JPH04505138A - 車体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 車体 本発明は、請求項１の前提部に記載されているような、ドアまたは窓の収容のた めの少なくとも一つの切欠きを備えた車体に関する。

同類の車体はアメリカ特許第４６１８１６３号明細書から公知である。ドアまた は窓の収容のための切欠きは、そこでは押出成形部分によって製作された枠部分 によって限られており、これらの枠部分は鋳造法によって製作された結節要素に よって亙いに結合している。この構造方式は押出成形部分と結節要素の間の。

多数の突き合わせ箇所の原因となる。

本発明の根底となる課題は、請求項１の前提部に記載されているような車体にお いて、ドアまたは窓の収容のための切欠きの領域における突き合わせ箇所の数を 減少させることにある。

この課題は請求項１の特徴部分によって解決される。

押出成形部分が切欠き部に向いた側において直接突き合さっていることにより、 突き合わせ箇所の数が半分減少する。すなわち公知の構成では、切欠き部が押出 成形によってのみならず、さらに切欠き部に向いた結節要素の部分によっても形 成される。

この仕様は結節要素から接続する押出成形部分への各移行領域において一つの突 き合わせ箇所を必要とする。

結節要素の一部が切欠き部と境を接することにより、切欠き部のための輪郭の正 確な延長を作ることが困難となる。これは結節の正確な適合と、のみならず結合 過程の間の安定した固定を必要とする。

押出成形部分または結節要素の切欠き部に向いた領域は、おおむね切欠き部に挿 入されるドアあるいは窓ガラスのために接触面あるいは密閉面を形成している。

提案される構成により、押出成形部分だけが切欠きと境を接することが可能とな る。従りて簡単な方法で、ドアに対して連続して延び正確に適合する潤滑面が得 られる。連続した輪郭延長はその他、バッキングのための正確な接触面となる。

押出成形部分の切欠き部に向いた側が突き合わせになるという状況にもかかわら ず、押出成形部分を結節要素によって結合することができるために、押出成形部 分が切欠き部と反対側において、突き合わせ箇所の領域に引外し部を設けること が提案される。引外し部によって作られる空間には、この場合結節要素が配置さ れ、押出成形部分と連結する。その他、引外し部によってより大きい結合面が作 られ、これは部材が互いに接着される時、特に有利に働く。

本発明の有利な構成によれば、結節要素は切欠き部と反対側に開いた成形体によ って形成することができる。このような開いた成形体は特に簡単に製造でき、ま た他の部材と結合することができる。

開いた成形体として構成された結節要素が薄板部分によって閉ざされ、その外面 が結節要素に接続する押出成形部分の輪郭に適合するのが適切である。

押出成形部分への結節要素の拡大した接触面を得るため、結節要素が引外し部に 接続する押出成形部分の部分を囲んでいると有利なことがある。拡大した接触面 は部材の結合のために適切に援用される。

結節要素と押出成形部分とは、さらに薄板によって覆うことができ、これは車体 の外被の一部分を形成する。このような薄板は、一方では外向きに開いた結節要 素を覆い、外から見ることができる突き合わせ箇所の数を減少させることを確実 にする。

その他、このようにして製作された車体のラッカ塗りのための均等で平滑なベー スが作られる。

本発明の一実施例を図面に示し、以下さらに詳細に説明する。

第１図は前方屋根支柱、前方屋根枠および側方屋根枠を互いに結合する乗用車の 結節要素の概略平面図を示し、第２図は第１図の線ｎ／Ｉ［に沿った断面図を示 す。

第１図は部分的に略図で結節要素３を示し、これは前方屋根支柱５、前方屋根枠 ７および側方屋根枠９を互いに結合している。前方屋根支柱５と側方屋根枠９と は、図面には示されていない別の部材とともに、ドア（図示されていない）を収 容する′ための切欠き部１１と境を接している。同様にして前方屋根支柱５は前 方屋根枠７およびその他の枠部分（図示されていない）とともに、窓ガラス（図 示されていない）を収容するための切欠き部１３と境を接している。

第２図に描かれた断面図は、外に向かって開いた結節要素８を明瞭に示している 。結節要素を収容するために、前方屋根支柱５も側方屋根枠９も、引外し部１５ を備えている。前方屋根支柱５および側方屋根枠９への結節要素３の拡大した接 触面を得るために、結節要素３は側方への突出部１７を備えており、これは共属 する押出成形部分を包み、これらと結合している（図示されていない）。

第２図が示すように、前方屋根支柱５は切欠き部１１に向いた部分において側方 の屋根桁９と突き合わさっているため、一つの突き合わせ箇所１９だけが生じる 。これによって、前方屋根支柱５および側方屋根枠９の切欠き部１１に向いた側 に成形されるバッキングフランジ２１の連続した延長が可能となる。

国際調査報告 国際調査報告 ＥＰ　９０１００４５０ Ｓ＾　３５２２１

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．ドアまたは窓の収容のための少なくとも一つの切欠きをもち、この切欠きが 押出成形物から製作された枠部分によって限られており、押出成形部分が結節要 素によって互いに結合されている車体であって、押出成形物（５，７，９）が切 欠き（１１，１３）に向いた側で互いに突き合わさっており、また押出成形部分 （５，７，９）が切欠き（１１，１３）と反対側で、突き合わせ箇所（１９）の 領域で引外し部（１５）を備えていること、また引外し部（１５）によって作ら れる空間に、押出成形部分（５，７，９）を結合する結節要素（３）が配置され ていることを特徴とする車体。
2. ２．結節要素（３）が切欠き（１１，１３）と反対側に開いた成形体によって形 成されていることを特徴とする請求項１記載の車体。
3. ３．結節要素が薄板部分によって閉ざされており、その外面が、結節要素（３） に接続する押出成形部分（５，７，９）の輪郭に適合していることを特徴とする 請求項２記載の車体。
4. ４．結節要素（３）が引外し部（１５）に接続する押出成形部分（５，７，９） の部分を覆っており、これらの部分が結節要素（３）と結合していることを特徴 とする請求項１または２記載の車体。
5. ５．結節要素（３）と押出成形部分（５，７，９）とが薄板で覆われており、こ の薄板が車体の外被の一部分を形成していることを特徴とする請求項４記載の車 体。