JPH05270441A - エンジンフードのシール装置 - Google Patents

エンジンフードのシール装置

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Publication number
JPH05270441A
JPH05270441A JP7194092A JP7194092A JPH05270441A JP H05270441 A JPH05270441 A JP H05270441A JP 7194092 A JP7194092 A JP 7194092A JP 7194092 A JP7194092 A JP 7194092A JP H05270441 A JPH05270441 A JP H05270441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
engine hood
engine
headlamps
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7194092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nishiga
伸二 西賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP7194092A priority Critical patent/JPH05270441A/ja
Publication of JPH05270441A publication Critical patent/JPH05270441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両前端側の見映えの向上とシール部材の成
形作業の容易性を図る。 【構成】 ラジエータグリル13等が位置する車体前端
部とエンジンフードの前端部との間に設けられたシール
部材16によりエンジンルーム内をシールする装置であ
る。前記ラジエータグリル本体17の上端部にヘッドラ
ンプ14,15の上面14a,15aまで延長した支持
部18を設けると共に、押出成形によって長尺一体に形
成された前記シール部材16を、前記支持部18に沿っ
て取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエンジンフード
のシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンフードのシール装置とし
ては、様々なものが提供されており、その一つとして例
えば図5及び図6に示すようなものがある。
【0003】図中2は車体1の前部に形成されたエンジ
ンルーム、3はエンジンルーム2の前端部に設けられた
ラジエータグリル、4はエンジンルーム2を開閉するエ
ンジンフードであって、このエンジンフード4の前端部
内側にシール部材5が設けられている。このシール部材
5は、押出成形により一体に形成され、エンジンフード
4のクリップ取付孔6に固着されるクリップ7によって
車体1巾方向に沿って取り付けられている。
【0004】そして、このシール部材5は、エンジンフ
ード4の閉時にラジエータグリル3の上端部の車体前端
部材1aに当接してエンジンルーム2をシールするよう
になっている。即ち、走行風がラジエータグリル3から
ラジエータを通過せずにエンジンルーム2内に流入する
のを防止したり、エンジンルーム2内への塵芥等の侵入
を防止するようになっている(実開昭61−72478
号公報,実開昭58−29574号公報等参照)。
【0005】また、他の従来例としては、エンジンフー
ドの前端部にクリップ等により取り付られたシール部材
を、ラジエータグリルの上端部と左右のヘッドランプの
上端部まで延長形成し、ラジエータグリルの上端部付近
に位置する直線状部位を押出成形により一体に形成し、
左右ヘッドランプの上端部付近に位置する湾曲状部位を
金型成形によって成形する際に直線状部位の両端部に接
着して一体化するものも提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記各従来
例にあっては、シール部材5をエンジンフード4にクリ
ップ7によって取り付けるようになっているため、エン
ジンフード4に形成されたクリップ取付孔6の形成位置
のばらつきや該取付孔6が形成されるインナーパネル前
端部4aの前後位置のばらつきなどに起因して、シール
部材5の配設位置が変動して、エンジンフード4の前端
縁から波形状にはみ出て車両前端側の見映えが悪化し、
外観品質の低下を招いている。
【0007】また、シール部材がラジエータグリルから
両ヘッドランプに亘って配設される前記従来例にあって
は、直線状部位と湾曲状部位を別々に成形しなければな
らないため、その成形加工作業が煩雑になり、該作業能
率の低下とコストの高騰が余儀なくされる。更に、直線
状部位と湾曲状部位の連結部の仕上がりが悪くなり、こ
の点でも見映えが悪化する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記各従来の
問題点に鑑みて案出されたもので、ラジエータグリルが
位置する車体前端部とエンジンフードの前端部との間に
設けられたシール部材により、エンジンルーム内をシー
ルするエンジンフードのシール装置において、前記ラジ
エータグリル本体の上端部に、左右ヘッドランプの上面
外端付近まで車体巾方向に延長した支持部を設けると共
に、押出成形によって長尺一体に形成された前記シール
部材を、前記支持部に沿って取り付けたことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】前記構成の本発明によれば、シール部材をエン
ジンフード側ではなく、ラジエータグリル上端部に支持
部を介して定位置に取り付けたため、エンジンフードの
前端縁の前後位置のばらつきなどに影響されることがな
くなり、見映えの向上が図れる。
【0010】また、シール部材を前述のようにラジエー
タグリルの連続した支持部を利用して取り付けるように
したため、シール部材とラジエータグリルとの一体化が
図れると共に、シール部材全体を押出成形によって一体
に形成でき、その成形作業が容易になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。
【0012】図4は本発明の係るエンジンフードのシー
ル装置が適用された車体10の前端側を示し、図中11
はエンジンルーム、12はエンジンフード、13はラジ
エータグリル、14,15は該ラジエータグリル13の
左右に配置されたヘッドランプ、16はラジエータグリ
ル13の上端部に取り付けられたシール部材である。
【0013】前記ラジエータグリル13は、合成樹脂材
で一体に形成され、図1〜図3に示すように両ヘッドラ
ンプ14,15間に位置する本体17と、該本体17の
上端部に一体に設けられた支持部18とから構成されて
いる。前記支持部18は、車体巾方向に帯状に延長形成
されて、左右ヘッドランプ14,15の上面外端縁付近
まで延設されており、本体17の上部に位置する直線部
位18aと、ヘッドランプ14,15の上面に位置する
両端部の湾曲部位18b,18bとを備えている。前記
直線部位18aは、図1に示すように上端片18cが車
両前方に向いた横断面略コ字形に折曲されている一方、
湾曲部位18bは、図2に示すように上端片18cがそ
のまま延長した形で略平板状に形成されている。
【0014】前記シール部材16は、押出成形によって
一本状に形成されたゴム材または樹脂材からなり、図1
及び図2に示すように支持部18に固定される基部16
aと、該基部16aの外端縁から立ち上がったリップ部
16bとにより横断面略L字形に折曲形成されている。
また、シール部材16は、前記支持部18の全長と略同
一長さに設定されていると共に、ラジエータグリル13
の本体17付近では基部16aが支持部18の直線部位
18a内に嵌合状態で固定されている一方、ヘッドラン
プ14,15付近では、基部16aが湾曲部位18b,
18b下面とヘッドランプ14,15の上面14a,1
5aとの間で挾持状態に固定されている。また、前記リ
ップ部16bは、エンジンフード12の閉時に先端部1
6cがエンジンフード12の前端部内側面12aに圧接
してシール作用を司るようになっている。
【0015】以下、本実施例の作用について説明する。
まず、シール部材16を支持部18に取り付けるには、
シール部材16を支持部18の長手方向に沿って位置決
めしつつ基部16aを車外方向から直線部位18aに嵌
合すると共に、湾曲部位18b,18bとヘッドランプ
14,15との間に、湾曲部位18b,18bの弾性力
を利用して挾持させ、これによって、シール部材16
を、支持部18に取り付けることができる。
【0016】このように、本実施例では、シール部材1
6を、従来のようにクリップ等を用いて取り付けるので
はなく、単に基部16aを支持部18に嵌合,挾持によ
って取り付けるようにしたため、その取付作業が極めて
容易になり、取付作業能率の向上が図れる。
【0017】また、シール部材16を、エンジンフード
12ではなく、車体側のラジエータグリル13の支持部
18に取り付けたため、エンジンフード12の前端縁の
前後位置のばらつきなどに影響されることなく、常に定
位置に保持されるので、車両前端側の見映えが良好にな
る。更に、シール部材16とラジエータグリル13との
一体化により見映えが一層良好になる。
【0018】更に、車体巾方向に連続した支持部18に
シール部材16を取り付けるため、該シール部材16を
押出成形により一本状に形成でき、その成形作業が容易
になると共に、コストの低廉化が図れる。また、従来の
ような連結部がなくなるので、この点からも見映えが良
好になる。
【0019】しかも、シール部材16の基部16aが、
ヘッドランプ14,15の上面を被覆した形になるた
め、ヘッドランプ14,15に光洩れ防止用の黒色プリ
ントを施す必要がなくなり、この点でもコストの低廉化
が図れる。
【0020】尚、本発明は、前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えばシール部材16のリップ部1
6bを中空状に形成することなども可能であり、また、
支持部18の形状を任意に変更することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るエンジンフードのシール装置によれば、シール部材
を従来のようにクリップ等を用いてエンジンフードに取
り付けるのではなく、ラジエータグリル本体の上端部に
有する支持部によって常に定位置に取り付けることがで
きるため、車両前端側の見映えが良好になり、外観品質
の向上が図れる。
【0022】また、シール部材を押出成形により一本化
できるため、その成形作業が容易になると共に、コスト
の低廉化が図れる。また、従来のような連結部がなくな
るので、この点からも見映えが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシール装置の一実施例を示す図4
のA−A線断面図。
【図2】図4のB−B線断面図。
【図3】本実施例の要部斜視図。
【図4】本実施例が適用される車両の前端部を示す斜視
図。
【図5】従来のシール装置を示す図6のC−C線断面
図。
【図6】従来のシール装置が適用された車両の前端部を
示す斜視図。
【符号の説明】
10…車体、11…エンジンルーム、12…エンジンフ
ード、13…ラジエータグリル、14,15…ヘッドラ
ンプ、14a,15a…上面、16…シール部材、17
…ラジエータグリル本体、18…支持部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータグリルが位置する車体前端部
    とエンジンフードの前端部との間に設けられたシール部
    材により、エンジンルーム内をシールするエンジンフー
    ドのシール装置において、前記ラジエータグリル本体の
    上端部に、左右ヘッドランプの上面外端付近まで車体巾
    方向に延長した支持部を設けると共に、押出成形によっ
    て長尺一体に形成された前記シール部材を、前記支持部
    に沿って取り付けたことを特徴とするエンジンフードの
    シール装置。
JP7194092A 1992-03-30 1992-03-30 エンジンフードのシール装置 Pending JPH05270441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194092A JPH05270441A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 エンジンフードのシール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7194092A JPH05270441A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 エンジンフードのシール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05270441A true JPH05270441A (ja) 1993-10-19

Family

ID=13475013

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7194092A Pending JPH05270441A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 エンジンフードのシール装置

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JP (1) JPH05270441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220659A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Honda Motor Co Ltd 車両のフロント構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220659A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Honda Motor Co Ltd 車両のフロント構造

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