JP3284021B2 - チェーンソーのブレーキ装置 - Google Patents

チェーンソーのブレーキ装置

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    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/08Drives or gearings; Devices for swivelling or tilting the chain saw
    • B27B17/083Devices for arresting movement of the saw chain

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チェーンソーのブレー
キ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
チェーンソーにあっては、手を保護するため前方のハン
ドルの前にハンドガードを取り付けたり、切断用チェー
ンの駆動を停止させるためのブレーキ装置として、ブレ
ーキドラム(遠心クラッチのクラッチドラムを兼ねてい
る)を取り巻く様にブレーキ帯を配置すると共に、ハン
ドガードを操作して前記ブレーキ帯の一端を引っ張っる
ことにより、該ブレーキ帯でブレーキドラムを締め上げ
てチェーンを停止させる様にしたものが知られている。
【0003】しかしながら、従来のチェーンソーでは、
モータの駆動スイッチをOFFにした後も、モータの慣
性回転によってチェーンが停止するまでの間(数秒程
度)、チェーンが回り続ける場合がある。このような状
態でチェーンが地面に触れたり、打ち付けられたりする
とチェーン自体が損傷し、しばしばチェーンを交換する
必要があった。また、加工材を不用意に傷つけることも
あった。さらに、作業者はチェーンが完全に停止するま
で次の作業にかかれず、作業性が悪いという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、トリガOFF位置時
に、速やかにチェーンの回転を停止することのできるチ
ェーンソーのブレーキ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明の
チェーンソーのブレーキ装置は、ハウジングから前方へ
突出したガイドバーに巻回された切断用チェーンと、該
チェーンの駆動用スプロケットに対して回転動力を与え
る駆動手段と、ON位置に操作されたときに前記駆動手
段を駆動し、OFF位置に操作されたときに前記駆動手
段を停止させるトリガ部材とを備え、前記駆動用スプロ
ケットに固定されたブレーキドラムを取り巻く様にブレ
ーキ帯を配置すると共に、定位置にセットされたハンド
ガードを操作して前記ブレーキ帯の一端を引っ張ること
により、該ブレーキ帯でブレーキドラムを締め上げてチ
ェーンを停止させる様にしたチェーンソーのブレーキ装
置において、前記ブレーキ帯の他端をスライド可能な
動部材に固定すると共に、該可動部材を前記ブレーキ帯
の締め上げ方向に付勢する付勢部材を設け、かつ、前記
トリガ部材が前記ON位置への操作により前記付勢部材
の付勢力に抗して前記可動部材をスライドさせて前記ブ
レーキ帯を緩めることを特徴とする。
【0006】このブレーキ装置によれば、前記トリガ部
材をOFF位置にしている間は可動部材がブレーキ帯を
ブレーキドラム締め上げ方向に引っ張るのでチェーンは
回転しない。そして、前記トリガ部材をON位置にする
とブレーキ帯を緩める様に可動部材が動作し、ブレーキ
ドラムがフリーとなってチェーンが回転可能になる。
【0007】ここで、電動式のチェーンソーでは、前記
駆動手段が、前記駆動用スプロケットに回転動力を与え
るようにハウジング内に設けられた電動モータであり、
前記トリガ部材は、ON位置にて電動モータに通電し、
OFF位置にて電動モータへの通電を停止するようモー
タの駆動スイッチを切り換え操作するように構成され
る。
【0008】また、エンジン式のチェーンソーでは、前
記駆動手段が、前記駆動用スプロケットに回転動力を与
えるようにハウジング内に設けられたエンジンであり、
前記トリガ部材は、ON位置にてエンジン回転数を上昇
させ、OFF位置にてエンジン回転数を低下させるよう
燃料バルブを切り換え操作するように構成し、あるいは
ON位置にてエンジン動力をスプロケットに伝達するク
ラッチをONにし、OFF位置にて同クラッチをOFF
にするようクラッチを切り換え操作するように構成され
る。
【0009】ここで、可動部材としてはワイヤの様な引
っ張りだけを行うことができる部材としておいてもよ
い。それは、ブレーキ帯には、例えばスチールベルトの
様な弾性を有するものが使用され、緩めると自然に輪を
広げる様に動こうとするので、引っ張りを解除若しくは
弱めるだけでブレーキを緩めることができるからであ
る。
【0010】しかし、より確実にするには、このチェー
ンソーのブレーキ装置において、前記可動部材を進退動
作するロッド部材とし、トリガON位置時には前記ブレ
ーキ帯を積極的に押し戻す部材として構成するとよい。
積極的に押し戻してやることによって確実にブレーキ解
除を行えるからである。
【0011】また、これをより具体的にいうと、前記ロ
ッド部材に付勢部材を装着してブレーキ帯をブレーキド
ラム締め上げ方向に常時引っ張っておく様に付勢してお
くと共に、前記トリガ部材を前記トリガ部材のON位置
に押し込んだときにスイッチONとなるスイッチを有
し、該トリガ部材を押し込んだときに前記付勢部材に抗
して前記ロッド部材を押し戻す押戻部材を、該トリガ部
材とロッド部材との間に配置してやるとよい。
【0012】このブレーキ装置では、トリガ部材を押し
込んで前記トリガ部材のON位置にすると、押戻部材が
ロッド部材を付勢部材に抗して押し戻すので、ブレーキ
帯が緩みチェーンを回転可能な状態にする。一方、トリ
ガ部材から手を離すと押戻部材に加わっていた力が解除
され、付勢部材の力が勝って、ロッド部材をブレーキ帯
の締め上げ方向に引っ張る。これにより、前記トリガ部
材のOFF位置とほぼ同時にブレーキ帯がブレーキドラ
ムを締め上げ、チェーンの回転を停止させることができ
る。
【0013】ここで、このチェーンソーのブレーキ装置
において、前記トリガ部材の揺動支点を、前記ロッド部
材から遠い側に設定すると共に、前記押戻部材を、前記
トリガ部材を押し込み方向に揺動するとき、該トリガ部
材の自由端及び前記ロッド部材と同時に係合し、ロッド
部材側へと揺動する様に構成するとよい。このように
成してやることで、トリガ部材の揺動による動作距離を
大きくとることができ、押戻部材を大きく動作させるこ
とができるようになる。この結果、ブレーキ帯を確実に
緩める位置までロッド部材を押し戻すことができるよう
になる。そして、ブレーキ帯の確実な緩めが可能であれ
ばこそ、付勢部材として強い付勢力を有するものを使用
することができるようになる。この結果、トリガOFF
位置時に速やかにロッド部材を動作せしめ、迅速なるブ
レーキをかけることができるようになる。
【0014】これらのチェーンソーのブレーキ装置にお
いて、前記ロッド部材を、チェーンソー本体の側壁近傍
を通る曲がり形状のロッドで構成するとよい。これは、
チェーンソーの本体内にはモータなどが配設されている
ので、これと邪魔にならないようにするためである。
【0015】以上説明した様に、本発明によれば、トリ
ガOFF位置時にチェーンの回転を迅速に停止させるこ
とができるので、チェーンを損傷させたり、加工材に誤
って傷を付けたりすることがなく、作業の流れをスムー
ズにし、効率をよくすることができる。
【0016】また、本発明では、ハンドガードに連動し
て締め上げるブレーキ帯の本来の固定端側を引っ張って
トリガOFFと連動した通常時のブレーキをかけるよう
にしたので、両ブレーキ時において、ブレーキの制動摩
擦を受ける位置が若干ずれてくれる。よって、トリガO
FFと連動した通常時のブレーキ使用によってハンドガ
ードに連動したブレーキの摩擦面が全体に摩耗してしま
うということも防止できる。
【0017】さらに、従来品のブレーキ帯の固定端を可
動部材に固定し、可動部材をトリガ部材と連動して動作
するようにするだけでよいので、従来の構造に大きな設
計変更を加える必要がなく、装置内の配置も複雑化しな
いという利点がある。
【0018】
【実施例】次に、実施例について説明する。図1に示す
様に、実施例の電動式チェーンソー10は、ハウジング
から前方へ突出したガイドバーGに巻回されたチェーン
Cを、ハウジングに内蔵された電動モータ(図示略)で
駆動するものであり、フロントハンドル11とリヤハン
ドル13とにより両手で持って使用できるようになって
いる。リヤハンドル13の握り部分には揺動型のトリガ
レバー15が配置されており、フロントハンドル11の
前方にはハンドガード17が配置されている。そして、
このハンドガード17を前方へと倒すことで機能するブ
レーキ装置20が内蔵されている。また、トリガレバー
15は、電動モータの駆動用スイッチ19の押しボタン
19aに当接させており、この押しボタン19aを突出
方向に付勢するバネにより、常時、図示時計方向に付勢
されている。
【0019】ハンドガード17と連動したブレーキ装置
20は、図3に拡大して示すように、スプロケットSに
固定されたブレーキドラム(遠心クラッチのクラッチド
ラムを兼ねる)21を取り巻く様に配置されたスチール
製のブレーキ帯23と、ハンドガード17に係合すると
共にブレーキ帯23の前方側の端23aを固定したリン
ク機構25とから構成される。リンク機構25は、ハン
ドガード17の係合突起17a,17bに挟まれている
前端リンクプレート31と、この前端リンクプレート3
1の後方顎32に下から支えられる様に連結係合される
中間リンクプレート33と、この中間リンクプレート3
3に連結されると共に、コイルスプリング34によって
常時前方へ向かって付勢されている後端リンクプレート
35とから構成されている。
【0020】そして、ハンドガード17を定位置にセッ
トした図示実線の状態では、3枚のリンクプレート3
1,33,35がほぼ一直線に並んでコイルスプリング
34を押し戻し、ブレーキ帯23を緩める方向へ押し戻
し、ブレーキドラム21はフリーになっている。この状
態において、ハンドガード17を前方へ倒すと、図示二
点鎖線の様に、突起17aが前端リンクプレート31を
押し下げ、この結果、後方顎32による下支えがなくな
った中間リンクプレート33が回動し、後端リンクプレ
ート35の前方への動作を可能ならしめる。これによ
り、コイルスプリング34が一気に伸び、ブレーキ帯2
3を迅速に強く締め上げる。よって、ブレーキドラム2
1が強制的に制動され、チェーンCが停止する。
【0021】ところで、このブレーキ帯23の後端23
bは、図1〜図3に示す様な曲がりロッド41に引掛け
固定され、駆動スイッチ19と連動した通常時のブレー
キ装置40をも構成している。この曲がりロッド41
は、本体ケース10a内に前後方向へスライド可能な様
に支持されており、後端にはコイルスプリング43がワ
ッシャ45、ダブルナット46を介して固定されてい
る。このコイルスプリング43の前端は本体ケース10
aの一部と係合している。この結果、曲がりロッド41
はコイルスプリング43によって後方へ付勢された状態
となっている。
【0022】この曲がりロッド41の後端には、直角方
向に2つのレバー51a,51bを備えた揺動部材51
の上向きレバー51aが当接係合されている。そして、
この揺動部材51の後方レバー51bは、トリガレバー
15の前端に当接係合されている。トリガレバー15
は、後端側を揺動支点15aとしているので、この前端
15bはスイッチのON/OFF操作によって最も大き
く動作する点である。
【0023】この様に構成された結果、駆動スイッチ1
9に連動したブレーキ装置40は、図3に実線で示す如
く、スイッチOFF位置時にはコイルスプリング43の
付勢力によって揺動部材51が図示反時計まわりに揺動
されると共に、曲がりロッド41が後方へと引っ張られ
る。この結果、ブレーキ帯23は締め上げ方向に引っ張
られることとなり、ブレーキドラム21に制動力が加わ
った状態となる。
【0024】一方、スイッチON位置時には、図示二点
鎖線に示すように、トリガレバー15が押し込まれるの
に伴って揺動部材51が図示時計まわりに揺動し、曲が
りロッド41の後端を前方へ向かって押圧する。この結
果、コイルスプリング43が縮んで、曲がりロッド41
が前方へスライドされる。そして、これに伴ってブレー
キ帯23が緩む方向に押し戻され、スチールベルトの自
己復元力によって速やかに緩んだ状態に広がる。
【0025】以上の結果、実施例のチェーンソー10で
は、トリガレバー15を押し込んでスイッチONにした
状態ではブレーキ帯23が緩んだ状態となってブレーキ
ドラム21の回転を許容し、チェーンCを回転させるこ
とができる。そして、トリガレバー15から手を離して
スイッチOFFとすると、前方へ押し戻されていた曲が
りロッド41がコイルスプリング43の付勢力によって
後方へと勢いよく移動し、ブレーキ帯23の後端23b
を引っ張る。この結果、ブレーキ帯23はブレーキドラ
ム21を急激に締め上げ、慣性力によって回転しようと
するチェーンCを速やかに停止させる。
【0026】以上説明した様に、本実施例によれば、ス
イッチOFF(トリガレバー15のOFF位置)と共に
ブレーキドラム21をブレーキ帯23で締め上げて停止
させるようにしたので、速やかにチェーンCを停止させ
ることができ、作業を停滞させない。
【0027】また、元々、ハンドガード17に連動して
動作するブレーキ装置として設けられているブレーキ帯
23を使用しており、しかも本来の固定端を曲がりロッ
ド41によって動作可能にしただけであるので、部品の
増加を極力抑え、かつ、装置構成を複雑化していないと
いう利点もある。
【0028】さらに、駆動スイッチ19に連動したブレ
ーキ装置40としては、ハンドガード17に連動したブ
レーキ帯23の締め上げ方向とは反対の締め上げ方向で
制動をかけるので、ブレーキ帯23とブレーキドラム2
1との摩擦面が若干ずれており、ハンドガード17を倒
してブレーキをかけたときにブレーキ帯23の摩擦面が
摩耗し過ぎているといったこともない。
【0029】加えて、曲がりロッド41を使用したの
で、図1,図2に示したように、ケース本体の側壁近傍
の隙間を縫うようにして通常時のブレーキ装置40を構
成することができ、装置を大型化するということもな
い。以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は、上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない限り種々なる態様に変形することが可能であ
る。
【0030】例えば、電動式ではないエンジン式のチェ
ーンソーにおいて、クラッチのON/OFF用の操作ス
イッチと連動して動作する様に通常時のブレーキ装置を
設けることとしてもよい。また、実施例ではクラッチド
ラムとブレーキドラムを同一の部品で構成したが、別々
の部品で構成するようにしてもよい。
【0031】さらに、電動チェーンソーの場合の駆動ス
イッチとトリガレバーとを同一部品で構成する様にして
もよいし、エンジン式でも同様にトリガレバー自体がバ
ルブ操作やクラッチ操作をする部品となっていても構わ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のチェーンソーを一部破断して示す正
面図である。
【図2】 実施例のチェーンソーの平面図である。
【図3】 実施例のチェーンソーの要部の拡大図であ
る。
【符号の説明】
10・・・チェーンソー、10a・・・本体ケース、1
1・・・フロントハンドル、13・・・リヤハンドル、
15・・・トリガレバー、17・・・ハンドガード、2
1・・・ブレーキドラム、23・・・ブレーキ帯、31
・・・前端リンクプレート、32・・・後方顎、33・
・・中間リンクプレート、34・・・コイルスプリン
グ、35・・・後端リンクプレート、41・・・曲がり
ロッド、43・・・コイルスプリング、45・・・ワッ
シャ、46・・・ダブルナット、51・・・揺動部材、
C・・・チェーン、G・・・ガイドバー、S・・・スプ
ロケット。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−127103(JP,A) 実開 昭55−18031(JP,U) 実開 昭61−155103(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27G 19/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングから前方へ突出したガイドバ
    ーに巻回された切断用チェーンと、 該チェーンの駆動用スプロケットに対して回転動力を与
    える駆動手段と、 ON位置に操作されたときに前記駆動手段を駆動し、O
    FF位置に操作されたときに前記駆動手段を停止させる
    トリガ部材とを備え、 前記駆動用スプロケットに固定されたブレーキドラムを
    取り巻く様にブレーキ帯を配置すると共に、定位置にセ
    ットされたハンドガードを操作して前記ブレーキ帯の一
    端を引っ張ることにより、該ブレーキ帯でブレーキドラ
    ムを締め上げてチェーンを停止させる様にしたチェーン
    ソーのブレーキ装置において、 前記ブレーキ帯の他端をスライド可能な可動部材に固定
    すると共に、 該可動部材を前記ブレーキ帯の締め上げ方向に付勢する
    付勢部材を設け、 かつ、前記トリガ部材が前記ON位置への操作により前
    記付勢部材の付勢力に抗して前記可動部材をスライドさ
    せて前記ブレーキ帯を緩める ことを特徴とするチェーン
    ソーのブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチェーンソーのブレーキ
    装置において、前記可動部材を進退動作するロッド部材
    とし、前記トリガ部材のON位置時には前記ブレーキ帯
    を積極的に押し戻す部材として構成したことを特徴とす
    るチェーンソーのブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のチェーンソーのブレーキ
    装置において、 前記ロッド部材に付勢部材を装着してブレーキ帯をブレ
    ーキドラム締め上げ方向に常時引っ張っておく様に付勢
    しておくと共に、 前記トリガ部材を前記トリガ部材のON位置に押し込ん
    だときにスイッチONとなるスイッチを有し、 該トリガ部材を押し込んだときに前記付勢部材に抗して
    前記ロッド部材を押し戻す押戻部材を、該トリガ部材と
    ロッド部材との間に配置したことを特徴とするチェーン
    ソーのブレーキ装置。
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