JP2739032B2 - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JP2739032B2
JP2739032B2 JP5344914A JP34491493A JP2739032B2 JP 2739032 B2 JP2739032 B2 JP 2739032B2 JP 5344914 A JP5344914 A JP 5344914A JP 34491493 A JP34491493 A JP 34491493A JP 2739032 B2 JP2739032 B2 JP 2739032B2
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成したシートを
糊付けして製本する製本装置に係り、詳しくは、例え
ば、連続的に画像形成するに必要な複数の装置と、画像
形成したシートを製本する製本装置と、製本した製本完
成品をし分け分類する仕分け収納装置等を接続して成る
オンラインの装置に適用される製本装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成したシートの複数枚を糊
付けして製本する動作を連続して自動的に行う場合、こ
れらに必要なジョブを行う複数の装置を連結したオンラ
イン装置が用いられている。
【0003】例えば、上記オンライン装置は、原稿を設
定する原稿設定部及び原稿を走査する光学系等と、多数
枚のシートを収納して、これを給紙する給紙部装置から
成る読み取り・給紙装置と、給紙されたシートの面像を
形成する画像形成装置と、画像形成したシートを製本す
る製本装置と、製本した完成品または単体のシートを仕
分け収納する仕分け収納装置等を順次接続した物から成
っている。
【0004】製本装置内で製本する際、シート整合トレ
イ内に整合されたシー卜束を糊付けして綴じる糊付けバ
インダがある。これに使用されるバインドテープは、ホ
ットメルトの糊をテープ状シートに塗布して成るタイプ
であって、ヒータにより加熱溶融させてシート束に当接
させてシート束を糊付けする。
【0005】また、シートは1つの整合トレイに収納
し、シー卜を突き当て部材に当接させて整合していた。
そして、シート束とこれに当接されているバインドテー
プは、一つのテープ加熱手段により加熱されていた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
記従来の製本装置においては、テープ加熱手段にバイン
ドテープを設定してから溶融するまでに時間がかかり、
更に溶融したバインドテープをシート束に当接させて加
熱しても、シート束に熱を奪われてしまい、十分な接着
が出来なかった。すなわち、常温のシート束を、糊付け
温度に加熱するまで、長い時間がかかっていた。
【0007】また、画像形成装置は高速且つ紙間が短い
性能で画像形成を行うものが適用されているので、シー
ト整合トレイが1つであると、整合に時間を要している
間にもシートは連続して供給されているので、装置のプ
ロダクティビティが低下すると共に、これに上記のシー
ト束の加熱に要する時間を加味するとプロダクティビテ
ィが更に低下してしまう。
【0008】また、整合トレイを2つ設けると、スペー
スを占有すると共にコストアップにつながる問題があ
る。
【0009】また、従来の画像形成装置のオンラインの
製本装置においては、シート搬入ロからシート束整合手
段と搬送手段とスタッカとが直列に配置されていて、搬
送移送手段はハンドリング方式である。この方式によれ
ば、製本作業においては順次搬入口から搬入された単シ
ートは整合手段によってシート束整合され、その後バイ
ンドテープをヒータ加熱によって製本し、製本完成品は
スタッカに送られ積載されるようになっている。指定冊
数の製本が完了するか、スタッカが満杯になるとスタッ
カはアンロードされ、機外にスタッカのトレイが突出
し、オペレータが製本物を除去し、除去されると自動的
にトレイは機内に収納され、再度スタンバイ状態にな
る。この時、アンロードから取り出し終了し再スタンバ
イ状態になるまで装置は製本動作を停止してしまい、プ
ロダクティビティは低下してしまう。
【0010】また、製本装置より上流に設けられたフィ
ニッシング装置であるところのステイプラーやフォルダ
等の簡易製本も、同様に停止してしまい機械の稼動率が
低下してしまう。
【0011】一方、画像形成されたシートは、スタッカ
や排紙トレイに積載されるが、オペレータは手作業によ
りこれらを仕分けしなければならない。しかしこれらの
労力を最小限度に抑える為に、近年ソータやメイルボッ
クスやマルチクライアントソータなどの仕分け装置への
要求が高まっている。
【0012】しかしながら、前記した直列に配置した各
モジュールを有する製本装置においては、搬送手段が製
本作業と一連的に動作するため、製本作業時間によつ
て、プロダクティビティが変化する。オンラインの画像
形成装置において最もタクトタイムがかかる製本装置に
よつて、装置全体のプロダクティビティが低下する事
は、高速の画像形成装置にはそのコストや生産性から見
ても好ましくない。
【0013】また、オンライン装置において、製本装置
より上流に画像形成手段と他のフィニッシヤーを、製本
装置より下流側に仕分け装置を配置した場合、仕分け装
置には、シングルシート,ステープル束シート,フォル
ド束シートなどのバイインドテープ方式によらないシー
ト束を綴じた簡易製本物が製本装置内の搬送部を通過し
なければならなくなる。従来の前記直列方式の製本装置
においては最終行程がスタッカになっているので、製本
装置による製本物と他のフィニッシャーによって作成さ
れた物とを同一のスタッカに混載するか、ジョブを分離
して各々に動作せしめるしかなかった。このため、仕分
け装置を下流に設ける事が出来ない構成になっていた。
【0014】本発明は、シート整合トレイ内でシートを
正確に整合して、適正なシート束を形成し、且つ、シー
ト束への加熱、テープ加熱手段へのバインドテープの設
定と加熱を効率的に行うようにしたこと、及び第1の搬
入口から第1の排出口までストレートに製本装置に関係
しないシート,シート束を通過搬送せしめる事、及び製
本動作の場合には、搬送路の分岐手段により別の経路を
もたせ第2の排出口を持たせた事により下流側に仕分け
装置をオンラインで接続できるようにすると共に、画像
形成装置の画像形成速度に対応できるプロダクティビテ
ィの高い製本装置を提供する事を目的にした物である。
【0015】また、背面当接位置Hにおいてテープ加熱
装置56、サイドヒータ51,52により加熱バインド
された製本完成品を、スタッカ又は下流側の仕分け装置
に移送可能な移送手段を備える製本装置を提供すること
を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを収納
する整合トレイと、前記整合されたシート束を整合トレ
イから背面当接位置に搬送する手段と、前記背面当接位
置でシート束の先端部にバインドテープを供給して背面
当接させて加熱手段によりシートを加熱バインドさせる
テープ加熱綴じ手段と、前記バインドされた製本完成品
を移送させる移送手段と、シートを貯蔵するスタッカ
と、前記移送手段は上下動するキャリッジであって、無
端状ベルトからなる搬送手段と、前記背面当接位置に製
本完成品を受け取りにいく受け取り手段と、を有するこ
とを特徴とする。
【0017】また、前記受け取り手段が製本完成品を受
け取る際に作動するストッパ手段を有し、該ストッパ手
段は前記搬送手段と共に製本完成品を搬入することを特
徴とする。また、前記キャリッジを挟んで前記スタッカ
の反対側に第2の排出口を備えることを特徴とする。
【0018】
【作用】以上の構成に基づき、オンライン装置の上流側
に位置した画像形成手段によって画像形成されてシート
搬入路からシート搬送路内を搬送されるシートは、まず
製本装置の製本作業を要求しない場合は、そのまま第1
の排出口から機外に排出され、排出口に設けられた積載
トレイに積載されるか、オンライン接続の仕分け装置が
設けられている場合は、下流に設けられた仕分け装置に
移送される。
【0019】またシート第1の搬入口より搬入されたシ
ートで、該製本作業を要求する場合は、分岐手段により
分岐されて、シート整合トレイヘ搬入されて収納・整合
される。
【0020】整合トレイ内に指定枚数のシートが収納さ
れた後は、シートの一時貯留手段が作動して整合トレイ
から整合束が搬出されるまで貯留する。
【0021】整合されたシート整合トレイのシート束
は、シート束搬送手段によって背面当接位置に移送さ
れ、背面当接位置にあるテープ加熱手段上のバインドテ
ープに端部を当接されて加熱され製本される。製本後の
完成品は、キャリッジの製本完成品受け取り手段により
受け取られて、搬送手段によリキャリッジ上に搬送され
る。キャリッジは、所定の位置に下降して保持している
製本完成品を装置内のスタッカに収納する。
【0022】製本完成品が収納されるスタッカが、2基
具備されている事により、一方のスタッカに製本完成品
が収納されている間には、他方のスタッカを装置本体か
ら引き出す事が出来る。これにより、多数冊の製本を行
う場合に、製本完成品の搬入スタッカを切り替える事
で、製品のサンプルを抜き取る事が出来るようになる。
また、製本完成品をスタッカに収納しない場合は第2の
排出口から機外に排出される。この時、第2の排出口に
は積載トレイが設けられていて製本完成サンプルを容易
に確認する事が出来る事となる。また、下流にオンライ
ン接続で仕分け装置を接続した場合には、排出口に対向
するところに仕分け装置の搬入口が設けられていて、製
本装置から仕分け装置に受け渡され移送される事とな
る。
【0023】
【実施例】以下、図を用いて本発明の説明を行う。
【0024】図1において、オンライン装置1は読み取
り・給紙装置201、画像形成装置202、製本装置2
03及び仕分け収納装置204を連続して接続したもの
から構成されている。
【0025】読み取り・給紙装置201は、不図示の原
稿が設定される原稿設定部2とこれを読み取り走査する
光学系3を上部に有し、下部には異なるサイズのシート
Sを積載した複数の給紙デッキ6、7と、シートSを給
紙する給紙部9、10とが配設されている。
【0026】給紙されたシートSは、シート搬送路11
を介して画像形成装置202のシート搬送路12へ搬送
される。符号13は、上記光学系3により読み取られた
画像情報に基づいてレーザー光を走査するレーザスキャ
ナ、15はレーザスキャナ13により走査されてトナー
像が形成される画像形成部を示す。画像形成部15によ
って画像形成されたシートSは、搬送ベルト16、搬送
ローラ対17により、後続の製本装置203のシート搬
送路19へ搬送される。
【0027】製本装置203は、シート搬送路19から
分岐した搬送されるシートSを収納して整合するシート
整合トレイ41、シート先端が突さ当てられる第1の突
き当て部材59、整合されたシート束、及びバインドテ
ーブを加熱するテープ加熱装置56と、製本完成品を搬
送する上下動自在のキヤリッジ60と、製本完成品を収
納するスタッカ71、72などを備えている。
【0028】仕分け収納装置204において、符号25
はシート搬送路23を搬送されるシート材Sを搬送パス
26に伝達するエレベータ、27は搬送パス26の複数
の分岐部にそれぞれは配設された搬送ローラ対、29は
各分岐部で分岐されたシート材Sを対応させて排出する
排出トレイ30に排出する排出ローラ対を示している。
また、製本装置203から排出される製本完成品は、エ
レベータ25及び搬送ローラ対31を介して排出口32
から機外に排出する事が出来る。
【0029】なお、製本装置は、仕分け収納装置204
が接されていない場合には、第1の排出口19bに、排
出されたシートを積載する積載トレイ(図示略)と、前
記第2の排出口139に、排出された製本完成品を積載
する積載トレイ(図示略)と、がそれぞれ接続されてい
る。
【0030】次に、製本装置203の詳細を図2に示
す。
【0031】同図において、製本装置203は、画像形
成装置202から搬送されるシート材Sのシート搬送路
19を有していて、両端部に第1の搬入口19a、第1
の排出口19bがそれぞれ形成されている。シート搬送
路19に沿って、上流側から搬入ローラ20、複数の搬
送ローラ対21、排出ローラ22などがそれぞれ配設さ
れている。搬入ローラ20の下流側近傍には、フラッパ
36(分岐手段)、配設されていて、シート搬送路19
をガイド部33に分岐している。上記分岐手段36が作
動されて、シート材Sを何れかのガイド部33へ導いた
り、あるいは両方とも作動しない場合は、シート材Sは
そのまま搬送路19内を搬送される。
【0032】ガイド部33の下流側には、上ガイド板4
3を有するシート整合トレイ41が配設されていて、そ
の先端部側にはシート材Sが突き当たる第1の突き当て
部材59が配設されている。搬送ローラ対39によりシ
ート整合トレイ41に搬入されるシート材Sは、一端部
(図中左上端部を揺動中心として回動自在のベルトから
なる掃き寄せ部材(掃き寄せ手段)49により、突き当
て部材59側へ寄せられて突き当て整合される。
【0033】また、シートの幅方向の整合は、幅寄せ手
段50によって、不図示の基準側に寄せられて行なわれ
る。上ガイド板43の上部に配設したファン(送風装
置)46は、整合トレイ41に搬入されるシート材Sを
エアーで押さえ付けて、折り畳まれたシート材Sの膨ら
みを防止するものである。符号53は、指定枚数のシー
ト束を狭持するクランプ部材53を示している。
【0034】また、符号42は、シート束の補助ガイド
プレート55は、ストップフィンガ(一冊分のシート束
が収納されると作動して、次のシート束の先頭の数枚を
一時的に貯留する)を示している。
【0035】また、製本完成したシート束S1 を移送す
るキャリッジ60は、次のような構成部材を有してい
る。
【0036】すなわち、キャリッジ60は、回転自在の
チェーン等により上下動自在に支持されているハウジン
グ601と、このハウジング601に正逆回転自在に設
けられた搬送ベルト603と、この搬送ベルト603に
附随して移動する後押し部材602と、補助ガイドプレ
ート42により搬送されるシート束の後端が突き当たる
ことによりシート束を支持し、かつシート束端部の位置
から退避可する位置へ、支軸606を中心として回動可
能なシート束後端支持板604と、製本されたシート束
を受け取る位置と水平位置とに屈伸するリンク607で
支持されたシート束支持棒605等を有している。上記
シート束支持棒605は、支軸606を中心として回動
自在になっている。
【0037】上記シート束後端支持板604は、クラン
プ部材53がシート束をテープ加熱装置56から離間さ
せた後に、シート束端部を支持する位置に移動し、クラ
ンプ部材53がシート束から離間することにより、シー
ト端部が突き当てられてシート束を支持するものであ
る。後押し部材602は、キャリッジ60の搬送ベルト
603と共に回動して、搬送ベルト603上に載置され
る製本完成品の端部を押し動かすものである。
【0038】符号77Aは、第1のテープリールR1
(図3参照)、77Bは、第2のテープリールR2 をそ
れぞれ示しており、何れかのテープリールから繰り出さ
れるバインドテープ77は、カッタ79により所定の長
さに切断される。
【0039】図2において、符号65は、製本完成品を
冷却するファンを示していて、矢印66方向にエアーを
流す。符号71、72は、キャリッジ60により搬送さ
れる製本完成品が収納されるスタッカ、70はスタッカ
71,72を引き出し自在にガイドするガイドレール、
73は製本装置を移動自在に支持するキャスタ、75は
製本装置の高さを調整するレベラーをそれぞれ示してい
る。
【0040】次に、テープリールR1 からバインドテー
プ77を供給する場合の動作について図3ないし図7に
より説明する。
【0041】バインドテープ77を移送するキャリッジ
Cは、図3に示すテープ供給位置501と製本を行なう
背面当接位置Hとの矢印502(図2参照)方向に移動
可能になっている。図4に示すように、搬送ローラ81
により繰り出されたバインドテープ77の先端部は、カ
ッタ79の位置にある。
【0042】カッタ79により所定量の長さに切断され
たバインドテープ77は、搬送ローラ82によりC1
置にあるキャリッジCに供給され、図5に示すキャリッ
ジ内の複数のローラ83a,83b,83cにより搬送
保持される。
【0043】バインドテープ77を供給されたキャリッ
ジCは、C1 位置からC2 位置(図3,図6)へ移動
後、ローラ83の回転により矢印方向に繰り出され、搬
送ローラ85により背面当接位置Hにあるテープ加熱装
置56へ移動部される。図7は、キャリッジCから繰り
出されたバインドテープ77が、テープ加熱装置56上
にc設定された状態を示している。
【0044】図8ないし図11は、シートの整合トレイ
41への搬入、及び整合されたシート束の背面当接位置
Hへの移送の状態を示している。
【0045】図8において、シート整合トレイ41に一
冊分の製本用シート束が搬入され整合されると、クラン
プ部材53が矢印G方向に作動ししてシート束S1がク
ランプされる。複数部の製本を行う際には、この時同時
にストップフィンガー55が作動して整合が完了し53
クランプ部材53でクランプされたシート束S1が整合
トレイ41から搬出されるまで次の冊束の先頭から数枚
を(S2,…,)一時的に貯留しはじめる。
【0046】図9は、突き当て部材59が退避位置に退
避して、クランプ部材53がシート束S1を整合トレイ
41内から背面当接位置Hへの移動を示している。クラ
ンプ部材53はシート束S1をクランプして背面当接位
置Hに向って直線移動する(シート束に無理なストレス
をかけないように)。この時クランプ部材53の移動に
略連動して、整合トレイ41の下部より補助ガイドプレ
ート42がシート束S1と平行に略等速に背面当接位置
H近傍まで移動して、シート束S1の下面をガイドして
いる。
【0047】図10は、クランプ部材53によってシー
ト束S1が整合トレイ41から搬出された状態を示して
いる。クランプ部材53によってシート束S1が整合ト
レイ41から搬出されると、突当て部材51が突き当て
位置に復帰し、ストップフィンガー55が貯留位置から
退避位置に退避して貯留していた数枚のシートを整合ト
レイ内に位置させると共に継続して整合トレイ内にされ
てくるシートS3を整合する。
【0048】図11はクランプ部材53によってシート
束S1を背面当接位置Hに設定させる状態を示してい
る。シート束S1はクランプ部材53にクランプされ下
面を補助ガイドプレート42によってガイドされつつ直
線的に(無理なストレスをかけられることなく)移動さ
れ背面当接位置Hに設定される。
【0049】なお、突き当て51とヒータ56との距離
は製本する束の大きさより長くなっている。
【0050】図12はテープ加熱装置56の略正面図を
示している。
【0051】同図において、テープ加熱装置56はバイ
ンドテープ77を加熱する背面ヒータ56aを有してい
る。テープ加熱装置56の両側に配設されているサイド
ヒータ51,52は、内端にヒータ51a,52aを、
側部にコロ51b,52bを有している。サイドヒータ
51,52の近傍には、内端にガイド部86a,87a
を有するテープガイド86,87がそれぞれ配設されて
いて、基部が固着されている支軸88,89を中心とし
て回動自在になっている。
【0052】図13〜図22は、テープ加熱装置の作動
状況を示しており、図13はバインドテープ77が不図
示テープ供給手段によってテープガイドに案内されて背
面当接位置Hに供給された状態を示している。
【0053】バインドテープ77が不図示テープ供給手
段によって背面当接位置Hに供給されると、背面ヒータ
56がテープ側に移動してバインドテープ77の予熱を
開始する(図14)。
【0054】図15は、シート束搬送手段53によって
整合トレイ41から整合されたシート束S1が背面当接
位置Hに移送されシート束の背面がバインドされている
状態を示している。この時、シート束S1 の背面側端部
近傍には、規制ガイド上・下90a,90bがシート束
をガイドしている。これはシートSのカールや自重、加
熱手段の熱でシートが広がることを防止するためであ
る。
【0055】シート束の背面のバインドが完了すると、
図16に示すように、サイドヒータ51,52がテープ
ガイド86,87を退避させながら、バインドテープ7
7の端部を持ち上げつつ側面のバインドを開始する。こ
の時、前記規制ガイド上・下86,87はサイドヒータ
51,52の移動に伴ってシート先端部より退避する。
【0056】図17は、シートSのサイドのバインドを
行っている状態を示している。サイドヒータ51,52
は、図17に示すように矢印方向に移動してバインドテ
ープ77を介してシートSの先端両側部を押圧してサイ
ドのバインドを行なう。この時、前述のように図示位置
にテープガイド、規制ガイド上・下は退避している。
【0057】シートサイドのバインドが完了すると、バ
インドテープ77の折り曲げ部の仕上げを行うために、
サイドヒータ51,52は、図18に示すように、シー
トSのサイドの加圧を行いつつ、矢印方向にしごきを加
える。
【0058】次に、サイドヒータ51,52が矢印方向
に移動して、サイドヒータ51,52での加圧が解除さ
れる(図19)。
【0059】サイドヒータ51,52での加圧が解除さ
れると、シート束搬送手段であるクランプ部材53が、
製本完成品S1 を背面当接位置Hより退避させ、製本完
成品をキャリッジ60(図23参照)への受渡し位置へ
と移送する(図20)。
【0060】サイドヒータ51,52及び背面ヒータ5
6aは、製本完成品が背面当接位置Hはから退避する時
に、次のバインドテープ77を供給されるために、図2
1図22に示すように待機位置にもどる。
【0061】図23は、下面を補助ガイドプレート42
にガイドされつつクランプ部材53によって製本完成品
がキャリッジ60への受渡し位置に位置している状態を
示している。
【0062】キャリッジ60は、背面当接位置Hでシー
ト束が製本されている間に、キャリッジ内のシート束支
持棒605とシート束後端支持板604とが回転軸を中
心に回動し、シート束支持棒605はシート束の下面を
補助ガイドプレート42と共に支持する(シート束支持
棒が図2に示すD方向に動く)。
【0063】製本完成後、製本されたシート束は、クラ
ンプ部材53によってC方向(図2)に移動しヒータよ
り離間する。その後、引き上げられたシート束端部と、
ヒータの間に、シート束後端支持板が移動する。
【0064】図24は、クランプ部材53がシート束S
1 より離間し、シート束の端部が、シート束後端支持板
604上に、突き当たり、シート束をB方向(図2)で
支える状態を示している。
【0065】シート束支持棒が、D方向(図2)に更に
動き、シート束の下面をシート束支持棒のみで支持す
る。その後、クランプと補助ガイドプレートが整合トレ
イの方に戻る(図24)。
【0066】シート束がシート束支持棒605によって
補助ガイドプレート42の移動する軌跡上よりもより上
方に上げられているため、クランプ部材53、及び補助
ガイドプレート42はシート束下面に擦ることなく、整
合トレイ41まで戻ることが可能である。
【0067】クランプ部材53、及び補助ガイドプレー
ト42が整合トレイ41まで戻ったあと、シート束支持
棒605と、シート束後端支持板604がE方向(図
2)に回動し、シート束を水平な位置にする(図2
5)。水平な位置において、シート束は、搬送ベルト6
1に接地する。
【0068】図26、図27はそれぞれスタッカー7
1,72へ製本完成品を収納している状態を示してい
る。キャリッジ60上の製本完成品は搬送ベルト61と
後端押し部材604によってスタッカー71,72へ収
納される。
【0069】また、キャリッジ60上の製本完成品をス
タッカ71,72に収納しない場合には、図28に示す
ように、製本完成品は第2の排出口139から機外の排
出される。図29に於いて、製本装置203から排出さ
れる製本完成品は、仕分け収納装置204内の下部に於
いてエレベータ25に渡され、このエレベータ25の上
下動作によって、所定の排出トレイ30へ製本完成品が
収納される。また、排出トレイ30への製本完成品の収
納が不必要な場合は、最下位に位置するエレベータ25
を経てそのまま仕分け収納装置204の機外に排出され
る。
【0070】図30は、スタッカ71,72の側面図を
示している。スタッカ72は、取っ手141を有してい
て、装置内のロック装置に係合可能になっている。符号
146は、インジケータを示している。同様に、他のス
タッカ71側にも、取っ手242及びロック装置145
及びインジケータ146などが設けられている。
【0071】スタッカを上記のように2基設けて、一方
に製本完成品が搬送されている時に、他方のスタッカを
手動で引き出せるようにしたので、サンプルの点検や、
満杯になったスタッカ内の製本完成品の取り出しを、装
置の製本作業動作を停止する事無く行う事が出来る。
【0072】また、未製本用シート束、あるいはシート
を本体から製本装置を通じて仕分け収納装置に排出する
場合、キャリッジ60が製本装置の下方に移動する。そ
して、未製本用シート束あるいはシートは、スタッカ7
2の下方にある第2の搬入口91から入り、左側下部搬
送路92−キャリッジ60−右側下部搬送路93を通じ
て、第2の排出口139から排出される。このように、
構成することにより、未製本用シート束を仕分け収納装
置204外に排出する場合、仕分け収納装置204の搬
送パス26を経由しないで済むので、シート束の機外へ
の排出をように行うことができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
整合トレイから背面当接位置に搬送されてテープ加熱綴
じ手段により加熱バインドされる製本完成品を、移送手
段の受け取り手段により受け取るようにしたので、受け
取り手段を復帰させることによって、製本完成品を移送
手段の無端状ベルト上に積載することができる。
【0074】また、この移送手段を下降させて、無端状
ベルトを回動させることによって、製本完成品を、所定
のスタッカへ収納したり、あるいは第2の排出口を介し
て下流側の例えば仕分け装置へ移送させることができ
る。
【0075】また、製本完成品を受け取り手段で受け取
る際に、ストッパで製本完成品を規制することで、製本
完成品の安定した受け取りが可能となる。
【0076】また、スタッカに製本完成品を搬入する際
に、ベルト搬送手段のみでなく、ストッパでも製本完成
品を後押しすることによって、製本完成品を確実にスタ
ッカ内に搬入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例が適用されているオンラ
イン装置の操作側の側面図
【図2】同じく製本装置の縦断側面図
【図3】同じくテープ供給部の正面図
【図4】同じくテープ供給部の正面図
【図5】同じくテープ供給部の正面図
【図6】同じくテープ供給部の正面図
【図7】同じくテープ供給部の正面図
【図8】同じく整合トレイのシート束と、これをバイン
ドするテープ加熱装置の側面図。
【図9】同じく図8の装置の作用図
【図10】同じく図8の装置の作用図
【図11】同じくテープ加熱装置及びサイドヒータ部の
側面図
【図12】同じく図11の作用図
【図13】同じく図11の作用図
【図14】同じく図11の作用図
【図15】同じく図11の作用図
【図16】同じく図11の作用図
【図17】同じく図11の作用図
【図18】同じく図11の作用図
【図19】同じく図11の作用図
【図20】同じく図11の作用図
【図21】同じく図11の作用図
【図22】同じく図11の作用図
【図23】同じく製本完成後のシート束を搬送するキャ
リッジ部の側面図
【図24】同じく図23の作用図
【図25】同じく図23の作用図
【図26】同じく図23の作用図
【図27】同じく図23の作用図
【図28】同じく図23の作用図
【図29】同じく製本装置及び仕分け装置の縦断側面図
【図30】同じくスタッカ部の縦断側面図
【符号の説明】
1 ,S2 シート C キャリッジ C1 テープ供給位置のキャリッジ C2 背面当接位置のキャリッジ H 背面当接位置 19 シート搬送路 19a 第1の搬入口 19b 第1の排出口 36 フラッパ(分岐手段) 41 整合トレイ 42 補助ガイドプレート 46 ファン(送風装置) 49 掃き寄せ部材 50 幅寄せ手段(サイド整合手段) 51 サイドヒータ 53 クランプ部材 55 ストップフィンガー(シート貯留手
段) 56 テープ加熱装置(テープ加熱綴じ手
段) 59 突き当て部材 60 キャリッジ 71,72 スタッカ 77A(R1 ) 第1のテープリール 77B(R2 ) 第2のテープリール 77 バインドテープ 79 カッタ 91 第2の搬入口 92 左側下部搬送路 93 右側下部搬送路 139 第2の排出口 147 インジケータ 605 シート束支持棒(受け取り手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 534 G03G 15/00 534 (72)発明者 小笹 秀明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 榊原 弘造 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高橋 裕二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 早川 公昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−151288(JP,A) 特開 平5−270721(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収納する整合トレイと、 前記整合されたシート束を整合トレイから背面当接位置
    に搬送する手段と、 前記背面当接位置でシート束の先端部にバインドテープ
    を供給して背面当接させて加熱手段によりシートを加熱
    バインドさせるテープ加熱綴じ手段と、 前記バインドされた製本完成品を移送させる移送手段
    と、 シートを貯蔵するスタッカと、 前記移送手段は上下動するキャリッジであって、無端状
    ベルトからなる搬送手段と、 前記背面当接位置に製本完成品を受け取りにいく受け取
    り手段と、 を有することを特徴とする製本装置。
  2. 【請求項2】 前記受け取り手段が製本完成品を受け取
    る際に作動するストッパ手段を有し、該ストッパ手段は
    前記搬送手段と共に製本完成品を搬入することを特徴と
    する請求項1に記載の製本装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジを挟んで前記スタッカの
    反対側に第2の排出口を備えることを特徴とする請求項
    1に記載の製本装置。
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