JP2006015856A - 伝達比可変操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ステアリングコラムに設けた従来の伝達比可変機構は、スパイラルケーブルが必要となるため、余分のスペースを必要とするとともに、ケーブルの断線等による不具合が発生する恐れがある。
【解決手段】 ステアリングコラム13に取付けられたハウジング21に、ハンドル軸11と出力軸22を同一軸線上に回転可能に支持し、これらハンドル軸及び出力軸の対向端部に歯数が僅かに異なる第1及び第2サンギヤ45、46を形成し、これら第1及び第2サンギヤに噛合う第1及び第2プラネタリギヤ53,54をキャリア47に支持するとともに、キャリアに回転連結されたウォームホイール57に噛合するウォーム軸58を、前記ハウジングにハンドル軸及び出力軸の回転軸線に対し直角方向に設置されたモータ43によって回転するように構成した。これにより、スパイラルケーブルを廃止できるとともに、省スペースの伝達比可変操舵装置10を得ることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ハンドル軸の回転をステアリング装置を介して操向車輪に伝達する操舵装置、特に遊星歯車機構によってステアリング装置への伝達比を可変にできる伝達比可変操舵装置に関するものである。
ハンドルの切り角が小さいときはステアリング装置への伝達比(ハンドルの回転/出力軸の回転)を小さくしてハンドルの切れをよくし、切り角が大きくなると操作が楽なように伝達比を大きくしたり、また、これとは逆に、ハンドルの切り角が小さいときはステアリング装置への伝達比を大きくしてハンドルの中立安定性をよくしたりすることがあり、さらには、車庫入れ等の際に伝達比をかなり小さくしてハンドルの回し角度を少なくすることがある。これらに対応するために、ステアリング装置への伝達比を可変にした伝達比可変機構が実用に供せられるようになってきている。
ところで、伝達比可変機構をステアリングコラムに設けると、特別な設置スペースを必要とせず、しかもステアリング装置の構造を変更することなく伝達比可変機構の装着を可能にできる利点がある。この種の伝達比可変機構として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特開2003−237590号公報(段落0015〜0017、図2)
特許文献1に記載の技術は、ハンドルの回転に伴い、伝達比可変機構のハウジングに内蔵されたモータ自体をハンドル軸とともに回転せざるをえないため、モータに電気信号を供給しつつモータ自体の回転を許容するためのスパイラルケーブルが必要となる。このために、従来の伝達比可変機構は、余分のスペースを必要とするとともに、ケーブルの断線等による不具合が発生する恐れがある。
本発明は、係る従来の不具合を解消するためになされたもので、スパイラルケーブルを廃止するとともに、モータを、ステアリングコラムに取付けられたハウジングにハンドル軸の軸方向に対し直角に設置して、省スペースの伝達比可変操舵装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ハンドルに作用する操舵力をステアリング装置を介して操向車輪に伝達する操舵装置にして、ステアリングコラムに取付けられたハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持され前記ハンドル側に連結されたハンドル軸と、前記ハウジングに前記ハンドル軸と同一軸線上に回転可能に支持され前記ステアリング装置側に連結された出力軸と、これらハンドル軸及び出力軸の対向端部に形成された歯数が僅かに異なる第1及び第2サンギヤ、前記ハンドル軸及び出力軸の中心軸線回りに回転可能に支承されたキャリア、前記キャリア上に支持され前記第1及び第2サンギヤにそれぞれ噛合する第1及び第2プラネタリギヤからなる遊星歯車機構と、前記ハンドル軸及び出力軸のいずれか一方に回転可能に支持され前記キャリアに回転係合するウォームホイールと、前記ウォームホイールに噛合するウォーム軸と、前記ハウジングに前記ハンドル軸及び出力軸の回転軸線に対し直角方向に設置され前記ウォームに連結されたモータとによって構成ものである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記ハンドル軸は、前記ハウジングに対して複列の軸受によって支持され、前記出力軸は、前記ハウジングに対して単列の軸受によって支持されるとともに、端部を前記ハンドル軸の端部に相対回転可能に嵌合支持されているものである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項2において、前記出力軸にはハンドル軸に向かって小径部が突出形成され、前記小径部がハンドル軸に設けた軸受穴に軸受を介して嵌合支持されているものである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、モータがステアリングコラムに取付けられたハウジングに設置されているので、従来のようなスパイラルケーブルを不要にでき、省スペースで、不具合の発生しにくい伝達比可変操舵装置を容易に得ることができる効果がある。しかもモータはハンドル軸に対して直角方向に配置されているので、伝達比可変操舵装置のコラム軸方向の長さを短縮でき、ステアリングコラムに衝撃吸収機構を設ける場合でも、その設置を容易にでき、コラム軸全体が短い軽車両にも搭載できる効果がある。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、ハンドル軸が複列の軸受によって支持されているので、サンギヤに横力が働いてもハンドル軸がハウジングに対して傾くことを防止でき、第1及び第2サンギヤと複数の第1及び第2プラネタリギヤの噛合いを均一に確保できる。これにより、ハンドル回転時における操舵トルクの変動を抑え、円滑な操舵感を確保できる効果がある。しかも、出力軸は一端を前記ハンドル軸に支持されているので、ハウジングに対して単列の軸受で支持するだけで、真直度を確保することができる効果がある。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、ハンドル軸と出力軸の嵌合支持部を複列の軸受に近づけることができるので、出力軸の真直度の確保をより確実に行うことができる効果がある。
以下本発明の実施例に係る伝達比可変操舵装置10を図面に基づいて説明する。
図1、図2において、11は上端にハンドル12が取付けられたハンドル軸で、ステアリングコラム13に回転可能に支承されている。ハンドル軸11はハンドル12を取付けたアッパーシャフト14と、このアッパーシャフト14の下端部に設けた筒状部15に相対回転を規制し、且つ所定値以上の軸力が作用したときは軸方向に相対変位可能に嵌合されたロアシャフト16とで構成されている。従って、車両の衝突時に運転者がハンドル12に衝突し、ハンドル軸11に所定値以上の軸方向推力が作用するとアッパーシャフト14はロアシャフト16に対して軸方向前方に変位し衝撃エネルギーを吸収することができる。
ステアリングコラム13は、アッパーシャフト14を軸受17を介して回転可能に支持する筒状のアッパーコラム18と、上端部がアッパーコラム18の下端部内周面に嵌合する筒状のロアコラム19とで構成されている。20はアッパーコラム18を車体に取付ける上部ブラケットで、衝突時にアッパーコラム18が衝撃で前方に移動したとき、車体からはずれてアッパーコラム18及びアッパーシャフト14の前方への移動を許容するようになっている。
ロアコラム19の下端には前記伝達比可変操舵装置10の本体をなすハウジング21が固定されている。ハウジング21には図3に図示するように、ロアシャフト16と出力軸22の各端部が同一軸線上に回転可能に支承されている。出力軸22は自在継手23、中間軸24、自在継手25を介してラックピニオン形ステアリング装置26の入力軸27に連結され、入力軸27の回転により車両の操向車輪28が左右方向に操舵される。
次に前記伝達比可変操舵装置10の具体的構成を図3に基づいて説明する。伝達比可変操舵装置10のハウジング21は、アッパーハウジング31とロアーハウジング32からなり、アッパーハウジング31は前記ステアリングコラム13のロアコラム19の下端外周に嵌着され、アッパーハウジング31にロアーハウジング32がボルトにより結合されている。アッパーハウジング31には、ハンドル軸11のロアシャフト16が複列の玉軸受33により回転可能に支持され、また、ロアーハウジング32には、ステアリング装置26側に連結された出力軸22が単列の玉軸受34によりロアシャフト16と同軸上に回転可能に支持されている。なお、本願発明で言う「複列の軸受」は、図3に示すように単列の玉軸受33を複数隣接させて用いるほかに、共通のレースに複数の玉列を設けた複列玉軸受を用いてもよい。
ロアシャフト16の軸端と出力軸22の軸端はロアーハウジング32内において互いに対向配置され、出力軸22の軸端には小径部35が突出形成されている。ロアシャフト16の軸端には軸受穴36が穿設され、この軸受穴36に小径部35がニードル軸受37を介して回転可能に支承されている。このように、ハンドル軸11及び出力軸22の対向する軸端部は半径方向荷重を支承する軸受37を介して回転軸線O回りに高い同心性を確保して相互に相対回転可能に嵌合支持されている。
ここで、ハンドル軸11及び出力軸22の嵌合支持部と、ハンドル軸11の軸受支持部(33)及び出力軸22の軸受支持部(34)との各距離は、ハンドル軸11側の距離が圧倒的に短いため、この距離が短い側のハンドル軸11を複列の軸受33で支持することにより、後述するギヤの噛合い抵抗に対する軸の傾きを効果的に抑制することができ、しかも、距離が長い側の出力軸22は単列の軸受34で支持することにより、ハンドル軸11とのアライメント調整が容易で、しかも嵌合支持部との2点支持によって真直度も良好に確保される。
前記ハンドル軸11のロアシャフト16の軸端部には、摺動穴38が軸受穴36に連続して穿設され、摺動穴38に摩擦体39が摺動可能に嵌合され、この摩擦体39が圧縮スプリング40のばね力により小径部35の端面に押圧されている。
ロアーハウジング32には遊星歯車室41が形成され、この遊星歯車室41に遊星歯車機構42と、キャリア回動機構44とが前記回転軸線O上に並列配置されている。キャリア回動機構44はロアーハウジング32に設置されたモータ43にて回転駆動される。ロアシャフト16及び出力軸22の対向する軸端部には、遊星歯車機構42を構成する歯数が僅かに異なる第1及び第2サンギヤ45,46がそれぞれ設けられている。ロアシャフト16及び出力軸22にはキャリア47を構成する間隔をおいた一対のプレート48、49が遊嵌され、一対のプレート48、49は円周上複数個(例えば3個)の連結軸50によって一体化されている。また、一対のプレート48、49の間には連結軸50の各間に円周上複数個の支承軸51が配置され、両端をプレート48,49に固定支持されている。支承軸51にはブッシュ52を介して第1及び第2プラネタリギヤ53,54が夫々回転可能に支承されている。第1及び第2プラネタリギヤ53,54は一体的に結合され、前記第1及び第2サンギヤ45,46に夫々噛合されている。プレート48,49、連結軸50等により第1及び第2プラネタリギヤ53,54を支承するキャリア47が構成されている。なお、第1及び第2サンギヤ45,46、第1及び第2プラネタリギヤ53,54の歯数は、一例として、20,21,21,20とした。
前記キャリア回動機構44は、ロアーハウジング32に設置したモータ43の回転力を前記キャリア47に伝達し、このキャリア47を回転駆動するように構成されている。すなわち、キャリア回動機構44は、出力軸22の外周に軸受59によって軸方向移動を規制されて回転可能に支承されたウォームホイール57と、このウォームホイール57に噛合うウォーム軸58を有し、ウォーム軸58は両端を図略の軸受によりロアーハウジング32に前記回転軸線Oと直角な軸線回りに回転可能に支持されている。モータ43はその出力軸がウォーム軸58と同軸となるようにロアーハウジング32に設置され、モータ43の出力軸にウォーム軸58が作動的に連結されている。
出力軸22にはまた、外周にスプライン突起を形成したスプラインスリーブ61が嵌合されている。スプラインスリーブ61は前記ウォームホイール57及びキャリア47の一方のプレート48の内周に夫々嵌合され、これらウォームホイール57及びプレート48の内周に形成されたスプライン穴に夫々スプライン係合されている。これにより、ウォームホイール57の回転がスプラインスリーブ61を介してキャリア47に伝達される。
このように、モータ43がステアリングコラム13(ロアコラム19)に取付けられたハウジング21(ロアハウジング32)に設置されているので、モータ43の位置はハンドル軸11の回転とは無関係に(車体に対して)固定され、従来のようなスパイラルケーブルを用いる必要がない。また、キャリア回動機構44を駆動するモータ43を、回転軸線Oに対して直角方向に配置することにより、モータ43がステアリングコラム13の長手方向に突出することがなく、これによって伝達比可変操舵装置10をステアリングコラム13に少スペースで装着できるようになり、同装置の組付けにおける制約を少なくしている。
なお、図3中、63はウォームホイール57とキャリア47との間に介挿された皿ばねで、この皿ばね63のばね力によりキャリア47が回転軸線O方向に押圧され、これによってキャリア47はアッパーハウジング31の内端面にスラスト軸受64を介して当接されている。
次に、上記した構成の実施形態の作動について説明する。ハンドル12が回されると、ハンドル軸11が回転され、ハンドル軸11の回転は遊星歯車機構42を介して出力軸22に伝達され、さらに出力軸22よりステアリング装置26を介して操向車輪28に伝達され、操向車輪28が操舵される。
この場合、モータ43の回転が停止されている状態においては、ウォームホイール57と一体回転するキャリア47が固定保持されるため、入力側の第1サンギヤ34及び出力側の第2サンギヤ35が回転しても、第1及び第2プラネタリギヤ40,41は自転のみし、このため、伝達比は所定の値に維持され、ハンドル軸11の回転は、ほぼ1:1の関係で出力軸22に伝えられる。
しかる状態で、電子制御装置によってモータ43が車両の走行状態に応じた最適な伝達比となるように回転制御されると、モータ43の回転は、ウォーム軸58に伝達され、ウォームホイール47及びキャリア47を一体回転させる。このキャリア47の回転速度及び回転方向をハンドルの切り角に応じてモータ43により制御することにより、ハンドル軸11の回転に対する出力軸22の回転の比率、すなわち、ステアリング装置26への伝達比を車両の走行状態に応じて最適に制御できる。
ところで、ハンドル軸11が複列の軸受33によって支持されているので、遊星歯車機構42の作動に伴い、第1サンギヤ45に横力が働いてもハンドル軸11がハウジング21に対して傾くことを防止できる。また、単列の軸受34で支持された出力軸22も、一端を前記ハンドル軸11の軸端部に支持されているので、単列の軸受で支持しながら真直度を確保することができる。これにより、第1及び第2サンギヤ45、46と複数の第1及び第2プラネタリギヤ53、54の噛合いを均一に確保できるようになる。
上記した実施の形態においては、出力軸22が遊星歯車機構42を介してハンドル軸11により回転されるとき、ハンドル軸11側に収納された摩擦体39が圧縮スプリング40のばね力により出力軸22の小径部35に押圧されているので、ハンドル軸11と出力軸22との相対回転に対して抵抗となり、ギヤのバックラッシによる遊びを軽減し、操舵感を向上し、且つハンドル中立時の剛性を向上するように機能する。
また、上記した実施の形態においては、ハンドル軸11のロアシャフト16側を複列の軸受33によって支持し、出力軸22側を単列の軸受34によって支持した例について述べたが、これとは逆に、出力軸22側を複列の軸受によって支持し、ロアシャフト16側を単列の軸受によって支持するようにしてもよい。この場合、遊星歯車機構42とキャリア回動機構44の配置を逆にして、複列の軸受によって支持される出力軸22とロアシャフト16との嵌合支持部と、複列の軸受間の距離を短くすることが望ましい。
なお、本発明の伝達比可変操舵装置に適用可能なステアリング装置26としては、電動式のパワーステアリング装置及び油圧式のパワーステアリング装置の何れでもよく、また、必ずしもパワーステアリング装置に限らず、マニュアルのステアリング装置にも適用できることは勿論である。
10…伝達比可変操舵装置、11…ハンドル軸、12…ハンドル、13…ステアリングコラム、21…ハウジング、26…ステアリング装置、28…操向車輪、33…複列の軸受、34…単列の軸受、35…小径部、36…軸受穴、37…軸受、42…遊星歯車機構、43…モータ、44…キャリア回動機構、45、46…第1及び第2サンギヤ、47…キャリア、53,54…第1及び第2プラネタリギヤ、57…ウォームホイール、58…ウォーム軸。
Claims (3)
- ハンドルに作用する操舵力をステアリング装置を介して操向車輪に伝達する操舵装置にして、ステアリングコラムに取付けられたハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持され前記ハンドル側に連結されたハンドル軸と、前記ハウジングに前記ハンドル軸と同一軸線上に回転可能に支持され前記ステアリング装置側に連結された出力軸と、これらハンドル軸及び出力軸の対向端部に形成された歯数が僅かに異なる第1及び第2サンギヤ、前記ハンドル軸及び出力軸の中心軸線回りに回転可能に支承されたキャリア、前記キャリア上に支持され前記第1及び第2サンギヤにそれぞれ噛合する第1及び第2プラネタリギヤからなる遊星歯車機構と、前記ハンドル軸及び出力軸のいずれか一方に回転可能に支持され前記キャリアに回転係合するウォームホイールと、前記ウォームホイールに噛合するウォーム軸と、前記ハウジングに前記ハンドル軸及び出力軸の回転軸線に対し直角方向に設置され前記ウォームに連結されたモータとによって構成したことを特徴とする伝達比可変操舵装置。
- 請求項1において、前記ハンドル軸は、前記ハウジングに対して複列の軸受によって支持され、前記出力軸は、前記ハウジングに対して単列の軸受によって支持されるとともに、端部を前記ハンドル軸の端部に相対回転可能に嵌合支持されていることを特徴とする伝達比可変操舵装置。
- 請求項2において、前記出力軸にはハンドル軸に向かって小径部が突出形成され、前記小径部がハンドル軸に設けた軸受穴に軸受を介して嵌合支持されていることを特徴とする伝達比可変操舵装置。
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