JP2800687B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP2800687B2
JP2800687B2 JP6158433A JP15843394A JP2800687B2 JP 2800687 B2 JP2800687 B2 JP 2800687B2 JP 6158433 A JP6158433 A JP 6158433A JP 15843394 A JP15843394 A JP 15843394A JP 2800687 B2 JP2800687 B2 JP 2800687B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば連続紙レーザプ
リンタのような画像形成装置における用紙搬送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】連続紙の表面に画像を形成する連続紙レ
ーザプリンタのような画像形成装置においては、図19
に示されているように、ホッパ部101からトラクタ1
02によって送り出される連続紙103を転写部104
および定着部105を通過させ、この定着部105の下
流側に配される用紙搬送装置106により下方に向きを
変え、スタッカ部107にて折り目に従って表裏交互に
折り畳んで積み重ねるように構成されている。ここで、
前記用紙搬送装置106は、搬送されてくる連続紙10
3を案内する上下の用紙ガイドと、これら用紙ガイドに
沿って連続紙103を挟持して搬送するための搬送ロー
ラ106aおよびピンチローラ106bを備えたものと
されている。この場合、搬送ローラ106aは用紙ガイ
ドの上流側と下流側とにそれぞれ一本ずつ設けられ、連
続紙103は、各搬送ローラ106aおよびその搬送ロ
ーラ106aに対向する各ピンチローラ106bによっ
て所要の張力が付与されつつ搬送される。
【0003】ところで、前述のような用紙搬送装置10
6においては、通常、紙詰まり(ジャム)処理時にレバ
ー操作によりピンチローラ106bのロック状態を解除
してピンチローラユニットを開放させるロック解除機構
が付設されるとともに、搬送される連続紙103の厚み
に応じてやはりレバー操作によりピンチローラ106b
の押し付け圧を例えば強弱二段階に切り換えるピンチ圧
切換え機構が付設されている。また、この用紙搬送装置
106においては、前述のようなジャム処理時とは別
に、印字確認等の目的でピンチローラユニットを開放す
るための開放機構も付設されている。この開放機構は、
一方のピンチローラユニットが開閉する(図19で鎖線
で示す)際に他方のピンチローラユニットが連続紙10
3を拘束するようにされ、これによって印字確認時等に
おいて感光ドラムと定着器との間にある連続紙103が
浮き上がって未定着データが用紙ガイドに擦れるのが防
がれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の用紙搬送装置では、ロック解除機構の操作レバーと
ピンチ圧切換え機構の操作レバーとが別々に設けられて
いてそれら操作レバーの操作が煩雑であるとともに、ジ
ャム処理時と印字確認時とに応じてピンチローラユニッ
トの作動態様が異なるために極めて複雑な機構を採用す
る必要があるという問題点がある。また、搬送ローラが
二本あるためにピンチローラユニットも二ユニット必要
となって、やはり構造が複雑になってコスト高を招いて
しまうという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、ピンチ圧切換えレバーとピンチロ
ーラユニット開放レバーとを兼用することにより、部品
点数が少なく簡単な構造で安価な用紙搬送装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明による用紙搬送装置は、図1の発明原理図
に示されているように、ピンチローラ1と搬送ローラ2
との間に用紙3を挟み付けることによりその用紙3を搬
送する用紙搬送装置において、(a)少なくとも第一位
置,第二位置および第三位置の三つの位置に回動操作可
能な切換操作手段4、(b)前記ピンチローラ1を支持
するピンチローラユニット5を所定のロック位置に保持
するロック手段6、(c)前記切換操作手段4を前記第
一位置と前記第二位置との間で回動させることにより前
記ピンチローラ1の前記搬送ローラ2に対する押圧力を
切換える押圧力切換手段7および(d)前記切換操作手
段4が前記第二位置から前記第三位置へ回動操作される
ときに前記ロック手段6による前記ピンチローラユニッ
ト5の保持を解除するロック解除手段8を備えることを
特徴とするものである。
【0007】本発明においては、更に前記ロック解除手
段8により前記ピンチローラユニット5の保持が解除さ
れる直前に前記用紙3を用紙ガイドに押し付けてその用
紙3を拘束する用紙拘束手段を備えるのが好ましい。こ
のような用紙拘束手段を備えると、印字確認時等におけ
るピンチローラユニット5の開放時に未定着の用紙3が
浮き上がって用紙ガイド等に擦れたりするのを防ぐこと
ができる。
【0008】前記用紙拘束手段は、前記ロック解除手段
8により前記ピンチローラユニット5の保持が解除され
ている状態で前記切換操作手段4が前記第一位置へ回動
操作されるときに前記用紙3の拘束を解除するように動
作するものとするのが良い。このようにすれば、ピンチ
ローラユニット5の開放状態において用紙3の拘束を解
除することができるので、ピンチローラユニット5の開
放状態で用紙3のジャム処理を容易に行うことができ
る。
【0009】また、前記用紙拘束手段は、前記ピンチロ
ーラユニット5を開放状態から前記ロック位置へ閉動作
させるときに前記ロック手段に保持される直前に前記用
紙3の拘束を解除するように動作するのが好ましい。
【0010】前記押圧力切換手段7は、前記切換操作手
段4の操作時に回動されるカム軸と、このカム軸に固定
されるカムと、このカムの周面に係合して所定角度位置
に回動される板ばね取付金具と、この板ばね取付金具に
取り付けられて前記ピンチローラ1を前記搬送ローラ2
に対して押し付ける板ばねとを備えるものとなし得る。
【0011】前記第一位置を前記ピンチローラ1の押圧
力強の位置とし、この第一位置から前記切換操作手段4
を約90°回動させた前記第二位置を前記ピンチローラ
1の押圧力弱の位置とするのが良い。
【0012】前記ロック手段6は、前記ピンチローラユ
ニット5に設けられるロック軸と、本体フレームに回動
可能に支持されそのロック軸を係止する係止凹部を有す
るロック金具と、このロック金具を前記ロック軸に対し
係止する方向に付勢するコイルばねとを備えるものとな
し得る。
【0013】前記ロック解除手段8は、前記切換操作手
段4の操作時に回動される金具と、この金具に所定位置
で押圧されて前記ロック金具と一体的に回動されるレバ
ーとを備えるものとなし得る。
【0014】前記用紙拘束手段は、前記切換操作手段4
の操作時に回動される板ばね取付金具と、この板ばね取
付金具に取り付けられその板ばね取付金具が回動される
ときに前記用紙3を押圧する板ばねとを備えるものとな
し得る。ここで、板ばね取付金具は、前記板ばねにて前
記用紙3を押圧する方向へ向けてコイルばねにより付勢
し、この付勢力に抗してその板ばね取付金具を押圧する
押圧片を設けるのが好適である。
【0015】本発明では、更に前記ピンチローラ1の下
流側に前記用紙3により従動される回転体を有する用紙
詰まり検出センサを設けるとともに、この用紙詰まり検
出センサの下方を通過する用紙3を押さえる押圧手段を
設けるのが好ましい。このような押圧手段を設けると、
用紙搬送装置の下流側の例えばスタッカ部で発生する用
紙の引っ掛かりや押し戻し等の用紙詰まり検出センサへ
の悪影響を防止することができ、この用紙詰まり検出セ
ンサの誤検出を排除することができる。ここで、前記押
圧手段は、多数枚の短冊状の合成樹脂製シートで構成す
るのが好ましい。また、この合成樹脂製シートは、互い
に隣接するピンチローラ1間の間隙部に配置するのが良
く、こうすることで、用紙詰まり検出センサがピンチロ
ーラ1に近接配置されていてもその合成樹脂製シートを
容易に設置することができる。さらに、前記合成樹脂製
シートは、用紙搬送方向上流側の端部が上側の用紙ガイ
ドの下面に固定するのが好ましい。また、この合成樹脂
製シートの用紙搬送方向下流側の端部を上方へ向けて折
り曲げると、用紙3の後退搬送時にその用紙3がシート
先端部に擦れるのが防がれ、用紙3の印字面への悪影響
を防止することができる。
【0016】前記ピンチローラ1は二個一組で構成し、
互いに隣接する組のピンチローラ1の対同士を前記搬送
ローラ2に対して用紙搬送方向に千鳥状に配置するのが
好適である。このようなピンチローラ1の配置によれ
ば、用紙3と搬送ローラ2との接触面積を増やすことが
でき、これによって安定した送り力を得ることができる
とともに、搬送ローラ2への突入時に用紙3に接触する
ピンチローラ1の本数を従来の1/2にすることができ
るので、用紙3がピンチローラ1から受ける圧力(負
荷)を軽減することができる。したがって、用紙3の滑
りを防止することができ、更に用紙3の搬送方向の挙動
変化を一定方向に安定させることができる。また、用紙
3の送り方向を搬送ローラ2側に変化させるような場合
少数のローラで送り方向を変化させることが可能とな
る。
【0017】
【作用】ピンチローラユニット5がロック手段6にてロ
ック位置に保持されている状態で、切換操作手段4を第
一位置と第二位置との間で回動させることによりピンチ
ローラ1の搬送ローラ2に対する押圧力が強弱二段階に
切換えらえ、搬送される用紙3が厚紙の場合に押圧力が
強に、普通紙の場合に押圧力が弱にそれぞれ設定され
る。また、前記切換操作手段4が前記第二位置から第三
位置に回動操作されると、ロック解除手段8によって前
記ロック手段6によるピンチローラユニット5の保持が
解除されそのピンチローラユニット5が開放される。
【0018】
【実施例】次に、本発明による用紙搬送装置の具体的実
施例について、図面を参照しつつ説明する。
【0019】図2に示されているように、本実施例の画
像形成装置においては、連続紙(以下単に用紙とい
う。)11の搬送手段として、感光ドラム12の搬送方
向上流側にトラクタ部13が、下流側にスカッフローラ
部14がそれぞれ設けられ、このスカッフローラ部14
の下流側に表裏交互に折り畳まれた用紙11を積み重ね
るスタッカ部15が設けられている。また、感光ドラム
12の周辺部には、この感光ドラム12の表面を均一に
帯電させる前帯電器16と、この前帯電器16により帯
電された感光ドラム12表面の画像部以外の部分に光を
照射して静電潜像を形成する光学部17と、この光学部
17により形成される静電潜像に対しその静電潜像と逆
極性に帯電したトナーを付着させて可視画像を形成する
現像部18と、この現像部18により形成されるトナー
像に用紙11を重ねその用紙11の裏側からトナーの帯
電極性とは逆極性の電荷をその用紙11に与えて静電力
によりトナー像をその用紙11に転写する転写ガイド部
19と、この用紙11上に転写されたトナー像を熱もし
くは圧力によりその用紙11に融着させて永久的に固着
させる定着部20と、転写されずに感光ドラム12上に
残った残留トナーを除去するクリーナ部21とが設けら
れている。なお、図2において符号22で示されるのは
制御部、符号23で示されるのはインターフェイス部で
ある。
【0020】前記スカッフローラ部14に設けられる本
実施例の用紙搬送装置の平面図が図3に、図3のA矢視
図が図4に、図3のB矢視図(一部破断)が図5に、図
3の部分拡大平面図が図6にそれぞれ示されている。
【0021】図示のように、本実施例の用紙搬送装置に
おいては、画像形成装置の本体フレーム24に対し軸2
5を回動支点として、ピンチローラユニット26が上方
開放位置と下方ロック位置(図4,図5の位置)との間
で回動可能に支持されている。このピンチローラユニッ
ト26は、平面視コ字状のユニットフレーム27とその
ユニットフレーム27の底壁部に固着されるガイド板2
8とを備え、前記ユニットフレーム27が軸25に巻装
されるねじりコイルばね29の付勢力によって常時上方
開放位置に向けて付勢されるように構成されている。こ
のユニットフレーム27には、用紙搬送方向上流側に位
置して軸25に平行にロック軸30が固定されている。
一方、本体フレーム24にはやはり軸25に平行に軸3
1が支持され、この軸31には先端部に前記ロック軸3
0を係止する係止凹部32aを有する2個のロック金具
32が取り付けられている。
【0022】軸31は、この軸31の端部に固定される
レバー33と後述のカム軸固定金具41との間に張設さ
れるコイルばね34によって、ロック金具32をロック
軸30に押し付ける方向に回転付勢されている。したが
って、通常の用紙搬送状態においては、ロック軸30が
ロック金具32の係止凹部32aに嵌まり込むことによ
り、ピンチローラユニット26がねじりコイルばね29
の付勢力に抗してロック位置に保持されている。
【0023】前記ガイド板28の略中央部にはそのガイ
ド板28の長手方向に沿って多数の孔35が穿設され、
各孔35に臨むように二個一組で構成されるピンチロー
ラ36が上下方向に移動可能に支持されている。また、
これらピンチローラ36に対し搬送ローラ37への押付
け圧(ピンチ圧)を付与するために、各組のピンチロー
ラ36の支持軸38が板ばね39によって押圧されるよ
うになっている。この板ばね39は、前記ユニットフレ
ーム27に支点Dを中心に回動可能に取り付けられる板
ばね取付金具40に位置調整可能に取り付けられてい
る。こうして、ユニットフレーム27に対する板ばね取
付金具40の回動角を変えることで搬送ローラ37に対
するピンチローラ36の押付け圧が調整される。
【0024】本体フレーム24の前面側にはカム軸固定
金具41が突設され、これら本体フレーム24とカム軸
固定金具41との間にはカム軸42が回動可能に支持さ
れている。このカム軸42には、先端部に、板ばね取付
金具40に摺接することによりその板ばね取付金具40
の回動角を変えてピンチローラ36の押付け圧を強弱二
段階に変えるカム43が固着され、基端部に、このカム
軸42を回動操作する切換えレバー44が固着されてい
る。また、このカム軸42の略中央部には、所定回動位
置でレバー33を押し下げ、他の回動位置でカム軸固定
金具41に係止する断面略L字形の金具45が固着され
ている。さらに、カム軸42の適所には後述の板ばね取
付金具48を押圧するためのねじ46が設けられてい
る。
【0025】また、本体フレーム24には、図6に明示
されているように、複数個の板ばね47が取り付けられ
てなる板ばね取付金具48が支点Eを中心に回動可能に
支持されている。この板ばね取付金具48は、一端がそ
の板ばね取付金具48の適所に取り付けられるとともに
他端が本体フレーム24に取り付けられるコイルばね4
9によって図4で時計方向(図5で反時計方向)に回動
付勢されており、この板ばね取付金具48の所定角度以
上の回動がその板ばね取付金具48がカム軸42もしく
はそのカム軸42に固定されるねじ46に当接すること
によって阻止されるようになっている。こうして、板ば
ね取付金具48がカム軸42の周面に当接するときには
板ばね47が用紙ガイド50,51に沿って案内される
用紙11を拘束するように作動し、カム軸42の回動に
よって板ばね取付金具48がねじ46の頭部に当接する
ときには板ばね47が用紙ガイド50,51から退避し
てその板ばね47による用紙11の拘束を解除するよう
に作動する。なお、コイルばね49は、このコイルばね
49の付勢力によって板ばね取付金具48を介してねじ
46が押されても、カム軸42が回動しないようなばね
強さに設定されている。
【0026】次に、前述のように構成されている用紙搬
送装置において、切換えレバー44の操作によるピンチ
圧切換え動作およびピンチローラユニット26の開放動
作並びに開放状態からのピンチローラユニット26の押
圧操作によるそのピンチローラユニット26のロック動
作を図7乃至図14を参照しつつ説明する。なお、これ
ら図7乃至図14において、(a)は図3のA矢視図、
(b)はピンチローラ36の動作を中心にして示す図3
のC−C線断面図、(c)は板ばね47による用紙11
の拘束動作を中心にして示す図3のC−C線断面図であ
る。
【0027】まず、ピンチ圧切換え動作およびピンチロ
ーラユニット26の開放(ロック解除)動作を図7乃至
図11によって説明する。図7に示されているように切
換えレバー44が右方向(厚紙に対応する位置)に向い
ている状態では、カム43のG面(カム軸42の中心か
らの距離が最も長く設定されている面)が板ばね取付金
具40に当接されていることによって、この板ばね取付
金具40が支点Dを中心に板ばね39を最大に撓ませる
位置に回動してピンチ圧強状態にある。このとき、軸3
1を中心に回動可能なロック金具32は、レバー33に
取り付けられているコイルばね34によってロック軸3
0方向に押し付けられてそのロック軸30を拘束してい
るため、ピンチローラユニット26のロックは解除され
ない。また、支点Eを中心に回動可能な板ばね取付金具
48はコイルばね49によって時計方向に引っ張られて
いるが、この板ばね取付金具48はカム軸42に固定さ
れているねじ46によって反時計方向に押されているた
めに、板ばね47は用紙ガイド50,51から退避した
状態にある。なお、切換えレバー44が図7(a)に示
される位置にあるときにはカム軸42に固定されている
金具45がF部でカム軸固定金具41に当接しているた
めに、この位置から切換えレバー44が更に反時計方向
へ回動することはない。
【0028】このようなピンチ圧強状態から、図8に示
されているように切換えレバー44を垂直真下位置(普
通紙に対応する位置)まで回動操作すると、カム軸42
が90°回動することによって板ばね取付金具40のカ
ム43に対する当接面がG面よりカム軸42の中心から
の距離の短いH面に切り換わり、板ばね39の撓みが図
7の状態よりも少なくなってピンチ圧弱状態となる。こ
のとき、ロック金具32は前述と同様にコイルばね34
によってロック軸30方向に押し付けられてそのロック
軸30を拘束しているため、ピンチローラユニット26
のロックは解除されない。また、カム軸42の90°回
動によってねじ46の位置が変わるが、(c)に示され
ているように板ばね取付金具48は依然としてねじ46
によって反時計方向に押されている状態にあり、板ばね
47は用紙ガイド50,51から退避したままである。
【0029】このピンチ圧弱状態から図9に示されてい
るように切換えレバー44を更に時計方向に回動操作す
ると、ねじ46と板ばね取付金具48との当接が解除さ
れる位置までカム軸42が回動する。これにより、板ば
ね取付金具48に取り付けられている板ばね47がコイ
ルばね49の付勢力によって用紙ガイド50に押し付け
られ、用紙ガイド50,51に沿って案内される用紙1
1が拘束される。なお、この図9に示される状態ではロ
ック金具32は図7,図8と同じ状態にあり、依然とし
てピンチローラユニット26のロックは解除されない。
【0030】図10に示されているように切換えレバー
44を更に時計方向に回動操作すると、カム軸42に固
定されている金具45がレバー33を押し下げ、この押
し下げに伴って軸31が回動するとともにロック金具3
2が反時計方向に回動する。これにより、ロック軸30
と係止凹部32aとの係合が外れてピンチローラユニッ
ト26のロックが解除され、このピンチローラユニット
26はねじりコイルばね29の付勢力によって開放位置
まで回動する。このとき、板ばね47は用紙11を拘束
したままであるので、感光ドラム12と定着部20との
間にある未定着の用紙11が浮き上がって用紙ガイド等
に擦れたりするのが防がれる。
【0031】図10に示される状態で切換えレバー44
から手を離すと、図11に示されているようにコイルば
ね34の付勢力によりレバー33とロック金具32とは
I部でそのレバー33がカム軸固定金具41に当接する
まで時計方向に回動する。そして、切換えレバー44は
カム軸42に固定されているねじ46が板ばね取付金具
48に当接することにより左下の略45°の位置に保持
される(図12参照)。
【0032】次に、ピンチローラユニット26のロック
動作を図12乃至図14によって説明する。ピンチロー
ラユニット26の開放状態からそのピンチローラユニッ
ト26を閉じる方向に押圧操作すると、図12に示され
ているように板ばね取付金具40のJ部がカム43のK
部に衝突し、これら板ばね取付金具40およびカム43
の双方が回動し始める。なお、この状態において板ばね
47は用紙11を拘束したままである。
【0033】この状態から更にピンチローラユニット2
6を閉じる方向に押圧操作すると、図13に示されてい
るように板ばね取付金具40およびカム43の双方が更
に回動し、ねじ46が板ばね取付金具48を押し上げ、
板ばね47は用紙ガイド50,51から退避して用紙1
1の拘束が解除される。また、このようにピンチローラ
ユニット26を閉じていくことにより、ロック軸30が
ロック金具32およびレバー33を反時計方向に押し下
げ、図14に示されているようにピンチローラユニット
26がロックされることとなる。なお、図13の状態に
おいて板ばね47による用紙11の拘束が解除される
が、この状態はピンチローラユニット26がロックされ
る直前であるので、用紙11が浮き上がるようなことは
ない。
【0034】また、スカッフローラ部14に用紙詰まり
(ジャム)が生じた場合には、ピンチローラユニット2
6を開放させた状態(図11の状態)で切換えレバー4
4を図7に示されている位置(ピンチ圧強の位置)まで
回動操作する。そうすると、カム軸42が反時計方向に
回動されることによりそのカム軸42に固定されている
ねじ46が板ばね取付金具48を反時計方向に押し上
げ、これにより板ばね47は用紙ガイド50,51から
退避して用紙11の拘束を解除する。なお、このジャム
処理時のようにカム43がピンチ圧強状態に位置してい
てもピンチローラユニット26を閉じることは可能であ
る。このとき、切換えレバー44はピンチ圧強状態のま
ま回動しない。
【0035】次に、ピンチローラ36の下流側に設けら
れる用紙詰まり検出センサ周りの構造について、図15
を参照しつつ説明する。図示のように、ピンチローラ3
6のやや下流側には、上側の用紙ガイド50に形成され
る間隙から用紙ガイド50,51間に突出するように周
縁部に多数の孔52aを有するコロ52が配設されてい
る。このコロ52は、ばねもしくは自重により下側の用
紙ガイド51に押し付けられて用紙ガイド50,51に
沿って搬送される用紙11によって従動回転される。そ
して、このコロ52との距離を一定に保持するように設
けられるフォトインタラプタ53にて孔52aの回転周
期が検知されることで前記コロ52の回転速度の変化が
検知され、これによって用紙詰まりが発生しているか否
かが判定される。
【0036】このような用紙詰まり検出センサにおいて
は、下流側のスタッカ部15において用紙11が引っ掛
かってその用紙11が押し戻された際に誤検出の可能性
があることから、本実施例では、コロ52の近傍にある
用紙11の浮き上がりを防止するために、上側の用紙ガ
イド50の下面に合成樹脂(例;ポリエステルフィル
ム)からなる柔軟変形可能な多数枚の短冊状シート54
が貼り付けられ、これらシート54によって用紙11を
下側の用紙ガイド51に対して押し付けるようにされて
いる。ここで、シート54は、上流側端部を用紙ガイド
50に取り付けるようにされるとともに、下流側に向か
うに従って用紙ガイド51との間隙が徐々に狭くなるよ
うな形状とされる。また、シート54の厚みは例えば
0.1mm〜0.3mm程度とするのが好ましい。
【0037】このようにコロ52に沿うようにシート5
4を設けると、下流側のスタッカ部15において用紙1
1が引っ掛かってその用紙11がコロ52の位置まで押
し戻された場合でも、シート54によってその用紙11
の浮き上がりを防止することができるので誤検出を確実
に防ぐことができる。また、シート54の材料をポリエ
ステルフィルムとすることで、シート54と用紙11と
の間の摩擦を軽減することができ、シート54の用紙1
1に対する悪影響を防止することができ、更にシート5
4の摩耗も防ぐことができる。
【0038】図16にシート形状の変形例が示されてい
る。この例では、シート54’の先端部を折り曲げてそ
のシート54’の下流端と用紙11との隙間を徐々に広
げるように構成されている。こうすることで、用紙11
が後退方向に搬送される際にシート54’の先端が用紙
11に擦れるのが防がれ、これによって用紙11の印字
面に悪影響を及ぼすのが防がれる。
【0039】また、前述のようなシート54,54’
は、コロ52とピンチローラ36とが接近して配置され
ている場合には、図17に示されているように互いに隣
接するピンチローラ36,36間の間隙部に配置するの
が好適である。
【0040】本実施例では、二個一組で構成されるピン
チローラ36,36の支持軸38の軸線を隣接する他の
支持軸38の軸線と一致させるようにしたものについて
説明したが、図18に示されているように互いに隣接す
る支持軸38,38の軸線を搬送ローラ37に対して前
後方向にずらせて千鳥状に配置する実施例も可能であ
る。このように二個一組のピンチローラ36,36を千
鳥状に配置すると、用紙11と搬送ローラ37との接触
面積を増やすことができ、これによって安定した送り力
を得ることができるとともに、搬送ローラ37への突入
時に用紙11に接触するピンチローラ36の本数が従来
の1/2になるのでその用紙11がピンチローラ36か
ら受ける圧力(負荷)を軽減することができる。したが
って、用紙11の滑りを防止することができ、更に用紙
11の搬送方向の挙動変化を一定方向に安定させること
ができる。また、用紙11の送り方向を搬送ローラ37
側に変化させるような場合、従来のローラ配置では用紙
11の送り方向に沿って多数本のローラを配置して徐々
に送り方向を変化させる必要があったが、本例のように
千鳥状に配置すると従動ローラであるピンチローラ36
の押し付けにより用紙11の送り方向を変化させること
ができるので、少数のローラで送り方向を変化させるこ
とが可能である。
【0041】なお、本実施例におけるピンチローラ36
は本発明におけるピンチローラ1に、搬送ローラ37は
搬送ローラ2に、用紙11は用紙3に、切換えレバー4
4は切換操作手段4に、ピンチローラユニット26はピ
ンチローラユニット5に、ロック軸30,ロック金具3
2と,コイルばね34等はロック手段6に、カム軸4
2,カム43,板ばね取付金具40,板ばね39等は押
圧力切換手段7に、レバー33,金具45等はロック解
除手段8にそれぞれ対応する。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、一つの切換操作手段によってピンチローラの押圧力
の強弱二段階の切換えとピンチローラユニットのロック
解除とを兼用することができるので、部品点数が少なく
簡単な構造で安価な用紙搬送装置を得ることができる。
したがって、このような用紙搬送装置を備える例えば画
像形成装置全体の小型化,低価格化を図ることができ
る。本発明において、ロック解除手段によりピンチロー
ラユニットの保持が解除される直前に用紙を用紙ガイド
に押し付けてその用紙を拘束する用紙拘束手段を備える
と、印字確認時におけるピンチローラユニットの開放時
に未定着の用紙が浮き上がって用紙ガイド等に擦れたり
するのを防ぐことができる。また、ピンチローラの下流
側に用紙により従動される回転体を有する用紙詰まり検
出センサを設けるとともに、この用紙詰まり検出センサ
の下方を通過する用紙を押さえる押圧手段を設けると、
用紙搬送装置の下流側の例えばスタッカ部で発生する用
紙の引っ掛かりや押し戻し等の用紙詰まり検出センサへ
の悪影響を防止することができ、この用紙詰まり検出セ
ンサの誤検出を排除することができる。さらに、ピンチ
ローラは二個一組で構成し、互いに隣接する組のピンチ
ローラ対同士を搬送ローラに対して用紙搬送方向に千鳥
状に配置すると、用紙に対して安定した送り力を得るこ
とができるとともに、用紙の搬送ローラへの突入時にそ
の用紙がピンチローラから受ける圧力を軽減することが
できる。したがって、用紙の滑りを防止することがで
き、また用紙の搬送方向の挙動変化を一定方向に安定さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による用紙搬送装置の発明原理
図である。
【図2】図2は、本発明の一実施例による画像形成装置
の全体構成図である。
【図3】図3は、本発明の一実施例による用紙搬送装置
の平面図である。
【図4】図4は、図3のA矢視図である。
【図5】図5は、一部破断して示す図3のB矢視図であ
る。
【図6】図6は、図3の部分拡大平面図である。
【図7】図7は、ピンチ圧切換え動作およびピンチロー
ラユニットの開放動作説明図である。
【図8】図8は、ピンチ圧切換え動作およびピンチロー
ラユニットの開放動作説明図である。
【図9】図9は、ピンチ圧切換え動作およびピンチロー
ラユニットの開放動作説明図である。
【図10】図10は、ピンチ圧切換え動作およびピンチ
ローラユニットの開放動作説明図である。
【図11】図11は、ピンチ圧切換え動作およびピンチ
ローラユニットの開放動作説明図である。
【図12】図12は、ピンチローラユニットのロック動
作説明図である。
【図13】図13は、ピンチローラユニットのロック動
作説明図である。
【図14】図14は、ピンチローラユニットのロック動
作説明図である。
【図15】図15は、用紙詰まり検出センサ周りの構造
を示す断面図である。
【図16】図16は、シートの変形例を示す部分断面図
である。
【図17】図17は、シートの配置例を示す平面図であ
る。
【図18】図18は、ピンチローラの配置例を示す平面
図である。
【図19】図19は、従来の用紙搬送装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1,36 ピンチローラ 2,37 搬送ローラ 3,11 用紙 4 切換操作手段 5,26 ピンチローラユニット 6 ロック手段 7 押圧力切換手段 8 ロック解除手段 14 スカッフローラ部 29 ねじりコイルばね 30 ロック軸 32 ロック金具 32a 係止凹部 33 レバー 39 板ばね 40 板ばね取付金具 42 カム軸 43 カム 44 切換えレバー 45 金具 46 ねじ 47 板ばね 48 板ばね取付金具 50,51 用紙ガイド 52 コロ 54 シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−6980(JP,U) 実開 昭57−3748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 20/02,5/06,5/36

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンチローラと搬送ローラとの間に用紙
    を挟み付けることによりその用紙を搬送する用紙搬送装
    置において、(a)少なくとも第一位置,第二位置およ
    び第三位置の三つの位置に回動操作可能な切換操作手
    段、(b)前記ピンチローラを支持するピンチローラユ
    ニットを所定のロック位置に保持するロック手段、
    (c)前記切換操作手段を前記第一位置と前記第二位置
    との間で回動させることにより前記ピンチローラの前記
    搬送ローラに対する押圧力を切換える押圧力切換手段お
    よび(d)前記切換操作手段が前記第二位置から前記第
    三位置へ回動操作されるときに前記ロック手段による前
    記ピンチローラユニットの保持を解除するロック解除手
    段を備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記ロック解除手段により前記
    ピンチローラユニットの保持が解除される直前に前記用
    紙を用紙ガイドに押し付けてその用紙を拘束する用紙拘
    束手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙拘束手段は、前記ロック解除手
    段により前記ピンチローラユニットの保持が解除されて
    いる状態で前記切換操作手段が前記第一位置へ回動操作
    されるときに前記用紙の拘束を解除するように動作する
    ことを特徴とする請求項2に記載の用紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙拘束手段は、前記ピンチローラ
    ユニットを開放状態から前記ロック位置へ閉動作させる
    ときに前記ロック手段に保持される直前に前記用紙の拘
    束を解除するように動作することを特徴とする請求項2
    に記載の用紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧力切換手段は、前記切換操作手
    段の操作時に回動されるカム軸と、このカム軸に固定さ
    れるカムと、このカムの周面に係合して所定角度位置に
    回動される板ばね取付金具と、この板ばね取付金具に取
    り付けられて前記ピンチローラを前記搬送ローラに対し
    て押し付ける板ばねとを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の用紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第一位置が前記ピンチローラの押圧
    力強の位置であり、この第一位置から前記切換操作手段
    を約90°回動させた前記第二位置が前記ピンチローラ
    の押圧力弱の位置であることを特徴とする請求項1,3
    または5のうちのいずれかに記載の用紙搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記ロック手段は、前記ピンチローラユ
    ニットに設けられるロック軸と、本体フレームに回動可
    能に支持されそのロック軸を係止する係止凹部を有する
    ロック金具と、このロック金具を前記ロック軸に対し係
    止する方向に付勢するコイルばねとを備えることを特徴
    とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記ロック解除手段は、前記切換操作手
    段の操作時に回動される金具と、この金具に所定位置で
    押圧されて前記ロック金具と一体的に回動されるレバー
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送
    装置。
  9. 【請求項9】 前記用紙拘束手段は、前記切換操作手段
    の操作時に回動される板ばね取付金具と、この板ばね取
    付金具に取り付けられその板ばね取付金具が回動される
    ときに前記用紙を押圧する板ばねとを備えることを特徴
    とする請求項2,3または4に記載の用紙搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記板ばね取付金具は、前記板ばねに
    て前記用紙を押圧する方向へ向けてコイルばねにより付
    勢され、この付勢力に抗してその板ばね取付金具を押圧
    する押圧片が設けられることを特徴とする請求項9に記
    載の用紙搬送装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記ピンチローラの下流側に
    前記用紙により従動される回転体を有する用紙詰まり検
    出センサを設けるとともに、この用紙詰まり検出センサ
    の下方を通過する用紙を押さえる押圧手段を設けること
    を特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  12. 【請求項12】 前記押圧手段は、多数枚の短冊状の合
    成樹脂製シートで構成されることを特徴とする請求項1
    1に記載の用紙搬送装置。
  13. 【請求項13】 前記合成樹脂製シートは、互いに隣接
    するピンチローラ間の間隙部に配置されることを特徴と
    する請求項12に記載の用紙搬送装置。
  14. 【請求項14】 前記合成樹脂製シートは、用紙搬送方
    向上流側の端部が上側の用紙ガイドの下面に固定されて
    いることを特徴とする請求項12または13に記載の用
    紙搬送装置。
  15. 【請求項15】 前記合成樹脂製シートの用紙搬送方向
    下流側の端部が上方へ向けて折り曲げられていることを
    特徴とする請求項14に記載の用紙搬送装置。
  16. 【請求項16】 前記ピンチローラが二個一組で構成さ
    れ、互いに隣接する組のピンチローラ対同士が前記搬送
    ローラに対して用紙搬送方向に千鳥状に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
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