JPH0650214Y2 - インクリボン送り機構 - Google Patents

インクリボン送り機構

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JPH0650214Y2
JPH0650214Y2 JP14257588U JP14257588U JPH0650214Y2 JP H0650214 Y2 JPH0650214 Y2 JP H0650214Y2 JP 14257588 U JP14257588 U JP 14257588U JP 14257588 U JP14257588 U JP 14257588U JP H0650214 Y2 JPH0650214 Y2 JP H0650214Y2
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JP
Japan
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ink ribbon
support plate
rotation support
capstan roller
capstan
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Expired - Lifetime
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JP14257588U
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JPH0264063U (ja
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政寛 箕輪
昇 渡部
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Seiko Epson Corp
Jeco Corp
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Seiko Epson Corp
Jeco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、熱転写プリンタのインクリボン送り機構に関
する。
【従来の技術】 第4図に従来例を示す。この第4図aは、熱転写プリン
タのキャリッジ部を示す、インクリボン1は、リボン供
給ピース11から送り出されたのちリボン供給側のガイド
ローラ11A,11B及び11Cを経てサーマルヘッド12を通過
し、次に、リボン巻取側のガイドローラ13A,13Bへ、さ
らにキャプスタンローラ14とピンチローラ15でガイドロ
ーラ13Cを経てリボン巻取ピース13に巻き取られるよう
になっている。 キャプスタンローラ14は、駆動モータ17により歯車16A
を介して駆動される。 このキャプスタンローラ14には、ピンチローラ15が当接
されている。このピンチローラ15は、レバー15Aに支持
され且つ引張りばね15Bに付勢されてキャプスタンロー
ラ14側に押圧されている。 そして、このキャプスタンローラ14とピンチローラ15と
の間の、インクリボン1はキャプスタンローラ14が回転
することにより走行するようになっている。 またサーマルヘッド12は、印字中はカム(図示せず)に
より、リンク31を介して、プラテン42側へ押圧された状
態となる。 このため、サーマルヘッド12のプラテン42側を走行する
インクリボン1は、印字中はサーマルヘッド12によって
プラテン42に圧接される。 これにより、インクリボン1は、印字動作中はキャリア
40の移動とともに生じるサーマルヘッド12への押圧力と
キャプスタンローラ14の回転力とにより適度の走行力が
付勢され、リボン供給ピース11から順次引き出されリボ
ン巻取ピース13に巻き取られる。
【考案が解決しようとする課題】
従来例においては、ピンチローラ15が、レバー15Aに支
持され且つ引張りばね15Bに付勢されてキャプスタンロ
ーラ14側に押圧されている。 このため、第4図bに示すピンチローラ15がキャプスタ
ンローラ14側への押圧が完全に行なわれていないと、ピ
ンチローラ15と、キャプスタンローラ14との間に有るイ
ンクリボン1への圧接にムラが発生して、密着性が悪く
なり、走行力が低下する。従ってインクリボン1の走行
速度が不規則になり、このためリボンによれが発生し印
字品質等に不具合を生じていた。
【考案の目的】
本考案は、かかる従来例の有する不具合を改善し、安定
したインクリボンの走行を可能とし、リボンのよれを防
止して印字品質を向上させることの出来るプリンターを
提供することを目的とする。
【課題を解決する為の手段】
本考案では、印字ヘッド部及び印字ヘッド部に連動して
動作するキャプスタン部の2カ所で、リボンを圧接し、
該リボンを走行させるようにしたものである。 即ち揺動自在の回転支持板に保持したキャプスタンロー
ラと2本のピンチローラによって、インクリボンの走行
力を強化するとともに、インクリボンによれが生ずるこ
となく、かつ安定した走行をもたらすようにしたもので
ある。
【実施例】
以下、本考案の実施例を第1図aにもとずいて説明す
る。ここで前述した従来例と同一の構成部材については
同一の符号を用いる。 第1図aの実施例は、脱着できるインクリボンカートリ
ッジ50と、このインクリボンカートリッジ50内のインク
リボン1に走行力を付勢するキャプスタン機構3とを備
えている。 サーマルヘッド12とキャプスタン機構3は、インクリボ
ンカートリッジ50とともにキャリア40に装着されてい
る。 キャリア40は、2本のキャリアガイド41・41′により案
内されてプラテン42に沿って往復運動可能に装着されて
いる。 インクリボンカートリッジ50は、リボン供給ピース11
と、リボン供給側のガイドローラ11A・11B・11Cと、リ
ボン巻取側のガイドローラ13A・13B・13Cと、巻取りピ
ース13とを収納している。これらはいずれも前述した従
来例と同一に更生され、同一機能するようになってい
る。 図中キャプスタン機構3は、キャプスタンローラ14と、
このキャプスタンローラ14に圧接される2個のピンチロ
ーラ2A・2Bと、ピンチローラを支持する回動支持板A
と、この回動支持板A4を保持する回動支持板B5と、別に
ピンチローラ2A・2Bをキャプスタンローラ14側へ付勢す
る引張りバネ6により構成されている。 この引張りバネ6の一端は、キャリア40に係止されてい
る。 前述した回動支持板A4を保持する構成は、第1図bA−A
断面図に示す。コの字状の回動支持板A4は、2個のピン
チローラ2A・2Bを軸支するとともに、上板に穴部4Aと側
面中央部に穴部4Bと、下板に穴部4Cとによりなる。 回動支持板A4は、回動支持板B5に設けた凸部形状のピン
7に前記穴部Bが嵌合し、回動支持板B5に軸支された円
柱の支柱8に前記穴部4A・4Cが嵌合することにより揺動
自在に保持される。 なお凸部形状のピン7は、径の細い第1の円柱部7Aと、
径の太い第2の円柱部7Bとによりなり、第1の円柱部7A
の直径は回動支持板A4の穴部4Bの直径よりも小さく、第
2の円柱部7Bの直径は穴部4Bの直径よりも大きく設けら
れている。 支柱8は、回動支持板4の穴部4Aと穴部4Cの直径よりも
小さく設けられている。 キャプスタンローラ14は、前述した従来例と同様に歯車
16Aを介して駆動モータ17に駆動されるようになってい
る。 ストッパーピン9は、第1図Cに示す、板上のバネにな
っており中間に鋸歯状の凸部が設けてあり、回動指示板
B5を止めるように構成されている。 尚ストッパーピン9の一端は、キャリッジ40に固定され
ている。 キャプスタン機構3の、回動支持板A4は、回動支持板B5
に揺動自在に保持されている為、第2図に示すように前
後方向(Y・Y′)・左右の回転方向(Xa・Xb)・上下
の回転方向(Za・Zb)・上下方向(Z・Z′)へ移動す
る。 各方向の揺動する角度は、支柱8またはピン7の直径が
回動支持板4に設けた3ケ所の穴部の直径との差によっ
て設定される。 次に動作について説明する。まず手動でストッパーピン
9を矢印G方向に移動させ、回動支持板B5を止めている
凸部9′を外す。 この結果引張りバネ6が機能して、回動支持板A4に保持
されたピンチローラ2A・2Bはキャプスタンスローラ14に
インクリボン1を挟んで押し付けられる。 第3図は走行された状態を示す、ピンチローラ2A・2Bが
インクリボンを挟みキャプスタンローラ14に圧接した
時、インクリボン1の巻き付き角θがとれる。 このことは、一般にインクリボン1の基板背面はバック
コート処理され摩擦係数μを小さくしてあるので、この
μ値の小さい値側の巻き付け量を大きくすることは、イ
ンクリボン1の駆動力がアップすることによる。 ピンチローラ2A・2Bと、回動支持板B5に設けられている
ピン7は、三角形をなし、ピン7の根元部が頂点Pを成
している。これは、バネ6による回動支持板B5からの力
Fを回動支持板A4に一点に集中させたのちに、ピンチロ
ーラ2A・2Bをキャプスタンローラ14に圧接させる為であ
る。 印字修了時は、キャプスタンス機構3の回動支持板B5を
手動でキャプスタンローラ14と反対側へ支点18を中心に
動かし、ストッパーピン9に引っ掛けた後に、インクリ
ボンカートリッジ50を取り出す。 キャプスタンス機構3の回動支持板A4は、揺動自在に保
持されているので、回動支持板B5からの力Fをキャプス
タンローラ14へ圧接し、キャプスタンローラ14に回転ム
ラが有っても回動支持板4のピンチローラ2A・2Bは、追
従して常に回転し、インクリボン1はよれることなく安
定した走行をする。 なお転写印字をする為には、キャリア40の移動速度とイ
ンクリボン1走行速度を一致させるのが望ましい。イン
クリボン1走行速度は、走行側のスピードがキャリア40
の移動速度より早いと印字の汚れとなり、遅いとインク
リボン1のたるみとなる。 このため本考案は、キャプスタンローラ14の回転速度を
上げ速度をキャリア40より早くし、インクリボン1基材
背面とキャプスタンローラ14間でスリップさせている。 このインクリボン1背面でスリップをさせてもインク面
には影響を与えない。 また、キャプスタン機構3により、リボンのよれを防止
する事が出来る。
【考案の効果】
本考案は、キャプスタンローラ14に揺動自在に保持され
た2本のピンチローラ2A・2Bを圧接させたので、インク
リボン1を確実にキャプスタンローラ14に押しあて、リ
ボンの走行力をアップせしめる、と同時にリボンのよれ
の発生がなく、安定してインクリボン1を走行させる事
が出来る優れたインクリボン送り機構を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、実施例を示す図、 第1図bは、第1図aの実施例のA−A断面図を示す、 第1図Cは、ストッパーピンの要部拡大図、 第2図は、本考案の断面図を示す、 第3図は、本考案の走行状態を示す図、 第4図aは、従来例を示す図、 第4図bは、第4図aのキャプスタンローラとピンチロ
ーラの要部側面図、 1…インクリボン、14…キャプスタンローラ、2A・2B…
ピンチローラ、4…回動支持板A、5…回動支持板B、
6…引張りバネ、7…ピン、8…支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドをインクリボンと記録用紙
    を介してプラテンに圧接し、前記サーマルヘッドと前記
    インクリボンを搭載したキャリッジで桁方向に移動しな
    がら印刷する熱転写プリンタに於て、キャプスタンロー
    ラと該キャプスタンローラに対向する2本のピンチロー
    ラを揺動自在の回転支持板に保持し、該回転支持板はピ
    ンチローラと、インクリボンを介してキャプスタンロー
    ラに沿った圧接をさせた事を特徴とするインクリボン送
    り機構。
JP14257588U 1988-10-31 1988-10-31 インクリボン送り機構 Expired - Lifetime JPH0650214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14257588U JPH0650214Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 インクリボン送り機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14257588U JPH0650214Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 インクリボン送り機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0264063U JPH0264063U (ja) 1990-05-14
JPH0650214Y2 true JPH0650214Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31408653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14257588U Expired - Lifetime JPH0650214Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 インクリボン送り機構

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JPH0264063U (ja) 1990-05-14

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