JPH07165363A - 製本装置 - Google Patents

製本装置

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JPH07165363A
JPH07165363A JP5343077A JP34307793A JPH07165363A JP H07165363 A JPH07165363 A JP H07165363A JP 5343077 A JP5343077 A JP 5343077A JP 34307793 A JP34307793 A JP 34307793A JP H07165363 A JPH07165363 A JP H07165363A
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JP
Japan
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tape
sheet
tray
aligning
bookbinding
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Application number
JP5343077A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ozasa
秀明 小笹
Toshihiko Kusumoto
俊彦 楠元
Yuji Yamanaka
祐二 山中
Kozo Sakakibara
弘造 榊原
Yutaka Ota
裕 太田
Yoshimasu Yamaguchi
義益 山口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成済みのシートを第1と第2の整合ト
レイ内に収納・整合し、テープ加熱手段により加熱して
製本する製本装置において、第1又は第2の整合トレイ
へのシートの搬入不良を防止する。 【構成】 画像形成済みのシートSは、第1又は第2の
フラッパ36/P7により第1又は第2の整合トレイ4
1/42へ収納・整合され、テープ加熱装置56/57
により製本される。第1又は第2の整合トレイ内のシー
ト束高さが所定厚さに達したことが検知センサS1 /S
2 により検知されると、後続のシートは他方の整合トレ
イへ収納・整合され、製本されることなくスタッカ7
1,72又は装置外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成したシートを
糊付け又はステイプル止め等して製本する製本装置に係
り、詳しくは、連続的に画像形成するに必要な複数の装
置と、画像形成したシートを製本する製本装置と、製本
した製本完成品を仕分け分類する仕分け収納装置等を接
続して成るオンライン装置に適用される製本装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成したシートの複数枚を糊
付けして製本する動作を連続して自動的に行う場合、こ
れらに必要なジョブを行う複数の装置を連結したオンラ
イン装置が用いられている。
【0003】例えば、上記オンライン装置は、原稿を設
定する原稿設定部及び原稿を走査する光学系等と、多数
枚のシートを収納して、これを給紙する給紙部装置から
成る読み取り・給紙装置と、給紙されたシートの面像を
形成する画像形成装置と、画像形成したシートを製本す
る製本装置と、製本した完成品または単体のシートを仕
分け収納する仕分け収納装置等を順次接続した物から成
っている。
【0004】製本装置内で製本する際、シート整合トレ
イ内に整合されたシー卜束を糊付けして綴じる糊付けバ
インダがある。これに使用されるバインドテープは、ホ
ットメルトの糊をテープ状シートに塗布して成るタイプ
であって、ヒータにより加熱溶融させてシート束に当接
させてシート束を糊付けする。
【0005】また、シートは1つの整合トレイに収納
し、シー卜を突き当て部材に当接させて整合していた。
そして、シート束とこれに当接されているバインドテー
プはせ一つのテープ加熱手段により加熱されていた。ま
た、製本された完成品を収納する装置本体内のスタッカ
は、一つであつた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述した従来装置においては、装置内に搬入されるシート
が、例えば2つ折り又はZ折りした状態のものである場
合には、シート整合トレイに積載されたシート束の後端
部がふくらんで、これの端部に次の搬入されるシートが
突き当たって搬入不良を生じたり、搬入されるシートの
カールや厚さによっては、所定枚数を整合トレイに収納
できなくなるという問題がある。
【0007】本発明は、画像形成済みのシートを第1と
第2の整合トレイ内に収納・整合し、綴じ手段により綴
じて製本する製本装置において、第1と第2の整合トレ
イへのシートの搬入不良を防止した製本装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、画像形成済みのシートを搬入
して搬送するシート搬送路と、該シート搬送路内のシー
トを分岐する第1と第2の分岐手段と、前記第1の分岐
手段によって分岐されたシートを収納・整合する第1の
整合トレイと、前記第2の分岐手段によって分岐された
シートを収納・整合する第2の整合トレイと、前記第1
又は第2の整合トレイ内のシート束を綴じる綴じ手段
と、前記第1の整合トレイ内のシート束を挟持する第1
のクランプ手段と、前記第2の整合トレイ内のシート束
を挟持する第2のクランプ手段と、を有する製本装置に
おいて、前記第1と第2の整合トレイ内に搬入されて整
合されたシート束の厚さが所定厚さに達したことを検知
する検知手段を有し、前記検知手段によりシート束厚さ
が所定厚さ達したことが検知されると、前記第1の分岐
手段と第2の分岐手段とが切り換えられて、後続の搬入
されるシートは他方の整合トレイ内に収納・整合され、
該収納・整合されたシート整合束は製本せずに装置内ス
タッカ又は装置外に束搬送することを特徴とする。
【0009】
【作用】以上構成に基づき、画像形成手段によって画像
形成されてシート搬入路からシート搬送路内を搬送され
るシートは、まず製本装置の製本作業を要求しない場合
は、そのまま第1の排出口から機外に排出され、例え
ば、排出口に設けられた積載トレイに積載されるか、オ
ンライン接続の仕分け装置が設けられている場合は、下
流に設けられた仕分け装置に移送される。
【0010】またシート搬入口より搬入されたシート
で、該製本作業を要求する場合は、第1の分岐手段によ
り分岐されて、第1のシート整合トレイヘ搬入されて収
納・整合される。
【0011】第1のシート整合トレイ内に指定枚数のシ
ートが収納された後は、第1と第2の分岐手段が切り替
わって、シートは他方の第2のシート整合トレイ内に搬
入されて整合される。
【0012】整合された第1又は第2のシート整合トレ
イのシート束は、綴じて(テープ加熱手段上のバインド
テープに端部を当接されて加熱され)製本される。
【0013】上記第1又は第2の整合トレイにシートを
搬入する時、シート束厚さが所定厚さに達したことが検
知手段により検知されると、第1と第2の分岐手段が切
り換えられて、後続のシートは他方のシート整合トレイ
内に収納・整合される。
【0014】この収納・整合されたシート整合束は、上
記綴じ手段により製本することなく、例えば装置内スタ
ッカに収納するか又は装置外に排出される。
【0015】これにより、シート整合トレイ内へのシー
トの搬入不良を防止すると共に、製本装置に接続されて
いる画像形成装置を継続して稼動させることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の一実施例を説明
する。
【0017】図1において、オンライン装置1は読み取
り・給紙装置201、画像形成装置202、製本装置2
03及び仕分け収納装置204を連続して接続したもの
から構成されている。
【0018】読み取り・給紙装置201は、不図示の原
稿が設定される原稿設定部2とこれを読み取り走査する
光学系3を上部に有し、下部には異なるサイズのシート
Sを積載した複数の給紙デッキ6、7とシートSを給紙
する給紙部9、10が配設されている。
【0019】給紙されたシートSは、シート搬送路11
を介して画像形成装置202のシート搬送路12へ搬送
される。符号13は、上記光学系3により読み取られた
画像情報に基づいてレーザー光を走査するレーザスキャ
ナ、15はレーザスキャナ13により走査されてトナー
像が形成される画像形成部14を示す。画像形成部15
によって画像形成されたシートSは、搬送ベルト16、
搬送ローラ対17により、後続の製本装置203のシー
ト搬送路19へ搬送される。
【0020】製本装置203は、シート搬送路19から
分岐した搬送されるシートSを収納して整合する第1の
シート整合トレイ41、第2のシート整合トレイ42
と、シート先端が突さ当てられる第1の突き当て部材5
1、第2の突き当て部材52と、整合されたシート束、
及びバインドテーブを加熱する第1と第2のテープ加熱
装置56、57と、製本完成品をハンドリングするハン
ドリング部材63及びこれを備えていて上下動自在のキ
ヤリッジ60と、製本完成品を収納するスタッカ71、
72などを備えている。
【0021】仕分け収納装置204において、符号25
はシート搬送路23を搬送されるシート材Sを搬送パス
26に伝達するエレベータ、27は搬送パス26の複数
の分岐部にそれぞれは移設された搬送ローラ対、29は
各分岐部で分岐されたシート材Sを対応させて排出する
排出トレイ30に排出する排出ローラ対を示している。
また、製本装置203から排出される製本完成品は、エ
レベータ25及び搬送ローラ対31を介して排出口32
から機外に排出する事が出来る。
【0022】次に、製本装置203の詳細を図2に示
す。
【0023】同図において、製本装置203は、画像形
成装置202から搬送されるシート材Sのシート搬送路
19を有していて、両端部に搬入口19a、排出口19
bがそれぞれ形成されている。シート搬送路19に沿っ
て、上流側から搬入ローラ20、複数の搬送ローラ対2
1、排出ローラ22などがそれぞれ配設されている。搬
入ローラ20の下流側近傍には、第1のフラッパ36
(分岐手段)、第2のフラッパ(分岐手段)37がそれ
ぞれ配設されていて、シート搬送路19をガイド部3
3、35に分岐している。上記分岐手段36、37は、
選択的に作動されて、シート材Sを何れかのガイド部3
3、35へ導いたり、あるいは両方とも作動しない場合
は、シート材Sはそのまま搬送路19内を搬送される。
【0024】ガイド部33の下流側には、上ガイド板4
3を有する第1のシート整合トレイ41が配設されてい
て、その先端部側にはシート材Sが突き当たる第1の突
き当て部材51が配設されている。搬送ローラ対39に
より第1のシート整合トレイ41に搬入されるシート材
Sは、一端部(図中左上端部を揺動中心として回動自在
のベルトからなる掃き寄せ部材(掃き寄せ手段)49に
より、第1の突き当て部材51側へ寄せられて突き当て
整合される。上ガイド板43の上部に配設したファン
(送風装置)46は、第1の整合トレイ41に搬入され
るシート材Sをエアーで押さえ付けて、折り畳まれたシ
ート材Sの膨らみを防止するものである。符号53は、
指定枚数のシート束を狭持するクランプ部材53を示し
ている。
【0025】第1のシート整合トレイ41の上方に配設
されている、第2の整合トレイ42も同様に構成されて
いて、符号40は搬送ローラ対45は上ガイド板、52
は第2の突き当て部材を示している。
【0026】仕分け収納装置の上部に配設されたテープ
ユニット76内には、テープリール77Aが収納されて
いて、これから繰り出されるバインドテープ77は、傾
斜状の変向ローラ78を介して上下方向に導かれてい
る。符号79はバインドテープ77を所定長さに切断す
るカッタ、57は後述するテープ供給位置でバインドテ
ープ77が供給される第2のテープ加熱装置57、第1
のテープ加熱装置56は背面当接位置でバインドテープ
77を加熱してシート束に糊付けする第1のテープ加熱
装置56、59は両テープ加熱装置56、57を衝突す
る事がなく、ガイドせしめるすれ違いパスをそれぞれ示
している。
【0027】キャリッジ60は、搬送ベルト(搬送手
段)61とこれと一体に移動するハンドリング部材63
を有していて、基端側のローラ62の支軸中心として回
動自在であるとともに、上下方向の1対の長穴69a,
69bに沿って矢印67方向に上下動自在になってい
る。ハンドリング部材63、第1のテープ加熱装置56
により製本された完成品をハンドリングし、搬送ベルト
61の回動と共に基端側のローラ62側へ移動して、完
成品をキャリッジ60上に積載させる。
【0028】符号66は、製本完成品を冷却するファン
を示していて、矢印66方向にエアーを流す。符号7
1、72は、キャリッジ60により搬送される製本完成
品が収納されるスタッカ、70はスタッカ71,72を
引き出し自在にガイドするガイドレール、73は製本装
置を移動自在に支持するキャスタ、75は製本装置の高
さを調整するレベラーをそれぞれ示している。
【0029】図3は、バインドテープ77の搬送パスの
正面図を示している。テープリール77Aから繰り出さ
れているバインドテープ77は、送り出しローラ対81
により送出され、搬送バス80により下方ヘガイドされ
ている。搬送バス80の途中に配設された搬送ローラ対
82b,82c間において、ダストパス85が分岐して
設けられ、フラッパ83により変向される。符号86
は、ダストボックスを示していて、装置外側方向に向け
て回動自在になっている。搬送パス80の下端部80a
には、ゴムローラ87aと、押し圧ローラからなるテー
プ給送ローラ(テープ給送手段)87が配設されてい
る。
【0030】このテープ給送ローラ87に対向する位置
のテープ供給位置Al(図24参照)には、第1のテー
プ加熱装置56または第2のテープ加熱装置57が位置
していてバインドテープ77の供給を受ける。図中、8
9は供給されるバインドテープ77の前端部を規制する
フィンガ、90はバインドテープ77の後端部を規制す
るフィンガであって、矢印91、92の方向に移動自在
になっている。
【0031】図4は、搬送パス80を搬送されるバイン
ドテープ77を第1の加熱装置56(57)へ導くテー
プ給送手段の別の手段を示している。
【0032】同図において、搬送パス80の下端部に
は、内部にバキュウム用ファン93aを有する中空ロー
ラ93が配設されている。この中空ローラ93の周面に
は、多数のエアー吸入口(図示略)が設けられていて、
搬送されるバインドテープ77を吸引しながら第1のテ
ープ加熱装置56(57)へ供給する事が出来る。
【0033】図5は、バインドテープ77に小さい搬送
力を付与するテープ給送手段を示している。パドル95
は、摩擦係数の高い弾性板95aを複数有していて、テ
ープ供給手段87または93から離れたバインドテープ
77を弱い力の搬送力で送る事が出来る。
【0034】図6(a)は、テープ供給部の斜視図を、
(b)は、バインドテープ77の断面図を示している。
カッタ79は、内部ロータリーカッタ(図示略)を有し
ていて、その支軸と一体のギヤ79aは、モータ96の
出カギヤ96aに噛み合っている。なお、バインドテー
プ77の搬送パス80の適所には、バインドテープ77
の有無、長さなどを検知すな不図示のセンサが、所定量
よりも短い場合には、このバインドテープ77はフラッ
パ83を介してダストボックス86へ導かれる。
【0035】第1のテープ加熱装置56(57)には、
後述する左右1対のガイド部材101,102がそれぞ
れ配設されており、テープ給送ロ―ラ87及びパドル9
5により供給されるバインドテープ77は、ガイドテー
プ77はガイド部材101,102にガイドされ、両フ
ィンガ89,90により所定位置に位置決めされる。バ
インドテープ77は、図6(b)に示すように、可撓性
の基板77b上にホットメルトタイプの接着剤77aを
付設した物からなっている。第1のテープ加熱装置56
(57)上に供給されたバインドテープ77は第1のテ
ープ加熱装置56(57)により予め加熱した状態にあ
る。
【0036】図7(a)は、テープ供給部におけるバイ
ンドテープ77とガイド部材101,102の展開平面
図を示し、(b)図は同じく側面図を示している。
【0037】図8、図9において、フィンガ89,90
は位置ぎめ部材103に配設した長穴103a,103
bに沿って矢印91方向(前後方向)に移動可能になっ
ていて、第1のテープ加熱装置56(57)上に供給さ
れたバインドテープ77の位置決めを行うようになって
いる。また、位置決め後の位置決め部材103は、矢印
方向(上方向)に移動して待避するようになっている。
【0038】図10、図11において、搬送パス80の
上側のガイド板の下端部には、テーブルガイド105が
延出して設けられており、このテーブルガイド105に
は、フィンガ90が遊動自在の長穴l05aが配設され
ている。また、テーブルガイド105は、第1のテープ
加熱装置56の端部とオーバーラップしていて、フィン
ガ90の下端部は第1のテープ加熱装置56の溝部56
aに沿って遊動自在になっている。これにより、パドル
95により送り出されたバインドテープ77の後端部
は、フィンガ90により更に第1のテープ加熱装置56
側へ移動されて位置決めされる。
【0039】図13、図14において、支持部材106
に形成された凹部には図12に示すテープリール77A
の複数個が隣接して配設されている。テープリール77
aから引き出されたバインドテープ77は、押さえロー
ラ107により支持部材106に押圧されている。押さ
えローラ107を自由端に支持している1対の支持レバ
ー10は、引っ張リバネ110により、押さえローラ1
07が下降する向きに付勢されている。
【0040】テープリール77A列の位置端部側には、
図15に示す可動部材111が配設されている。可動部
材111は、その側面にテープリール77Aに巻き芯7
7aを支持する支持116と、テープリール77Aから
引き出されるバイインドテープ77をガイドするガイド
板対117を有している。また、可動部材111は、ラ
ックl12と噛み合う不図示のピニオンを有していて、
このピニオンの回転により矢印113の方向に往復動自
在になっている。更に、可動部材111は、不図示の支
持手段により矢印115の方向に移動自在になってい
る。
【0041】図16は、テープユニット76内の送り出
しローラ対81にテープリール77Aのバインドテープ
77をセットする状態を示している。バインドテープ7
7の設定時には、送り出しローラ対81の従動ローラ8
lbを上方に待避させた状態で、バインドテープ77端
部をガイド板対117と、送り出し口ーラ対81間に通
して完了する。従動ローラ8lbを駆動ローラ8laに
当接させた状態で送り出しローラ対81を回転させれ
ば、新規のテープリール77Aのバインドテープ77を
搬送パス80内に供給する事が出来る。
【0042】図18(a)、図18(b)において、可
動部材111によリテープリール77Aを支持した状態
で支持部材106は、上方に移動され((b)図でf−
a間)更に図中右方(a−b間)に移動される。この状
態では、テープリール77Aは支持部材106の溝10
6a内に位置していてバインドテープ77を給送可能な
状態にある。
【0043】バインドテープ77が消耗して無くなった
場合、可動部材111が下降された後((b)において
a−C間)、右方へ(C−d間)される事により、巻き
芯溝106a内に落下してダストボックス86へ送られ
る。更に可動部材111を上昇(d−e間)した後に、
左方へ移動される事により、可動部材111の支軸は、
テープリール77A内に進入してこれを支持できる。
【0044】図(18a)は、構106a、ダストボッ
クス86の正面図を示し、(b)図は側面図を示してい
る。
【0045】図19は、バインドテープ77の搬送経路
を示している。この搬送経路と図18(a)の溝106
aとを比較した場合、両者がぶつからない経路で配設さ
れている事が示されている。
【0046】次に、背面当接位置A2 に位置しているテ
ープ加熱装置へのシート束の設定について説明する。
【0047】図20において、第1の整合トレイ41に
搬入されたシートSが指定枚数(所定枚数)に達する
と、第1の検出センサS1 により達したことが検知さ
れ、第1の整合トレイ41側へシート材Sを分岐させる
第1のフラッパ36が閉じて後続のシート材Sが第1の
整合トレイ41へ侵入するのが防止されると共に、第2
のフラッパ37がシート搬送路19側へ開いて後続のシ
ート材Sを第2の整合トレイ42へ導く。
【0048】第1の第1の整合トレイ41へ搬入・整合
されたシート束は、クランプ部材53により最下面のシ
ートを基準にしてクランプされる。シート束がクランプ
されると、第1の整合トレイ41は、シート積載面に対
して略垂直方向の矢印M方向(第2の整合トレイの場合
は矢印P方向)にシート束、クランプ部材53と共に平
行移動して、背面当接位置の延長上の位置に達する。こ
の時、第1の整合トレイ41とクランプ部材53の相対
位置A2 は、先のクランプ部材53がシート材Sの最下
面を基準にしてシート束をクランプした状態と変わらな
いようになっている。
【0049】図21において、第1の整合トレイ41が
前記背面当接位置A2 の延長上に達すると、クランプ部
材53が第1の整合トレイ41のシート積載面に対して
平行の矢印N方向(第2の整合トレイ42の場合は矢印
Q方向)に移動して、シート束を背面当接位置A2 に設
定する。なお、第1の整合トレイ41内のシート材Sが
指定枚数に達した後に、他方の第2の整合トレイ42で
収納・整合される後続のシート材Sは、テープ加熱装置
57によっては製本されずに、製本装置内のスタッカ7
1,72内に排出されるか、又は装置外に排出される。
【0050】図23、図24に第2の整合トレイ42に
指定枚数のシート材Sが搬入された後のシート束が背面
当接位置A2 へ設定されるまでの動きを示す。そして、
第2の整合トレイ42に搬入されるシート材Sが指定枚
数に達すると、これが第2の検出センサS2 により検知
され、第1と第2の分岐手段36,37の作用が切り替
わって、後続のシート材Sは他方の整合トレイで収納・
整合されると共に、製本されることなく、スタッカ7
1,72内又は装置外に排出される。
【0051】なお、各部の動きは、上述した第1の整合
トレイ41の場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0052】図24において、第2の加熱手段としての
テープ加熱装置は、2基備えられていて、その1つであ
る第1のテープ加熱装置56はすでにバインドテープ7
7が供給されていて背面当接位置A2 に設定されてい
る。
【0053】第2のテープ加熱装置57は、テープ供給
位置A1 において、前述したテープ供給動作によりバイ
ンドテープ77の供給を受け、ガイド部材101、10
2によりガイドしている。テープ供給位置A1 にある第
2のテープ加熱装置57は、積載したバインドテープ7
7を予め加熱して待機している。
【0054】背面当接位置A2 にある第1のテープ加熱
装置56において、1対のガイド部材101,102
は、支軸129により回動自在に保持されている。第1
の突き当て部材51及び第2の突き当て部材52は、ガ
イド軸120により進退自在に支持されており、また引
っ張りバネ126により内側(中心側)へ付勢されたテ
ープオープナー126,127をそれぞれ備えている。
【0055】テープ供給位置A1 と背面当接位置A2
間には、中間部に複数のすれ違い経路59a,59bを
分岐して有するすれ違いパスが設けられている。このす
れ違いパス59は、第1のテープ加熱装置56,57に
それぞれ設けられたガイドコロ133,135をガイド
可能なガイド溝からなっている。テープ供給位置A1
ら背面当接位置A2 へ第1の加熱装置56(または5
7)が移動する場合には、すれ違いパス59の往路59
aを通り、逆に背面当接位置A2 からテープ供給位置A
1 に戻る場合には、復路59bを通るようになってお
り、これにより両第1のテープ加熱装置56,57が移
動するときに互いに衝突する事はない。
【0056】いま、背面当接位置A2 に第1のテープ加
熱装置56が設定された状態で、両突き当て部材51,
52が接近する向きに移動すると、引っ張リバネ126
の内端がガイド部材101,102の下端10la,1
02aをそれぞれ押し圧して概90°回動作せる。これ
により、ガイド部材101,102によるバインドテー
プのガイド作用は解除される。これと共に、ガイド部材
101,102の上端10lb,102bが上昇して、
バインドテープ77の端部を図示のように持ち上げて起
こす。
【0057】第2の突き当て部材52は、放熱プレート
からなるケース121を有していて、その内部にはセラ
ミックヒータ122、シリコンゴム123及び絶縁部材
125がそれぞれに配置されていて、第2の突き当て部
材52を加熱している。他方の第1の突き当て部材51
も、同様のセラミックヒータ122などを有している。
【0058】第2の突き当て部材52上のシート束は、
セラミックヒータ122により予め加熱されており、こ
のシート束は、クランプ部材55により挟持されて背面
当接位置A2 上方に移動後、更に第1のテープ加熱装置
56側へ進入されて、バインドテープ77に当接され
る。
【0059】この状態で、両突き当て部材51、52を
接近させると、バインドテープ77の両端部が図24に
示すように起こされると共に、突き当て部材51,52
の更なる移動により、バインドテープ77の両端部は図
25に示すように、ケース120,121の内側により
押し圧されてバインドテープ77が糊付けされる。
【0060】背面当接位置A2 において、バインドテー
プ77の糊付け作用を終了した第1のテープ加熱装置5
6は、すれ違いパス59の復路59bを経由してテープ
供給位置A1 に向かい、ここでバインドテープ77の供
給を受ける。また、上記シート束の製本が行われている
間に、バインドテープ77の補給及びプレヒートが行わ
れたテープ供給位置A1 の第2のテープ加熱装置57
は、すれ違いパス59の往路59aを経て背面当接位置
2 へ向かう。そして、第1の突き当て部材51におい
て、予めプレヒートされたシート束が、上記と同様な作
用を第2のテープ加熱装置57において行って、シート
束の製本が行われる。
【0061】このように、2基の突き当て部材により、
シート束の先端部の整合とプレヒートを予め行って待機
させる事により、シート束を常温から加熱するにかかる
時間的ロスなどの不具合が解消されて製本時間が短縮さ
れる。また、テープ供給位置A1 においても、製本が背
面当接位置A2 で行われている間に、バインドテープ7
7の供給、及びプレヒートを行う事が出来て、バインド
テープの供給のための時問、及びそのプレヒートが背面
当接位置A2 で行う必要がなくなって、製本時間の短縮
化を実現する事が出来る。
【0062】図26において、テープ供給位置A1 に自
由端が位置しているキャリッジ60は、搬送ベルト61
及びこれと一体的に移動するハンドリング部材63と、
製本直後の製本完成品を冷却するファン136などを備
えていて、このキャリッジ60は、基端側のローラ62
の支軸を中心として図示の傾斜位置と水平状態とに回動
可能となっている。
【0063】背面当接位置A2 で製本された完成品は、
ハンドリング部材63によるハンドリングと搬送ベルト
61による搬送によって、キャリッジ60上に搬送され
る(図27)。キャリッジ60は、図29に示すように
所定の位置まで下降して停止し、更に搬送ベルト61に
よる搬送力によって、製本完成品がスタノカ72内に収
納される。スタッカ71,72は、製本完成品の有無セ
ンサと、製本完成品の収納高さなどを検知するセンサ
(図示略)が設けられていて、キャリンジ60は積載量
に応じた高さで停止する。
【0064】また、キャリッジ60上の製本完成品をス
タッカ71,72に収納しない場合には、図30に示す
ように、製本完成品は排出口139から機外の排出され
る。図31において、製本装置203から排出される製
本完成品は、仕分け収納装置204内の下部においてエ
レベータ25に渡され、このエレベータ25の上下動作
によって、所定の排出トレイ30へ製本完成品が収納さ
れる。また、排出トレイ30への製本完成品の収納が不
必要な場合は、最下位に位置するエレベータ25を経て
そのまま仕分け収納装置204の機外に排出される。
【0065】図32は、スタッカ71,72の側面図を
示している。スタッカ72は、取っ手141を有してい
て、装置内のロック装置に係合可能になっている。符号
146は、インジケータを示している。同様に、他のス
タッカ71側にも、取っ手242及びロック装置145
及びインジケータ146などが設けられている。
【0066】スタッカを上記のように2基設けて、一方
に製本完成品が搬送されている時に、他方のスタッカを
手動で引き出せるようにしたので、サンプルの点検や、
満杯になったスタッカ内の製本完成品の取り出しを、装
置の製本作業動作を停止する事無く行う事ができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1又は第2の整合トレイ内のシート束厚さが所定厚さ
に達したことを検知手段によりされると、シートを第1
又は第2の整合トレイに搬入する第1と第2の分岐手段
の作用が切り換えられて、後続のシートは他方のシート
整合トレイ内で収納・整合し、この収納・整合した後続
のシートは、製本することなく装置内のスタッカ又は装
置外に排出するようにしたので、整合トレイへの後続シ
ートの搬入不良を防止できると共に、製本装置にシート
を供給する画像形成装置を継続して回動することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例が適用されているオンラ
イン装置の操作側側面
【図2】同じく製本装置の縦断側面図
【図3】同じくテープ供給部の正面図
【図4】同じくテープ供給部の正面図
【図5】同じくテープ供給部の正面図
【図6】同じくテープ供給部の斜視図
【図7】同じく(a)はバインドテープ経路の下端部の
展開図、(b)は側面図
【図8】同じくテープ供給位置に於けるテープ加熱装置
と位置決め部材の側面図
【図9】同じく図8の装置の斜視図
【図10】同じくテープガイド部の縦断正面図
【図11】同じく図10の斜視図
【図12】同じくテープリールの斜視図
【図13】同じく複数のテープリールの支持部材の側面
【図14】同じく図13の斜視図
【図15】同じく可動部の側面図
【図16】同じく複数テープリール及び支持部材の正面
【図17】同じく支持部材及びテープリール部の正面図
【図18】同じく(a)は排出用の溝部の正面図、
(b)は側面図
【図19】同じくバインドテープ経路の正面図
【図20】同じく製本装置の縦断側面図
【図21】同じく製本装置の縦断側面図
【図22】同じく製本装置の縦断側面図
【図23】同じく製本装置の縦断側面図
【図24】同じく突き当て部材、テープ加熱装置、すれ
違いパスの正面図
【図25】同じく図24の作用図
【図26】同じくキャリッジ部の側面図
【図27】同じく図26の作用図
【図28】同じく図26の作用図
【図29】同じく図26の作用図
【図30】同じく図26の作用図
【図31】同じく製本装置及び仕分け装置の縦断側面図
【図32】同じくスタッカ部の縦断側面図
【符号の説明】
S シート S1 第1の検出センサ(シート束厚さ検
知手段) S2 第2の検出センサ(シート束厚さ検
知手段) A1 テープ供給位置 A2 背面当接位置 19 シート搬送路 36 第1のフラッパ(分岐手段) 37 第2のフラッパ(分岐手段) 41 第1のシート整合トレイ 42 第2のシート整合トレイ 46 ファン(送風装置) 47 ファン(送風装置) 49,50 掃き寄せ部材 51 第1の突き当て部材(シート束加熱
手段) 52 第2の突き当て部材(シート束加熱
手段) 53 クランプ部材 55 クランプ部材 56 第1のテープ加熱装置(テープ加熱
手段) 57 第2のテープ加熱装置(テープ加熱
手段) 59 すれ違いパス 59 a往路 59 b復路 60 キャリッジ 63 ハンドリング部材 71、72 スタッカ 77A テープリール 77 バインドテープ 101,102 ガイド部材 122 セラミックヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 弘造 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 太田 裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山口 義益 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成済みのシートを搬入して搬送す
    るシート搬送路と、該シート搬送路内のシートを分岐す
    る第1と第2の分岐手段と、前記第1の分岐手段によっ
    て分岐されたシートを収納・整合する第1の整合トレイ
    と、前記第2の分岐手段によって分岐されたシートを収
    納・整合する第2の整合トレイと、前記第1又は第2の
    整合トレイ内のシート束を綴じる綴じ手段と、前記第1
    の整合トレイ内のシート束を挟持する第1のクランプ手
    段と、前記第2の整合トレイ内のシート束を挟持する第
    2のクランプ手段と、を有する製本装置において、 前記第1と第2の整合トレイ内に搬入されて整合された
    シート束の厚さが所定厚さに達したことを検知する検知
    手段を有し、前記検知手段によりシート束厚さが所定厚
    さ達したことが検知されると、前記第1の分岐手段と第
    2の分岐手段とが切り換えられて、後続の搬入されるシ
    ートは他方の整合トレイ内に収納・整合され、該収納・
    整合されたシート整合束は製本せずに装置内スタッカ又
    は装置外に束搬送することを特徴とする製本装置。
  2. 【請求項2】 綴じ手段は加熱手段とテープを備え、前
    記テープ加熱手段の加熱面を、前記整合トレイのシート
    積載面に対して略垂直に設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の製本装置。
JP5343077A 1993-12-14 1993-12-14 製本装置 Pending JPH07165363A (ja)

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JP5343077A JPH07165363A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 製本装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7413177B2 (en) 2004-07-20 2008-08-19 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus, method of controlling the sheet processing apparatus, control program for implementing the method, and storage medium storing the control program
KR100890214B1 (ko) * 2007-11-27 2009-03-25 (주)케이알디씨 제본장치의 테이프 히팅 유닛
JP2013216062A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Gradco Japan Ltd 製本装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7413177B2 (en) 2004-07-20 2008-08-19 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus, method of controlling the sheet processing apparatus, control program for implementing the method, and storage medium storing the control program
KR100890214B1 (ko) * 2007-11-27 2009-03-25 (주)케이알디씨 제본장치의 테이프 히팅 유닛
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