JP2963669B2 - カラープリンタのリボンモータの駆動制御方法 - Google Patents

カラープリンタのリボンモータの駆動制御方法

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JP2963669B2
JP2963669B2 JP9004117A JP411797A JP2963669B2 JP 2963669 B2 JP2963669 B2 JP 2963669B2 JP 9004117 A JP9004117 A JP 9004117A JP 411797 A JP411797 A JP 411797A JP 2963669 B2 JP2963669 B2 JP 2963669B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/02Feeding mechanisms
    • B41J17/12Special adaptations for ensuring maximum life
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    • B41J5/30Character or syllable selection controlled by recorded information
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    • B41J33/00Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
    • B41J33/14Ribbon-feed devices or mechanisms
    • B41J33/36Ribbon-feed devices or mechanisms with means for adjusting feeding rate

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタに
おけるリボンモータの駆動制御装置に関し、特にプリン
トの終了後、待機モード時の時間をチェックしてその値
がある限界値を超過すると、リボンを1カラー分だけプ
リント時の走行と反対の方向に逆回転させることによ
り、リボンが空気中に長時間露出してもプリントされる
イエロー(Yellow)リボンの表面に塵が積もらないよう
にして、塵による画質の劣化を防止し、且つそれに従う
媒体の浪費を減らすカラープリンタのリボンモータ駆動
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術に従うリボンモータ駆
動制御部のブロック図である。従来の昇華形熱転写プリ
ンタのリボンモータ駆動制御部は、大きく4つのブロッ
クに分けられる。カラー検出センサ部106、CPU1
07、リボン駆動制御部108、及びリボンモータ10
9からなっている。プリント動作が開始すると、まず、
CPU107は、リボンカラー検出センサ部106がイ
エロー(Yellow)を見つけるまでリボンモータ駆動制御
部108を制御してリボン102を走行させる。
【0003】その後、前記リボンカラー検出センサ部1
06がイエローを検出すると、TPH(Thermal Print
Head)103をリボン102と用紙101に加圧して発
熱させ、画像を出力させる。前記イエローに対するプリ
ント動作が終了すると、CPU107は、TPH103
を元の位置に戻すと同時に、次のカラー、即ちマゼンタ
を見つけるまでリボン102を走行させ、前記リボンカ
ラー検出センサ部106がマゼンタを検出すると、TP
H103を加圧してその色に該当するデータをプリント
する方式にて、イエロー(Yellow)、マゼンタ(Magent
a)、シアン(Cyan)、ブラック(Black)のそれぞれに
対して同じ作業を繰返して行う。
【0004】図5は、従来の昇華形方式のリボン構造を
示す。従来のリボンモータ駆動制御装置は、3色または
4色プリント作業が全て終わると、次のプリント命令が
入力される時までリボンを停止状態で待機させる。しか
し、プリント動作後、長時間が経過すると、空気中の塵
がリボンの表面上に積もり、結局そのような状態でプリ
ントを進行すると、そのリボン表面の塵とリボンの染料
が共に用紙上に転写されることにより、画質の劣化を招
く。
【0005】図6に示すように、プリント終了後、リボ
ンは3色/4色リボンに応じて最後のプリント色である
シアン/ブラックの終端がTPH103の真下に位置す
るためにリボンの領域Aが塵の影響を受けることによ
り、以後のプリント動作時に領域Bだけのイエローリボ
ンに積もっている塵成分が画質に影響を及ぼす。昇華形
プリンタにおいて、リボン及び用紙表面の塵が画質に致
命的な影響を及ぼす点を考慮すると、使用者に常時良質
の画像出力を提供することにより、従来のシステムで発
生する画質の劣化によるリボン及び用紙の浪費が防止で
きる。しかし、従来のシステムでは、プリント以後長い
時間が経過した場合、リボンの表面上に塵が積もって、
以後プリント動作を行うと、リボン表面上の塵がリボン
の染料と共に用紙に転写されて画質の劣化をもたらし
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、リボンモータ駆動制御装置において、プリント以後
待機モード時間をチェックして、その時間がある限界時
間を超過すると、リボンを1カラー分だけ逆回転(プリ
ント動作時の走行方向と反対の方向をいう)させて位置
させることにより、これからプリントされる領域のリボ
ンの表面に塵が積もらないようにする方法を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の他の目的は、長期間プリンタを放
置しておいた状態で発生する塵による画質の劣化を防止
すると同時に、それによるリボン及び用紙の浪費が防止
できる方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に従うカラープリンタのリボンモータ
駆動制御方法は、昇華形プリント方法において、前記プ
リントの終了後、リボン表面の塵の蓄積による画質の劣
化を防止するために待機モード時間(T)をカウントし
た後にリボンを逆回転させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う好適な実施形
態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本
発明に従うシステムブロック図である。本発明と従来の
構成上の差異点は、2つの第1リボンモータ201、第
2リボンモータ202の使用と、CPU107の制御プ
ログラムが加えられたことである。
【0010】同図において、第1リボンモータ201を
駆動させると、第1リール105が回転してリボンは正
回転し、反対に第2リボンモータ202を駆動させる
と、第2リール111が回転してリボンは逆回転する。
前記正回転及び逆回転の方向は図面で定義した方向と仮
定する。図2は逆回転以後のリボン位置を示し、図3
は、本発明に従うリボン駆動制御の流れ図である。
【0011】図3は、大きく2つの部分に分けられる
が、601はプリント開始命令が入力されると、3色/
4色リボンによってイエロー(Yellow)、マゼンタ(Ma
genta)、シアン/ブラック(Cyan/Black)に対するプ
リント作業を進行する過程を示し、602はプリント命
令が入力されない時、即ち、待機モード時に時間をカウ
ントしてその値がある限界値以上になると、リボンを逆
回転させて1カラー分だけ移送させる過程を示すもので
ある。
【0012】次に、図1乃至図3を参照して本発明の具
体的な一実施形態を詳細に説明する。まず、図1におい
て、第1リボンモータ201は、第1リールを駆動して
リボンをプリント動作時と同一の方向(正方向と呼ばれ
る。)に走行させ、第2リボンモータ202は、第2リ
ール111を駆動させて正方向と反対の方向(逆方向と
呼ばれる。)にリボンを走行させる。
【0013】図2は、本発明に従う1カラー分の逆回転
が行われた時のリボンの位置を示しており、リボンカー
トリッジ111に巻かれているリボンの位置を見れば、
以前のプリント動作時にすでに染料の転写が行われたシ
アンまたはブラックの先端部分に位置している。一方、
次のプリント動作時に始まるイエローの位置はリボンカ
ートリッジに巻かれている。従って、長時間にわたって
塵が積もっても、その侵犯領域はシアンまたはブラック
リボンの表面であり、前記イエローにはまったく影響を
及ぼさない。
【0014】次に、本発明の要旨としてのリボンモータ
駆動制御プログラムに対する説明を行う。図3は、段階
601と段階602とに大別されるが、段階602は待
機時間をカウントし、リボンを逆回転させる流れを示
し、段階601は、プリント命令が入力される場合のプ
リント動作の流れを示す。まず、(6a)過程のプリン
トモードにある時、(6c)過程では、プリント動作を
行っていない待機時間をカウントするが、前記カウント
に先だって、CPU107は(6b)過程でリボンが以
前逆回転したか否かをチェックし、この動作が先行した
なら、待機時間をチェックする必要が無いので最初に戻
ってプリント命令を継続してチェックする。
【0015】反面、(6b)過程でリボンの逆回転動作
が先行していないなら、(6c)過程で待機時間を継続
してカウントする。前記カウント中プリント命令が入力
されると、CPU107はそのカウント値をクリアさせ
る。(6c)過程で、待機時間カウント値が(6d)過
程である限界値“M”を超過すると、(6e)過程で、
CPU107は、第2リボンモータ202を駆動して第
2リール111を回転させてリボンを逆回転させると同
時に、(6f)過程で、カラー検出センサ部106の出
力をチェックするが、3色/4色リボンに応じてシアン
/ブラックのリボンの検出値が(6g)過程で入力され
ると、(6h)過程で、第2リボンモータ202の駆動
を止めてリボンの逆回転を停止させる。
【0016】この時のリボンは、図2に示すように、カ
ラー検出センサ部106の位置にシアン/ブラックのリ
ボン初端部が位置している。従って、現在の位置に塵成
分が積もるとしても、イエローリボンには影響しないの
で、次のプリント動作時に良質の画像が得られる。前記
リボンを逆回転によって停止させた後、CPU107
は、(6i)過程で待機時間Tをクリアさせ、最初に戻
って再びプリント命令が入力される時まで前記過程を繰
り返す。
【0017】段階601は、(6a)過程でプリント命
令が入力された場合の動作流れ図であって、CPU10
7は(6j)過程で待機時間Tをクリアさせ、3色また
は4色に対するプリント作業を進行する。(6k)過程
で、第1リボンモータ201を駆動して第1リール10
5を回転させることによりリボンが正回転するので、前
記段階602における逆回転時とは反対に、第1リボン
モータ201を駆動することである。
【0018】最後のカラーに対するプリント作業が終了
すると、再び最初に戻ってプリント命令を待機しつつ前
記過程を繰り返す。段階602で、限界値“M”の値は
設計者が1時間またはその他の値に調整でき、その値が
小さければ小さいほどイエローリボンの表面に積もる塵
の量が少なくできる。
【0019】従来のシステムによれば、プリント以後長
時間が経過する場合にはリボンの表面上に塵が積もっ
て、以後のプリント動作を行うと、リボン表面上の塵が
リボンの染料と共に用紙に転写されて画質の劣化を招い
た。従って、プリント以後、待機モータ時間をチェック
して、その時間がある限界時間を超過すると、リボンを
1カラー分だけ逆回転(プリント時の走行方向と反対の
方向をいう)させて位置させることにより、これからプ
リントされる領域のリボンの表面に塵が積もらないよう
にする。
【0020】言い換えれば、プリント以後のリボンの状
態は、次にプリントされるイエローリボンの表面が露出
して塵による画像の劣化を招く虞があるので、本発明で
は、その露出部分を既にリボンの発熱のなされた以前カ
ラー、即ちシアン/ブラックリボン領域へ逆回転させ
て、以後長時間にわたった塵の蓄積が発生するとして
も、プリント動作時イエローリボンまでリボンが走行し
て塵の積もっていないイエロー領域から発熱染料が転写
されることにより、塵による画像の損傷を防止できる。
【0021】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明は、長期
間プリンタを放置した状態で発生する塵による画質の劣
化を防止すると同時に、それによるリボン及び用紙の浪
費が防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従うリボン駆動制御部のブロック図
である。
【図2】 本発明に従う逆回転以後のリボンの位置を示
す図である。
【図3】 本発明に従う流れ図である。
【図4】 従来技術に従うリボン駆動制御部のブロック
図である。
【図5】 従来なリボンの基本構造図である。
【図6】 リボンの表面上の塵による画像劣化領域を示
す図である。
【符号の説明】
102 リボン 103 TPH(Thermal Print Head) 104 センサ 105 第1リール 106 カラー検出センサ部 107 CPU 108 リボンモータ駆動制御部 111 第2リール 201 第1リボンモータ 202 第2リボンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 33/40 B41J 17/02 B41J 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇華形プリント方法において、 前記プリントの終了後、リボン表面の塵の蓄積による画
    質の劣化を防止するために待機モード時間(T)をカウ
    ントした後にリボンを逆回転させることを特徴とするカ
    ラープリンタのリボンモータの駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 前記待機モード時間(T)のカウント値
    との比較のために限界値(M)を予め貯蔵するようにす
    る過程を更に加えることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラープリンタのリボンモータの駆動制御方法。
  3. 【請求項3】 前記待機モード時間(T)が限界値
    (M)より大きければ、リボンをプリント時の走行方向
    と反対の方向に1カラー分だけ逆回転させることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のカラープリンタの
    リボンモータの駆動制御方法。
  4. 【請求項4】 プリントが開始すると、前記待機モード
    時間(T)をクリアさせてプリント動作を遂行すること
    を特徴とする請求項1記載のカラープリンタのリボンモ
    ータの駆動制御方法。
JP9004117A 1996-01-22 1997-01-13 カラープリンタのリボンモータの駆動制御方法 Expired - Fee Related JP2963669B2 (ja)

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