JPH07165366A - 製本装置 - Google Patents
製本装置Info
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- JPH07165366A JPH07165366A JP5343076A JP34307693A JPH07165366A JP H07165366 A JPH07165366 A JP H07165366A JP 5343076 A JP5343076 A JP 5343076A JP 34307693 A JP34307693 A JP 34307693A JP H07165366 A JPH07165366 A JP H07165366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bookbinding
- sheet
- tape
- carriage
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像形成済みのシートを製本の有無に応じ
て、異なる排出口から排出させて、下流側に仕分け装置
をオンラインで接続可能にした製本装置を実現する。 【構成】 画像形成されてシート搬送路19に搬入され
るシート材Sは、非製本時には、シート搬送路19の第
1の排出口からそのまま製本装置の機外に排出される。
製本時には、フラッパ36(37)によりシート材Sを
整合トレイ41(42)へ搬入して収納・整合し、テー
プ加熱綴じ手段56(57)で加熱されるバインドテー
プ77により製本される。製本完成品は、第2の排出口
から機外へ排出する。
て、異なる排出口から排出させて、下流側に仕分け装置
をオンラインで接続可能にした製本装置を実現する。 【構成】 画像形成されてシート搬送路19に搬入され
るシート材Sは、非製本時には、シート搬送路19の第
1の排出口からそのまま製本装置の機外に排出される。
製本時には、フラッパ36(37)によりシート材Sを
整合トレイ41(42)へ搬入して収納・整合し、テー
プ加熱綴じ手段56(57)で加熱されるバインドテー
プ77により製本される。製本完成品は、第2の排出口
から機外へ排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成したシートを
糊付け又はステープル止め等して製本する製本装置に係
り、詳しくは、連続的に画像形成するに必要な複数の装
置と、画像形成したシートを製本する製本装置と、製本
した製本完成品をし分け分類する仕分け収納装置等を接
続して成るオンラインの装置に適用される製本装置に関
するものである。
糊付け又はステープル止め等して製本する製本装置に係
り、詳しくは、連続的に画像形成するに必要な複数の装
置と、画像形成したシートを製本する製本装置と、製本
した製本完成品をし分け分類する仕分け収納装置等を接
続して成るオンラインの装置に適用される製本装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成したシートの複数枚を糊
付けして製本する動作を連続して自動的に行う場合、こ
れらに必要なジョブを行う複数の装置を連結したオンラ
イン装置が用いられている。
付けして製本する動作を連続して自動的に行う場合、こ
れらに必要なジョブを行う複数の装置を連結したオンラ
イン装置が用いられている。
【0003】例えば、上記オンライン装置は、原稿を設
定する原稿設定部及び原稿を走査する光学系等と、多数
枚のシートを収納して、これを給紙する給紙部装置から
成る読み取り・給紙装置と、給紙されたシートの面像を
形成する画像形成装置と、画像形成したシートを製本す
る製本装置と、製本した完成品または単体のシートを仕
分け収納する仕分け収納装置等を順次接続した物から成
っている。
定する原稿設定部及び原稿を走査する光学系等と、多数
枚のシートを収納して、これを給紙する給紙部装置から
成る読み取り・給紙装置と、給紙されたシートの面像を
形成する画像形成装置と、画像形成したシートを製本す
る製本装置と、製本した完成品または単体のシートを仕
分け収納する仕分け収納装置等を順次接続した物から成
っている。
【0004】製本装置内で製本する際、シート整合トレ
イ内に整合されたシー卜束を糊付けして綴じる糊付けバ
インダがある。これに使用されるバインドテープは、ホ
ットメルトの糊をテープ状シートに塗布して成るタイプ
であって、ヒータにより加熱溶融させてシート束に当接
させてシート束を糊付けする。
イ内に整合されたシー卜束を糊付けして綴じる糊付けバ
インダがある。これに使用されるバインドテープは、ホ
ットメルトの糊をテープ状シートに塗布して成るタイプ
であって、ヒータにより加熱溶融させてシート束に当接
させてシート束を糊付けする。
【0005】また、シートは1つの整合トレイに収納
し、シー卜を突き当て部材に当接させて整合していた。
そして、シート束とこれに当接されているバインドテー
プは、一つのテープ加熱手段により加熱されていた。ま
た、製本された完成品を収納する装置本体内のスタッカ
は、一つであつた。
し、シー卜を突き当て部材に当接させて整合していた。
そして、シート束とこれに当接されているバインドテー
プは、一つのテープ加熱手段により加熱されていた。ま
た、製本された完成品を収納する装置本体内のスタッカ
は、一つであつた。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】従来の画像形成装
置のオンラインの製本装置においては、シート搬入ロか
らシート束整合手段と搬送手段とスタッカとが直列に配
置されていて、搬送移送手段はハンドリング方式であ
る。この方式によれば、製本作業においては順次搬入口
から搬入された単シートは整合手段によってシート束整
合され、その後バインドテープをヒータ加熱によって製
本し、製本完成品はスタッカに送られ積載されるように
なっている。指定冊数の製本が完了するか、スタッカが
満杯になるとスタッカはアンロードされ、機外にスタッ
カのトレイが突出し、オペレータが製本物を除去し、除
去されると自動的にトレイは機内に収納され、再度スタ
ンバイ状態になる。この時、アンロードから取り出し終
了し再スタンバイ状態になるまで装置は製本動作を停止
してしまい、プロダクティビティは低下してしまう。
置のオンラインの製本装置においては、シート搬入ロか
らシート束整合手段と搬送手段とスタッカとが直列に配
置されていて、搬送移送手段はハンドリング方式であ
る。この方式によれば、製本作業においては順次搬入口
から搬入された単シートは整合手段によってシート束整
合され、その後バインドテープをヒータ加熱によって製
本し、製本完成品はスタッカに送られ積載されるように
なっている。指定冊数の製本が完了するか、スタッカが
満杯になるとスタッカはアンロードされ、機外にスタッ
カのトレイが突出し、オペレータが製本物を除去し、除
去されると自動的にトレイは機内に収納され、再度スタ
ンバイ状態になる。この時、アンロードから取り出し終
了し再スタンバイ状態になるまで装置は製本動作を停止
してしまい、プロダクティビティは低下してしまう。
【0007】また、製本装置より上流に設けられたフィ
ニッシング装置であるところのステイプラーやフォルダ
等の簡易製本も、同様に停止してしまい機械の稼動率が
低下してしまう。
ニッシング装置であるところのステイプラーやフォルダ
等の簡易製本も、同様に停止してしまい機械の稼動率が
低下してしまう。
【0008】一方、画像形成されたシートは、スタッカ
や排紙トレイに積載されるが、オペレータは手作業によ
りこれらを仕分けしなければならない。しかしこれらの
労力を最小限度に抑える為に、近年ソータやメイルボッ
クスやマルチクライアントソータなどの仕分け装置への
要求が高まっている。
や排紙トレイに積載されるが、オペレータは手作業によ
りこれらを仕分けしなければならない。しかしこれらの
労力を最小限度に抑える為に、近年ソータやメイルボッ
クスやマルチクライアントソータなどの仕分け装置への
要求が高まっている。
【0009】オンライン装置において、製本装置より上
流に画像形成手段と他のフィニッシヤーを、製本装置よ
り下流側に仕分け装置を配置した場合、仕分け装置に
は、例えば、シングルシート,ステープル束シート,フ
ォルド束シートなどのバインドテープ方式によらないシ
ート束を綴じた簡易製本物が製本装置内の搬送部を通過
しなければならなくなる。ここで、バインドテープ方式
などのステープラ方式によらないシート束と言い換えて
も同じである。従来の前記直列方式の製本装置において
は最終行程がスタッカになっているので、製本装置によ
る製本物と他のフィニッシャーによって作成された物と
を同一のスタッカに混載するか、ジョブを分離して各々
に動作せしめるしかなかった。このため、仕分け装置を
下流に設ける事が出来ない構成になっていた。
流に画像形成手段と他のフィニッシヤーを、製本装置よ
り下流側に仕分け装置を配置した場合、仕分け装置に
は、例えば、シングルシート,ステープル束シート,フ
ォルド束シートなどのバインドテープ方式によらないシ
ート束を綴じた簡易製本物が製本装置内の搬送部を通過
しなければならなくなる。ここで、バインドテープ方式
などのステープラ方式によらないシート束と言い換えて
も同じである。従来の前記直列方式の製本装置において
は最終行程がスタッカになっているので、製本装置によ
る製本物と他のフィニッシャーによって作成された物と
を同一のスタッカに混載するか、ジョブを分離して各々
に動作せしめるしかなかった。このため、仕分け装置を
下流に設ける事が出来ない構成になっていた。
【0010】本発明は、シート整合トレイ内でシートを
正確に整合して、適正なシート束を形成し、及びシート
搬入口から第1の排出口までストレートに製本装置に関
係しないシートを通過搬送せしめる事、及び製本動作の
場合には、搬送路の分岐手段により別の経路をもたせ第
2の排出口を持たせた事により下流側に仕分け装置をオ
ンラインで接続できるようにすると共に、画像形成装置
の画像形成速度に対応できるプロダクティビティの高い
製本装置を提供する事を目的にした物である。
正確に整合して、適正なシート束を形成し、及びシート
搬入口から第1の排出口までストレートに製本装置に関
係しないシートを通過搬送せしめる事、及び製本動作の
場合には、搬送路の分岐手段により別の経路をもたせ第
2の排出口を持たせた事により下流側に仕分け装置をオ
ンラインで接続できるようにすると共に、画像形成装置
の画像形成速度に対応できるプロダクティビティの高い
製本装置を提供する事を目的にした物である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、画像形成済みのシートを搬入
して搬送するシート搬送路と、該シート搬送路の下流側
に設けられシートを排出する第1の排出口と、前記シー
ト搬送路内を搬送するシートを分岐手段により分岐して
収納・整合する整合トレイと、該整合トレイ内のシート
束を綴じる綴じ手段と、前記バインドされた製本完成品
を移送させる移送手段と、該移送された製本完成品を製
本装置の機外に排出する第2の排出口と、を有すること
を特徴とする。
みなされたものであって、画像形成済みのシートを搬入
して搬送するシート搬送路と、該シート搬送路の下流側
に設けられシートを排出する第1の排出口と、前記シー
ト搬送路内を搬送するシートを分岐手段により分岐して
収納・整合する整合トレイと、該整合トレイ内のシート
束を綴じる綴じ手段と、前記バインドされた製本完成品
を移送させる移送手段と、該移送された製本完成品を製
本装置の機外に排出する第2の排出口と、を有すること
を特徴とする。
【0012】また、前記シート束を移送する移送手段が
上下動するキャリッジであって、該キャリッジに設けた
複数の回転ローラ間に張架された複数の無端状ベルトか
らなる搬送手段と、前記キャリッジを挟むようにして前
記第2の排出口と相対的に対向する位置に配設したシー
トを貯蔵するスタッカと、を有してなる。
上下動するキャリッジであって、該キャリッジに設けた
複数の回転ローラ間に張架された複数の無端状ベルトか
らなる搬送手段と、前記キャリッジを挟むようにして前
記第2の排出口と相対的に対向する位置に配設したシー
トを貯蔵するスタッカと、を有してなる。
【0013】また、製本装置の作業操作面に対し、前記
シート搬入口と第1の排出口及び第2の排出口が左右の
対向面に配設されてなる。
シート搬入口と第1の排出口及び第2の排出口が左右の
対向面に配設されてなる。
【0014】また、前記製本装置がオンライン装置であ
って、前記シート搬入口より上流側に画像形成装置本体
を配置すると共に、下流側に仕分け装置を配置してな
り、前記製本装置内で製本作業を必要としない場合のシ
ートは前記搬入口から分岐されることなくそのまま前記
第1の排出口に搬送され、且つ製本作業を必要とされる
時のみシートを分岐させる分岐手段が作動して製本動作
が稼動することを特徴とする。
って、前記シート搬入口より上流側に画像形成装置本体
を配置すると共に、下流側に仕分け装置を配置してな
り、前記製本装置内で製本作業を必要としない場合のシ
ートは前記搬入口から分岐されることなくそのまま前記
第1の排出口に搬送され、且つ製本作業を必要とされる
時のみシートを分岐させる分岐手段が作動して製本動作
が稼動することを特徴とする。
【0015】また、前記仕分け装置が前記製本装置に接
続されていない場合には、前記製本装置には、前記第1
の排出口に排出されたシートを積載する積載トレイと、
第2の排出口に製本完成品が積載されている積載トレイ
と、が装着されていることを特徴とする。
続されていない場合には、前記製本装置には、前記第1
の排出口に排出されたシートを積載する積載トレイと、
第2の排出口に製本完成品が積載されている積載トレイ
と、が装着されていることを特徴とする。
【0016】また、前記キャリッジは、キャリッジ上の
製本完成品をハンドリングして前記搬送手段により前記
キャリッジ上を移動可能なハンドリング手段を備えてな
る。
製本完成品をハンドリングして前記搬送手段により前記
キャリッジ上を移動可能なハンドリング手段を備えてな
る。
【0017】また、前記キャリッジは、キャリッジ上の
製本完成品を製本装置に設けた第2の排出口を介して製
本装置に接続した仕分け収納装置に搬送可能であること
を特徴とする。
製本完成品を製本装置に設けた第2の排出口を介して製
本装置に接続した仕分け収納装置に搬送可能であること
を特徴とする。
【0018】また、前記スタッカは、2基のスタッカか
らなっていて、一方のスタッカ内へ製本完成品を収納し
ている間に他方のスタッカは製本装置本体から引き出し
可能であると共に、この引き出しをオペレータに表示す
るインジケータを有することを特徴とする。
らなっていて、一方のスタッカ内へ製本完成品を収納し
ている間に他方のスタッカは製本装置本体から引き出し
可能であると共に、この引き出しをオペレータに表示す
るインジケータを有することを特徴とする。
【0019】
【作用】以上の構成に基づき、オンライン装置の上流側
に位置した画像形成手段によって画像形成されてシート
搬入路からシート搬送路内を搬送されるシートは、まず
製本装置の製本作業を要求しない場合は、そのまま第1
の排出口から機外に排出され、排出口に設けられた積載
トレイに積載されるか、オンライン接続の仕分け装置が
設けられている場合は、下流に設けられた仕分け装置に
移送される。
に位置した画像形成手段によって画像形成されてシート
搬入路からシート搬送路内を搬送されるシートは、まず
製本装置の製本作業を要求しない場合は、そのまま第1
の排出口から機外に排出され、排出口に設けられた積載
トレイに積載されるか、オンライン接続の仕分け装置が
設けられている場合は、下流に設けられた仕分け装置に
移送される。
【0020】またシート搬入口より搬入されたシート
で、該製本作業を要求する場合は、分岐手段により分岐
されて、第1にシート整合トレイヘ搬入されて収納・整
合される。
で、該製本作業を要求する場合は、分岐手段により分岐
されて、第1にシート整合トレイヘ搬入されて収納・整
合される。
【0021】第1のシート整合トレイ内に指定枚数のシ
ートが収納された後は、それぞれの分岐手段が切り替わ
って、シートは他方の第2のシート整合トレイ内に搬入
されて整合される。
ートが収納された後は、それぞれの分岐手段が切り替わ
って、シートは他方の第2のシート整合トレイ内に搬入
されて整合される。
【0022】整合された第1のシート整合トレイのシー
ト束は、綴じ手段、例えば、背面当接位置にあるテープ
加熱手段上のバインドテープに端部を当接されて加熱さ
れ製本される。製本後の完成品は、キャリッジのハンド
リング手段により狭持されて搬送手段によリキャリッジ
上に搬送される。キャリッジは、所定の位置に下降して
保持している製本完成品を装置内のスタッカに収納す
る。
ト束は、綴じ手段、例えば、背面当接位置にあるテープ
加熱手段上のバインドテープに端部を当接されて加熱さ
れ製本される。製本後の完成品は、キャリッジのハンド
リング手段により狭持されて搬送手段によリキャリッジ
上に搬送される。キャリッジは、所定の位置に下降して
保持している製本完成品を装置内のスタッカに収納す
る。
【0023】製本完成品が収納されるスタッカが、2基
具備されている事により、一方のスタッカに製本完成品
が収納されている間には、他方のスタッカを装置本体か
ら引き出す事が出来る。これにより、多数冊の製本を行
う場合に、製本完成品の搬入スタッカを切り替える事
で、製品のサンプルを抜き取る事が出来るようになる。
また、製本完成品をスタッカに収納しない場合は第2の
排出口から機外に排出される。この時、第2の排出口に
は積載トレイが設けられていて製本完成サンプルを容易
に確認する事が出来る事となる。また、下流にオンライ
ン接続で仕分け装置を接続した場合には、排出口に対向
するところに仕分け装置の搬入口が設けられていて、製
本装置から仕分け装置に受け渡され移送される事とな
る。
具備されている事により、一方のスタッカに製本完成品
が収納されている間には、他方のスタッカを装置本体か
ら引き出す事が出来る。これにより、多数冊の製本を行
う場合に、製本完成品の搬入スタッカを切り替える事
で、製品のサンプルを抜き取る事が出来るようになる。
また、製本完成品をスタッカに収納しない場合は第2の
排出口から機外に排出される。この時、第2の排出口に
は積載トレイが設けられていて製本完成サンプルを容易
に確認する事が出来る事となる。また、下流にオンライ
ン接続で仕分け装置を接続した場合には、排出口に対向
するところに仕分け装置の搬入口が設けられていて、製
本装置から仕分け装置に受け渡され移送される事とな
る。
【0024】
【実施例】以下、図を用いて本発明の説明を行う。
【0025】図1において、オンライン装置1は読み取
り・給紙装置201、画像形成装置202、製本装置2
03及び仕分け収納装置204を連続して接続したもの
から構成されている。
り・給紙装置201、画像形成装置202、製本装置2
03及び仕分け収納装置204を連続して接続したもの
から構成されている。
【0026】読み取り・給紙装置201は、不図示の原
稿が設定される原稿設定部2とこれを読み取り走査する
光学系3を上部に有し、下部には異なるサイズのシート
Sを積載した複数の給紙デッキ6、7とシートSを給紙
する給紙部9、10が配設されている。
稿が設定される原稿設定部2とこれを読み取り走査する
光学系3を上部に有し、下部には異なるサイズのシート
Sを積載した複数の給紙デッキ6、7とシートSを給紙
する給紙部9、10が配設されている。
【0027】給紙されたシートSは、シート搬送路11
を介して画像形成装置202のシート搬送路12へ搬送
される。符号13は、上記光学系3により読み取られた
画像情報に基づいてレーザー光を走査するレーザスキャ
ナ、15はレーザスキャナ13により走査されてトナー
像が形成される画像形成部14を示す。画像形成部15
によって画像形成されたシートSは、搬送ベルト16、
搬送ローラ対17により、後続の製本装置203のシー
ト搬送路19へ搬送される。
を介して画像形成装置202のシート搬送路12へ搬送
される。符号13は、上記光学系3により読み取られた
画像情報に基づいてレーザー光を走査するレーザスキャ
ナ、15はレーザスキャナ13により走査されてトナー
像が形成される画像形成部14を示す。画像形成部15
によって画像形成されたシートSは、搬送ベルト16、
搬送ローラ対17により、後続の製本装置203のシー
ト搬送路19へ搬送される。
【0028】製本装置203は、シート搬送路19から
分岐した搬送されるシートSを収納して整合する第1の
シート整合トレイ41、第2のシート整合トレイ42
と、シート先端が突さ当てられる第1の突き当て部材5
1、第2の突き当て部材52と、整合されたシート束、
及びバインドテーブを加熱する第1と第2のテープ加熱
装置56、57と、製本完成品をハンドリングするハン
ドリング部材(ハンドリング手段)63及びこれを備え
ていて上下動自在のキヤリッジ60と、製本完成品を収
納するスタッカ71、72などを備えている。
分岐した搬送されるシートSを収納して整合する第1の
シート整合トレイ41、第2のシート整合トレイ42
と、シート先端が突さ当てられる第1の突き当て部材5
1、第2の突き当て部材52と、整合されたシート束、
及びバインドテーブを加熱する第1と第2のテープ加熱
装置56、57と、製本完成品をハンドリングするハン
ドリング部材(ハンドリング手段)63及びこれを備え
ていて上下動自在のキヤリッジ60と、製本完成品を収
納するスタッカ71、72などを備えている。
【0029】仕分け収納装置204において、符号25
はシート搬送路23を搬送されるシート材Sを搬送パス
26に伝達するエレベータ、27は搬送パス26の複数
の分岐部にそれぞれは移設された搬送ローラ対、29は
各分岐部で分岐されたシート材Sを対応させて排出する
排出トレイ30に排出する排出ローラ対を示している。
また、製本装置203から排出される製本完成品は、エ
レベータ25及び搬送ローラ対31を介して排出口32
から機外に排出する事が出来る。
はシート搬送路23を搬送されるシート材Sを搬送パス
26に伝達するエレベータ、27は搬送パス26の複数
の分岐部にそれぞれは移設された搬送ローラ対、29は
各分岐部で分岐されたシート材Sを対応させて排出する
排出トレイ30に排出する排出ローラ対を示している。
また、製本装置203から排出される製本完成品は、エ
レベータ25及び搬送ローラ対31を介して排出口32
から機外に排出する事が出来る。
【0030】なお、製本装置は、仕分け収納装置204
が接されていない場合には、前記第1の排出口19b
に、排出されたシートを積載する積載トレイ(図示略)
と、前記第2の排出口139に、排出された製本完成品
を積載する積載トレイ(図示略)と、がそれぞれ接続さ
れている。
が接されていない場合には、前記第1の排出口19b
に、排出されたシートを積載する積載トレイ(図示略)
と、前記第2の排出口139に、排出された製本完成品
を積載する積載トレイ(図示略)と、がそれぞれ接続さ
れている。
【0031】次に、製本装置203の詳細を図2に示
す。
す。
【0032】同図において、製本装置203は、画像形
成装置202から搬送されるシート材Sのシート搬送路
19を有していて、両端部に搬入口19a、排出口19
bがそれぞれ形成されている。シート搬送路19に沿っ
て、上流側から搬入ローラ20、複数の搬送ローラ対2
1、排出ローラ22などがそれぞれ配設されている。搬
入ローラ20の下流側近傍には、第1のフラッパ36
(分岐手段)、第2のフラッパ(分岐手段)37がそれ
ぞれ配設されていて、シート搬送路19をガイド部3
3、35に分岐している。上記分岐手段36、37は、
選択的に作動されて、シート材Sを何れかのガイド部3
3、35へ導いたり、あるいは両方とも作動しない場合
は、シート材Sはそのまま搬送路19内を搬送される。
成装置202から搬送されるシート材Sのシート搬送路
19を有していて、両端部に搬入口19a、排出口19
bがそれぞれ形成されている。シート搬送路19に沿っ
て、上流側から搬入ローラ20、複数の搬送ローラ対2
1、排出ローラ22などがそれぞれ配設されている。搬
入ローラ20の下流側近傍には、第1のフラッパ36
(分岐手段)、第2のフラッパ(分岐手段)37がそれ
ぞれ配設されていて、シート搬送路19をガイド部3
3、35に分岐している。上記分岐手段36、37は、
選択的に作動されて、シート材Sを何れかのガイド部3
3、35へ導いたり、あるいは両方とも作動しない場合
は、シート材Sはそのまま搬送路19内を搬送される。
【0033】ガイド部33の下流側には、上ガイド板4
3を有する第1のシート整合トレイ41が配設されてい
て、その先端部側にはシート材Sが突き当たる第1の突
き当て部材51が配設されている。搬送ローラ対39に
より第1のシート整合トレイ41に搬入されるシート材
Sは、一端部(図中左上端部を揺動中心として回動自在
のベルトからなる掃き寄せ部材(掃き寄せ手段)49に
より、第1の突き当て部材51側へ寄せられて突き当て
整合される。上ガイド板43の上部に配設したファン
(送風装置)46は、第1の整合トレイ41に搬入され
るシート材Sをエアーで押さえ付けて、折り畳まれたシ
ート材Sの膨らみを防止するものである。符号53は、
指定枚数のシート束を狭持するクランプ部材53を示し
ている。
3を有する第1のシート整合トレイ41が配設されてい
て、その先端部側にはシート材Sが突き当たる第1の突
き当て部材51が配設されている。搬送ローラ対39に
より第1のシート整合トレイ41に搬入されるシート材
Sは、一端部(図中左上端部を揺動中心として回動自在
のベルトからなる掃き寄せ部材(掃き寄せ手段)49に
より、第1の突き当て部材51側へ寄せられて突き当て
整合される。上ガイド板43の上部に配設したファン
(送風装置)46は、第1の整合トレイ41に搬入され
るシート材Sをエアーで押さえ付けて、折り畳まれたシ
ート材Sの膨らみを防止するものである。符号53は、
指定枚数のシート束を狭持するクランプ部材53を示し
ている。
【0034】第1のシート整合トレイ41の上方に配設
されている、第2の整合トレイ42も同様に構成されて
いて、符号40は搬送ローラ対45は上ガイド板、52
は第2の突き当て部材を示している。
されている、第2の整合トレイ42も同様に構成されて
いて、符号40は搬送ローラ対45は上ガイド板、52
は第2の突き当て部材を示している。
【0035】仕分け収納装置204の上部に配設された
テープユニット76内には、テープリール77Aが収納
されていて、これから繰り出されるバインドテープ77
は、傾斜状の変向ローラ78を介して上下方向に導かれ
ている。符号79はバインドテープ77を所定長さに切
断するカッタ、57は後述するテープ供給位置でバイン
ドテープ77が供給される第2のテープ加熱装置57、
第1のテープ加熱装置56は背面当接位置でバインドテ
ープ77を加熱してシート束に糊付けする第1のテープ
加熱装置56、59は両テープ加熱装置56、57を衝
突する事がなく、ガイドせしめるすれ違いパスをそれぞ
れ示している。
テープユニット76内には、テープリール77Aが収納
されていて、これから繰り出されるバインドテープ77
は、傾斜状の変向ローラ78を介して上下方向に導かれ
ている。符号79はバインドテープ77を所定長さに切
断するカッタ、57は後述するテープ供給位置でバイン
ドテープ77が供給される第2のテープ加熱装置57、
第1のテープ加熱装置56は背面当接位置でバインドテ
ープ77を加熱してシート束に糊付けする第1のテープ
加熱装置56、59は両テープ加熱装置56、57を衝
突する事がなく、ガイドせしめるすれ違いパスをそれぞ
れ示している。
【0036】符号キャリッジ60は、搬送ベルト(搬送
手段)61とこれと一体に移動するハンドリング部材6
3を有していて、基端側のローラ62の支軸中心として
回動自在であるとともに、上下方向の1対の長穴69
a,69bに沿って矢印67方向に上下動自在になって
いる。ハンドリング部材63、第1のテープ加熱装置5
6により製本された完成品をハンドリングし、搬送ベル
ト61の回動と共に基端側のローラ62側へ移動して、
完成品をキャリッジ60上に積載させる。
手段)61とこれと一体に移動するハンドリング部材6
3を有していて、基端側のローラ62の支軸中心として
回動自在であるとともに、上下方向の1対の長穴69
a,69bに沿って矢印67方向に上下動自在になって
いる。ハンドリング部材63、第1のテープ加熱装置5
6により製本された完成品をハンドリングし、搬送ベル
ト61の回動と共に基端側のローラ62側へ移動して、
完成品をキャリッジ60上に積載させる。
【0037】符号66は、製本完成品を冷却するファン
を示していて、矢印66方向にエアーを流す。符号7
1、72は、キャリッジ60により搬送される製本完成
品が収納されるスタッカ、70はスタッカ71,72を
引き出し自在にガイドするガイドレール、73は製本装
置を移動自在に支持するキャスタ、75は製本装置の高
さを調整するレベラーをそれぞれ示している。
を示していて、矢印66方向にエアーを流す。符号7
1、72は、キャリッジ60により搬送される製本完成
品が収納されるスタッカ、70はスタッカ71,72を
引き出し自在にガイドするガイドレール、73は製本装
置を移動自在に支持するキャスタ、75は製本装置の高
さを調整するレベラーをそれぞれ示している。
【0038】図3は、バインドテープ77の搬送パスの
正面図を示している。テープリール77Aから繰り出さ
れているバインドテープ77は、送り出しローラ対81
により送出され、搬送バス80により下方ヘガイドされ
ている。搬送バス80の途中に配設された搬送ローラ対
82b,82c間において、ダストパス85が分岐して
設けられ、フラッパ83により変向される。符号86
は、ダストボックスを示していて、装置外側方向に向け
て回動自在になっている。搬送パス80の下端部80a
には、ゴムローラ87aと、押し圧ローラからなるテー
プ給送ローラ(テープ給送手段)817が配設されてい
る。
正面図を示している。テープリール77Aから繰り出さ
れているバインドテープ77は、送り出しローラ対81
により送出され、搬送バス80により下方ヘガイドされ
ている。搬送バス80の途中に配設された搬送ローラ対
82b,82c間において、ダストパス85が分岐して
設けられ、フラッパ83により変向される。符号86
は、ダストボックスを示していて、装置外側方向に向け
て回動自在になっている。搬送パス80の下端部80a
には、ゴムローラ87aと、押し圧ローラからなるテー
プ給送ローラ(テープ給送手段)817が配設されてい
る。
【0039】このテープ給送ローラ87に対向する位置
のテープ供給位置Al(図24参照)には、第1のテー
プ加熱装置56または第2のテープ加熱装置57が位置
していてバインドテープ77の供給を受ける。図中、8
9は供給されるバインドテープ77の前端部を規制する
フィンガ、90はバインドテープ77の後端部を規制す
るフィンガであって、矢印91、92の方向に移動自在
になっている。
のテープ供給位置Al(図24参照)には、第1のテー
プ加熱装置56または第2のテープ加熱装置57が位置
していてバインドテープ77の供給を受ける。図中、8
9は供給されるバインドテープ77の前端部を規制する
フィンガ、90はバインドテープ77の後端部を規制す
るフィンガであって、矢印91、92の方向に移動自在
になっている。
【0040】図4は、搬送パス80を搬送されるバイン
ドテープ77を第1の加熱装置56(57)へ導くテー
プ給送手段の別の手段を示している。
ドテープ77を第1の加熱装置56(57)へ導くテー
プ給送手段の別の手段を示している。
【0041】同図において、搬送パス80の下端部に
は、内部にバキュウム用ファン93aを有する中空ロー
ラ93が配設されている。この中空ローラ93の周面に
は、多数のエアー吸入口(図示略)が設けられていて、
搬送されるバインドテープ77を吸引しながら第1のテ
ープ加熱装置56(57)へ供給する事が出来る。
は、内部にバキュウム用ファン93aを有する中空ロー
ラ93が配設されている。この中空ローラ93の周面に
は、多数のエアー吸入口(図示略)が設けられていて、
搬送されるバインドテープ77を吸引しながら第1のテ
ープ加熱装置56(57)へ供給する事が出来る。
【0042】図5は、バインドテープ77に小さい搬送
力を付与するテープ給送手段を示している。パドル95
は、摩擦係数の高い弾性板95aを複数有していて、テ
ープ供給手段87または93から離れたバインドテープ
77を弱い力の搬送力で送る事が出来る。
力を付与するテープ給送手段を示している。パドル95
は、摩擦係数の高い弾性板95aを複数有していて、テ
ープ供給手段87または93から離れたバインドテープ
77を弱い力の搬送力で送る事が出来る。
【0043】図6(a)は、テープ供給部の斜視図を、
図6(b)は、バインドテープ77の断面図を示してい
る。
図6(b)は、バインドテープ77の断面図を示してい
る。
【0044】カッタ79は、内部ロータリーカッタ(図
示略)を有していて、その支軸と一体のギヤ79aは、
モータ96の出カギヤ96aに噛み合っている。なお、
バインドテープ77の搬送パス80の適所には、バイン
ドテープ77の有無、長さなどを検知すな不図示のセン
サが、所定量よりも短い場合には、このバインドテープ
77はフラッパ83を介してダストボックス86へ導か
れる。
示略)を有していて、その支軸と一体のギヤ79aは、
モータ96の出カギヤ96aに噛み合っている。なお、
バインドテープ77の搬送パス80の適所には、バイン
ドテープ77の有無、長さなどを検知すな不図示のセン
サが、所定量よりも短い場合には、このバインドテープ
77はフラッパ83を介してダストボックス86へ導か
れる。
【0045】第1のテープ加熱装置56(57)には、
後述する左右1対のガイド部材101,102がそれぞ
れ配設されており、テープ給送ロ―ラ87及びパドル9
5により供給されるバインドテープ77は、ガイドテー
プ77はガイド部材101,102にガイドされ、両フ
ィンガ89,90により所定位置に位置決めされる。バ
インドテープ77は、図6(b)に示すように、可撓性
の基板77b上にホットメルトタイプの接着剤77aを
付設した物からなっている。第1のテープ加熱装置56
(57)上に供給されたバインドテープ77は第1のテ
ープ加熱装置56(57)により予め加熱した状態にあ
る。
後述する左右1対のガイド部材101,102がそれぞ
れ配設されており、テープ給送ロ―ラ87及びパドル9
5により供給されるバインドテープ77は、ガイドテー
プ77はガイド部材101,102にガイドされ、両フ
ィンガ89,90により所定位置に位置決めされる。バ
インドテープ77は、図6(b)に示すように、可撓性
の基板77b上にホットメルトタイプの接着剤77aを
付設した物からなっている。第1のテープ加熱装置56
(57)上に供給されたバインドテープ77は第1のテ
ープ加熱装置56(57)により予め加熱した状態にあ
る。
【0046】図7(a)は、テープ供給部におけるバイ
ンドテープ77とガイド部材101,102の展開平面
図を示し、(b)図は同じく側面図を示している。
ンドテープ77とガイド部材101,102の展開平面
図を示し、(b)図は同じく側面図を示している。
【0047】図8、図9において、フィンガ89,90
は位置ぎめ部材103に配設した長穴103a,103
bに沿って矢印91方向(前後方向)に移動可能になっ
ていて、第1のテープ加熱装置56(57)上に供給さ
れたバインドテープ77の位置決めを行うようになって
いる。また、位置決め後の位置決め部材103は、矢印
方向(上方向)に移動して待避するようになっている。
は位置ぎめ部材103に配設した長穴103a,103
bに沿って矢印91方向(前後方向)に移動可能になっ
ていて、第1のテープ加熱装置56(57)上に供給さ
れたバインドテープ77の位置決めを行うようになって
いる。また、位置決め後の位置決め部材103は、矢印
方向(上方向)に移動して待避するようになっている。
【0048】図10、図11において、搬送パス80の
上側のガイド板の下端部には、テーブルガイド105が
延出して設けられており、このテーブルガイド105に
は、フィンガ90が遊動自在の長穴l05aが配設され
ている。また、テーブルガイド105は、第1のテープ
加熱装置56の端部とオーバーラップしていて、フィン
ガ90の下端部は第1のテープ加熱装置56の溝部56
aに沿って遊動自在になっている。これにより、パドル
95により送り出されたバインドテープ77の後端部
は、フィンガ90により更に第1のテープ加熱装置56
側へ移動されて位置決めされる。
上側のガイド板の下端部には、テーブルガイド105が
延出して設けられており、このテーブルガイド105に
は、フィンガ90が遊動自在の長穴l05aが配設され
ている。また、テーブルガイド105は、第1のテープ
加熱装置56の端部とオーバーラップしていて、フィン
ガ90の下端部は第1のテープ加熱装置56の溝部56
aに沿って遊動自在になっている。これにより、パドル
95により送り出されたバインドテープ77の後端部
は、フィンガ90により更に第1のテープ加熱装置56
側へ移動されて位置決めされる。
【0049】図13、図14において、支持部材106
に形成された凹部には図12に示すテープリール77A
の複数個が隣接して配設されている。テープリール77
aから引き出されたバインドテープ77は、押さえロー
ラ107により支持部材106に押圧されている。押さ
えローラ107を自由端に支持している1対の支持レバ
ー10は、引っ張リバネ110により、押さえローラ1
07が下降する向きに付勢されている。
に形成された凹部には図12に示すテープリール77A
の複数個が隣接して配設されている。テープリール77
aから引き出されたバインドテープ77は、押さえロー
ラ107により支持部材106に押圧されている。押さ
えローラ107を自由端に支持している1対の支持レバ
ー10は、引っ張リバネ110により、押さえローラ1
07が下降する向きに付勢されている。
【0050】テープリール77A列の位置端部側には、
図15に示す可動部材111が配設されている。可動部
材111は、その側面にテープリール77Aに巻き芯7
7aを支持する支持116と、テープリール77Aから
引き出されるバイインドテープ77をガイドするガイド
板対117を有している。また、可動部材111は、ラ
ックl12と噛み合う不図示のピニオンを有していて、
このピニオンの回転により矢印113の方向に往復動自
在になっている。更に、可動部材111は、不図示の支
持手段により矢印115の方向に移動自在になってい
る。
図15に示す可動部材111が配設されている。可動部
材111は、その側面にテープリール77Aに巻き芯7
7aを支持する支持116と、テープリール77Aから
引き出されるバイインドテープ77をガイドするガイド
板対117を有している。また、可動部材111は、ラ
ックl12と噛み合う不図示のピニオンを有していて、
このピニオンの回転により矢印113の方向に往復動自
在になっている。更に、可動部材111は、不図示の支
持手段により矢印115の方向に移動自在になってい
る。
【0051】図16は、テープユニット76内の送り出
しローラ対81にテープリール77Aのバインドテープ
77をセットする状態を示している。バインドテープ7
7の設定時には、送り出しローラ対81の従動ローラ8
lbを上方に待避させた状態で、バインドテープ77端
部をガイド板対117と、送り出し口ーラ対81間に通
して完了する。従動ローラ8lbを駆動ローラ8laに
当接させた状態で送り出しローラ対81を回転させれ
ば、新規のテープリール77Aのバインドテープ77を
搬送パス80内に供給する事が出来る。
しローラ対81にテープリール77Aのバインドテープ
77をセットする状態を示している。バインドテープ7
7の設定時には、送り出しローラ対81の従動ローラ8
lbを上方に待避させた状態で、バインドテープ77端
部をガイド板対117と、送り出し口ーラ対81間に通
して完了する。従動ローラ8lbを駆動ローラ8laに
当接させた状態で送り出しローラ対81を回転させれ
ば、新規のテープリール77Aのバインドテープ77を
搬送パス80内に供給する事が出来る。
【0052】図18(a)(b)に於いて、可動部材1
11によリテープリール77Aを支持した状態で支持部
材106は、上方に移動され((b)図でf−a間)更
に図中右方(a−b間)に移動される。この状態では、
テープリール77Aは支持部材106の溝106a内に
位置していてバインドテープ77を給送可能な状態にあ
る。
11によリテープリール77Aを支持した状態で支持部
材106は、上方に移動され((b)図でf−a間)更
に図中右方(a−b間)に移動される。この状態では、
テープリール77Aは支持部材106の溝106a内に
位置していてバインドテープ77を給送可能な状態にあ
る。
【0053】バインドテープ77が消耗して無くなった
場合、可動部材111が下降された後((b)に於いて
a−C間)、右方へ(C−d間)される事により、巻き
芯溝106a内に落下してダストボックス86へ送られ
る。更に可動部材111を上昇(d−e間)した後に、
左方へ移動される事により、可動部材111の支軸は、
テープリール77A内に進入してこれを支持できる。
場合、可動部材111が下降された後((b)に於いて
a−C間)、右方へ(C−d間)される事により、巻き
芯溝106a内に落下してダストボックス86へ送られ
る。更に可動部材111を上昇(d−e間)した後に、
左方へ移動される事により、可動部材111の支軸は、
テープリール77A内に進入してこれを支持できる。
【0054】図18(a)は、構106a、ダストボッ
クス86の正面図を示し、(b)図は側面図を示してい
る。
クス86の正面図を示し、(b)図は側面図を示してい
る。
【0055】図19は、バインドテープ77の搬送経路
を示している。この搬送経路と図18(a)の溝106
aとを比較した場合、両者がぶつからない経路で配設さ
れている事が示されている。
を示している。この搬送経路と図18(a)の溝106
aとを比較した場合、両者がぶつからない経路で配設さ
れている事が示されている。
【0056】次に、背面当接位置A2 に位置しているテ
ープ加熱装置へのシート束の設定について説明する。図
20、図21は、シート整合トレイを固定し、クランプ
部材によりシート束を設定する方式を示し、図22、図
23はシート整合トレイの移動によって、シート束を設
定する方式をそれぞれ示している。
ープ加熱装置へのシート束の設定について説明する。図
20、図21は、シート整合トレイを固定し、クランプ
部材によりシート束を設定する方式を示し、図22、図
23はシート整合トレイの移動によって、シート束を設
定する方式をそれぞれ示している。
【0057】図20に於いて、第1のシート整合トレイ
41に搬入されたシート束は、クランプ部材53により
クランプされ、両突き当て部材51,52の中央部であ
る背面当接位置A2 へ移動される。この時、上ガイド板
43、掃き寄せ部材49、ファン46が回動して上方へ
待避する。
41に搬入されたシート束は、クランプ部材53により
クランプされ、両突き当て部材51,52の中央部であ
る背面当接位置A2 へ移動される。この時、上ガイド板
43、掃き寄せ部材49、ファン46が回動して上方へ
待避する。
【0058】この時、第1のシート整合トレイ41側へ
の第1のフラッパ36が閉じて後続のシートSが第1の
シート整合トレイ41に進入するのが防止されると共
に、第2のフラッパ37がシート搬送路19側べ開いて
後続のシートSを第2のシート整合トレイ42へ導く。
の第1のフラッパ36が閉じて後続のシートSが第1の
シート整合トレイ41に進入するのが防止されると共
に、第2のフラッパ37がシート搬送路19側べ開いて
後続のシートSを第2のシート整合トレイ42へ導く。
【0059】なお、図20ないし図23に於いては、シ
ート束が背面当接位置A2 に位置する第1のテープ加熱
装置56により製本されて、第1のテープ加熱装置56
が待避した状態と、製本完成品をハンドリングするハン
ドリング部材63がシート束をハンドリングしている状
態とが示されている。
ート束が背面当接位置A2 に位置する第1のテープ加熱
装置56により製本されて、第1のテープ加熱装置56
が待避した状態と、製本完成品をハンドリングするハン
ドリング部材63がシート束をハンドリングしている状
態とが示されている。
【0060】図21は、第2のシート整合トレイ42内
のシート束を背面当接位置A2 に設定する状態を示して
いる。クランプ部材55により基準されたシート束はク
ランプ部材55が中央へ移動する事により、シー卜束が
背面当接位置A2 に設定される。この時、第2のシート
整合トレイ42の下ガイドも回動して下方へ待避する。
のシート束を背面当接位置A2 に設定する状態を示して
いる。クランプ部材55により基準されたシート束はク
ランプ部材55が中央へ移動する事により、シー卜束が
背面当接位置A2 に設定される。この時、第2のシート
整合トレイ42の下ガイドも回動して下方へ待避する。
【0061】図22は、第1のシート整合トレイ41内
のシート束を背面当接位置A2 に設定する状態を示して
いる。第1のシート整合トレイ41は、シート束を収納
したまま中央側へ平行移動してシート束を背面当接位置
A2 に設定させている。
のシート束を背面当接位置A2 に設定する状態を示して
いる。第1のシート整合トレイ41は、シート束を収納
したまま中央側へ平行移動してシート束を背面当接位置
A2 に設定させている。
【0062】図23は、第2のシート整合トレイ42内
のシート束を背面当接位置A2 に設定させる状態を示し
ている。シート束を収納した状態で中央部の背面当接位
置A2 へ平行移動し、シート束を背面当接位置A2 に設
定する。
のシート束を背面当接位置A2 に設定させる状態を示し
ている。シート束を収納した状態で中央部の背面当接位
置A2 へ平行移動し、シート束を背面当接位置A2 に設
定する。
【0063】図24に於いて、第2の加熱手段としての
テープ加熱装置は、2基備えられていて、その1つであ
る第1のテープ加熱装置56はすでにバインドテープ7
7が供給されていて背面当接位置A2 に設定されてい
る。
テープ加熱装置は、2基備えられていて、その1つであ
る第1のテープ加熱装置56はすでにバインドテープ7
7が供給されていて背面当接位置A2 に設定されてい
る。
【0064】第2のテープ加熱装置57は、テープ供給
位置Alに於いて、前述したテープ供給動作によりバイ
ンドテープ77の供給を受け、ガイド部材101、10
2によりガイドしている。テープ供給位置Alにある第
2のテープ加熱装置57は、積載したバインドテープ7
7を予め加熱して待機している。
位置Alに於いて、前述したテープ供給動作によりバイ
ンドテープ77の供給を受け、ガイド部材101、10
2によりガイドしている。テープ供給位置Alにある第
2のテープ加熱装置57は、積載したバインドテープ7
7を予め加熱して待機している。
【0065】背面当接位置A2 にある第1のテープ加熱
装置56に於いて、1対のガイド部材101,102
は、支軸129により回動自在に保持されている。第1
の突き当て部材51及び第2の突き当て部材52は、ガ
イド軸120により進退自在に支持されており、また引
っ張りバネ126により内側(中心側)へ付勢されたテ
ープオープナー126,127をそれぞれ備えている。
装置56に於いて、1対のガイド部材101,102
は、支軸129により回動自在に保持されている。第1
の突き当て部材51及び第2の突き当て部材52は、ガ
イド軸120により進退自在に支持されており、また引
っ張りバネ126により内側(中心側)へ付勢されたテ
ープオープナー126,127をそれぞれ備えている。
【0066】テープ供給位置Alと背面当接位置A2 の
間には、中間部に複数のすれ違い経路59a,59bを
分岐して有するすれ違いパスが設けられている。このす
れ違いパス59は、第1のテープ加熱装置56,57に
それぞれ設けられたガイドコロ133,135をガイド
可能なガイド溝からなっている。テープ供給位置Alか
ら背面当接位置A2 へ第1の加熱装置56(または5
7)が移動する場合には、すれ違いパス59の往路59
aを通り、逆に背面当接位置A2 からテープ供給位置A
lに戻る場合には、復路59bを通るようになってお
り、これにより両第1のテープ加熱装置56,57が移
動するときに互いに衝突する事はない。
間には、中間部に複数のすれ違い経路59a,59bを
分岐して有するすれ違いパスが設けられている。このす
れ違いパス59は、第1のテープ加熱装置56,57に
それぞれ設けられたガイドコロ133,135をガイド
可能なガイド溝からなっている。テープ供給位置Alか
ら背面当接位置A2 へ第1の加熱装置56(または5
7)が移動する場合には、すれ違いパス59の往路59
aを通り、逆に背面当接位置A2 からテープ供給位置A
lに戻る場合には、復路59bを通るようになってお
り、これにより両第1のテープ加熱装置56,57が移
動するときに互いに衝突する事はない。
【0067】いま、背面当接位置A2 に第1のテープ加
熱装置56が設定された状態で、両突き当て部材51,
52が接近する向きに移動すると、引っ張リバネ126
の内端がガイド部材101,102の下端10la,1
02aをそれぞれ押し圧して概90°回動作せる。これ
により、ガイド部材101,102によるバインドテー
プのガイド作用は解除される。これと共に、ガイド部材
101,102の上端10lb,102bが上昇して、
バインドテープ77の端部を図示のように持ち上げて起
こす。
熱装置56が設定された状態で、両突き当て部材51,
52が接近する向きに移動すると、引っ張リバネ126
の内端がガイド部材101,102の下端10la,1
02aをそれぞれ押し圧して概90°回動作せる。これ
により、ガイド部材101,102によるバインドテー
プのガイド作用は解除される。これと共に、ガイド部材
101,102の上端10lb,102bが上昇して、
バインドテープ77の端部を図示のように持ち上げて起
こす。
【0068】第2の突き当て部材52は、放熱プレート
からなるケース121を有していて、その内部にはセラ
ミックヒータ122、シリコンゴム123及び絶縁部材
125がそれぞれに配置されていて、第2の突き当て部
材52を加熱している。他方の第1の突き当て部材51
も、同様のセラミックヒータ122などを有している。
からなるケース121を有していて、その内部にはセラ
ミックヒータ122、シリコンゴム123及び絶縁部材
125がそれぞれに配置されていて、第2の突き当て部
材52を加熱している。他方の第1の突き当て部材51
も、同様のセラミックヒータ122などを有している。
【0069】第2の突き当て部材52上のシート束は、
セラミックヒータ122により予め加熱されており、こ
のシート束は、クランプ部材55により挟持されて背面
当接位置A2 上方に移動後、更に第1のテープ加熱装置
56側へ進入されて、バインドテープ77に当接され
る。この状態で、両突き当て部材51、52を接近させ
ると、バインドテープ77の両端部が図24に示すよう
に起こされると共に、突き当て部材51,52の更なる
移動により、バインドテープ77の両端部は図25に示
すように、ケース120,121の内側により押し圧さ
れてバインドテープ77が糊付けされる。
セラミックヒータ122により予め加熱されており、こ
のシート束は、クランプ部材55により挟持されて背面
当接位置A2 上方に移動後、更に第1のテープ加熱装置
56側へ進入されて、バインドテープ77に当接され
る。この状態で、両突き当て部材51、52を接近させ
ると、バインドテープ77の両端部が図24に示すよう
に起こされると共に、突き当て部材51,52の更なる
移動により、バインドテープ77の両端部は図25に示
すように、ケース120,121の内側により押し圧さ
れてバインドテープ77が糊付けされる。
【0070】背面当接位置A2 に於いて、バインドテー
プ77の糊付け作用を終了した第1のテープ加熱装置5
6は、すれ違いパス59の復路59bを経由してテープ
供給位置Alに向かい、ここでバインドテープ77の供
給を受ける。また、上記シート束の製本が行われている
間に、バインドテープ77の補給及びプレヒートが行わ
れたテープ供給位置Alの第2のテープ加熱装置57
は、すれ違いパス59の往路59aを経て背面当接位置
A2 へ向かう。そして、第1の突き当て部材51に於い
て、予めプレヒートされたシート束が、上記と同様な作
用を第2のテープ加熱装置57に於いて行って、シート
束の製本が行われる。
プ77の糊付け作用を終了した第1のテープ加熱装置5
6は、すれ違いパス59の復路59bを経由してテープ
供給位置Alに向かい、ここでバインドテープ77の供
給を受ける。また、上記シート束の製本が行われている
間に、バインドテープ77の補給及びプレヒートが行わ
れたテープ供給位置Alの第2のテープ加熱装置57
は、すれ違いパス59の往路59aを経て背面当接位置
A2 へ向かう。そして、第1の突き当て部材51に於い
て、予めプレヒートされたシート束が、上記と同様な作
用を第2のテープ加熱装置57に於いて行って、シート
束の製本が行われる。
【0071】このように、2基の突き当て部材により、
シート束の先端部の整合とプレヒートを予め行って待機
させる事により、シート束を常温から加熱するにかかる
時間的ロスなどの不具合が解消されて製本時間が短縮さ
れる。また、テープ供給位置Alに於いても、製本が背
面当接位置A2 で行われている間に、バインドテープ7
7の供給、及びプレヒートを行う事が出来て、バインド
テープの供給のための時問、及びそのプレヒートが背面
当接位置A2 で行う必要がなくなって、製本時間の短縮
化を実現する事が出来る。
シート束の先端部の整合とプレヒートを予め行って待機
させる事により、シート束を常温から加熱するにかかる
時間的ロスなどの不具合が解消されて製本時間が短縮さ
れる。また、テープ供給位置Alに於いても、製本が背
面当接位置A2 で行われている間に、バインドテープ7
7の供給、及びプレヒートを行う事が出来て、バインド
テープの供給のための時問、及びそのプレヒートが背面
当接位置A2 で行う必要がなくなって、製本時間の短縮
化を実現する事が出来る。
【0072】図26に於いて、テープ供給位置Alに自
由端が位置しているキャリッジ60は、搬送ベルト61
及びこれと一体的に移動するハンドリング部材63と、
製本直後の製本完成品を冷却するファン136などを備
えていて、このキャリッジ60は、基端側のローラ62
の支軸を中心として図示の傾斜位置と水平状態とに回動
可能となっている。
由端が位置しているキャリッジ60は、搬送ベルト61
及びこれと一体的に移動するハンドリング部材63と、
製本直後の製本完成品を冷却するファン136などを備
えていて、このキャリッジ60は、基端側のローラ62
の支軸を中心として図示の傾斜位置と水平状態とに回動
可能となっている。
【0073】背面当接位置A2 で製本された完成品は、
ハンドリング部材63によるハンドリングと搬送ベルト
61による搬送によって、キャリッジ60上に搬送され
る(図27)。キャリッジ60は、図29に示すように
所定の位置まで下降して停止し、更に搬送ベルト61に
よる搬送力によって、製本完成品がスタノカ72内に収
納される。スタッカ71,72は、製本完成品の有無セ
ンサと、製本完成品の収納高さなどを検知するセンサ
(図示略)が設けられていて、キャリンジ60は積載量
に応じた高さで停止する。
ハンドリング部材63によるハンドリングと搬送ベルト
61による搬送によって、キャリッジ60上に搬送され
る(図27)。キャリッジ60は、図29に示すように
所定の位置まで下降して停止し、更に搬送ベルト61に
よる搬送力によって、製本完成品がスタノカ72内に収
納される。スタッカ71,72は、製本完成品の有無セ
ンサと、製本完成品の収納高さなどを検知するセンサ
(図示略)が設けられていて、キャリンジ60は積載量
に応じた高さで停止する。
【0074】また、キャリッジ60上の製本完成品をス
タッカ71,72に収納しない場合には、図30に示す
ように、製本完成品は排出口139から機外の排出され
る。図31に於いて、製本装置203から排出される製
本完成品は、仕分け収納装置204内の下部に於いてエ
レベータ25に渡され、このエレベータ25の上下動作
によって、所定の排出トレイ30へ製本完成品が収納さ
れる。また、排出トレイ30への製本完成品の収納が不
必要な場合は、最下位に位置するエレベータ25を経て
そのまま仕分け収納装置204の機外に排出される。
タッカ71,72に収納しない場合には、図30に示す
ように、製本完成品は排出口139から機外の排出され
る。図31に於いて、製本装置203から排出される製
本完成品は、仕分け収納装置204内の下部に於いてエ
レベータ25に渡され、このエレベータ25の上下動作
によって、所定の排出トレイ30へ製本完成品が収納さ
れる。また、排出トレイ30への製本完成品の収納が不
必要な場合は、最下位に位置するエレベータ25を経て
そのまま仕分け収納装置204の機外に排出される。
【0075】図32は、スタッカ71,72の側面図を
示している。スタッカ72は、取っ手141を有してい
て、装置内のロック装置に係合可能になっている。符号
146は、インジケータを示している。同様に、他のス
タッカ71側にも、取っ手242及びロック装置145
及びインジケータ146などが設けられている。
示している。スタッカ72は、取っ手141を有してい
て、装置内のロック装置に係合可能になっている。符号
146は、インジケータを示している。同様に、他のス
タッカ71側にも、取っ手242及びロック装置145
及びインジケータ146などが設けられている。
【0076】スタッカを上記のように2基設けて、一方
に製本完成品が搬送されている時に、他方のスタッカを
手動で引き出せるようにしたので、サンプルの点検や、
満杯になったスタッカ内の製本完成品の取り出しを、装
置の製本作業動作を停止する事無く行う事が出来る。
に製本完成品が搬送されている時に、他方のスタッカを
手動で引き出せるようにしたので、サンプルの点検や、
満杯になったスタッカ内の製本完成品の取り出しを、装
置の製本作業動作を停止する事無く行う事が出来る。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、オンライン装置の
上流側に位置した画像形成手段によって画像形成され
て、シート搬入路からシート搬送路内を搬送されるシー
トは、まず製本装置の製本作業を要求しない場合は、そ
のまま第1の排出口から機外に排出され、排出口に設け
られた積載トレイに積載されるか、オンライン接続の仕
分け装置が設けられている場合は、下流に設けられた仕
分け装置に移送されるので、製本機能を要求しないとき
は、製本装置内の複雑な搬送部を経由する事無くそのま
ま機外に排出できるため紙づまりの心配がなくなること
や、その他のトラブルの際のシートのリカバーが容易に
なる。また、無駄な搬送経路を通らないため、プロダク
ティビティが向上するし、ファーストコピータイムのロ
スが少なくなる。
上流側に位置した画像形成手段によって画像形成され
て、シート搬入路からシート搬送路内を搬送されるシー
トは、まず製本装置の製本作業を要求しない場合は、そ
のまま第1の排出口から機外に排出され、排出口に設け
られた積載トレイに積載されるか、オンライン接続の仕
分け装置が設けられている場合は、下流に設けられた仕
分け装置に移送されるので、製本機能を要求しないとき
は、製本装置内の複雑な搬送部を経由する事無くそのま
ま機外に排出できるため紙づまりの心配がなくなること
や、その他のトラブルの際のシートのリカバーが容易に
なる。また、無駄な搬送経路を通らないため、プロダク
ティビティが向上するし、ファーストコピータイムのロ
スが少なくなる。
【0078】また、製本完成品が収納されるスタッカ
が、2基具備されていることによっては、一方のスタッ
カに製本完成品が収納されている間には、他方のスタッ
カを装置本体から引き出す事が出来る。これにより、多
数冊の製本を行う場合に、製本完成品の搬入スタッカを
切り替える事で、製品のサンプルを抜き取る事が出来る
ようになる。
が、2基具備されていることによっては、一方のスタッ
カに製本完成品が収納されている間には、他方のスタッ
カを装置本体から引き出す事が出来る。これにより、多
数冊の製本を行う場合に、製本完成品の搬入スタッカを
切り替える事で、製品のサンプルを抜き取る事が出来る
ようになる。
【0079】また、製本完成品をスタッカに収納しない
場合は、第2の排出口から機外に排出され、この時、第
2の排出口には積載トレイが設けられていて、製本完成
サンプルを容易に確認する事が出来る事となる。
場合は、第2の排出口から機外に排出され、この時、第
2の排出口には積載トレイが設けられていて、製本完成
サンプルを容易に確認する事が出来る事となる。
【0080】また、下流にオンライン接続で仕分け装置
を接続した場合には、排出口に対向するところに仕分け
装置の搬入口が設けられていて、製本装置から仕分け装
置に受け渡され移送される事となる。これによって、製
本行程を要求するシート移送パスと、製本行程を要求し
ないシート搬送パスが分割されたため、製本のジョブと
その他のジョブが混同していても自動的に使い分けられ
るようになり、スピーディーな高速システムオンライン
装置が実現可能となった。
を接続した場合には、排出口に対向するところに仕分け
装置の搬入口が設けられていて、製本装置から仕分け装
置に受け渡され移送される事となる。これによって、製
本行程を要求するシート移送パスと、製本行程を要求し
ないシート搬送パスが分割されたため、製本のジョブと
その他のジョブが混同していても自動的に使い分けられ
るようになり、スピーディーな高速システムオンライン
装置が実現可能となった。
【0081】この事は、例えばオンライン装置の使用形
態であるウォークアップマシンとしてやオぺレータがセ
ンターマシンとして実態原稿を通常供給することやAD
F装置を用いた使用方法により動作させながら、その僅
かな空いた隙間の時間に、FAX回線や他の通信回線か
ら伝送されてくる画像情報を長時間滞留させる事無く速
やかに画像形成しアウトプットが行えるようになる。こ
の事は最も稼動率やプロダクティビティが要求される高
速オンライン画像形成装置にとって重要な条件であり、
これを満足する顕著な効果が得られた。
態であるウォークアップマシンとしてやオぺレータがセ
ンターマシンとして実態原稿を通常供給することやAD
F装置を用いた使用方法により動作させながら、その僅
かな空いた隙間の時間に、FAX回線や他の通信回線か
ら伝送されてくる画像情報を長時間滞留させる事無く速
やかに画像形成しアウトプットが行えるようになる。こ
の事は最も稼動率やプロダクティビティが要求される高
速オンライン画像形成装置にとって重要な条件であり、
これを満足する顕著な効果が得られた。
【図1】本発明の第1の実施例が適用されているオンラ
イン装置の操作側側面
イン装置の操作側側面
【図2】同じく製本装置の縦断側面図
【図3】同じくテープ供給部の正面図
【図4】同じくテープ供給部の正面図
【図5】同じくテープ供給部の正面図
【図6】同じくテープ供給部の斜視図
【図7】同じく(a)はバインドテープ経路の下端部の
展開図、(b)は側面図
展開図、(b)は側面図
【図8】同じくテープ供給位置に於けるテープ加熱装置
と位置決め部材の側面図
と位置決め部材の側面図
【図9】同じく図8の装置の斜視図
【図10】同じくテープガイド部の縦断正面図
【図11】同じく図10の斜視図
【図12】同じくテープリールの斜視図
【図13】同じく複数のテープリールの支持部材の側面
図。
図。
【図14】同じく図13の斜視図
【図15】同じく可動部の側面図
【図16】同じく複数テープリール及び支持部材の正面
図
図
【図17】同じく支持部材及びテープリール部の正面図
【図18】同じく(a)は排出用の溝部の正面図、
(b)は側面図
(b)は側面図
【図19】同じくバインドテープ経路の正面図
【図20】同じく製本装置の縦断側面図
【図21】同じく製本装置の縦断側面図
【図22】同じく製本装置の縦断側面図
【図23】同じく製本装置の縦断側面図
【図24】同じく突き当て部材、テープ加熱装置、すれ
違いパスの正面図
違いパスの正面図
【図25】同じく図24の作用図
【図26】同じくキャリッジ部の側面図
【図27】同じく図26の作用図
【図28】同じく図26の作用図
【図29】同じく図26の作用図
【図30】同じく図26の作用図
【図31】同じく製本装置及び仕分け装置の縦断側面図
【図32】同じくスタッカ部の縦断側面図
【符号の説明】 S シート A1 テープ供給位置 A2 背面当接位置 19 シート搬送路 36 第1のフラッパ(分岐手段) 37 第2のフラッパ(分岐手段) 41 第1のシート整合トレイ 42 第2のシート整合トレイ 46 ファン(送風装置) 47 ファン(送風装置) 49,50 掃き寄せ部材 51 第1の突き当て部材(シート束加熱
手段) 52 第2の突き当て部材(シート束加熱
手段) 53 クランプ部材 55 クランプ部材 56 第1のテープ加熱装置(テープ加熱
手段) 57 第2のテープ加熱装置(テープ加熱
手段) 59 すれ違いパス 59 a往路 59 b復路 60 キャリッジ 63 ハンドリング部材 71、72 スタッカ 77A テープリール 77 バインドテープ 101,102 ガイド部材 122 セラミックヒータ 139 第2の排出口 147 インジケータ
手段) 52 第2の突き当て部材(シート束加熱
手段) 53 クランプ部材 55 クランプ部材 56 第1のテープ加熱装置(テープ加熱
手段) 57 第2のテープ加熱装置(テープ加熱
手段) 59 すれ違いパス 59 a往路 59 b復路 60 キャリッジ 63 ハンドリング部材 71、72 スタッカ 77A テープリール 77 バインドテープ 101,102 ガイド部材 122 セラミックヒータ 139 第2の排出口 147 インジケータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 534 (72)発明者 榊原 弘造 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 太田 裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小笹 秀明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 画像形成済みのシートを搬入して搬送す
るシート搬送路と、 該シート搬送路の下流側に設けられシートを排出する第
1の排出口と、前記シート搬送路内を搬送するシートを
分岐手段により分岐して収納・整合する整合トレイと、 該整合トレイ内のシート束の先端部を綴じる綴じ手段
と、 前記バインドされた製本完成品を移送させる移送手段
と、 該移送された製本完成品を製本装置の機外に排出する第
2の排出口と、を有することを特徴とする製本装置。 - 【請求項2】 前記シート束を移送する移送手段が上下
動するキャリッジであって、該キャリッジに設けた複数
の回転ローラ間に張架された複数の無端状ベルトからな
る搬送手段と、前記キャリッジを挟むようにして前記第
2の排出口と相対的に対向する位置に配設したシートを
貯蔵するスタッカと、を有することを特徴とする請求項
1に記載の製本装置。 - 【請求項3】 製本装置の作業操作面に対し、前記シー
ト搬入口と第1の排出口及び第2の排出口が左右の対向
面に配設されてなる請求項1に記載の製本装置。 - 【請求項4】 前記製本装置がオンライン装置であっ
て、前記シート搬入口より上流側に画像形成装置本体を
配置すると共に、下流側に仕分け装置を配置してなり、
前記製本装置内で製本作業を必要としない場合のシート
は前記搬入口から分岐されることなくそのまま前記第1
の排出口に搬送され、且つ製本作業を必要とされる時の
みシートを分岐させる分岐手段が作動して製本動作が稼
動することを特徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 【請求項5】 前記仕分け装置が前記製本装置に接続さ
れていない場合には、前記製本装置には、前記第1の排
出口に排出されたシートを積載する積載トレイと、第2
の排出口に製本完成品が積載されている積載トレイと、
が装着されていることを特徴とする請求項4に記載の製
本装置。 - 【請求項6】 前記キャリッジは、キャリッジ上の製本
完成品をハンドリングして前記搬送手段により前記キャ
リッジ上を移動可能なハンドリング手段を備えることを
特徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 【請求項7】 前記キャリッジは、キャリッジ上の製本
完成品を製本装置に設けた第2の排出口を介して製本装
置に接続した仕分け収納装置に搬送可能であることを特
徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 【請求項8】 前記スタッカは、2基のスタッカからな
っていて、一方のスタッカ内へ製本完成品を収納してい
る間に他方のスタッカは製本装置本体から引き出し可能
であると共に、この引き出しをオペレータに表示するイ
ンジケータを有することを特徴とする請求項1に記載の
製本装置。 - 【請求項9】 前記製本装置は、前記シート搬入口と、
前記第1の排出口の高さとが設置面同一高さに設定して
あって、オンライン装置に接続させる際の高さ微調整機
構を設けてなり、且つシート搬入口と第1の排出口にお
ける接続手段がシート搬入口と排出口とで同一の形態の
接続手段である請求項1に記載の製本装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343076A JPH07165366A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 製本装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343076A JPH07165366A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 製本装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07165366A true JPH07165366A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18358760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5343076A Pending JPH07165366A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 製本装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07165366A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216062A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Gradco Japan Ltd | 製本装置 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5343076A patent/JPH07165366A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013216062A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Gradco Japan Ltd | 製本装置 |
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