JP2001315590A - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents
自動車用ウエザーストリップInfo
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- JP2001315590A JP2001315590A JP2000134517A JP2000134517A JP2001315590A JP 2001315590 A JP2001315590 A JP 2001315590A JP 2000134517 A JP2000134517 A JP 2000134517A JP 2000134517 A JP2000134517 A JP 2000134517A JP 2001315590 A JP2001315590 A JP 2001315590A
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
付けられるウエザーストリップ50は、保持力、嵌着作
業性および製造コストに問題がある。 【解決手段】 ドア開口部の全周に位置し、厚板部分2
2と薄板部分21を有するボディフランジ20に嵌着し
内側に爪片13を設けた基部11と、基部11に一体設
された中空シール部12を備えたウエザーストリップで
あり、基部11の幅をボディフランジ20の厚板部分2
2よりわずかに広く設定し、爪片13を、薄板部分21
に対応する部分では、肉太部14と肉細部15とで形成
してその境界部分に屈曲部16を有する長片状態Lと
し、屈曲部16で屈曲させて肉細部15を薄板部分21
に弾接させ、厚板部分22に対応する部分では、肉細部
15のみで形成した短片状態Sとし、肉細部15を弾設
させ、また、長片状態Lから短片状態Sへの移行は徐変
させている。
Description
口部全周にわたって形成されるボディフランジに取付け
られ、ドアに弾接するウエザーストリップに関するもの
である。
来から、自動車の乗降ドアやトランク室ドア等のドア開
口部の全周にわたって形成されたボディフランジ20
に、シール性を確保するためのウエザーストリップ50
が取付られている。このウエザーストリップ50は、厚
板部分22と薄板部分21を有するボディフランジ20
に嵌着して組付けるところの断面U字状で内側に爪片5
3を有する基部51と、その基部51に一体設されドア
パネル30に弾接する中空シール部52とを備えてい
る。
50においては、その全周にわたって、基部51の幅を
ボディフランジ20の厚板部分22にも容易に嵌着でき
るように、当該厚板部分22より十分に広いものとして
いた。また、爪片53は、ボディフランジ20の薄板部
分21と厚板部分22の両方を保持することができるよ
うな長さとしていた。
ザーストリップ50には、次のような問題がある。ま
ず、ボディフランジ20の薄板部分21においては、爪
片53の長さが必ずしも十分ではないため、ボディフラ
ンジ20に対する保持力が弱い。爪片53の長さを、さ
らに長く設定して保持力を高めることも考えられるが、
そうするとボディフランジ20の厚板部分22に対する
嵌着が困難となってしまうので好ましくない。
においては、爪片53が邪魔になって当該厚板部分22
への嵌着ができず、そのため爪片53を部分的に切除す
るといった作業を必要としている。その結果、製造コス
トが嵩むといった問題が生じている。また、爪片53を
切除するので、厚板部分22を保持することができなか
ったり、また保持力が低下してしまうことになる(図3
参照)。
題は、従来のドア開口部の全周にわたってボディフラン
ジ20に取付けられるウエザーストリップ50は、ボデ
ィフランジ20の薄板部分21における保持力が弱く、
また厚板部分22における嵌着作業性を良くすることを
目的に爪片53を切除するために製造コストが嵩み、保
持力も低下することである。
6を参照して説明する。本発明の自動車用ウエザースト
リップ10は、ドア開口部の全周にわたって位置し、厚
板部分22と薄板部分21を有するボディフランジ20
に嵌着する断面U字状で内側にボディフランジ20を保
持する爪片13を設けた基部11と、その基部11に一
体設されドアパネル30に弾接する中空シール部12を
備えたウエザーストリップであり、基部11の幅をボデ
ィフランジ20の厚板部分22よりわずかに広く設定
し、爪片13を、ボディフランジ20の薄板部分21に
対応する部分においては、肉太部14と肉細部15とで
形成してその境界部分に屈曲部16を有する長片状態L
とすると共に、屈曲部16で屈曲させて肉細部15を薄
板部分21に弾接させ、ボディフランジ20の厚板部分
22に対応する部分においては、肉細部15のみで形成
した短片状態Sとすると共に、肉細部15を弾設させ、
長片状態Lから短片状態Sへの移行は徐変させたもので
ある。
ストリップ10の実施形態を、図1および図4乃至図6
に示す。このウエザーストリップ10は、乗降ドア開口
部の全周にわたって形成され、厚板部分22と薄板部分
21を有するボディフランジ20に嵌着する断面U字状
で内側にボディフランジ20を保持する爪片13を設け
た基部11と、その基部11に一体設されドアパネル3
0に弾接する中空シール部12とを備えている。基部1
1には芯金17を埋設している。
その基部11の幅をボディフランジ20の厚板部分22
よりわずかに広く設定している。また、爪片13を、ボ
ディフランジ20の薄板部分21に対応する部分におい
ては、肉太部14と肉細部15とで形成して、その境界
部分に屈曲部16を有する長片状態Lとしている。そし
て、屈曲部16で屈曲させて肉細部15を薄板部分21
に弾接させている。
の厚板部分22に対応する部分においては、肉細部15
のみで形成した短片状態Sとすると共に、肉細部15を
厚板部分22に弾設させている。
Sへの移行は、図7に示すように、押出成形時に、口金
40の押出口41の形状を移動口金42を移動させなが
ら徐々に変化させて行ったものである。すなわち、移動
口金42を(a)に示すように、左方向に移動させた状
態では押出口41の形状が大きくなり、爪片13の長片
状態Lを形成する。この移動口金42を(b)に示すよ
うに、やや右方向へ移動させると爪片13は徐変しなが
らその形状を変える。さらに、移動口金42を(c)に
示すように、さらに右方向へ移動させると爪片13は短
片状態Sとなる。
用を説明する。当該ウエザーストリップ10の爪片13
は、ボディフランジ20の薄板部分21に対応する部分
では、肉太部14と肉細部15とで形成し、その境界部
分に屈曲部16を形成し、肉細部15のほぼ全長をボデ
ィフランジ20に弾接させている。従って、ボディフラ
ンジ20に対する接触面積が大きくなり、保持力が大幅
に向上する。
ているので、基部11をボディフランジ20に嵌着する
際に、肉細部15が屈曲部16で容易に折れ曲がる。従
って、ボディフランジ20に対する保持力を高めること
ができる上に、その嵌着作業も容易なものとすることが
できる。
0に厚板部分22に対応する部分においては肉細部15
のみで形成しているので、基部11を嵌着する際にこの
爪片13が邪魔になることがない。よって、容易に嵌着
作業を行うことができる。また、従来のように爪片13
を切除する必要がないので、作業性が良く、製造コスト
も軽減される。さらに、爪片13の肉細部15で厚板部
分22を保持するので、従来のように、厚板部分22の
保持力が低下するといったことがない。
は、乗降ドアの開口部に取付けられるものであるが、ト
ランクやバックドア等の開口部に取付けられるウエザー
ストリップにおいても同様の構造とすることができる。
ディフランジ20の薄板部分21に対応する部分では、
肉太部14と肉細部15とで形成し、その境界部分に屈
曲部16を形成し、肉細部15をボディフランジ20に
弾接させているので、ボディフランジ20に対する保持
力を大幅に高めることができる。その結果、当該ウエザ
ーストリップ10の取付け姿勢を安定したものとするこ
とができ、シール性および外観の向上を図ることができ
る。
ているので、基部11をボディフランジ20に嵌着する
際に、肉細部15が屈曲部16で容易に折れ曲がる。こ
れにより、爪片13のボディフランジ20に対する保持
力を高めることができ、かつ、その嵌着作業を容易なも
のとすることができる。
0に厚板部分22に対応する部分においては肉細部15
のみで形成しているので、基部11を嵌着する際にこの
爪片13が邪魔になることがない。従って、容易に嵌着
作業を行うことができ、従来のように爪片13を切除す
る必要がないので、作業性が良く、製造コストも軽減さ
れる。また、肉細部15で厚板部分22を保持するの
で、高い保持力を維持することができる。
エザーストリップを示す正面図である。
けるA−A線断面図である。
けるB−B線断面図であるが、上下を逆にして画いてあ
る。
ある。
おけるA−A線断面図である。
おけるB−B線断面図であるが、上下逆にして画いてあ
る。
を長片状態から短片状態へ徐変させる手段を示す説明図
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア開口部の全周にわたって位置し、厚
板部分(22)と薄板部分(21)を有するボディフラ
ンジ(20)に嵌着する断面U字状で内側にボディフラ
ンジ(20)を保持する爪片(13)を設けた基部(1
1)と、その基部(11)に一体設されドアパネル(3
0)に弾接する中空シール部(12)を備えたウエザー
ストリップであり、 基部(11)の幅をボディフランジ(20)の厚板部分
(22)よりわずかに広く設定し、 爪片(13)を、ボディフランジ(20)の薄板部分
(21)に対応する部分においては、肉太部(14)と
肉細部(15)とで形成してその境界部分に屈曲部(1
6)を有する長片状態(L)とすると共に、屈曲部(1
6)で屈曲させて肉細部(15)を薄板部分(21)に
弾接させ、ボディフランジ(20)の厚板部分(22)
に対応する部分においては、肉細部(15)のみで形成
した短片状態(S)とすると共に、肉細部(15)を弾
設させ、長片状態(L)から短片状態(S)への移行は
徐変させたことを特徴とする自動車用ウエザーストリッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134517A JP4275842B2 (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | 自動車用ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001315590A true JP2001315590A (ja) | 2001-11-13 |
JP4275842B2 JP4275842B2 (ja) | 2009-06-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP4275842B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007261567A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-10-11 | Tokai Kogyo Co Ltd | 車両用ウエザーストリップ |
JP2013095148A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-20 | Nishikawa Rubber Co Ltd | オープニングトリム |
-
2000
- 2000-05-08 JP JP2000134517A patent/JP4275842B2/ja not_active Expired - Fee Related
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