JP2766519B2 - 繊維材料,特に綿花を開繊して除塵する装置 - Google Patents
繊維材料,特に綿花を開繊して除塵する装置Info
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- JP2766519B2 JP2766519B2 JP1198095A JP19809589A JP2766519B2 JP 2766519 B2 JP2766519 B2 JP 2766519B2 JP 1198095 A JP1198095 A JP 1198095A JP 19809589 A JP19809589 A JP 19809589A JP 2766519 B2 JP2766519 B2 JP 2766519B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G9/00—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton
- D01G9/08—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton by means of air draught arrangements
- D01G9/10—Opening or cleaning fibres, e.g. scutching cotton by means of air draught arrangements using foraminous cylinders
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- Textile Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維材料、特に綿花を開繊して除塵する装置
に係り、さらに詳細には供給装置の後段に配置された少
なくとも2つの針布ドラムを備え、少なくとも2つの針
布ドラムに分離開口部を有し不純物を除去するそれぞれ
少なくとも1つの分離端縁が設けられ、第2の針布ドラ
ムにおける遠心力が第1の針布ドラムにおける遠心力よ
りも大きい、繊維材料特に綿花を開繊して除塵する装置
に関する。
に係り、さらに詳細には供給装置の後段に配置された少
なくとも2つの針布ドラムを備え、少なくとも2つの針
布ドラムに分離開口部を有し不純物を除去するそれぞれ
少なくとも1つの分離端縁が設けられ、第2の針布ドラ
ムにおける遠心力が第1の針布ドラムにおける遠心力よ
りも大きい、繊維材料特に綿花を開繊して除塵する装置
に関する。
ドイツ特許公開公報2712650に開示された公知の装置
において、第1の実施例(第1図)には第1の針布ドラ
ムが設けられており、この第1の針布ドラムの後段に第
2の針布ドラムが接続されている。2つのドラムの回転
方向は反対である。第1の針布ドラムに比較して直径の
小さい第2の針布ドラムは第1の針布ドラムよりずっと
高い回転数で回転し、その針布ドラムの針布の尖端は第
1の針布ドラムの針布の尖端に対して繊維の受渡し可能
な位置に配置される。後段に接続されたケージドラムか
らの負圧は繊維移送通路を介して第2の針布ドラムまで
送られる。分離開口部を通過した後に繊維材料は、ハウ
ジングの開口部と分離開口部を介して流入する供給空気
に従って第2の針布ドラムから取り出されて、ケージド
ラムに達する。第2の実施例(第2図)によれば、第1
と第2の針布ドラムに対して1つの針布ドラムが設けら
れている。この第3の針布ドラムは第1の針布ドラムと
同一の直径を有し、第1の針布ドラムと同様に反時計方
向に回転するが、その回転数は低い。第1と第3の針布
ドラムの針布の尖端はカージング位置において当接して
いる。第3の針布ドラムはハウジングによって包囲され
ており、ハウジングは分離端縁を有する分離開口部によ
って中断されている。
において、第1の実施例(第1図)には第1の針布ドラ
ムが設けられており、この第1の針布ドラムの後段に第
2の針布ドラムが接続されている。2つのドラムの回転
方向は反対である。第1の針布ドラムに比較して直径の
小さい第2の針布ドラムは第1の針布ドラムよりずっと
高い回転数で回転し、その針布ドラムの針布の尖端は第
1の針布ドラムの針布の尖端に対して繊維の受渡し可能
な位置に配置される。後段に接続されたケージドラムか
らの負圧は繊維移送通路を介して第2の針布ドラムまで
送られる。分離開口部を通過した後に繊維材料は、ハウ
ジングの開口部と分離開口部を介して流入する供給空気
に従って第2の針布ドラムから取り出されて、ケージド
ラムに達する。第2の実施例(第2図)によれば、第1
と第2の針布ドラムに対して1つの針布ドラムが設けら
れている。この第3の針布ドラムは第1の針布ドラムと
同一の直径を有し、第1の針布ドラムと同様に反時計方
向に回転するが、その回転数は低い。第1と第3の針布
ドラムの針布の尖端はカージング位置において当接して
いる。第3の針布ドラムはハウジングによって包囲され
ており、ハウジングは分離端縁を有する分離開口部によ
って中断されている。
前記2つの従来技術の実施例においては第2の針布ド
ラムは空間的に直接第1の針布ドラムと共働する。第2
の針布ドラムから繊維材料を取り出す供給空気流が第1
の針布ドラムに好ましくない作用を及ぼすことが明らか
にされている。特に、第1の針布ドラムとハウジング間
の隙間においてこの吸引空気流が第1の針布ドラムの回
りに吹き込み、それによって繊維の案内に障害がもたら
される。さらに、外からの供給空気を介して吸引空気流
が第2の針布ドラムから取り出した良質の繊維塊と一緒
に分離開口部からの不純物も第2の針布ドラムへ伴送し
てしまうという欠点がある。ケージドラムからの吸引空
気流が第1と第2の針布ドラムに設けられた分離開口部
に好ましくない作用を及ぼす。さらに他の欠点は、繊維
材料は第1の針布ドラムから第2の針布ドラムへ直接移
行するときにきわめて高い回転数でなければ開繊でき
ず、そのためにコストが高くつき、特に旋回ぎりぎりの
回転数とドラムの幅によって制限されるということであ
る。回転数を著しく低くすることによって繊維材料の開
繊が非常に少ない場合には、第2の針布ドラムの除塵効
果は全体として非常に低いものである。
ラムは空間的に直接第1の針布ドラムと共働する。第2
の針布ドラムから繊維材料を取り出す供給空気流が第1
の針布ドラムに好ましくない作用を及ぼすことが明らか
にされている。特に、第1の針布ドラムとハウジング間
の隙間においてこの吸引空気流が第1の針布ドラムの回
りに吹き込み、それによって繊維の案内に障害がもたら
される。さらに、外からの供給空気を介して吸引空気流
が第2の針布ドラムから取り出した良質の繊維塊と一緒
に分離開口部からの不純物も第2の針布ドラムへ伴送し
てしまうという欠点がある。ケージドラムからの吸引空
気流が第1と第2の針布ドラムに設けられた分離開口部
に好ましくない作用を及ぼす。さらに他の欠点は、繊維
材料は第1の針布ドラムから第2の針布ドラムへ直接移
行するときにきわめて高い回転数でなければ開繊でき
ず、そのためにコストが高くつき、特に旋回ぎりぎりの
回転数とドラムの幅によって制限されるということであ
る。回転数を著しく低くすることによって繊維材料の開
繊が非常に少ない場合には、第2の針布ドラムの除塵効
果は全体として非常に低いものである。
従って、本発明の課題は、前述の欠点を除去し、特に
均一に繊維を案内することができ、かつ繊維材料の除塵
状態を改良した冒頭で述べた種類の装置を提供すること
である。
均一に繊維を案内することができ、かつ繊維材料の除塵
状態を改良した冒頭で述べた種類の装置を提供すること
である。
上記の課題を解決するために本発明によれば、供給位
置の後段に配置された第1及び第2の針布ドラムを備
え、前記第1及び第2の針布ドラムは夫々のハウジング
によって包囲され、該ハウジングの各々に分離開口部と
繊維から不純物を除去するための少なくとも一つの分離
端縁が設けられ、第2の針布ドラムにおける遠心力が第
1の針布ドラムにおける遠心力より大きい、繊維材料特
に木綿を開繊して除塵する装置において、 第1の針布ドラムと第2の針布ドラムの間に第3の針
布ドラムが配置され、 第1、第2及び第3の針布ドラムは相前後して接続さ
れており、 第3のドラムは分離開口部及び分離端縁のないハウジ
ングに包囲されており、 第3の針布ドラムが第1の針布ドラムと、第2の針布
ドラムが第3の針布ドラムとそれぞれ取り出し及び開繊
ドラムとして協動し、 空気式の繊維移送パイプが第2の針布ドラムの下流に
配置され、第2の針布ドラムからの繊維を空気流によっ
て受け取ることを特徴とする構成が採用されている。
置の後段に配置された第1及び第2の針布ドラムを備
え、前記第1及び第2の針布ドラムは夫々のハウジング
によって包囲され、該ハウジングの各々に分離開口部と
繊維から不純物を除去するための少なくとも一つの分離
端縁が設けられ、第2の針布ドラムにおける遠心力が第
1の針布ドラムにおける遠心力より大きい、繊維材料特
に木綿を開繊して除塵する装置において、 第1の針布ドラムと第2の針布ドラムの間に第3の針
布ドラムが配置され、 第1、第2及び第3の針布ドラムは相前後して接続さ
れており、 第3のドラムは分離開口部及び分離端縁のないハウジ
ングに包囲されており、 第3の針布ドラムが第1の針布ドラムと、第2の針布
ドラムが第3の針布ドラムとそれぞれ取り出し及び開繊
ドラムとして協動し、 空気式の繊維移送パイプが第2の針布ドラムの下流に
配置され、第2の針布ドラムからの繊維を空気流によっ
て受け取ることを特徴とする構成が採用されている。
第3の針布ドラムを介在させることによって、第1と
第2の針布ドラムが空間的に互いに離されることにな
る。重要なことは、3つの針布ドラムが互いに前後に接
続されること、すなわち第2の針布ドラムが共働するの
は第3の針布ドラムだけであって、第1の針布ドラムと
は共働しないことである。このようにして第2の針布ド
ラムは第3の針布ドラムに関してだけ、そして第3の針
布ドラムは第1の針布ドラムに関してだけ取り出し、す
なわち繊維受渡し及び開繊ドラムとして作用する。第3
の針布ドラム(中間ドラム)により第2と第1の針布ド
ラム間に空間的な距離が設けられることによって、空気
技術的に障害を発生する影響を防止することができると
いう効果が得られる。第3の針布ドラム(中間ドラム)
が取り出し及び開繊ドラムとして第1の針布ドラムと共
働し、すなわち第1と第3の針布ドラムの針布の尖端が
カージング位置において当接しないことによって、繊維
材料がさらに開繊されないしは延ばされるので、第2の
針布ドラムによる除塵効果が改良されるという効果があ
る。従ってこの中間ドラム(第3の針布ドラム)は2つ
の利点、すなわち空気流が第1の針布ドラムに及ぼす障
害を除去し、繊維材料の開繊状態を改良するという利点
を有するので、全体としてより均一に繊維材料が案内さ
れ、かつ繊維材料がより良好に除塵される。第3の針布
ドラム上でさらに延ばされることによって繊維が第2の
針布ドラム上で均一化され、それによってさらに繊維の
流れが改良される。繊維ラップ内の不均一な箇所は第2
の針布ドラムによって引き延ばされる。
第2の針布ドラムが空間的に互いに離されることにな
る。重要なことは、3つの針布ドラムが互いに前後に接
続されること、すなわち第2の針布ドラムが共働するの
は第3の針布ドラムだけであって、第1の針布ドラムと
は共働しないことである。このようにして第2の針布ド
ラムは第3の針布ドラムに関してだけ、そして第3の針
布ドラムは第1の針布ドラムに関してだけ取り出し、す
なわち繊維受渡し及び開繊ドラムとして作用する。第3
の針布ドラム(中間ドラム)により第2と第1の針布ド
ラム間に空間的な距離が設けられることによって、空気
技術的に障害を発生する影響を防止することができると
いう効果が得られる。第3の針布ドラム(中間ドラム)
が取り出し及び開繊ドラムとして第1の針布ドラムと共
働し、すなわち第1と第3の針布ドラムの針布の尖端が
カージング位置において当接しないことによって、繊維
材料がさらに開繊されないしは延ばされるので、第2の
針布ドラムによる除塵効果が改良されるという効果があ
る。従ってこの中間ドラム(第3の針布ドラム)は2つ
の利点、すなわち空気流が第1の針布ドラムに及ぼす障
害を除去し、繊維材料の開繊状態を改良するという利点
を有するので、全体としてより均一に繊維材料が案内さ
れ、かつ繊維材料がより良好に除塵される。第3の針布
ドラム上でさらに延ばされることによって繊維が第2の
針布ドラム上で均一化され、それによってさらに繊維の
流れが改良される。繊維ラップ内の不均一な箇所は第2
の針布ドラムによって引き延ばされる。
2つの針布ドラム(第1と第3の針布ドラム)のため
の分離開口部(分離箇所)の位置が離れるほど、分離箇
所の領域において空気の保持と空気の流れの分離が良好
に行われる。それによって前後して配置されている分離
開口部が互いに影響し合わない。繊維材料を吸引する吸
引空気と分離された不純物の流れは分離されている。2
つの分離開口部の下方の領域にあるゴミを収容する分離
及び飛翔室は互いに離れている。各分離開口部はその下
の領域に渦を発生させる。この旋回する流れからゴミを
分離するためには大きな鎮静室が必要である。また、こ
の鎮静室は比較的大きく形成され、さらに互いに大きく
離れている。従って第2の針布ドラムに設けられた分離
開口部から飛翔するゴミは第1の針布ドラムの分離開口
部に達することがより困難になり、各分離開口部に設け
られている吸引ゾーンへ達することはさらに困難であ
る。
の分離開口部(分離箇所)の位置が離れるほど、分離箇
所の領域において空気の保持と空気の流れの分離が良好
に行われる。それによって前後して配置されている分離
開口部が互いに影響し合わない。繊維材料を吸引する吸
引空気と分離された不純物の流れは分離されている。2
つの分離開口部の下方の領域にあるゴミを収容する分離
及び飛翔室は互いに離れている。各分離開口部はその下
の領域に渦を発生させる。この旋回する流れからゴミを
分離するためには大きな鎮静室が必要である。また、こ
の鎮静室は比較的大きく形成され、さらに互いに大きく
離れている。従って第2の針布ドラムに設けられた分離
開口部から飛翔するゴミは第1の針布ドラムの分離開口
部に達することがより困難になり、各分離開口部に設け
られている吸引ゾーンへ達することはさらに困難であ
る。
好ましくは第3の針布ドラムの回転方向は第1と第2
の針布ドラムの回転方向に対して反対に向けられてい
る。第2の針布ドラムへの材料の流れが第3の針布ドラ
ムの上方に延びていることによって、第1と第2の針布
ドラムの分離開口部の空気技術的な分離がさらに強化さ
れる。この2つの分離開口部は互いに理想的に分離され
ている。好ましくは第3の針布ドラムは分離開口部と分
離端縁を有さないハウジングによって包囲されている。
好ましくは第3の針布ドラムにおける周速度は第1の針
布ドラムにおける周速度よりも大きい。それによって繊
維材料はさらに開繊され(延ばされ)、そのことにより
第2の針布ドラム上における次の除塵が改良される。好
ましくは第2の針布ドラムにおける周速度は第3の針布
ドラムにおける周速度よりも大きい。第2の針布ドラム
における周速度は第3の針布ドラム(中間ドラム)を介
在させることによって公知の場合よりも小さくなり、そ
れによって構造的な利点が得られる。好ましくは第2の
針布ドラムの後段に、例えばケージドラム、除塵装置
等、移送空気から繊維を分離する装置が接続されてい
る。好ましくは第2の針布ドラムの後段に材料移送換気
扇を有する移送パイプが接続されている。好ましくは第
2の針布ドラムの繊維取り出し位置の近傍に空気吸引ス
リットが形成されている。それによって第2の針布ドラ
ムの分離開口部及び分離端縁に対して空間的な距離をお
いて移送空気の吸引を行うことができるので、分離開口
部から分離された不純物を意図に反して吸引することが
ない。繊維材料を吸引する吸引空気は不純物(ゴミ)の
流れから分離されているので、繊維塊と共にゴミを吸引
することがない。不純物は好ましくは遠心力と重力によ
って放出される。好ましくは第2の針布ドラムの直径と
第3の針布ドラムの直径は同一かあるいはほぼ等しい。
それによって第2の針布ドラムのいわゆる旋回ぎりぎり
の回転数が改良される。好ましくは第2の針布ドラムと
第3の針布ドラムの上方の共通のカバーは全体として着
脱可能である。それによってカバーの製造が簡易化さ
れ、かつ針布ドラムへ接近し易くなる。他の好ましい実
施例によれば、開繊しかつ除塵する装置の前段に繊維供
給装置が接続されており、この装置には上方の貯蔵筒と
下方の供給筒が設けられ、前記下方の供給筒から繊維材
料が移送装置を介して供給装置へ供給される。
の針布ドラムの回転方向に対して反対に向けられてい
る。第2の針布ドラムへの材料の流れが第3の針布ドラ
ムの上方に延びていることによって、第1と第2の針布
ドラムの分離開口部の空気技術的な分離がさらに強化さ
れる。この2つの分離開口部は互いに理想的に分離され
ている。好ましくは第3の針布ドラムは分離開口部と分
離端縁を有さないハウジングによって包囲されている。
好ましくは第3の針布ドラムにおける周速度は第1の針
布ドラムにおける周速度よりも大きい。それによって繊
維材料はさらに開繊され(延ばされ)、そのことにより
第2の針布ドラム上における次の除塵が改良される。好
ましくは第2の針布ドラムにおける周速度は第3の針布
ドラムにおける周速度よりも大きい。第2の針布ドラム
における周速度は第3の針布ドラム(中間ドラム)を介
在させることによって公知の場合よりも小さくなり、そ
れによって構造的な利点が得られる。好ましくは第2の
針布ドラムの後段に、例えばケージドラム、除塵装置
等、移送空気から繊維を分離する装置が接続されてい
る。好ましくは第2の針布ドラムの後段に材料移送換気
扇を有する移送パイプが接続されている。好ましくは第
2の針布ドラムの繊維取り出し位置の近傍に空気吸引ス
リットが形成されている。それによって第2の針布ドラ
ムの分離開口部及び分離端縁に対して空間的な距離をお
いて移送空気の吸引を行うことができるので、分離開口
部から分離された不純物を意図に反して吸引することが
ない。繊維材料を吸引する吸引空気は不純物(ゴミ)の
流れから分離されているので、繊維塊と共にゴミを吸引
することがない。不純物は好ましくは遠心力と重力によ
って放出される。好ましくは第2の針布ドラムの直径と
第3の針布ドラムの直径は同一かあるいはほぼ等しい。
それによって第2の針布ドラムのいわゆる旋回ぎりぎり
の回転数が改良される。好ましくは第2の針布ドラムと
第3の針布ドラムの上方の共通のカバーは全体として着
脱可能である。それによってカバーの製造が簡易化さ
れ、かつ針布ドラムへ接近し易くなる。他の好ましい実
施例によれば、開繊しかつ除塵する装置の前段に繊維供
給装置が接続されており、この装置には上方の貯蔵筒と
下方の供給筒が設けられ、前記下方の供給筒から繊維材
料が移送装置を介して供給装置へ供給される。
以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
する。
閉鎖されたハウジング1内に配置されている除塵装置
には、除塵すべき繊維材料(特に綿花)が繊維塊の形で
供給される。供給は例えば充填筒(不図示)を通して行
われる。ラップはフィードテーブル2とフィードローラ
3によって締め付けられて第1の針布ドラム4に供給さ
れ、針布ドラム4はハウジング1内に回転可能に軸承さ
れかつ反時計方向(矢印A)に回転する。針布ドラム4
の後ろには第3の針布ドラム5と第2の小さい針布ドラ
ム6が接続されている。針布ドラム4,5,6は鋸歯針布で
覆われている。針布ドラム4は約360mmから460mm例えば
410mmの直径と約15から21m/秒例えば18m/秒の周速度を
有し、針布ドラム5は約135mmから215mm例えば175mmの
直径と約19から25m/秒例えば22m/秒の周速度を有し、針
布ドラム6は70から130mm例えば100mmの直径と約23から
30mm/秒例えば26.5m/秒の周速度を有する。
には、除塵すべき繊維材料(特に綿花)が繊維塊の形で
供給される。供給は例えば充填筒(不図示)を通して行
われる。ラップはフィードテーブル2とフィードローラ
3によって締め付けられて第1の針布ドラム4に供給さ
れ、針布ドラム4はハウジング1内に回転可能に軸承さ
れかつ反時計方向(矢印A)に回転する。針布ドラム4
の後ろには第3の針布ドラム5と第2の小さい針布ドラ
ム6が接続されている。針布ドラム4,5,6は鋸歯針布で
覆われている。針布ドラム4は約360mmから460mm例えば
410mmの直径と約15から21m/秒例えば18m/秒の周速度を
有し、針布ドラム5は約135mmから215mm例えば175mmの
直径と約19から25m/秒例えば22m/秒の周速度を有し、針
布ドラム6は70から130mm例えば100mmの直径と約23から
30mm/秒例えば26.5m/秒の周速度を有する。
針布ドラム4,5,6はハウジング1ないしハウジング部
分17から25によって包囲される。従って針布ドラム4は
閉鎖されたハウジング内にあり、このハウジングには繊
維の不純物を排出するための分離開口部7が形成されて
おり、この分離開口部7の大きさはそれぞれの分離端縁
に合わせられており、ないしは合わせることができる。
分離開口部7には例えばモートナイフなどの分離端縁8
が設けられており、前記モートナイフは好ましくはハウ
ジング部分1aに調節可能に固定されている。ハウジング
1に形成された開口部26を通して分離開口部7は外気と
連通されている。
分17から25によって包囲される。従って針布ドラム4は
閉鎖されたハウジング内にあり、このハウジングには繊
維の不純物を排出するための分離開口部7が形成されて
おり、この分離開口部7の大きさはそれぞれの分離端縁
に合わせられており、ないしは合わせることができる。
分離開口部7には例えばモートナイフなどの分離端縁8
が設けられており、前記モートナイフは好ましくはハウ
ジング部分1aに調節可能に固定されている。ハウジング
1に形成された開口部26を通して分離開口部7は外気と
連通されている。
第1の針布ドラム4及び第3の針布ドラム5に比較し
て直径の小さい第2の針布ドラム6は針布ドラム4,5よ
り高い回転数で回転し、その場合に図から推測できるよ
うに針布の尖端6aは第3の針布ドラム5の針布の尖端5a
に対して取り出し位置にある。従って針布ドラム6は繊
維材料への作用から取り出し及び開繊ドラムと称され
る。針布ドラム5の針布の尖端5aは、図から明らかなよ
うに、第1の針布ドラム4の針布の尖端4aに対して取り
出し位置にある。例えば針布ドラム4と針布ドラム5の
直径及び針布ドラム5と針布ドラム6の直径の比が2:1
であるとすると、針布ドラム4より著しく高い回転数で
針布ドラム6が回転する場合には、角速度が大きいので
第1の針布ドラム4の場合よりも加速が大きく、従って
遠心力が大きい。従って繊維材料に作用する遠心力は、
針布ドラムから針布ドラムへと大きくなる。針布ドラム
6は繊維材料移送パイプ14を介してケージドラム(不図
示)に接続することができる。繊維材料は空気流16によ
って移送される。ケージドラムの内部は負圧を発生させ
るために吸引装置(不図示)と接続されている。負圧は
繊維移送パイプ14を介して針布ドラム6まで送り出され
る。
て直径の小さい第2の針布ドラム6は針布ドラム4,5よ
り高い回転数で回転し、その場合に図から推測できるよ
うに針布の尖端6aは第3の針布ドラム5の針布の尖端5a
に対して取り出し位置にある。従って針布ドラム6は繊
維材料への作用から取り出し及び開繊ドラムと称され
る。針布ドラム5の針布の尖端5aは、図から明らかなよ
うに、第1の針布ドラム4の針布の尖端4aに対して取り
出し位置にある。例えば針布ドラム4と針布ドラム5の
直径及び針布ドラム5と針布ドラム6の直径の比が2:1
であるとすると、針布ドラム4より著しく高い回転数で
針布ドラム6が回転する場合には、角速度が大きいので
第1の針布ドラム4の場合よりも加速が大きく、従って
遠心力が大きい。従って繊維材料に作用する遠心力は、
針布ドラムから針布ドラムへと大きくなる。針布ドラム
6は繊維材料移送パイプ14を介してケージドラム(不図
示)に接続することができる。繊維材料は空気流16によ
って移送される。ケージドラムの内部は負圧を発生させ
るために吸引装置(不図示)と接続されている。負圧は
繊維移送パイプ14を介して針布ドラム6まで送り出され
る。
次に機能を説明する。繊維塊からなる巻いたラップは
フィードローラ3から締め付けられた状態で第1の針布
ドラム4へ供給され、第1の針布ドラム4は繊維材料を
梳いて繊維束を針布に載せて持って行く。針布ドラム4
が分離開口部7の分離端縁8に接して回転するときに、
このドラムの周速度と曲率及びこの第1の分離段階に応
じた分離開口部7の大きさに従って、短い繊維と大きな
不純物が遠心力によって繊維材料から放出され、これら
は分離開口部7を通過した後にハウジング1内のダスト
ボックス9へ達する。このようにして予め除塵された繊
維材料は第1の針布ドラム4から第3の針布ドラム5の
針布の尖端によって取り出され、さらに開繊される。次
に繊維材料は第2の針布ドラム6の針布の尖端によって
第3の針布ドラム5から取り出されて、さらに開繊さ
れ、分離開口部7の分離端縁11に沿って案内される。す
でに述べたように第2の針布ドラム6においては発生さ
れる遠心力が第1の針布ドラム4の場合よりも大きいの
で、それに伴って繊維材料に含まれるより細かいゴミや
ほこりの小片が分離開口部10の所で繊維材料から分離さ
れる。針布ドラム6によって繊維材料を開繊して個々の
繊維にし、あるいは少なくとも非常に細かい繊維塊にす
ることによって、前記のより細かい不純物を繊維材料か
ら分離することが容易になる。分離開口部7と10で分離
された不純物と繊維部分は好ましくはパイプ導管12ない
し13によって吸引される。この吸引は連続的に、あるい
は非連続的に行うことができる。分離開口部10を通過し
た後に繊維材料は、吸引スリット15を介して流入する供
給空気と遠心力に従って第2の針布ドラム6から分離さ
れて、繊維移動通路14を通ってケージドラムに達する。
ほこりや繊維の断片のような細かい不純物及び最も細か
い不純物は回転するケージドラムの多孔のジャケットを
通って吸引空気流に吸引され、繊維はケージドラム上に
蓄積されてそこで繊維フリースを形成し、この繊維フリ
ースはケージドラムから取り外されて次の処理に送られ
る。
フィードローラ3から締め付けられた状態で第1の針布
ドラム4へ供給され、第1の針布ドラム4は繊維材料を
梳いて繊維束を針布に載せて持って行く。針布ドラム4
が分離開口部7の分離端縁8に接して回転するときに、
このドラムの周速度と曲率及びこの第1の分離段階に応
じた分離開口部7の大きさに従って、短い繊維と大きな
不純物が遠心力によって繊維材料から放出され、これら
は分離開口部7を通過した後にハウジング1内のダスト
ボックス9へ達する。このようにして予め除塵された繊
維材料は第1の針布ドラム4から第3の針布ドラム5の
針布の尖端によって取り出され、さらに開繊される。次
に繊維材料は第2の針布ドラム6の針布の尖端によって
第3の針布ドラム5から取り出されて、さらに開繊さ
れ、分離開口部7の分離端縁11に沿って案内される。す
でに述べたように第2の針布ドラム6においては発生さ
れる遠心力が第1の針布ドラム4の場合よりも大きいの
で、それに伴って繊維材料に含まれるより細かいゴミや
ほこりの小片が分離開口部10の所で繊維材料から分離さ
れる。針布ドラム6によって繊維材料を開繊して個々の
繊維にし、あるいは少なくとも非常に細かい繊維塊にす
ることによって、前記のより細かい不純物を繊維材料か
ら分離することが容易になる。分離開口部7と10で分離
された不純物と繊維部分は好ましくはパイプ導管12ない
し13によって吸引される。この吸引は連続的に、あるい
は非連続的に行うことができる。分離開口部10を通過し
た後に繊維材料は、吸引スリット15を介して流入する供
給空気と遠心力に従って第2の針布ドラム6から分離さ
れて、繊維移動通路14を通ってケージドラムに達する。
ほこりや繊維の断片のような細かい不純物及び最も細か
い不純物は回転するケージドラムの多孔のジャケットを
通って吸引空気流に吸引され、繊維はケージドラム上に
蓄積されてそこで繊維フリースを形成し、この繊維フリ
ースはケージドラムから取り外されて次の処理に送られ
る。
第2図によれば、ラップは2つのフィードローラ3a,3
b(回転方向は矢印E,F)によって第1の針布ドラム4に
供給される。針布ドラム4の下方には分離端縁8ないし
8aを有する2つの分離開口部7と7aが配置されている。
第2の針布ドラム6に分離端縁11a(図示せず)を有す
る他の分離開口部10aを設けることも可能である。針布
ドラム6は繊維移送パイプ14を介して、後段に設けられ
た例えばツリュツラー社のDUSTEX DXなどの除塵機27と
接続されている。繊維材料が固定のケージ面28でほこり
の空気から分離される。繊維移送パイプ14は換気扇29の
吸引側に連通している。換気扇29の吹き出し側からは繊
維移送パイプ30が出ている。
b(回転方向は矢印E,F)によって第1の針布ドラム4に
供給される。針布ドラム4の下方には分離端縁8ないし
8aを有する2つの分離開口部7と7aが配置されている。
第2の針布ドラム6に分離端縁11a(図示せず)を有す
る他の分離開口部10aを設けることも可能である。針布
ドラム6は繊維移送パイプ14を介して、後段に設けられ
た例えばツリュツラー社のDUSTEX DXなどの除塵機27と
接続されている。繊維材料が固定のケージ面28でほこり
の空気から分離される。繊維移送パイプ14は換気扇29の
吸引側に連通している。換気扇29の吹き出し側からは繊
維移送パイプ30が出ている。
第3図によれば、第2の針布ドラム6の直径と第3の
針布ドラム5の直径は同一である。第2の針布ドラム6
における遠心力は第1の針布ドラム4における遠心力よ
りも大きい。第2の針布ドラム6の周速度は第3の針布
ドラム5の周速度よりも大きい。第1の針布ドラム4、
第2の針布ドラム6及び第3の針布ドラム5の上方の共
通のカバー37は回転軸受け38内に軸承されており、全体
として着脱が可能である。
針布ドラム5の直径は同一である。第2の針布ドラム6
における遠心力は第1の針布ドラム4における遠心力よ
りも大きい。第2の針布ドラム6の周速度は第3の針布
ドラム5の周速度よりも大きい。第1の針布ドラム4、
第2の針布ドラム6及び第3の針布ドラム5の上方の共
通のカバー37は回転軸受け38内に軸承されており、全体
として着脱が可能である。
第4図に示すものはハウジング1内に配置された除塵
装置であって、除塵装置の前段には繊維供給装置31が接
続されており、繊維供給装置には上方の貯蔵筒32と下方
の供給筒33が設けられている。貯蔵筒32と供給筒33の間
にはゆっくりと回転するフィードローラ34と高速回転す
る開繊ローラ35が配置されている。供給筒33の下端から
繊維材料は例えばコンベヤベルトなどの移送装置36によ
って除塵装置のフィードローラ3a,3bに供給される。
装置であって、除塵装置の前段には繊維供給装置31が接
続されており、繊維供給装置には上方の貯蔵筒32と下方
の供給筒33が設けられている。貯蔵筒32と供給筒33の間
にはゆっくりと回転するフィードローラ34と高速回転す
る開繊ローラ35が配置されている。供給筒33の下端から
繊維材料は例えばコンベヤベルトなどの移送装置36によ
って除塵装置のフィードローラ3a,3bに供給される。
第3の針布ドラム5の他の利点は、繊維材料が第1の
針布ドラム4から中間段階を介して第2の針布ドラム6
へと加速されることである。急激な加速は行われず、繊
維材料を傷めない加速が行われる。
針布ドラム4から中間段階を介して第2の針布ドラム6
へと加速されることである。急激な加速は行われず、繊
維材料を傷めない加速が行われる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、分離
開口部7を有する第1ドラム4と空気移送パイプ14と協
動する第2ドラム6とを中間のドラム4で分離している
ため、第1ドラム4の分離開口部7において不純物の良
好な分離を行い、かつ繊維移送パイプ14内の搬送用空気
流が第1のドラム4に及ぼす影響、特にその不純物分離
作用に及ぼす影響を解消しており、繊維移送パイプ14よ
り充分に除塵された繊維を均質に送ることができる効果
が奏される。
開口部7を有する第1ドラム4と空気移送パイプ14と協
動する第2ドラム6とを中間のドラム4で分離している
ため、第1ドラム4の分離開口部7において不純物の良
好な分離を行い、かつ繊維移送パイプ14内の搬送用空気
流が第1のドラム4に及ぼす影響、特にその不純物分離
作用に及ぼす影響を解消しており、繊維移送パイプ14よ
り充分に除塵された繊維を均質に送ることができる効果
が奏される。
第1図はフィードローラとフィードテーブルを有する本
発明装置の側面図、第2図は2つのフィードローラと、
第1の針布ドラムに設けられた分離端縁を有する2つの
分離開口部と、後段に接続された除塵装置を有する第1
図と同様の装置を示す側面図、第3図は第2と第3の針
布ドラムが同一の直径を有する実施例を示す側面図、第
4図は前段に接続された繊維供給装置と移送装置を有す
る装置の側面図である。 4…第1の針布ドラム、5…第3の針布ドラム、6…第
2の針布ドラム、7,7a…分離開口部、8,8a…分離端縁、
10…分離開口部、11…分離端縁、14…繊維移送パイプ、
15…空気吸引スリット、20,21…ハウジング、27…除塵
装置、31…繊維供給装置、32…貯蔵筒、33…供給筒、34
…フィードローラ、35…開繊ドラム、36…移送装置。
発明装置の側面図、第2図は2つのフィードローラと、
第1の針布ドラムに設けられた分離端縁を有する2つの
分離開口部と、後段に接続された除塵装置を有する第1
図と同様の装置を示す側面図、第3図は第2と第3の針
布ドラムが同一の直径を有する実施例を示す側面図、第
4図は前段に接続された繊維供給装置と移送装置を有す
る装置の側面図である。 4…第1の針布ドラム、5…第3の針布ドラム、6…第
2の針布ドラム、7,7a…分離開口部、8,8a…分離端縁、
10…分離開口部、11…分離端縁、14…繊維移送パイプ、
15…空気吸引スリット、20,21…ハウジング、27…除塵
装置、31…繊維供給装置、32…貯蔵筒、33…供給筒、34
…フィードローラ、35…開繊ドラム、36…移送装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フェルディナント ライフェルト ドイツ連邦共和国,デー―4152 ケンペ ン 1,フォン―ベーリンク―シュトラ ーセ 34 (72)発明者 ステファン シュリヒター ドイツ連邦共和国,デー―4050 メンヘ ングラドバッハ 1,ザンクト ミヒャ エル―プラッツ 3 (56)参考文献 特開 昭54−38929(JP,A) 特開 昭59−150118(JP,A) 特公 昭61−58570(JP,B2) 実公 昭36−11106(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01G 9/06 D01G 9/18
Claims (11)
- 【請求項1】供給位置の後段に配置された第1及び第2
の針布ドラムを備え、前記第1及び第2の針布ドラムは
夫々のハウジングによって包囲され、該ハウジングの各
々に分離開口部と繊維から不純物を除去するための少な
くとも一つの分離端縁が設けられ、第2の針布ドラムに
おける遠心力が第1の針布ドラムにおける遠心力より大
きい、繊維材料特に木綿を開繊して除塵する装置におい
て、 第1の針布ドラム(4)と第2の針布ドラム(6)の間
に第3の針布ドラム(5)が配置され、 第1、第2及び第3の針布ドラム(4,5,6)は相前後し
て接続されており、 第3のドラム(5)は分離開口部及び分離端縁のないハ
ウジング(21)に包囲されており、 第3の針布ドラム(5)が第1の針布ドラム(4)と、
第2の針布ドラム(6)が第3の針布ドラム(5)とそ
れぞれ取り出し及び開繊ドラムとして協動し、 空気式の繊維移送パイプ(14)が第2の針布ドラム
(6)の下流に配置され、第2の針布ドラム(6)から
の繊維を空気流によって受け取ることを特徴とする繊維
材料、特に綿花を開繊して除塵する装置。 - 【請求項2】第3の針布ドラム(5)の回転方向が、第
1の針布ドラム(4)の回転方向及び第2の針布ドラム
(6)の回転方向と反対であることを特徴とする請求項
第1項に記載の装置。 - 【請求項3】第3の針布ドラム(5)における周速度が
第1の針布ドラム(4)におけるよりも大きいことを特
徴とする請求項第1項又は第2項に記載の装置。 - 【請求項4】第2の針布ドラム(6)における周速度が
第3の針布ドラム(5)におけるよりも大きいことを特
徴とする請求項第1項から第3項のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項5】繊維移送パイプ(14)に、材料移送用換気
扇(29)が接続されていることを特徴とする請求項第1
項から第4項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】第2の針布ドラム(6)の繊維取り出し箇
所(14a)の近傍に空気吸引スリット(15)が設けられ
ていることを特徴とする請求項第1項から第5項のいず
れか1項に記載の装置。 - 【請求項7】第2の針布ドラム(6)の直径と第3の針
布ドラム(5)の直径が等しいかあるいはほぼ等しいこ
とを特徴とする請求項第1項から第6項のいずれか1項
に記載の装置。 - 【請求項8】少なくとも第2の針布ドラム(6)と第3
の針布ドラム(5)の上方の共通のカバー(37)が全体
として針布ドラム(5,6)から着脱可能であることを特
徴とする請求項第1項から第7項のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項9】装置(1)の前段に繊維供給装置(31)が
接続されており、繊維供給装置には上方の貯蔵筒(32)
と下方の供給筒(33)が設けられ、前記供給筒から繊維
材料が移送装置(36)を介して供給装置(2,3;3a,3b)
に供給されることを特徴とする請求項第1項から第8項
のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項10】貯蔵筒(32)と供給筒(33)の間にフィ
ードローラ(34)と開繊ローラ(35)が配置されている
ことを特徴とする請求項第1項から第9項のいずれか1
項に記載の装置。 - 【請求項11】第1の針布ドラム(4)に少なくとも10
の分離開口部(7,7a)が設けられ、第2の針布ドラム
(ロ)に少なくとも1つの分離開口部(10)と少なくと
も1つの分離端縁(11)が設けられていることを特徴と
する請求項第1項から第10項のいずれか1項に記載の装
置。
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DE3906640A DE3906640C2 (de) | 1988-08-02 | 1989-03-02 | Vorrichtung zum Öffnen und Reinigen von Fasergut, insbesondere Baumwolle |
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DE3906640.1 | 1989-03-02 |
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ES (1) | ES2014373A6 (ja) |
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GB (1) | GB2222607B (ja) |
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DE4018311C2 (de) * | 1990-06-08 | 1999-05-20 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zum Reinigen und Öffnen von Textilfasermaterial, insbesondere Baumwolle, mit einer einer Zuführeinrichtung nachgeordneten rotierenden Stift- oder Nadelwalze |
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DE4130147B4 (de) * | 1990-09-17 | 2005-08-11 | Trützschler GmbH & Co KG | Vorrichtung an einer Karde, Reinigungsmaschine o. dgl. für Baumwollfasern |
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CN1314849C (zh) * | 2001-11-19 | 2007-05-09 | 赵庭义 | 棉花清杂机 |
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