JP2772530B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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    • H03K17/223Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in field-effect transistor switches

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、基板
バイアス発生回路を内蔵する半導体集積回路装置に関す
る。
[従来の技術] 基板バイアス発生回路を備えた半導体集積回路装置の
一例としてCMOS構造の半導体メモリがある。
上記半導体集積回路装置はメモリ部と周辺回路部より
構成されており、CMOS構造を有している。また、メモリ
部はP型基板に形成された回路を有しており、その各ノ
ードはPN接合となる。このPN接合のN層の電位が、前記
回路に入力される信号のアンダーシュート等により低下
した場合、次のようなことが起こる。すなわち、上記PN
接合には順バイアス電圧がかかることになり、PN接合部
に本来流れるべきでない電流が流れる。これによって、
たとえばメモリセル情報が破壊されるというような危険
性があった。
このような内部回路の誤動作を防止するためにP型基
板に負電位を与えPN接合部を常に逆バイアス状態とする
ことが考えられた。このための負電位を供給するために
設けられた回路が基板バイアス発生回路である。
第4図は、上記のような基板バイアス発生回路を搭載
したCMOS構造の従来の半導体集積回路装置の断面構造を
示す図である。この第4図における半導体集積回路装置
には、第5図の等価回路で示されるようなCMOSインバー
タが形成されている。第4図において、P型半導体基板
1にはN型ウェル2が形成され、このN型ウェル2内に
おいてPチャネル型MOSトランジスタPQが形成されてい
る。このPチャネル型MOSトランジスタPQは、ソースお
よびドレインとなるP+拡散層3および4と、これらP+
散層3および4の間の領域であってN型ウェル2の表面
上に形成されたゲート絶縁膜5と、このゲート絶縁膜5
の上に形成されたゲート電極6とを含む。一方、P型半
導体基板1においてN型ウェル2が形成された以外の部
分には、Nチャネル型MOSトランジスタNQが形成され
る。このN型チャネルMOSトランジスタNQは、ソースお
よびドレインとなるN+拡散層7および8と、これらN+
散層7および8の間の領域であってP型導体基板1の表
面上に形成されたゲート絶縁膜9と、このゲート絶縁膜
9の上に形成されたゲート電極10とを含む。ゲート電極
6および10は入力端子に接続される。また、P+拡散層3
およびN+拡散層8は出力端子に接続される。また、P+
散層4には電源電圧Vccが印加され、N+拡散層7には接
地電圧Vssが印加される。さらに、N型ウェル2にはN+
拡散層11を介して電源電圧Vccが印加される。
上記のような構造において、半導体基板1の上には基
板バイアス発生回路(以下、VBB発生回路と称す)12が
形成される。このVBB発生回路12は、電源電圧Vccが投入
される負の電圧を発生する。この負の電圧は半導体基板
1に与えられる。したがって、電源投入後はP型半導体
基板1とそれに接するN層との間が逆バイアス状態とさ
れ、前述のような不都合が解消される。
ところで、電源電圧Vccの投入直後においては、P型
半導体基板1とN型ウェル2との間の接合容量Cにより
P型半導体基板1の電位が押し上げられる。しかし、V
BB発生回路12はその電流駆動能力が比較的小さいため、
半導体基板1の電位の上昇を速やかに押え込むことがで
きない。ここで、電源電圧Vccと接地電圧Vssとの間に
は、第6図に示すようなP層とN層を交互に4層重ねた
ようなサイリスタ回路が寄生している。もし、電源投入
時において接合容量Cにより半導体基板1の電位が上昇
したとすると、この半導体基板1とN+拡散層7との間が
順バイアス状態となり、第6図に示すサイリスタ回路が
ターンオンする。その結果、半導体集積回路装置は、第
4図に1点鎖線で示すような経路で定常的に電流が流れ
る。この現象をラッチアップと称し、回路の誤動作や素
子の破壊を招く。
上記のような電源投入時のラッチアップを防止するた
めに、第7図あるいは第10図に示される回路が従来から
提案されている。
第7図に示す従来例は、VBB発生回路12に加えてVBB
ランプ回路13を備えている。このVBBクランプ回路13
は、▲▼パルス発生回路14の出力信号▲▼
に応答して動作し、電源電圧投入後VBB発生回路12によ
る基板電位の下降作用が働くまでの間基板電位を接地電
位にクランプする役目を果たす。このVBBクランプ回路1
3は、2つのNチャネル型MOSトランジスタQ1およびQ
2と、キャパシタCAとを含む。トランジスタQ1は、その
ドレインがVss配線l2に接続され、そのソースがVBB配線
l3に接続され、そのゲートがキャパシタCAを介してVcc
配線l1に接続される。なお、Vcc配線l1には電源電圧Vcc
が、Vss配線l2には接地電圧Vssがそれぞれ印加され、V
BB配線l3にはVBB発生回路12から負の基板バイアス電圧V
BBが印加される。トランジスタQ2は、そのドレインがノ
ードP1を介してトランジスタQ1のゲートに接続され、そ
のソースがVBB配線l3に接続される。また、トランジス
タQ2のゲートには、▲▼パルス発生回路14の出力
信号▲▼が与えられる。なお、Vcc配線l1とVBB
線l3との間には、寄生容量CTが存在している。
第8図は、第7図に示す▲▼パルス発生回路14
の回路構成の一例を示す図である。この第8図に示す回
路構成は、特開昭61−222318号公報に示されている。図
示のごとく、この第8図の▲▼パルス発生回路
は、Pチャネル型MOSトランジスタQ3,Q5,Q7,Q8と、Nチ
ャネル型MOSトランジスタQ4,Q6と、抵抗Rと、キャパシ
タC1と、ダイオードDとにより構成されている。そし
て、この▲▼パルス発生回路は電源電圧投入後の
所定時間内はその出力▲▼がローレベルである
が、所定の時間内にキャパシタC1に電荷が蓄えられ、ノ
ードP2の電位がトランジスタQ3,Q4よりなるインバータ
のしきい値を越えた時点でその出力▲▼がハイレ
ベルとなり、その後はこのハイレベルを維持する。
次に、第7図に示した従来回路の動作を第9A図に示し
たタイミングチャートを参照して説明する。第9A図は、
電源電圧Vccが投入された直後の電源電圧Vcc,ノードP1
の電位VP1,信号▲▼および基板バイアス電位VBB
の経時変化を示している。電源電圧Vccの上昇とともに
ノードP1の電位VP1もキャパシタCAの容量結合によって
追従して上昇する。また、基板バイアスVBBも寄生キャ
パシタCTの容量結合により上昇するが、ノードP1の電位
VP1がトランジスタQ1のしきい値を越えると、このトラ
ンジスタQ1が導通し、Vss配線l2とVBB配線l3とが短絡さ
れる。そのため、当該基板バイアス電位VBBは強制的に0
Vにクランプされる。その後、電源電圧投入から所定の
時間が経過すると、信号▲▼がハイレベルとな
り、トランジスタQ2が導通状態となるので、ノードP1
電位が0Vに放電される。その結果、トランジスタQ1は非
導通状態となる。その後は、VBB発生回路12の働きによ
り基板バイアス電位VBBは負の方向に進み安定状態とな
る。以上のように、VBBクランプ回路13を用いた従来例
においては、電源電圧投入後基板バイアス電位を強制的
に0Vにクランプすることによってラッチアップを防いで
いた。
第10図は、たとえば特開昭63−10397号公報に示され
ているDRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)の
外部ロウアドレスストローブ信号(以下、Ext・▲
▼信号と称す)の入力回路を示す図である。この第10
図の従来例は入力禁止回路15と、PORパルス発生回路16
とによって構成されている。入力禁止回路15は、Pチャ
ネル型MOSトランジスタQ10およびNチャネル型MOSトラ
ンジウタQ11により構成され、Ext・▲▼信号を反
転して内部ロウアドレスストローブ信号(以下、Int・R
AS信号と称す)を作成するためのCMOSインバータと、こ
のCMOSインバータの出力動作を禁止するためのPチャネ
ル型MOSトランジスタQ9およびNチャネル型MOSトランジ
スタQ12とを含む。また、PORパルス発生回路16は、抵抗
Rと、キャパシタC2と、Pチャネル型MOSトランジスタQ
13と、Nチャネル型MOSトランジスタQ14とを含み、入力
禁止回路15の入力禁止動作タイミングを規定するための
信号PORを出力する。このPORパルス発生回路16は、第8
図に示したPORパルス発生回路においてトランジスタQ5,
Q6を除いた回路と同様な動作を行なう。すなわち、電源
電圧投入後、所定の時間内は電源電圧Vccに等しいハイ
レベルを示すがその後はローレベルを維持し続けるよう
なパルス信号PORを発生する。なお、入力禁止回路15に
おいて作成されたInt・RAS信号は、入力回路17を介して
半導体集積回路装置の内部回路に与えられる。この入力
回路17としては、たとえばラッチやタイミングジェネレ
ータが含まれる。
次に、第10図に示したDRAMにおけるExt・▲▼
信号の入力回路の動作を第11A図に示したタイミングチ
ャートを参照して説明する。この第11A図は、電源電圧V
cc投入時の電源電圧Vcc,Ext・▲▼信号,Int・RAS
信号,POR信号の経時変化を示している。電源電圧投入前
にExt・▲▼信号がローレベルである場合でも、
電源電圧投入直後にPOR信号が電源電圧の上昇に追従し
てハイレベルとなるので、トランジスタQ9は非導通,ト
ランジスタQ12は導通状態となる。そのため、入力禁止
回路15はExt・▲▼信号の状態にかかわらずInt・
RAS信号をローレベルとする。これによって、▲
▼信号の入力が禁止され、内部回路は動作しない。その
後、POR信号が所定の時間経過してローレベルになる
と、トランジスタQ9が導通,トランジスタQ12が非導通
となり、Ext・▲▼信号がInt・RAS信号に伝わ
り、内部回路が動作を開始する。以上のように、第10図
に示した従来例においては、電源電圧投入後、所定の時
間内はExt・▲▼信号により内部回路が動作する
ことを禁止しており、それによってセンサアップ等の内
部回路の動作による基板バイアス電位VBBの上昇が起こ
らないようにしてラッチアップを防いでいた。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来の半導体集積回路装置は、電源投
入時におけるラッチアップを防止することができるが、
電源電圧の立上がりが急峻な場合、以下に説明するよう
にラッチアップを起こしてしまうという問題点があっ
た。
まず、第7図に示した従来例においては、第9図に示
すように電源電圧Vccの立上がりが急峻な場合、信号▲
▼の立上がりが速くなり、電源電圧Vccの立上が
りが完了する前にVBBクランプ回路13によるクランプ動
作が終了してしまう。その結果、クランプ動作が終了す
る時間t1と電源電圧の立上がりが完了する時間t2との間
に基板バイアスVBBの上昇が生じ、ラッチアップを起こ
してしまう。
また、第10図に示した従来例においては、第11B図に
示すように電源電圧Vccの立上がりが急峻な場合、信号P
ORの立下がりタイミングが早くなってしまい、電源電圧
Vccの立上がりが完了する前に内部回路の動作が開始し
てしまう。その結果、内部回路の動作が開始する時間t3
と電源電圧の立上がりが完了する時間t4との間におい
て、基板バイアス電位VBBの上昇が生じ、ラッチアップ
を起こしてしまう。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、たとえ電源電圧の立上がりが急峻でもラ
ッチアップの発生をほぼ完全に防止し得るような半導体
集積回路装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる半導体集積回路装置は、同一半導体
基板上に形成された集積回路装置であって、半導体基板
に一定の逆バイアス電圧を印加するための基板バイアス
印加手段と、外部信号から内部回路の動作を規定する内
部信号を作るための入力回路と、電源投入時から第1の
時間経過時に信号が反転する第1のパルス信号を発生す
る第1のパルス信号発生手段と、電源投入時から前記第
1の時間よりも長い第2の時間経過時に信号が反転する
第2のパルス信号を発生する第2のパルス信号発生手段
と、第1のパルス信号に応答して動作し電源投入後第1
の時間内は半導体基板の電位を接地電位に固定し第1の
時間経過後は半導体基板の電位の固定を解除するクラン
プ手段と、第2のパルス信号に応答して動作し電源投入
後第2の時間内は入力回路の動作を禁止し第2の時間経
過後は入力回路の動作の禁止を解除する禁止手段とを備
えている。
[作用] この発明においては、電源投入時に、基板電位を接地
電位に固定するクランプ手段と内部回路の動作を禁止す
る禁止手段とを併用することにより、基板電位の上昇を
防いでいる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例の構成を示す概略ブロ
ック図である。図において、半導体基板20の上には、▲
▼パルス発生回路14aと、VBBクランプ回路13と、
VBB発生回路12と、▲▼パルス発生回路14bと、イ
ンバータ21と、入力禁止回路22と、入力回路17と、内部
回路24とが形成される。▲▼パルス発生回路14a
および14bは、それぞれ第8図に示す▲▼パルス
発生回路と同一の回路構成を有しているが、▲▼
パルス発生回路14aの出力▲▼が▲▼パ
ルス発生回路14bの出力▲▼よりも早くハイレ
ベルとなるようにそれぞれの回路のパラメータ(たとえ
ばキャパシタの容量値)が変えてある。VBBクランプ回
路13およびVBB発生回路12は第7図に示すものと、また
入力回路17は第10図に示すものと同様であるのでその説
明を省略する。入力禁止回路22はNORゲート23を含む。
このNORゲート23の一方入力には▲▼パルス発生
回路14bの出力▲▼をインバータ21によって反
転したものが与えられ、その他方入力には外部からExt
・▲▼信号が与えられる。内部回路24は、半導体
集積回路装置の機能に応じて種々の回路を含む。たとえ
ば、半導体集積回路装置が半導体記憶装置の場合は、内
部回路24にメモリセルアレイやデコーダ等を含む。ま
た、その他の半導体集積回路装置には他の論理回路を含
む。すなわち、この発明は半導体記憶装置に限ることな
く半導体集積回路装置一般に広く適用できる。
次に、第1図に示す実施例の動作について第2図に示
すタイミングチャートを参照して説明する。まず、電源
電圧Vccが投入されると、VBBクランプ回路13により基板
電位は接地電位にクランプされる。そのため、電源電圧
Vccの立上がり時の容量結合による基板電位VBBの上昇は
なく、基板電位VBBは強制的に0Vとなる。電源投入後、
第1の時間T1が経過したときに信号▲▼がハイ
レベルとなり、VBBクランプ回路13によるクランプ動作
が解除される。基板電位VBBのクランプが解除される
と、半導体基板20はVBB発生回路12により徐々に負の値
にバイアスされる。電源投入後、第2の時間T2が経過し
たときに信号▲▼がハイレベルとなり、インバ
ータ21の出力はローレベルとなるので入力禁止回路22に
おける入力禁止動作が解除され、Int・RAS信号がハイレ
ベルとなり内部回路24が動作を開始する。内部回路24が
動作を開始すると、基板電位VBBは上昇するが、このと
き基板電位VBBは既にある程度負の値にバイアスされて
いるので正の値になるまでには至らない。
ここで、電源電圧の投入開始から信号▲▼が
立上がるまでの時間T1,信号▲▼が立上がるま
での時間T2は、電源電圧の立上がり速度の変動により変
動する。したがって、電源電圧Vccの立上がりが急峻な
場合は、電源電圧の立上がり途中で信号▲▼が
立上がりVBBクランプ回路13のクランプ動作が解除され
る場合がある。しかし、このとき内部回路24は入力禁止
回路22によってその動作が禁止されているため、容量結
合による基板電位VBBを上昇させる駆動能力が小さいの
で、基板電位VBBはさほど上昇しない。そのため、電源
電圧の立上がりが急峻な場合でもラッチアップを未然に
防止することができる。
なお、第1図の実施例では、独立した2個の▲
▼パルス発生回路14aおよび14bを用いたが、第3図に示
すように1個の▲▼パルス発生回路14aを用い、
その出力を遅延回路25で遅延して2種類のパルスを発生
させるようにしてもよい。
また、第1図の実施例では、入力禁止回路22としてNO
Rゲート23を用いたが、同等な機能を持つ回路であればN
ORゲートに限定される必要はない。
前述したように、この発明は半導体集積回路装置一般
に広く適用できるが、半導体記憶装置の場合にもDRAM,
スタティックRAM,ROM等に広く適用できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、電源投入時におい
て基板電位を接地電位にクランプするとともに内部回路
の動作を禁止し、さらに基板電位のクランプが解除され
てから内部回路の動作の禁止を解除するようにしたの
で、電源投入時におけるラッチアップを極めて効果的に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の構成を示す概略ブロッ
ク図である。 第2図は、第1図に示す実施例の動作を説明するための
タイミングチャートである。 第3図は、この発明の他の実施例の構成の一部を示すブ
ロック図である。 第4図は、VBB発生回路を搭載したCMOS構造を有する従
来の半導体集積回路装置の断面構造を示す図である。 第5図は、第4図に示す半導体集積回路装置に形成され
たCMOSインバータの等価回路を示す図である。 第6図は、第4図に示す半導体集積回路装置において、
電源電圧Vccと接地電圧Vssとの間に寄生するサイリスタ
回路を示す図である。 第7図は、電源投入時におけるラッチアップを防止する
ための従来回路の一例を示す図である。 第8図は、第7図に示す▲▼パルス発生回路14の
構成を示す回路図である。 第9A図は、第7図に示す従来回路の動作を説明するため
のタイミングチャートである。 第9B図は、電源電圧Vccの立上がりが急峻な場合におけ
る第7図の従来例の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。 第10図は、電源投入時におけるラッチアップを防止する
ための従来回路の他の例を示す図である。 第11A図は、第10図に示す従来回路の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。 第11B図は、電源電圧Vccの立上がりが急峻な場合におけ
る第10図の従来回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。 図において、12はVBB発生回路、13はVBBクランプ回路、
14aおよび14bは▲▼パルス発生回路、17は入力回
路、21はインバータ、22は入力禁止回路、23はNORゲー
ト、24は内部回路、25は遅延回路、l1はVcc配線、l2はV
ss配線、l3はVBB配線を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一半導体基板上に形成された半導体集積
    回路装置であって、 前記半導体基板に一定の逆バイアス電圧を印加するため
    の基板バイアス印加手段と、 外部信号から内部回路の動作を規定する内部信号を作る
    ための入力回路と、 電源投入時から第1の時間経過時に信号が反転する第1
    のパルス信号を発生する第1のパルス信号発生手段と、 電源投入時から前記第1の時間よりも長い第2の時間経
    過時に信号が反転する第2のパルス信号を発生する第2
    のパルス信号発生手段と、 前記第1のパルス信号に応答して動作し、電源投入後前
    記第1の時間内は前記半導体基板の電位を接地電位に固
    定し、前記第1の時間経過後は前記半導体基板の電位の
    固定を解除するクランプ手段と、 前記第2のパルス信号に応答して動作し、電源投入後前
    記第2の時間内は前記入力回路の動作を禁止し、前記第
    2の時間経過後は前記入力回路の動作の禁止を解除する
    禁止手段とを備える、半導体集積回路装置。
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