JP2596685B2 - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JP2596685B2
JP2596685B2 JP4308226A JP30822692A JP2596685B2 JP 2596685 B2 JP2596685 B2 JP 2596685B2 JP 4308226 A JP4308226 A JP 4308226A JP 30822692 A JP30822692 A JP 30822692A JP 2596685 B2 JP2596685 B2 JP 2596685B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリシステムに関し、
特にダイナミツク・ランダム・アクセス・メモリ(DR
AM)セルからの情報読出し又は情報書込みの際の信号
余裕度を向上させる手段に関し、更に詳細にいえば、
択したローカルワードラインを駆動するための調整され
たブースト電圧を提供する回路に関する
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMアレイにおいてはトラン
ジスタ素子のゲート電極は共通のワードラインに接続さ
れ、トランジスタ素子のドレインはワードラインと直交
する共通のビツトラインに接続される。選択したセルを
読み出したり書き込んだりする場合、ワードラインが選
択されて適正な転送素子をターンオンする。その時記憶
用キヤパシタに蓄積されている電荷がビツトラインに転
送され(又はビツトラインに分配される)、ビツトライ
ンはセルによつて蓄積されている電荷並びにセル及びビ
ツトライン間の容量結合比の関数として電荷の変化を経
験する。このセル及びビツトライン間の容量結合比は極
めて小さいので、ビツトライン電圧の変化は100〜2
00〔mV〕程度より大きくはない。周知のようにセン
スアンプを用いてこの小さな電圧変化を増幅する。
【0003】このように電圧の差が小さいので、記憶用
キヤパシタは完全なレール電位(すなわち一般的には接
地電位である完全な「0」電圧レベル又は一般的には5
〔V〕である完全な「1」電圧レベル)を蓄積すること
が不可欠である。トランジスタ素子がNMOSの場合、
完全な「1」レベルは蓄積されず、キヤパシタはVdd
−Vt(ここでVtは素子のしきい値電圧である)の電
荷を蓄積する。一般にこの問題は「ブートストラツプ」
技術を用いてトランジスタ素子のゲート又はソースにお
ける電圧をVddを上回るしきい値にブーストすること
によつて処理されて来た。これによりNMOSは完全な
Vddを記憶キヤパシタに渡すことができる。
【0004】ワードラインブースト電圧を発生させてク
ロツク信号として与えてワードラインを駆動する一般的
アイデアについては多数の参考資料がある。このうちの
幾つかはワードラインドライバ内の離散的コンデンサを
用いることによつてブースト電圧を発生させるものであ
る(米国特許第4,678,941号「半導体メモリに
おけるブーストワードラインクロツク及びデコーダード
ライバ回路」、米国特許第4,639,622号「半導
体メモリのためのブーストワードラインクロツク回
路」、米国特許第4,814,647号「立上がり時間
の速いブースト回路」及び米国特許第4,954,73
1号「相補形ダイナミツクRAMのためのワードライン
電圧ブースト回路」を参照)。他の幾つかは補償形の供
給電圧を用いてブーストキヤパシタにおける電圧を確実
に比較的一定に留まらせる(米国特許第4,896,2
97号「ワードラインのためのブーストされた信号を発
生する回路」参照)。米国特許第4,649,523号
「ブーストされたワードラインをもつ半導体メモリ」に
おいてブースト電圧はアクセスサイクルの初め及び終り
の双方においてワードラインに与えられる。
【0005】米国特許第5,038,325号「高性能
チヤージポンプ回路」には漂遊容量及びデカツプリング
コンデンサをチヤージポンプによつてブースト電圧に充
電するブースト回路が開示されており、その出力はブー
スト電圧を所望のレベルに保持するクランプネツトワー
クを通過する。ブースト回路はワードラインから離れた
領域に配置され、メモリアレイ内の実領域を節約する。
【0006】1987年開催、VLSI回路シンポジウ
ム、セツシヨンVI−4、81頁〜82頁、「オフセツ
トワードラインアーキテクチヤ」と題する論文にはドラ
イバのためのプルダウン素子として高VtPMOSを利
用するワードライン駆動システムが開示されている。ア
レイ素子は支援素子よりもしきい値が低いので、高いタ
ーンオフ電圧を経験して漏れを防ぐ。アレイワードライ
ンは接地を1〔V〕下回るまでブーストされる。ドライ
バ素子の高Vtに信頼を置くことにより、アレイワード
ラインは高いゲートストレスを経験する前に当該素子を
ターンオフさせる。クロツク回路に高Vt素子を使用す
ることに関しては米国特許第4,905,314号を参
照。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】素子の寸法が一段と小
さくなるに従つて、強い電界を加えられるためにFET
は一段と故障し易くなつてくる。同時に上述のブースト
技術は強い電界を設定しようとする。かくして強電界を
低減できる効率的なワードラインブーストシステムが必
要となる。
【0008】従つて本発明の目的はメモリアレイのワー
ドラインを高電圧で駆動すると共に、加える強電界を低
減できるようにすることである。
【0009】本発明の他の目的は良好に制御された容量
と効率的なレイアウトとを有する電荷蓄積器からブース
ト電圧を発生させることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、高供給電圧及
び低供給電圧の双方を外部電源から受け取り、アクセス
サイクル中に複数のメモリセルのうちの特定のメモリセ
ルにアクセスするメモリ装置である。本発明のメモリ装
置は、それぞれが上記複数のメモリセルのうちの異なる
メモリセルに相互接続された複数のローカルワードライ
ン(LWL)と、それぞれが上記ローカルワードライン
のうちの選択された複数のローカルワードラインに結合
された複数のマスタワードライン(MWL)と、上記複
数のマスタワードラインのうちの1つを選択する第1の
選択手段(ADEC1)と、上記選択されたマスタワー
ドラインに結合された上記複数のローカルワードライン
のうちの1つを選択する第2の選択手段(ADEC2、
40、51、53)と、上記高供給電圧を超過するブー
スト電圧を発生するブースト手段(20)とを含む。上
記第2の選択手段は、上記選択されたマスタワードライ
ンに結合されたゲート電極、上記選択されたローカルワ
ードラインに結合された第1の電極、及び第2の電極を
有する第1FET(51)と、上記選択されたマスタワ
ードラインが活性化された後に上記第1FETの上記第
2の電極を上記ブースト電圧でバイアスする第1の手段
(40)と、制御信号(SELN)を受け取るゲート電
極、上記選択されたローカルワードラインに結合された
第1の電極、及び上記ローカルワードラインを非活性化
させるのに十分な電圧に結合された第2の電極を有する
第2FET(53)と、第1FETの上記第2の電極に
おける上記ブースト電圧が上記高供給電圧よりも低い所
定の電圧まで低下した後に上記第2FETをターンオン
させるように上記制御信号を発生する第2の手段(40
のTP20、TP21、TN21)と有する。
【0011】
【作用】本発明の上述の目的及び他の目的は、ブースト
電圧を与えると共に、加える強電界によつて生ずる高い
ゲートストレスを最小限にするワードラインドライバシ
ステムを提供することによつて実現される。本発明の第
1の特徴においては、ローカルワードラインドライバの
ためのプルアツプ素子は対応するマスタワードラインが
実質的にイネーブルされるまではイネーブルされない。
本発明の他の特徴においては、ドライバのプルダウン素
子はワードライン電圧が高い供給電位のレベルに降下す
るまでイネーブルされない。本発明のさらに他の特徴に
おいては、プルアツプ素子を電荷蓄積器から駆動するこ
とによつてドライバの性能を向上させる。この場合この
電荷蓄積器の一部を形成するウエル領域内にプルアツプ
素子が配設されてゲートストレスを一段と減少させると
共に、電荷蓄積器のエリアインパクトを最小にする。本
発明のさらに他の特徴においては、高い供給電位が低下
すると電荷蓄積器における電圧も低下して、加えられる
高いゲートストレスから保護する。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】図1は本発明の好適な実施例における回路
のブロツク図である。電圧調整器10は電荷制御ポンプ
15を制御し、電荷制御ポンプ15は電荷蓄積器20に
よつて蓄積される電荷を制御する。図4との関連で後述
するように、電圧調整器10は電荷蓄積器20の電圧V
bを監視してこれを4〔V〕に調整すると同時にVdd
の変動を修正する。電圧調整器10の出力REGは電荷
蓄積器20によつて蓄積される電荷の量を制御する従来
の電荷制御ポンプ15(上述の米国特許第5,038,
325号の図2(従来技術)及び図3(従来技術)を参
照)に送出される。図5との関連で後に詳述するが、電
荷蓄積器20はP型基板内に形成された大きなN型ウエ
ル領域に結合されている一連のデカツプリングコンデン
サからなる大きな分布容量である。これらの素子が組み
合わせられて大きな容量を供給し、回路の製造において
その容量値を比較的良好に制御することができる。この
デカツプリングコンデンサは米国特許第4,688,0
63号(「CMOS内にMOSトレンチキヤパシタを備
えたダイナミツクRAMセル」)及び米国特許第4,8
01,988号(「組合わせたアイソレーシヨン及びノ
ードトレンチ構成を備えた半導体トレンチキヤパシタセ
ル」)に述べられているような基板プレートトレンチセ
ル型からなる。この米国特許第4,801,988号の
キヤパシタ構成が当該明細書内において実現される。一
般的には2万ないし3万個のデカツプリングコンデンサ
がメモリチツプ上における各メモリアレイの上部に配列
される。
【0014】電荷蓄積器20はインバータネツトワーク
40に接続され、インバータネツトワーク40はADE
C2からのデコーダ信号によつて選択的にイネーブルさ
れて高Vtローカルワードラインドライバ50のプルア
ツプ素子であるP型FET(PFET)51のソースに
出力ラインBSTを介してVbを与える。メモリ(好適
にはダイナミツク・ランダム・アクセス・メモリ(DR
AM))の各アレイ内には4つのローカルワードライン
LWLがあり、ローカルワードラインLWLはマスタワ
ードラインMWLに選択的に結合される。マスタワード
ラインMWLは多数のアレイにまたがつている。従来の
慣用手段では、行アドレスストローブ(RAS)サイク
ルの活性化期間の間に受け取るアドレス信号がアドレス
バツフアABUFによつてラツチされる。アドレス信号
の最上位ビツトMSBs(すなわち2つの最下位ビツト
以外の全て)はアドレスデコーダADEC1、ADEC
1′によつてデコードされてそれぞれ特定のマスタワー
ドラインMWL、MWL′を選択する。2つの最下位ア
ドレスビツトLSBはアドレスデコーダADEC2によ
つてデコードされて選択されたマスタワードラインMW
Lに結合されている4つのローカルワードラインLWL
のうちの1つを選択する。アドレスデコーダはすべて従
来のNORデコーダである。マスタワードラインMWL
を選択すべきであるということをアドレスデコーダAD
EC1が確認したとき、アドレスデコーダADEC1は
高レベル信号を発生してマスタワードラインMWL駆動
回路をイネーブルする(標準的なNORデコード動作に
おいては、選択されなかったアドレスデコーダADEC
1′はイネーブル信号を発生しないのでその特定のアク
セスサイクル中にマスタワードラインMWL′駆動回路
はデイスイネーブルされる)。マスタワードラインMW
L駆動回路及びマスタワードラインMWL′駆動回路は
時間的なずれを持たせたCMOSインバータであり、接
地に結合された大きなNFET素子及びVddに結合さ
れた小さなPFET素子によつて構成されている。大き
なNFET素子は選択したラインを低い活性化レベル状
態に素早く駆動させ、小さなPFET素子は選択したマ
スタワードラインMWLを確実にゆつくりと非活性化さ
せる。NFETのサイズはPFETの3倍あるので、マ
スタワードラインMWLに容量性負荷が与えられている
場合、マスタワードラインMWLはそれがアクセスサイ
クルの終りに立ち上がることによつて非活性化されるよ
りも6倍の速度で低レベル状態に移行することによつて
活性化される。同時にアドレスデコーダADEC2はデ
コードされたLSBの状態の関数として、選択されたロ
ーカルワードラインLWLに結合されているそれぞれの
インバータネツトワーク40にイネーブル信号を与え
る。複数のマスタワードラインがあり、各アレイ内の4
つのローカルワードラインLWLにそれぞれ選択的に接
続される。ワードラインをマスタワードライン及びロー
カルワードラインに分解することによつて、ワードライ
ンの実際上の時定数が減少するのでアクセス速度が向上
する。各ローカルワードラインLWLは比較的少数のメ
モリセルMCに結合される。
【0015】ドライバ50は第1のプルダウン素子5
2、第2のプルダウン素子53及びプルアツプ素子51
からなる。マスタワードラインMWLが選択されて低レ
ベル状態に移行し、遅れてPFET51のソース側の出
力ラインBSTがBST=4〔V〕になつた場合、ロー
カルワードラインLWLにおける電圧は即座に4〔V〕
に上昇する。注意すべきはこのドライバはn型FET
(NFET)52及び53をターンオフすることによつ
てイネーブルされることである。ローカルワードライン
LWLが4〔V〕の場合、メモリセルMCの記憶用キヤ
パシタ及びビツトラインBL間に3.3〔V〕の完全な
「1」レベルが転送される。特定のローカルワードライ
ンLWLのためのインバータネツトワークが選択された
とき出力ラインBSTは4〔V〕に上昇し、この4
〔V〕はPFET51のソースに結合される。注意すべ
きはアレイ及び支援回路にはVdd=3.3〔V〕が与
えられているが、出力ラインBSTにおける電圧はほぼ
0.7〔V〕だけVddを上回つていることである。
【0016】注意すべきはPFET51は1.6〔V〕
の高いしきい値電圧を有していることである(アレイ内
の他のPFET及び支援回路はNFETと同様にほぼ
0.6〔V〕のしきい値電圧を有する)。この高しきい
値PFETは燐イオンを浅いN型チヤネルを介して適正
に注入することによりそれ自身のNウエル内に製造され
る。注意すべきは異なるPFETのゲート材料としてN
型ポリシリコン及びP型ポリシリコンを利用するような
他の技術を用いてしきい値の差を生じさせることができ
るが、高密度DRAMを製造する際に使用される場合の
コストが低いので本発明においてはチヤネル注入を用い
るのが好適である。高Vt素子をドライバプルアツプと
して用いることによつて、選択されなかつたドライバの
オフドライブが増加し、選択されなかつたドライバは出
力ラインBSTにおける電圧が4〔V〕に上昇するとき
も確実にオフに留まり、選択されなかつたマスタワード
ラインMWLは確実に3.3〔V〕に留まる。さらに詳
細に述べれば高Vt素子を用いることによつて、選択さ
れなかつたドライバをターンオンするためにはゲート及
びソース間の電圧差を1.6〔V〕にしなければなら
ず、これが生ずる可能性は大幅に減少する。
【0017】このドライバの特徴はドライバ素子が高電
圧においてストレスを与えられることがないように信号
タイミング及びスルーレートを制御することである。本
発明はサブミクロンすなわち0.5ミクロンのCMOS
プロセスにおいて使用することを目的としている。高い
スイツチング速度を保持しながらゲートストレスを減少
させることができることにより、FETのゲート酸化物
の厚さを減少させ得ると共に、供給電圧Vddを5
〔V〕から3.3〔V〕に減少させ得る。酸化物が薄く
なりかつチヤネルの寸法が減少させると、ゲート絶縁体
に高電界をかけ(絶縁破壊を生じさせる)及びソースー
ドレイン間又は拡散層−基板間に高い電位差を与える
(ホツト電子注入及びチヤネル短絡効果を生じさせる)
と、このようなFETは故障しやすくなる。これらの故
障メカニズムはすべて、強い電界及び電位差が加わらな
いように供給する信号を制御することによつて、少なく
とも部分的に制御することができる。
【0018】本発明においてはこれを次のようにして実
現する。 (1)アクセスサイクルの開始において、マスタワード
ラインMWLの電圧がほぼゼロに降下した後にだけ出力
ラインBSTの信号が立ち上がるようにマスタワードラ
インMWL及び出力ラインBSTにおける信号のタイミ
ングを制御する。実際上これは上述のようにマスタワー
ドラインMWL駆動回路のサイズを適切に選定し、アク
セスサイクルの開始において出力ラインBSTが高レベ
ル状態に移行することによつて素子51を活性化させる
のに比較してマスタワードラインMWL信号が十分に速
い速度で立ち下がるようにすることにより実現される。
注意すべきはアドレス信号を受け取つたときと選択され
たマスタワードラインMWLが立ち下がるときとの間に
おける最悪の遅延をシミユレートする疑似MWL回路を
含むような他の技術を使用することもできることであ
る。同様に、選択したマスタワードラインMWLが実質
的に活性化されるまで(すなわち接地を上回る低いしき
い値電圧にほぼ降下するまで)、出力ラインBSTが立
ち上がらないようにインバータネツトワーク40の素子
のサイズを選定する(下記の図2についての記述を参
照)ことによつて出力ラインBSTの信号のスルーレー
ト(すなわち立上がり時間/立下がり時間)は制御され
る。これらの技術を用いることによつてターンオンサイ
クル中にいつでも素子51の両端のドレイン−ソース電
圧がほぼ3.6〔V〕を超過しないようにする。
【0019】(2)PFET51にゲートストレスが加
えられることを防ぐためにはローカルワードラインLW
Lが出力ラインBSTとともに3.6〔V〕よりも低い
電圧に降下する必要があるが、これはマスタワードライ
ンMWLがまだ活性化状態にあるときにだけ生ずる。上
述のように活性化サイクルの終りにインバータネツトワ
ーク40によつて低レベル状態に駆動されつつある出力
ラインBSTに比較してマスタワードラインMWLがゆ
つくりと立ち上がるようにマスタワードラインMWL駆
動回路のサイズが選定される。出力ラインBSTが立ち
下がるとき、マスタワードラインMWLが立ち上がる前
にローカルワードラインLWLはVddを下回る電圧に
なる。図2との関連で詳述するが、インバータネツトワ
ーク40は出力ラインSELNの立上がりが出力ライン
BSTの立下がり後になるように遅延させる回路を含ん
でいるので、素子53はローカルワードラインLWLの
電圧がVdd未満に降下し、素子51が少なくとも部分
的にターンオフした後だけターンオンする。またマスタ
ワードラインMWLが立ち上がるのでPFET51はタ
ーンオフし、ローカルワードラインLWLは素子52に
よつて完全に接地まで引き下げられる。
【0020】上述したようにこれらのタイミングシーケ
ンスは通常のAND/OR理論を用いて作ることがで
き、信号スルーレートは出力FETを適切にサイズ選定
することによつて制御できる(すなわち出力CMOSプ
ルアツプ素子及びプルダウン素子は異なるチヤネル幅及
びチヤネル長を有し、その結果得られる信号は制御し得
る立上がり時間及び立下がり時間を有する)。
【0021】図2は図1に示すインバータネツトワーク
40の回路図である。一般に入力インバータ脚内のPF
ET及びNFETは同じサイズであり、BSTを作り出
す出力インバータ脚内のPFETはほぼ1.4 対1の比で
NFETよりも強力である(すなわち高めの相互コンダ
クタンスを有し、すなわち電流を運ぶ容量が大きい)。
これだけではBSTはそれが立ち下がるときと比較して
ほぼ 1.4倍速く立ち上がるに過ぎない(MWL駆動回路
素子はそれが立ち上がるときと比較してほぼ6倍速く立
ち下がり、すなわち活動化するようにサイズを選定され
ていることに注意)。ADEC2の出力はインバータの
第1の脚のTPH13及びTN13のゲートに送られ
る。高Vt素子(Vt= 1.6〔V〕)TPH13はゲー
ト信号が高レベル状態であるとき、インバータのプルア
ツプ部分は確実にソースに与えられるVb電圧及び接地
間において切り替えられ得る。注意すべきはp型素子は
すべてVbにバイアスされるNウエル(図示せず)内に
配設される。出力インバータ脚内の素子TP13及びT
N14並びにに素子TP15及びTN15のゲートはそ
れぞれに対応するVdd電源及び接地電源に結合される。
これらの素子はそれぞれのインバータ脚の出力間に付加
的ダイオードドロツプをもたらし、それぞれの脚は高電
圧状態と低電圧状態との間で切り替わるので、スイツチ
ング素子TPH13、TN13、TP14及びTN16
はそれぞれ 3.6〔V〕を越えるドレイン−ソース間電圧
を見ることはない。一例として1985年4月に登録された
米国特許第 4,508,978号「MOS集積回路内のブートさ
れたドノードに関するゲート酸化物降伏の減少」を参
照。ADEC2が立ち上がつたとき、素子TN13はタ
ーンオンしかつ素子TPH13はターンオフするので、
出力インバータ脚に低電位が与えられる。TP14がタ
ーンオンしかつTN16がターンオフするので、BST
出力はVbに立ち上がる。インバータネツトワークによ
つて駆動される容量性負荷(BST+LWL)はMWL
ライブによつて駆動される容量性負荷(MWL)のほぼ
2倍の負荷を有し、さらに上述のようにMWL駆動回路
CMOSインバータが素早くMWL駆動回路を活動化さ
せるようにサイズが選定されるので、実際にはMWLは
BSTが立ち上がり始める前にはVt(+0.6 〔V〕)
以下の電圧範囲内にある。
【0022】またBST出力はPFETであるTP20
のゲートを制御し、ADEC2の出力はTP21及びT
N21からなるインバータのゲートを制御し、これらす
べての素子はLWLドライバのプルダウン素子53を制
御するSELN信号を制御する。これらの素子はほぼ同
じサイズである。サイクルの始めにおいて、ADEC2
の出力が高レベル状態に移行されることによつて示され
るように特定のLWLが選択された場合、SELNは低
レベル状態に移行して素子53をデイスイネーブルし、
LWLを接地から離すことによつて素子51によりLW
Lを容易に駆動することができる。サイクルの終りにお
いてADEC2は立ち下がり、これによりBSTの立下
がりを開始させる。しかしBSTは非活動化サイクルの
始めに4〔V〕であるので、TP20はVddをVtだけ
下回る電位までBSTが降下するまでターンオンしな
い。従つてBSTが十分に降下するまでSELNは立ち
がらず(従つて素子53はターンオンしない)、ゲー
トストレスをさらに減少させる。
【0023】図3は電荷蓄積器20によつて蓄積される
電圧Vbと高い供給電圧Vddとの関係を示すグラフで
ある。注意すべきはVdd>3〔V〕の範囲ではVbは
一定であり、それを下回るとVdd=2.5〔V〕以下
の範囲でVbが3.5〔V〕になるまでVbはVddの
降下に従つて降下することである。これにより高VtF
ETがサブしきい値領域で動作することを防ぎ、ストレ
スによる故障を最小にする。電圧調整器10はVbがこ
の特性を実現するように電荷制御ポンプ15を制御しな
ければならない。
【0024】図4は本発明の電圧調整器10を示す。こ
の回路は米国特許第 5,221,864号(特願平04-328657
号)の目的である基準電圧発生器の2つの実施例を利用
する。この回路の第1の脚は素子TPH1、素子TP1
及び素子TN1からなる。素子TN1のゲートはVdd
(= 3.3〔V〕)に結合されているので第1の脚のため
の電流源として作用する。TPH1及びTP1の双方の
ゲートはTP1のドレイン及びTN1のドレイン間に接
続されており、TP1のソースはTPH1のドレインに
接続されている。TPH1のソースはVddに接続されて
いる。TPH1及びTP1は実質的に同じ相互コンダク
タンス(これはすなわち電流を運ぶ性質であり、ドーピ
ング、面積及び電荷移動度などのチヤネル特性並びにゲ
ート酸化物の厚さなどのゲート特性の積である)を有す
る。かくしてTN1からTPH1及びTP1を通つて流
れる電流は同じ(ほぼ5〔μA〕)である。
【0025】TPH1及びTP1はTN1によつて導か
れる電流の飽和領域において動作する。TN1によつて
5〔μA〕の電流が導かれるとき、TPH1及びTP1
におけるそれぞれのダイオードドロツプはそれらのしき
い値電圧に等しい。TPH1のしきい値電圧はほぼ1.
6〔V〕であり、TP1のしきい値電圧はほぼ0.6
〔V〕である。かくしてTPH1のソース及びそのゲー
ト(すなわちTPH1のゲートに相互接続されているの
でTP1のドレインと同じことになる)間の電圧降下は
1.6〔V〕であり、これがTPH1のVtであり、T
P1のソース及びドレイン間の電圧降下は0.6
〔V〕、すなわちTP1のVtである。かくしてTP1
のソースにおける電圧は(Vdd+(−1.6)+0.
6)すなわち、Vdd−1〔V〕である。TP1のソー
スにおける電圧は本発明の回路の第2の脚におけるTP
2のゲート電極をバイアスする。
【0026】注意すべきは上記の説明はVddがほぼ一
定である定常状態を条件としていることである。Vdd
が著しく増大したとき、TN1により供給される電流が
増大し、TPH1及びTP1のオーバードライブがそれ
に対応して増大する。しかしながらTPH1及びTP1
のオーバードライブは互いに相殺し、その結果TP1の
ソースにVddの偏位に影響を受けないVdd−1の定
電圧が生じる。
【0027】基準電圧発生器の第1の出力脚はTP2の
ゲートにおけるVdd−1〔V〕の電圧を、接地電位を
2〔V〕上回る出力電圧に変換する。この出力脚はTP
2及びTPH2を含み、TP2のソースはVddに結合
されドレインは出力に結合されており、TPH2のゲー
ト及びドレインは接地に接続されそのソースは出力に接
続される。TP2のゲートはVddを1〔V〕下回る電
圧であり、ソース及びゲートが同じ電圧ではないので厳
密に述べればこれはダイオード接続されてはいない。し
かしながら素子のゲートに与えられるこの定電圧のため
にトランジスタは飽和領域で動作し、ドレインに電流が
流れる。上述の第1の脚と同様にTPH2及びTP2は
ほぼ同じ相互コンダクタンスを有するように作られてい
るので、この電流はTPH2において同じオーバードラ
イブを発生させる。TP2のゲートにおける電圧は1
〔V〕だけソースを下回つており、TP2のしきい値は
0.6〔V〕であるので、TPH2へのオーバードライ
ブ電圧は1.0〔V〕−0.6〔V〕、すなわち0.4
〔V〕となる。上述のようにTPH2へのオーバードラ
イブは0.4〔V〕であり、それは1.6〔V〕のしき
い値を有しかつダイオード構成となるように接続されて
いるので、Voutにおける電圧は1.6+0.4
〔V〕、すなわち2〔V〕である。注意すべきはTPH
1の両端の降下はダイオード特性及びそこに供給される
オーバードライブに左右されるので、出力電圧はVdd
に依存する。
【0028】電圧基準回路の第2の部分が供給する出力
電圧Vout 1は、電荷蓄積器20によつて蓄積され
たブースト電圧Vbを2〔V〕下回る。素子TP3及び
素子TPH3は同じ相互コンダクタンスを有し、TN2
及びTN3も同様であるので、TN2及びTN3は、そ
れらのゲートが相互に接続されていることにより電流ミ
ラー機能をもつ。かくしてこの回路の第2の脚における
電流及び第3の脚における電流は同一である。素子TP
H3は図1の素子TPH2が経験したものと同じオーバ
ードライブ電圧に遭遇するのでこの同じ0.4〔V〕の
オーバードライブ電圧に1.6〔V〕のダイオードドロ
ツプを加算したものがTPH3の両端に発生する。しか
しながらTPH3はブースト供給電圧Vbに結合される
ので、出力Vout 1はVbを2〔V〕下回る電圧
(すなわちVbが4〔V〕のとき2〔V〕)であり、本
発明の第1の出力脚の接地出力Voutを2〔V〕上回
る電圧ではない。
【0029】電圧調整器の第3部分において、TN4の
ゲートはTN2のゲート及びTN3のゲートに結合され
ている。素子TN2〜TN4は実質的に同じ相互コンダ
クタンスを有するので、ともにPFETであるTP4及
びTP5はTPH3が流すのと同じだけの電流を流す。
注意すべきはこの電流はTN1及びTP2を通つて流れ
ている電流と同じであることである。さらに素子TP4
はTP2と実質的に同じ相互コンダクタンスを持つよう
に製造されるので、その両端と同じ1〔V〕のドロツプ
を生ずる(注意すべきはTP2のオーバードライブは
0.4〔V〕であり、しきい値ドロツプは0.6〔V〕
であつたことである)。従つてTP4のソースはTP2
のゲートと同じVdd−1〔V〕の電圧である。TP5
の相互コンダクタンスはTP2の相互コンダクタンスよ
りもかなり大きいので、TP2のドレイン−ソース電圧
はTP2のVt(0.6〔V〕)にほぼ等しい(すなわ
ちFETのサイズが増大するに従つて、オーバードライ
ブの関数としての電圧はVt+Vover drive
≒Vtの点まで減少する)。従つてTP6のゲートはV
dd−1〔V〕−Vtpである。またTP6は大きい素
子であるので、TP6のソース(すなわち2〔V〕基
準)がVdd−1〔V〕−VtpをVtだけ越えたとき
TP6はオンとなる。言い換えれば、ソースが2〔V〕
の場合にTP6がターンオンするためにはVdd−1
〔V〕−Vtpが1.4〔V〕未満でなければならず、
それはVddが3〔V〕未満へ降下した場合だけに生じ
得る。TP6がオンになると、Voutは2〔V〕から
+Vt〔V〕に降下する。TP6は十分に大きいので、
TP2により供給される電流を減衰させるのに必要なオ
ーバードライブはTP6のVtと比較して小さい。要す
るにこの電圧基準回路の第3部分は比較的Vddから独
立している(TN2〜TN4により導かれる)電流に基
づき、素子TP4〜TP5によるVddへの依存度を付
加して、比較電圧を確立する。従つてTP6はVddが
降下して3〔V〕を下回つたときだけターンオンしてV
outを2〔V〕以下に降下させる。
【0030】注意すべきは出力Vout及び出力Vou
t 1は比較器に進む。この比較器は従来の差動増幅器
を使用してどちらの電圧が他より低いかを判定し、これ
に対応する制御信号REGを電荷制御ポンプ15のため
に作り出す。定常状態においては双方の電圧は2〔V〕
に等しい(Vout=0+2〔V〕、Vout 1=4
〔V〕−2〔V〕)。制御信号REGは、Vout>V
out 1のとき立ち上がつて電荷制御ポンプ15を活
性化させ、双方の電圧が等しくなるまで高い電圧の活性
化状態を維持する(従つてポンプは電荷蓄積器20内に
電荷を送り続けてVbを上昇させる)。制御信号REG
は、Vout<Vout 1のとき立ち下がつて電荷制
御ポンプ15を非活性化させ、双方の電圧が再び等しく
なるまで低い電圧の非活性化状態に留まる(電荷蓄積器
20から電荷が漏出するのを許容し、従つてVbは低下
する)。
【0031】図5は本発明の電荷蓄積器20の一部の断
面図である。上述のようにこの電荷蓄積器20は一連の
デカツプリングコンデンサDCA及びDCB並びにN型
ウエルNWの2つの主たる構成要素から構成され、これ
らすべてが基板100内に形成される。相互接続ライン
Mは電荷制御ポンプ出力CPに結合され、この出力CP
は垂直相互接続部Iを介してトレンチ型のデカツプリン
グコンデンサDCA及びDCBに結合される。注意すべ
きはデカツプリングコンデンサはメモリセルMCのトレ
ンチ記憶用キヤパシタと同じ処理ステツプを用いて形成
されるので、これらが有するトレンチートレンチ間漏れ
防止用のトレンチアイソレーシヨンTIは、アレイ内に
おけるものと同じである。米国特許第4,789,64
8号(「同平面多重レベル金属/絶縁体膜を基板上に作
つてパターン状導電性ラインをスタツドバイアと同時に
形成する方法」)及び米国特許第4,944,836号
(「同平面金属/絶縁体膜を基板上に作るための化学−
機械的研磨法」)に開示されている手法を用いて、相互
接続部I(及び平坦化された誘電体構造物PD)を形成
することができる。また相互接続部MはN型コンタク
ト相互接続拡散領域を介してN型ウエルNWに結合され
る。N型ウエルNWは20ミクロンの幅と500ミクロ
ンの長さとを有し、コンタクト/PFET対を256個
有する。また注意すべきはN型ウエルの寄生容量を電荷
蓄積器20の一部として含むことにより、ブースト電圧
にバイアスされる領域内にプルアツプ素子51が配設さ
れ、過電圧状態を一段と防止することである。
【0032】図5に示すような組合せ構造を用いること
により、電荷蓄積器20はローカルワードラインLWL
における容量のほぼ40倍の大きな容量を有する。従つ
て電荷蓄積器20は(上述のように過電圧状態を防ぐた
めのスルーレート制御を条件として)ローカルワードラ
インLWLの電圧を極く短時間の間に出力ラインBST
の電圧に引き上げる。この電荷蓄積器20を用いること
により、多数のブースト回路に使用されている離散的容
量構成に極めて安定なブースト電圧を与える。特にデカ
ツプリングコンデンサ及びN型ウエル寄生容量の組合わ
せを使用することによつて、本発明の電荷蓄積器20は
離散的容量を提供すると共に、ローカルワードラインL
WLの立上がり時間を最適化する。
【0033】かくして本発明の精神及び範囲から脱する
ことなく詳細構成について種々の変更を加えてもよい。
例えば各アレイ内の単一のマスタワードラインMWLに
5つ以上のローカルワードラインLWLを接続すること
ができる。スイツチング用FETのサイズを選定してス
ルーレートを制御することにより、インバータネツトワ
ーク内の熱い電子防護用素子を削除することができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明によれば外部高電源
を超過する電圧において駆動回路素子にストレスを与え
ることなく、ローカルワードラインを選択して駆動させ
る速度を向上させ得る統合された電圧ブースト及びワー
ドライン駆動回路装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の好適な実施例における回路の説
明に供するブロツク図である。
【図2】図2は図1に示すインバータネツトワークの説
明に供するブロツク図である。
【図3】図3は電荷蓄積器の電圧Vb対Vddの関係を
示すグラフである。
【図4】図4は図1に示す電圧調整器の説明に供するブ
ロツク図である。
【図5】図5は図1に示す電荷蓄積器の断面図を示す。
【符号の説明】
10……電圧調整器、15……電荷制御ポンプ、20…
…電荷蓄積器、40……インバータネツトワーク、50
……高Vtローカルワードラインドライバ、51……プ
ルアツプ素子、52……第1のプルダウン素子、53…
…第2のプルダウン素子、100……基板。
フロントページの続き (72)発明者 ラツセル・ジエームス・ホートン アメリカ合衆国、ベルモント州05452、 エセツクス・ジヤンクシヨン、オール ド・ステージ・ロード 310番地 (72)発明者 リチヤード・マイケル・パレント アメリカ合衆国、ベルモント州05482、 シエルバーン、ベイフイールド・ドライ ブ 5番地 (56)参考文献 特開 昭59−56285(JP,A) 特開 昭59−30294(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高供給電圧及び低供給電圧の双方を外部電
    源から受け取り、アクセスサイクル中に複数のメモリセ
    ルのうちの特定のメモリセルにアクセスするメモリ装置
    において、 上記メモリ装置は、 それぞれが上記複数のメモリセルのうちの異なるメモリ
    セルに相互接続された複数のローカルワードラインと、 それぞれが上記ローカルワードラインのうちの選択され
    複数のローカルワードラインに結合された複数のマス
    タワードラインと、 上記複数のマスタワードラインのうちの1つを選択する
    第1の選択手段と、上記 選択されたマスタワードラインに結合された上記複
    数のローカルワードラインのうちの1つを選択する第2
    の選択手段と、 上記高供給電圧を超過するブースト電圧を発生するブー
    スト手段とを含み、 上記第2の選択手段は、上記 選択されたマスタワードラインに結合されたゲート
    電極と、上記選択されたローカルワードラインに結合さ
    れた第1の電極と、第2の電極とを有する第1FET
    と、 上記選択されたマスタワードラインが活性化された後
    上記第1FETの上記第2の電極を上記ブースト電圧で
    バイアスする第1の手段と、 制御信号を受け取るゲート電極と、上記選択されたロー
    カルワードラインに結合された第1の電極と、上記ロー
    カルワードラインを非活性化させるのに十分な電圧に結
    合された第2の電極とを有する第2FETと、 第1FETの上記第2の電極における上記ブースト電圧
    が上記高供給電圧よりも低い所定の電圧まで低下した後
    に上記第2FETをターンオンさせるように上記制御信
    号を発生する第2の手段 と有することを特徴とするメモ
    リ装置。
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