JP2720975B2 - 道路情報メッセージ受信処理装置 - Google Patents

道路情報メッセージ受信処理装置

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JP2720975B2
JP2720975B2 JP63110638A JP11063888A JP2720975B2 JP 2720975 B2 JP2720975 B2 JP 2720975B2 JP 63110638 A JP63110638 A JP 63110638A JP 11063888 A JP11063888 A JP 11063888A JP 2720975 B2 JP2720975 B2 JP 2720975B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデジタル形態で送信されてくる道路情報メッ
セージを受信し且つ処理する道路情報メッセージ受信処
理装置であって、各メッセージは少なくともこのメッセ
ージが関連する道路網のゾーンを示す第1区分を含んで
おり、この道路情報メッセージ受信処理装置はデータ処
理制御の為のデータ処理装置を有しており、このデータ
処理装置はデータを伝送するためのバスに接続され、こ
のバスには更に受信メッセージを記憶する受信メモリ
と、記憶されたメッセージの中から選定すべきゾーンに
関する情報を選択しうる選択装置と、選択されたメッセ
ージを提示する提示装置とが接続されている当該道路情
報メッセージ受信処理装置に関するものである。
斯る装置は「Review of the UER−Technique No.20
4」1984年4月,第50〜58頁に発表されているS.R.Elyお
よびD.Kopitzの論文“Design of MF receivers which i
mplement the data broadcast system"から既知であ
る。これに開示されているシステムでは、道路情報メッ
セージをデータ放送システムRDS(Radio Data System)
の仕様に従って符号化し、無線局から送信している。各
送信メッセージの第1区分は当該メッセージが関連する
道路網のゾーンを示す。このゾーンは国の1つの道路又
は1つの地域とすることができる。装置は道路情報メッ
セージを受信すると、データ処理装置の制御の下で、そ
のメッセージを受信メモリに一時的に蓄積する。あるゾ
ーンに対する道路情報メッセージを必要とするユーザは
選択装置を使って選択したゾーンを中央処理装置に指示
する。このデータ処理装置の制御の下で、受信メモリの
内容が完全に走査されて指定されたゾーンに関するメッ
セージが取り出される。このように取り出された各メッ
セージがメッセージ提示装置に伝送され、ユーザに提示
される。これがためユーザは自分の選択したゾーンに関
する道路情報メッセージのみを受信することができる。
この既知のシステムの欠点は、ユーザの要求ごとに受
信メモリが完全に走査されることにある。このことは各
要求時にデータ処理装置に重負荷を課し、受信メモリ内
に多量のメッセージが蓄積されている場合にはかなり長
い走査時間を必要とすることになる。
本発明の目的は、各要求時に受信メッセージの全内容
を走査する必要がなく、走査時間が著しく短縮された道
路情報メッセージ受信処理装置を提供することにある。
本発明は、デジタル形態で送信されてくる道路情報メ
ッセージを受信し且つ処理する道路情報メッセージ受信
処理装置であって、各メッセージは少なくともこのメッ
セージが関連する道路網のゾーンを示す第1区分を含ん
でおり、この道路情報メッセージ受信処理装置はデータ
処理制御の為のデータ処理装置を有しており、このデー
タ処理装置はデータを伝送するためのバスに接続され、
このバスには更に受信メッセージを記憶する受信メモリ
と、記憶されたメッセージの中から選定すべきゾーンに
関する情報を選択しうる選択装置と、選択されたメッセ
ージを提示する提示装置とが接続されている当該道路情
報メッセージ受信処理装置において、この道路情報メッ
セージ受信処理装置はゾーンテーブルメモリを有するメ
ッセージ分析装置を具え、このメッセージ分析装置は、
メッセージを受信する度に受信メッセージの前記の第1
区分に基づいて当該ゾーンを認識し、各メッセージに対
し少なくとも1つの標識により、受信メッセージが属す
るゾーンに応じてこれら受信メッセージをゾーンテーブ
ルメモリに記憶させるために設けられおり、前記の選択
装置は前記のゾーンテーブルメモリをアクセスするとと
もに、前記のゾーンテーブルメモリ内で指定されたゾー
ンに対するメッセージを取出すことにより前記の選択を
行なわしめるために設けてあることを特徴とする。
メッセージ分析装置は、各メッセージの受信後に、こ
のメッセージが関連するゾーンを認識するためにこのメ
ッセージの第1区分を分析する。分析装置は受信メッセ
ージが関連するゾーンを認識し終わるとこのメッセージ
に対する少なくとも1つの認識をゾーンテーブル内にこ
のゾーンに対し指定された位置に置く。この標識は例え
ば当該メッセージが受信メモリに蓄積されたアドレスに
より形成する。ユーザが自分の選択ゾーンを指示する
と、選択装置はゾーンテーブル内の、この要求されたゾ
ーンに対し指定された位置のみを選択する。これがた
め、この選択は極めて高速に行われる。その理由は、こ
の選択は最早要求ごとに受信メモリの全内容を走査する
必要がなく、要求されたゾーンに対し指定された位置に
蓄積されている標識を取り出すだけであるためである。
本発明による装置の第1実施例では、前記のゾーンテ
ーブルメモリが道路のテーブルを含んでおり、この道路
のテーブルには、メッセージがこれらが関連する道路に
応じて入れられており、前記の標識は、当該メッセージ
が受信メモリ内に記憶されるアドレスを以て構成されて
いるようにするのが好適である。このようにすると、テ
ーブル内の道路の選択および蓄積を道路の種類および番
号に基づいて行うことができる。
本発明による装置の第2実施例では受信メッセージ中
でこのメッセージが関連する地域を検出するためにこの
道路情報メッセージ受信処理装置に検出装置が設けられ
ており、この検出装置に前記のメッセージ分析装置が接
続され、前記のゾーンテーブルメモリ中のゾーンテーブ
ルは、メッセージがこれらに関連する地域に応じて入れ
られている地域テーブルを含んでおり、前記の標識は当
該メッセージが受信メモリに記憶されるアドレスを以て
構成されているようにするのが好適である。
検出装置は受信メッセージ内の、当該メッセージが関
連する地域を検出するため地域に基づいた選択および蓄
積を実施可能にする。
本発明による装置では、この道路情報メッセージ受信
処理装置は、道路−地域対応テーブルが関連する道路網
の予定数の道路に対し、この予定数の道路の各々に対す
る道路メッセージの最大数を表わすオーバーフローイン
デックスを記憶する道路−地域対応テーブルを含んでお
り、またこの道路情報メッセージ受信処理装置には、各
道路に対し記憶されたメッセージの個数が当該道路に対
するオーバーフローインデックスによって示される数に
達していないかを検査するために、また道路テーブルに
記憶されたメッセージの数がオーバーフローインデック
スによって示される数に達した道路に対するメッセージ
の存在を廃棄するために、道路−地域対応テーブルおよ
び道路テーブルに関連する検査装置が設けられているよ
うにするのが好適である。オーバーフローインデックス
および検査装置の使用により蓄積されるメッセージの数
を制限することができると共に、受信メモリの内容を種
々のゾーンに良好に分配することができるる。
検査装置は前記の数のメッセージの中から最も古いメ
ッセージを除去するために設けるのが好適である。この
場合、最も古いメッセージが規則正しく除去され、受信
メモリの新しいメッセージの受信が妨げられなくするこ
とが可能になる。
検査装置には、道路網の所定数の道路の各々に対し当
該道路が横断する少なくとも1つの地域を示す少なくと
も1つのインデックスを蓄積する道路−地域対応テーブ
ルを含めるのが好適である。
道路−地域対応テーブルの使用により1以上の国を自
由に多数の地域に分割することが可能になる。これがた
め、1つの国を現存する州または県に分割することもで
き、また各地域に対する所定の地区を選択することもで
きる。
本発明による第3実施例では、前記の検査装置は、道
路−地域対応テーブルおよび地域−道路対応テーブルを
用いてメッセージの存在が廃棄された当該メッセージが
関連する地域および道路を検査するとともに、道路テー
ブルおよび地域テーブル中でそれぞれ存在が廃棄された
メッセージを地域テーブルおよび道路テーブルから廃棄
させる手段を具えているようにするのが好ましい。
装置に道路テーブルと地域テーブルを設ける場合に
は、あるメッセージが両テーブルの一方から除去された
ときに他方のテーブル内に存在するこのメッセージも除
去する必要がある。
本発明による装置では、各メッセージが2つのブロッ
クより成る少なくとも1つのシーケンスを有し、各ブロ
ックは情報区分とチェック区分とを有し、チェック区分
はブロックを同期させるためのシフトワードを有し、予
定のブロックに対し第1および第2のシフトワードを用
いるようにした道路情報メッセージ受信処理装置におい
て、メッセージの第1シーケンスに対し、第1シフトワ
ードを用い、これと同じメッセージの他のシーケンスに
対し、第2シフトワードを用い、道路情報メッセージ受
信処理装置には、受信メッセージのシフトワードを復号
するとともに第1シフトワードを復号した際にセッティ
ング信号を発生する復号器が設けられ、道路情報メッセ
ージ受信処理装置は更に前記の復号器に接続されたシー
ケンスカウンタを有し、このシーケンスカウンタはセッ
ティング信号による制御の下でセットしうるようにす
る。このようにすると、受信メッセージが新しいメッセ
ージであるか否かを区別することが可能になる。シーケ
ンスカウンタはシーケンスの正しい受信順序の検査を可
能にする。
選択装置には少なくとも2つのゾーンの共通部分(交
わり)および/または総合(和集合)を選択し得る手段
を設けるのが好ましい。
このようにすると1以上のゾーンの選択または2以上
のゾーンの共通部分の選択を行うことができる。
メッセージがメッセージの情報の種々の部分を表わす
符号化されたワードが与えられた数個の区分を含む場合
には、装置に提示装置に接続された変換メモリを設け、
このメモリは種々の符号ワードによりアドレスし得ると
共にメッセージ提示用の他の符号データを蓄積するよう
にする。
このようにすると、種々の国において同一の符号ワー
ドを使用すること、他の符号ワードを用いてユーザの言
語への変換を行うことおよび変換メモリ内にその国また
は関連する複数の国をカバーするために必要な情報のみ
を蓄積することが可能になる。
本発明による装置では、各メッセージには、第2区分
に含まれている位置に対し相対的な他の位置を指示しう
る偏移値が含まれており、道路情報メッセージ受信処理
装置には、メッセージの第2および第3区分に基づいて
変換テーブルメモリに対するアドレスを形成するための
アドレス発生器が設けられているようにするのが好まし
い。このようにすると、メッセージに使用されるビット
数を制限したまま同一のメッセージ内に2つの異なる位
置を指定することが可能になる。
本発明による装置を、出発点と目的地との間の経路
(ルート)を決定する手段を具えた車両用道路ナビゲー
ションシステムに接続する場合には、ナビゲーションシ
ステムに前記経路が横切る少なくとも1つのゾーンを選
択装置に送信すると共に指定されたゾーンに関するメッ
セージを受信する手段を設け、前記経路決定手段により
受信メッセージを分析し受信メッセージ内に指定された
ゾーンに交通問題があるか否かを検出し、交通問題があ
る場合に新しい経路を決定するようにするのが有利であ
る。道路ナビゲーションシステムを本発明による装置に
接続すると、ナビゲーションシステムは丁度決定された
経路が横切るゾーンに対するメッセージを自動的に選択
する。最初に決定された経路に交通問題があるとき、経
路決定手段が交通問題をバイパスするために新しい経路
を決定することができる。これがため本発明による装置
は道路安全に寄与し得る。
図面につき本発明は説明する。
第1図は本発明による装置が使用される環境を示すも
のである。道路(国道または地方道)情報センタ(1)
が全ての道路情報(事故、工事、渋滞、凍結等)を集め
る(これら情報はセンタに伝送される)。次いでこれら
の道路情報の項目が選択され、交通の適正な流れに価値
のある項目がリンク3により無線局4に伝送される。無
線局4はメッセージを符号化し、これらメッセージをRD
Sシステム(Radio Data System)に従って伝送するため
に設置される。
次いで、RDSフォーマットメッセージが送信機2によ
り放射される無線波により送信される。
斯るRDSシステムは例えば「The Review of the UER−
Technique No.204」1984年4月,第50〜58頁に発表され
ているS.R.ElyおよびD.Kopitzの論文[Design of MF re
ceivers implementing the data broadcast system」に
開示されている。無線局は道路情報センタにより供給さ
れるメッセージに加えて他のメッセージ、例えば特定の
場所にレーダ制御が存在することを付加することもでき
る。この目的のために無線局には例えばキーボードおよ
びRDSエンコーダから成る装置5が設けられる。RDSフォ
ーマットメッセージをピックアップするために、第1b図
に示す車両7に受信アンテナ8と、RDSフォーマットで
送信されたメッセージを受信し復号し得る無線受信機9
とを設ける必要がある。無線受信機9はラジオ(−カセ
ットプレーヤ)10とキーボード11をも含む。ドライバ
が、自分の無線受信機を国道網全体の道路情報をその国
の言葉で順次に且つ予め決められた時間に送信する送信
局に同調させなければならない既知の道路情報放送シス
テムと異なり、RDSシステムは任意の時間に自分の選択
に応じて1つの道路または1つの地域に対する道路情報
を自国の言葉で聴くことができる可能性をユーザに提供
する。
第2図はRDSシステムのグループ構成の種々の成分を
示すものである。グループは104ビットから成り、4つ
のブロックに分割される。各ブロックは16ビットの情報
区分と、この情報を伝送エラーから保護するためのチェ
ック区分(10ビット)とから成る。ブロックBL1は、番
組の識別であるPI(16ビット)と、前記の保護を達成す
るとともにこのブロックを他のブロックから識別するた
めの10チェックビットAとを含む。
他のブッロクのチェック区分B,CおよびDもそれぞれ
のブロックにおいてブロックBL1内のチェック区分Aと
同一の機能を有する。ブロックBL2はグループ、例えば
道路情報、ラジオ番組に関する情報等を識別するTG(5
ビット)を含む。次のビットTPは無線局が道路メッセー
ジを与えるか否かを知らせ、PTYは番組の種類、例えば
スポーツ、クラシック音楽等を表わす5ビットを具え
る。SYNCはメッセージを処理する受信機により使用され
る同期ワードであり、この同期ワードは次のように分割
される。
EB:これは、例えば値EB=1にセットされたとき最初に
与えられたメッセージとは別のメッセージ、例えばラジ
オテキストの供給を指示する拡張ビットである。
BB:これは順次のメッセージ間のリンクを指示するビッ
トであってその値はその前のメッセージと関係のない新
しいメッセージが送信されるとき変化される。例えばメ
ッセージNのグループがビットBB=1を有する場合、メ
ッセージN−1およびN+1のグループはビットBB=0
を有する。
SI:これはメッセージのシーケンスの順序を識別するシ
ーケンス識別用の3ビットである。
例えばメッセージが3つのシーケンスを含む場合、第
1,第2および第3シーケンスはそれぞれSI=010,SI=01
1およびSI=000を有する。選択例ではメッセージは最大
8個のシーケンスを含む。減分計数の利点は、システム
が後続の同一メッセージのシーケンスの数を現時点で知
ることができると共にシーケンスが消失した場合にこれ
を検出することもできる点にある。ブロックBL3およびB
L4はSMR1およびSMR2を含み、これら16ビットの2つのサ
ブシーケンスであり、各々道路情報自体を含むと共に相
まってビットSIで識別されたシーケンスを構成する。
メッセージは最新のメッセージである場合には反復さ
れ、反対の場合には約5分毎に更新される。約5分の期
間において送信機はRDSソースの総容量の25%を用いて4
20の道路情報メッセージをRDSフォーマットで送信する
ことができる。
第3図はRDSフォーマットの1つのグループの区分SMR
1およびSMR2の一例を詳細に示す。一般に同一のメッセ
ージを2つの順次のグループに分配された2つのシーケ
ンスで構成する。第3aおよび3c図および第3bおよび3d図
はそれぞれ2つの順次のグループのサブシーケンスSMR1
およびSMR2を示す。第3a図に示すサブシーケンスSMR1は
ビットHDDを含み、これは装置内のメッセージの宛先を
表わす2ビットであり、例えば HDD=00は、このメッセージはオーディオ手段(音声
合成)のみによりドライバに提示されるものであること
を意味し、 HDD=01は、このメッセージは車両にオーディオ手段
および/またはスクリーン表示により提示し得るもので
あることを意味し、 HDD=10は、このメッセージは装着し得る例えばナビ
ゲーションシステムの一部を構成する地図データを含む
メモリを更新するためのものであることを意味する。斯
るメッセージは例えばある道路が道路網から除去または
付加されていることを指示する。
HDD=11は、このメッセージは装置に装着されたデー
タ処理装置、例えばマイクロプロセッサのためのもので
あることを意味する。斯るメッセージは例えばその前の
メッセージが誤りであったことを指示し、またメッセー
ジを消去する必要があることを指示する。コードHDD=0
0およびHDD=01はメッセージの送信の目的を指示する。
受信機を安全規格に従って設計して、例えば車両が運転
中であれば、HDD=01に符号化されたメッセージに応答
してこのメッセージをオーディオ手段によってのみ提示
させることができること明らかである。
第3a図に示得すサブシーケンスは次のビットも含む。
HC:これは4つの異なる種類を指示する2ビットであ
り、 HC=00:道路交通情報 HC=01:気象情報 HC=10:警報情報 HC=11:告示 LM:これは例えば値1にセットされたときこのメッセー
ジは3以上のシーケンスを含むことを指示する1ビット
である。受信機がLM=1を有するフレームを受信すると
き、このメッセージは3以上のシーケンスを含み、従っ
て“長い”メッセージであることを知らせる。斯る長い
メッセージは例えば送信機が位置する国とは異なる国に
関する道路情報または車両の種類(例えば大型輸送車
両)に関する情報に対し使用することができる。
HT:当該メッセージの送信の発生点における原因を指示
する6ビットである。この原因は情報の種類HCと直接関
連すること勿論である。これら6ビットは1種類の情報
につき64種類の原因を形成することができ、情報は四種
類あるので全部で4×64=256種類の情報を形成するこ
とができる。
BFT:原因HTの結果を指示する5ビットである。これら5
ビットは32種類の結果を形成することができ、HTおよび
HCとを組み合わせて4×64×32=8192種類の情報を形成
することができる。
例えば00010 000001 00101に相当する区分SMR1を有
しているメッセージを考察する。このメッセージの種々
の区分は例えばつぎのようなことを示す。
HD=00=オーディオ情報のみ HC=01=度量衡学的情報 LM= 0=短いメッセージ(2つのシーケンス) HT=000001:降雪 EFF=00101:道路閉鎖” 従って、このメッセージは道路が降雪のために閉鎖さ
れている旨だけをドライバにオーディオ手段により知ら
せる。このメッセージの復号化および提示は下記に詳述
する装置によって行われる。
第3b図に示したサブシーケンスSMR2は情報PR−LOCだ
けで構成される。この情報は16ビットで構成され、これ
はメッセージが照会する場所または地区(例えばトンネ
ル、高速道路または町名)を指示する。
第2シーケンスのメッセージで、第3c図に示したサブ
シーケンスSMR1は区分CLR,RNNを含んでいる。区分CLRは
道路が例えばつぎのどのクラスに属するかを示す2ビッ
トで構成する。
CLR=00:高速道路 01:一級道路 10:二級道路 11:他の道路 区分RNNは14ビットで構成され、これはメッセージが
関連する道路の番号を指示する。CLRと相俟って、全部
で4×16384=65536の種々の道路を指示することができ
る。従って、この膨大な容量によって同じ国の総ての道
路を或る国から他の国への変換テーブルを用いることな
く符号化することができる。
第2シーケンスのメッセージで、第3d図に示したサブ
シーケンスSMR2は区分DIR,OFFS,STおよびSAVを含んでい
る。
区分DIRは方向を指示する1ビットで構成する。
区分OFFは4ビットを含み、これはメッセージが照会
する場所(PR−LOC)についてさらに詳細な説明を提供
するのに仕える。これがため、区分OFFはPR−LOCにて引
用した場所に関しての第2の場所を指示する。なお、区
分DIRおよび区分OFFは例えばつぎのようなことを指示す
ることができる。即ち、 0 0000 同じ方向に第2の場所はない。
1 0000 反対方向に第2の場所はない。
0 0001〜1111 PR−LOCに加えるべき1と15との間での
正のシフト。
1 0001〜1111 PR−LOCに加えるべき1と15との間での
負のシフト。
区分STは6ビットから成り、これは例えばメッセージが
道路の閉鎖を示す場合に、そのメッセージが照会する問
題の継続時間の見積りを指示し、即ちこの区分STは例え
ば道路が再び開通するであろう時間を指示する。6ビッ
トによる64=26通りの組合せは、例えば48通り(1日当
りの30分単位の時間)+7通り(1週当りの曜日)+4
通り(1ケ月当りの週)+5通り(月)に分けることが
できる。区分SAVは5ビットから成り、これは例えば
「冬期装備必要」または「速度を落せ」のような静的な
道路アドバイスを指示する。区分SAV(第3d図)の5ビ
ットが充分でない場合には、警報を長いメッセージ(第
3eおよび第3f図の区分DAV)によって補足することがで
き、これらの区分DAVにて動的なアドバイスを与え、所
要に応じ静的なアドバイスを完全なものとすることがで
きる。
第3e図に示すつぎのSMR1は区分PA,STTおよびDAVを含
んでいる。区分STT(6ビット)は開始時間(例えば“2
2.00時”から開始させる)を指示する。区分PAは4ビッ
トから成り、この区分は発信信号によってカバーされる
以外の他の国を指示するのに仕える。
第4図は本発明による装置の一実施例を示すブロック
線図である。この装置はデータ収集装置(ETCD)を具え
ており、この収集装置そのものはアンテナ38に接続され
て、RDSフォーマットで符号化されたメッセージを受信
するような装備を有している無線受信機30で構成する。
ETCDをデータ処理端末装置(ETTD)に接続する。この端
末装置はETCDによって受信されるメッセージを記憶する
ための受信メモり31を具えており、ついでこのメモリを
データ(アドレス+データ)搬送用のバス32に接続す
る。バス32には例えばマイクロプロセッサのようなデー
タ処理装置33、読取専用メモリ35、ランダムアクセスメ
モリ34、拡張テーブル36、場所に関するテーブル37、音
声発生機39によって形成される提示ユニット、画像発生
器40およびキーボード43も含む選択ユニットも具えてお
り、これらの構成部品はいずれもデータ処理端末装置の
一部を形成する。音声発生器39および画像発生器40の各
出力端子はラジオに使用するものと同じものとしうるス
ピーカ41および表示ユニット42にそれぞれ接続する。画
像発生器40およびその表示ユニット42は随意使用するこ
とができる。
無線受信機によって受信されるRDSフォーマットの各
メッセージはデータ処理装置33の制御下にて受信メモリ
31に直ちに記憶される。データ処理装置33は、新規のメ
ッセージが受信される度毎にライン44にて伝送される信
号によって知らされる。この場合にデータ処理装置33
は、例えば第5図に示すフローチャートによって後に説
明するメッセージ分析処理を開始する。分析処理の種々
のステップにつき下記に説明する。
50 STRT:分析処理の開始 51 TG ?:メッセージが道路情報を含んでいるメッセージ
であるかどうかを検査するために、グループを識別する
ビットTGを分析する。
52 PG1:メッセージが道路情報を含んでいない旨をTGビ
ットが示す場合には、データ処理装置(33)が他のプロ
グラムPG1にジャンプして、このプログラムPG1にて当面
のメッセージを処理する。
53EB=0 ?:拡張ビットの値がEB=0であり、メッセージ
が道路情報以外の用途には用いられていない旨を示して
いるかどうかを調べるために拡張ビットを検査する。
54PG2:拡張ビットが値EB=1を有する場合には、データ
処理装置33が他のプログラムPG2にジャンプし、このプ
ログラムPG2にて当面のメッセージを処理する。
本発明による装置は特に道路情報を含んでいるメッセ
ージを処理するものであるため、プログラムPG1およびP
G2については詳述しないものとする。
55 OFF−C′?:これは受信シーケンスが新規メッセージ
の第1シーケンスであるか否かを検査するのに仕えるテ
ストステップである。本発明による装置の好適な形態で
はグループのブロックBL3に含まれるシフトワードを用
いて上記検査を行う。上記シーケンスが新規メッセージ
の第1シーケンスである旨を示すために、メッセージの
他のシーケンスを示すのに用いられる第2シフトワード
(C)の代わりに第1シフトワード(C′)を用いる
(この点についてはユニオン・ユーロペーン・ドゥ・ラ
ディオディフュージョン(Union Europen de Radiodi
ffusion)により発行された周波数変調無線によるデー
タ放送用RDS方式に関する明細についての付録(198年3
月発行の第33頁)参照)。ついでデータ処理装置は、第
1シフトワードC′が用いられていたか、どうかを注目
するためにブロックBL3でのシフト作動を実行する。第
1シフトワードの桁上げによるセッティング信号が発生
し、この信号はシーケンスがメッセージの第1シーケン
スである旨をデータ処理装置に指示する。第1シフトワ
ードが検出されない場合には、ブロックBL3における誤
りによるか、または第1シフトワードとは異なる値によ
るいずれかによって、データ処理装置33はメッセージを
見捨て、他のグループの到来を待機する。
56 BB(n−1)=BB(n)?:これは受信グループ(グ
ループn)の連係ビットBBが先行グループ(グループn
−1)の連係ビットに等しいか、否かを確認するのに仕
えるテストステップである。この操作による結果が「ノ
ー」であることは、メッセージが新規メッセージである
旨を示す。この操作を実行させるために、ビットBB(n
−1)を例えばデータ処理装置におけるバッファレジス
タに記憶させる。
57 BB(n)−>;SI−>CS:データ処理装置33は値BB
(n)をバッファレジスタにロードさせ、かつセッティ
ング信号の制御下でシーケンス・カウンタCSを値SIにセ
ットする。この値SIは受信グループのシーケンス識別ビ
ットにより指示される値である。カウンタCSは、一方で
は受信メモリに保存すべきアドレス番号を示すのに用い
られ、他方ではシーケンスを記憶させる必要のある受信
メモリにおけるアドレスを形成するために用いられる。
58 ST SMR1,SMR2:データ処理装置はカウンタCSによりア
ドレスを形成し、これらのアドレスにおける受信シーケ
ンスの後続するサブシーケンスSMR1およびSMR2を受信メ
モリ31に記憶させる必要があり、ついでこれらのサブシ
ーケンスSMR1およびSMR2を指定アドレスに記憶させる。
59 CS=0?:これはカウンタCSが値“0"を示しており、こ
れにより同じメッセージのすべてのシーケンスが記憶さ
れている旨を示すがどうかを検査するのに仕えるテスト
アップである。
60 STP:これはプロセスの終了を示し、これは同じメッ
セージのすべてのシーケンスが記憶された場合(CS=
0)に達成される。
61 CS=CS−1:カウンタCSによって指示される値の減分
は1単位づつである。
62 TG?:グループを識別するビットは、メッセージが道
路情報を含んでいるメッセージであるかどうかを検査す
るために分析される。
63 EB=0:このステップはステップ53と同じである。
64 BB(n−1)=BB(n):このステップはステップ5
6と同じものである。
65 SI=CS:これは新規受信グループのシーケンス識別ビ
ットによって指示されれる値がカウンタCSによって指示
された値に対応るかどうかを検査するのに仕えるテスト
・ステップである。従って、データ処理装置は新規に受
信したグループが正しいシーケンス番号を含んでいるか
どうかを検査することができる。正しいシーケンス番号
を含んでいない場合にはメッセージの処理が中断され
る。
分析処理の種々のテーブルを第6図の例によって説明
する。グループのこれらの区分は分析処理における或る
機能を有しており、これらの区分を収集する。この第6
図におけるメッセージMBは2つのシーケンスから成り、
また連係ビットBBの変更を示すためにメッセージMAの最
終シーケンスだけを示してある。値TG=1000はメッセー
ジが道路情報を含んでいるメッセージである旨を示す。
メッセージMAの最終部分は処理されており、このために
値BB=1がバッファレジスタに記憶されるものとする。
無線受信機ETCDがメッセージMBの第1グループを受信し
た際に、この受信機はデータ処理装置33にその旨を知ら
せて、分析処理を開始させる。メッセージが道路情報に
関するものであり(TG=1000)、また拡張ビットはEB=
0であるため、ステップ51(TG?)および53(EB=0)
でのテスト結果は「イエス」となり、処理はステップ55
(OFF−C′?)へと進む。このステップ中にデータ処
理装置33はブロックBL3のシフトワードが第1シフトワ
ード(タイプC′)であると制定する。これがため、こ
の場合のメッセージのシーケンスは第1シーケンスであ
り、処理はつぎのステップ56(BB(n−1)=BB(n)
?)へと進み、ここではBB(n−1)=1およびBB
(n)=0であり、従ってBB(n−1)≠BB(n)であ
ると制定する。この否定的結果によりデータ処理装置33
はステップ57へと進み、ここで値BB(n)=0がバッフ
ァレジスタに記憶され、かつカウンタCSが値CS=SI=00
1にセットされる。ついでデータ処理装置33はステップ5
8へと進み、ここではアドレスADD1が形成され、かつ区
分SMR1(YY)およびSMR2(Y′Y′)がアドレスADD1に
記憶される。アドレスADD1は例えば(ADD1=FF+CS)の
ように形成される。値FFは受信メモリ31における最初の
任意位置のアドレスとし、この値を例えばデータ処理装
置33の第2バッファレジスタに記憶させる。(値YYおよ
びY′Y′は区分SMR1およびSMR2の内容を表わす。)つ
いでデータ処理装置はステップ59(CS=0?))へと進
み、この場合にはCS=001であるため、CS=001−001=0
00を形成するためにつぎのステップ61へと進めることが
できる。ついでデータ処理装置33は新規グループの受信
を待機し、例えばこのユニットはグループMB(2)のよ
うな新規グループを待機し、この新規グループが受信さ
れると、ステップ62(TG=11),63(EB=0)および64
(BB(n−1)=0=BB(n))が実行される。ステッ
プ65ではデータ処理装置がSI=CSを制定し、処理をつぎ
のステップ58へと進め、ここでアドレスADD2=FF+001
を形成し、かつ値ZZおよびZ′Z′をアドレスADD2に記
憶させる。ステップ59ではCS=0を制定し、シーケンス
をステップ60に進めて処理を完了させる。
グループMB(2)における値SI=010の場合(第6
図)につき考察する。この場合にデータ処理装置33はス
テップ65での処理中にSI=010およびCS=00を制定す
る。これがためSIとCSとは相違し、データ処理装置はス
テップ51へと進む。従って、正しいシーケンス番号を持
たないグループは考慮されなくなることは明らかであ
る。これと同じことが、例えばグループMB(2)がBB=
1(ステップ64でのテスト結果)が「ノー」)となる場
合にも検査される。
受信メモリ31に受信メッセージを記憶させた後に、デ
ータ処理装置33はメッセージの内容を分析して、そのメ
ッセージが照会するゾーン(道路、地域)を調べるよう
にする。この目的のために、データ処理装置33は第7aお
よび第7b図に示す2つのテーブルから形成したゾーンテ
ーブルメモリを利用する。本発明による装置の好適例で
はこれらのテーブルをこの装置のランダムアクセスメモ
リ(第4図の34)の一部とする。これらのテーブルはバ
ス32に接続される2個の個々のメモリ(RAMタイプ)で
形成することもできることは明らかである。第7a図は地
域についてのテーブルであり、これはメッセージが照会
する地理的地域に従ってメッセージを類別するために用
いられる。これらの地域は国の地理的区分(州、県)に
対応させることができるか、又は国の任意の区分によっ
て形成することができる。テーブルはマトリックス状を
しており、これは行と列とでアドレスすることができ
る。第1列には種々の地域を示しているインデックス
(例えば地域B2およびB5)を記憶させる。ADD−MESにて
示す各列は、例えばこれらの各列の地域に属するメッセ
ージを受信メモリ31に記憶させるアドレスのような標識
を記憶させるのに仕える。第7a図の列にはアドレス12,2
1,34および38に地域B2に対するメッセージがあり、アド
レス50には地域B5に対するメッセージがある。列CS/Rは
当面の地域に対するメッセージの数(地域B2に対しては
4つ、地域B5に対しては1つ)を示し、列DEBは当面の
地域に対するオーバーフローインデックスを示す。
地域に対するオーバーフローインデックスは、この地
域に割当てられる個数であり、これは当面の地域に割当
てられるメッセージ最大数を示す。本発明による装置の
基本的なものでは、各地域に対するオーバーフローイン
デックスは同じものとし、列DEG−REGは地域テーブルに
は含めないようにする。しかし、本発明による装置の好
適例では各地域に専用のオーバーフローインデックスを
割当てる。このようにすることは実際上、道路の交通量
の度合が地域毎および道路毎に異なるために有利であ
る。フランスの例えばパリ地域では交通量が非常に多
く、このためこの地域のオーバーフローインデックスは
オーヴェルニュにおけるそれよりも大きくする。交通量
が多くなるにつれ道路メッセージが多くなることは明ら
かである。従って、オーバーフローインデックスによっ
てテーブルの容量を変えることができ、また受信メモリ
にてオーバーフローインデックスを適当に分けることが
できる。テーブルの種々のオーバーフローインデックス
は例えば下記に説明するように記憶させる。
第7a図はメッセージが照会する道路の番号(クラス+
番号、CLR,RNN)によりメッセージを類別するのに用い
られる道路テーブルを示す。この道路テーブルは地域テ
ーブルと同じように編制する。列CS/RNNは当面の道路に
対するメッセージの個数を示し、列DEB−RNは当面の道
路に対するオーバーフローインデックスを示す。
道路テーブルおよび地域テーブルをロードする手段を
説明する前に、受信したメッセージが関連する地域を上
記メッセージから得る手段を述べる必要がある。第3図
につき説明するように、上記メッセージには当該地域が
与えられる区分は何等含まれない。しかし、上記地域を
含む区分PR−LOCにインジケータを与えることができ、
かつ、この区分PR−LOCを用いる地域に基づいて分析を
行うことができる。
本発明装置では、何れの地域が受信したメッセージに
関連するかを認識するために、第8a図に示す道路−地域
対応テーブルを用いる。この道路−地域対応テーブルは
ETTDリードオンリメモリ35に含めることができ、また、
バスに接続された独立のメモリに形成することができ
る。このメモリは必要に応じカセットまたはメモリ板の
形態とすることもでき、従って道路−地域対応テーブル
は正規に更新すことができる。
この道路−地域対応テーブルはメッセージのCLR−RNN
区分によってアドレスすることができる。この道路−地
域対応テーブルには当該道路が横切る地域が記載されて
いる列REG−ALLと、当該道路のオーバーフローインデッ
クスが記載されている列DEBが含まれる。これがため、
例えば、高速道路A1は地域B8およびB9を横切り、8に等
しいオーバーフローインデックスを有する。
また、本発明装置には第8b図に示す地域−道路対応テ
ーブルを設け、これを前記道路−地域対応テーブルと同
様に、バスに接続された独立のメモリによって形成する
ことができる。この地域−道路対応テーブルは地域コー
ド(REG)によってアドレスすることができ、かつ、当
該地域を横切る道路が記載されている列RNN−ALLと、当
該地域のオーバーフローインデックスが記載されている
列DEBとを含んでいる。
受信したメッセージが関連する地域をマークするため
には、データ処理装置の検査装置の機能を以下に示すよ
うに進行させる。メッセージは高速道路A2(CLR=A,RNN
=2)に対すメッセージとする。従って、データ処理装
置により道路−地域対応テーブルの行A2をアドレスし、
ここで地域B3およびB4に対する番号を読取ると共に値12
のオーバーフローインデックスを読取る。これがため、
データ処理装置は、高速道路A2に関するメッセージが地
域B3およびB4にも関連することを示す。地域B3およびB4
のオーバーフローインデックスを見いだすためには、デ
ータ処理装置によって道路−地域対応テーブルの行B3お
よびB4のこれらデータを読取る。
次いでメッセージの内容の分析および道路テーブルお
よび地域テーブルの使用について説明する。第9図は受
信したメッセージの内容の分析をフローチャートにより
説明する。このメッセージの内容の分析は、新たなメッ
セージが受信メモリに記録させる度毎に、即ち、第5図
に記載された処理の完了後に実施する。次いで、データ
処理装置の分析装置の機能で内容の分析をスタート(7
0)し後述するステップを実行し得るようにする。
71AD CLR−RNN:メッセージの区分CLR−RNN(第3a図)を
読取って照会する道路を確認する。
72 E TB?:新たに受信したメッセージに関連する道路に
関するメッセージが道路テーブル(第7b図)に既に含ま
れているか否かを検査するテストである。この目的のた
めに、データ処理装置によって道路テーブルの列CLR−R
NNを走査する。
73 CCOL:当該道路に対し他のメッセージが既に存在する
場合にはデータ処理装置によってこれら他のメッセージ
がステップ72中に記憶される行(R)をマークし、当該
行の第1の自由列(C)に対し探索を行う。
74,86RD−MA:受信メッセージに受信したメッセージが記
憶されるアドレスが関連する。
75,87WRT:このアドレスを、道路テーブルのステップ73
中に決まる位置(R−C)に書込む。
76 CS/R=CS/R+1;CS/RNN+1:当該行(R)のカウンタC
S−RNNを1単位だけ増加し、これにより追加のメッセー
ジが記憶されたことを示す(その代り後述するように地
域に従ってメッセージを分類する場合にステップ76を2
度目に実行する際にカウンタCS/Rが増加する)。
77 DEB?:カウンタCS/RNN(または2度目の実行中のカウ
ンタCS/R)により示される計数が道路(または地域DEB
−REG)のオーバーフローインデックス(DEB−RNN)に
よって示されるレベルに到達していないかどうかを検査
するテストである。
78 RD−PAA:列CS/RNN/(CS/R)で示される数がオーバー
フローインデックス(DEB−REGまたはDEB−RNN)で示さ
れる数に等しい場合には最も古いメッセージ、即ち、本
例では区分ADD−MESの第1列に示されるメッセージのア
ドレス(PAA)を読取る。
79 DT−PAA:アドレスPAAおよび第1列(区分ADD−MES)
のアドレスPAAに記載されたメッセージを除去する。当
該行の他の列のアドレスは左に1列進段させる。
80 CS/RNN=CS/RNN−1:メッセージが破壊されているた
め当該行のカウンタCS/RNNは1単位減少する。
81 AT RNG?:除去されたメッセージが進路テーブルの他
の場所にも記載されているかどうかを検査するテストで
ある。これは例えば横断道路に事故が発生しているかま
たは地域が凍結している場所にメッセージが2つの異な
る道路を照会している場合である。このテストは道路テ
ーブルを走査してアドレスPAAを探すことにより実行す
る。
82 DT−AT RNG:アドレスPAAが道路テーブルの他の場所
で見出されている場合にはこのデータをこれらの個所で
破壊して当該行の他の列に記載されているアドレスを左
に1列進段させる。
83 DT ATB?:破壊されたメッセージが地域テーブルにも
記載されているかどうかを検査するテストである。この
目的のためデータ処理装置によって道路−地域対応テー
ブルと相俟って破壊されたメッセージが属する地域を決
めるようにする。データ処理装置によって再びステップ
73〜84を実行して受信したメッセージを地域テーブルに
置く場合には所望に応じメッセージ破壊操作をも実行す
る。この新たなステップ83中データ処理装置によっても
道路−地域対応テーブルを用いて、破壊され、かつ、地
域テーブルの一部分であるメッセージにどの道路が関連
するかを決め得るようにする。
84 DT:CS/R=CS/R−1:破壊されたメッセージを地域テー
ブル内に見出す場合にも、そのデータが消去され、他の
メッセージが1列進段し、カウンタCS/Rを1単位減少す
る。かくして、破壊されたメッセージの全部のトレース
が消去されるようになる。
85 CRAN:受信したメッセージが道路に関連し、他の何等
のメッセージも存在しない場合(ステップ72における負
の応答)には、データ処理装置によって新たな行を選択
してここに受信したメッセージのアドレスを書込み、次
いでこれを第1列に書込む。
88 CS/R=:CN/RNN=1:新たな行がリザーブされている場
合にはカウンタ(CS/RまたはCS/RNN)が値“1"に設定さ
れる。
89 S−DEB:当該道路(地域)に対するオーバーフローイ
ンデックスをサンプルし、新たに選択した行の列DEB−R
NN(DEB−REG)に記憶する。
90 REG?:照会された地域に基づいてメッセージがすでに
分析されているかどうかを検査するテストである。
91 AD REG:テスト90で負の応答の場合にはフラグを設定
して地域に基づく分析が行われていることを示し得るよ
うにする。次いでデータ処理装置によって、区分CLR−R
NNおよび道路−地域対応テーブルと相俟って上述した方
法に従ってメッセージが照会する地域を決めるようにす
る。次に、地域テーブルを考慮しながらステップ72から
プログラムを再びスタートさせる。
92 STP:テーブル77中地域に基づく分析が確実に行われ
た場合にはフラグを零にリセットして分析プログラムを
完了する。
オーバーフローインデックスによって示される数より
も大きな数によるメッセージの存在の破壊は上述した分
析プログラムの主要部分である。しかし、これは1例で
あって、他の例も可能であることは明らかである。これ
がため、後述するオーバーフローインデックスおよび破
壊に基づくテストによってデータ処理装置の例えばデッ
ド時間中に実施し得る独立のプログラムを形成すること
ができる。メッセージの選択について以下説明する。第
10図は本発明装置の一部分である制御キーボードの一例
を示す。本例制御キーボードには表示装置、例えばLCD
(液晶表示)装置91を設け、これにより1つ以上の国の
道路の種類(高速道路、1級道路、2級道路)または地
域の種類(地区、県)の表示を行う数字および文字を表
示し得るようにする。キーCLR/RNNを用いて道路の選択
表示を行い、キーREGを用いて地域の選択表示を行う。
また、キー+/+を用いて、選択モードで、表示装置91
で表示した数を増加すると共に総合(和集合)操作(演
算)、即ちユーザが1つ以上の道路および地域に関する
総合情報を必要とすることを示す。更に提示モードで
は、即ちメッセージの提示中、このキー+/+を用いて
選択テーブルのポインタを正の方向に偏位し得るように
する。キー−/VALを用いて、選択モードでは道路および
地域間の共通部分(交わり)を示すと共に表示装置に表
示された数を有効とする。提示モードではこのキー−/V
ALを用いて選択テーブルのポインタを負の方向に偏位し
得るようにする。キーENTによって設定された選択のエ
ントリーを行い得るようにするい。キーREPによって最
後に存在するメッセージを繰返すようにする。キーSTに
よって提示を停止する。キーEJによってメッセージを打
消すようにする。更に、キーTDCを用いてトランスペア
レンシ操作を行い得るようにする。各キーには点で示さ
れるLEDダイオードを設け、当該キーが押圧される再一
時的に発光し得るようにするい。第10図に示す制御キー
ボードは一例であり、他の例も可能であることは明らか
である。
また、制御キーボードにはエンコーダ(第10図には示
さない)を設け、これにより特にキーENTが押圧される
際に発生する信号を符号化してバス32を介しデータ処理
装置に伝送されるデジタルワードを形成し得るようにす
る。
ドライバその他ユーザは、選択した道路に関する情報
を必要とする場合にはキーCLR/RNNを押圧し、これによ
り道路、例えば高速道路を示す文字Aを表示装置に表示
せしめるようにする。所望の道路の種類を表示する場合
にはユーザはキーENTを押圧して選択した道路をデータ
処理装置に表示し得るようにする。所望の道路以外の他
の種類の道路が表示されている場合にはユーザはキー+
/+を押圧して他の道路を表示し得るようにする。
所望の道路の種類が入力されると、ユーザは再びキー
CLR/RNNを押圧して表示装置に数字を表示させる。ユー
ザはキー+/+を用いて所望の道路の数字が現れるまで
表示された数を増加せるようにする。ユーザは、地域に
関する道路情報を必要とする場合にはキーREGを押圧し
て道路の選択につき説明した所と同様の操作を行う。決
定した地域の表示は、例えば数字、例えばパリ地域に対
しては75によって行うようにする。
数字(番号)の選択は、表示された10進数をその都度
有効とするキー−/VALを用いて10進表示で行い得るよう
にする。
ユーザが道路および地域間の共通部分を必要とする場
合には、先ず最初、所望の道路を導入してキーENTを押
圧した後、キー−/VALを押圧して共通部分操作を表示
し、その後所望の地域を導入する。総合操作は道路およ
び地域の選択の入力間でキー+/+を押圧して導入す
る。
データ処理装置がキーボードから命令を受けると、第
11図にフローチャートで示される選択プログラムがスタ
ートする(100)。次いてデータ処理装置によって後述
する選択プログラムのステップを実行する。
101 CL:選択テーブルの内容を除去する。この選択テー
ブルは、例えばワーキングメモリの一部分で構成すると
共に例えば受信メモリに記憶されたアドレスによって選
択されたメッセージを一時的に記憶するために用いる。
102 RD−SEL:ユーザの選択を確認する2進ワードを読取
る。この選択が総合または共通部分操作のみを含む場合
には道路または地域の選択に関する区分をこのステップ
中考慮する。
103 RD−CNT:選択テーブルの内容を読取る。
104 INTER?:これは、共通部分操作を必要とするかどう
かをチェックするテストである。
105,107 DT−CH:データ処理装置によって地域および/
または道路テーブルの第1列をユーザの選択に従って走
査してユーザが選択した地域または道路に関する情報が
存在するかどうかをチェックし得るようにする。この目
的のため、データ処理装置によって例えばこの第1列の
各ワードと受信した2進ワードとを比較して、その結果
が肯定であれば所望の地域または道路が位置する行に記
憶されたアドレスを読取るようにする。その結果が否定
である場合には、何も行なわれずステップ109に進む。
106 ST−COMM:選択したテーブルの内容をステップ105で
照会した道路から読取ったアドレスと比較し、共通部分
操作を必要とする場合にはこれらアドレスのうち選択テ
ーブルおよび関連する行の双方に存在するアドレスのみ
を選択ケーブルに残存させ、その他のアドレスを除去す
る。
108 ST−DIFF:選択テーブルの内容をステップ107で照会
した行で読取ったアドレスと比較し、総合操作を必要と
する場合には照会された道路に存在し、選択テーブルに
いまだ含まれないアドレスを選択テーブルに導入する。
109 ED−SEL?:これは、オペレータの全部の選択が考慮
されたかどうかをチェックするテストである。
110 TRAIT:これは、第13図につき後述する処理サブルー
チンであり、これによってその実行中ユーザが必要とす
るメッセージの提示を行い得るようにする。
111 M−FSEL:ユーザの選択が考慮されていない場合には
実行すべき操作(総合または共通部分)を照会し、この
照会を次のステップ104中考慮し得るようにする。
112 TDC?:これは、選択中にキーTDC(トランスペアレン
シ)が用いられたかどうかをチェックするテストであ
る。
113 N−MISS?:キーTDCを用いた場合にはデータ処理装置
によって新たなメッセージが到来したかどうかを規則正
しくチェックすると共に新たなメッセージが到来した場
合にはプログラムをステップ102から再びスタートさせ
るようにする。
114 STP:これは選択したプログラムの終了である。
一例として、ドライバは地域B2を通る高速道路A8に関
する道路情報を必要とすると共に第7a図および第7b図に
示すように道路テーブルおよび地域テーブルをロードす
るものとする。従って、この場合にはドライバはキーボ
ード43のキーCLRを押圧し、次いで文字Aが表示装置に
現れるとキーENTを押圧する。次に、キー+/+を用い
て数字8が現れるまで計数内容を進段させる。次いでキ
ー−/VAL,ENT,−/VALを順次押圧してキー−/VALの最後
の押圧により共通部分を示すようにする。同様の操作に
よって地域B2を導入する。
キーボードはこれらキーからの信号を符号化して1つ
または2つ以上の2進ワードに変換し、これをデータ処
理装置へと送信するのでデータ処理装置は選択テーブル
の内容を消去することによりプログラムの実行を開始せ
しめる(ステップ101)。次いでデータ処理装置は選択
の区分A8および選択テーブルの内容を読取る。ドライバ
の選択の第1の部分は依然として総合操作であるから、
データ処理装置は、ステップ104を実行した後ステップ1
07へ進み、道路テーブルに蓄積された高速道路A8に対す
るメッセージが存在するかどうかをチェックしかつ第1
行においてこれらメッセージを見出す。データ処理装置
はこれらのアドレス12,13,28,34,38,52,71を読取り、こ
れを選択テーブルに記憶する(108)。ステップ109に当
りデータ処理装置は選定のすべてが未だ考慮されていな
いことを確定し、次いでステップ111へ進んで共通部分
操作を検出する。次いでデータ処理装置は再びステップ
102へ進んで選択B2を読取り、ステップ103へ進んで選択
テーブルの内容を読取る。ステップ104ではデータ処理
装置は、共通部分操作が必要であることを確定し、ステ
ップ105へ進んでデータ処理装置は地域B2に対するメッ
セージが存在することを確定し、アドレス12,21,34,38
を読取る。ステップ106において共通部分操作が実行さ
れ、A8およびB2間における共通部分を構成するアドレス
12,34,38が選択テーブルに維持される一方、他のアドレ
スは消去される。すべての選択が考慮された(ステップ
109)から、データ処理装置はサブルーチン110へ進み、
受信メモリにおけるアドレス12,34および38に記憶され
たメッセージをドライバに提示する。キーTDCは使用さ
れたかったから、選択プログラムは完了する。
総合または共通部分操作は1地域または1道路に限定
されず、例えば(B2∪B5)∩(A8∪RN64)の如き(但し
ここで記号∪は総合(和集合)操作を示し、記号∩は共
通部分(交わり)操作を示す)数個の選択に拡張できる
ことは明らかである。かかる選択により選択プログラム
の数個の実行が必要になる。
ユーザの選択はこの場合も下位の如く示すことができ
る。実際上、例えば、ダルムシュタットからバーゼルに
至るドイツ連邦共和国における高速道路A5の如き数百キ
ロメートルにわたり延在する高速道路を使用し、かつド
ライバが、例えば、この道路のハイデルベルクおよびカ
ールスルーエ間の部分のみ使用する場合、ドライバは自
己の使用する区分に関する道路メッセージにのみ興味を
持つことは容易に想像できる。次いでドライバは自己の
キーボードを使用してA5とハイデルベルク−カールスル
ーエ地域との間の共通部分を要求する。かかる場合には
キーボードを介して共通部分を選択できる。キーボード
において、関連する出口番号をキー入力すれば十分であ
る。
道路情報は車両用道路ナビゲーション装置によって行
われる如きルートのプログラミングにおいて或る役割を
演ずることもできる。かかる道路ナビゲーション装置は
刊行物フンクシャウ(Funkschau)No.22,1986,第99〜10
2頁における論文“エレクトロニッシェ・ロッエン(Ele
ktroniche Lotsen)”に記載されている。車両用道路ナ
ビゲーション装置には起点および目的地間のルートを決
定する手段が設けられている。本発明装置は道路ナビゲ
ーション装置に接続でき、従って前記ルート決定手段に
より、走行すべき通路を構成する道路に関する道路情報
を考慮できる。
ナビゲーション装置により、起点と、ドライバが介入
する目的地との間のルートを決定する必要があり、かつ
最初に決定されたルートが、使用すべき出口が道路作業
により閉鎖されている高速道路を含むものと仮定する。
ナビゲーション装置によりそのルートが決定された場合
には、各道路またはそのルートの主要道路に対しての
み、道路メッセージのための本発明の装置が要求され
る。これは、例えば道路情報が要求されていることを示
す呼出しと、当該道路の2進コードをデータ処理装置に
送信することによって行うことかできる。次いでデータ
処理装置はキーボードから到来する制御信号に対して使
用するのと同様の態様でこれら要求を処理し、要求され
た情報をナビゲーション装置へ送信する。この道路情報
においてナビゲーション装置は最初に設定されたルート
に従って使用すべき高速道路の出口が閉鎖されているこ
とを検出し、当該出口は回避した新たなルートを決定す
ることをルート決定手段に要求する。本発明の装置と共
働するナビゲーション装置によればドライバは障害物ま
たは交通渋滞を回避できる。
各メッセージは問題が生じている推定持続時間を示す
区分STを含むから、この区分もルートの決定において考
慮できる。閉鎖された高速道路出口の例に戻るに、区分
STが“16時まで”を示し、運転者が15:30にスタート
し、当該出口が起点から150kmの個所にあると仮定す
る。その場合ナビゲーション装置にはこの情報を考慮す
る手段を設ける。この場合ナビゲーション装置にはコン
ピュータを設け、このコンピュータにより、高速道路を
100kg/時の平均速度で走行する場合、運転者はこの出口
に到達するのに1時間半を必要とするということを指示
する。この1時間半の値を自動車におけるクロックによ
って指示された現在の時間(15:30)に加えると(15:30
+1:30=17:00)となる。ナビゲーション装置はこの計
算された時間(17:00)とSTにおいて指示された時間(1
6:00)とを比較するものであり、ドライバが当該出口に
到達する時間にはこの出口は再び開放状態となること明
らかである。この場合ルート決定手段は新たなルートを
決定するための命令を受信しない。同様に、本発明装置
と共に作動するナビゲーション装置はルートを決定する
とき区分STTを考慮することもできる。
選択されたメッセージがユーザに提示される態様を説
明する以前に、この提示を行追うために使用される2つ
のテーブルの一層詳細な説明を行うことが必要である。
本発明装置はメッセージの提示を可能ならしめるた
め、それぞれ第12aおよび12b図に示した拡張テーブル
(第4図の36)および場所テーブル(第4図の37)を使
用する。この拡張テーブルおよび場所テーブルはETTDの
読出専用メモリ35にも入れることができる。これらがバ
ス32に接続した独立メモリから構成される場合にはカセ
ットまたはメモリボードの形態にすることさえできる。
拡張テーブル(第12a図)はメッセージの区分CLR−RN
Nおよび区分PR−LOCによってアドレス指定できる。各道
路に対しては多数の確保された行があり、行は道路の特
定の場所例えば高速道路の出口またはサービスエリアや
第1または第2級道路に対する交差道路を示す区分CRD
を含む。また行は場所テーブルにおける場所を示す区分
ADRを含む。各行は必ずしも情報で満たされず、これに
より、テーブル(EEPROMメモリ、または磁気テープ)に
書込可能な場合、所要の場所例えば新たな高速道路出口
における新たな情報を付加できるようにするのが有利で
ある。
場所テーブルは拡張テーブル(列ADR)から導出した
アドレスによりアドレス可能であり、指示された場所の
名称のために確保された列TXT APPと、音声語を形成す
るため音声発生器によって使用すべきコードを記憶する
列PARと、指示された場所が属する地域を示す列REGとを
含む。
受信したメッセージを音声発生器に提示するためデー
タ処理装置は以下に述べる態様で作動を進める。メッセ
ージがドイツ連邦共和国における高速道路A7(=CLR−R
NN)に関連し、区分PR−LOCが受信したメッセージの値
2を示すものと仮定すると、区分CLR/RNNおよび区分PR
−LOCが読取られる。ここで区分CLR/RNNおよびPR−LOC
は拡張テーブルにおける位置をアドレス指定するための
アドレスA7,2を形成する。データ処理装置はこの位置A
7,2をアドレス指定し、場所テーブルをアドレス指定す
るために使用されるデータ1024を読取る。場所テーブル
においてアドレス1024を有する位置ではコード022Cが見
出され、これが音声発生器に提示され、音声発生器は
“ハンブルク(HAMBURG)”を音声の形態で形成する。
次いでデータ処理装置はメッセージの区分DIR−OFFSを
読取る。ここでこの区分DIR−OFFSはPR−LOCに付加すべ
き10の正方向シフトを示す2進値01010を示すと仮定す
る。データ処理装置はこの値10をPR−LOC=2に加えて
値12を得、これは拡張テーブルにおける他の位置に対す
るアドレスを形成する。位置A7,12においては値1247が
記憶され、場所テーブルのアドレス1247においてはコー
ド021qが記憶される。次いでデータ処理装置はこの値02
1qを音声発生器に提示し、音声発生器はそれから音声の
形態で語“キール(KIEL)”を形成する。
従って拡張テーブルおよび場所テーブルのメッセージ
のOFFS区分を使用することの利点は明らかである。区分
DIR−OFFSの使用により、メッセージにおける第2場所
の提示が可能となる一方、この操作に必要なビット数を
制限することができ、その理由は区分DIR−OFFSは常にP
R−LOCに対する相対値を示すからである。従ってCLR/RN
N(16ビット)に対する第2値に言及する必要がなくな
り、またPR−LOC(16ビット)に言及する必要もなくな
る。従って区分OFFSはこの第2場所の情報5ビットに圧
縮する。従って拡張テーブルおよび場所テーブルによれ
ば、第2場所を上述した態様において求めることができ
る。区分DIR−OFFS、拡張テーブルおよび場所テーブル
によれば後述する如く、メッセージを提示する場合同一
利点が得られる。
ここでメッセージの提示(第11図のステップ110)を
第13図に示したフローチャートにつき詳細に説明する。
最初の3ステップ: 120 HDD=00? 121 HDD=01? データ処理装置が指示された値につきHD
Dを検査する 122 HDD=10? 123 ADO:音声発生器(第4図39)の起動 125 MEM:地理データが記憶されたメモリに対する書込信
号の発生 126 μp:データ処理装置における第1バッファレジスタ
の確保。HDDは値11を有するからデータ処理装置に対し
て使用される。
127 HC+HT+EFF:値HC+HT+EFFの組合せが音声および
/または画像発生器のローカルメモリにおける1または
2以上の位置をアドレス指定するため1または2以上の
アドレスを形成し、それに応じて付勢される。指示され
たアドレスには2進ワードが配置され、このワードを介
して、HC+HT+EFFにおいて符号化された音声または可
視表示が発生する。
128 PRES:これはHC+HT+EFFにおいて符号化情報のユー
ザに対する提示である。
129 CLR/RNN+PR−LOC+DIR REG+RP−LOC:拡張テーブ
ルがCLR/RNN+PR+LOCによって形成されたアドレスによ
りアドレス指定され、この位置に記憶された語ADRが読
取られる。
130 ADRS 語ADRが拡張テーブルをアドレス指定するの
に使用され、この位置に記憶されたコードが音声および
/または画像発生器へ転送される。
131,134 PRESA:受信したコードを介し当該発生器はCLR/
RNN+PR−LOC+DIRにおいて符号化された情報の提示を
行う。
132 OFFS?:これはメッセージにおける第2位置を示す00
000または10000以外のOFFSの値が存在するか否かを検査
するものである。
133 PR−LOC+OFF:メッセージに第2位置が存在する場
合、値OFFが値PR−LOCに付加され、従って拡張テーブル
および場所テーブルにおける第2位置に対するアドレス
を形成する。
135 LM?:これは長いメッセージであるか否かを検査する
ものである。
136 AUT:存在する場合にはグループの立の区分(SAV,DA
V)が当該発生器に供給され、ユーザに提示される。
137 STP:プログラムの終り。
第14aおよび14b図は2つの順次のグループのサブシー
ケンスSMR2の代替形式を示す。第14a図に示したサブシ
ーケンスは区分LOC1(8ビット)および区分(8ビッ
ト)を含み、各区分はメッセージが参照するそれぞれの
位置を示す。第14b図に示したサブシーケンスでは区分D
IR,STおよびSAVは第3d図に示したグループの区分に類似
しており、区分SCTNはメッセージの区分CLR−RNNにおい
て述べられた道路の区分、例えば、ドイツ連邦共和国に
おいて高速道路A8においてカールスルーエおよびストラ
スブール間に存在する区分を示す。実際上、第14aおよ
び14b図に示したフォーマットが使用された場合、道路
系の各道路は異なる区分に分割され(区分SCTNが5ビッ
トを含む場合最大で32区分)、従って位置LOC1およびLO
C2はSCTNに述べられた区分を参照する。
第14aおよび14b図に示されたフォーマットの選択は拡
張テーブルの異なる構成を意味しこれを第15図に示す。
この異なる構成はこのテーブルのアドレス指定レベルに
おいて配置され、区分ADRの内容は第12a図におけるもの
と等しいが異なる態様において編制されている。簡単に
するため区分ADRは第15図には図示せず、第1アドレス
表141およびn個の区分142−i(1≦i≦n)を示す。
各区分142−iの第1アドレスは文字Piで示す。第1ア
ドレス表141はn個のアドレスPiを含み、アドレスPiは
道路網の各道路Riに割り当てる。第1アドレス表はメッ
セージ区分CLR−RNNによってアドレス指定され、かつ拡
張テーブルの区分142−iにおける第1アドレスである
アドレスPiを道路CLR−RNN=Riに対して示す。
・第1サブ区分143は当該道路Riが幾つの区分に分割さ
れるかを示す数Nを含む。
・第2サブ区分144はメッセージの区分SCTN(第14b図)
によってアドレス指定できる第2アドレス表を含み、か
つ第3サブ区分145−jの第1アドレスであるアドレスS
A(i)を各区分SCTN(i)に対して指示する。
・m個の第3サブ区分145−j(1≦j≦m)。各第3
サブ区分の異なる位置はメッセージの区分LOC1およびLO
C2によてアドレス指定可能であり、このようにアドレス
指定された各位置には場所テーブルにおける位置を示す
アドレスADR(第12a図参照)が存在する。
第15図に示したこの拡張テーブルのアドレス指定を一
例につき以下に説明する。メッセージは次の如くである
(第14図のフォーマット)と仮定する。
CLR−RNN=R8(=A8) SCTN=2 LOC1=XX LOC2=YY かかるメッセージをドライバに提示する必要がある場
合データ処理装置は第1アドレス表141において位置R8
をアドレス指定し、区分142−8の第1アドレスを示す
アドレスP8を読取る。このアドレスP8には数N、例え
ば、道路R8が11の区分を含むことを示すN=11が記憶さ
れる。次いでデータ処理装置はアドレスP8+SCTN=P8+
2を形成して、場所P8+2が記憶された第2アドレス表
における位置P8+2をアドレス指定し、アドレスSA2に
よりサブ区分145−2の第1アドレスを指示する。次い
でデータ処理装置はアドレスSA2+LOC1=SA2+XXを形成
して、アドレスSA2+XXに記憶されたアドレスADR1を読
取る。その場合このアドレスADR1はメッセージの区分LO
C1が記憶されている場合の名称の場所テーブルにおける
位置を指示する。次いでこの区分の提示が上述した態様
で行われる。またデータ処理装置はアドレスSA2+LOC2
=SA2+YYをも形成し、この位置SA2+YYに記憶されたア
ドレスADR2を読取って、メッセージが参照する第2場所
を形成する。従って同一道路の同一区分における2つの
位置を同一メッセージにより指示できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置が使用される環境を示す図、 第2図はRDSシステムのグループ構成の種々の成分を示
す図、 第3a〜f図はRDSフォーマットの1グループの区分SMR1
およびSMR2の一例を詳細に示す図、 第4図は本発明による装置の一実施例のブロック図、 第5図はメッセージ分析処理装置の一例を示すフローチ
ャート、 第6図は2つのメッセージの一部分の内容の一例を示す
図、 第7aおよび7b図は地域テーブルおよび道路テーブルの一
例をそれぞれ示す図、 第8aおよび8b図は道路−地域対応テーブルおよび地域−
道路対応テーブルをそれぞれ示す図、 第9図は受信メッセージの内容の分析処理を示すフロー
チャート、 第10図は制御キーボードの一例を示す図、 第11図はメッセージ選択プログラムの一例を示すフロー
チャート、 第12aおよび12b図は拡張テーブルおよび位置テーブルの
一例をそれぞれ示す図、 第13図はメッセージ提示サブルーチンを示すフローチャ
ート、 第14aおよび14b図は2つの順次のグループのサブシーケ
ンスSMR2の変形例を示す図、 第15図は拡張テーブルの他の構成を示す図である。 1……道路情報センタ、2……送信機 3……リンク、4……無線局 5……キーボード、7……車両 8……受信アンテナ、9……無線受信機 10……ラジオ(−カセットプレーヤ)、11……キーボー
ド 30……無線受信機、31……受信メモリ 32……バス、33……データ処理装置 34……ランダムアクセスメモリ、35……読取専用メモリ 36……拡張テーブル、37……場所についてのテーブル 38……アンテナ、39……音声発生器 40……画像発生器、41……スピーカ 42……表示装置、43……キーボード 91……LCD装置、ETCD……データ収集装置 ETTD……データ処理端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−111536(JP,A) 特開 昭61−281331(JP,A) 特開 昭61−77889(JP,A) EBU REVIEW TECHNI CAL PARTA NO.204 P. 50−58

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル形態で送信されてくる道路情報メ
    ッセージを受信し且つ処理する道路情報メッセージ受信
    処理装置であって、各メッセージは少なくともこのメッ
    セージが関連する道路網のゾーンを示す第1区分を含ん
    でおり、この道路情報メッセージ受信処理装置はデータ
    処理制御の為のデータ処理装置を有しており、このデー
    タ処理装置はデータを伝送するためのバスに接続され、
    このバスには更に受信メッセージを記憶する受信メモリ
    と、記憶されたメッセージの中から選定すべきゾーンに
    関する情報を選択しうる選択装置と、選択されたメッセ
    ージを提示する提示装置とが接続されている当該道路情
    報メッセージ受信処理装置において、この道路情報メッ
    セージ受信処理装置はゾーンテーブルメモリを有するメ
    ッセージ分析装置を具え、このメッセージ分析装置は、
    メッセージを受信する度に受信メッセージの前記の第1
    区分に基づいて当該ゾーンを認識し、各メッセージに対
    し少なくとも1つの標識により、受信メッセージが属す
    るゾーンに応じてこれら受信メッセージをゾーンテーブ
    ルメモリに記憶させるために設けられており、前記の選
    択装置は前記のゾーンテーブルメモリをアクセスすると
    ともに、前記のゾーンテーブルメモリ内で指定されたゾ
    ーンに対するメッセージを取出すことにより前記の選択
    を行なわしめるために設けてあることを特徴とする道路
    情報メッセージ受信処理装置。
  2. 【請求項2】道路網の種々のゾーンが道路に対応し、種
    類および道路番号で表わされている請求項1に記載の道
    路情報メッセージ受信処理装置において、前記のゾーン
    テーブルメモリが道路のテーブルを含んでおり、この道
    路のテーブルには、メッセージがこれらが関連する道路
    に応じて入れられており、前記の標識は、当該メッセー
    ジが受信メモリ内に記憶されるアドレスを以て構成され
    ていることを特徴とする道路情報メッセージ受信処理装
    置。
  3. 【請求項3】道路網の種々のゾーンが少なくとも1つの
    国の地域に対応する請求項1または2に記載の道路情報
    メッセージ受信処理装置において、受信メッセージ中で
    このメッセージが関連する地域を検出するためにこの道
    路情報メッセージ受信処理装置に検出装置が設けられて
    おり、この検出装置に前記のメッセージ分析装置が接続
    され、前記のゾーンテーブルメモリ中のゾーンテーブル
    は、メッセージがこれらに関連する地域に応じて入れら
    れている地域テーブルを含んでおり、前記の標識は当該
    メッセージが受信メモリに記憶されるアドレスを以て構
    成されていることを特徴とする道路情報メッセージ受信
    処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の道路情報メッセージ受信
    処理装置において、この道路情報メッセージ受信処理装
    置は、道路−地域対応テーブルが関連する道路網の予定
    数の道路に対し、この予定数の道路の各々に対する道路
    メッセージの最大数を表わすオーバーフローインデック
    スを記憶する道路−地域対応テーブルを含んでおり、ま
    たこの道路情報メッセージ受信処理装置には、各道路に
    対し記憶されたメッセージの個数が当該道路に対するオ
    ーバーフローインデックスによって示される数に達して
    いないかを検査するために、また道路テーブルに記憶さ
    れたメッセージの数がオーバーフローインデックスによ
    って示される数に達した道路に対するメッセージの存在
    を廃棄するために、道路−地域対応テーブルおよび道路
    テーブルに関連する検査装置が設けられていることを特
    徴とする道路情報メッセージ受信処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の道路情報メッセージ受信
    処理装置において、道路網の予定数の道路のうちの各々
    に対し、当該道路が通っている少なくとも1つの地域を
    示す少なくとも1つのインデックスを記憶する道路−地
    域対応テーブルを基準装置が具えていることを特徴とす
    る道路情報メッセージ受信処理装置。
  6. 【請求項6】請求項3または5に記載の道路情報メッセ
    ージ受信処理装置において、この道路情報メッセージ受
    信処理装置は、予定数の地域の各々に対する道路メッセ
    ージの最大数を表わすオーバーフローインデックスをこ
    の予定数の地域に対し記憶する地域−道路対応テーブル
    を具えており、また、この道路情報メッセージ受信処理
    装置には、各地域に対し記憶されたメッセージの数が当
    該地域に対するオーバーフローインデックスによって表
    わされる数に達しなかったかを検査すると共に地域テー
    ブルに記憶されたメッセージの数がオーバーフローイン
    デックスによって表わされる数に達した地域に対するメ
    ッセージの存在を廃棄するために地域−道路対応テーブ
    ルおよび地域テーブルに関連する検査装置が設けられて
    いることを特徴とする道路情報メッセージ受信処理装
    置。
  7. 【請求項7】請求項4〜6のいずれか一項に記載の道路
    情報メッセージ受信処理装置において、前記の検査装置
    は前記の数のメッセージの中から古いメッセージの存在
    を廃棄する手段を有していることを特徴とする道路情報
    メッセージ受信処理装置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の道路情報メッセージ受信
    処理装置において、前記の地域−道路対応テーブルはそ
    の中の各地域に対し、この地域を通る少なくとも1つの
    道路を有していることを特徴とする道路情報メッセージ
    受信処理装置。
  9. 【請求項9】請求項5に記載の道路情報メッセージ受信
    処理装置において、前記の地域−道路対応テーブルはそ
    の中の各地域に対し、この地域を通る少なくとも1つの
    道路を有しており、前記の検査装置は、道路−地域対応
    テーブルおよび地域−道路対応テーブルを用いてメッセ
    ージの存在が廃棄された当該メッセージが関連する地域
    および道路を検査するとともに、道路テーブルおよび地
    域テーブル中でそれぞれ存在が廃棄されたメッセージを
    地域テーブルおよび道路テーブルから廃棄させる手段を
    具えていることを特徴とする道路情報メッセージ受信処
    理装置。
  10. 【請求項10】請求項4〜6のいずれか一項に記載の道
    路情報メッセージ受信処理装置において、道路−地域対
    応テーブルおよび地域−道路対応テーブルにそれぞれ記
    憶された各道路および各地域にオーバーフローインデッ
    クスを割当て、これらオーバーフローインデックスは道
    路−地域対応テーブルおよび地域−道路対応テーブル中
    にそれぞれ記憶されていることを特徴とする道路情報メ
    ッセージ受信処理装置。
  11. 【請求項11】各メッセージが2つのブロックより成る
    少なくとも1つのシーケンスを有し、各ブロックは情報
    区分のチェック区分とを有し、チェック区分はブロック
    を同期させるためのシフトワードを有し、予定のブロッ
    クに対し第1および第2シフトワードを用いるようにし
    た請求項1〜10のいずれか一項に記載の道路情報メッセ
    ージ受信処理装置において、メッセージの第1シーケン
    スに対し、第1シフトワードを用い、これと同じメッセ
    ージの他のシーケンスに対し、第2シフトワードを用
    い、道路情報メッセージ受信処理装置には、受信メッセ
    ージのシフトワードを復号するとともに第1シフトワー
    ドを復号した際にセッティング信号を発生する復号器が
    設けられ、道路情報メッセージ受信処理装置は更に前記
    の復号器に接続されたシーケンスカウンタを有し、この
    シーケンスカウンタはセッティング信号による制御の下
    でセットしうるようになっていることを特徴とする道路
    情報メッセージ受信処理装置。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の道路情報メッセージ受
    信処理装置において、前記の選択装置には少なくとも2
    つのゾーンの共通部分および総合の双方またはいずれか
    一方の選択を行ないうる手段が設けられていることを特
    徴とする道路情報メッセージ受信処理装置。
  13. 【請求項13】請求項1に記載の道路情報メッセージ受
    信処理装置において、前記の選択装置には、メッセージ
    の受信後にこのメッセージを直ちに選択ゾーンに提示す
    るキーが設けられていることを特徴とする道路情報メッ
    セージ受信処理装置。
  14. 【請求項14】メッセージが、当該メッセージの情報の
    種々の区分を表わす符号化ワードがその都度入れられる
    数個の区分を有している請求項1に記載の道路情報メッ
    セージ受信処理装置において、この道路情報メッセージ
    受信処理装置には、前記の提示装置に接続された変換テ
    ーブルメモリが設けられており、この変換テーブルメモ
    リは種々の符号化ワードによりアドレスしうるようにな
    っており、この変換テーブルメモリにはメッセージを提
    示するための他の符号化ワードが記憶されていることを
    特徴とする道路情報メッセージ受信処理装置。
  15. 【請求項15】メッセージの第2区分にこのメッセージ
    が関連するゾーン中に位置する位置が含まれている請求
    項14に記載の道路情報メッセージ受信処理装置におい
    て、前記の変換テーブルメモリには、道路情報が関連す
    る少なくとも1つの国の種々の位置が他の符号化ワード
    の形態で記憶されていることを特徴とする道路情報メッ
    セージ受信処理装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の道路情報メッセージ受
    信処理装置において、各メッセージには、第2区分に含
    まれている位置に対し相対的な他の位置を指示しうる偏
    移値が含まれており、道路情報メッセージ受信処理装置
    には、メッセージの第2および第3区分に基づいて変換
    テーブルメモリに対するアドレスを形成するためのアド
    レス発生器が設けられていることを特徴とする道路情報
    メッセージ受信処理装置。
  17. 【請求項17】請求項15に記載の道路情報メッセージ受
    信処理装置において、前記の第2区分は、第1区分中に
    入れられたゾーン中の区分を表わす第1サブ区分と、こ
    の第1サブ区分で表わされた区分中の第1および第2位
    置をそれぞれ表わす第2および第3区分とに分割され、
    前記の変換テーブルメモリはn個の区分に分割され、こ
    の変換テーブルメモリは、n個の区分の各々の第1アド
    レスを表わす第1アドレス表を含み、第1アドレス表に
    おける位置はメッセージの第1区分によりアドレスする
    ことができ、n個の区分は各々はm個のサブ区分に分割
    され、これらの各区分はメッセージの前記の第1サブ区
    分によりアドレスしうる第2アドレス表を含んでいると
    ともにm個のサブ区分の各々の第1アドレスを含んでお
    り、m個のサブ区分の1つにおける位置が第2或いは第
    3サブ区分によりアドレスしうるようになっていること
    を特徴とする道路情報メッセージ受信処理装置。
  18. 【請求項18】請求項16または17に記載の道路情報メッ
    セージ受信処理装置において、変換テーブルメモリが拡
    張テーブルと場所テーブルとを含んでおり、拡張テーブ
    ルは第1および第2区分或いは第1,第2および第3区分
    により成るまたはこれらの双方より成る各アドレスに対
    し、場所テーブル中の位置を表わすアドレスを含んでい
    ることを特徴とする道路情報メッセージ受信処理装置。
  19. 【請求項19】請求項1に記載の道路情報メッセージ受
    信処理装置において、この道路情報メッセージ受信処理
    装置は車両に対する道路ナビゲーションシステムに接続
    されており、このナビゲーションシステムには出発点と
    目的地との間のルートを決定する手段が設けられてお
    り、このナビゲーションシステムには更に、前記のルー
    トが通る少なくとも1つのゾーンを前記の選択装置に送
    信するとともに提示されたこのゾーンに関連するメッセ
    ージを受信する手段が設けられており、ルートを決定す
    る前記の手段は、受信したメッセージを分析するととも
    に受信メッセージ中で提示された前記のゾーンに交通問
    題があるかどうかを認識し、且つ交通問題がある場合に
    新たなルートを決定する手段を有していることを特徴と
    する道路情報メッセージ受信処理装置。
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