JP2838344B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2838344B2
JP2838344B2 JP4289969A JP28996992A JP2838344B2 JP 2838344 B2 JP2838344 B2 JP 2838344B2 JP 4289969 A JP4289969 A JP 4289969A JP 28996992 A JP28996992 A JP 28996992A JP 2838344 B2 JP2838344 B2 JP 2838344B2
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    • G11C5/141Battery and back-up supplies
    • GPHYSICS
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/462Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc as a function of the requirements of the load, e.g. delay, temperature, specific voltage/current characteristic
    • G05F1/465Internal voltage generators for integrated circuits, e.g. step down generators

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に係り、特
にワード線などの昇圧線の昇圧レベルの上限を制限する
クランプ回路を備える半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のクランプ回路を含む半導
体装置を示している。図12において10は電源電圧V
CCが印加される電源電圧ノード、20は電位が接地電位
で電圧の基準点である接地電位ノード、30は電源電圧
ノード10から電源電圧VCCを受けて駆動し、内部回路
40におけるnチャネルMOSトランジスタ41のゲー
ト電極に昇圧線50を介して電源電圧VCC とnチャネル
MOSトランジスタ41の閾値電圧Vthとの和よりも高
い電圧を与える昇圧回路である。
【0003】この昇圧回路30において、31は電源電
圧ノード10からの電源電圧VCCを受けて駆動し、昇圧
回路活性化信号φ0 を受け、第1のブースト制御信号φ
1 、第2のブースト制御信号φ2 および第3のブースト
制御信号φ3 を出力するブースト制御回路、32はこの
ブースト制御回路31からの第1のブースト制御信号φ
1 、第2のブースト制御信号φ2 および第3のブースト
制御信号φ3 を受け、昇圧線50の電圧を昇圧するブー
スト回路で、このブースト回路32において32aは電
源電圧ノード10と昇圧線50との間に接続され、ゲー
ト電極に第1のブースト制御信号φ1 を受けるnチャネ
ルMOSトランジスタ、32bは一方の電極に第2のブ
ースト制御信号φ2 を受け、他方の電極が昇圧線50に
接続されたキャパシタ、32cは昇圧線50と接地電位
ノード20との間に接続され、ゲート電極に第3のブー
スト制御信号φ3 を受けるnチャネルMOSトランジス
タである。
【0004】60は電源電圧ノード10と昇圧線50と
の間に接続されたクランプ回路で、昇圧線50側のソー
ス/ドレイン電極にゲート電極が接続されたnチャネル
MOSトランジスタ61および62より構成され、この
2つのトランジスタ61および62が電源電圧ノード1
0と昇圧線50との間に直列に接続されている。次に上
記のように構成された従来のクランプ回路を含む半導体
装置の動作について図13に基づき説明する。まず、昇
回路30に入力される昇圧回路活性化信号φ0 が図1
3の(a)に示すように時刻t1 でHレベルに活性化す
るまでは、ブースト制御回路31から出力される第1の
ブースト制御信号φ1 は図13の(b)に示すようにL
レベル、第2のブースト制御信号φ2 も図13の(c)
に示すようにLレベル、第3のブースト制御信号φ3
図13の(d)に示すようにHレベル、昇圧線50の電
圧φout は第3のブースト制御信号φ3 をゲート電極に
受けるブースト回路32におけるnチャネルMOSトラ
ンジスタ32cが導通状態で、昇圧線50と接地電位ノ
ード20とが導通しているので図13の(e)に示すよ
うにLレベルである。
【0005】そして、昇回路活性化信号φ0 が図13
の(a)に示すように時刻t1 でHレベルに活性化する
と、この昇圧回路活性化信号φ0 を受けるブースト制御
回路31により第1のブースト制御信号φ1 が図13の
(b)に示すようにHレベルとなり、第3のブースト制
御信号φ3 が図13の(d)に示すようにLレベルとな
る。すると第1のブースト制御信号φ1 をゲート電極に
受けるブースト回路32のnチャネルMOSトランジス
タ32aは導通状態となり電源電圧ノード10と昇圧線
50とが導通し、第3のブースト制御信号φ3 をゲート
電極に受けるブースト回路32のnチャネルMOSトラ
ンジスタ32cは非導通状態となるので、昇圧線50の
電圧φout は図13の(e)に示すように電源電圧ノー
ド10に印加される電源電圧VCCりnチャネルMOS
トランジスタ32aの閾値電圧Vthだけ低い電圧(VCC
−Vth)となる。
【0006】その後、昇圧回路30におけるブースト制
御回路31からの第1のブースト制御信号φ1 が図13
の(b)に示すように時刻t2 でLレベルとなり、この
第1のブースト制御信号φ1 をゲート電極に受けるブー
スト回路32のnチャネルMOSトランジスタ32aは
非導通状態となるので、信号線50は電圧が(VCC−V
th)のままフローティング状態となる。さらに図13の
(c)に示すように時刻t2 で第2のブースト制御信号
φ2 がHレベルになると、この第2のブースト制御信号
φ2 を一方の電極に受けるブースト回路32のキャパシ
タ32bの容量結合により、昇圧線50の電圧φout
上昇するが、この電圧φout が電源電圧VCCとクランプ
レベルであるクランプ回路60におけるnチャネルMO
Sトランジスタ61および62の閾値電圧Vthの2倍と
の和のクランプ電圧(VCC+2Vth)を越えるとnチャ
ネルMOSトランジスタ61および62が導通状態とな
り電源電圧VCCが印加されている電源電圧ノード10と
昇圧線50とが導通するので、昇圧線50の電圧φout
は図13の(e)に示すようにクランプ電圧(VCC+2
th)となる。
【0007】そして昇圧回路30に入力される昇圧回路
活性化信号φ0 が図13の(a)に示すように時刻t3
でLレベルとなると、この昇圧回路活性化信号φ0 を受
けるブースト制御回路31により第2のブースト制御信
号φ2 が図13の(c)に示すようにLレベルとなり、
第3のブースト制御信号φ3 が図12の(d)に示すよ
うにHレベルとなる。すると、第3のブースト制御信号
φ3 をゲート電極に受けるブースト回路32におけるn
チャネルMOSトランジスタ32cが導通状態となり、
昇圧線50と接地電位ノード20が導通するのでこの昇
圧線50の電圧φout はブースト回路32のnチャネル
MOSトランジスタ32cの閾値電圧Vthとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、半導体
集積回路に用いられているトランジスタの耐圧は微細化
にともない低下している。そのため電源電圧を下げなく
てはならないが、TTL(Transistor Transistor Logi
c )などのICと同一電源を使うために外部から印加さ
れる電源電圧はそのままで、チップ内に設けられた電源
電圧降圧回路により電源電圧を降圧して内部回路を駆動
する方法がとられている。例えば、外部電源電圧extVcc
は5Vのままで、この外部電源電圧extVccを電源電圧降
回路により3.3Vの内部電源電圧intVccに降圧して
使用している。しかしながら、トランジスタの閾値電圧
thは微細化にともない電源電圧の様にスケールダウン
されず、バックゲート電圧もかかっていることからnチ
ャネルMOSトランジスタの閾値電圧Vthは0.5μm
トランジスタでは1.7Vである。
【0009】図12に示されるような従来のクランプ
60を含む半導体装置を例えば0.5μmトランジス
タを用いる16MbitDRAM(Dynamic Random Acce
ss Memory)のワード線を昇圧する回路として用いると
源電圧VCCとして内部電源電圧intVccをもちいるが、
このDRAMのバーンイン試験時にintVcc=6Vが印加
されると昇圧時の昇圧線50の電圧φout は VCC+2・Vth=6+2・1.7=9.4V となり、基板電圧VBBとして−3Vがかかっているの
で、例えばブースト回路32のnチャネルMOSトラン
ジスタ32cのp−n接合間には9.4V−(−3V)
=12.4Vかかり、このトランジスタの接合耐圧12
Vを越えてしまうという問題があった。そこでバーンイ
ン試験時の電源電圧VCCを下げる事も考えられるが、バ
ーンイン試験時の電源電圧VCCを下げるとバーンイン試
験に要する時間が長くなるという問題を生む。特に電源
電圧降圧回路をチップ内に設けた半導体集積回路におい
ては、この電源電圧降圧回路により外部電源電圧extVcc
よりも低い内部電源電圧intVccを電源電圧VCCとして用
いているうえに、さらにバーンイン試験時の電源電圧V
CCを下げるとバーンイン試験に要する時間が長くなって
しまう。
【0010】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、適切な昇圧電圧を得ることを目的とする。
た、例えば通常動作時に2・Vthのクランプレベルをバ
ーンイン試験時はVthにし、クランプ電圧を(VCC+2
・Vth)から(VCC+Vth)にするといったように、ク
ランプレベルを可変にし、電源電圧が高い時は通常動作
時よりも低くし、電源電圧が高い時における過電圧によ
るデバイスの劣化を防ぐことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、電源電圧が印加される電源電圧ノードと、電源電
圧よりも高いレベルを有する昇圧電圧を昇圧線に出力す
る昇圧手段と、昇圧線の昇圧電圧の上限を、電源電圧と
複数のクランプレベルのうちの1つとの和に制限するク
ランプ手段と、クランプ手段におけるクランプレベルを
選択するクランプ制御手段を備えるものである。クラン
プ手段は、電源電圧ノードと昇圧線との間に互いに直列
に接続される複数のクランプ素子を含む。これら複数の
クランプ素子は、短絡素子として動作する第1の状態と
クランプ素子として動作する第2の状態とを有するレベ
ル調整素子を含む。クランプ制御手段は、電源電圧のレ
ベルに応じて、このレベル調整素子を第1および第2の
状態のいずれかに設定する。また、外部電源電圧を受け
る外部電源電圧ノードと、外部電源電圧ノードからの外
部電源電圧を降圧した内部電源電圧を内部電源電圧ノー
ドに出力する電源電圧降圧手段と、内部電源電圧ノード
からの内部電源電圧を受け、内部電源電圧よりも高い昇
圧電圧を昇圧線に出力する昇圧手段と、昇圧線の昇圧電
圧の上限を、内部電源電圧と複数のクランプレベルのう
ちの1つとの和に制限するクランプ手段を備える。クラ
ンプ手段は、内部電源電圧ノードと昇圧線との間に互い
直列に接続される複数のクランプ素子を含む。これら複
数のクランプ素子は、内部電源電圧のレベルに応じて、
短絡素子として動作する第1の状態とクランプ素子とし
て動作する第2の状態のいずれか一方に設定されるレベ
ル調整素子を含む。
【0012】また、電源電圧が上昇するときは電源電圧
が第1の電圧以上になると活性化し、この電源電圧が下
降するときは電源電圧が前記第1の電圧以下になって所
定時間経過後に非活性化するクランプレベル制御信号を
出力するクランプ制御手段と、電源電圧より高い電圧に
昇圧される昇圧線に接続され、昇圧線の電圧の上限を電
源電圧と複数のクランプレベルのうちのクランプレベル
制御信号に応答して選択されたクランプレベルとの和に
制限するためのクランプ手段を備える。このクランプ手
段は、クランプレベル制御信号が活性化するとこのクラ
ンプレベル制御信号の非活性化時に選択されるクランプ
レベルよりも低いクランプレベルを選択されたクランプ
レベルとして選択する手段を備える。また、電源電圧が
上昇するときは、電源電圧が第1の電圧以上になると活
性化し、かつ電源電圧が下降するときは電源電圧が第1
の電圧より低い第2の電圧以下になると非活性化するク
ランプレベル制御信号を出力するクランプ制御手段と、
電源電圧より高い電圧に昇圧される昇圧線に接続され、
昇圧線の電圧の上限を、電源電圧と複数のクランプレベ
ルのうちのクランプレベル制御信号に応答して選択され
たクランプレベルとの和に制限するためのクランプ手段
を備える。このクランプ手段は、クランプレベル制御信
号が活性化すると、このクランプレベル制御信号の非活
性化時に選択されるクランプレベルよりも低いクランプ
レベルを選択されたクランプレベルとして選択する手段
を備える。
【0013】また、通常動作時に第1のレベルとされ、
試験動作時に第1のレベルよりも高い第2のレベルとさ
れる電源電圧を受ける電源電圧ノードと、電源電圧のレ
ベルよりも高いレベルの昇圧電圧を昇圧線に供給する昇
圧手段と、昇圧線の昇圧電圧の上限を、電源電圧と複数
のクランプレベルのうちの1つとの和に制限するクラン
プ手段と、試験動作を指示する信号に応答してクランプ
手段におけるクランプレベルを選択するクランプ制御手
段を備える。このクランプ手段は、昇圧線と電源電圧ノ
ードとの間に互いに直列に接続される複数のクランプ素
子を備える。複数のクランプ素子は、短絡素子として動
作する第1の状態とクランプ素子として動作する第2の
状態とを有するレベル調整素子を含む。クランプ制御手
段は、クランプ手段のレベル調整素子を試験動作を指示
する信号に応答して第1および第2の状態の一方に設定
する手段を含む。
【0014】また、電源電圧を受ける電源電圧ノード
と、電源電圧よりも高い昇圧電圧を受ける昇圧ノード
と、ともに昇圧ノードに接続される一方の導通電極およ
び制御ゲートと、他方の導通電極とを有するnチャネル
絶縁ゲート型トランジスタと、nチャネル絶縁ゲート型
トランジスタの他方の導通電極に接続される一方の導通
電極と、電源電圧ノードに接続される他方の導通電極
と、電源電圧のHレベルおよび接地電位のLレベルを有
するクランプ制御信号を受ける制御ゲートとを有するp
チャネル絶縁ゲート型トランジスタを備える。クランプ
制御信号は、電源電圧のレベルに応じてHレベルおよび
Lレベルのいずれか一方のレベルに設定される。
【0015】
【作用】この発明においては、昇圧電圧の上限を電源電
圧と複数のクランプレベルのうちの1つの和に制限する
クランプ手段を備えるので、昇圧電圧の上限が、複数種
のうちから決定されるようになり、適切なレベルの昇圧
電圧を得ることができる。また、クランプ手段を複数の
互いに直列に接続されるクランプ素子で構成しかつこれ
らの複数のクランプ素子に、短絡素子として動作する第
1の状態とクランプ素子として動作する第2の状態とを
有するレベル調整素子を含めることにより、必要最小限
の構成要素数で、容易に昇圧電圧のクランプレベルを変
更することができる。また、電源電圧が上昇するときは
電源電圧は第1の電圧以上になると活性化し、下降する
ときは電源電圧が第1の電圧以下になって所定時間経過
後に非活性化するクランプレベル制御信号を出力するク
ランプ制御手段を設け、クランプ手段をクランプレベル
制御信号が活性化するとクランプレベルを低くするよう
に構成しているため、この所定時間内でクランプレベル
制御信号が何度も活性化したり非活性化したりせず、安
定したクランプレベルを実現することができる。また、
電源電圧が上昇するときは電源電圧が第1の電圧以上に
なると活性化し、下降するときは電源電圧が第1の電圧
よりも低い第2の電圧以下になって非活性化するクラン
プレベル制御信号を出力するクランプ制御手段を設け、
クランプ手段をクランプレベル制御信号が活性化すると
クランプレベルを低くするように構成しているため、電
源電圧が第1の電位と第2の電位との間で変動しても、
クランプ制御信号は活性および非活性の状態の間で変動
せず、安定したクランプレベルを実現することができ
る。
【0016】また、通常動作時に電源電圧が第1のレベ
ルとなり試験動作時に第1のレベルよりも高い第2のレ
ベルとなる場合においても、昇圧電圧の上限を、電源電
圧と試験動作を指示する信号に従って選択される複数の
クランプレベルのうちの1つとの和に制限するクランプ
手段を設けているため、電源電圧が動作モードに応じて
変化しても適切なクランプレベルを選択することがで
き、応じて適切な昇圧電圧を得ることができる。また、
クランプ手段は、短絡素子およびクランプ素子のいずれ
かで動作するレベル調整素子を含む互いに直列に接続さ
れる複数のクランプ素子で構成しているため、必要最小
限の回路構成要素数で、クランプレベルの変更を容易に
実現することができる。また、一方の導通電極と制御ゲ
ートがともに昇圧ノードに接続されるnチャネル絶縁ゲ
ート型トランジスタ、およびnチャネル絶縁ゲート型ト
ランジスタの他方の導通電極と電源電圧ノードとの間に
接続され、制御ゲートにクランプ制御信号を受けるPチ
ャネル絶縁ゲート型トランジスタを設けているため、電
源電圧のレベルに応じてクランプ制御信号の電圧レベル
が変化すると、pチャネル絶縁ゲート型トランジスタが
短絡素子またはクランプ素子として動作し、応じてクラ
ンプレベルが変化し、適切な昇圧電圧を得ることができ
る。
【0017】
【実施例】実施例1. 以下にこの発明の実施例1であるクランプ回路を含む半
導体装置について、図1から図3に基づいて説明する。
図1において110は外部電源電圧extVccが印加される
外部電源電圧ノード、120は電位が接地電位で電圧の
基準点である接地電位ノード、130は外部電源電圧ノ
ード110からの外部電源電圧extVccを受け、この外部
電源電圧extVccを降圧した内部電源電圧intVccを内部電
源電圧ノード140に出力する電源電圧降圧回路(図
2)、150はこの内部電源電圧ノード140から内部
電源電圧intVccを受けて駆動し、例えばメモリセルなど
の内部回路160におけるnチャネルMOSトランジス
タ161のゲート電極に、例えばワード線などの昇圧線
170を介して内部電源電圧intVccとnチャネルMOS
トランジスタ161の閾値電圧Vthとの和よりも高い電
圧を与える昇圧回路である。
【0018】この昇圧回路150において、151は内
部電源電圧ノード140からの内部電源電圧intVccを受
け駆動し、昇圧回路活性化信号φ0 を受け、第1のブー
スト制御信号φ1 、第2のブースト制御信号φ2 および
第3のブースト制御信号φ3を出力するブースト制御回
路、152はこのブースト制御回路151からの第1の
ブースト制御信号φ1 、第2のブースト制御信号φ2
よび第3のブースト制御信号φ3 を受け、昇圧線170
の電圧を昇圧するブースト回路で、内部電源電圧ノード
140と昇圧線170との間に接続され、ゲート電極
1のブースト制御信号φ1 を受けるnチャネルMOS
トランジスタ152aと、一方の電極に第2のブースト
制御信号φ2 を受け、他方の電極が昇圧線170に接続
されたキャパシタ152bと、昇圧線170と接地電位
ノード120との間に接続され、ゲート電極に第3のブ
ースト制御信号φ3 を受けるnチャネルMOSトランジ
スタ152cによって構成されている。
【0019】180は内部電源電圧ノード140と昇圧
線170との間に接続されたクランプ回路、内部電源
電圧ノード140と第1のノード181との間に接続さ
れ、閾値電圧がVthP のpチャネルMOSトランジスタ
182および第1のノード181と昇圧線170との間
に接続され、ゲート電極が昇圧線170に接続され、閾
値電圧がVthN のnチャネルMOSトランジスタ183
により構成されている。190は内部電源電圧ノード1
40からの内部電源電圧intVccを受けて駆動し、電源電
圧降圧回路130からのバーンイン設定信号/φ x を受
、クランプ回路180におけるpチャネルMOSトラ
ンジスタ182のゲート電極にクランプレベル制御信号
/φclを出力するクランプ制御回路である。
【0020】源電圧降圧回路130は例えば図2に示
すような具体的回路よりなり、この図2において、13
は外部電源電圧ノード110から外部電源電圧extVcc
を受け、第1の基準電圧V ref1 を出力する第1の基準電
圧発生回路で、外部電源電圧ノード110と第2のノー
ド131bとの間に接続され、ゲート電極が第3のノー
ド131cに接続され、閾値電圧の絶対値がVthである
pチャネルMOSトランジスタ131aと、第2のノー
ド131bと接地電位ノード120との間に接続され、
ゲート電極が第4のノード131eに接続されたnチャ
ネルMOSトランジスタ131dと、外部電源電圧ノー
ド110と第3のノード131cとの間に接続された抵
抗値R1 の第1の抵抗体131fと、第3のノード13
1cと第4のノード131eとの間に接続され、ゲート
電極が第2のノード131bに接続されたpチャネルM
OSトランジスタ131gと、第4のノード131eと
接地電位ノード120との間に接続され、ゲート電極が
第4のノード131eに接続され、nチャネルMOSト
ランジスタ131dとでカレントミラー回路を構成する
nチャネルMOSトランジスタ131hと、外部電源電
圧ノード110と第1の基準電圧V ref1 が出力される第
1の基準電圧出力ノード131jとの間に接続され、ゲ
ート電極が第3のノード131cに接続されたpチャネ
ルMOSトランジスタ131iと、第1の基準電圧出力
ノード131jと接地電位ノード120との間に接続さ
れた抵抗値R2 の第2の抵抗体131kとによって構成
されている。
【0021】132は外部電源電圧ノード110から外
部電源電圧extVccを受け、第2の基準電圧V ref2 を出力
する第2の基準電圧発生回路で、外部電源電圧ノード1
10と第5のノード132bとの間に接続され、ゲート
電極が第6のノード132cに接続され、閾値電圧の絶
対値がVthであるpチャネルMOSトランジスタ132
aと、第5のノード132bと接地電位ノード120と
の間に接続され、ゲート電極が第7のノード132eに
接続されたnチャネルMOSトランジスタ132dと
部電源電圧ノード110と第6のノード132cとの
間に接続された抵抗値R3 の第3の抵抗体132fと
6のノード132cと第7のノード132eとの間に
接続され、ゲート電極が第5のノード132bに接続さ
れたpチャネルMOSトランジスタ132gと、第7の
ノード132eと接地電位ノード120との間に接続さ
れ、ゲート電極が第7のノード132eに接続され、n
チャネルMOSトランジスタ132dとカレントミラー
回路を構成するnチャネルMOSトランジスタ132h
と、第2の基準電圧V ref2 が出力される第2の基準電圧
出力ノード132jと接地電位ノード120との間に接
続され、ゲート電極が第7のノード132eに接続され
たnチャネルMOSトランジスタ132iと、外部電源
電圧ノード110と第2の基準電圧出力ノード132j
との間に接続された抵抗値R4 の第4の抵抗体132k
とにより構成されている。
【0022】また、133は第1の基準電圧発生回路
31からの第1の基準電圧V ref1 および第2の基準電圧
発生回路132からの第2の基準電圧V ref2 とを受け、
これら2つの基準電圧を合成した第3の基準電圧V ref3
を出力する基準電圧合成回路で、133aは外部電源電
圧ノード110から外部電源電圧extVccを受けて駆動す
るカレントミラー型の第1の差動増幅回路であり、正相
入力側(+)が第1の基準電圧発生回路131からの第
1の基準電圧V ref1 が入力される第1の基準電圧入力ノ
ード133bに接続され、逆相入力側(−)に第2の基
準電圧発生回路132からの第2の基準電圧V ref2 を受
け、正相入力側の電圧が逆相入力側の電圧よりも高いと
きはほぼ外部電源電圧extVccを出力し、そうでないとき
はほぼ接地電位となるバーンイン設定信号/φx を出力
する回路である。133cは第1の基準電圧入力ノード
133bに接続された第3の基準電圧出力ノード133
dと外部電源電圧ノード110との間に接続され、ゲー
ト電極が第1の差動増幅回路133aからの出力信号/
φx を受けるpチャネルMOSトランジスタである。
【0023】134は外部電源電圧ノード110から外
部電源電圧extVccを受けて駆動し、逆相入力側(−)
準電圧合成回路133からの第3の基準電圧V ref3
受ける第2の差動増幅回路、135は外部電源電圧ノー
ド110と内部電源電圧intVccが出力される内部電源電
圧出力ノード136との間に接続され、ゲート電極に第
2の差動増幅回路134の出力を受けるpチャネルMO
Sトランジスタ、137は内部電源電圧出力ノード13
6と接地電位ノード120との間に接続されたレベルシ
フト回路で、内部電源電圧出力ノード136とレベルシ
フトノード137bとの間に接続された抵抗値R5 の第
5の抵抗体137aと、レベルシフトノード137bと
接地電位ノード120との間に接続された抵抗値R6
第6の抵抗体137cとにより構成されており、これら
第5の抵抗体137aおよび第6の抵抗体137cによ
り内部電源電圧intVccを抵抗分割したレベルシフト電圧
shをレベルシフトノード137bから第2の差動増幅
回路134の正相入力側に出力している。
【0024】また、図1におけるクランプ制御回路19
0は例えば図3に示すような具体的回路により構成さ
れ、この図3において、191は内部電源電圧ノード1
40からの内部電源電圧intVccを受けて駆動し、外部電
源電圧extVccレベルのバーンイン設定信号/φx を内部
電源電圧intVccレベルにしたバッファ出力信号φbfを出
力する入力バッファ回路で、内部電源電圧ノード140
と第8のノード191aとの間に接続され、ゲート電極
が電源電圧降圧回路130における基準電圧合成回路
33からのバーンイン設定信号/φx を受けるpチャネ
ルMOSトランジスタ191b、第8のノード191a
と接地電位ノード120との間に接続された第7の抵抗
体191cおよび第8のノード191aに入力側が接続
され、出力側からバッファ出力信号φbfを出力するイン
バータ191dからなる。
【0025】192はクロック信号φcpおよび入力バッ
ファ回路191からのバッファ出力信号φbfを受け、バ
ッファ出力信号φbfがLレベルのときはLレベルで、バ
ッファ出力信号φbfがLレベルからHレベルに立ち上が
ったときは所定時間経過してLレベルからHレベルに立
ち上がるタイマ出力信号φtmを出力するタイマ回路であ
る。このタイマ回路192において、192aはクロッ
ク信号φcpおよび入力バッファ回路191からのバッフ
ァ出力信号φbfを受け、信号φcpおよびφbfがともにH
レベルならばLレベルの信号を出力し、そうでなければ
Hレベルの信号を出力するNANDゲート、192bは
このNANDゲート192aからの信号を受け、この信
号の反転信号を出力するインバータ、192cはインバ
ータ192bからの信号を一方の電極に受け、他方の電
極が第9のノード192dに接続されたキャパシタ、1
92eは第9のノード192dと接地電位ノード120
との間に接続され、ゲート電極が第9のノード192d
に接続されたnチャネルMOSトランジスタである。
【0026】192fは第9のノード192dと第10
のノード192gとの間に接続され、ゲート電極が接地
電位ノード120に接続されたnチャネルMOSトラン
ジスタ、192hは内部電源電圧ノード140と第10
のノード192gとの間に接続され、ゲート電極がバ
ファ出力信号φbfを受けるpチャネルMOSトランジス
タ、192iは第10のノード192gと接地電位ノー
ド120との間に接続され、ゲート電極がこのクランプ
制御回路190から出力されるクランプレベル制御信号
/φclを受けるnチャネルMOSトランジスタ、192
は第10のノード192gと接地電位ノード120と
の間に接続されたキャパシタである。192kは内部電
源電圧ノード140と第11のノード192mとの間に
接続され、ゲート電極が第10のノード192gに接続
されたpチャネルMOSトランジスタ、192nは第
1のノード192mと第12のノード192pとの間に
接続され、ゲート電極が第10のノード192gに接続
されたpチャネルMOSトランジスタ、192qは第
2のノード192pと第13のノード192rとの間に
接続され、ゲート電極が第10のノード192gに接続
されたnチャネルMOSトランジスタ、192sは第
3のノード192rと接地電位ノード120との間に接
続され、ゲート電極が第10のノード192gに接続さ
れたnチャネルMOSトランジスタである。
【0027】192tは第11のノード192mと第1
2のノード192pとの間に接続され、ゲート電極が第
14のノード192uに接続されたnチャネルMOSト
ランジスタ、192xは第12のノード192pと第1
3のノード192rとの間に接続され、ゲート電極が第
14のノード192uに接続されたnチャネルMOSト
ランジスタ、192yは第12のノード192pと第1
4のノード192uとの間に接続されたインバータ、1
92zは入力側が第14のノード192uに接続され、
タイマ出力信号φtmを出力するインバータである。19
は入力バッファ回路191からのバッファ出力信号φ
bfおよびタイマ回路192からのタイマ出力信号φtm
を受け、クランプレベル制御信号/φclを出力する制御
信号出力回路、バッファ出力信号φbfおよびタイマ出
力信号φtmとを受けるNANDゲート193aおよびこ
のNANDゲート193aからの出力を受け、クランプ
レベル制御信号/φclを出力するインバータ193cと
で構成されている。
【0028】次に以上のように構成された図1に示され
る半導体装置の動作について説明する。まず、図2に具
体的に示されている電源電圧降圧回路130の動作につ
いて図4および図5に基づき説明する。図4は横軸に電
源電圧ノード110に印加される外部電源電圧extVcc、
縦軸に第1の基準電圧発生回路131から出力される第
1の基準電圧V ref1 および第2の基準電圧発生回路13
2から出力される第2の基準電圧V ref2 をとったグラフ
で、図5は横軸に外部電源電圧extVcc、縦軸に内部電源
電圧intVccおよび基準電圧合成回路133から出力され
る第3の基準電圧V ref3 をとったグラフである。まず
部電源電圧ノード110に印加される外部電源電圧ex
tVccが接地電位からV 1 に上昇すると、図4の(a)に
示すように第1の基準電圧発生回路131により出力さ
れる第1の基準電圧V ref1 は接地電位から上昇し、extV
cc≧V1 となるとV ref1 =Vth・R2 /R1 で一定とな
る。さらに外部電源電圧extVccが上昇し、extVcc>Vth
・R4 /R3 となると図4の(b)に示すように第2の
基準電圧発生回路132により出力される第2の基準電
圧V ref2 は接地電位から外部電源電圧extVccに比例して
上昇し、extVcc>V2 となると第1の基準電圧V ref1
越える。
【0029】そして第1の基準電圧V ref1 を正相入力側
(+)に受け、第2の基準電圧V ref2 を逆相入力側
(−)に受ける基準電圧合成回路133における第1の
差動増幅回路133aは、extVcc>V2 となり第2の基
準電圧V ref2 が第1の基準電圧V ref1 を越えるまでは
がほぼ外部電源電圧extVccのバーンイン設定信号/φ
xをpチャネルMOSトランジスタ133cのゲート電
極に出力するので、このpチャネルMOSトランジスタ
133cは非導通状態となり、第1の基準電圧入力ノー
ド133bに入力される第1の基準電圧V ref1 がそのま
ま第3の基準電圧V ref3 として第3の基準電圧出力ノー
ド133dに図5の(a)に示すように出力される。
【0030】また、extVcc>V2 となり第2の基準電圧
ref2 が第1の基準電圧V ref1 を越えると、第1の差動
増幅回路133aはほぼ接地電位のバーンイン設定信号
/φx をpチャネルMOSトランジスタ133cのゲー
ト電極に出力するので、このpチャネルMOSトランジ
スタ133cは導通状態となり、外部電源電圧ノード1
10と第3の基準電圧出力ノード133dとが導通し、
第3の基準電圧出力ノード133dの電圧V ref3 がV
ref3 =Vth・R2 /R1 から外部電源電圧extVccに応じ
て上昇する。この第3の基準電圧V ref3 を正相入力側
(+)に受ける第1の差動増幅回路510は、V ref3
ref2 となると外部電源電圧extVccレベルの電位をpチ
ャネルMOSトランジスタ133cのゲート電極に出力
し、このpチャネルMOSトランジスタ133cは非導
通状態となるので、このextVcc>V2の領域では結局V
ref3 =V ref2 となり、第2の基準電圧V ref2 が第3の基
準電圧V ref3 として出力され、図5の(a)に示すよう
になる。
【0031】そして基準電圧合成回路133からの第3
の基準電圧V ref3 を逆相入力側(−)に受け、レベルシ
フト回路137からのレベルシフト電圧Vshを正相入力
側(+)に受ける第2の差動増幅回路134は、外部電
源電圧extVccが上昇しレベルシフト電圧Vshが第3の基
準電圧V ref3 を越える点のextVcc=V3 まではpチャネ
ルMOSトランジスタ135のゲート電極に接地電位レ
ベルの電圧を出力するので、このpチャネルMOSトラ
ンジスタ135は導通状態となり内部電源電圧出力ノー
ド136に出力される内部電源電圧intVccは図5の
(b)に示すようにほぼ外部電源電圧extVccになる。外
部電源電圧extVccがextVcc>V3 になり、レベルシフト
電圧Vshが第3の基準電圧V ref3 を越えると、第2の差
動増幅回路134はpチャネルMOSトランジスタ13
5のゲート電極に外部電源電圧extVccレベルの電位を出
力するので、このpチャネルMOSトランジスタ135
は非導通状態となり、結局Vsh=V ref3 となり、次式で
表される内部電源電圧intVccが図5の(b)に示すよう
に出力される。
【0032】intVcc=(1+R5 /R6 )V ref3 つまり、内部電源電圧intVccと第3の基準電圧V ref3
の電圧差と、第3の基準電圧V ref3 との比がレベルシフ
回路137における第5の抵抗体137aおよび第6
の抵抗体137cの抵抗値R5 およびR6 の比、R5
6 となっている。そして、バーンイン試験で高電源電
圧を印加するために使用される電圧領域はextVcc>V
2 、バーンイン設定信号/φx が接地電位の領域で、例
えば図5に示されたバーンインポイントはextVcc=9
V、intVcc=6Vである。
【0033】次に図3に具体的に示されているクランプ
制御回路190の動作について図6に基づき説明する。
まず通常動作時およびバーンイン試験で高電源電圧が印
加される時刻t1 までは内部電源電圧intVccは図5の
(b)に示す外部電源電圧extVccがV3 <extVcc<V2
の領域で、例えばextVcc=5V、intVcc=3.3Vで動
作しており、電源電圧降圧回路130における第1の基
準電圧発生回路131から出力される第1の基準電圧V
ref1 は第2の基準電圧発生回路132から出力される第
2の基準電圧V ref2 よりも高い。よって基準電圧合成
133の第1の差動増幅回路133aから出力される
バーンイン設定信号/φx は図6の(a)に示されるよ
うに外部電源電圧extVccレベルのHレベルで、このバー
ンイン設定信号/φx を受けるクランプ制御回路190
における入力バッファ回路191から出力されるバッフ
ァ出力信号φbfは図6の(b)に示すようにHレベルな
ので、このバッファ出力信号φbfをゲート電極に受ける
タイマ回路192におけるpチャネルMOSトランジス
タ192hは非導通状態、一方の入力側にバッファ出力
信号φbfを受けるNANDゲート192aは図6の
(c)に示すようなクロック信号φcpの反転信号を出力
し、この反転信号を受けるインバータ192bはクロッ
ク信号φcpをキャパシタ192cに出力する。
【0034】するとキャパシタ192cの容量結合によ
り、クロック信号φcpがLレベルからHレベルへ立ち上
がるときは第9のノード192dの電圧N9 は上昇する
が、この第9のノード192dの電圧N9 が上昇すると
nチャネルMOSトランジスタ192eが導通状態とな
、第9のノード192dの電圧N9 はこのnチャネル
MOSトランジスタ192eの閾値電圧より上がらず
9のノード192dと第10のノード192gとの間
に接続されたnチャネルMOSトランジスタ192fは
非導通状態となる。一方、クロック信号φcpがHレベル
からLレベルへ立ち下がるときは第9のノード192d
の電圧N9 は下降し、nチャネルMOSトランジスタ1
92eは非導通状態で、第9のノード192dの電圧N
9 は負となり、第9のノード192dと第10のノード
192gとの間に接続されたnチャネルMOSトランジ
スタ192fは導通状態となり、第10のノード192
gの電圧N10が下がる。
【0035】このようにして第10のノード192gの
電圧N10はLレベルとなっているので、この第10のノ
ード192gの電圧N10をゲート電極に受けるpチャネ
ルMOSトランジスタ192kおよび192nは導通状
態、nチャネルMOSトランジスタ192qおよび19
2sは非導通状態であり、第12のノード192pの電
圧はHレベルとなる。この第12のノード192pの電
圧を受けるインバータ192yはLレベルの電圧を出力
し、この出力を受けるインバータ192zはHレベルの
タイマ出力信号φtmを出力する。このタイマ出力信号φ
tmおよびHレベルのバッファ出力信号φbfを受ける制御
信号出力回路193におけるNANDゲート193aは
Lレベルの電圧を出力し、この電圧を受けるインバータ
193bは図6の(g)に示すようにHレベルのクラン
プレベル制御信号/φctrlを出力する。また第10のノ
ード192gと接地電位ノード120との間に接続され
たnチャネルMOSトランジスタ192iはゲート電極
にこのクランプレベル制御信号/φclを受けているの
で、このnチャネルMOSトランジスタ192iは導通
状態で接地電位ノード120と第10のノード192g
とが導通し、第10のノード192gの電圧N10は図6
の(e)に示すようにほぼ接地電位のLレベルとなる。
【0036】そしてバーンイン試験を行うために外部電
源電圧extVccを時刻t1 で上昇させ、図5の(b)に示
す外部電源電圧extVccがextVcc>V2 の領域で、例えば
extVcc=9V、intVcc=6Vで動作させるときは、電源
電圧降圧回路130における第1の基準電圧発生回路
31から出力される第1の基準電圧V ref1 は第2の基準
電圧発生回路132から出力される第2の基準電圧V
ref2 よりも低い。よって基準電圧合成回路133におけ
る第1の差動増幅回路133aから出力されるバーンイ
ン設定信号/φx は図6の(a)に示すようにLレベル
で、このバーンイン設定信号/φx を受けるクランプ制
回路190における入力バッファ回路191から出力
されるバッファ出力信号φbfは図6の(b)に示すよう
にLレベルなので、このバッファ出力信号φbfを一方の
入力側に受ける制御信号出力回路193におけるNAN
Dゲート193aは、他方の入力であるタイマ回路19
2からのタイマ出力信号φtmによらずHレベルの電圧を
出力し、この電圧を受けるインバータ193bは図6の
(g)に示すようにLレベルのクランプレベル制御信号
/φclを出力する。
【0037】またLレベルのバッファ出力信号φbfを一
方の入力とするタイマ回路192におけるNANDゲー
ト192aは、他方の入力であるクロック信号φcpによ
らずHレベルの信号を出力し、この信号を受けるインバ
ータ192bはLレベルの信号をキャパシタ192cの
一方の電極に出力する。このようにバーンイン試験で高
電源電圧が印加されるときは、このキャパシタ192c
の一方の電極に出力される信号はLレベルのままである
ので、第9のノード192dの電圧N9 は図6の(d)
に示すようにほぼ接地電位のLレベルで、nチャネルM
OSトランジスタ192fは非導通状態、バッファ出力
信号φbfをゲート電極に受けるpチャネルMOSトラン
ジスタ192hは導通状態で内部電源電圧ノード140
と第10のノード192gとが導通し、Lレベルのクラ
ンプレベル制御信号/φclをゲート電極に受けるnチャ
ネルMOSトランジスタ192iは非導通状態であるの
で、第10のノード192gの電圧N10は図6の(e)
に示すようにHレベルとなる。
【0038】このHレベルの第10のノード192gの
電圧N10をゲート電極に受けるpチャネルMOSトラン
ジスタ192kおよび192nは非導通状態、nチャネ
ルMOSトランジスタ192qおよび192sは導通状
態で接地電位ノード120と第12のノード192pと
が導通し、この第12のノード192pの電圧はLレベ
ルとなる。この第12のノード192pの電圧を受ける
インバータ192yはHレベルの電圧を出力し、この出
力を受けるインバータ192zは図6の(f)に示すよ
うなLレベルのタイマ出力信号φtmを出力する。
【0039】そして外部電源電圧extVccを時刻t2 で下
降させextVcc<V2 とすると、電源電圧降圧回路130
における第1の基準電圧発生回路131から出力される
第1の基準電圧V ref1 は第2の基準電圧発生回路132
から出力される第2の基準電圧V ref2 よりも高くなる。
よって基準電圧合成回路133の第1の差動増幅回路1
33aから出力されるバーンイン設定信号/φx は図6
の(a)に示されるように外部電源電圧extVccレベルの
Hレベルとなり、このバーンイン設定信号/φx を受け
るクランプ制御回路190における入力バッファ回路
91から出力されるバッファ出力信号φbfは図6の
(b)に示すようにHレベルに立ち上がるので、このバ
ッファ出力信号φbfをゲート電極に受けるタイマ回路
92におけるpチャネルMOSトランジスタ192hは
非導通状態になり、一方の入力側にバッファ出力信号φ
bfを受けるNANDゲート192aは、他方の入力側に
受ける図6の(c)に示すようなクロック信号φcpの反
転信号を出力し、この反転信号を受けるインバータ19
2bはクロック信号φcpをキャパシタ192cに出力す
る。
【0040】また、この時刻t2 の時点ではクランプレ
ベル制御信号/φclは図6の(g)に示すようにLレベ
ルのままなので、このクランプレベル制御信号/φcl
ゲート電極に受けるnチャネルMOSトランジスタ19
2iは非導通状態のままで、nチャネルMOSトランジ
スタ192fも第9のノード192dの電圧N9 が負の
電圧に下がるまでは非導通状態なので、第10のノード
192gの電圧はHレベルのままである。
【0041】キャパシタ192cの一方の電極にクロッ
ク信号φcpが入力されると、このキャパシタ192c
容量結合により、クロック信号φcpが図6の(c)に示
すように時刻t3 でLレベルからHレベルへ立ち上がる
ときは第9のノード192dの電圧N9 は図6の(d)
に示すように上昇するが、この第9のノード192dの
電圧N9 が上昇するとnチャネルMOSトランジスタ1
92eが導通状態となり第9のノード192dの電圧
9 はこのnチャネルMOSトランジスタ192eの閾
値電圧より上がらず、第9のノード192dと第10の
ノード192gとの間に接続されたnチャネルMOSト
ランジスタ192fは非導通状態である。一方、クロッ
ク信号φcpが図6の(c)に示すように時刻t4 でHレ
ベルからLレベルへ立ち下がるときは第9のノード19
2dの電圧N9 は下降し、負の電圧となりnチャネルM
OSトランジスタ192eは非導通状態となり、第9の
ノード192dと第10のノード192gとの間に接続
されたnチャネルMOSトランジスタ192fは導通状
態となり、第10のノード192gから第9のノード1
92dに電荷が移動する。
【0042】そして第9のノード192dの電圧N9
図6の(d)に示すように接地電位よりもnチャネルM
OSトランジスタ192fの閾値電圧だけ低い値まであ
がると、このnチャネルMOSトランジスタ192fは
非導通状態となるが、第10のノード192gの電圧N
10はキャパシタ192jがこの第10のノード192g
に接続されているので、図6の(e)に示すように少し
だけ下がる。このように、時刻t2 からクロック信号φ
cpが立ち下がるごとに第10のノード192gの電圧N
10は下がり、図6の(e)に示すように所定時間td
の時刻t5 でLレベルとなり、この第10のノード19
2gの電圧N10をゲート電極に受けるpチャネルMOS
トランジスタ192kおよび192nは導通状態となり
内部電源電圧ノード140と第12のノード192pと
が導通し、nチャネルMOSトランジスタ192qおよ
び192sは非導通状態となり、第12のノード192
pの電圧はHレベルとなる。
【0043】この第12のノード192pの電圧を受け
るインバータ192yはLレベルの電圧を出力し、この
出力を受けるインバータ192zは図6の(f)に示す
ように時刻t5 でHレベルのタイマ出力信号φtmを出力
する。すると、このタイマ出力信号φtmおよびHレベル
のバッファ出力信号φbfを受ける制御信号出力回路19
3におけるNANDゲート193aはLレベルの電圧を
出力し、この電圧を受けるインバータ193bは図6の
(g)に示すように時刻t2 から所定時間td経過後の
時刻t5 でHレベルに立ち上がるクランプレベル制御信
号/φclを出力する。また第10のノード192gと接
地電位ノード120との間に接続されたnチャネルMO
Sトランジスタ192iはゲート電極にこのクランプレ
ベル制御信号/φclを受けるので、このnチャネルMO
Sトランジスタ192iは導通状態となり接地電位ノー
ド120と第10のノード192gとが導通し、第10
のノード192gの電圧N10は図6の(e)に示すよう
にほぼ接地電位のLレベルとなる。
【0044】次に通常動作時およびバーンイン試験時に
高電源電圧が印加されるまでの昇圧線170の電圧を昇
圧する動作について図7に基づき説明する。まず、昇圧
回路150に入力される昇圧回路活性化信号φ0 が図7
の(a)に示すように時刻t11でHレベルに活性化する
までは、ブースト制御回路151から出力される第1の
ブースト制御信号φ1 は図7の(b)に示すようにLレ
ベル、第2のブースト制御信号φ2 も図7の(c)に示
すようにLレベル、第3のブースト制御信号φ3 は図7
の(d)に示すようにHレベル、昇圧線170の電圧φ
out は第3のブースト制御信号φ3 をゲート電極に受け
るブースト回路152におけるnチャネルMOSトラン
ジスタ152cが導通状態で、接地電位ノード120と
昇圧線170とが導通しているので図7の(e)に示す
ようにLレベルである。
【0045】そして、昇回路活性化信号φ0 が図7の
(a)に示すように時刻t11でHレベルに活性化する
と、この昇圧回路活性化信号φ0 を受けるブースト制御
回路151により第1のブースト制御信号φ1 が図7の
(b)に示すようにHレベルとなり、第3のブースト制
御信号φ3 が図7の(d)に示すようにLレベルとな
る。すると第1のブースト制御信号φ1 をゲート電極に
受けるブースト回路152のnチャネルMOSトランジ
スタ152aは導通状態となり内部電源電圧ノード14
0と昇圧線170とが導通し、第3のブースト制御信号
φ3 をゲート電極に受けるブースト回路152のnチャ
ネルMOSトランジスタ152cは非導通状態となるの
で、昇圧線170の電圧φout は図7の(e)に示すよ
うに内部電源電圧ノード140に印加される内部電源電
圧intVccよりnチャネルMOSトランジスタ152aの
閾値電圧Vthだけ低い電圧(intVcc−Vth)となる。
【0046】その後、昇圧回路150におけるブースト
制御回路151からの第1のブースト制御信号φ1 が図
7の(b)に示すように時刻t12でLレベルとなり、こ
の第1のブースト制御信号φ1 をゲート電極に受けるブ
ースト回路152のnチャネルMOSトランジスタ15
2aは非導通状態となるので、昇圧線170は電圧が
(intVcc−Vth)のままフローティング状態となる。さ
らに図7の(c)に示すように時刻t12で第2のブース
ト制御信号φ2 がHレベルになると、この第2のブース
ト制御信号φ2 を一方の電極に受けるブースト回路15
2のキャパシタ152bの容量結合により、昇圧線17
0の電圧φout が上昇する。
【0047】しかし、クランプ回路180における閾値
電圧VthP のpチャネルMOSトランジスタ182はク
ランプ制御回路190からのHレベルのクランプレベル
制御信号/φclをゲート電極に受けているので、昇圧線
170の電圧φout が所定電圧の内部電源電圧intVccお
びpチャネルMOSトランジスタ182の閾値電圧の
絶対値|VthP |とnチャネルMOSトランジスタ18
3の閾値電圧VthN との和であるクランプレベル(|V
thP |+VthN )との和のクランプ電圧(intVcc+|V
thP |+VthN )を越えると、pチャネルMOSトラン
ジスタ182およびnチャネルMOSトランジスタ18
3が導通状態となり内部電源電圧intVccが印加されてい
る内部電源電圧ノード140と昇圧線170とが導通す
るので、昇圧線170の電圧φout は図7の(e)に示
すようにクランプ電圧(intVcc+|VthP |+VthN
となる。
【0048】そして昇圧回路150に入力される昇圧
活性化信号φ0 が図7の(a)に示すように時刻t13
でLレベルとなると、この昇圧回路活性化信号φ0 を受
けるブースト制御回路151により第2のブースト制御
信号φ2 が図7の(c)に示すようにLレベルとなり、
第3のブースト制御信号φ3 が図7の(d)に示すよう
にHレベルとなる。すると、第3のブースト制御信号φ
3 をゲート電極に受けるブースト回路152におけるn
チャネルMOSトランジスタ152cが導通状態とな
り、昇圧線170と接地電位ノード120が導通するの
でこの昇圧線170の電圧φout はブースト回路152
のnチャネルMOSトランジスタ152cの閾値電圧V
thに低下する。
【0049】次にバーンイン試験時に高電源電圧が印加
された場合の昇圧線170の電圧を昇圧する動作につい
て図8に基づき説明する。まず、昇圧回路150に入力
される昇圧回路活性化信号φ0 が図8の(a)に示すよ
うに時刻t21でHレベルに活性化するまでは、ブースト
制御回路151から出力される第1のブースト制御信号
φ1 は図8の(b)に示すようにLレベル、第2のブー
スト制御信号φ2 も図8の(c)に示すようにLレベ
ル、第3のブースト制御信号φ3 は図8の(d)に示す
ようにHレベル、昇圧線170の電圧φout は第3のブ
ースト制御信号φ3 をゲート電極に受けるブースト回路
152におけるnチャネルMOSトランジスタ152c
が導通状態で、接地電位ノード120と昇圧線170と
が導通しているので図8の(e)に示すようにLレベル
である。
【0050】そして、昇回路活性化信号φ0 が図8の
(a)に示すように時刻t21でHレベルに活性化する
と、この昇圧回路活性化信号φ0 を受けるブースト制御
回路151により第1のブースト制御信号φ1 が図8の
(b)に示すようにHレベルとなり、第3のブースト制
御信号φ3 が図8の(d)に示すようにLレベルとな
る。すると第1のブースト制御信号φ1 をゲート電極に
受けるブースト回路152のnチャネルMOSトランジ
スタ152aは導通状態となり内部電源電圧ノード14
0と昇圧線170とが導通し、第3のブースト制御信号
φ3 をゲート電極に受けるブースト回路152のnチャ
ネルMOSトランジスタ152cは非導通状態となるの
で、昇圧線170の電圧φout は図8の(e)に示すよ
うに内部電源電圧ノード140に印加される内部電源電
圧intVccよりnチャネルMOSトランジスタ152aの
閾値電圧Vthだけ低い電圧(intVcc−Vth)となる。
【0051】その後、昇圧回路150におけるブースト
制御回路151からの第1のブースト制御信号φ1 が図
8の(b)に示すように時刻t22でLレベルとなり、こ
の第1のブースト制御信号φ1 をゲート電極に受けるブ
ースト回路152のnチャネルMOSトランジスタ15
2aは非導通状態となるので、昇圧線170は電圧が
(intVcc−Vth)のままフローティング状態となる。さ
らに図8の(c)に示すように時刻t22で第2のブース
ト制御信号φ2 がHレベルになると、この第2のブース
ト制御信号φ2 を一方の電極に受けるブースト回路15
2のキャパシタ152bの容量結合により、昇圧線17
0の電圧φout が上昇する。
【0052】しかし、クランプ回路180における閾値
電圧VthP のpチャネルMOSトランジスタ182はク
ランプ制御回路190からのLレベルのクランプレベル
制御信号/φclをゲート電極に受け、このpチャネルM
OSトランジスタ182は導通状態で内部電源電圧intV
ccと第1のノード181とが導通し、この第1のノード
181の電圧は内部電源電圧intVccとなり、昇圧線17
0の電圧φout が所定電圧の内部電源電圧intVccとクラ
ンプレベルのnチャネルMOSトランジスタ183の閾
値電圧VthN との和のクランプ電圧(intVcc+VthN
を越えるとnチャネルMOSトランジスタ183が導通
状態となり内部電源電圧intVccが印加されている内部電
源電圧ノード140と昇圧線170とが導通するので、
昇圧線170の電圧φout は図7の(e)に示すように
クランプ電圧(intVcc+VthN )となる。
【0053】そして昇圧回路150に入力される昇圧
活性化信号φ0 が図8の(a)に示すように時刻t23
でLレベルとなると、この昇圧回路活性化信号φ0 を受
けるブースト制御回路151により第2のブースト制御
信号φ2 が図8の(c)に示すようにLレベルとなり、
第3のブースト制御信号φ3 が図8の(d)に示すよう
にHレベルとなる。すると、第3のブースト制御信号φ
3 をゲート電極に受けるブースト回路152におけるn
チャネルMOSトランジスタ152cが導通状態とな
り、昇圧線170と接地電位ノード120が導通するの
でこの昇圧線170の電圧φout はブースト回路152
のnチャネルMOSトランジスタ152cの閾値電圧V
thに低下する。
【0054】上記したこの発明の実施例1においては、
クランプ回路180のクランプレベルをクランプ制御
190からのクランプレベル制御信号/φclにより変
化させるようにしたので、バーンイン試験時に高電源電
圧が印加されるときは、クランプレベルを通常動作時の
電源電圧で動作しているときのクランプレベルより低く
することが可能となる。例えば図12に示された従来の
クランプ回路60を含む半導体装置において、内部電源
電圧intVcc=6Vが印加されたときは昇圧線50の電圧
φout は9.4Vであったが、この実施例1では intVcc+VthN =6+1.7=7.7V と低くなり、基板電圧VBBが−3Vかかっているのでブ
ースト回路152のnチャネルMOSトランジスタ15
2cのp−n接合間には10.7Vの電圧がかかるが、
トランジスタの接合耐圧12Vを越えない。また、クラ
ンプレベルを制御するクランプレベル制御信号/φ
clは、クランプ制御回路190が受けるバーンイン設定
信号/φx が立ち上がってもすぐに立ち上がらず、所定
時間td 経過後に立ち上がるようにしたので安定したク
ランプレベルを得ることが可能となる。
【0055】実施例2. 次に、この発明の実施例2のクランプ回路を含む半導体
装置について、図9および図10に基づいて説明する。
図9において図1に示された実施例1と異なる点は例え
ば図10に示されたクランプ制御回路190の具体的構
成、動作およびバーンイン設定信号/φx を受けていな
い点である。図10において、190aは内部電源電圧
ノード140と第15のノード190bとの間に接続さ
れた第8の抵抗体、190cは第15のノード190b
と接地電位ノード120との間に接続された第9の抵抗
体、190dは外部電源電圧extVccを受けて駆動し、第
4の基準電圧V ref4 を出力する第4の基準電圧発生回路
で、例えば図2に示されたような第1の基準電圧発生
131と同じ構成からなる。190eは外部電源電圧
extVccを受けて駆動し、第4の基準電圧V ref4 より高い
第5の基準電圧V ref5 を出力する第5の基準電圧発生
で、この第5の基準電圧発生回路190eも例えば例
えば図2に示されたような第1の基準電圧発生回路13
1と同じ構成からなる。
【0056】190fは内部電源電圧ノード140から
の内部電源電圧intVccを受けて駆動し、正相入力側
(+)に第15のノード190bの電圧N15を受け、逆
相入力側(−)に第4の基準電圧発生回路190dから
の第4の基準電圧V ref4 を受け、電圧N15が第4の基準
電圧V ref4 より低いとLレベルの電圧を出力し、電圧N
15が第4の基準電圧V ref4 より高いとHレベルの電圧を
出力するカレントミラー型の第3の差動増幅回路、19
0gは内部電源電圧intVccを受けて駆動し、正相入力側
(+)に第15のノード190bの電圧N15を受け、逆
相入力側(−)に第5の基準電圧発生回路190eから
の第5の基準電圧V ref5 を受け、電圧N15が第5の基準
電圧V ref5 より低いとLレベルの電圧を出力し、電圧N
15が第5の基準電圧V ref5 より高いとHレベルの電圧を
出力するカレントミラー型の第4の差動増幅回路であ
る。190hは第4の差動増幅回路190gからの出力
を受けるインバータである。
【0057】190iおよび190jは内部電源電圧in
tVccを受けて駆動し、フリップフロップ回路を構成する
NANDゲートであり、このNANDゲート190iは
一方の入力側に第3の差動増幅回路190fからの出力
を受け、他方の入力側にNANDゲート190jからの
出力を受け、クランプレベル制御信号/φclを出力する
回路で、NANDゲート190jは一方の入力側にイ
バータ190hからの出力を受け、他方の入力側にN
NDゲート190iからの出力を受けている。
【0058】次に以上のように構成されたクランプ制御
回路190の動作について、図11に基づいて説明す
る。図11は横軸に内部電源電圧intVccに比例する第1
5のノード190bの電圧N15、縦軸にクランプレベル
制御信号/φclをとったグラフで、まず内部電源電圧in
tVccが例えばintVcc=3.3Vで、第15のノード19
0bの電圧N15が第4の基準電圧発生回路190dから
の第4の基準電圧V ref4 および第5の基準電圧発生回路
190eからの第5の基準電圧V ref5 よりも低い電圧で
動作するときは、第3の差動増幅回路190fおよび第
4の差動増幅回路190gはLレベルの電圧を出力す
る。そして第4の差動増幅回路190gからの出力を受
けるインバータ190hはHレベルの電圧を出力し、第
3の差動増幅回路190fおよびインバータ190hか
らの出力を受け、NANDゲート190iおよび190
jから構成されたフリップフロップ回路は図11の
(a)に示すようにHレベルのクランプレベル制御信号
/φclを出力する。
【0059】この状態から内部電源電圧intVccを上昇さ
せていくと、第15のノード190bの電圧N15 が第
の基準電圧V ref4 よりも高く第5の基準電圧V ref5 より
も低い電圧となり、第3の差動増幅回路190fはHレ
ベルの電圧を出力し、第4の差動増幅回路190gはL
レベルの電圧を出力する。そして第4の差動増幅回路1
90gからの出力を受けるインバータ190hはHレベ
ルの電圧を出力し、第3の差動増幅回路190fおよび
インバータ190hからの出力を受け、NANDゲート
190iおよび190jから構成されたフリップフロッ
プ回路は図11の(a)に示すようにHレベルのクラン
プレベル制御信号/φclを維持して出力する。
【0060】さらに内部電源電圧intVccを上昇させ、例
えばバーンイン試験時の内部電源電圧intVccがintVcc=
6Vで、第15のノード190bの電圧N15 が第4の基
準電圧V ref4 および第5の基準電圧V ref5 よりも高くな
ると、第3の差動増幅回路190fおよび第4の差動増
幅回路190gはHレベルの電圧を出力する。そして第
4の差動増幅回路190gからの出力を受けるインバー
タ190hはLレベルの電圧を出力し、第3の差動増幅
回路190fおよびインバータ190hからの出力を受
、NANDゲート190iおよび190jから構成さ
れたフリップフロップ回路は図11の(b)に示す経路
をたどってLレベルのクランプレベル制御信号/φcl
出力する。
【0061】その後、内部電源電圧intVccを下降させて
いくと、第15のノード190bの電圧N15 が第4の基
準電圧V ref4 よりも高く第5の基準電圧V ref5 よりも低
い電圧となり、第3の差動増幅回路190fはHレベル
の電圧を出力し、第4の差動増幅回路190gはLレベ
ルの電圧を出力する。そして第4の差動増幅回路190
gからの出力を受けるインバータ190hはHレベルの
電圧を出力し、第3の差動増幅回路190fおよびイン
バータ190hからの出力を受け、NANDゲート19
0iおよび190jから構成されたフリップフロップ回
路は図11の(c)に示すようにLレベルのクランプレ
ベル制御信号/φclを維持して出力する。
【0062】さらに内部電源電圧intVccを下降させ、第
15のノード190bの電圧N15 が第4の基準電圧V
ref4 および第5の基準電圧V ref5 よりも低くなると、第
3の差動増幅回路190fおよび第4の差動増幅回路1
90gはLレベルの電圧を出力する。そして第4の差動
増幅回路190gからの出力を受けるインバータ190
hはHレベルの電圧を出力し、第3の差動増幅回路19
0fおよびインバータ190hからの出力を受け、N
NDゲート190iおよび190jから構成されたフリ
ップフロップ回路は図11の(d)に示す経路をたどっ
てHレベルのクランプレベル制御信号/φclを出力す
る。
【0063】上記のようなクランプ制御回路190を備
えた図9に示されるこの発明の実施例2においては、昇
圧線170の電圧を昇圧する動作はクランプ制御回路
90からのクランプレベル制御信号/φclがHレベルの
ときは図7に示された実施例1の動作と同じで、クラン
プレベル制御信号/φclがLレベルのときは図8に示さ
た実施例1の動作と同じである。上記したこの発明の
実施例2においては、実施例1と同様にクランプ回路
80のクランプレベルをクランプ制御回路190からの
クランプレベル制御信号/φclにより変化させるように
したので、バーンイン試験時に高電源電圧が印加される
ときのクランプレベルを通常動作時のクランプレベルよ
り低くすることが可能となる。
【0064】また、クランプレベルを制御するクランプ
レベル制御信号/φcl、クランプ制御回路190が受
ける内部電源電圧intVccが上昇するときは、この内部電
源電圧intVccに比例したクランプ制御回路190におけ
る第15のノード190bの電位N15が第4の基準電圧
発生回路190dからの第5の基準電圧V ref5 を越える
点でHレベルからLレベルへと立ち下がり、内部電源電
圧intVccが下降するときは、この内部電源電圧intVccに
比例した第15のノード190bの電位N15、第5の
基準電圧V ref5 より低い第4の基準電圧発生回路190
eからの第4の基準電圧V ref4 を下まわる点でLレベル
からHレベルへと立ち上がる。このようにクランプレベ
ル制御信号/φclにヒステリシスを与えたので、安定し
たクランプレベルを得ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、昇圧
電圧の上限を、電源電圧と複数のクランプレベルの1つ
との和に制限するクランプ手段を設けたため、電源電圧
のレベルに応じて適切なレベルの昇圧電圧を得ることが
できる。また、クランプ手段は、クランプ素子または短
絡素子として動作するレベル調整素子を含む複数の互い
に直列に接続されるクランプ素子で構成しているため、
必要最小限の回路構成要素数で、容易にクランプレベル
の変更を行なうことができる。さらに、電源電圧が上昇
するときは電源電圧が第1の電圧以上になると活性化
し、下降するときは電源電圧が第1の電圧以下になって
所定時間経過後に非活性化するクランプレベル制御信号
を出力するクランプ制御手段を設け、また、クランプ手
段を、クランプレベル制御信号が活性化するとクランプ
レベルを低くするように構成しているため、電源電圧レ
ベルに応じて安定したクランプレベルを供給することが
できる。また、電源電圧が上昇するときは電源電圧が第
1の電圧以上になると活性化し、下降するときは電源電
圧が第1の電圧よりも低い第2の電圧以下になると非活
性化するクランプレベル制御信号を出力するクランプ制
御手段を設け、クランプ手段をクランプレベル制御信号
が活性化するとクランプレベルを低くするように構成し
ているため、電源電圧レベルに応じて安定したクランプ
レベルを供給することができ、電源電圧のレベル変更時
においても、正確かつ確実に昇圧電圧レベルを変化させ
ることができる。また、通常動作時に電源電圧が第1の
レベルとなり試験動作時に第1のレベルよりも高い第2
のレベルとなる構成において昇圧電圧の上限を、電源電
圧と複数のクランプレベルのうちの1つとの和に制限す
るクランプ手段を設け、このクランプ手段を、複数の互
いに直列に接続される複数のクランプ素子で構成しかつ
これら複数のクランプ素子に、短絡素子およびクランプ
素子のいずれかとして動作するレベル調整素子を含めて
いるため、必要最小限の回路要素数で、電源電圧が変化
しても適切な昇圧電圧を容易に得ることができる。ま
た、一方の導通電極と制御ゲートがともに昇圧ノードに
接続されるnチャネル絶縁ゲート型トランジスタ、およ
びnチャネル絶縁ゲート型トランジスタの他方の導通電
極と電源電圧ノードとの間に接続され、制御ゲートに電
源電圧レベルのHレベルおよび接地電位レベルのLレベ
ルのいずれか一方のレベルに電源電圧のレベルに応じて
設定されるクランプ制御信号を受けるpチャネル絶縁ゲ
ート型トランジスタを設けたため、簡易な回路構成で、
電源電圧レベルに応じた適切な昇圧電圧を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の電源電圧降圧回路の回路
図である。
【図3】この発明の実施例1のクランプ制御回路の回路
図である。
【図4】この発明の実施例1の電源電圧降圧回路におけ
る第1の基準電圧および第2の基準電圧の対外部電源電
圧特性を示すグラフである。
【図5】この発明の実施例1の第3の基準電圧および内
部電源電圧の対外部電源電圧特性を示すグラフである。
【図6】この発明の実施例1のクランプ制御回路の動作
を示すタイミング図である。
【図7】この発明の実施例1の通常動作時における昇圧
線を昇圧する動作のタイミング図である。
【図8】この発明の実施例1のバーンイン試験時におけ
る昇圧線を昇圧する動作のタイミング図である。
【図9】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図10】この発明の実施例2のクランプ制御回路の回
路図である
【図11】この発明の実施例2のクランプ制御回路の動
作を示すグラフである。
【図12】従来のクランプ回路を含む半導体装置を示す
ブロック図である。
【図13】従来のクランプ回路を含む半導体装置の昇圧
線を昇圧する動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】 110 外部電源電圧ノード 130 電源電圧降圧回路 140 内部電源電圧ノード 150 昇圧回路 170 昇圧線 180 クランプ回路 190 クランプ制御回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が印加される電源電圧ノード、 前記電源電圧を受け、前記電源電圧よりも高いレベルを
    有する昇圧電圧を昇圧線に出力する昇圧手段、および前
    記電源電圧ノードと前記昇圧線との間に互いに直列に接
    続される複数のクランプ素子を含み、前記昇圧線の昇圧
    電圧の上限を、前記電源電圧と複数のクランプレベルの
    うちの1つとの和に制限するクランプ手段を備え、前記
    複数のクランプ素子は、短絡素子として動作する第1の
    状態とクランプ素子として動作する第2の状態とを有す
    るレベル調整素子を含み、さらに前記電源電圧のレベル
    に応じて、前記レベル調整素子を前記第1および第2の
    状態のいずれかに設定して前記クランプ手段におけるク
    ランプレベルを選択するためのクランプ制御手段を備え
    る、半導体装置。
  2. 【請求項2】 外部電源電圧を受ける外部電源電圧ノー
    ド、 前記外部電源電圧ノードからの外部電源電圧を降圧した
    内部電源電圧を内部電源電圧ノードに出力する電源電圧
    降圧手段、 前記内部電源電圧ノードからの内部電源電圧を受け、前
    記内部電源電圧よりも高い昇圧電圧を昇圧線に出力する
    昇圧手段、および前記内部電源電圧のレベルに応じて、
    前記昇圧線の昇圧電圧の上限を、前記内部電源電圧と複
    数のクランプレベルのうちの1つとの和に制限するため
    のクランプ手段を備え、前記クランプ手段は、前記内部
    電源電圧ノードと前記昇圧線との間に互い直列に接続さ
    れる複数のクランプ素子を含み、かつ前記複数のクラン
    プ素子は、前記内部電源電圧のレベルに応じて、短絡素
    子として動作する第1の状態とクランプ素子として動作
    する第2の状態とのいずれか一方に設定されるレベル調
    整素子を含む、半導体装置。
  3. 【請求項3】 電源電圧が上昇するときは、前記電源電
    圧が第1の電圧以上になると活性化し、かつ前記電源電
    圧が下降するときは、前記電源電圧が前記第1の電圧以
    下になって所定時間経過後に非活性化するクランプレベ
    ル制御信号を出力するクランプ制御手段、および前記電
    源電圧より高い電圧に昇圧される昇圧線に接続され、前
    記昇圧線の電圧の上限を、前記電源電圧と複数のクラン
    プレベルのうちの前記クランプレベル制御信号に応答し
    て選択されたクランプレベルとの和に制限するためのク
    ランプ手段を備え、前記クランプ手段は前記クランプレ
    ベル制御信号が活性化すると前記クランプレベル制御信
    号の非活性化時に選択されるクランプレベルよりも低い
    クランプレベルを前記選択されたクランプレベルとして
    選択する手段を備える、半導体装置。
  4. 【請求項4】 電源電圧が上昇するときは、前記電源電
    圧が第1の電圧以上になると活性化し、かつ前記電源電
    圧が下降するときは、前記電源電圧が前記第1の電圧よ
    り低い第2の電圧以下になると非活性化するクランプレ
    ベル制御信号を出力するクランプ制御手段、および前記
    電源電圧より高い電圧に昇圧される昇圧線に接続され、
    前記昇圧線の電圧の上限を、前記電源電圧と複数のクラ
    ンプレベルのうちの前記クランプレベル制御信号に応答
    して選択されたクランプレベルレベルとの和に制限する
    ためのクランプ手段を備え、前記クランプ手段は、前記
    クランプレベル制御信号が活性化すると前記クランプレ
    ベル制御信号の非活性化時に選択されるクランプレベル
    よりも低いクランプレベルを前記選択されたクランプレ
    ベルとして選択する手段を備える、半導体装置。
  5. 【請求項5】 通常動作時に第1のレベルとされ、試験
    動作時に前記第1のレベルよりも高い第2のレベルとさ
    れる電源電圧を受ける電源電圧ノード、 前記電源電圧のレベルよりも高いレベルの昇圧電圧を昇
    圧線に供給する昇圧手段、および前記昇圧線の昇圧電圧
    の上限を、前記電源電圧と複数のクランプレベルのうち
    の1つとの和に制限するためのクランプ手段を備え、前
    記クランプ手段は、前記昇圧線と前記電源電圧ノードと
    の間に互いに直列に接続される複数のクランプ素子を備
    え、かつ前記複数のクランプ素子は、短絡素子として動
    作する第1の状態とクランプ素子として動作する第2の
    状態とを有するレベル調整素子を含み、さらに前記試験
    動作を指示する信号に応答して、前記クランプ手段のレ
    ベル調整素子を前記第1および第2の状態の一方に設定
    して、前記クランプ手段におけるクランプレベルを選択
    するクランプ制御手段を備える、半導体装置。
  6. 【請求項6】 電源電圧を受ける電源電圧ノード、 前記電源電圧よりも高い昇圧電圧を受ける昇圧ノード、 ともに前記昇圧ノードに接続される一方の導通電極およ
    び制御ゲートと、他方の導通電極とを有するnチャネル
    絶縁ゲート型トランジスタ、および前記nチャネル絶縁
    ゲート型トランジスタの前記他方の導通電極に接続され
    る一方の導通電極と、前記電源電圧ノードに接続される
    他方の導通電極と、前記電源電圧のHレベルおよび接地
    電位のLレベルを有し、前記電源電圧の電圧レベルに応
    じて前記HレベルおよびLレベルのいずれか一方のレベ
    ルに設定されるクランプ制御信号を受ける制御ゲートと
    を有するpチャネル絶縁ゲート型トランジスタを備え
    る、半導体装置。
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