JP2958927B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP2958927B2
JP2958927B2 JP2228037A JP22803790A JP2958927B2 JP 2958927 B2 JP2958927 B2 JP 2958927B2 JP 2228037 A JP2228037 A JP 2228037A JP 22803790 A JP22803790 A JP 22803790A JP 2958927 B2 JP2958927 B2 JP 2958927B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は文書の編集処理を行う文書処理装置に係わ
り、更に詳細には図、表等のデータを含んだ文書の処理
を行う文書処理装置に関する。
「従来の技術」 日本語ワードプロセッサ等のように文書の作成や編集
を行うことのできる文書処理装置は、オフィスのみなら
ず家庭でも広く使用されるようになっている。このよう
な文書処理装置では、文書の間に例えば図、表、グラ
フ、イメージのようなデータを適宜挿入して1つの文章
を作成することがある。このようなとき、これら文書
と、図、表等の各データは一人の者が作成するとは限ら
ず、特に複雑な文書やページの長い文書では、文書と表
はAさん、図とイメージはBさんが作成するというよう
に分担を決めて作成することがある。この文書の訂正を
行うときには、自分の以前担当した部分をそれぞれ担当
するのが通常である。従来から、各担当者は1つの文書
の中の自分の担当した図等のデータを探し出し、これを
訂正するようになっていた。この場合には、表示画面を
最初から1ページずつ点検して該当する図等のデータを
探し当てたり、あるいは装置に検索機能が備えられてい
る場合には第1図、第2図等のようなキーワードを入力
して該当するデータを探し出すようになっていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところが、例えば100ページにも及ぶような大容量の
文書では、表示画面をスクロールしたり順にページを呼
び出してこの中から自分の担当する図面や表等のデータ
を正確に見つけ出すことはかなり困難であった。例えば
文書に組み込まれた20番目の図面を必要とする場合に、
文書中の図面を順に探して数えていくのは大変な根気と
時間を要することになった。特に段組編集を行ったよう
な文書では、文書内のレイアウトが複雑になっているの
で、短時間に図面や表等のデータのチェックを行おうと
すると小さく組み込まれた表等を他のデータと誤って見
過ごしてしまう場合があり、該当する文章以外のデータ
を間違いなく探し出すことを困難にさせた。
また、検索機能を使用する場合には適切なキーワード
を選択しないと余計なものまで検索されたり、該当する
ものを全部拾えないといった問題があった。例えば図面
を抽出する目的で“図”というワードをキーワードとし
て指定すると、文章中に図面を説明するために存在する
そのような語句までも検索の対象となった。このような
問題を避けるためには、第1図、第2図等のように具体
的なワードを指定することが必用なこともあり、検索作
業を煩雑にする場合もあった。
そこで本発明の第1の目的は、図、表等、文章以外の
該当するデータのうちの所望の内容を容易に画面上に呼
び出すことのできる文書処理装置を提供することにあ
る。
本発明の第2の目的は、文章内の該当する図、表等の
データのそれぞれの内容を連続的に表示することのでき
る文書処理装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 「請求項1記載の発明では、各々独立した表示制御を
行うマルチウィンドウを用いて画面に表示された文書を
編集指示にしたがって処理する文書処理装置であって、
(イ)前記した画面に設定される第1のウィンドウに、
用紙に記録されるそのままの視覚状態で所定の文書を最
初のページから順に表示する第1の表示手段と、(ロ)
前記した所定の文書を処理して、図、表等、文章以外の
データを、データの種類別に区分けし、該データの最小
単位である文書要素を一つの項目として順次配列したリ
ストを生成するリスト生成手段と、(ハ)このリスト生
成手段によって生成されたリストを、第1のウィンドウ
とは別に前記した画面に設定される第2のウィンドウに
項目一覧として表示する第2の表示手段と、(ニ)この
第2の表示手段によって表示された項目一覧の所望の項
目を指定する項目指定手段と、(ホ)この項目指定手段
によって指定された項目に対応する文書要素の内容を上
記データの種類別のファイルから呼び出して、第1およ
び第2のウィンドウとは別に前記した画面に設定される
第3のウィンドウに表示する第3の表示手段と、(ヘ)
第1および第3の表示手段により表示されたウィンドウ
の内、一方のウィンドウにおいて前記したデータを編集
指示すると、他方のウィンドウにおけるデータに反映さ
せて再表示する再表示手段とを文書処理装置に具備させ
る。
すなわち請求項1記載の発明では、図、表等のような
文章以外のデータの種類別に区分けし、該データの最小
単位である文書要素を一つの項目として順次配列したリ
ストを生成し、このリストを第2のウィンドウに表示し
てその中から所望の項目を指定させ、指定された項目に
対応する文書要素の内容を第3のウィンドウに表示する
ことにして、前記した第1の目的を達成する。
請求項2記載の発明では、各々独立した表示制御を行
うマルチウィンドウを用いて画面に表示された文書を編
集指示にしたがって処理する文書処理装置であって、
(ロ)所定の文書を処理して、図、表等、文章以外のデ
ータを、データの種類別に区分し、データの最小単位で
ある文書要素を一つの項目として順次配列したリストを
生成するリスト生成手段と、(ハ)このリスト生成手段
によって生成されたリストを、前記した画面に設定され
る第1のウィンドウに項目一覧として表示する第1の表
示手段と、(ニ)この第1の表示手段によって表示され
た項目一覧の所望の項目を指定する項目指定手段と、
(ホ)この項目指定手段によって指定された項目に対応
する文書要素の内容をデータの種類別のファイルから呼
び出して、第1のウィンドウとは別に前記した画面に設
定される第2のウィンドウに表示するとともに、この表
示された第2のウィンドウに対するスクロール操作に応
じて第1の表示手段によって表示された項目一覧の項目
順に文書要素の内容をスクロール表示する第2の表示手
段とを文書処理装置に具備させる。
そして請求項2記載の発明では、図、表等のような文
章以外のデータの種類別に区分けし、該データの最小単
位である文書要素を一つの項目として順次配列したリス
トを生成し、このリストを第1の表示手段によってウィ
ンドウに項目一覧として表示し、表示されたリストから
所望の項目を指定して、指定された項目の文書要素を先
のウィンドウとは異なるウィンドウに表示すると共に、
この表示されたウィンドウに対するスクロール操作に応
じて第1の表示手段によって表示されたリストの項目順
に、第2の表示手段によって各文書要素の内容をスクロ
ール表示することにして、前記した第2の目的を達成す
る。
「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
装置の回路構成の概要 第1図は本発明の一実施例における文書処理装置の回
路構成の概要を表わしたものである。この装置はCPU
(中央処理装置)11を備えており、データバス等のバス
12を通じて磁気ディスク装置13、RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)14、ディスプレイ15およびキーボード16
の各部と接続されている。
ここで、磁気ディスク装置13にはこの文書処理装置の
制御を行うためのプログラムの他に、各種文書の内容が
格納されている。RAM14には、前記したプログラムが格
納される他、各種の一時記憶用のデータが格納される。
ディスプレイ15は、マルチウィンドウ形式で文書の内容
を表示するようになっている。キーボード16は、文字等
の各種データを入力するために用いられる。キーボード
16には、座標指示装置としてマウス17が接続されてい
る。もちろん、タブレットのようにマウス17以外の座標
指示装置を使用することも可能である。
複数ウィンドウの表示制御 第2図は、この装置のディスプレイに表示された画面
の一例を表わしたものである。この例では、ディスプレ
イ15の表示画面21には3つのウィンドウ22−1〜22−3
が設定されている。このうち第1のウィンドウ22−1に
は、ある文書の第1章における最初のページの内容が表
示されている。この表示は、ウイズウイグ(WYSIWYG)
形式で、すなわち用紙に記録されるそのままの視覚状態
で行われる。すなわち、この第1のウィンドウ22−1に
は、(イ)「1章、はじめに」という章見出し23と、
(ロ)「この文章は」で始まる本文24、それに(ヘ)図
形枠25という3種類の文書構造からなる1ページの文書
が表示されている。
第2のウィンドウ22−2には、現在作成されている文
書の見出しの部分がすべて抽出されて表示されている。
第3のウィンドウ22−3には、図形枠25が単独で表示さ
れている。
この第2図に示した表示画面21の表示状態で、オペレ
ータは図示しないカーソルをマウス17で移動させて、い
ずれのウィンドウにおいても編集処理を行うことができ
る。例えば第1のウィンドウ22−1の「1章、はじめ
に」という章見出し23を他の見出し用の語句に変更すれ
ば、第2のウィンドウ22−2の該当する見出しがその変
更内容に変更されることになる。また、第3のウィンド
ウ22−3で例えば拡大して表示した図形枠25に対して図
形の編集を行えば、その編集内容が第1のウィンドウ22
−1にも反映されることになる。
文書構造の表示 第3図は、ある文書のページごとの割り付けを表わし
たものである。この例の文書は全部で3ページからなっ
ており、2ページずつの見開きで表示すると、第1枚目
の見開き81と第2枚目の見開き82から構成されている。
第1枚目の見開き81の左側半分には第1ページの内容
が、また右側半分には第2ページの内容がそれぞれ表示
されている。第2枚目の見開き82の左側半分には第3ペ
ージの内容が表示されている。第1ページは第1段831
と第2段832の2つの段から構成されており、他のペー
ジも同様に2段ずつで構成されている。第1段831
は、第1章、第1節、第1の内容“1"がこれらの順に配
置され、第2段832には第2の内容“2"、1図、第2節
および第3の内容“3"がこれらの順に配置されている。
以下同様である。
第4図は、第3図に示した文書の特定論理構造と特定
割付構造をそれぞれ表わしたものである。特定論理構造
とは文書論理的に細分した構造である。本実施例の文書
では、この図の上半分の領域に示されたように、章、
節、段落、文書内容の階層構造をとっている。同一の文
書は、特定割付構造という別の観点から見ることもでき
る。特定割付構造はレイアウトから細分した構造であ
る。この観点からは見開き、ページ、段、文書内容とい
った構造をとることが分かる。本実施例の文書は、特定
論理構造で見ると2つの章から構成されており、どのよ
うな割り付けを行ってもこの点に変化はない。
第5図はこの3ページ分の文書内容と各ウィンドウの
関係を表わしたものである。文書内容の割り付けに関す
る情報は、見開き2ページずつ連なった状態でこの装置
に記憶されるようになっている。第5図に示した文書は
3ページの内容であるが、ページが多くなるとこの記憶
領域が巻物状に長くなっていくことになる。
この第5図で、上側の斜線領域93は文書の第1ページ
全体を表わしている。ウィンドウ22−M′には“WYSIWY
G"形式で文書内容が表示されており、前記した記憶領域
の原点座標がウィンドウ22−M′の原点に一致するよう
に表示されている。また、この記憶領域における第3ペ
ージの左上を示す座標は、終了位置を指定するためのウ
ィンドウ22−S′の原点に一致するように表示されてい
る。この表示例では、前者のウィンドウ22−M′の倍率
は“1"倍であり、後者のウィンドウ22−S′の倍率は指
定の都合等によって3倍に拡大されて設定されている。
このため、これらのウィンドウ22−M′、22−S′のサ
イズが一致していても、後者の方がより広い範囲を表示
の対象とする。文書処理装置は、これらウィンドウ22ご
とにそれらがどのような表示処理を経たものであるかと
か、表示の倍率、ウィンドウの原点座標等のデータをま
とめて登録するようになっている。第6図は、各ウィン
ドウ22の登録状態を表わしたものである。
第7図は、特定割付構造を表わしたウィンドウと第5
図で説明した2つのウィンドウが同時に表示画面上に表
示された状態の一例を表わしたものである。後者の2つ
のウィンドウ22−M′、22−S′は、第5図で説明した
ように倍率の異なった状態で表示されており、特定割付
構造を表わしたウィンドウ22−Xが表示画面21上でこれ
らよりも上の位置に表示されている。
文書内容の表示制御 それでは、この文書処理装置で所望のデータの文書内
容を呼び出すための制御を順に説明する。この制御で
は、文書以外のデータの一例として“図”を取り上げ、
これをウィンドウに表示する場合を説明する。
第8図は、この場合の最初の手順を表わしたものであ
る。この第1の手順では表示画面21にリスト表示のため
のウィンドウ22−Lを設定する。この例では、“図”の
データが指定されており、それぞれの図の番号と図の名
称および文書中における所在ページが表示される。
第9図は、第2の手順を表わしたものである。この第
2の手順はオペレータが所望の項目を指定した状態を表
わしたものである。図示しないカーソルを所望の項目に
合わせて、マウス17の図示しないボタンをクリックする
ことで所望の項目が選択されて、その箇所がハイライト
処理されることになる。オペレータが、次に第3の手順
(図示せず)として指定した図についてウィンドウを開
設する操作を行うと、ウィンドウ開設のための処理が行
われる。
第10図は、リスト用のウィンドウの他に画面を表わし
たウィンドウが開設された状態を表わしたものである。
表示画面21上には、ウィンドウ22−Lの上に一部重なる
ようにして“図1−3"を表わした新しいウィンドウ22−
Dが表示されている。もちろん、オペレータはこれらの
ウィンドウ22−L、22−Dが重ならないように移動させ
ることもできるし、リスト用のウィンドウ22−Lの方を
閉じたり、一部を拡大あるいは縮小して表示することも
可能である。
次に連続的に図面を表示する場合の操作について説明
する。第9図に示したように所望の項目を指定した状態
でオペレータが次の手順として図面の連続表示を指定す
ると、文書中に点在する図面が連続的に表示されるモー
ドとなる。本実施例の場合、この連続表示モードにおけ
る最初の画面は第10図に示したものと同一になる。
第11図は、この連続表示モードで図面表示用のウィン
ドウをスクロールしている状態を表わしたものである。
図面表示用のウィンドウ22−Dを上下いずれかの方向に
スクロールすることにより、リスト用のウィンドウ22−
Lに表示されている項目順に各図が表示されていく。こ
れにより、例えば図面の編集者は編集対象となる図面を
迅速に点検し、訂正等の作業を行うことができる。
第12図は、図面等のデータの編集のための一般的な作
業の流れを表わしたものである。オペレータがマウス17
やキーボード16を用いて編集のための何らかのアクショ
ンをとると(第12図ステップ)、CPU11はそのときの
座標データを調べてこれがどのウィンドウ22で発生した
ものであるかの判別を行う(ステップ)。そして、こ
れが例えば図示しないポップアップメニューウィンドウ
で発生した場合には、その指示された内容からそのユー
ザのアクションがリストを表示するためのものか(ステ
ップ;Y)、なんらかの選択を行うためのものか(ステ
ップ;Y)、文章以外のデータを表示するためのものか
(ステップ;Y)、あるいはこれら以外のものか(N)
の判別を行う。
まず、リストを表示するためのアクションであったと
判別されれば(ステップ;Y)、リスト表示用の新規の
ウィンドウ22−Lを作成するための処理を行う(ステッ
プ)。そして、次に説明するリスト表示処理をRAM14
上にウィンドウ表示処理として登録し(ステップ)、
“WYSIWYG"形式によるウィンドウ表示処理を行う(ステ
ップ)。この後、現在表示されているウィンドウ22−
Lをカレントウィンドウに登録して(ステップ)、こ
の登録されたウィンド22−Lの表示処理を実行する(ス
テップ)。
第13図は、リスト処理の様子を表わしたものである。
オペレータが図示しない操作で“図”についてのデータ
のリストアップを要求すると、CPU11は第1図に示したR
AM14の所定の番地に数値Nを“1"として登録する(第13
図ステップ)。そして、該当する文書から第N番目
(この場合には1番目)の文書要素の獲得を行う(ステ
ップ)。ここで文書要素とは文書を文章以外のデータ
別に区分けした最小単位であり、それぞれにデータの種
類が記録されている。文書要素を獲得したら、それが目
的とするデータであるかどうかのチェックが行われる
(ステップ)。この例の場合には“図”についてのデ
ータであれば(Y)、その文書要素についての表題(図
の番号と名称)と文書中のページ数が取り出され、第1
の項目としてウィンドウ22−Lに表示される(ステップ
)。
この状態でCPU11はこの項目が表示画面21に展開され
ている他のウィンドウの内容と一致するかどうかをチェ
ックする(ステップ)。そして一致するウィンドウ22
があれば、現在の項目をハイライト処理する(ステップ
)。ここでハイライト処理とは強調処理という意味で
あり、その部分の色を変えたり、背景色を変える等の処
理をいう。この例の場合には表示画面21にウィンドウ22
−Lのみが表示されているので、ハイライト処理は行わ
れない。
この後、CPU11はN番目の文書要素で文書が終了する
かどうかをチェックし(ステップ)、終了しないなら
ば(N)、数値Nを+1する(ステップ)。そしてス
テップに進み、2番目の文書要素について同様の処理
を繰り返す(ステップ〜)。このようにして各項目
がリストアップされることになる。
再び第12図に戻って説明を続ける。第12図のステップ
で登録されたウィンドウ22−Lの表示処理が実行され
たら、CPU11は表示画面21に他のウィンドウ22が存在す
るかどうかの判別を行う(ステップ)。存在しなけれ
ば(N)、処理を終了する。存在すれば(Y)、次のウ
ィンドウ22をカレントウィンドウに登録して(ステップ
)、これらのウィンドウの表示処理を実行する。
一方、ユーザが項目を選択したようにマウス17を用い
てなんらかの選択処理を行った場合には(ステップ;
Y)、ボタンをクリックした項目がカレント項目となる
(ステップ)。そしてステップに進み、表示処理が
行われる。
また、データの表示が選択された場合には(ステップ
;Y)、この表示を行うための新規のウィンドウ22−D
の作成処理が行われる(ステップ)。そして、データ
の表示処理をRAM14上にウィンドウ表示処理として登録
し(ステップ)、該当する図等の番号を表示物として
設定する(ステップ)。この後、ステップに進み、
その図等がウィンドウ22−Dに表示されることになる。
第14図は、データの表示処理の様子を表わしたもので
ある。文書要素が指定されたら、CPU11はその文書要素
を該当する文書から探し出す(第14図ステップ)。そ
して、“WYSIWYG"の表示形式でそのデータを新しいウィ
ンドウに表示することになる(ステップ)。
第12図に戻って説明を続ける。第12図のステップ〜
で以上の処理以外の処理と判別された場合には(ステ
ップ;N)、その指定された文書編集操作が実行される
ことになる(ステップ)。
以上説明した実施例では、図等の具体的な項目をマウ
ス17で指定した後に連続表示モードに設定して、その指
定された図を起点として一連の図を表示画面21上に表示
することにしたが、リスト用のウィンドウ22−Lが表示
された段階でいきなり連続表示モードに設定するように
してもよい。この場合には、例えば文書の一番最初に配
置された図等を最初に表示したり、最も最近作成や訂正
等の処理を行った図等を最初に表示するようにしてもよ
い。
また、実施例ではマルチウィンドウ形式の文書処理装
置を前提に設定したが、単一のウィンドウで画像の処理
を行う装置にも本発明を適用することができる。この場
合には、リストを表示してオペレータが項目の選択を行
ったら、画面を切り換えて該当するデータの表示を行う
ようにすればよい。
このように本実施例の文書処理装置では、表示画面に
複数のウィンドウを開設可能にすると共に、これら複数
のウィンドウの内容を同時に更新する(第12図ステップ
、、参照)ことにしたので、1つのウィンドウの
編集処理の結果として他のウィンドウの内容が変更され
るような場合でも、表示内容に遅れが生ぜず、編集を正
確に行うことができるという利点がある。
また、実施例の文書処理装置ではマルチウィンドウ形
式で表示を行い、しかも異なった表示処理のウィンドウ
を混在できるようにしたので、例えば同一の文書を異な
った見方で捉えながら編集作業を行うことができ、編集
に誤りを生じさせにくいという効果がある。
更に実施例の文書処理装置では“WYSIWYG"形式による
ウィンドウ表示処理を図等の処理に取り入れたので、印
刷を行う状態で文書内容を検討したり編集を行うことが
できる。
「発明の効果」 以上説明したように請求項1記載の発明によれば、
図、表等のような文章以外のデータの種類別にリストを
生成してウィンドウに表示することにしたので、図番等
をオペレータが付けていったような場合に生ずるこれら
の重複や欠落を簡単に発見することができる。また、文
書中に図や表等の文書以外のデータがどの程度含まれて
いるかについても容易に把握することが可能である。更
に、表題の適否や表現の統一性、文字数のバランス等を
全体的な視野で調整することができる。また、これらの
図等を見ることによって表目次や図目次を容易に作成す
ることができるばかりでなく、これらが文書中で使用さ
れる順序の適否をも検討することができる。また、複数
のウィンドウを同一画面上に設定することで、多くの文
書範囲の指定作業を平行して進めることも可能になる。
更に、請求項1記載の発明によれば、第1の表示手段
によって表示されたリストから所望の項目を指定して、
指定された項目の文書情報を生成して先のウィンドウと
は異なるウィンドウに第2の表示手段によって表示し、
第2の表示手段によって表示された項目一覧の所望の項
目を指定してそれに対応する文書要素の内容を第3のウ
ィンドウに表示すると共に、第1および第3の表示手段
により表示されたウィンドウの内の、一方のウィンドウ
で前記したデータを編集指示すると、他方のウィンドウ
におけるデータに反映させて再表示することにしたの
で、項目を新たに指定するたびに該当するウィンドウ内
で必要な情報が切り替わって表示されることになり、そ
のたびに新たなウィンドウを開くよりも画面の表示が煩
雑とならないという利点がある。
また、請求項2記載の発明によれば、第1の表示手段
によって表示された項目一覧の項目順に文書要素の内容
をスクロール表示することにしたので、例えば図番等の
詳細を正確に記憶していないような場合でもこれらをス
クロール表示することでこれらの検査が容易に行えると
いう効果がある。また、実際の文書中で例えば図面が何
ページも離れた位置に配置されていた場合であっても、
これらを連続して表示できるので、実際の文書をスクロ
ールしながら前後の図面等を探す場合に組合べて作業効
率が大幅に向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第1図は文書処理装置の回路構成の要部を示したブ
ロック図、第2図はディスプレイに表示された2つのウ
ィンドウの一例を示す斜視図、第3図はある文書のペー
ジごとの割り付けを表わした説明図、第4図は第3図に
示した文書の特定論理構造と特定割付構造をそれぞれ表
わした流れ図、第5図は3ページ分の文書内容と各ウィ
ンドウの関係を表わした説明図、第6図は各ウィンドウ
の登録状態を表わした説明図、第7図は特定割付構造を
表わしたウィンドウと第5図で説明した2つのウィンド
ウが同時に表示画面上に表示された状態の一例を表わし
た平面図、第8図はリスト表示を行う場合の最初の手順
を表わした表示画面の平面図、第9図はリストのある項
目が指定された状態を表わした表示画面の平面図、第10
図はリスト用のウィンドウの他に図面を表わしたウィン
ドウが開設された状態を表わした表示画面の平面図、第
11図は連続表示モードで図面表示用のウィンドウをスク
ロールしている状態を表わした表示画面の平面図、第12
図は図面等のデータの編集のための一般的な作業の流れ
を表わした流れ図、第13図はリスト表示のための表示処
理の流れを表わした流れ図、第14図はウィンドウの表示
のための処理を表わした流れ図である。 11……CPU、13……磁気ディスク装置、 14……RAM、15……ディスプレイ、 16……キーボード、17……マウス、 21……表示画面、22……ウィンドウ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々独立した表示制御を行うマルチウィン
    ドウを用いて画面に表示された文書を編集指示にしたが
    って処理する文書処理装置であって、 前記画面に設定される第1のウィンドウに、用紙に記録
    されるそのままの視覚状態で所定の文書を最初のページ
    から順に表示する第1の表示手段と、 前記所定の文書を処理して、図、表等、文章以外のデー
    タを、データの種類別に区分けし、該データの最小単位
    である文書要素を一つの項目として順次配列したリスト
    を生成するリスト生成手段と、 このリスト生成手段によって生成されたリストを、前記
    第1のウィンドウとは別に前記画面に設定される第2の
    ウィンドウに項目一覧として表示する第2の表示手段
    と、 この第2の表示手段によって表示された前記項目一覧の
    所望の項目を指定する項目指定手段と、 この項目指定手段によって指定された項目に対応する文
    書要素の内容を上記データの種類別のファイルから呼び
    出して、前記第1および第2のウィンドウとは別に前記
    画面に設定される第3のウィンドウに表示する第3の表
    示手段と、 前記第1および第3の表示手段により表示されたウィン
    ドウの内、一方のウィンドウにおいて前記データを編集
    指示すると、他方のウィンドウにおけるデータに反映さ
    せて再表示する再表示手段 とを具備することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】各々独立した表示制御を行うマルチウィン
    ドウを用いて画面に表示された文書を編集指示にしたが
    って処理する文書処理装置であって、 所定の文書を処理して、図、表等、文章以外のデータ
    を、データの種類別に区分けし、データの最小単位であ
    る文書要素を一つの項目として順次配列したリストを生
    成するリスト生成手段と、 このリスト生成手段によって生成されたリストを、前記
    画面に設定される第1のウィンドウに項目一覧として表
    示する第1の表示手段と、 この第1の表示手段によって表示された前記項目一覧の
    所望の項目を指定する項目指定手段と、 この項目指定手段によって指定された項目に対応する文
    書要素の内容をデータの種類別のファイルから呼び出し
    て、前記第1のウィンドウとは別に前記画面に設定され
    る第2のウィンドウに表示するとともに、この表示され
    た第2のウィンドウに対するスクロール操作に応じて前
    記第1の表示手段によって表示された項目一覧の項目順
    に文書要素の内容をスクロール表示する第2の表示手段 とを具備することを特徴とする文書処理装置。
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