JPH06298013A - 自動車フード用シール部材 - Google Patents

自動車フード用シール部材

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Publication number
JPH06298013A
JPH06298013A JP11223893A JP11223893A JPH06298013A JP H06298013 A JPH06298013 A JP H06298013A JP 11223893 A JP11223893 A JP 11223893A JP 11223893 A JP11223893 A JP 11223893A JP H06298013 A JPH06298013 A JP H06298013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
hood
clip
edge
clip holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP11223893A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hamahata
満男 浜端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP11223893A priority Critical patent/JPH06298013A/ja
Publication of JPH06298013A publication Critical patent/JPH06298013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のフードの前端縁に沿って取付けるシ
ール部材の材料を節減し、重量を軽減することである。 【構成】 シール部材3の左右両端部に配列するクリッ
プ穴33bを、中央部に配列するクリップ穴33aより
も後方に位置させ、中央部の後縁に切込み34を形成し
て、中央部の幅を両端部の幅よりも狭くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフードに用いら
れるシール部材、特にフードの前端縁に沿って取付けら
れるシール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、自動車のフード1の
前端縁には、この前端縁とエンジンルーム2の前端開口
縁との間をシールするシール部材3が取付けられてい
る。
【0003】図3に示すように、シール部材3は、取付
基部31と、その前縁に沿うシール部32を備え、取付
基部31には所定の間隔をおいてクリップ穴33a,3
3bが形成してあり、このクリップ穴33a,33bに
よりフード1の前端縁の内板12に取付けられ、フード
閉時にシール部32がエンジンルーム前端開口縁21に
押付けられるようになっている。
【0004】ところで、フード1は一般に中央部が高
く、左右両端部は次第に低くなる形状とされている。こ
のため、シール部材3の長手方向中央部では、図3
(B)に示すようにクリップ4で固定した場合、フード
1の外板11はクリップ4の先端に対して余裕のある高
さとなっているが、左右両端部では、クリップ4の先端
が低いフード外板11(破線図示)と干渉する場合が生
じる。そこで、この干渉を避けるために、両端部のクリ
ップ穴33bを中央部のクリップ穴33aよりも後方側
へづらせた位置(L)としている。そして、クリップ穴
33a,33bを設けるに必要な一定幅の取付基部31
を備えたシール部材3を押出成形している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
にクリップ穴の位置が中央部と左右両端部とで前後差が
あることに着目し、シール部材の材料を節減し、重量を
軽減することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図2に示すよ
うに、フード1の前端縁に取付けられるシール部材3の
左右両端部に形成されるクリップ穴33bを中央部に形
成されるクリップ穴33aよりも後方に位置せしめ、シ
ール部材3の中央部の後縁に切込み34を形成して、中
央部の幅を左右両端部の幅よりも狭くしたことを特徴と
する。切込み34はシール部材3の押出成形工程で形成
できる。
【0007】
【作用】従来のシール部材(図3)における中央部のク
リップ穴33aの後側の不要な部分を除去することで、
クリップ取付け性に影響を与えず、シール部材の材料を
節減し、かつシール部材の重量を軽減することができ
る。
【0008】
【実施例】図1に示すように自動車のフード1の前端縁
に沿って取付けられるシール部材3は、図2(A)に示
すように帯状の取付基部31と、その前縁に沿う中空状
のシール部32を備えている。取付基部31には長手方
向に所定の間隔をおいて、クリップ穴33a,33bが
形成してある。このシール部材3は、図2(B),
(C)に示すようにフード1の前端の内板12に各クリ
ップ穴33a,33bにおいてクリップ4にて固定され
る。取付基部31はソリッドゴム,シール部32はスポ
ンジゴムからなり、シール部32の前端上下にはそれぞ
れシールリップ321,322が突出している。
【0009】シール部材3の取付基部31には、その中
央部の後縁側に切込み34が形成してあり、中央部の幅
は、左右両側の幅よりも狭くなっている。そして取付基
部31には全長にわたり、クリップ取付穴33a,33
bが所定の間隔をおいて形成してある。これ等のクリッ
プ穴33a,33bは、取付け基部31の後縁に沿って
形成してあり、従って左右両端部のクリップ穴33b
は、中央部のクリップ穴33aよりも後方位置となって
いる。
【0010】シール部材3は図略の押出機により一連に
押出成形され、押出し後、クリップ穴33a,33bを
形成する。押出機としては、移動量および作動タイミン
グが制御されて押出口の開口幅を変化させるシャッタを
押出口に備えた周知の押出機が用いられ、シール部材押
出時に上記シャッタを作動させて押出口の幅方向の一方
を若干閉じることで上記切込み34が形成される。
【0011】図2(B)および図2(C)はそれぞれ、
シール部材3の中央部および端部のフード1への取付状
態を示すもので、シール部32の上部シールリップ32
1はフード1の外板11と内板12とでヘミングを形成
する前端縁に当接しており、下部シールリップ322
は、フード閉時、中央部ではエンジンルームの前端開口
縁21の中央部を形成するラジエータグリル上端面に、
左右両端部では同じく上記開口縁21の両端部を形成す
るヘッドランプの上端面に押付けられる。クリップ4の
位置は、左右両端部において後方へずれているのでクリ
ップ4の先端が、低いフード外板11の両端部と干渉し
ない。
【0012】
【発明の効果】一定幅に押出成形され、長手方向中央部
のクリップ穴を左右両端部のクリップ穴よりも前方に形
成した従来のシール部材においては、中央部にはクリッ
プ穴の後側に両端部におけるよりも大きなスペースが残
存する。このスペースは、シール部材として何の機能も
有しない個所であり、本発明はこの個所を除去すること
で、シール部材の材料およびコストの節減、重量の軽減
を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール部材が適用される自動車の斜視
図である。
【図2】図2(A)は本発明のシール部材の斜視図、図
2(B)および図2(C)はそれぞれ、図2(A)のB
−B線,C−C線に沿う位置でのシール部材の取付状態
を示す断面図である。
【図3】図3(A)は従来のシール部材の斜視図、図3
(B)および図3(C)はそれぞれ、図3(A)のB−
B線,C−C線に沿う位置でのシール部材の取付状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 フード 21 エンジンルーム前端開口縁 3 シール部材 31 取付基部 32 シール部 33a 中央部のクリップ穴 33b 両端部のクリップ穴 34 切込み 4 クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフードの前端縁に沿って取付け
    られて該前端縁とエンジンルームの前端開口縁との間を
    シールするシール部材であって、長手方向に所定の間隔
    をおいてフードの前端縁にクリップ止めされるシール部
    材において、左右両端部に配列するクリップ穴を中央部
    に配列するクリップ穴よりも後方に位置せしめ、中央部
    の後縁に切り込みを形成して中央部の幅を左右両端部よ
    りも狭くしたことを特徴とする自動車フード用シール部
    材。
JP11223893A 1993-04-15 1993-04-15 自動車フード用シール部材 Pending JPH06298013A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11223893A JPH06298013A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 自動車フード用シール部材

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JP11223893A JPH06298013A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 自動車フード用シール部材

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JPH06298013A true JPH06298013A (ja) 1994-10-25

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ID=14581707

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JP11223893A Pending JPH06298013A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 自動車フード用シール部材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014040170A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Kasei Kogyo Kk 自動車用フードのシール材及び該シール材の設置方法
CN105438273A (zh) * 2014-09-19 2016-03-30 马自达汽车株式会社 汽车的机盖结构
CN110001788A (zh) * 2019-04-30 2019-07-12 北京长城华冠汽车科技股份有限公司 用于车辆的前端安装支架及具有其的车辆

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014040170A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Kasei Kogyo Kk 自動車用フードのシール材及び該シール材の設置方法
CN105438273A (zh) * 2014-09-19 2016-03-30 马自达汽车株式会社 汽车的机盖结构
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