JP3782053B2 - モールの継手構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車のドアフレームモールを構成するモールの継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モールの継手部分のドアフレームに於いては、例えば図5に示すように、ドアサッシュ1にドア面に略沿った形状で外壁1aが形成され、その外壁1aのルーフ2側の端部には凹部1b及びフック部1cが形成され、外壁1aのドアガラス3側の端部には内側へ折り返されている折返部1dが形成される。更に、ドアサッシュ1の内方にドアガラス3側へ突出するようにチャネル部1eが形成され、チャネル部1eの外側に係合部1fが形成される。そして、ドアサッシュ1のルーフ2側には、フック状に形成されている被係合部4aにフック部1cを係合してウェザーストリップ4が係着されると共に、ドアサッシュ1のドアガラス3側でチャネル部1dの外方には、折返部1d及び係合部1fを係合してガラスラン5が係着される。
【0003】
また、断面略コ字形に形成されているモール6・6が、断面略コ字形で薄板状の継手70を内側に嵌合して互いに連結され、モール6及び継手70のルーフ2側の端部は凹部1bの外側に係合され、そのドアガラス3側の端部は折返部1dの外側に係合されて、継手70及びモール6・6がドアサッシュ1の外壁1aの略外側に係着して設けられる構成である。9は開口縁シールである。
【0004】
尚、自動車のモールの継手に関連する公知技術として、ウインドモールの端末に突設した突出片をルーフモールの端末に設けた溝状のホルダー部に嵌入して両モールを連結する継手構造が特許文献1に開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−286214号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、顧客需要等に鑑み自動車の外観上の見栄えを向上することは極めて重要であるが、かような点からドアフレームモールの外側面とドアガラスの外側面を可能な限り面一に近づけることが望まれている。しかしながら、図5に示すように、継手部分に於けるドアフレームでは、ドアサッシュ1の外壁1aの外側に継手70が設けられ、その外側にモール6が設けられるため、モール6とドアガラス3の外側面をより面一に近づけることは困難であった。
【0006】
また、従来の継手構造に於ける継手70は、図5に示すように、単に2つのモール6・6を相互に連結する機能を果たすものに過ぎないが、構造の合理化を図る観点等から、継手が前記連結機能に加えて他の機能を発揮するものとすることが求められる。
【0007】
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、ドアフレームモールの外側面とドアガラスの外側面を最大限面一に近づけることができ、自動車の外観上の見栄えをより向上することを可能にすると共に、継手がモールの連結機能に加えウェザーストリップを保持する機能を発揮することができるモールの継手構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のモールの継手構造は、自動車のドアフレームモールを構成する第1のモールと第2のモールとに係合して第1のモールと第2のモールとを連結する継手が、第1のモール及び第2のモールに係合するドアサッシュの切欠部で、ウェザーストリップに係合することを特徴とし、更には前記継手がガラスランにも係合する構成とすると好適である。
【0009】
さらに、本発明のモールの継手構造は、前記継手のウェザーストリップに対する係合部を、前記ドアサッシュのウェザーストリップに対する係合部と略同一形状に形成し、該継手の係合部をウェザーストリップの被係合部に係合すると、ドアサッシュの係合と継手の係合にウェザーストリップの同一の被係合部を用いることができ、別途継手用の被係合部をウェザーストリップに形成することが不要となって好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のモールの継手構造を図に示す具体的な実施形態に基づき説明する。
【0011】
本実施形態に於けるモールの継手構造は、図1に示すように、リアドア10の上枠のドアフレーム11に用いられるものであり、図2は通常の或いは継手部分以外のドアフレーム11の断面図であり、図3は継手部分のドアフレーム11の断面図である。尚、本実施形態のモールの継手構造は、リアドア10のドアフレーム11の場合に用いられる場合ついて説明するが、フロントドアのドアフレーム等に用いることも当然可能であり、本実施形態に限定されるものではない。
【0012】
継手部分以外のドアフレーム11は、図2に示すように、上記従来のドアフレームと基本的な構成はほぼ同様であり、ドアサッシュ1にドア面に略沿った形状で外壁1aが形成され、その外壁1aのルーフ2側の端部には凹部1b及びフック部1cが形成され、外壁1aのドアガラス3側の端部には内側へ折り返されて折返部1dが形成されていると共に、ドアサッシュ1の内方にドアガラス3側へ突出するようにチャネル部1eが形成され、チャネル部1eの外側に係合部1fが形成されている。
【0013】
そして、ドアサッシュ1のルーフ2側には、フック状に形成されている被係合部4aにフック部1cを係合してウェザーストリップ4が係着されていると共に、ドアサッシュ1のドアガラス3側でチャネル部1dの外方には、折返部1d及び係合部1fを係合してガラスラン5が係着されている。
【0014】
また、モール6は断面略コ字形に形成されており、モール6のルーフ2側の端部は凹部1bの外側に係合され、そのドアガラス3側の端部は折返部1dの外側に係合され、モール6がドアサッシュ1の外壁1aの略外側に係着して設けられる構成である。9は開口縁シールである。
【0015】
他方、継手部分のドアフレーム11では、図2及び図3に示すように、上記と同様にドアサッシュ1にチャネル部1eと係合部1fが形成されているが、外壁1aに相当する部分は切り欠かれて切欠部1gになっており、そのため、凹部1b、フック部1c、折返部1dも有しない。
【0016】
前記切欠部1gに於いては、断面略コ字形のモール6の内側に継手7が嵌合され、カシメ固定することにより配設されている。継手7は、内部に補強用の芯材8を内設された断面略L字形であり、継手7のドア面に略沿った外壁7aには、そのルーフ2側の端部に凹部7b及びフック部7cが形成され、そのドアガラス3側の端部に略楕円形の係合部7dが形成されており、モール6のルーフ2側の端部は凹部7bの外側に係合され、そのドアガラス3側の端部は係合部7dの外側に係合され、モール6が継手7の外壁7aの略外側に係着して設けられる。継手7はモール6の長手方向の端部に配設され、モール6と別のモール6の各端部に嵌着されて、モール6・6を相互に連結している。
【0017】
そして、継手7は両側で連結しているモール6・6により保持されると共に、継手7のルーフ2側では、ウェザーストリップ4のフック状の被係合部4aにフック部7cを係合して、ウェザーストリップ4が係着され、継手7でウェザーストリップ4を保持している。また、継手7のドアガラス3側では、係合部7dをドアサッシュ1の係合部1fと併せてガラスラン5に係合し、ガラスラン5が係着され、継手7及びドアサッシュ1でガラスラン5を保持している。他の構成は図2の構成と基本的に同様である。
【0018】
上記構成では継手7の外壁7aの外側にモール6が略密接し、モール6がより内側に設けられるので、モール6の外側面をドアガラス3の外側面により近づけることができる。また、ドアサッシュ1の切欠部1gに於いて、継手7がウェザーストリップ4に係合する、又、継手7がガラスラン5にドアサッシュ1と併せて係合するので、ドアサッシュ1の切欠部1gでもウェザーストリップ4やガラスラン5の保持機能を連続することができる。尚、継手7は、例えば金属製或いは樹脂製等適宜の材料で形成することが可能である。
【0019】
【発明の効果】
本発明のモールの継手構造を用いることにより、ドアフレームモールの外側面とドアガラスの外側面を最大限面一に近づけることを可能にし、自動車の外観上の見栄えをより向上することを可能にすることができる。更には、継手がモールの連結機能に加えウェザーストリップを保持する機能を発揮することができ、例えばドアサッシュがウェザーストリップを保持すると共に、ドアサッシュの切欠部に於いては継手がウェザーストリップを保持する機能を補うことで、連続的にウェザーストリップを保持することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】リアドアの部分側面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】モールの継手部分を示す部分斜視図。
【図5】従来のモールの継手部分に於けるドアフレームを示す断面図。
【符号の説明】
1 ドアサッシュ
1a、7a 外壁
1b、7b 凹部
1c、7c フック部
1d 折返部
1e チャネル部
1f、7d 係合部
1g 切欠部
2 ルーフ
3 ドアガラス
4 ウェザーストリップ
4a 被係合部
5 ガラスラン
6 モール
7、70 継手
8 芯材
9 開口縁シール
10 リアドア
11 ドアフレーム

Claims (3)

  1. 自動車のドアフレームモールを構成する第1のモールと第2のモールとに係合して第1のモールと第2のモールとを連結する継手が、第1のモール及び第2のモールに係合するドアサッシュの切欠部で、ウェザーストリップに係合することを特徴とするモールの継手構造。
  2. 前記継手がガラスランに係合することを特徴とする請求項1記載のモールの継手構造。
  3. 前記継手のウェザーストリップに対する係合部を、前記ドアサッシュのウェザーストリップに対する係合部と略同一形状に形成し、該継手の係合部をウェザーストリップの被係合部に係合することを特徴とする請求項1又は2記載のモールの継手構造。
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