラック軸5の端部
がピニオン4へ押し付ける方向に曲げられ、中間部が所
定値たわむと、ラック軸5はボールねじ9とブッシュ7
6とピニオン4とで支持されることになる。その結果、
ラック軸5は図6(d)の太い実線で示すようにたわ
み、このたわんだ実線は、ラック軸5が後方へ変形する
ときの揺動波形となる。
5の両端に、車体前後からのモーメントMf,Mrが作
用して、ラック軸5の中間部が所定値たわんだときに、
ブッシュ76で支えるようにしたので、中間部が所定値
よりもたわむことはない。たわみ量が小さいので、ラッ
ク軸5の振動を容易に抑制することができる。このよう
に、ラック軸5の振動が抑制されると、ステアリングハ
ンドルの振動も抑制されるので、操舵フィーリングが高
まる。また、ステアリングハンドルを介して車室内に伝
わる振動が抑制されるので、車室内の騒音を抑えること
ができる。
のモーメントMf,Mrが作用して、ラック軸5がたわ
んだとき、図5(a)に示すナット71の両端部におけ
るたわみ量は、中央部のたわみ量よりも大きい。これに
対し、図5(b)においてナット71のねじ溝71aの
うち、両端部のねじ溝の谷を中央部のねじ溝の谷よりも
深く設定したので、ラック軸5のたわみ変形による自由
度は、ナット71の中央部よりも両端部の方が大きい。
このため、ボールねじ9のねじ溝5b,71aとボール
72…との接触圧力は、ナット71の幅中央と両端部と
で概ね均等になり、局部的に過大になることが抑制され
る。過大な接触圧力が抑制されるので、ねじ溝5b,7
1aとボール72…とは、きしむ音やこじれる音などの
異音を発せず、接触音が小さくてすむ。この結果、接触
音に伴う車室内の騒音を、容易に抑えることができる。
例を、図7に基づき説明する。なお、上記図5に示す実
施の形態と同様の構成については、同一符号を付し、そ
の説明を省略する。図7は本発明に係るボールねじ(変
形例)の断面図であり、ボールねじ80は上記図2及び
図4に示すボールねじ9と置換して使用するものであ
る。
称する構造であり、ラック軸5のねじ部5bと、このね
じ部5bに組付けたナット81と、多数のボール82x
…,82yとからなる。ねじ部5bは、溝ピッチ及び溝
の谷の深さを同一にしたものである。ナット81は、互
いに独立した複数列のねじ溝83a〜83fを直列に配
置したものであり、また、両端部のねじ溝83a,83
b,83e,83fを転がるボール82x…は、中央部
のねじ溝83c,83dを転がるボール82y…よりも
小径のボールである。
は、例えば6列(6巻き)からなり、溝形状、溝ピッチ
及び溝の谷の深さを、同一に設定したものである。これ
らのねじ溝83a〜83fのうち、第1列のねじ溝83
aと第2列のねじ溝83bとは連続した第1溝群Xをな
し、第3列のねじ溝83cと第4列のねじ溝83dとは
連続した第2溝群Yをなし、第5列のねじ溝83eと第
6列のねじ溝83fとは連続した第3溝群Zをなし、こ
れら第1溝群Xと第2溝群Yと第3溝群Zとは直列に配
置した構成である。
・第3溝群X,Zを転がるボール82x…は、中央部の
第2溝群Yを転がるボール82y…よりも、小径のボー
ルである。このため、小径のボール82x…は、ねじ部
5bの溝と第1・第3溝群X,Zの溝とに、所定の隙間
を有して嵌まる。ボール82y…は、ねじ部5bの溝と
第2溝群Yの溝とに、ほぼ隙間なく嵌まる。
達したボール82x…が、第1ボールガイド孔84aを
通って循環し、第2溝群Yの端部に到達したボール82
y…が、第2ボールガイド孔84bを通って循環し、第
3溝群Zの端部に到達したボール82x…が、第3ボー
ルガイド孔84cを通って循環する、いわゆる内部循環
形式又は外部循環形式の構成である。
83c,83d,83e,83f毎に分割したナット分
割体81a,81b,81c,81d,81e,81f
を重ねてボルト・ナット85…にて一体に結合した構成
である。なお、ナット81は、各溝群X,Y,Z毎に分
割したナット分割体を重ねて結合してもよい。また、図
示していないが、ナット81は両端からボール82…が
抜け出ない構造である。
を説明する。図6(c),(d)において、ラック軸5
の両端に車体前後からのモーメントMf,Mrが作用し
て、ラック軸5がたわんだとき、図7に示すナット81
の両端部におけるたわみ量は、中央部のたわみ量よりも
大きい。これに対し、図7において両端部のねじ溝83
a,83b,83e,83fを転がるボール82x…
を、中央部のねじ溝83c,83dを転がるボール82
y…よりも小径のボールとした。従って、ラック軸5の
たわみ変形による自由度は、ナット71の中央部よりも
両端部の方が大きい。このため、ボールねじ9のねじ部
5bやねじ溝83a〜83fとボール82x…,82y
…との接触圧力は、ナット81の幅中央と両端部とで概
ね均等になり、局部的に過大になることが抑制される。
過大な接触圧力が抑制されるので、ねじ部5bやねじ溝
83a〜83fとボール82x…,82y…とは、きし
む音やこじれる音などの異音を発せず、接触音が小さく
てすむ。この結果、接触音に伴う車室内の騒音を、容易
に抑えることができる。
例を、図8〜図10に基づき説明する。なお、上記図1
〜図6に示す実施の形態と同様の構成については、同一
符号を付し、その説明を省略する。図8は本発明に係る
電動パワーステアリング装置(変形例)の全体構成図で
あり、この変形例のラック軸5は、少なくとも一部を中
空部5cをとし、その中空部5cに、副振動系としての
振動減衰用ウエイト部材92を取付けたことを特徴とす
る。
材廻りの要部断面図であり、振動減衰用ウエイト部材9
2は、鉛等の比重の大きい材料からなる丸棒であり、こ
の丸棒は、両端にラバーマウントからなる弾性部材9
1,91を嵌めたものである。変形例のラック軸5は、
他端部に同軸上に細長い中空部5cを形成し、この中空
部5cに、弾性部材91,91を介して振動減衰用ウエ
イト部材92を取付けたものである。
原理図であり、振動減衰原理は、主振動系であるラック
軸5に対して付加的な副振動系をつけ加えることによっ
て、ラック軸5の振動エネルギーを減衰するものであ
る。副振動系は、質量成分としての振動減衰用ウエイト
部材92と、ばね成分としての弾性部材91…とからな
り、ラック軸5の中空部5cに取付けることにより、い
わゆる、ダイナミックダンパの役割を果たす。
れば、図6に示すようにラック軸5の両端に、車体前後
からのモーメントMf,Mrが作用したときに、ラック
軸5の発生する振動を、図10の弾性部材91…及び振
動減衰用ウエイト部材92からなる副振動系で減衰する
ことができる。ラック軸5の振動が減衰されると、ステ
アリングハンドルの振動も抑制されるので、操舵フィー
リングが高まる。また、ステアリングハンドルを介して
車室内に伝わる振動が抑制されるので、車室内の騒音を
抑えることができる。
において、ラック軸5の一端部、他端部とは、単にラッ
ク軸5の端のみに限定するものではなく、ピニオン4を
噛み合わせ、ボールねじ9,80を組付け、又はブッシ
ュ76を配置するための位置を、便宜的に称するもので
ある。
いて、ばね成分としての弾性部材91…は、ラバーマウ
ントに限らず、例えば、ばねであってもよい。さらに、
ラック軸5は、少なくとも一部を中空部5cとし、その
中空部5cに弾性部材91…を介して振動減衰用ウエイ
ト部材92を取付けた構成であればよく、車室内で特に
耳障りな騒音の要因となる領域の、ラック軸5の共振を
減衰するように、弾性部材91…のばね定数、振動減衰
用ウエイト部材92の重さや取付け位置等を設定するこ
とにより、車室内の快適性は一層高まる。
する。請求項1記載の発明は、車幅方向に延ばしたラッ
ク軸の一端部の一側面にラック歯を形成し、このラック
歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯を形成
した面の背面側にこの背面を押出すラックガイドを取付
け、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、このねじ部に
ボールねじのナットをボールを介して組付け、このナッ
トを介して操舵トルクに応じた補助トルクをラック軸に
付加するようにした電動パワーステアリング装置におい
て、ナットのねじ溝のうち、両端部のねじ溝の谷を、中
央部のねじ溝の谷よりも深く設定したことを特徴とす
る。
力又はモーメント(以下、「モーメント」と記す。)が
作用して、ラック軸がたわんだとき、ナットの両端部に
おけるたわみ量は、中央部のたわみ量よりも大きい。こ
れに対して、ナットのねじ溝のうち、両端部のねじ溝の
谷を中央部のねじ溝の谷よりも深く設定したので、ラッ
ク軸のたわみ変形による自由度は、ナットの中央部より
も両端部の方が大きい。このため、ボールねじのねじ溝
とボールとの接触圧力は、ナットの幅中央と両端部とで
概ね均等になり、局部的に過大になることが抑制され
る。過大な接触圧力が抑制されるので、接触音は小さく
てすみ、この結果、接触音に伴う車室内の騒音を、容易
に抑えることができる。
たラック軸の一端部の一側面にラック歯を形成し、この
ラック歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯
を形成した面の背面側にこの背面を押出すラックガイド
を取付け、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、このね
じ部にボールねじのナットをボールを介して組付け、こ
のナットを介して操舵トルクに応じた補助トルクをラッ
ク軸に付加するようにした電動パワーステアリング装置
において、ナットに、互いに独立した複数列のねじ溝を
直列に配置し、また、両端部のねじ溝を転がるボール
を、中央部のねじ溝を転がるボールよりも小径のボール
としたことを特徴とする。
ラック軸がたわんだとき、ナットの両端部におけるたわ
み量は、中央部のたわみ量よりも大きい。これに対し
て、ナットの両端部のねじ溝を転がるボールを、中央部
のねじ溝を転がるボールよりも小径のボールとしたの
で、ラック軸のたわみ変形による自由度は、ナットの中
央部よりも両端部の方が大きい。このため、ボールねじ
のねじ溝とボールとの接触圧力は、ナットの幅中央と両
端部とで概ね均等になり、局部的に過大になることが抑
制される。過大な接触圧力が抑制されるので、接触音は
小さくてすみ、この結果、接触音に伴う車室内の騒音
を、容易に抑えることができる。
たラック軸の一端部の一側面にラック歯を形成し、この
ラック歯にピニオンを噛み合わせ、ラック軸のラック歯
を形成した面の背面側にこの背面を押出すラックガイド
を取付け、ラック軸の他端部にねじ部を形成し、このね
じ部にナットを取付け、このナットを介して操舵トルク
に応じた補助トルクをラック軸に付加するようにした電
動パワーステアリング装置において、ラック軸の少なく
とも一部を中空部とし、その中空部に弾性部材を介して
振動減衰用ウエイト部材を取付けたことを特徴とする。
その中空部に弾性部材を介して振動減衰用ウエイト部材
を取付けたので、ラック軸の両端にモーメントが作用し
たときに、ラック軸に発生する振動を振動減衰用ウエイ
ト部材で減衰することができる。ラック軸の振動が減衰
されると、ステアリングハンドルに伝わる振動も抑制さ
れるので、操舵フィーリングが高まる。また、ステアリ
ングハンドルを介して車室内に伝わる振動が抑制される
ので、車室内の騒音を抑えることができる。そして、車
室内で特に耳障りな騒音の要因となる領域の、ラック軸
の共振を減衰するように、弾性部材のばね定数、振動減
衰用ウエイト部材の重さや取付け位置等を設定すること
により、車室内の快適性が一層高まる。さらに、ラック
軸の中空部に振動減衰用ウエイト部材を取付けたので、
電動パワーステアリング装置が大型になる虞れはない。
ステム図
体構成図
りの要部断面図
用説明図
形例)の全体構成図
部断面図
説明図
ンドル、3…ラックアンドピニオン機構、4…ピニオ
ン、5…ラック軸、5a…ラック歯、5b…ねじ部(ね
じ溝)、5c…中空部、8…電動機、9…ねじ機構(ボ
ールねじ)、50…ラックガイド、71…ナット、72
…ボール、76…ブッシュ、80…ねじ機構(ボールね
じ)、81…ナット、82x,82y…ボール、83a
〜83f…ねじ溝、91…弾性部材(ラバーマウン
ト)、92…振動減衰用ウエイト部材、H1…両端部の
ねじ溝の谷の深さ、H2…中央部のねじ溝の谷の深さ。
Claims (3)
- 【請求項1】 車幅方向に延ばしたラック軸の一端部の
一側面にラック歯を形成し、このラック歯にピニオンを
噛み合わせ、前記ラック軸のラック歯を形成した面の背
面側にこの背面を押出すラックガイドを取付け、ラック
軸の他端部にねじ部を形成し、このねじ部にボールねじ
のナットをボールを介して組付け、このナットを介して
操舵トルクに応じた補助トルクを前記ラック軸に付加す
るようにした電動パワーステアリング装置において、前
記ナットのねじ溝のうち、両端部のねじ溝の谷を、中央
部のねじ溝の谷よりも深く設定したことを特徴とする電
動パワーステアリング装置。 - 【請求項2】 車幅方向に延ばしたラック軸の一端部の
一側面にラック歯を形成し、このラック歯にピニオンを
噛み合わせ、前記ラック軸のラック歯を形成した面の背
面側にこの背面を押出すラックガイドを取付け、ラック
軸の他端部にねじ部を形成し、このねじ部にボールねじ
のナットをボールを介して組付け、このナットを介して
操舵トルクに応じた補助トルクを前記ラック軸に付加す
るようにした電動パワーステアリング装置において、前
記ナットは、互いに独立した複数列のねじ溝を直列に配
置したものであり、また、両端部のねじ溝を転がるボー
ルは、中央部のねじ溝を転がるボールよりも小径のボー
ルであることを特徴とした電動パワーステアリング装
置。 - 【請求項3】 車幅方向に延ばしたラック軸の一端部の
一側面にラック歯を形成し、このラック歯にピニオンを
噛み合わせ、前記ラック軸のラック歯を形成した面の背
面側にこの背面を押出すラックガイドを取付け、ラック
軸の他端部にねじ部を形成し、このねじ部にナットを取
付け、このナットを介して操舵トルクに応じた補助トル
クを前記ラック軸に付加するようにした電動パワーステ
アリング装置において、前記ラック軸は、少なくとも一
部を中空部とし、その中空部に弾性部材を介して振動減
衰用ウエイト部材を取付けたことを特徴とする電動パワ
ーステアリング装置。
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JP16911697A JP3019253B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH1111334A JPH1111334A (ja) | 1999-01-19 |
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JP (1) | JP3019253B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-06-25 JP JP16911697A patent/JP3019253B2/ja not_active Expired - Fee Related
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