JP2759072B2 - チェーン制動装置を備えた動力チェーンソー - Google Patents

チェーン制動装置を備えた動力チェーンソー

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JP2759072B2
JP2759072B2 JP8116613A JP11661396A JP2759072B2 JP 2759072 B2 JP2759072 B2 JP 2759072B2 JP 8116613 A JP8116613 A JP 8116613A JP 11661396 A JP11661396 A JP 11661396A JP 2759072 B2 JP2759072 B2 JP 2759072B2
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brake
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brake band
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/08Drives or gearings; Devices for swivelling or tilting the chain saw
    • B27B17/083Devices for arresting movement of the saw chain

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン制動装置
と、このチェーン制動装置を始動させるために設けられ
た2個の操作装置とを備え、チェーン制動装置がブレー
キドラムとこのブレーキドラムに巻きついたブレーキ帯
とを備え、このブレーキ帯がそれに作用するブレーキ帯
レバーによってゆるんだ位置から制動位置へ移動可能で
あり、前記操作装置が反動ブレーキおよび惰走ブレーキ
として形成され、反動ブレーキが手保護用湾曲部材と反
動ブレーキばねによって付勢された操作レバーとを備
え、反動ブレーキが準備位置からブレーキ帯を制動位置
にもたらすブレーキ帯レバーの操作位置へ移行するとき
に、操作レバーがケーシングに固定された回転軸の回り
にブレーキ帯レバーを揺動させ、惰走ブレーキが動力チ
ェーンソーの運転を開始するための操作要素とブレーキ
帯レバーの間に設けられた伝達部材と、ブレーキ帯を制
動位置へ付勢する惰走ブレーキばねとを備えている、動
力チェーンソーに関する。
【0002】
【従来の技術】このような動力チェーンソーはドイツ連
邦共和国特許出願公開第3430840号公報によって
知られている。この動力チェーンソーのチェーン制動装
置は、2個の操作装置によって動作開始される。この操
作装置は一方では反動ブレーキとして形成され、他方で
は惰走ブレーキとして形成されている。反動ブレーキは
危険な状況において鋸チェーンを短時間で制動する。そ
のために、大きな反動ブレーキばねの力が操作レバーを
介してブレーキ帯に作用するブレーキ帯レバーに伝達さ
れる。このブレーキ帯レバーは揺動運動を行い、ブレー
キ帯をその制動位置にもたらす。
【0003】惰走ブレーキには小さな惰走ブレーキばね
が付設されている。この惰走ブレーキばねはブレーキ帯
レバーに作用し、ブレーキ帯を制動位置にもたらす。惰
走ブレーキは伝達部材を備えている。この伝達部材は動
力チェーンソーの操作要素、例えばアクセルレバー装置
とブレーキ帯レバーの間に配置されている。惰走ブレー
キは、アクセルレバー装置が非作用位置にあるときに常
に作用する。
【0004】反動ブレーキが動作を開始すると、伝達部
材は、ブレーキ帯レバーの揺動運動によって、反動運動
を行う。アクセルレバー装置とブレーキ帯レバーの間の
伝達経路には、つりあいばねが設けられている。このつ
りあいばねは、反動ブレーキの操作時に伝達部材によっ
てアクセルレバー装置に伝達される反動を減少させる。
アクセルレバー装置の操作時に惰走ブレーキを惰走ブレ
ーキばねの力に抗してゆるめるために、つりあいばねは
惰走ブレーキばねよりも大きな寸法でなければならな
い。比較的に大きな寸法のために、反動ブレーキばねの
操作ときにアクセルレバー装置への反力はその一部だけ
しか減少しないので、アクセルレバー装置と操作人の手
には衝撃的な反力が作用する。更に、つりあいばねはア
クセルレバー装置とブレーキ帯レバーの間の伝達経路内
で、反動ブレーキばねのばね力に対して反対向きである
ので、反動ブレーキの制動力はブレーキ帯に完全に作用
しない。制動作用の損失を補うために、反動ブレーキば
ねを非常に大きく採寸しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、反動ブレーキの動作を開始するときに、アクセル
レバー装置が実質的に反力から解放され、チェーン制動
装置の構造が簡単であるように、チェーン制動装置を備
えた冒頭に述べた種類の動力チェーンソーを形成するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明に従
い、冒頭に述べた種類の動力チェーンソーにおいて、ブ
レーキ帯レバーが第2の回転軸を備え、この回転軸が第
1の回転軸に対して平行に配置され、惰走ブレーキの操
作時にブレーキレバーが第2の回転軸の回りに揺動可能
であることによって解決される。
【0007】反動ブレーキの操作時と惰走ブレーキの操
作時にブレーキ帯レバーが異なる回転軸の回りに揺動す
るので、反動ブレーキと惰走ブレーキの操作時にブレー
キ帯レバーの操作運動は互いに分離される。惰走ブレー
キと反動ブレーキが実質的に互いに独立した作動するの
で、一方のブレーキの反力は他方のブレーキに作用しな
い。特に、動力チェーンソーの運転を開始するための操
作要素とブレーキ帯レバーの間の伝達部材は反動ブレー
キの反力から充分に解放されている。従って、操作要素
および操作人の手への反動が実質的に防止される。反動
ブレーキの動作開始のための運動と惰走ブレーキの動作
開始のための運動が互いに分離されているので、操作要
素に対する反動ブレーキの反力の作用を小さくするため
のつりあいばねを省略することができる。それによっ
て、装置の構造が簡単になる。
【0008】有利な実施形では、第2の回転軸が軸受の
軸である。この場合、惰走ブレーキをゆるめるときおよ
び操作するときにブレーキ帯レバーが第2の回転軸の回
りに揺動可能であり、軸受を介してブレーキ帯レバーが
操作レバーに支承されている操作要素を押すと、惰走ブ
レーキがゆるめられる。その際、ブレーキ帯レバーは操
作レバーに支承された第2の回転軸の回りに揺動する。
ぞの後、危険な状態で反動ブレーキを操作すると、ブレ
ーキレバーはケーシングに固定された第1の回転軸の回
りに回転する。
【0009】ケーシングに固定された、ブレーキ帯レバ
ーの第1の回転軸は好ましくは操作レバーの回転軸と同
一である。この場合、第2の回転軸の回りのブレーキ帯
レバーの揺動運動は、操作レバーに設けたストッパーに
よって制限可能である。このストッパーは好ましくは操
作レバーの支承ピン、すなわち第1の回転軸によって形
成されている。従って、操作要素を押圧することによ
り、ブレーキ帯レバーは操作レバーに使用された第2の
回転軸の回りに、支承ピンに当接するまで揺動する。
【0010】ブレーキ帯レバーに作用する伝達部材の端
部は、操作要素の運転位置で、ブレーキ帯レバーと操作
レバーのケーシング固定の第1の回転軸に隣接して配置
されている。従って、伝達部材は、反動ブレーキによっ
て開始される揺動運動による影響を実質的に受けないで
いる。
【0011】
【発明の実施の形態】他の特徴および有利な実施形は、
他の請求項、以下の記載および図から明らかになる。次
に、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0012】図1は動力チェーンソー1の断面を示して
いる。この動力チェーンソーはスプロケット33によっ
て駆動される鋸チェーン34を備えている。スプロケッ
ト33と同軸にクラッチ兼ブレーキドラム3が取付けら
れている。このドラムはスプロケット33に相対回転し
ないように連結されている。クラッチ兼ブレーキドラム
3は駆動原動機の軸によって駆動される。この駆動原動
機は内燃機関でもよいし、電動機でもよい。ブレーキド
ラム3はほぼコップ状に形成され、ブレーキドラムに巻
きつくブレーキ帯4と共に、チェーン制動装置2を形成
している。ブレーキ帯4に制動力を加える際、ブレーキ
帯はブレーキドラム3の円筒状外周面に摩擦連結的に接
触する。それによって、ブレーキドラムは制動され、ブ
レーキドラム3と共に相対回転しないように回転するス
プロケット33と鋸チェーン34が停止する。
【0013】チェーン制動装置2は異なる二つの操作装
置によって動作を開始することが可能である。この操作
装置は一方では反動ブレーキとして、他方では惰走ブレ
ーキとして形成されている。
【0014】反動ブレーキは手保護用湾曲部材5と操作
レバー8からなっている。この操作レバーに反動ブレー
キばね14が作用している。反動ブレーキは図1に示し
た準備位置31から図2に示した操作位置32へ位置を
変えることができる。操作運動は手保護用湾曲部材5を
ケーシング固定の回転軸35回りに矢印36の方向に揺
動させることによって開始される。この手保護用湾曲部
材はそれに設けたレバー37を一緒に回転させる。この
レバー37はトグル装置9に作用し、このトグル装置を
その静止位置からその伸長位置を越えて解放位置へ揺動
させる。トグル装置9は操作レバー8に連結され、その
静止位置で操作レバー8をケーシングに固定するよう支
持する。この支持は、操作レバー8に作用する反動ブレ
ーキばね14の力がトグル装置9と手保護用湾曲部材に
設けられたレバー37とを介して、手保護用湾曲部材の
ケーシング固定の軸受35に伝達されることによって行
われる。操作位置32では、操作レバー8がドグル装置
9から解放される。すなわち、もはや支持されない。従
って、操作レバーは反動ブレーキばね14によってケー
シング固定の回転軸10の回りに揺動させられる。操作
レバー8には軸受13を介してブレーキ帯レバー7が揺
動可能に軸承されている。この場合、ブレーキ帯レバー
7はブレーキ帯4に連結されている。軸受13の支承軸
11は好ましくは、ケーシング固定の回転軸10に対し
て正確に平行に設けられている。反動ブレーキの操作位
置32において反動ブレーキばね14によって加えられ
る制動力は操作レバー8から軸受13を介してブレーキ
帯レバー7に伝達さえる。この場合、反動ブレーキのこ
の始動時に、ブレーキ帯レバー7は操作レバー8と同じ
回転運動をケーシング固定の回転軸10回りに行う。ブ
レーキ帯4はそのゆるんだ位置からその制動位置30へ
操作される。制動位置30ではブレーキ帯4は反動ブレ
ーキばね14の大きなばね力によってブレーキドラム3
に接触する。それによって、ブレーキドラム3ひいては
鋸チェーンがほんの一瞬のうちに制動停止される。
【0015】チェーン制動装置2は惰走ブレーキとして
形成された第2の操作装置によって動作を開始すること
ができる。そのために、動力チェーンソーの操作要素、
例えばアクセルレバー装置6、特にアクセルレバー20
と、ブレーキ帯レバー7との間に、伝達部材12が設け
られている。この伝達部材は惰走ブレーキばね15と共
にブレーキ帯レバー7に作用している。アクセルレバー
装置6の停止位置18(図1)で惰走ブレーキが操作さ
れ、アクセルレバー装置6の運転位置で惰走ブレーキが
ゆるむ。停止位置18では、惰走ブレーキばね15がブ
レーキ帯レバー7を次のように付勢している。すなわ
ち、ブレーキレバーが軸受13の支承軸11回りに回転
し、ブレーキ帯4がブレーキドラム3に接触するように
付勢している。アクセルレバー装置6、例えばアクセル
レバー20を図2においてその運転位置19へ操作する
と、伝達部材12が連行され、ブレーキ帯レバー7を惰
走ブレーキばね15の力に抗して支承軸11回りに揺動
させる。ブレーキ帯4がそのゆるんだ位置へ移動するの
で、ブレーキドラム3は解放され、鋸チェーン34を駆
動するスプロケットが回転する。
【0016】好ましくは、惰走ブレーキばね15がブレ
ーキ帯レバー7と操作レバー8の間に配置され、ブレー
キ帯レバー7を第2の回転軸、すなわち支承軸11の回
りにブレーキ帯4の制動位置30の方へ付勢している。
操作レバー8は軸受13の高さ位置に片持ちアーム38
を備えている。この片持ちアームの自由端には惰走ブレ
ーキばね15が作用している。片持ちアーム38は操作
レバー8に対してほぼ直角であり、その長さは第1と第
2の回転軸10,11の距離のほぼ半分である(図
3)。惰走ブレーキばね15は好ましくは操作レバー8
に取付けないで、ケーシングに固定されている。片持ち
アーム38と反対側の惰走ブレーキばね15の端部はブ
レーキ帯レバー7に連結されている。そのために、ばね
端部はブレーキ帯レバー7のフック39に取付けられて
いる。フック39はケーシングに固定された第1の回転
軸10と反対のブレーキ帯レバー7の側において、ほぼ
アクセルレバー装置6とブレーキ帯レバー7の間に配置
された伝達部材12の延長線上に配置されている。反動
ブレーキばね14と惰走ブレーキばね15は引張りば
ね、特にコイルばねとして形成されている。惰走ブレー
ばね15はそのばね力とてこ作用によって支承軸11回
りのブレーキ帯レバー7の回転モーメントを生じる。こ
の回転モーメントはブレーキ帯レバー7の枢着点44を
介してブレーキ帯4に伝達される。片持ちアーム38と
フック39における惰走ブレーキばね15の力作用点4
6,47は、両回転軸10,11を通る平面に対してほ
ぼ平行な仮想線をなす。回転軸10、支承軸11および
力作用点46,47は四角形の角を形成する。
【0017】てこ比は好ましくは図3に示すように、ケ
ーシング固定の第1の回転軸10とブレーキ帯レバー7
におけるブレーキ帯4の枢着点44との間のブレーキ帯
レバー7の腕の長さが、ケーシング固定の回転軸10と
支承軸11との間の距離の約半分になるように選定され
ている。このてこ比はブレーキ帯4に作用する反動ブレ
ーキばね14のばね力を増幅する。その際、操作レバー
8における反動ブレーキばね14の力の作用点45はほ
ぼ両回転軸10,11の間の半分の距離の範囲に設けら
れている。
【0018】アクセルレバー20を操作すると、伝達部
材12がブレーキ帯レバー12を引張り、第2の回転
軸、すなわち支承軸11の回りにブレーキ帯レバー7を
回転あせる。それによって、惰走ブレーキがゆるめられ
る。その際行われる、支承軸11回りのブレーキ帯レバ
ー7の揺動運動は、好ましくは操作レバー8上のストッ
パーによって制限される。この場合、ストッパーが操作
レバーの表面から突出する支承ピン16であると有利で
ある。この支承ピンは操作レバー8とブレーキ帯レバー
7のケーシング固定の共通の回転軸10を形成する。ブ
レーキ帯レバー7はその支承ピン16側に、ほぼ円欠状
の凹部を備えている。アクセルレバー装置6の運転位置
19で、支承ピン16がこの凹部に収容されている。そ
の際、操作レバー8とブレーキ帯レバー7は並べて配置
された平行な二つの平面内に位置するので、両レバー
7,8の切り離し運動が可能である。
【0019】ブレーキレバー7に作用する伝達部材12
の端部17は好ましくは、ケーシング固定の第1の回転
軸10に隣接して配置されている。そのため、惰走ブレ
ーキがゆるめられ、ブレーキ帯レバー7が支承ピン16
に接触する、アクセルレバー6の運転位置19(図2)
では、例えば反動ブレーキの操作時にブレーキ帯レバー
7の揺動運動が実質的に伝達部材12の姿勢に対して影
響を与えないという利点がある。それによって、反動ブ
レーキの操作がアクセルレバー装置6に反作用しない。
【0020】伝達部材12の端部17がブレーキ帯レバ
ー7の凹部に係合するピンとして形成されていると有利
である。好ましくは棒として形成された伝達部材12の
他端29は、回転可能に支承された牽引レバー21の牽
引穴22に係合している。この牽引穴内で他端29が摺
動可能に案内されている。そのために、他端29は好ま
しくはピン状に形成され、スリット状に形成された牽引
穴22に挿入されている。牽引レバー21はアクセルレ
バーの揺動軸24に対して平行に配置された回転軸23
を備えている。この場合、牽引レバー21の回転軸23
はアクセルレバー20と共に揺動軸24回りに回転可能
である。アクセルレバー20の運転位置19(図2)に
おいて、伝達部材12の端部17,29と牽引レバーの
回転軸23とアクセルレバー20の揺動軸24は好まし
くは、ほぼ仮想線上に位置している。その際、牽引レバ
ー21の回転軸23は、アクセルレバー20の揺動軸2
4よりも、伝達部材12のアクセルレバー20側の端部
29に近接している。運転位置19において伝達部材1
2は引張り力を伝達する。この引張り力は惰走ブレーキ
ばね15の力に抗してブレーキ帯4をゆるめた位置に保
持する。回転軸と伝達部材の端部をほぼ仮想線上に配置
したことにより、アクセルレバー20は運転位置で操作
人によって加えられる保持力から実質的に解放される。
加えられる引張り力は実質的にアクセルレバー20の軸
受によって受け止められる。
【0021】牽引レバー21は双腕状に形成されてい
る。この場合、第1の腕25には牽引穴22が形成さ
れ、第2の腕26はケーシング固定のストッパー27に
支持可能である。第2の腕26はストッパー27の側に
湾曲した支持面を備えている。この場合、支持面の自由
端範囲は好ましくは、アクセルレバー20の運転停止位
置18(図1)においても運転位置19(図2)におい
ても円筒状のストッパー27に接触している。牽引穴2
2のスリットの一方の側が開放しているので、伝達部材
12のピン状の端部29は牽引穴22内で長手方向に移
動可能である。反動ブレーキを操作する際、伝達部材が
長手方向運動 ─ この運動は惰走ブレーキをゆるめた
ときに発生し得る ─ を行うと、伝達部材12の端部
が逃げるので、反力がアクセルレバー装置6に作用しな
い。
【0022】アクセルレバー20は好ましくは回転ばね
28によってその停止位置18に付勢されている。回転
ばね28は牽引レバー21の回転軸23と同軸に配置さ
れている。この場合、回転ばね28の一端はアクセルレ
バー20に作用し、回転ばね28の他端は牽引レバー2
1の接触面をケーシング固定のストッパー27上に保持
している。
【0023】駆動原動機は図示実施例では電動機として
形成されている。この電動機は中空ホイールとして形成
されたブレーキドラム3を駆動する。電動機はアクセル
レバー20によって操作されるキー40によってスイッ
チを入れたり切ったりすることができる。キー40の切
り換えピン41にアクセルレバー20が作用している。
切り換えピン41は内部の圧縮ばねによってその突出位
置に付勢されている。アクセルレバー20が停止位置に
移動すると、惰走ブレーキが操作される前に、先ず最初
にキー40ひいては電動機のスイッチが切れる。
【0024】反動ブレーキの操作時に駆動原動機のスイ
ッチを切るために、マイクロスイッチ42が設けられて
いる。このマイクロスイッチの切り換えピン43は操作
レバー8の片持ちアーム38によって操作可能である。
反動ブレーキが操作されるや否や、操作レバー8は一体
に形成された片持ちアーム38と共に揺動し、それによ
って切り換えピン43が押され、キー40と電気的に直
列に接続されたマイクロスイッチ42が切れる。
【0025】図4〜6に示した実施の形態では、駆動原
動機として内燃機関が設けられている。この内燃機関は
好ましくは二サイクル機関として形成されている。ブレ
ーキドラム3は同時に、内燃機関によって駆動される図
示していない遠心クラッチのクラッチドラムを形成して
いる。
【0026】反動ブレーキおよび惰走ブレーキとして動
作開始されるチェーン制動装置の構造と機能は図1〜3
に示した実施の形態と同じである。従って、同じ部品に
は同じ参照番号が用いてある。
【0027】特に図5の側面図に、平行な平面内に並べ
て配置されたレバー7,8,37が示してある。このレ
バーはケーシング固定のピン16,35回りに揺動す
る。惰走ブレーキばね15の力に抗してブレーキ帯レバ
ー7を揺動させることによって惰走ブレーキをゆるめる
ための伝達部材として、ボーデンケーブルが設けられて
いる。このボーデンケーブルは鞘120とケーブル本体
121からなっている。ブレーキ帯レバー側のボーデン
ケーブル本体121の前端部は曲がらない端棒170と
して形成されている。この端棒の自由端17はピン状に
曲げられ、ブレーキ帯レバーの穴に係合している。図
4,5に示すように、ボーデンケーブル本体はチェーン
制動装置側の端部において、ケーシング穴100内でケ
ーシングに固定されるよう支持されている。ボーデンケ
ーブル鞘120の他端は、動力チェーンソーの後側の把
手50の範囲において保持片51に保持されている。こ
の保持片はねじ52によって把手50に固定されてい
る。保持片51は偏心支承部によって補正距離zだけ把
手に沿って摺動可能であり、それによってボーデンケー
ブルは調節可能である。
【0028】ボーデンケーブル鞘120の把手側の端部
から出るボーデンケーブル本体121は、棒状の端片2
90で終わっている。この端片の自由端29はピン状に
曲げられ、牽引レバー21の牽引穴22に係合してい
る。牽引レバーはケーシングに固定された回転軸230
の回りに揺動可能である。そのために、牽引レバーは図
1〜3の実施の形態と同様に弓形の接触面210を備え
ている。この接触面は操作要素200の操作カム201
に向き合っている。操作要素は図6に示した実施の形態
ではアクセルレバー20と協働するアクセルレバー止め
部材である。アクセルレバー止め部材200はアクセル
レバー20と反対の把手50の側に設けられ、ケーシン
グに固定された回転軸49の回りに揺動可能である。こ
の回転軸の範囲には更に、脚付ばね48が設けられてい
る。この脚付ばねはアクセルレバー止め部材200をそ
の非作用位置に付勢する。図4〜6の実施の形態も惰走
ブレーキの機能の実施と同様に作動する。アクセルレバ
ー止め部材200を押すことにより、牽引レバー21は
ケーシングに固定された回転軸230の回りに揺動し、
ボーデンケーブル本体121の端片290を一緒に動か
す。それによって、ボーデンケーブル本体が動き、ブレ
ーキ帯レバー7が惰走ブレーキばね15の力に抗してブ
レーキ帯4のゆるめ位置へ移動する。
【0029】アクセルレバー止め部材を離すと、アクセ
ルレー止め部材は回転ばね48と惰走ブレーキばね15
の力によってその出発位置に戻る。牽引レバー21はそ
の静止位置へ揺動して戻り、ボーデンケーブル本体12
1がゆるむ。惰走ブレーキばね15は支承軸11の回り
にブレーキ帯レバーを矢印55の方向に揺動させる。そ
れによって、ブレーキ帯4はブレーキドラム3に接触
し、制動する。
【0030】惰走ブレーキばね15を片持ちアーム38
に取付けないで、図1,3において破線で示すように、
動力チェーンソーのケーシングに直接取付けると合目的
である。そのために、ケーシングに固定された取付けピ
ン60が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】反動ブレーキと惰走ブレーキを介して作動開始
可能なチェーン制動装置を備えた動力チェーンソーの非
作動状態を示す図である。
【図2】動力チェーンソーが運転位置にあり、反動ブレ
ーキが操作位置にある、図1と同様な図である。
【図3】チェーン制動装置を操作するためのレバー機構
の拡大図である。
【図4】伝達部材としてボーデンケーブルを備えた図1
のチェーン制動装置を示す図である。
【図5】チェーン制動装置を動作開始するためのレバー
装置の側面図である。
【図6】アクセルレバー止め部材に接続された伝達部材
としてのボーデンケーブルを備えたアクセルレバー装置
を示す図である。
【符号の説明】
1 動力チェーンソー 2 チェーン制動装置 3 ブレーキドラム 4 ブレーキ帯 5 手保護用湾曲部材 6 操作要素 7 ブレーキ帯レバー 8 操作レバー 10 回転軸 11 回転軸 12 伝達部材 13 軸受 14 反動ブレーキばね 15 惰走ブレーキばね 16 支承ピン 17 伝達部材の端部 20 アクセルレバー 21 牽引レバー 22 牽引穴 23 牽引レバーの回転軸 24 操作要素の回転軸 25,26 アーム 27 ストッパー 29 伝達部材の端部 30 制動位置 31 準備位置 200 スイッチ投入レバー
フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト メイヤー ドイツ連邦共和国 デー・71642 ルー ドヴィッヒスブルク ノイエ シュトラ ーセ 26 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27B 17/00 B27B 17/08 B23D 57/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーン制動装置(2)と、このチェー
    ン制動装置を始動させるために設けられた2個の操作装
    置とを備え、チェーン制動装置がブレーキドラム(3)
    とこのブレーキドラム(3)に巻きついたブレーキ帯
    (4)とを備え、このブレーキ帯(4)がそれに作用す
    るブレーキ帯レバー(7)によってゆるんだ位置から制
    動位置(30)へ移動可能であり、前記操作装置が反動
    ブレーキおよび惰走ブレーキとして形成され、反動ブレ
    ーキが手保護用湾曲部材(5)と反動ブレーキばね(1
    4)によって付勢された操作レバー(8)とを備え、反
    動ブレーキが準備位置(31)からブレーキ帯(4)を
    制動位置(30)にもたらすブレーキ帯レバー(7)の
    操作位置(32)へ移行するときに、操作レバーがケー
    シングに固定された回転軸(10)の回りにブレーキ帯
    レバー(7)を揺動させ、惰走ブレーキが動力チェーン
    ソーの運転を開始するための操作要素(6)とブレーキ
    帯レバー(7)の間に設けられた伝達部材(12)と、
    ブレーキ帯(4)を制動位置(30)へ付勢する惰走ブ
    レーキばね(15)とを備えている、動力チェーンソー
    において、ブレーキ帯レバー(7)が第2の回転軸(1
    1)を備え、この回転軸が第1の回転軸(10)に対し
    て平行に配置され、惰走ブレーキの操作時にブレーキレ
    バー(7)が第2の回転軸(11)の回りに揺動可能で
    あることを特徴とする動力チェーンソー。
  2. 【請求項2】 第2の回転軸(11)が軸受(13)の
    支承軸であり、ブレーキ帯レバー(7)がこの軸受を介
    して揺動可能に操作レバー(8)に支承されていること
    を特徴とする請求項1記載の動力チェーンソー。
  3. 【請求項3】 惰走ブレーキばね(15)がブレーキ帯
    レバー(7)と操作レバー(8)の間に設けられ、ブレ
    ーキ帯レバー(7)を第2の回転軸(11)回りに回転
    方向に付勢していることを特徴とする請求項1または2
    記載の動力チェーンソー。
  4. 【請求項4】 操作レバー(8)がケーシングに固定さ
    れた、ブレーキ帯レバー(7)の第1の回転軸(10)
    の回りに揺動可能であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一つに記載の動力チェーンソー。
  5. 【請求項5】 第2の回転軸(11)回りのブレーキ帯
    レバー(7)の揺動運動が操作レバー(8)のストッパ
    ー、特に操作レバー(8)の支承ピン(16)によって
    制限されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か一つに記載の動力チェーンソー。
  6. 【請求項6】 ブレーキ帯レバー(7)に作用する伝達
    部材(12)の端部(17)が、ケーシングに固定され
    た第1の回転軸(10)に隣接配置されていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の動力チェ
    ーンソー。
  7. 【請求項7】 操作要素(6)に牽引レバー(21)が
    回転可能に支承され、伝達部材(12)の端部(29)
    が牽引レバーの牽引穴(22)に挿入され、かつ牽引穴
    内で伝達部材(12)の引張り方向に移動可能に案内さ
    れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つ
    に記載の動力チェーンソー。
  8. 【請求項8】 牽引レバー(21)の回転軸(23)が
    操作要素(6)の回転軸(24)に対して平行に設けら
    れていることを特徴とする請求項7記載の動力チェーン
    ソー。
  9. 【請求項9】 牽引レバー(21)が双腕状レバーとし
    て形成され、このレバーの第1の腕(25)に、牽引穴
    (22)としての開放した長手スリットが形成され、第
    2の腕(26)がケーシング固定のストッパー(27)
    に支持可能であることを特徴とする請求項7または8記
    載の動力チェーンソー。
  10. 【請求項10】 操作要素(6)の作動位置(19)で
    伝達部材(12)の端部(17,29)と操作要素
    (6)の揺動軸(24)がほぼ直線上に配置されている
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の
    動力チェーンソー。
  11. 【請求項11】 操作要素(6)が動力チェーンソーの
    スイッチ投入レバーまたはアクセルレバー(20)であ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記
    載の動力チェーンソー。
  12. 【請求項12】 操作要素がスイッチ投入レバーまたは
    アクセルレバー(20)に付設されたスイッチ投入止め
    部材(200)であることを特徴とする請求項1〜10
    のいずれか一つに記載の動力チェーンソー。
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