JP2769724B2 - オープニングシールのコーナー成形方法 - Google Patents
オープニングシールのコーナー成形方法Info
- Publication number
- JP2769724B2 JP2769724B2 JP1239707A JP23970789A JP2769724B2 JP 2769724 B2 JP2769724 B2 JP 2769724B2 JP 1239707 A JP1239707 A JP 1239707A JP 23970789 A JP23970789 A JP 23970789A JP 2769724 B2 JP2769724 B2 JP 2769724B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- opening
- hollow seal
- core
- opening trim
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- Expired - Lifetime
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、芯金・スポンジゴム部分・ソリツドゴム部
分よりなるいわゆる自動車用ソリツド・スポンジ・メタ
ルウエザーストリツプ等のオープニングシールのコーナ
ー部の成形方法に関するものである。
分よりなるいわゆる自動車用ソリツド・スポンジ・メタ
ルウエザーストリツプ等のオープニングシールのコーナ
ー部の成形方法に関するものである。
<従来の技術> 第4図乃至第8図を参考にして説明する。
芯金6aを埋設したソリツドゴム製U字状オープニング
トリム6とそのU字状オープニングトリム6の側面に一
体的に結合したスポンジゴム製中空シール部7aよりなる
自動者用ウエザーストリツプ等のオープニングシールの
コーナー、例えばフロントドアに対するセンターピラー
上方のコーナーの成形は、従来オープニングトリム6は
そのままにして第5図におけるC−C及びD−D間の中
空シール部7aのみを第6図に示す如く切り欠き、型成形
によつてボディ側のコーナーの曲がり形状に適合する中
空シール部7b,7cを成形し、オープニングトリム6に結
合していた。そのコーナーの中空シール部7b,7cの成形
の方法には、中空部分を形成するために必要な中芯を固
定すると共に、成形後中空芯を抜き出すための加工穴
(中芯穴)の位置・形状の異なる2つの方法がある。
トリム6とそのU字状オープニングトリム6の側面に一
体的に結合したスポンジゴム製中空シール部7aよりなる
自動者用ウエザーストリツプ等のオープニングシールの
コーナー、例えばフロントドアに対するセンターピラー
上方のコーナーの成形は、従来オープニングトリム6は
そのままにして第5図におけるC−C及びD−D間の中
空シール部7aのみを第6図に示す如く切り欠き、型成形
によつてボディ側のコーナーの曲がり形状に適合する中
空シール部7b,7cを成形し、オープニングトリム6に結
合していた。そのコーナーの中空シール部7b,7cの成形
の方法には、中空部分を形成するために必要な中芯を固
定すると共に、成形後中空芯を抜き出すための加工穴
(中芯穴)の位置・形状の異なる2つの方法がある。
すなわち、第1の方法は、第7図に示す如く加工穴8a
を中空シール部7bの裏面で且つオープニングトリム開口
端に沿つてあける。この方法によると、中空シール部の
非切り欠き部分7aとの関連による制約から加工穴8aを大
きくできず、そのため成形不良を起こすことがある。
を中空シール部7bの裏面で且つオープニングトリム開口
端に沿つてあける。この方法によると、中空シール部の
非切り欠き部分7aとの関連による制約から加工穴8aを大
きくできず、そのため成形不良を起こすことがある。
また第2の方法は、第8図に示す如く加工穴8bを、中
空シール部7cの裏面に近い湾曲面付け根にあけるため、
ドア開き時に外側から見えて、商品性に劣る。
空シール部7cの裏面に近い湾曲面付け根にあけるため、
ドア開き時に外側から見えて、商品性に劣る。
更に第1及び第2の方法共に、オープニングトリム6
の芯金6aをカツトすることなくゴム製中空シール部7aの
みをカツトした状態でコーナーに応じた円弧状に湾曲
し、この湾曲した状態でゴムの型成形によつて中空シー
ル部7b,7cを成形している。このため、成形後、芯金6a
の復元力によつてオープニングトリム6が元の直線状に
戻ろうとして、新しく成形した中空シール部7b,7cを圧
迫し、変形し、形状不良を起こすことがある。
の芯金6aをカツトすることなくゴム製中空シール部7aの
みをカツトした状態でコーナーに応じた円弧状に湾曲
し、この湾曲した状態でゴムの型成形によつて中空シー
ル部7b,7cを成形している。このため、成形後、芯金6a
の復元力によつてオープニングトリム6が元の直線状に
戻ろうとして、新しく成形した中空シール部7b,7cを圧
迫し、変形し、形状不良を起こすことがある。
<発明が解決しようとする課題> 従来のオープニングシールのコーナー成形方法は、上
述した問題点があることから、成形不良を起こさず且つ
ドア開き時に外側から加工穴が見えないものが求められ
ている。
述した問題点があることから、成形不良を起こさず且つ
ドア開き時に外側から加工穴が見えないものが求められ
ている。
本発明は、上記課題を解決したオープニングシールの
コーナー成形方法を提供することを目的としている。
コーナー成形方法を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 第1図乃至第4図を参考に説明する。上記目的を達成
するために、本発明に係るU字状芯金1aを埋設し且つ2
つの脚部1c,1dを有するソリツドゴム製U字状オープニ
ングトリム1とそのオープニングトリム1の一方の脚部
1c側面に一体に結合したスポンジゴム製中空シール部2a
よりなるオープニングシールのコーナー成形方法は、コ
ーナーの中空シール部全部及び該中空シール部側の芯金
埋入脚部1cの一部を切り欠く工程、次いでオープニング
トリム1を所望のコーナーの形状に曲げた状態で切欠い
だ中空シール部をまたがって中芯を固定し且つ成形後に
中芯を抜き出す加工穴を、型成形する中空シール部裏面
に形成する金型及び中芯を用いてボデイ側のコーナーの
曲がり形状に適合する中空シール部2b及び前記切欠いだ
オープニングトリムの修復部1bを型形成することにより
なるものである。
するために、本発明に係るU字状芯金1aを埋設し且つ2
つの脚部1c,1dを有するソリツドゴム製U字状オープニ
ングトリム1とそのオープニングトリム1の一方の脚部
1c側面に一体に結合したスポンジゴム製中空シール部2a
よりなるオープニングシールのコーナー成形方法は、コ
ーナーの中空シール部全部及び該中空シール部側の芯金
埋入脚部1cの一部を切り欠く工程、次いでオープニング
トリム1を所望のコーナーの形状に曲げた状態で切欠い
だ中空シール部をまたがって中芯を固定し且つ成形後に
中芯を抜き出す加工穴を、型成形する中空シール部裏面
に形成する金型及び中芯を用いてボデイ側のコーナーの
曲がり形状に適合する中空シール部2b及び前記切欠いだ
オープニングトリムの修復部1bを型形成することにより
なるものである。
<作用> 本発明によれば、オープニングシールのコーナーの車
外から見えない位置に、十分な大きさの加工穴3が確保
できるため、商品性を下げることとなく、成形性を向上
できる。
外から見えない位置に、十分な大きさの加工穴3が確保
できるため、商品性を下げることとなく、成形性を向上
できる。
芯金1aを一部カツトすることで、円弧状に湾曲した芯
金1aの復元力が弱くなり、中空シール部2bを型成形した
コーナー部におけるオープニングトリム1の戻りがなく
なり、中空シール部2b成形後の形状の安定化を向上でき
ると共に修復部1bに若干の変形機能があるので中芯の取
出しが容易になる。
金1aの復元力が弱くなり、中空シール部2bを型成形した
コーナー部におけるオープニングトリム1の戻りがなく
なり、中空シール部2b成形後の形状の安定化を向上でき
ると共に修復部1bに若干の変形機能があるので中芯の取
出しが容易になる。
<実施例> 実施例について第1図乃至第3図面を参考に説明する
と、1はU字状芯金1aを埋設したU字状のソリツドゴム
製オープニングトリムで、2つの脚部1c,1dを有してい
る。2aはそのオープニングトリム1の一方の脚部16c側
面に一体に結合したスポンジゴム製中空シール部であつ
て、自動車用ウエザーストリツプ等のオープニングシー
ルは以上のように構成されている。
と、1はU字状芯金1aを埋設したU字状のソリツドゴム
製オープニングトリムで、2つの脚部1c,1dを有してい
る。2aはそのオープニングトリム1の一方の脚部16c側
面に一体に結合したスポンジゴム製中空シール部であつ
て、自動車用ウエザーストリツプ等のオープニングシー
ルは以上のように構成されている。
このオープニングシールのコーナー例えばフロントド
アのセンターピラー上方のコーナーの成形は、コーナー
の中空シール部2aを全部及び該中空シール部側芯金埋入
脚部1cの一部を第3図に示す如くそれぞれ切り欠く。さ
らに中空シール部の中空部分を第2図のC−C及びD−
D間に亙つて形成するに必要な中芯を固定すると共に、
成形後中芯を抜き出すための加工穴3を中空シール部裏
面に形成する金型・中芯を用いて、ボデイ側のコーナー
の曲がり形状に適合する中空シール2b及び前記切欠いだ
オープニングトリムの修復部1bを型成形し、オープニン
グトリム1に結合する。
アのセンターピラー上方のコーナーの成形は、コーナー
の中空シール部2aを全部及び該中空シール部側芯金埋入
脚部1cの一部を第3図に示す如くそれぞれ切り欠く。さ
らに中空シール部の中空部分を第2図のC−C及びD−
D間に亙つて形成するに必要な中芯を固定すると共に、
成形後中芯を抜き出すための加工穴3を中空シール部裏
面に形成する金型・中芯を用いて、ボデイ側のコーナー
の曲がり形状に適合する中空シール2b及び前記切欠いだ
オープニングトリムの修復部1bを型成形し、オープニン
グトリム1に結合する。
次に作用について説明する。本発明によれば、オープ
ニングシール1のコーナーの車外から見えない位置に、
十分な大きさの加工穴3が確保できるため、商品性を下
げることなく、成形性を向上できる。また芯金1aを一部
カツトすることで、オープニングトリム1の戻りがなく
なり、中空シール部2bの形成後の形状の安定化を向上で
きる。
ニングシール1のコーナーの車外から見えない位置に、
十分な大きさの加工穴3が確保できるため、商品性を下
げることなく、成形性を向上できる。また芯金1aを一部
カツトすることで、オープニングトリム1の戻りがなく
なり、中空シール部2bの形成後の形状の安定化を向上で
きる。
<発明の効果> 本発明は、以上説明したように構成されており、芯金
1aを一部カツトすることで、コーナーのゴム製中空シー
ル部を型成形したときの復元即ち形状不良を起こさず、
ドア開き時に外側から加工穴3が見えないオープニング
シールのコーナーを成形可能であると共に修復部1bに若
干の変形機能があるので中芯の取出しが容易になる。
1aを一部カツトすることで、コーナーのゴム製中空シー
ル部を型成形したときの復元即ち形状不良を起こさず、
ドア開き時に外側から加工穴3が見えないオープニング
シールのコーナーを成形可能であると共に修復部1bに若
干の変形機能があるので中芯の取出しが容易になる。
第1図は本発明の実施例を適用したオープニングシール
のコーナーの第2図A−A断面図、第2図は第4図のE
部の要部拡大斜視図、第3図は切欠き後のオープニング
シールの断面図である。第4図は自動車の側面図であ
る。第5図は従来例を示す第4図の斜視図、第6図は切
欠き後のオープニングシールの断面図、第7図は第5図
のB−B断面図、第8図は変形実施例を示す第5図のB
−B相当断面図である。 1,6……オープニングトリム 1a,6a……芯金 1b……修復部 1c,1d……脚部 2a,2b,7a,7b,7c……中空シール部 3,8a,8b……加工穴
のコーナーの第2図A−A断面図、第2図は第4図のE
部の要部拡大斜視図、第3図は切欠き後のオープニング
シールの断面図である。第4図は自動車の側面図であ
る。第5図は従来例を示す第4図の斜視図、第6図は切
欠き後のオープニングシールの断面図、第7図は第5図
のB−B断面図、第8図は変形実施例を示す第5図のB
−B相当断面図である。 1,6……オープニングトリム 1a,6a……芯金 1b……修復部 1c,1d……脚部 2a,2b,7a,7b,7c……中空シール部 3,8a,8b……加工穴
Claims (1)
- 【請求項1】U字状芯金(1a)を埋設し且つ2つの脚部
(1c,1d)を有するソリツドゴム製U字状オープニング
トリム(1)と、そのオープニングトリム(1)の一方
の脚部(1c)側面に一体に結合したスポンジゴム製中空
シール部(2a)よりなるオープニングシールのコーナー
成形方法において、コーナーの中空シール部全部及び該
中空シール部側の芯金埋入脚部(1c)の一部を切り欠く
工程、次いでオープニングトリム(1)を所望のコーナ
ーの形状に曲げた状態で切欠いだ中空シール部をまたが
って中芯を固定し且つ成形後に中芯を抜き出す加工穴
を、型成形する中空シール部裏面に形成する金型及び中
芯を用いてボディ側のコーナーの曲がり形状に適合する
中空シール部(2b)及び前記切欠いだオープニングトリ
ムの修復部(1b)を型成形することよりなるオープニン
グシールのコーナー成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1239707A JP2769724B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | オープニングシールのコーナー成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1239707A JP2769724B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | オープニングシールのコーナー成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104749A JPH03104749A (ja) | 1991-05-01 |
JP2769724B2 true JP2769724B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=17048730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1239707A Expired - Lifetime JP2769724B2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | オープニングシールのコーナー成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769724B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6434398B2 (ja) | 2015-12-22 | 2018-12-05 | 東海興業株式会社 | 自動車用ウェザーストリップ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6470244A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-15 | Kinugawa Rubber Ind | Manufacture of weather strip |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP1239707A patent/JP2769724B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03104749A (ja) | 1991-05-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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