JPH10114461A - 製本装置及びこれを備えるオンラインシート処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 整合したシート束の端面と、所定長さにカッ
トされたバインドテープの端面との位置を一致させた製
本装置を実現する。 【解決手段】 所定長さのバインドテープ２６を、糊付
け装置にセットする際、整合されたシート束Ｓをテープ
糊付け装置に搬送した後、シート束の背表紙部の一端に
当接部材５０を当接させ、この当接部材にバインドテー
プ２６の一端を当接させることで、シート束端面とバイ
ンドテープ端面との位置が一致される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シートを製本する
製本装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】製本装置が接続されているオンラインシ
ート処理装置の一例を、図１及び図２に基づいて概略説
明する。

【０００３】オンラインシート後処理装置は画像読取装
置５００，給紙装置５０１，画像形成装置５０２，製本
装置１，仕分け収納装置６００によって構成されてい
る。

【０００４】画像読取装置５００で読み取られた画像デ
ータは画像形成装置５０２に送られ、給紙装置５０１に
よって搬送されたシートに画像が形成される。

【０００５】画像形成されたシートは製本装置１及び仕
分け収納装置６００に搬送されて製本あるいは仕分けさ
れる。

【０００６】製本装置１に搬送されたシートは、シート
搬送装置２０１によりシート整合装置２０２に搬送さ
れ、所定枚数毎に整合された後、シート挟持・搬送装置
２０３によって挟持されてテープ糊付け装置２０４に搬
送され、テープカット・搬送装置２０５によって所定シ
ートサイズ（Ａ４，ＬＴＲ，Ｂ５等）にカットされて、
テープ糊付け装置２０４に搬送された製本テープ（以
下、バインドテープという）によって製本されるように
なっている。

【０００７】

【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記オンラインシート処理装置において、製本装置１に搬
送されるシートサイズには寸法のバラツキがあり（例え
ば、ＩＳＯにおいて１５０＜Ｌ≦６００ｍｍの範囲での
サイズのバラツキは±２ｍｍ）、さらに画像形成装置５
０２でシート上に画像を定着させる際の熱の影響で、シ
ートが熱収縮して寸法が微少ながら変ってしまう。

【０００８】このため、所定のサイズ（Ａ４，ＬＴＲ，
Ｂ５等）に合わせて製本テープをカットすると、バイン
ドテープが長すぎて背表紙部より出張ったり、逆に短く
て背表紙部をテープで覆いきれないなど製本品位の劣化
を招く恐れがある。

【０００９】また、シート挟持・搬送装置２０３は、テ
ープ糊付け装置２０４までシート束を移送するが、移送
機構のガタにより必ずしもテープ糊付け装置の所定の位
置にシート束を移送する事ができない。

【００１０】従って、テープ糊付け装置２０４にカット
されたバインドテープをセットする際、セット位置を所
定サイズで一定にするとテープ端面とシート端面の位置
が合わず、背表紙部より出張ったり逆に背表紙部をバイ
ンドテープで覆いきれないなど製本品位の劣化を招く虞
れがある。

【００１１】本発明は、糊付けして製本されるシート束
の端面と、バインドテープとの端面とを一致させて、製
本品位を高めることができる製本装置を提供することを
目的とするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、画像形成されて搬入されるシ
ートを搬送するシート搬送装置と、前記シート搬送装置
により搬送されるシートを整合するシート整合装置と、
該シート整合装置により整合されたシート束にバインド
テープを糊付けして製本するテープ糊付け装置と、該テ
ープ糊付け装置に所定長さのバインドテープを搬送する
テープカット・搬送装置と、製本された製本束を搬送す
る製本束搬送装置と、を有する製本装置において、前記
シート整合装置により整合された製本処理用のシート束
が、前記糊付け装置に搬送されたのち、前記シート束の
背表紙部の一端に当接する当接部材を有し、該当接部材
にバインドテープの一端を当接させてシート束とバイン
ドテープの各端面を揃えたことを特徴とする。

【００１３】また、前記シート整合装置により整合され
た製本処理用のシート束が、前記糊付け装置に搬送され
たのちシート束の背表紙部の他端に当接し該当接位置で
バインドテープの他端をカットするカッタユニットを有
することを特徴とする。

【００１４】［作用］以上構成に基づき、シート整合装
置で背表紙部を整合されたシート束は、テープ糊付け装
置に搬送され、該テープ糊付け装置には、テープカット
・搬送装置により所定の長さのバインドテープが搬送さ
れる。

【００１５】糊付け装置にバインドテープをセットする
際、シート束の背表紙部の一端に当接部材を当接させ、
且つ該当接部材にバインドテープの一端を当接させるこ
とで、シート束端面とバインドテープ端面とが一致す
る。

【００１６】また、テープ糊付け装置に搬送されたシー
ト束の背表紙部の他端にカッタユニットを当接させ、且
つこの当接位置で上記カッタユニットによりバインドテ
ープをカットすることで、シート束端面とバインドテー
プ端面とを一致する。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。る。

【００１８】図１は、本発明に係る製本装置を含むオン
ラインシート処理装置を示している。

【００１９】オンラインシート処理装置は、画像読取装
置５００，給紙装置５０１，画像形成装置５０２，製本
装置１，仕分け収納装置６００によって構成されてい
る。

【００２０】画像読取装置５００で読み取られた画像デ
ータは、画像形成装置５０２に送られ、レーザスキャナ
５０９により感光ドラム（画像形成手段）５０７に照射
されてトナー像が形成される。給紙装置５０１内の異な
るサイズのシートＳのいずれかが、給紙部５０６により
画像形成装置５０２に給紙され、感光ドラム５０７で画
像を形成したのち、搬送手段５１０及び定着部を介して
下流側の製本装置１に搬送される。製本装置１内のシー
ト束は、製本されるかあるいは仕分け収納装置６００で
仕分けされる。

【００２１】図２において、製本装置１は、シート搬送
装置２０１、シート整合装置２０２、シート挟持・搬送
装置２０３、テープ糊付け装置２０４、テープカット・
搬送装置２０５、製本束搬送装置２０６、収納スタッカ
２０７等により構成されている。

【００２２】シート搬送装置２０１は、搬入されるシー
トＳの搬送路２を有していて、搬入口２ａ、排出口２ｂ
がそれぞれ形成され、さらにシート搬送路２に沿って上
流側から搬入ローラ対３、複数の搬送ローラ対４、搬出
ローラ対５が配設されている。また、搬入ローラ対３の
下流近傍には、分岐手段としてのフラッパー６が配設さ
れていて、製本する際はシート搬送路２をシート搬送路
７に分岐するようになっている。

【００２３】前記フラッパー６によってシート搬送路７
に分岐されたシートＳは、シート搬送ローラ対８によっ
てシート整合装置２０２に搬入される。

【００２４】図３において、シート整合装置２０２は、
シートを収納する収納トレイ９、該収納トレイ９のシー
ト積載面９′、シートの搬送方向と平行な辺を揃える整
合フェンス１０、収納シート束厚に応じて積載シート上
面に対して昇降自在なシートの搬送方向先瑞の辺を揃え
る整合パドル１１、製本の冊間でシートを一時待機させ
るストップフィンガー１２、シートＳの先端突き当て部
材としての先端基準シヤッタ１３、装置入口部でシート
の下面をガイドする入口下ガイド１４、装置入口部でシ
ートＳの上面をガイドする入口上ガイド１５、シート挟
持・搬送装置２０３によって整合シートが挟持されるシ
ート挟持位置近傍にて搬入されるシートの搬送方向と平
行な端辺を収納トレイ９のシート積載面９′と同一高さ
になるように位置されたシート挟持・搬送装置２０３を
構成する固定プレート１６ａ，１６ｂのシート挟持面１
６′ａ，１６′ｂの高さより下がらないように収納シー
トの下面を規制する薄板部材よりなるシート下面規制部
材９６、整合パドル１１の支持部材に取付られ先端基準
シヤッタ１３の近傍からシート挟持位置近傍のシートの
上面を規制するシート先端部上規制部材９７、シート先
端部上規制部材９７を介してシートに所定の押圧力を与
える重り９８、シート先端部上規制部材９７を整合パド
ル１１の支持部材に取付るための取付部材９９、前記シ
ート挟持・搬送装置２０３を構成する固定プレート１６
（１６ａ，１６ｂ）のシート挟持位置への移動経路にあ
たる前記収納トレイ９の切り欠き部分１０２によって構
成されている。

【００２５】シート整合装置２０２に搬入されたシート
Ｓは、上面を入口上ガイド１５ａ，１５ｂ，１５ｃによ
って、下面を入口下ガイド１４によってガイドされつ
つ、先端基準シャッター１３ａ，１３ｂに突き当たる。

【００２６】またこの時、整合パドル１１によってシー
トの搬送方向及びその直角方向の整合が、整合フェンス
ｌ０によってシートの搬送方向と直角方向の整合が収納
トレイ９上で行なわれると共に、シート下面は薄板部材
よりなるシート下面規制部材９６によってシート挟持・
搬送装置２０３によって整合シートが挟持されるシート
挟持位置近傍にて搬入されるシートの搬送方向と平行な
端辺を収納トレイ９のシート積載面９′と同一高さにな
るように位置されたシート挟持・搬送装置２０３を構成
する固定プレート１６ａ，１６ｂのシート挟持面１６′
ａ，１６′ｂの高さより下がらないように収納シートの
下面を規制され、先端基準シャッター１３の近傍からシ
ート挟持位置近傍のシート上面は取付部材９９によって
整合パドル１１の支持部材に取付られたシート先端部上
規制部材９７及び重り９８によってシートに所定の押圧
力を与えられ規制されている。

【００２７】整合フェンスｌ０は、固定フェンス１０ａ
と移動フェンスｌ０ｂによって構成されており、シート
Ｓは固定フェンス１０ａ側を基準に整合されるようにな
っている。

【００２８】連続的に製本を行なう場合は、ストップフ
ィンガー１２ａ，１２ｂを作動させて冊間でシートを一
時待機させ、収納トレイ９上から整合シート束が搬出さ
れてからストップフィンガー１２ａ，１２ｂを解除して
待機させていたシートを収納トレイ９上に受け渡すよう
になっている。

【００２９】シート挟持・搬送装置２０３は、可動グリ
ッププレート１７ａ，１７ｂ、固定グリッププレート１
６ａ，１６ｂ、可動グリッププレート１７の挟持駆動機
構（不図示）、可動グリッププレート１７及び固定グリ
ッププレート１６の移動機構（不図示）、シート束ガイ
ド１８等によって構成されている。

【００３０】シート整合装置２０２でシートの整合が完
了すると、シート挟持位置（図３）にて可動グリッププ
レート１７の挟持駆動機構が作動し、可動グリッププレ
ート１７が移動して固定グリッププレート１６でシート
下面を支持した状態で整合シート束を挟持する（図４
(a) ）。

【００３１】シート束の挟持が完了すると、可動グリッ
ププレート１７及ぴ固定グリッププレート１６の移動機
構が作動して、シート束を挟持した状態でシート整合装
置２０２からテープ糊付け装置２０４に整合シート束を
搬送する（図４(b) ）。

【００３２】またこの時、シート束の後端の下側はシー
ト束ガイド１８（１８ａ，１８ｂ，１８ｃ）によってガ
イド支持されている。（可動グリッププレート１７及び
固定グリッププレート１６と一緒にシート束ガイド１８
も移動する。） テープ糊付け装置２０４は、テープガイド１９，２０、
センターヒーター２１、サイドヒーター２２，２３、セ
ンターヒーター２１の駆動機構２４、サイドヒーター２
２，２３の駆動機構２５等によって構成されている（図
２）。

【００３３】テープ糊付け装置２０４には、シート挟持
・搬送装置２０３によって整合シート束が搬送されてく
る以前に、テープカット・搬送装置２０５によってテー
プガイド１９，２０部にバインドテープ２６が供給され
ている。

【００３４】テープカット・搬送装置２０５は、テープ
リールＲ１，Ｒ２、キャリッジ搬送体Ｃ、テープカッタ
ー４２、テープ搬送手段４３，４４等によって構成され
ている（図２）。

【００３５】テープリールＲ１，Ｒ２に巻かれたバイン
ドテープ２６は、テープカッター４２によって所定の長
さにカットされ、テープ搬送手段４３によってキャリッ
ジ搬送体Ｃ内に搬送される（図６）。

【００３６】バインドテープ２６が、テープ搬送手段４
３によってキャリッジ搬送体Ｃ内に搬送されると、キャ
リッジ搬送体Ｃは、テープ受取位置Ｃ１からテープ受け
渡し位置Ｃ２へ移動する（図７）。

【００３７】キャリッジ搬送体Ｃのテープ受取位置Ｃ１
からテープ受け渡し位置Ｃ２への移動が完了すると、バ
インドテープ２６は、テープ搬送手段４４によってテー
プガイド１９，２０部に供給される（図８）。

【００３８】テープガイド１９，２０部に供給されたバ
インドテープ２６は、シート束搬送装置２０３によって
搬送された整合シート束の背表紙部より奥・手前共に出
張っている（図９）。

【００３９】次に、当接部材５０は、不図示の駆動機構
に接続された駆動軸５１及び、バインドテープ２６の端
面を押すための当接面５０ａを持っている。この当接部
材５０は、バインドテープ２６の一端２６ａをシート束
Ｓの一端Ｓａの位置に一致するまで移動させることがで
きる（図１０）。

【００４０】ここで、当接部材５０の駆動力はバインド
テープ２６を移動させるために必要な力Ｆ_B より大き
く、シート束Ｓの腰により当接部材５０が受ける反力Ｆ
_S より小さくなるように設定されている。

【００４１】カッターユニット５２は、バインドテープ
２６を切断するカッター５３を移動溝５２ａ，５２ｂに
沿って移動可能に保持し、バインドテープ２６を保持す
るための保持溝５２ｃを持っている。

【００４２】カッター５３は、移動溝５２ａ，５２ｂに
勘合するダボ５３ａ，５３ｂを持ち、不図示の駆動機構
によりバインドテープ２６を切断する。５３ｃはカッタ
ーの切断基準面である。

【００４３】バインドテープ２６の一端２６ａをシート
束Ｓの一端Ｓａに一致させた後（図１０）、カッターユ
ニット５２が不図示の駆動機構によりシート束Ｓの他端
Ｓｂとカッター切断基準面５３ｃとが一致するまで駆動
されると共に、テープガイド１９、２０が上下に移動し
てバインドテープ２６をカッターユニット５２に受け渡
す（図１１）。この状態で、不図示の駆動機構によりカ
ッター５３がバインドテープ２６を切断する。

【００４４】バインドテープ２６を切断後、当接部材５
０及び、カッターユニット５２は退避位置まで駆動され
る（不図示）と共に、テープガイド１９、２０が上下方
向に接近する向きに移動して、バインドテープ２６を受
け取る（図１２）。

【００４５】その後、センターヒーター２１が、センタ
ーヒーター２１の駆動機構２４によって退避位置（不図
示）から加熱位置（図２）に移動してバインドテープ２
６を加熱し、シート束の背面がバインドされる。ここ
で、バインドテープ２６の一端２６ａと、シート束Ｓの
一端Ｓａとは一致し、他端Ｓｂもバインドテープ２６の
他端２６ｂに一致している。

【００４６】シート束の背面バインドが完了すると、駆
動機構２５によってサイドヒーター２２，２３がテープ
ガイド１９，２０を退避させながら（不図示）、かつ、
バインドテープ２６の端部を持ち上げながら移動した
後、シート束Ｓをサイドヒーター２２，２３で挟み込む
ようにして側面のバインドを開始する。

【００４７】シート束の側面バインドが完了すると、サ
イドヒーター２２，２３での加圧が解除される。

【００４８】サイドヒーター２２，２３での加圧が解除
されると、シート束挟持・搬送装置２０３によって製本
完成品ＳＣは背面当接位置Ｈより製本束搬送装置２０６
への受け渡し位置へと移送される（図５(d) ）。

【００４９】センターヒーター２１及びサイドヒーター
２２，２３は、それぞれセンターヒーター２１の駆動機
構２４、サイドヒーター２２，２３の駆動機構２５によ
って、次のバインドテープ２６がテープガイド部に供給
されるために退避位置に戻る。

【００５０】製本束搬送装置２０６は、製本完成品受取
トレイ２７、製本完成品搬送トレイ２８、製本完成品受
取トレイ２７の駆動手段２９，３０、製本完成品搬送ト
レイ２８の駆動手段３１，３２、昇降手段３３，３４等
より構成されている。

【００５１】シート挟持・搬送装置２０３によって製本
完成品Ｓｃは背面当接位置Ｈより製本束搬送装置２０６
への受け渡し位置へと移送されると、前記受取トレイ２
７がその駆動手段２９，３０によって製本完成品受取位
置に移動する。

【００５２】前記受取トレイ２７の製本完成品受取位置
への移動が完了すると、前記シート挟持・搬送装置２０
３の可動グリッププレート１７及び固定グリッププレー
ト１８の挟持が解除され、前記受取トレイ２７へ製本完
成品ＳＣが受け渡される。そしてシート挟持・搬送装置
２０３は、前記シート収納・整合装置２０２の整合シー
ト挟持位置にもどる（図５(e) ） 前記受取トレイ２７は、製本完成品Ｓｃを受け取ると
（図５(f) ）、前記駆動手段２９，３０によって製本完
成品搬送トレイ２８への受け渡し位置Ｔへ移動する。

【００５３】製本完成品搬送トレイ２８は、受け渡し位
置Ｔで製本完成品ＳＣを受け取ると、駆動手段３１，３
２によって収納スタッカー３５上に移動し（図１３(a)
）、昇降手段３３，３４によって製本完成品Ｓｃが収
納スタッカー３５内を下降する（図１３(b) ）。そして
収納スタッカー３５の３５ａ，３５ｂ及び製本完成品搬
送トレイ２８の収納スタッカー３５から離れる方向への
移動によって製本完成品ＳＣは収納スタッカー３５内に
収納される（１３(c) ）。

【００５４】本実施の形態ではバインドテープがテープ
ガイドに供給された後に、当接部材５０がバインドテー
プ２６の一端２６ａを押す構成になっているが、当接部
材５０が予めシート束端面に当接待機している所ヘバイ
ンドテープ２６をテープ搬送手段４４によって突き当た
るまで送り込んでも良い。

【００５５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テープカット・搬送装置により所定のの長さにカットさ
れたバインドテープを、テープ糊付け装置にセットする
際、シート整合装置により整合されてテープ糊付け装置
に搬送されたシート束の背表紙部の一端に当接部材を当
接させ、且つこの当接部材にバインドテープの一端を当
接させるようにしたので、バインドテープ端面とシート
束端面との位置を一致させることができ、製本された完
成品の製本品位を保持することができる。

【００５６】また、シート束の背表紙部の他端にカッタ
ユニットを当接させ、この当接位置でバインドテープの
他端をカットするようにしたので、バインドテープ端面
とシート束端面との位置を一致させることがでる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る製本装置が適用されているオンラ
インシート処理装置の正面図。

【図２】本発明に係る製本装置の縦断正面図。

【図３】同じくシート整合装置の斜視図。

【図４】同じくシート束が搬送される状態を示す作用
図。

【図５】同じくシート束が搬送される状態を示す作用
図。

【図６】同じくテープリール及びキャリッジ搬送体部の
平面図。

【図７】同じくテープリールのテープ受取位置及びテー
プ受け渡し位置を示す正面図。

【図８】同じくキャリッジ搬送体及びセンターヒーター
部を示す正面図。

【図９】本発明の実施の形態に係るテープ糊付け装置部
の要部の斜視図。

【図１０】同じくテープ糊付け装置部及び当接部材の斜
視図。

【図１１】同じくテープ糊付け装置及びカッタユニット
部の斜視図。

【図１２】同じくシート束に位置合わせしたバインドテ
ープ及びテープガイドの作用図。

【図１３】同じく製本束をスタッカに収納する動作を示
す斜視図。

【符号の説明】

Ｓ シート（シート束） Ｓａ シート束の背表紙部の一端 Ｓｂ シート束の背表紙部の他端 １ 製本装置 ２６ バインドテープ ５０ 当接部材 ５２ カッターユニット ２０１ シート搬送装置 ２０２ シート整合装置 ２０４ テープ糊付け装置 ２０５ テープカット・搬送装置 ２０６ 製本束搬送装置 ５０２ 画像形成装置 ５０７ 感光ドラム（画像形成手段） ５１０ 搬送手段

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成されて搬入されるシートを搬送
   するシート搬送装置と、前記シート搬送装置により搬送
   されるシートを整合するシート整合装置と、該シート整
   合装置により整合されたシート束にバインドテープを糊
   付けして製本するテープ糊付け装置と、該テープ糊付け
   装置に所定長さのバインドテープを搬送するテープカッ
   ト・搬送装置と、製本された製本束を搬送する製本束搬
   送装置と、を有する製本装置において、 前記シート整合装置により整合された製本処理用のシー
   ト束が、前記糊付け装置に搬送されたのち、前記シート
   束の背表紙部の一端に当接する当接部材を有し、該当接
   部材にバインドテープの一端を当接させてシート束とバ
   インドテープの各端面を揃えたことを特徴とする製本装
   置。
2. 【請求項２】 前記シート整合装置により整合された製
   本処理用のシート束が、前記糊付け装置に搬送されたの
   ちシート束の背表紙部の他端に当接し該当接位置でバイ
   ンドテープの他端をカットするカッタユニットを有する
   ことを特徴とする請求項１に記載の製本装置。
3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載の製本装置と、画
   像情報に基づいて形成された画像をシートに形成する画
   像形成手段及び画像形成したシートを前記製本装置に搬
   送する搬送手段とを有する画像形成装置と、を備えるこ
   とを特徴とするオンラインシート処理装置。