JPH082798A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JPH082798A
JPH082798A JP6135992A JP13599294A JPH082798A JP H082798 A JPH082798 A JP H082798A JP 6135992 A JP6135992 A JP 6135992A JP 13599294 A JP13599294 A JP 13599294A JP H082798 A JPH082798 A JP H082798A
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実 川野
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政明 関口
Hirotaka Kataoka
裕隆 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像記録済のシートを効率良く各部数毎に丁
合、綴じ合わせをして高速で排出し、特にシート束排紙
時には、シート束に皺や傷の発生を防止することを目的
とする。 【構成】 画像形成装置から搬出されたシートPを積載
して一時収納するスタッカ426と、スタッカ426上に積載
されたシート束Pを整合して綴じ合わせる綴じ手段ST
と、綴じ合わせられたシート束Pを搬送する排出ベルト
425と、排出ベルト425により搬送されたシート束Pを挟
持して排出する排紙手段460と、排紙手段460から排出さ
れたシート束Pを収容する排紙トレイT1とから構成
し、排紙手段460の排紙線速度V2を、排出ベルト425の
搬送線速度V1より高速にしたシート後処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置により画
像を記録された記録紙(シート)を、ステープラにより
自動的に綴じ合わせて排出するシート後処理装置に関
し、特に高速処理の画像形成装置に対応出来るシート後
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置より排紙される画像記録済
の複数枚のシートを、コピー部数ごとに丁合してステー
プラにより綴じ合わせる装置としてフィニッシャと呼ば
れるシート後処理装置が利用される。
【0003】このフィニッシャは画像形成装置本体と機
能が接続されていて、コピープロセスのシーケンス作動
に対応して駆動されるようになっている。
【0004】従ってコピープロセスを高速で処理するこ
との可能な画像形成装置に対しては、そのスピードに追
従して機能を果すことの出来る高速処理の可能なフィニ
ッシャが必要とされる。
【0005】このような高速処理の可能なフィニッシャ
に関しては、すでに特開昭60-142359号、同60-158463
号、同62-239169号さらに特開昭62-288002号、同63-267
667号、特開平2-276691号、特公平5-41991号の各公報に
よる提案が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記シート後処理装置
のうち、ステープル処理後のシート束を排出手段により
搬送して外部の排紙トレイに排出する方式のシート後処
理装置においては、一端を綴じ合わせたシート束を排出
ベルトに載せて搬送し、さらに上下一対の排紙ローラに
よって挟持して排出する際に、搬送ベルトと線速度と排
紙ローラの線速度とが同一であると、排出ベルトの途中
部分に突設したシート後端押し出し用の把持部が、シー
ト後端部と一体になって回動し、該把持部がシート後端
部から離脱するときに、シート後端部と競り合って干渉
し、シート後端部に傷や破れを発生させる。
【0007】また、上記排出ベルトの下流側に設けた上
下一対の排紙ローラは、従来は下側の駆動ローラと、こ
れを押圧する上側の従動ローラとから構成されている
が、従動ローラの線速度は軸受部の摩擦抵抗等により、
駆動ローラの線速度より低下しやすい。また、これら上
下各ローラの外径の製作誤差で、従動ローラの外径が僅
か駆動ローラの外径より小さいと、従動ローラの線速度
が低下する。
【0008】従動ローラの線速度が駆動ローラの線速度
より低下すると、下方の駆動ローラにより排出されるシ
ート束の上面と、上方の従動ローラ周面との間に相対速
度差を生じ、従動ローラはシート束の最上層シートを後
退させる。しかし、シート束の後端部近傍にはステープ
ルが打ち込まれて綴じ合わされて固定されているから、
従動ローラに押圧されたシート束の最上層のシートは、
前記相対速度差により下層のシートとの間でスリップし
て皺や破れを発生する。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解決して
改良した結果、毎分90枚程度の高速プリントの画像形成
装置にも充分対応可能な多数枚のシートをステープルな
どの後処理をして、シート束を円滑に排出出来るシート
後処理装置(フィニッシャ)を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像形成装
置から搬出されたシートを積載して一時収納するスタッ
カと、前記スタッカ上に積載されたシート束を整合して
綴じ合わせる綴じ手段と、前記綴じ合わせられたシート
束を搬送する排出ベルトと、該排出ベルトにより搬送さ
れたシート束を挟持して排出する排紙手段と、該排紙手
段から排出されたシート束を収容する排紙トレイとから
構成し、前記排紙手段の排紙線速度を、前記排出ベルト
の搬送線速度より高速にしたことを特徴とするシート後
処理装置によって達成される。
【0011】また上記目的は、画像形成装置から搬出さ
れたシートを積載して一時収納するスタッカと、前記ス
タッカ上に積載されたシート束を整合して綴じ合わせる
綴じ手段と、前記綴じ合わせられたシート束を搬送する
排出ベルトと、該排出ベルトにより搬送されたシート束
を挟持して排出する排紙手段と、該排紙手段から排出さ
れたシート束を収容する排紙トレイとから構成し、前記
排紙手段は、摩擦係数の大きい弾性ローラから成る下ロ
ーラと、摩擦係数の小さい滑面を有する上ローラと、該
上ローラを前記下ローラに押圧しシート束の厚さに応じ
て両ローラ間隔を可変にする付勢手段と、前記上ローラ
と下ローラとを駆動する駆動手段とから成ることを特徴
とするシート後処理装置によって達成される。
【0012】
【実施例】次に、この発明のシート後処理装置の実施例
を添付図面に基づいて説明する。
【0013】図1はシート後処理装置を備えた複写機の
全体構成図であり、100は複写機本体、200は給紙ユニッ
ト(PFU装置)、300は循環式の自動原稿搬送装置
(RDH装置)、400はシート後処理装置(フィニッシ
ャ、以下FNS装置とも称す)である。
【0014】複写機本体100は、走査露光部110、画像形
成部120、給紙部130、搬送部140、定着部150、排紙切換
部160、複数の給紙カセット170および両面記録用シート
再給紙装置(ADU装置)180から構成されている。
【0015】図中一点鎖線はシートPの搬送経路を示
す。複写機本体100下部の給紙カセット170、または給紙
ユニット(PFU装置)200に収容されたシートPが、
画像形成部120により画像形成されたのち、搬送部140
と、定着部150、排紙切換部160を経てFNS装置400に
収容されるメインルートと、前記排紙切換部160から分
岐されたシートPがADU装置180に一旦ストックされ
たのち、再給送されて複写機本体100の給紙部130に至る
循環ルートとから成る。
【0016】RDH装置300の原稿載置台上に積載され
た原稿Dは、複写機本体100の操作パネル上のコピー釦
の操作により、給紙が開始され、給紙部301を経て搬送
ベルト302によりプラテンガラス111上に搬送され露光位
置に設置される。
【0017】該原稿Dは前記操作露光部110の作動によ
り原稿画像の露光走査を受けて読み取りが行われ、読取
終了後に搬送ベルト302が再び回動して給送され、反転
排紙路303を経由して原稿載置台上の原稿束の最下層に
収納される。
【0018】なお、以上原稿Dの循環給紙について述べ
たが、前記RDH装置300は自動原稿給紙装置(AD
F)の機能も備えていて、その場合画像の読み取りを終
えた原稿Dは直進し、排紙ローラを介して排紙トレイ30
4上に排出、積層される。
【0019】露光走査により得られた原稿Dの複写画像
は、複写機本体100の画像処理プロセスを経て給紙カセ
ット170もしくはPFU装置200より給紙されるシートP
に記録される。
【0020】画像を記録したシートPは、前記のADU
装置180に一旦給送されて表裏反転し、画像面を下向に
した姿勢で排紙切換部160より排紙され、本発明のFN
S装置400に給紙される。
【0021】図2は前記FNS装置400の構成を示す断
面図である。該FNS装置400はシートPの受け入れロ
ーラ401が複写機本体100の排紙口と合致するよう位置と
高さを調節して設置され、複写機本体100の作動に対応
して駆動されるよう制御系に接続される。
【0022】前記受け入れローラ401の後方に接続する
シートPの搬送路は上段のオフセット搬送路410(第1
搬送路)と中段の第2の搬送路420および下段の第3搬
送路430の3系統に分岐されていて、切替ゲートG1お
よびG2の占める角度の選択によりシートPが何れかの
搬送路に給送されるようになっている。U1は上記第1
搬送路を構成する第1ユニット、U2は第2搬送路を構
成する第2ユニット、U3は第3搬送路を構成する第3
ユニットである。
【0023】前記の第2搬送路420および第3搬送路430
は、搬送下流側の各端部に案内ベルト422および432を備
え、シートP後端をステープラ部に送り込む。また各案
内ベルト422および432に対向する位置には、それぞれ排
出爪424および434を突設した排出ベルト425,435と、こ
れ等の各排出ベルト425,435を挟む位置に第1スタッカ
426および第2スタッカ436がそれぞれ所定の傾斜角をも
って設置されている。上記案内ベルト422,432を巻回す
る各3個のローラのうち、最下方のローラを羽根車42
8,438にすることにより、シートPがスイッチバックす
るとき該羽根車428,438の摺接作用によりストッパ42
3,433に確実に当接するようにしてもよい。
【0024】さらに、前記の第1スタッカ426および第
2スタッカ436の各下端部に対向する位置には第1ステ
ープラST1および第2ステープラST2が配置されて
いる。
【0025】前記第1のスタッカ426のシート搬送下流
側で、FNS装置400のシート排紙部近傍には、上下一
対の排紙ローラから成る第1の排紙手段460が設けてあ
る。同様にして第2のスタッカ436の下流側には第2の
排紙手段470が設けてある。
【0026】さらに、FNS装置400の右側部には、排
紙トレイ昇降手段480が配置されている。該排紙トレイ
昇降手段480には、複数のガイドローラ481に係合して上
下動する前後に一対の支持部材482が設けられていて、
該支持部材482に第1排紙トレイT1と第2排紙トレイ
T2がそれぞれ挟持されて別々に上下動する。
【0027】前記一対の支持部材482は個別の専用モー
タM1,M2とプーリ483の間に張架した昇降ワイヤ484
に固定されていて、モータM1,M2の回転により前記
の第1排紙トレイT1および第2排紙トレイT2が個別
に上下方向に平行移動されるようになっている。
【0028】複写機本体100の内蔵する制御回路は図3
に示すような基本回路から構成されていて、コピー操作
の開始に先立ち、排紙モード(ステープルモード又はノ
ンソートモード)が選択され、原稿枚数とコピー部数の
設定が行われる。
【0029】綴じ合わせ不要のノンソートモード、ある
いはシフト揃えするオフセットモードに設定されたとき
には、切替えゲートG1,G2は初期状態に保持され
て、シートPは直進して、受入れローラ401、中間ロー
ラ402、搬送ベルト403、搬送ローラ404により成る第1
搬送路(オフセット搬送路)410を経て機外に排出され
上段の第1排出トレイT1上に載置収納される。
【0030】また排紙モードにオフセットモードが選択
された場合には、前記の切替ゲートG1とG2がシート
Pは上向き給送されて第1の搬送路410に給紙されて搬
送ベルト403および排出ローラ404を介して第1排出トレ
イT1の上に排出される。
【0031】駆動ローラと従動ローラとから成る一対の
前記排出ローラ404は図面に対し垂直方向に往復動の出
来るオフセット駆動部を備えていて、排出されるシート
Pの後端通過検知後にシフト駆動してシートPを部数別
に排紙に対し左右方向にジグザグ状に積み重ねて容易に
仕分け出来るように構成されている。
【0032】排紙モードに綴じ合わせモードが選択され
た場合、前記の切替ゲートG2は回動し、受入れローラ
401によって給送されるシートPは直進して第2の搬送
路420に給紙され、第2ユニットU2内の案内ベルト422
を介して一旦前記第1スタッカ426の上に押し上げ載置
されるが、この際シートPの後端部は案内ベルト422の
回転とシートPの自重とにより第1のスタッカ426上を
滑落し、前記第1ステープラST1の綴じ込み部(シー
ト受け渡し部440のストッパ441)へと誘導される。
【0033】原稿Dの枚数に該当する1部目のシートP
の最終紙がセンサS1で検知された後、前記の切替ゲー
トG1が回動して、2部目のシートPは下向きに給送さ
れて第3の搬送路430に給紙され、前述同様案内ベルト4
32の作用により第2スタッカ436の上に押し上げ載置を
開始される。なお、第3ユニットU3の受け渡し部45
0は第2ユニットU2のシート受け渡し部440と同一
構造をなす。
【0034】一方では2部目のシートPの給紙の間に、
積層を終了した前記の1部目のシートPは第1ステープ
ラST1の作動により綴じ合わせが行われ、そのあと受
け渡しレバー442の押し戻し動作により第1スタッカ426
の上を重力に抗して所定の位置まで押し上げ保持され
る。
【0035】図4はシート排出部の正面図である。図5
(A)はシート排出部の平面図、図5(B)はA−A断
面図を示す。
【0036】前記シート受け渡し部440の受け渡しレバ
ー442は、綴じ合わせをしたシート束の排出時にのみ往
復作動する。
【0037】前記の第1排出ベルト425がモータM3の
駆動により歯車Z1,Z2、タイミングベルトTB1を
介して、矢示方向に回動を始め、排出爪424によりシー
トPの後端面を押上げて1周して停止する間に綴じ合わ
せをした1部目のシートPを前記の第1排紙トレイT1
の上に排出する。
【0038】またこの間に2部目のシートPの積層が終
了して前記の切替ゲートG2を再び復帰させると共に、
第2ステープラST2の作動により2部目のシートPの
綴じ合わせが行われ、前述同様ストッパ433の突出と第
2排出ベルト435の回動により綴じ合わせをした2部目
のシートPが前記の第2排紙トレイT2の上に排出され
る。
【0039】このように本発明のFNS装置400によれ
ば、画像を記録した複数部のシートPを時間差を特に置
くことなく2ケ所で並行して丁合し、綴じ合わせするこ
とが出来るのでシートPの後処理が迅速に行われること
となる。
【0040】シートPの排出量に応じ前記モータM3が
作動して処理枚数に応じただけ前記の第1および第2の
各排紙トレイT1およびT2を下降させてシートPの排
出を可能とする。
【0041】なお前記の第1および第2のステープラS
T1およびST2は共に第1および第2のスタッカ426
および436のそれぞれ図面手前側に設けることにより、
シートPを縦長置きにして排出した時に左上1ケ所をス
テープルにより綴じ合わせることが出来るが、図面の奥
側にもステープラを追設すれば2ケ所のステープルによ
る綴じ合わせも可能であり、さらにシートPを横長置き
にして排出した場合に左上1ケ所をステープルにより綴
じ合わせることも出来る。
【0042】スタッカ426および436上に排出されるシー
トPの位置は、スタッカ426の一体とする基準面(立上
り面)426Aと、モータM2の作動によりピニオン427A
とラック427Bの噛合を介して平行移動されるスライド
部材427Cから成る整合手段427とによって規制される。
【0043】前記スタッカ426(436)上に排出されるシ
ートPが多数枚で、かつ高速搬送されるとき、該スタッ
カ426(436)上に次第に積載されるシートPの束が急速
に増して分厚くなり、最終のシートPが傾斜したシート
束の上面に沿って確実に自重落下せず、途中で停止して
シートPの後端がストッパ423(433)に当接せず、正確
にステープルされないことがある。ステイプル可能なシ
ート束の枚数が50枚のとき、約25枚目以降に上記シート
Pの不揃いが発生しやすい。以下、25枚以上の分厚いシ
ート束でも確実に整合して正確な綴じ合わせを可能にす
る整合工程を図4により説明する。
【0044】複写機本体からの通信により複写する部
数と、一部毎のシート枚数の設定値(N1)が送られて
くる。
【0045】シート後処理装置400のスタッカ426(43
6)入口付近に設けたセンサS42(S43)により通過す
るシートPの枚数を順次カウントする(N2)。
【0046】スタッカ426(436)上にシートPが搬送
され、傾斜面を滑落してストッパ423(433)に当接して
停止する。
【0047】この停止位置で、整合手段427のスライ
ド部材(可動整合板)427Cが、シートPの幅方向の外
方より約20mm離れた位置から、シートPの側端に向って
移動して、シートPを基準面426Aに圧接し、さらにシ
ートPの幅より約3mm内側の位置まできて反転して原位
置に戻る。
【0048】シートPが1枚ずつスタッカ426(436)
上に搬送される毎に、可動整合板427Cが1往復して上
記ペーパー整合動作を行う。スタッカ426(436)上に積
載されるシートPは、後続のシートPが滑落するとき、
先行のシートPは自重および後続のシートPの摺接とに
より、ストッパ423(433)側へ滑落する。
【0049】スタッカ426(436)上に搬送されたシー
トPの枚数がセンサS42(S43)によりカウントされ
て、設定値N1に合致(N2=N1)になったことが検
知されると、最終のシートPを積重したシート束に対し
て、可動整合板427Cは前記ペーパー整合動作による1
往復移動を行ったのち、再びシート束の側端に移動し
て、シート束側端を圧接する(最終整合動作)。
【0050】このシート束圧接状態において、後述の
紙押さえレバー44が上昇して、シート束の後端を押圧
し、ステープル動作が行われる。
【0051】シート枚数N2が25枚以下のときは、上
述のシート1枚毎のペーパー整合動作と、最終シート停
止後の最終整合動作を行う。
【0052】シート枚数N2が25枚以上のときには、
上述のペーパー整合動作を行い、最終のシートPがスタ
ッカ426(436)上のシート束上に載置されたのち、約1
秒経過後に最終整合動作を行い、シート束の側端を圧接
した状態で紙押さえレバー476の上昇とステープル動
作とを行う。これは25枚以上の多数枚のシートをスタ
ッカ426(436)上に積載するとき、最終紙はストッパに
当接しないまま停止するようになる。これに対して、最
終整合動作のためにペーパー整合後に約1秒の余裕時間
をおくことにより、最終のシートPは先行のシートP上
を自重で滑落して、ストッパ423(433)に向って進み停
止する。このように最終のシートPは確実に滑落して所
定の停止位置へ滑落することができる。特に高速でシー
ト搬送するときにはこのシート整合結果は大きい。な
お、上記余裕時間約1秒間はこれに限定されるものでは
なく、シート搬送速度や、シートの表面摩擦や、シート
の重量、スタッカ426(436)の傾斜角度等により異な
り、これらの設定条件により最適の余裕時間が定められ
る。
【0053】さらに前記の各ステープラST1,ST
2、スタッカ426,436、排出ベルト425,435等は、第2
ユニットU2及び第3ユニットU3の各基板に支持さ
れ、それぞれに設けた一対のガイドレールR1,R2を
介してFNS装置400内に着脱する構造となっているの
で、装置の図示手前側を扉によって解放出来るように構
成すれば、前記のステープラ等をユニットの状態で取り
外すことが出来て、ジャム処理等のメンテナンスを容易
に行うことが出来る。
【0054】図6は前記ステープラST1とシート受け
渡し部440の斜視図である。なお、上段の第2搬送路420
の末端に設けた受け渡し部およびステープラST1と、
下段の第3搬送路430の末端に設けた受け渡し部および
ステープラST2は同一構造をなすから、以下共通構造
によって説明する。
【0055】上記シート受け渡し部440とステープラS
T1とは一体になっていて、図示しないスライドレール
上を摺動してシート搬送方向と直交する方向に移動可能
であり、駆動プーリと従動プーリ間に張架された回動自
在なタイミングベルトの一部に固定され、ギヤ列を介し
て駆動源のステッピングモータM4に接続している。そ
して上記シート受け渡し部440とステープラST1の駆
動と位置制御は上記ステッピングモータM4によって行
われる。
【0056】シート受け渡し部440は、第2搬送路420か
ら導入され、案内ベルト422により第1排出ベルト425お
よび第1スタッカ426上を滑走し上昇し、排出後に下降
に転じたシートPの後端を一旦保持して停止させ、この
停止位置において綴じ合わせ処理(ステープル処理)し
た後、再び送り出して排出ベルト425の排出爪424により
送出する機構である。
【0057】シート受け渡し部440は、前記シートPの
後端を突き当てて整列させる突当て基準用ストッパ441
と、シートPを排出ベルト425側に送り出す移動可能な
左右一対の受け渡しレバー442と、ステープル時にシー
トPを押さえる移動可能な左右一対の紙押さえレバー44
3とから構成されている。
【0058】モータM4の駆動により、紙押さえレバー
443が上昇してシート束を押圧挟持する。次いでステー
プル作動が行われる。その後、受け渡しレバー475は図
示斜右方向に移動される。この受け渡しレバー442の移
動により、受け渡しレバー442の突当面部442Aはシート
Pの後端を押し出して排出ベルト425側へ送り出す。
【0059】図7は排紙手段460の断面図である。前記
排出ベルト425上に載置されたシート束Pは、排紙爪424
によってシート後端部を保持されながら回動する排出ベ
ルト425上およびスタッカ426の面上を斜め上昇してい
き、シート束Pの先端部が排紙手段460を通過したの
ち、第1トレイT1上に載置される。
【0060】排紙手段460は、駆動源(モータM5)に
接続して駆動回転する下ローラ461、上ローラ462と、上
ローラ462を揺動可能に支持するアーム463と、揺動可能
なアーム463を支持する支軸464と、アーム463をばね付
勢するばね465と、下ローラ461の周面近傍に設けたシー
ト導入用のガイド板466とから構成されている。前記下
ローラ461はFNS装置400の枠体の所定位置に回転可能
に支持されている。上ローラ462は自重及び前記ばね465
による所定の付勢力によって下ローラ461に圧接してい
る。468は下ローラ461近傍に固設したシート導入用Fガ
イド板である。また、前記アーム463の下面はシート導
入用の上ガイド板463Aを兼ねている。
【0061】なお、第3搬送路430の最下流の排紙手段4
70は、前記排紙手段460とほぼ同一の構造である。
【0062】図8は排紙手段460の駆動系を示す平面
図、図9は該駆動系の構成図である。
【0063】モータM5の駆動軸に軸止した歯車Z1
は、中間軸に設けた歯車Z2、タイミングプーリTP1
を介して二系統に分岐される。
【0064】下方の分岐は、タイミングベルトTB1に
よりタイミングプーリTP2を回転させる。該タイミン
グプーリTP2と同軸上には、カップリング466を介し
て駆動軸428A、駆動ローラ428Bが設けてあり、他方の
従動ローラ428Cと共に排出ベルト425を回動させる。
【0065】上方の分岐は、タイミングベルトTB2に
より中間軸に設けたタイミングプーリTP3、歯車Z3
を介して更に上下二系統に分岐される。下方の分岐は、
歯車Z3,Z4,Z5を介して歯車Z5と同軸一体をな
す下ローラ軸461Aを回転させる。上方の分岐は、歯車
Z3,Z6,Z7およびタイミングプーリTP4,TP
5、タイミングベルトTB3を介して、さらに歯車Z
8,Z9に伝達して歯車Z9と同軸一体をなす上ローラ
軸462Aを回転させる。
【0066】前記歯車Z7とタイミングプーリTP4と
は、前記支軸464の軸端に一体に設けられていて、該支
軸464を中心にして揺動可能な揺動板467に、前記タイミ
ングプーリTP5と歯車Z8とから成る中間軸と、歯車
Z8に歯合する歯車Z9を有する上ローラ軸462Aとが
配置されている。従って上ローラ軸462Aは支軸464を中
心にして伝達系ともに揺動する。
【0067】上述のように、本発明のシート後処理装置
においては、排出ベルト425を駆動する駆動源のモータ
M5により、主搬送力を有する下ローラ461および上ロ
ーラ462を駆動回転させるとともに、駆動回転される上
ローラ462を支軸464を中心にして揺動可能にした。排出
ベルト425上を排出爪424によって押し出されたシート束
Pは、第1スタッカ425上を滑走し、更に下ガイド板468
を経てシート束先端部は、駆動回転している上ローラ46
2と下ローラ461のニップ部に到達し、上ガイド板463A
を有するアーム463および上ローラ462を持ち上げて、上
のローラ462と下ローラ461に挟持されて搬送され、第1
排紙トレイT1上に載置される。
【0068】図10はこのシート束Pの排出過程を示す断
面図である。
【0069】図10(A)は、シート束Pの後端部PB
排出爪424により押し進められて搬送され、シート束P
の先端部PAが排出手段460の上ローラ462と下ローラ461
のニップ部に挟持された状態を示す。
【0070】本発明のシート後処理装置の駆動系では、
排出ベルト425の線速度、即ち排出爪424によるシート束
Pの押し出し線速度V1と、下ローラ461の線速度V2
との比(V1:V2)は、(1:1.1)〜(1:1.4)に
なるように設定した。例えば排出ベルト425の線速度V
1=550mm/sに対して、下ローラ461の線速度V2=69
2mm/sに設定した。このようにシート排出下流側の線
速度V2を、上流側の排出爪424の線速度V1より若干
速く設定することにより、シート束Pの先端部PAがニ
ップ部に加えられるまでは、図10(A)に示すように排
出爪424の線速度V1で搬送される。そしてシート束P
の先端部PAが下ローラ461と上ローラ462とのニップ押
圧力によって挟持されたのは、シート束Pは線速度V2
によってやや高速で搬送される。従ってシート束Pの後
端部PBは次第に排出爪424の押し出し面から離間してい
く。さらにシート束Pの搬送が進行して排出爪424が駆
動ローラ428Bに周面に沿って円弧軌跡Rを描いて回転
開始する図10(B)に示す時点では、シート束Pの後端
部PBは、前記円弧軌跡Rの圏外に脱出して干渉しない
ように、前記線速度差を設定してある。即ち、上記線速
度V1,V2の設定は、最小サイズ、例えばB5判サイ
ズのシート束Pを排出する搬送経過で、排出爪424が円
弧軌跡Rを描いて回転するとき、シート束Pの後端部P
B排出爪424に衝突しないよう、後端部PBと排出爪424が
離間するようにしてある。
【0071】次に前記上ローラ462の線速度V3は、下
ローラ461の線速度V2より若干速く設定した。即ち、
下ローラ461の線速度V2と、上ローラ462の線速度V3
との比(V2:V3)は、(1:1.02)〜(1:1.10)
になるように設定した。例えば下ローラ461の線速度V
2=692mm/sに対して、上ローラ462の線速度V3=71
4mm/sに設定した。このように上ローラ462の線速度V
3を、下ローラ461の線速度V2より若干速く設定する
ことにより、シート束Pの最上層に圧接する上ローラ46
2がシート束Pの表面との摩擦抵抗や、上ローラ軸462の
軸受部摩擦抵抗等により僅か速度低下しても、主搬送力
を有する下ローラ461により搬送されるシート束Pの搬
送速度V2より常に僅か速いから、上ローラ462が遅滞
して綴じ合わされたシート束Pの最上層面の進行を妨げ
て皺や破れを発生させることはない。
【0072】前記下ローラ461は、摩擦係数の大きい粗
面を有する弾性ゴムから成り、主搬送力を有する。上ロ
ーラ462は、摩擦係数の小さい滑面を有する樹脂ローラ
から成り、前記下ローラ461の主搬送力によって線速度
V2て搬送されるシート束Pの最上層に線速度V3で圧
接する。この線速度V3とV2の差があっても、上ロー
ラ462の周面は滑面であるから、線速度V2で搬送され
るシート束Pの最上層との間に軽くスリップしてシート
束Pの進行を妨げることはなく、また最上層のシートを
損傷させることもない。
【0073】なお本実施例では、複写装置に接続した例
を示したが、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置
や軽印刷機等と接続して使用することも可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明により、複数枚の分厚いシート束
を各部数毎に効率良く高速をもって円滑に丁合しかつ綴
じ合わせが出来、特にシート束排紙時に、シート束に皺
や傷の発生のないシート後処理装置が提供されることと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート後処理装置を備えた複写機の全
体構成図。
【図2】シート後処理装置の断面図。
【図3】制御系の基本を示すブロック図。
【図4】シート排出部の正面図。
【図5】シート排出部の平面図およびA−A断面図。
【図6】ステープラとシート受け渡し部の斜視図。
【図7】排紙手段の断面図。
【図8】排紙手段の駆動系を示す平面図。
【図9】排紙手段の駆動系の構成図。
【図10】シート束の排出過程を示す断面図。
【符号の説明】 100 複写機本体 400 シート後処理装置(FNS装置、フィニッシャ) 420(430) 第2(第3)搬送路 422,432 案内ベルト 423,433 ストッパ 424,434 排出爪 425(435) 第1(第2)排出ベルト 426(436) 第1(第2)スタッカ 440 シート受け渡し部 441 ストッパ 442 受け渡しレバー 443 紙押さえレバー 460,470 排紙手段 461 下ローラ 462 上ローラ 463 アーム 464 支軸 465 ばね 467 揺動板 468 下ガイド板 480 排紙トレイ昇降手段 G1,G2 切替えゲート M1,M2,M3,M4,M5 モータ P シート(記録紙),シート束 ST1 第1ステープラ(綴じ手段) ST2 第2ステープラ(綴じ手段) T1 第1排紙トレイ(上段トレイ) T2 第2排紙トレイ(下段トレイ) V1,V2,V3 線速度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置から搬出されたシートを積
    載して一時収納するスタッカと、前記スタッカ上に積載
    されたシート束を整合して綴じ合わせる綴じ手段と、前
    記綴じ合わせられたシート束を搬送する排出ベルトと、
    該排出ベルトにより搬送されたシート束を挟持して排出
    する排紙手段と、該排紙手段から排出されたシート束を
    収容する排紙トレイとから構成し、前記排紙手段の排紙
    線速度を、前記排出ベルトの搬送線速度より高速にした
    ことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置から搬出されたシートを積
    載して一時収納するスタッカと、前記スタッカ上に積載
    されたシート束を整合して綴じ合わせる綴じ手段と、前
    記綴じ合わせられたシート束を搬送する排出ベルトと、
    該排出ベルトにより搬送されたシート束を挟持して排出
    する排紙手段と、該排紙手段から排出されたシート束を
    収容する排紙トレイとから構成し、前記排紙手段は、摩
    擦係数の大きい弾性ローラから成る下ローラと、摩擦係
    数の小さい滑面を有する上ローラと、該上ローラを前記
    下ローラに押圧しシート束の厚さに応じて両ローラ間隔
    を可変にする付勢手段と、前記上ローラと下ローラとを
    駆動する駆動手段とから成ることを特徴とするシート後
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記上ローラの排紙線
    速度が前記下ローラの排紙線速度より高速に設定され、
    共通の駆動源により駆動されることを特徴とする請求項
    2記載のシート後処理装置。
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