JP3074438B2 - ウエザーストリップ - Google Patents
ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP3074438B2 JP3074438B2 JP06163156A JP16315694A JP3074438B2 JP 3074438 B2 JP3074438 B2 JP 3074438B2 JP 06163156 A JP06163156 A JP 06163156A JP 16315694 A JP16315694 A JP 16315694A JP 3074438 B2 JP3074438 B2 JP 3074438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- door
- shaped
- welt
- lower side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィッシュボーンタイ
プの芯金を埋設したウエザーストリップに関するもので
ある。
プの芯金を埋設したウエザーストリップに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】最近、ドアオープニングウエザーストリ
ップにおけるメインシールをドア側のアウターシールか
らボディ側のインナーシールに変更する傾向にある。図
１乃至図３に示すように、コーナー部の曲線への追従性
を確保し、リップのめくれ上がりを防止する必要から、
それに埋設する最適な芯金は図３に示すフィッシュボー
ンタイプに限定したものを採用する場合がある。なお、
１０はボディ側フランジ、２０はそのフランジ１０に取
付ける（ドアオープニング）ウエザーストリップであっ
て、前記フランジ１０に嵌着するＵ字状ウエルト部２１
の車外側の側面に中空シール部２２を一体に結合し、ま
た、車内側の側面にリップ２３を突設したものである。
３０は前記ウエルト部２１に埋設したフィッシュボーン
タイプの芯金であって、複数個のＵ字状部分３１を連ね
て、長手方向に直線状連結部分３２により連結したもの
である。
ップにおけるメインシールをドア側のアウターシールか
らボディ側のインナーシールに変更する傾向にある。図
１乃至図３に示すように、コーナー部の曲線への追従性
を確保し、リップのめくれ上がりを防止する必要から、
それに埋設する最適な芯金は図３に示すフィッシュボー
ンタイプに限定したものを採用する場合がある。なお、
１０はボディ側フランジ、２０はそのフランジ１０に取
付ける（ドアオープニング）ウエザーストリップであっ
て、前記フランジ１０に嵌着するＵ字状ウエルト部２１
の車外側の側面に中空シール部２２を一体に結合し、ま
た、車内側の側面にリップ２３を突設したものである。
３０は前記ウエルト部２１に埋設したフィッシュボーン
タイプの芯金であって、複数個のＵ字状部分３１を連ね
て、長手方向に直線状連結部分３２により連結したもの
である。
【０００３】しかしながら、上記従来のウエザーストリ
ップ２０は、芯金３０を連結部分３２により連結してあ
るため、フレキシビリティに欠け、ボディへの組付けが
難しいことから、自動車組立現場から公差±３〜４ミリ
と言う厳しい全長寸法管理を要求されていると言う問題
点がある。
ップ２０は、芯金３０を連結部分３２により連結してあ
るため、フレキシビリティに欠け、ボディへの組付けが
難しいことから、自動車組立現場から公差±３〜４ミリ
と言う厳しい全長寸法管理を要求されていると言う問題
点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のウエザーストリップはフレキシビリテ
ィに欠け、ボディへの組付けが難しく、自動車組立現場
から公差±３〜４ミリと言う厳しい全長寸法管理を要求
されていることである。
点は、上記従来のウエザーストリップはフレキシビリテ
ィに欠け、ボディへの組付けが難しく、自動車組立現場
から公差±３〜４ミリと言う厳しい全長寸法管理を要求
されていることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】図４乃至図６を参考にし
て説明する。第１の発明は、ボディ側フランジ１０に嵌
着するＵ字状ウエルト部２１の車外側の側面に中空シー
ル部２２を結合し、前記ウエルト部２１に、複数個のＵ
字状部分３１を連ねて、長手方向に直線状連結部分３２
により連結した芯金３０を埋設してなるウエザーストリ
ップであって、そのうち、ドア下辺に当る部分の底部分
を部分的に打抜き、連結部分３２を切り欠く孔Ｈを設け
てなるものである。
て説明する。第１の発明は、ボディ側フランジ１０に嵌
着するＵ字状ウエルト部２１の車外側の側面に中空シー
ル部２２を結合し、前記ウエルト部２１に、複数個のＵ
字状部分３１を連ねて、長手方向に直線状連結部分３２
により連結した芯金３０を埋設してなるウエザーストリ
ップであって、そのうち、ドア下辺に当る部分の底部分
を部分的に打抜き、連結部分３２を切り欠く孔Ｈを設け
てなるものである。
【０００６】第２の発明は、上記第１の発明の構成に加
えて、ドア下辺に当る部分の底部分をスカーフプレート
４０で覆ってなるものである。
えて、ドア下辺に当る部分の底部分をスカーフプレート
４０で覆ってなるものである。
【０００７】
【実施例】実施例について説明する。本発明のウエザー
ストリップは、ボディ側フランジ１０に嵌着するＵ字状
ウエルト部２１の車外側の側面に中空シール部２２を一
体に結合すると共に車内側の側面にリップ２３を突設
し、複数個のＵ字状部分３１を連ねて、長手方向に直線
状連結部分３２により連結したフィッシュボーンタイプ
の芯金３０を、前記ウエルト部２１に埋設したものであ
って、そのうち、特にドア下辺に当る部分（つまり、ボ
ディ側ロッカー部）の底部分を部分的に打抜き、連結部
分３２を切り欠く孔Ｈを設けてある。
ストリップは、ボディ側フランジ１０に嵌着するＵ字状
ウエルト部２１の車外側の側面に中空シール部２２を一
体に結合すると共に車内側の側面にリップ２３を突設
し、複数個のＵ字状部分３１を連ねて、長手方向に直線
状連結部分３２により連結したフィッシュボーンタイプ
の芯金３０を、前記ウエルト部２１に埋設したものであ
って、そのうち、特にドア下辺に当る部分（つまり、ボ
ディ側ロッカー部）の底部分を部分的に打抜き、連結部
分３２を切り欠く孔Ｈを設けてある。
【０００８】なお、組付けに当っては、図１に示すよう
に、すなわち、初めに後辺１ａ（ピラー部）、次に上辺
１ｂ（ルーフ部）・前辺１ｃ（ヒンジ部）に当る部分を
取付け、最後にドア下辺１ｄに当る部分（ロッカー部）
を組付ける。
に、すなわち、初めに後辺１ａ（ピラー部）、次に上辺
１ｂ（ルーフ部）・前辺１ｃ（ヒンジ部）に当る部分を
取付け、最後にドア下辺１ｄに当る部分（ロッカー部）
を組付ける。
【０００９】また、４０はウエザーストリップ２０のド
ア下辺に当る部分の底部分を、外から見えないよう覆う
スカーフプレートである。
ア下辺に当る部分の底部分を、外から見えないよう覆う
スカーフプレートである。
【００１０】孔Ｈの寸法については、１０ｍｍ×６ｍｍ
程度の長穴が適当であるが、芯金連結部が最低１ヶ所切
れる程度の大きさの孔でも良い。
程度の長穴が適当であるが、芯金連結部が最低１ヶ所切
れる程度の大きさの孔でも良い。
【００１１】作用について説明すると、ドア下辺に当る
部分（ロッカー部）の底部分を部分的に打抜き、連結部
分３２を切り欠く孔Ｈを設けることにより、大きさにも
よるが、孔１個につき、それぞれ伸び方向は約＋３ミ
リ、縮み方向は約−１ミリの公差を許容することが出来
るため、ウエザーストリップの全長公差を大きく取るこ
とが出来、組付けが著しく容易になる。また、孔Ｈはス
カーフプレート４０に覆われるため、外観は従来とは何
等の違いがない。
部分（ロッカー部）の底部分を部分的に打抜き、連結部
分３２を切り欠く孔Ｈを設けることにより、大きさにも
よるが、孔１個につき、それぞれ伸び方向は約＋３ミ
リ、縮み方向は約−１ミリの公差を許容することが出来
るため、ウエザーストリップの全長公差を大きく取るこ
とが出来、組付けが著しく容易になる。また、孔Ｈはス
カーフプレート４０に覆われるため、外観は従来とは何
等の違いがない。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
外観を損うことなく、ウエザーストリップの全長公差を
大きく取ることが出来、組付けが著しく容易になる。
外観を損うことなく、ウエザーストリップの全長公差を
大きく取ることが出来、組付けが著しく容易になる。
【図１】ウエザーストリップを示す側面図である。
【図２】従来例を示す図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】芯金の斜視図である。
【図４】ウエザーストリップを示す側面図である。
【図５】本発明の実施例を示す図１のＡ−Ａ断面図であ
る。
る。
【図６】本発明の実施例を示す斜視図である。
１ａ 後辺（ピラー部） １ｂ 上辺（ルーフ部） １ｃ 前辺（ヒンジ部） １ｄ ドア下辺（ロッカー部） １０ フランジ ２０ ウエザーストリップ ２１ ウエルト部 ２２ 中空シール部 ２３ リップ ３０ 芯金 ３１ Ｕ字状部分 ３２ 連結部分 ４０ スカーフプレート Ｈ 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60R 13/06 B60J 5/00 501 B60J 10/08
Claims (2)
- 【請求項１】 ボディ側フランジ（１０）に嵌着するＵ
字状ウエルト部（２１）の車外側の側面に中空シール部
（２２）を結合し、前記ウエルト部（２１）に、複数個
のＵ字状部分（３１）を連ねて、長手方向に直線状連結
部分（３２）により連結した芯金（３０）を埋設してな
るウエザーストリップにおいて、ドア下辺に当る部分の
底部分を部分的に打抜き、連結部分（３２）を切り欠く
孔（Ｈ）を設けてなるウエザーストリップ。 - 【請求項２】 ボディ側フランジ（１０）に嵌着するＵ
字状ウエルト部（２１）の車外側の側面に中空シール部
（２２）を結合し、前記ウエルト部（２１）に、複数個
のＵ字状部分（３１）を連ねて、長手方向に直線状連結
部分（３２）により連結した芯金（３０）を埋設してな
るウエザーストリップにおいて、ドア下辺に当る部分の
底部分を部分的に打抜き、連結部分（３２）を切り欠く
孔（Ｈ）を設け、且つドア下辺に当る部分の底部分をス
カーフプレート（４０）で覆ってなるウエザーストリッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06163156A JP3074438B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06163156A JP3074438B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ウエザーストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082344A JPH082344A (ja) | 1996-01-09 |
| JP3074438B2 true JP3074438B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=15768298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06163156A Expired - Fee Related JP3074438B2 (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ウエザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074438B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4722737B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2011-07-13 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車用ウエザーストリップの製造方法 |
| JP4964698B2 (ja) * | 2007-07-18 | 2012-07-04 | 西川ゴム工業株式会社 | ボディフランジ用ウエザーストリップおよび同加工方法 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP06163156A patent/JP3074438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH082344A (ja) | 1996-01-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5618608A (en) | Weather strip | |
| JP3074438B2 (ja) | ウエザーストリップ | |
| JPH0340142U (ja) | ||
| JP3449188B2 (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
| JPH038539Y2 (ja) | ||
| JPH0730459Y2 (ja) | 自動車用ボディの排水構造 | |
| JP3579588B2 (ja) | 自動車用ドアトリム | |
| JP3261060B2 (ja) | 自動車のルーフモール構造 | |
| JP2946709B2 (ja) | 自動車のサイドボデー構造 | |
| JP3264138B2 (ja) | ハードトップ車のウエザストリップ構造 | |
| JPH0348912Y2 (ja) | ||
| JPH0238813Y2 (ja) | ||
| JPH0224383Y2 (ja) | ||
| JP2901825B2 (ja) | 車体側ウェザーストリップとウエルトシールとの接合部構造 | |
| JP2769724B2 (ja) | オープニングシールのコーナー成形方法 | |
| JPH0535910Y2 (ja) | ||
| JP3136584B2 (ja) | 車体のカウル構造 | |
| JP3706213B2 (ja) | 観音開きドアのシール構造 | |
| JP2865787B2 (ja) | 自動車用ドアウエザーストリップ | |
| JPH0219652U (ja) | ||
| JP2505268Y2 (ja) | リヤドア用ウェザ―ストリップ | |
| JPH059314B2 (ja) | ||
| JP2546333Y2 (ja) | エンジンカバーのシール構造 | |
| JPH0347005Y2 (ja) | ||
| JP3175754B2 (ja) | 自動車のリヤピラー構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |