JP4275842B2 - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドア開口部全周にわたって形成されるボディフランジに取付けられ、ドアに弾接するウエザーストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1乃至図3を参照して説明する。従来から、自動車の乗降ドアやトランク室ドア等のドア開口部の全周にわたって形成されたボディフランジ20に、シール性を確保するためのウエザーストリップ50が取付られている。このウエザーストリップ50は、厚板部分22と薄板部分21を有するボディフランジ20に嵌着して組付けるところの断面U字状で内側に爪片53を有する基部51と、その基部51に一体設されドアパネル30に弾接する中空シール部52とを備えている。
【0003】
従来、こうした構成のウエザーストリップ50においては、その全周にわたって、基部51の幅をボディフランジ20の厚板部分22にも容易に嵌着できるように、当該厚板部分22より十分に広いものとしていた。また、爪片53は、ボディフランジ20の薄板部分21と厚板部分22の両方を保持することができるような長さとしていた。
【0004】
しかし、現状におけるこうした従来のウエザーストリップ50には、次のような問題がある。まず、ボディフランジ20の薄板部分21においては、爪片53の長さが必ずしも十分ではないため、ボディフランジ20に対する保持力が弱い。爪片53の長さを、さらに長く設定して保持力を高めることも考えられるが、そうするとボディフランジ20の厚板部分22に対する嵌着が困難となってしまうので好ましくない。
【0005】
また、ボディフランジ20の厚板部分22においては、爪片53が邪魔になって当該厚板部分22への嵌着ができず、そのため爪片53を部分的に切除するといった作業を必要としている。その結果、製造コストが嵩むといった問題が生じている。また、爪片53を切除するので、厚板部分22を保持することができなかったり、また保持力が低下してしまうことになる(図3参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、従来のドア開口部の全周にわたってボディフランジ20に取付けられるウエザーストリップ50は、ボディフランジ20の薄板部分21における保持力が弱く、また厚板部分22における嵌着作業性を良くすることを目的に爪片53を切除するために製造コストが嵩み、保持力も低下することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1および図4乃至図6を参照して説明する。本発明の自動車用ウエザーストリップ10は、ドア開口部の全周にわたって位置し、厚板部分22と薄板部分21を有するボディフランジ20に嵌着する断面U字状で内側にボディフランジ20を保持する爪片13を設けた基部11と、その基部11に一体設されドアパネル30に弾接する中空シール部12を備えたウエザーストリップであり、基部11の幅をボディフランジ20の厚板部分22よりわずかに広く設定し、爪片13を、ボディフランジ20の薄板部分21に対応する部分においては、肉太部14と肉細部15とで形成してその境界部分に屈曲部16を有する長片状態Lとすると共に、屈曲部16で屈曲させて肉細部15のほぼ全長を薄板部分21に弾接させ、ボディフランジ20の厚板部分22に対応する部分においては、肉細部15のみで形成した短片状態Sとすると共に、肉細部15を弾接させ、長片状態Lから短片状態Sへの移行は徐変させたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る自動車用ウエザーストリップ10の実施形態を、図1および図4乃至図6に示す。このウエザーストリップ10は、乗降ドア開口部の全周にわたって形成され、厚板部分22と薄板部分21を有するボディフランジ20に嵌着する断面U字状で内側にボディフランジ20を保持する爪片13を設けた基部11と、その基部11に一体設されドアパネル30に弾接する中空シール部12とを備えている。基部11には芯金17を埋設している。
【0009】
当該ウエザーストリップ10においては、その基部11の幅をボディフランジ20の厚板部分22よりわずかに広く設定している。また、爪片13を、ボディフランジ20の薄板部分21に対応する部分においては、肉太部14と肉細部15とで形成して、その境界部分に屈曲部16を有する長片状態Lとしている。そして、屈曲部16で屈曲させて肉細部15を薄板部分21に弾接させている。
【0010】
また、当該爪片13のボディフランジ20の厚板部分22に対応する部分においては、肉細部15のみで形成した短片状態Sとすると共に、肉細部15を厚板部分22に弾接させている。
【0011】
なお、爪片13の長片状態Lから短片状態Sへの移行は、図7に示すように、押出成形時に、口金40の押出口41の形状を移動口金42を移動させながら徐々に変化させて行ったものである。すなわち、移動口金42を(a)に示すように、左方向に移動させた状態では押出口41の形状が大きくなり、爪片13の長片状態Lを形成する。この移動口金42を(b)に示すように、やや右方向へ移動させると爪片13は徐変しながらその形状を変える。さらに、移動口金42を(c)に示すように、さらに右方向へ移動させると爪片13は短片状態Sとなる。
【0012】
この自動車用ウエザーストリップ10の作用を説明する。当該ウエザーストリップ10の爪片13は、ボディフランジ20の薄板部分21に対応する部分では、肉太部14と肉細部15とで形成し、その境界部分に屈曲部16を形成し、肉細部15のほぼ全長をボディフランジ20に弾接させている。従って、ボディフランジ20に対する接触面積が大きくなり、保持力が大幅に向上する。
【0013】
なお、この爪片13には屈曲部16を設けているので、基部11をボディフランジ20に嵌着する際に、肉細部15が屈曲部16で容易に折れ曲がる。従って、ボディフランジ20に対する保持力を高めることができる上に、その嵌着作業も容易なものとすることができる。
【0014】
また、この爪片13は、ボディフランジ20に厚板部分22に対応する部分においては肉細部15のみで形成しているので、基部11を嵌着する際にこの爪片13が邪魔になることがない。よって、容易に嵌着作業を行うことができる。また、従来のように爪片13を切除する必要がないので、作業性が良く、製造コストも軽減される。さらに、爪片13の肉細部15で厚板部分22を保持するので、従来のように、厚板部分22の保持力が低下するといったことがない。
【0015】
なお、本実施形態のウエザーストリップは、乗降ドアの開口部に取付けられるものであるが、トランクやバックドア等の開口部に取付けられるウエザーストリップにおいても同様の構造とすることができる。
【0016】
【発明の効果】
本発明において、その爪片13は、ボディフランジ20の薄板部分21に対応する部分では、肉太部14と肉細部15とで形成し、その境界部分に屈曲部16を形成し、肉細部15をボディフランジ20に弾接させているので、ボディフランジ20に対する保持力を大幅に高めることができる。その結果、当該ウエザーストリップ10の取付け姿勢を安定したものとすることができ、シール性および外観の向上を図ることができる。
【0017】
また、この爪片13には屈曲部16を設けているので、基部11をボディフランジ20に嵌着する際に、肉細部15が屈曲部16で容易に折れ曲がる。これにより、爪片13のボディフランジ20に対する保持力を高めることができ、かつ、その嵌着作業を容易なものとすることができる。
【0018】
また、この爪片13は、ボディフランジ20に厚板部分22に対応する部分においては肉細部15のみで形成しているので、基部11を嵌着する際にこの爪片13が邪魔になることがない。従って、容易に嵌着作業を行うことができ、従来のように爪片13を切除する必要がないので、作業性が良く、製造コストも軽減される。また、肉細部15で厚板部分22を保持するので、高い保持力を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車のドア開口部に沿って取付けられるウエザーストリップを示す正面図である。
【図2】 従来のウエザーストリップを示す、図1におけるA−A線断面図である。
【図3】 従来のウエザーストリップを示す、図1におけるB−B線断面図であるが、上下を逆にして画いてある。
【図4】 本発明のウエザーストリップを示す断面図である。
【図5】 本発明のウエザーストリップを示す、図1におけるA−A線断面図である。
【図6】 本発明のウエザーストリップを示す、図1におけるB−B線断面図であるが、上下逆にして画いてある。
【図7】 本発明のウエザーストリップにおいて、爪片を長片状態から短片状態へ徐変させる手段を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ウエザーストリップ
11 基部
12 中空シール部
13 爪片
14 肉太部
15 肉細部
16 屈曲部
17 芯金
20 ボディフランジ
21 薄板部分
22 厚板部分
30 ドアパネル
40 口金
41 押出口
42 移動口金
50 ウエザーストリップ
51 基部
52 中空シール部
53 爪片
L 長片状態
S 短片状態

Claims (1)

  1. ドア開口部の全周にわたって位置し,厚板部分(22)と薄板部分(21)を有するボディフランジ(20)に嵌着する断面U字状で内側にボディフランジ(20)を保持する爪片(13)を設けた基部(11)と,その基部(11)に一体設されドアパネル(30)に弾接する中空シール部(12)を備えたウエザーストリップであり、基部(11)の幅をボディフランジ(20)の厚板部分(22)よりわずかに広く設定し、爪片(13)を,ボディフランジ(20)の薄板部分(21)に対応する部分においては,肉太部(14)と肉細部(15)とで形成してその境界部分に屈曲部(16)を有する長片状態(L)とすると共に,屈曲部(16)で屈曲させて肉細部(15)のほぼ全長を薄板部分(21)に弾接させ,ボディフランジ(20)の厚板部分(22)に対応する部分においては,肉細部(15)のみで形成した短片状態(S)とすると共に,肉細部(15)を弾接させ,長片状態(L)から短片状態(S)への移行は徐変させたことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
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