JPH0653481B2 - 小スペースのシール部材 - Google Patents

小スペースのシール部材

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JPH0653481B2
JPH0653481B2 JP63233982A JP23398288A JPH0653481B2 JP H0653481 B2 JPH0653481 B2 JP H0653481B2 JP 63233982 A JP63233982 A JP 63233982A JP 23398288 A JP23398288 A JP 23398288A JP H0653481 B2 JPH0653481 B2 JP H0653481B2
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JP
Japan
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small space
seal
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seal member
seal lip
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JP63233982A
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昭二 井上
伸二 西賀
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
    • B60J10/24Sealing arrangements characterised by the shape having tubular parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/80Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のフードパネルの前端部等に形成される
小スペースを気密封止するためのシール部材に関するも
のである。
従来の技術 従来から第5図に示す自動車1のフードパネル2の前端
部2aには、第6図に示すシール構造が用いられてい
る。即ち3はフードアウタパネル,4はフードインナパ
ネルであって、フードアウタパネル3の先端部にヘミン
グ加工部3aが形成されている。
一方、5は硬質性の樹脂等で成るベース部材であり、こ
のベース部材5はクリップ6を用いて前記フードインナ
パネル4に固定されており、且つ該ベース部材5の先端
部5aに軟質性のゴム又は樹脂で成るシールクリップ7
が一体成形もしくは接着等の手段により配設されてい
る。上記のベース部材5及びシールリップ7によって小
スペースのシール部材8が構成される。9は車体部材で
ある。
このような構造によれば、シール部材8を構成するシー
ルリップ7によって、フードアウタパネル3と車体部材
9間に形成される上下方向の小スペースαを隠蔽して、
車両の走行時に車外からフードパネル2の内方へ水分も
しくは塵埃等が浸入してしまうことを防止することがで
きる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の小スペースのシール部材
8の構成にあっては、前記シール部材8とフードパネル
2もしくは車体部材3間の気密性が必ずしも万全である
とは言えず、シール不良が発生してしまうことがあり、
同時に外観不良が発生じ易いという課題があった。即ち
前記小スペースαの寸法上のばらつきに起因して、シー
ル部材8を構成するシールリップ7と車体部材9間に隙
間が発生することがあり、車両内外の密閉性が不完全に
なる外、第7図に示したように前記小スペースαが所定
の寸法よりも小さい場合には、フードアウタパネル3を
閉止した際に、シールリップ7の略中心部分が寸法βだ
け前方にはみ出してしまい、外観不良を招来してしまう
ことになり易い。
更に前記シールリップ7がベース部材5の一方側にのみ
設けられていて、このシールリップ7のみによってシー
ル性を保持するようにしているため、フードパネル2の
閉時にシールリップ7の反力が高くなってしまうという
問題点も有している。
そこで本発明はこのような従来の小スペースのシール部
材が有している問題点を解消して、前記した小スペース
αの寸法上のばらつきに拘わらず、車両内外の気密性を
高く保持することができるとともに外観不良を招来する
ことがなく、且つ反力を低減させることができる小スペ
ースのシール部材を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、部品間に形成さ
れる小スペース間に、ゴム等の弾性体で成るシール部材
を介挿して前記部品の内外を気密封止する小スペースの
シール部材において、先端部が前記部品の外表面付近で
あって、前記小スペースの略中間部に位置する硬質性の
ベース部材と、該ベース部材の先端部両側に一体成形さ
れて、該ベース部材の後方に向けて湾曲状に延伸して、
前記小スペースを隠蔽する軟質性のシールリップとから
成る小スペースのシール部材の構成にしてある。
作用 かかる構成によれば、軟質性のシールリップが硬質性の
ベース部材の先端部両側にあって該ベース部材の後方に
向けて湾曲状に延伸されているので、部品間に形成され
る小スペースに適度な寸法誤差があった場合にあって
も、前記シールリップが上記寸法誤差を補填しつつ後方
に湾曲しながら小スペースを隠蔽することができて、部
品間のシール性を高めることができると同時に、該小ス
ペースの寸法誤差に起因してシールリップが変形するこ
とによる外観不良をなくすことができる。
更にシールリップが湾曲状となっているため、該シール
リップの反力が低減され、開閉する部材間のシール部材
として使用した場合でも、反力に起因する操作性の低下
を防止することが可能となる。
実施例 以下図面中の第1図〜第4図を参照して本発明にかかる
小スペースのシール部材の一実施例を、前記従来の構成
と同一の構成部分に同一の符号を付して詳述する。
第1図は本発明の基本的な実施例を示すものであって、
前記第5図に示す自動車1のフードパネル2の前端部2
aに本発明を適用した場合を示している。即ち3はフー
ドアウタパネル,4はフードインナパネルであって、フ
ードアウタパネル3の先端部にヘミング加工部3aが形
成されている。
5は硬質性の樹脂等で成るベース部材であり、このベー
ス部材5はクリップ6を用いて前記フードインナパネル
4に固定されていて、且つ該ベース部材5の幅方向の略
中心位置に曲折部5cが形成され、且つ該ベース部材5
の先端部5aの両側には、軟質性のゴム又は樹脂で成る
シールリップ7が一体成形されている。9は車体部材で
ある。
上記シールリップ7は、ベース部材5の先端部5aから
ベース部材5の後方に向けて湾曲状に延伸する形状を有
しており、フードアウタパネル3と車体部材9との間に
形成される小スペースαを隠蔽する位置にあるように設
定されている。
即ち前記したベース部材5の曲折部5cは、該ベース部
材5の先端部5aをフードアウタパネル3と車体部材9
との外表面付近にあって、両部品の間で形成される小ス
ペースαの略中間部に位置させるために設定されてい
る。
上記のベース部材5及びシールリップ7によって小スペ
ースのシール部材8が構成される。
このような構造によれば、シール部材8を構成するシー
ルリップ7がベース部材5の先端部5aの両側にあって
該ベース部材5の後方に向けて湾曲状に延伸されている
ので、仮にフードアウタパネル3と車体部材9間に形成
される上下方向の小スペースαに適度な寸法誤差があっ
た場合にあっても、前記シールリップ7が上記寸法誤差
を補填しつつ後方に湾曲しながら小スペースαを隠蔽す
ることができて、車両の走行時に車外からフードパネル
2の内方へ水分もしくは塵埃等が浸入してしまうことを
防止することができる。更にフードパネル2の閉時にあ
ってもシールリップ7の反力が低減されて、該反力に起
因する操作性の低下を防止することが可能となる。
更に第2図に示したように、前記小スペースαが所定の
寸法よりも小さい場合にあっても、フードアウタパネル
3を閉止した際にシールリップ7がベース部材5の後方
に向けて湾曲しているため、該シールリップ7が後方に
曲折されるので、該シールリップ7の略中心部分が前方
にはみ出してしまうことがなくなり、外観を良好に維持
することが可能になる。
上記のように本発明の場合、ベース部材5とシールリッ
プ7とが一体成に成形可能であるため、成形性が向上し
て製作が容易であるという特徴を有している。
第3図は本発明の変形例を示しており、基本的な構成は
前記第1図に示した構成と同一であって、図中同一の符
号を付して表示してある。即ち第3図に示した構成の場
合、前記シールリップ7の一端部7aをベース部材5の
上面に固着したことにより、中空部11を形成してあ
る。従ってフードパネル2の閉時に該中空部11の弾性
体が有効に作用して、車体内外の気密性をより一層高め
ることができるという作用がもたらされる。
第4図は本発明の更に他の変形例を示しており、本例の
場合にあっては、硬質性を有するベース部材5の先端部
5aのの両側に別々のシールリップ7b,7cを夫々ベ
ース部材5の後方に向けて湾曲させてを一定成形した構
成にしてある。このような構成によっても前記各例と同
様な作用が得られる。尚第4図の例にあっては、ベース
部材5の先端部5aの表面及びシールリップ7b,7c
の表面を塗料を用いて同一色に塗装することによって、
外観を高めることが可能である。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる小スペースの
シール部材によれば、以下に記す作用効果がもたらされ
る。即ちシール部材を構成するシールリップが硬質性の
ベース部材の両側にあって該ベース部材の後方に向けて
湾曲状に延伸されているので、寸法上のばらつき等に起
因して、前記小スペースαに適度な寸法誤差があった場
合にあっても、前記シールリップが上記寸法誤差を補填
しつつ後方に湾曲しながら小スペースαを隠蔽すること
ができて、車両内外のシール性を高めることができる。
更に前記小スペースαが所定の寸法よりも小さい場合に
あっても、シールリップの略中心部分が前方にはみ出し
てしまうことがなくなり、外観を良好に保持することが
できる。
又、前記シールリップがベース部材の両側にあって後方
に向けて湾曲しながら略均等に延伸されているので、シ
ールリップ自体の反力が低減されて、該反力に起因する
操作性の低下を防止することが可能となる。
従って本発明にかかる小スペースのシール部材によれ
ば、該小スペースの寸法上のばらつき如何に拘わらず、
車両内外の気密性を高く保持することができるとともに
外観不良を招来することがなく、開閉する部材間のシー
ル部材として使用した場合の反力を低減させることがで
きる小スペースのシール部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる小スペースのシール部材を用い
た一実施例を示す要部断面図、第2図は第1図の動作態
様を示す要部断面図、第3図,第4図は本発明の変形例
を示す要部断面図、第5図は自動車の車体を示す側面
図、第6図は従来の小スペースのシール部材を用いた実
施例を示す要部断面図、第7図は第6図の動作態様を示
す要部断面図である。 1……自動車、2……フードパネル、2a……前端部、 3……フードアウタパネル、 4……フードインナパネル、5……ベース部材、 5a……先端部、5c……曲折部、6……クリップ、 7,7b,7c……シールリップ、8……シール部材、 9……車体部材、11……中空部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品間に形成される小スペース間に、ゴム
    等の弾性体で成るシール部材を介挿して前記部品の内外
    を気密封止する小スペースのシール部材において、 先端部が前記部品の外表面付近であって、前記小スペー
    スの略中間部に位置する硬質性のベース部材と、該ベー
    ス部材の先端部両側に一体成形されて、該ベース部材の
    後方に向けて湾曲状に延伸して、前記小スペースを隠蔽
    する軟質性のシールリップとから成ることを特徴とする
    小スペースのシール部材。
JP63233982A 1988-09-19 1988-09-19 小スペースのシール部材 Expired - Fee Related JPH0653481B2 (ja)

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