JPS6357452A

JPS6357452A - シ−ト材送り装置

Info

Publication number: JPS6357452A
Application number: JP20015786A
Authority: JP
Inventors: Kenichiro Hashimoto; 憲一郎橋本
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-08-28
Filing date: 1986-08-28
Publication date: 1988-03-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、シート材送り装置、特に送りローラと、これ
に圧接されるピンチローラによりシート材を圧接して搬
送するシート材送り公課に関する。

［従来の技術］従来のこの種装置の一例を第７図に示す（第１従来例）
。送り（プラテン）ローラ（図示路）に対し、２個、平
行にピンチローラホルダ２Ａ、２Ｉ３，２Ｇに軸支され
たピンチローラ３Ａ、３Ｂ、３Ｃがプリンタ記録紙等の
シート材を挟むように圧接する。

ピンチローラホルダ２Ａは、ピンチローラアーム４八に
＠５Ａによって回転自在に軸支されている。また、ピン
チローラアーム４Ａは、支持基台の軸受部６＾に＠７Ａ
で回転自在に軸支されている。ピンチローラアーム４Ａ
のピンチローラホルダ２△の取付位置と反対側には、ば
ね取付部８八があり、支持基台のばね取付部９八との間
に引張りはねｌｏ八を張架することで、ヒ゛ンヂローラ
ホルダ２八を常にブラテンローラ側に付勢し、ピンチロ
ーラ３Ａ、３＾をプラテンローラに圧接させる。

また、記録シートの交換補充等のためのピンチローラ３
Ａ、３Ａの圧接解除は、ピンチローラアーム４Ａの下側
に送り（プラテン）ローラと平行に設けた断面正方形の
リリース軸１１を操作レバ（図示せず）で回動させるこ
とにより行っている。

すなわち、リリース軸１１の角部でピンチローラアーム
４Ａを押上げ軸７＾回りに反時計方向に回転させること
によりピンチローラ３Ａ、３Ａをプラテンローラから浮
かせるのである。

しかし、このような方式は、機構が複雑で、特にリリー
ス軸１１の部分で大きなスペースを必要とし、薄形・軽
量化を狙ったプリンタには不向きであり、また、軸物が
多いためコストも高くつくという問題がある。

そこで、上述の方式を簡素化し薄形に適用できるものが
考えられている（第２従来例）。

その機構を第８図を参照して説明する。

ピンチローラ３Ａ、３８．３Ｇおよびピンチローラホル
ダ２Ａ、２Ｂ、２Ｇの構造は、前述の第１従来例のもの
と同じであるが、この方式では、３組のピンチローラホ
ルダ２＾、２８．２Ｃが１本のピンチローラホルダ支持
軸１５の回りに回転自在に軸支されている。

ピンチローラホルダ支持軸１５の端部には、アーム１２
Ａ、１２Ｂが互いに平行に固定されている。アーム１２
Ａ、１２Ｂの他端には、円柱状突起が設けられ、支持基
台に設けられた支持ブラケット１３Ａ、１３Ｂの軸受孔
に、それぞれ嵌合される。

また、支持基台に固定された板ばね１４Ａ、１４Ｂによ
り、ピンチローラホルダ支持軸１５を送りローラ側に付
勢することでピンチローラ圧を得ている。

ピンチローラ３Ａ、３Ａの圧接解除は、ピンチローラホ
ルダ支持＠１５を図示矢印す方向に押下げることで、支
持ブラケット１３Ａ、１３Ｂの軸受を中心にユニット全
体を回転させピンチローラ３Ａ、３Ｂ、３Ｃを送りロー
ラから離す。

上記の機構によれば、薄形であり簡単な構造でピンチロ
ーラの圧接・解除を実現することができるが、以下のよ
うな問題がある。

すなわち、３個のピンチローラホルダ２Ａ、２Ｂ、２（
：が、１本のピンチローラホルダ支持軸１５に軸支され
ているため、いずれかのピンチローラホルダが浮いたり
傾いたりすると他のピンチローラホルダが影響を受ける
のである。

例えば、第９図に示すように、記録シート１６の幅が送
り（プラテン）ローラ１の幅の半分程度しかなく、２組
のピンチローラ３Ｂ、３ＣＬ／か、記録シート１６に接
触しない場合、ピンチローラ圧が１７Ａ、１７Ｂの２箇
所にかかっているため、ピンチローラ３Ｂを支点にピン
チローラホルダ支持軸１５の揺動運動が自在となり、結
局ピンチローラ３Ｃは送りローラ１に圧接しなくなる。

このため、記録シート１６は、ピンチローラ３Ｂ部分の
みで送られ、記録シート１６の蛇行やピンチローラのす
べりの原因となり、正確な紙送りは望めない。

また、第１０図に示すように、ピンチローラが偏心して
いたり、ピンチローラホルダの軸穴の精度が出ていない
場合、いずれかのピンチローラがプラテンから浮いてし
まうことがある。

すなわち、ピンチローラ３Ａ、３Ｇが径の大きい側で送
りローラ１に接触し、ピンチローラ３Ｂの径の小さい側
が送りローラ１に向かったり、この逆になったりするた
め、結果的にピンチローラのいずれかが送りローラ１よ
り浮いてしまい紙送り不良の原因となる。

［発明が解決しようとする問題点］本発明の目的は、上述した従来例の欠点をことごとく解
消し、薄形で簡素でありながら紙送りの正確なシート材
の送り装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］上記目的を達成するために、本発明は送りローラに対向
する２個のピンチローラを平行に軸支し、２個のピンチ
ローラの間にピンチローラ軸と平行で、２個のピンチロ
ーラ軸を含む平面に垂直な方向を長径方向とする長穴を
設けたピンチローラホルダを複数個ホルダ支持軸で支持
し、ピンチローラホルダを送りローラと反対側に設けた
弾性部材によって送りローラ側に圧接したことを特徴と
する。

［作用］本発明の作用を以下説明する。

ピンチローラホルダはピンチローラホルダ支持軸に対し
、長穴にて支持されており、該長穴は、２個のピンチロ
ーラ軸を含む平面に垂直な方向を長径方向とするもので
あり、また、ピンチローラホルダのそれぞれを弾性部材
によって送りローラ側に圧接するものであるから部品精
度あるいは記録シートの有無の状態にかかわらず、ピン
チローラは独立して送りローラに圧接され、正確な紙送
りができる。

［実施例］以下、本発明の実施例を添附図面の第１図乃至第６図に
基づき説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す斜視図であり、２個
のピンチローラ１０３Ａ、１０３＾は、平行にピンチロ
ーラホルダ１０２Ａに軸支されている。３組のピンチロ
ーラホルダはそれぞれ同一構成であるので同一部位は同
一符号で添字Ａ、Ｂ、Ｃを付して表わし、重複を避ける
ため添字Ａのもののみ記す。

ピンチローラホルダ１０３Ａ，１０３Ａの間である中央部には、ピンチロー
ラ１０３Ａ．１０３Ａと平行な軸穴であって、ピンチロ
ーラ１０３Ａ，１０３Ａの軸を含む平面に垂直な方向を
長径方向とする長穴１０４Ａが設けられている。１０５
Ａは、支持基台１０６＾に一端を固定された板ばねであ
り、ピンチローラホルダ１０２への下方、すなわち送り
ローラ１０１（第２図参照）の反対側から、ピンチロー
ラホルダ１０２Ａを送りローラ１０１側に押圧している
。

３組のピンチローラホルダ１０２Ａ，１０２Ｂ，１０２
Ｃを長穴１０４Ａ，１０４Ｂ，１０４Ｇを通して、１木
のピンチローラホルダ支持軸１０７にて保持する。ピン
チローラホルダ支持軸１０７ノ両端には、７　−　ム１
０８Ａ，　１０８Ｂが固定され、該アーム１０８八．１
０８Ｂの他端部には、円柱状の軸部１０９Ａ，１０９Ｂ
が設けられており、支持基台に設けられた支持ブラケッ
ト１１０Ａ．１１０Ｂの軸受に嵌合されている。

なお、第６図に示すのは、ピンチローラ１０３Ａ。

１０３Ａの圧接を送りローラ１０１から解除するための
操作レバ１１１であり、釉１１２を中心として回動し端
部にカム面１１１Ａを有している。

以下、本実施例の作用につき説明する。

第２図，第３図はピンチローラ１０３＾，１０３Ａ（１
０３Ｂ，１０３Ｂ，１０３Ｇ，１０３Ｇ）が、板ばね１
０５Ａ　（１０５Ｂ。

ｔｏ５ｃ）の弾性力によりピンチローラホルダ１０２Ａ
（ｔｏｏ，ｔｏ２Ｇ）を介して図示上方に押圧され送り
ローラ１０１に圧接している状態を示す。

送りローラ１０１の回転によフて、この送りローラ１０
１　とピンチローラ１０３Ａ，１０３Ａの間に挟持され
た記録シートは正確に送られる。

すなわち、第３図に示すように、ピンチローラホルダ１
０２Ａ，１０２Ｂ，１０２Ｇは独立して板ばね１０５Ａ
。

１０５Ｂ，１０５Ｇにて押圧されているので、例え、記
録シートが送りローラ１０１１すなわちプラテン幅の半
分の場合であっても、ピンチローラ１０３はいずれもが
必ず圧接し、また、ピンチローラ１０３に偏心等があっ
ても、いずれかのピンチローラ１０３が浮くことはない
。

次に、第４図．第５図は、第６図に２点鎖線で示す操作
レバ１１１によるピンチローラ１０３の圧接解除状態を
示す。ピンチローラホルダ軸１０７を、操作レバ１１１
のカム面１１１Ａにて押下げることにより、ピンチロー
ラホルダ１０２Ａ，１０２８．１０２Ｇは同時に下がり
、ピンチローラ１０３の送りローラ１０１への圧接は解
除される。

［発明の効果］以上の説明から明らかなように、本発明によれば、簡単
な構造で、複数個のピンチローラを正確な圧力でそれぞ
れ独立に送りローラに圧接することができるので、薄形
で紙送りの正確なシート送り装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は該実
施例のシート送りのための圧接状態を示す側面図、第３図は同じく同実施例の圧接状態を示す平面図、第４図は同実施例の圧接解除状態を示す側面図、第５図は同じく同実施例の圧接解除状態を示す平面図、第６図は同実施例の圧接解除のための操作レバと、その
作動状態を示す側面説明図、第７図は第１の従来例を示す斜視図、第８図は第２の実施例を示す斜視図、第９図は第２の実施例の一問題点を説明するための平面
図、第１θ図は同じく第２の実施例の他の問題点を説明する
ための平面図である。１０１・・・送り（プラテン）ローラ、１０２（Ａ、Ｂ
、Ｃ）・・・ピンチローラホルダ、１Ｑ３（Ａ、Ｂ、Ｃ
）・・・ピンチローラ、１０４（Ａ、Ｂ、Ｃ）・・・長
穴、１０５　（Ａ、Ｂ　、ｆ：）・・・板ばね、１０７・・
・ピンチローラホルダ支持軸。１０５Ａ　　　　　　１０８Ａ第２図灰搏欣゛８．を示ず平面図第３図第４図反共ｌＷ？・状悉、千示す平面図第５図す−作しバーθイ避υ面をも柄図第　６　図く第９図粘２夜来例ｃｆ）閲〃、セ、説明のごとの千至口第″Ｌ
Ｏ図

Claims

【特許請求の範囲】

送りローラに対向する２個のピンチローラを平行に軸支
し、該２個のピンチローラの間にピンチローラ軸と平行
で、該２個のピンチローラ軸を含む平面に垂直な方向を
長径方向とする長穴を設けたピンチローラホルダを複数
個ホルダ支持軸で支持し、該ピンチローラホルダを前記
送りローラと反対側に設けた弾性部材によって送りロー
ラ側に圧接したことを特徴とするシート材送り装置。