JP2645174B2 - フィールド表示機能を有する電子計算機 - Google Patents

フィールド表示機能を有する電子計算機

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JP2645174B2 JP2246815A JP24681590A JP2645174B2 JP 2645174 B2 JP2645174 B2 JP 2645174B2 JP 2246815 A JP2246815 A JP 2246815A JP 24681590 A JP24681590 A JP 24681590A JP 2645174 B2 JP2645174 B2 JP 2645174B2
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邦彦 飯塚
淳 青木
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、種々のパーソナルデータを取り扱い、使用
者がスプレッドシートの領域を定義することが機能を有
する電子計算機に関する。
[従来の技術] 従来の電子計算機としては、数字を入力可能な所定の
升目、枠を有するスプレッドシートが用いられており、
枠等に入力した数字の行演算や列演算等の集計機能を備
えたものが知られている。
上記のスプレッドシート機能を備えた電子計算機は、
数字のデータを格納する領域が行と列により所定の位置
に仕切られ、各領域に入力した数を行単位、列単位で演
算するように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の電子計算機では、数のデー
タを格納する領域が行と列により所定の位置に決定され
ているので、操作者にとってその領域における入力操作
が不便な場合にも入力領域を変更することができないと
いう問題点がある。
また、上記従来の電子計算機では、スプレッドシート
の枠等に入力した数字のみを集計するので、数字を意味
する漢数字、絵文字、図形等のデータを集計することが
できず、操作者にとって所望の形式の数字データを入力
することができないという問題点がある。
本発明の目的は、上記従来の電子計算機における問題
点に鑑み、操作者が入力領域を変更でき、所望の形式の
数字データを入力できるフィールド表示機能を有する電
子計算機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上述した目的は、1つ又は複数のオブジェク
トを表示する表示手段と、前記表示手段上において入力
手段を介して指定された任意の位置及び領域に前記オブ
ジェクトの入力機能を有するフィールドを設定するフィ
ールド制御手段と、前記設定されたフィールド内に入力
されたオブジェクトの種類を識別して予め各オブジェク
トの種類毎に設定されている処理を行うオブジェクト処
理手段と、前記処理されたフィールド内のオブジェクト
に対して前記入力手段を介して定義された演算を行う演
算手段とを備えており、前記フィールド制御手段は、前
記設定されたフィールドの位置及び領域を変更できるよ
うに構成されていることを特徴とするフィールド表示機
能を有する電子計算機によって達成される。
本発明の電子計算機は、前記1つ又は複数のオブジェ
クトはページ単位で格納されており、複数のページに共
通のフィールドを設定するページ処理手段と、前記共通
のフィールド内に入力されたオブジェクトに対して前記
入力手段を介して定義された演算を行うページ演算手段
とを更に備えているのが好ましい。
[作用] 表示手段により1つ又は複数のオブジェクトが表示さ
れ、フィールド制御手段により入力手段を介して指定さ
れた任意の位置及び領域にオブジェクトの入力機能を有
するフィールドが設定されると共にフィールドの位置及
び領域が変更される。オブジェクト処理手段によりフィ
ールド内に入力されたオブジェクトの種類が識別されて
予め各オブジェクトの種類毎に設定されている処理が行
われ、演算手段により処理されたフィールド内のオブジ
ェクトに対して入力手段を介して定義された演算が行わ
れて所望の形式のデータが得られる。
更に、電子計算機が、1つ又は複数のオブジェクトを
ページ単位で格納し、複数のページに共通のフィールド
を設定するページ処理手段と、共通のフィールド内に入
力されたオブジェクトに対して入力手段を介して定義さ
れた演算を行うページ演算手段とを更に備えている場合
には、ページ処理手段により各ページに共通のフィール
ドが設定され、入力手段を介して共通フィールド内のオ
ブジェクトに対して演算が定義された際には、ページ演
算手段により複数ページにまたがるデータに対してソー
ティングや検索等のページ間演算を行って所望のデータ
を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明のフィールド表示機能を有する電子計算
機における一実施例を図面を参照して説明する。第1図
は、本実施例に係るフィールド表示機能を有する電子計
算機の一構成を示す概略ブロック図である。
本実施例では、数字や、数字を意味する漢数字、絵文
字、図形等のデータをオブジェクトと称する。
また、1つ又は複数のオブジェクトが入力可能な領域
をフィールドと称し、フィールドに入力するための表示
画面をテンプレートと称する。
更に、複数のオブジェクトが格納される単位をページ
と称し、複数のページが綴じられたものを本(ブック)
と称する。
次に、ページの集合Pを P={pi:i=1〜n} (n:ページ数)とし、テンプレートとして使用されるペ
ージの集合Tを T={pi:∈I} I=i1,i2,…im (m:テンプレートのページ数)とする。
第1図に示すように本実施例の電子計算機は、入力装
置11、入力データ処理部12、オブジェクト処理部13、フ
ィールド操作部14、フィールド処理部15、演算定義部1
6、演算処理部17、演算実行部18、出力制御部19及び表
示手段としての表示部20により構成されている。
上記の入力データ処理部12の一部及びオブジェクト処
理部13はオブジェクト処理手段を構成しており、フィー
ルド操作部14及びフィールド処理部15は、フィールド制
御手段を構成している。また上記の演算定義部16、演算
処理部17及び演算実行部18は、演算手段を構成してい
る。
次に、上記の各構成要素を詳述する。
入力装置11は、マウス、タブレットなどの座標入力装
置又はキーボード等により構成されている。
操作者は、入力装置11を介して数字、数字を意味する
漢数字、絵文字、図形等のデータ、オブジェクト以外の
演算命令、文字、図形、イメージデータ等を入力するこ
とができる。
入力データ処理部12は、入力装置11を介して入力した
データ等がフィールドの操作命令か、演算の定義データ
か、又はオブジェクトか否かを識別する。
ここで、数字、漢字、英文字等のオブジェクトは、全
て文字又はワード(word)として管理されており、それ
ぞれアイデンティフィケーション(ID)を有するので、
各オブジェクトの種類を判別することができる。即ち、
2つのオブジェクトを比較する場合、先ずオブジェクト
の種類を比較し、種類が一致している場合にオブジェク
トの文字列を比較する。
オブジェクト処理部13は、入力データ処理部12がフィ
ールド内に入力されたデータをオブジェクトであると識
別してオブジェクトの種類を判別した際に、該オブジェ
クトが値を有するか否かを判定し、該オブジェクトが値
を有する際には対応する数値データを演算処理部17又は
フィールド処理部15に出力する。
フィールド操作部14は、入力データ処理部12がフィー
ルドの新規登録と識別した場合に新しいフィールドを生
成したり、そのフィールドを移動、複写、削除、リサイ
ズ等するための処理を行う。
なお、新しいフィールドを生成等する場合には、操作
者は、入力装置11のコマンドボタンを押下した後、表示
画面のウインドウ上で矩形領域の対角線の両端の位置を
入力装置11の座標入力装置で指定する。
フィールド処理部15は、フィールド操作部14により生
成されたフィールドの領域内に他のオブジェクトが位置
しないか否かをチェックし、他のオブジェクトが位置し
ている場合にそのオブジェクトをそのフィールドに登録
する。
更にフィールド処理部15は、操作者が入力装置11を介
してオブジェクトの入力操作や編集操作を行う場合に、
そのフィールドの領域内に他のオブジェクトが存在して
いるかを常に監視し、領域内に入力したオブジェクトを
そのフィールドのオブジェクトとして登録する。また、
フィールド処理部15は、テンプレート上に作成されたフ
ィールドをページ毎に監視している。
演算定義部16は、入力データ処理部12が足し算、引き
算、掛け算、割り算の演算の定義データと識別した場合
に、演算の引数となるオブジェクトを選択し、予め設定
された演算コマンドを指示することによりその演算を定
義する。この場合、例えば入力装置11のあるファンクシ
ョンキーを足し算命令として用い、2つの数字が選択さ
れた後このファンクションキーが操作されると、2つの
数字を足し算する。
演算処理部17は、演算命令が入力装置11を介して入力
された場合に、演算が定義されているオブジェクトをオ
ブジェクト処理部13に問い合わせる。
また、演算処理部17は、定義されたオブジェクトに対
して入力値が変化していないか否かをオブジェクト処理
部13に問い合わせたり、フィールド内のオブジェクトの
値をフィールド処理部15に問い合わせて、フィールド処
理部15がフィールド内のオブジェクトの値の合計値を演
算処理部17に通知する。
演算実行部18は、演算処理部17により処理された値に
より演算を実行する。
出力制御部19は、オブジェクト処理部13により処理さ
れたオブジェクト、フィールド処理部15により処理され
たフィールド及び演算処理部18の演算結果をウインドウ
の状態に応じて表示部20に表示させる。
次に、上述した本実施例のフィールド表示機能を有す
る電子計算機の動作を説明する。
第2図及び第3図はそれぞれ、表示部20の初期画面の
一例を示す。この画面には、スケジュール、住所録、予
算表、地図、コマンドの各ブックを開くためのアイコン
21〜25とフィールド生成ボタン26等が表示され、フィー
ルド生成ボタン26がマウス又はペン等の座標入力装置に
より指定されると、初期設定された矩形のフィールド27
を表示すると共に、このフィールド27内に「位置をペン
で示してください」等のメッセージを表示する。
この矩形のフィールド27は、第4図に示すように、フ
ィールド27の四隅をそれぞれ指定してリサイズするため
の制御点27a〜27dと、フィールド27全体を指定して他の
場所に移動するための制御点27eを有する。
この表示状態において、例えば第5図に示すように左
上の制御点27aと右上の制御点27cがそれぞれ入力装置11
のペンにより他の場所に移動するように指定されると、
破線で示すようにフィールド27をリサイズする。
また、中心の制御点27eがペンにより他の場所に移動
するように指定されると、フィールド27をその指定場所
に移動し、更に1つのページ内で複数のフィールド27を
各指定場所ごとにそれぞれの大きさで作成し、作成され
た複数のフィールド27を有する各ページのテンプレート
(第0ページ)として登録する。
第6図は、表示部20の初期画面の他の例を示す。
この初期画面には、電話帳、帳簿、コマンドの各ブッ
クを開くためのアイコン31〜33と、入力されたオブジェ
クトを消去、移動、複写、検索等するためのコマンド用
ボタン34が表示されている。
この場合にも同様に、前述したフィールド生成ボタン
26、フィールド27を表示することにより、複数のフィー
ルド27を各指定場所に各大きさで作成し、このフィール
ド27を有する第0ページのテンプレートとして登録す
る。
第7図は、第6図に示す表示状態において、ブックの
一つである帳簿のアイコン32が選択された場合の表示例
を示す。
アイコン32が選択されると、帳簿のウインドウを開
き、既に設定された帳簿のオブジェクト35をページ単位
でマルチウインドウ表示する。
第8図(A)は、第1ページの各フィールドに入力さ
れた数字を足し算、引き算等の演算命令により演算する
一例を示す。
第8図(B)は、第8図(A)に示す第1ページと同
一のフィールドを有する第0ページのテンプレートを示
し、この場合にも各フィールドに入力した数字を演算命
令により演算する。
第8図(C)は、第8図(A)に示す第1ページの各
オブジェクトと、第0ページの各フィールドの位置関係
を示す。
第9図は、オブジェクトが入力されたときにそのオブ
ジェクトをチェックする場合の動作説明図である。
第9図(A)に示すように、例えばオブジェクト「12
3」が第1ページに入力されると、先ず第9図(B)に
示すように、第0ページのテンプレートに登録されてい
るフィールド27をチェックする。
次いで、第9図(C)に示すように、第1ページに入
力した領域がテンプレートのフィールド27内に位置する
場合に、第1ページのフィールド27内に位置するか否か
をチェックし、位置する場合にこのオブジェクト「12
3」を第1ページのフィールド27に登録する。
第10図は、前述のフィールド27に入力されたオブジェ
クトに対する演算動作を説明するためのフローチャート
である。
以下、第10図のフローチャートを参照してフィールド
27に入力されたオブジェクトに対する演算動作を詳述す
る。
まず、オブジェクトを入力し(ステップS1)、その入
力エリアにフィールドが設定されているか否かを判別す
る(ステップS2)。その入力エリアにフィールドが設定
されている場合には、入力オブジェクトがフィールドの
領域内に入力しているか否かを判定する(ステップS
3)。
入力オブジェクトがフィールドの領域内に入力してい
る場合には入力オブジェクトを登録し(ステップS4)、
ステップS5に進む。
また、ステップS3で入力オブジェクトがフィールドの
外側に入力している場合には直接ステップS5に進む。
他方、ステップS2においてフィールドが設定されてい
ない場合にはステップS5に進み、入力オブジェクトが数
値を有するか否かを判別する(ステップS5)。
入力オブジェクトが数値を有する場合には、予め定義
された演算方法により再計算を行い(ステップS6)、ウ
インドウをリフレッシュする(ステップS7)。
なお、ステップS5において入力オブジェクトが数値を
有しない場合には直接ステップS7に進む。
第11図は、上記動作における表示例を示す。
フィールド36、37が設定され、オブジェクト「300」
に足し算が定義され、また、数字「100」、「200」がオ
ブジェクトとしてそれぞれフィールド36、37内に登録さ
れている。
この状態において、オブジェクト「10」がフィールド
36に入力されると(ステップS1)、フィールド36が存在
するのでステップS2からステップS3に進む。
また、オブジェクト「10」がフィールド36の領域内に
位置するのでオブジェクト「10」をフィールド36に登録
し(ステップS4)、更にオブジェクト10」が数値を有す
るのでオブジェクト「300」を再計算し(ステップS
6)、オブジェクト「300」をリフレッシュして新しい計
算結果「210」を表示する(ステップS7)。
第12図は、住所録の各ページのフィールドに登録され
た名前の順序を並べ換える場合の動作を説明するための
図を示す。
第12図(A)に示すように、名前が各ページのフィー
ルドに順不同で登録された場合に並べ換え命令が入力す
ると、各ページの名前のイニシャルを検索し、第12図
(B)に示すように、名前が「あいうえお」順になるよ
うに各ページの順序を並べ換える。
第13図は、住所録の各ページのフィールドに登録され
た名前を検索する場合の動作を説明するための図を示
す。
第13図(A)に示すように名前が各ページのフィール
ドに順不同で登録された場合に検索命令が入力すると、
各ページの名前を検索し、第13図(B)に示すように、
指定された名前が第1ページになるように各ページの順
序を並べ換える。
第14図は、1つのフィールドに登録された複数の数字
を加算する場合で示す。この場合には前述のように、各
文字の種類を比較し、種類が一致している場合にオブジ
ェクトの文字列を加算して1つのフィールドに登録され
た複数の数字の合計値を演算する。
第15図(A)〜(B)はそれぞれ、数字を意味する漢
数字、英語、絵、図形、絵文字を演算する場合を示す。
この場合には、予め漢数字、英語、絵、図形、絵文字に
それぞれの数字を定義することにより演算が可能にな
る。
また、本実施例では、演算命令を任意に設定すること
ができるので、第16図に示すように例えば所定の「移
動」キーと、ペンで手書きした矢印「→」を対応させて
登録すれば、矢印「→」が入力した場合に「移動」機能
として動作することができる。
この場合、第6図に示す初期画面において、コマンド
ブックを示すアイコン33が指定されて「移動」用のコマ
ンド用ボタン34が指定されると、第16図に示すように、
「移動」機能と入力エリアをそれぞれ上下に表示し、下
のエリアに入力した手書きストロークを「移動」機能と
して登録する。
従って、上記実施例によれば、ウインドウ上において
可変な位置及び領域を有するフィールド内にオブジェク
トを登録することができるので、表計算を行ったり、簡
易データベースを作成する場合に、操作者がフィールド
の場所を自由に設定したり、フィールドの領域を自由に
拡大、縮小することができる。
また、フィールド内のオブジェクトの演算を定義させ
て演算することができ、アプリケーションからの問い合
わせに対し、フィールド内のデータを返したり、フィー
ルド内にオブジェクトを追加して表示することができ
る。
更に、複数のオブジェクトを1つのフィールド内に登
録することができ、そのフィールド内のオブジェクトの
演算を定義することができるので、そのフィールド内の
複数のオブジェクトの総和を求めることができる。
また、複数のページを有するブックをオブジェクトと
して定義する場合に、各ページのテンプレートを定義す
ることができるので、テンプレートを用いて各ページに
共通のフィールドを定義することができ、したがって、
各ページに対して共通のフィールドにデータを登録した
り、各ページの共通のフィールド内のデータをソーティ
ング、検索することができる。
[発明の効果] 1つ又は複数のオブジェクトを表示する表示手段と、
表示手段上において入力手段を介して指定された任意の
位置及び領域にオブジェクトの入力機能を有するフィー
ルドを設定するフィールド制御手段と、設定されたフィ
ールド内に入力されたオブジェクトの種類を識別して予
め各オブジェクトの種類毎に設定されている処理を行う
オブジェクト処理手段と、処理されたフィールド内のオ
ブジェクトに対して入力手段を介して定義された演算を
行う演算手段とを備えていることにより、操作者は、入
力手段を介して任意の位置及び領域にオブジェクトの入
力のためのフィールドを設定でき、かつ設定したフィー
ルドの位置及び領域を変更することができると共に、設
定したフィールドにオブジェクトとしてデータを入力す
る際に、数値だけでなく漢数字、英語、図形や絵文字等
の操作者の所望の形式でデータを入力することができ
る。加えて、格子状の罫線等を使用しており表示形式が
固定された表を使用することなく、操作者の好みや用途
に合わせた表示形式のままで、入力されたオブジェクト
を用いて所望の演算を行うことができる。
更に、1つ又は複数のオブジェクトをページ単位で格
納し、複数のページに共通のフィールドを設定するペー
ジ処理手段と、共通のフィールド内に入力されたオブジ
ェクトに対して入力手段を介して定義された演算を行う
ページ演算手段とを更に備えている場合には、同一ペー
ジ内のオブジェクトに対する演算だけでなく、複数ペー
ジにまたがるオブジェクトに対してソーティングや検索
等のページ間演算を行って、所望のデータを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフィールド表示機能を有する電子計算
機における一実施例の構成を示す概略ブロック図、第2
図及び第3図は第1図の表示部の初期画面の一例を示す
説明図、第4図及び第5図は第1図の表示部におけるフ
ィールドの設定動作を示す説明図、第6図は第1図の表
示部の初期画面の他の例を示す説明図、第7図は第1図
の表示部のページ表示を示す説明図、第8図(A)〜
(C)は第1図の表示部におけるフィールド内のオブジ
ェクトを示す説明図、第9図(A)〜(C)は各ページ
のフィールド間の処理を示す説明図、第10図は第1図の
電子計算機のフィールド処理を説明するためのフーロー
チャート、第11図は第10図の動作における表示例を示す
説明図、第12図は各ページのフィールド間のソーティン
グ処理を示す説明図、第13図は各ページのフィールド間
の検索処理を示す説明図、第14図は複数のオブジェクト
が1つのフィールド内に登録された場合の演算を示す説
明図、第15図(A)〜(E)は数字を意味する各オブジ
ェクトを演算する場合を示す説明図、第16図は演算命令
を登録する場合の一例を示す説明図である。 11……入力装置、12……入力データ処理部、13……オブ
ジェクト処理部、14……フィールド操作部、15……フィ
ールド処理部、16……演算定義部、17……演算処理部、
18……演算実行部、19……出力処理部、20……表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 登 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−128160(JP,A) 特開 平2−83776(JP,A) 実開 昭63−61063(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ又は複数のオブジェクトを表示する表
    示手段と、前記表示手段上において入力手段を介して指
    定された任意の位置及び領域に前記オブジェクトの入力
    機能を有するフィールドを設定するフィールド制御手段
    と、前記設定されたフィールド内に入力されたオブジェ
    クトの種類を識別して予め各オブジェクトの種類毎に設
    定されている処理を行うオブジェクト処理手段と、前記
    処理されたフィールド内のオブジェクトに対して前記入
    力手段を介して定義された演算を行う演算手段とを備え
    ており、前記フィールド制御手段は、前記設定されたフ
    ィールドの位置及び領域を変更できるように構成されて
    いることを特徴とするフィールド表示機能を有する電子
    計算機。
  2. 【請求項2】前記1つ又は複数のオブジェクトはページ
    単位で格納されており、複数のページに共通のフィール
    ドを設定するページ処理手段と、前記共通のフィールド
    内に入力されたオブジェクトに対して前記入力手段を介
    して定義された演算を行うページ演算手段とを更に備え
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の電
    子計算機。
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