JP5012727B2 - 情報提供装置、受信情報の選択出力方法、及び情報提供プログラム - Google Patents

情報提供装置、受信情報の選択出力方法、及び情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プッシュ配信される情報を受信して提供する情報提供装置、特に、配信された受信情報を状況に応じて選択して出力する選択出力方法、及び情報提供プログラムに関する。
ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)のETC(Electronic Toll Collection:ノンストップ自動料金収受)システム等に用いられるDSRC(Dedicated Short Range Communication:狭帯域通信)を利用して、路側に設置されたアクセスポイントと呼ばれる路側無線装置から自動車に搭載されている車載器に、周辺の交通情報や店舗等の地域情報をプッシュ配信するサービスがある。
このようなプッシュ配信システムにより、アクセスポイント毎にその地域に密着した最新の情報を自動的に得ることができるので、特に交通の集中する市街地において、的確な情報提供によって交通環境の改善を図ることができるとされている。
下記特許文献1には、プッシュ配信システムから配信された受信情報を一旦メモリに蓄積しておいて、検索の操作が行われた時に受信情報を再生する蓄積再生方式の車載器において、ユーザが必要に応じて情報を消去せずに保存しておき、必要なときに再確認することができるように構成したDSRC車載器が記載されている。
特開2007−109032号公報
しかしながら、従来のプッシュ配信システムでは、次のような問題点があった。
即ち、特許文献1では受信したデータを蓄積することが記載されているが、どのように出力することが好ましいかを開示していない。
本発明は、プッシュ配信サービスで得られた情報の中から、ユーザの行動様式に基づい
て情報を選択して出力することができる情報提供装置受信情報の選択出力方法、及び情報提供プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る情報提供装置は、路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置であって、前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段と、前記位置測定手段の測定結果に基づいて、基準時間以上継続して留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段と、前記立寄データ記憶手段に前記位置情報を記憶するか否かを判定するための前記基準時間を、留まっていた箇所のカテゴリを示すカテゴリコード毎に記憶する判定基準記憶手段と、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に基づいて前記路側無線装置から配信された配信情報を出力するか否かを判定し、その判定結果に従って該配信情報を出力する出力制御手段とを備えることを特徴とする。
なお、前記情報提供装置は、緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段を有し、前記出力制御手段は、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、そのカテゴリコードが前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードと異なるときには該配信情報を出力し、同一であるときには該配信情報の出力を停止するようにしても良い。
また、前記情報提供装置は、前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶手段と、緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段とを有し、前記出力制御手段は、車両が前記受信データ記憶手段に蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときに、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、その検索したカテゴリコードが該配信情報に含まれるカテゴリコードと異なるときには該配信情報を出力し、同一であるときには該配信情報の出力を停止するようにしても良い。
本発明の第2の観点に係る情報提供装置は、路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置であって、前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段と、緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、前記位置測定手段の測定結果に基づいて、予め定められた範囲の時間だけ留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段と、前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶手段と、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、同じカテゴリコードを有する位置情報が連続している場合には、前記路側無線装置から配信された同じカテゴリコードを含む配信情報を即時出力し、該情報提供装置が前記受信データ記憶手段に蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときにはその蓄積された配信情報を出力する出力制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る受信情報の選択出力方法は、路側無線装置から信された配信情報を、情報提供装置で受信して所望の情報を出力する受信情報の選択出力方法であって、前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定処理と、前記位置測定処理の測定結果に基づいて、基準時間以上継続して留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶処理と、前記立寄データ記憶処理で前記位置情報を記憶するか否かを判定するための前記基準時間を、留まっていた箇所のカテゴリを示すカテゴリコード毎に記憶する判定基準記憶処理と、前記立寄データ記憶処理で記憶された位置情報に基づいて前記路側無線装置から配信された配信情報を出力するか否かを判定し、その判定結果に従って該配信情報を出力する出力制御処理とを行うことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る受信情報の選択出力方法は、路側無線装置から配信された配信情報を、情報提供装置で受信して所望の情報を出力する受信情報の選択出力方法であって、前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定処理と、緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶処理と、前記位置測定処理の測定結果に基づいて、予め定められた範囲の時間だけ留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶処理と、前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶処理と、前記立寄データ記憶処理で記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶処理で記憶されたデータから検索し、同じカテゴリコードを有する位置情報が連続している場合には、前記路側無線装置から配信された同じカテゴリコードを含む配信情報を即時出力し、該情報提供装置が前記受信データ記憶処理で蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときにはその蓄積された配信情報を出力する出力制御処理とを行うことを特徴とする。
本発明の第5の観点に係る情報提供プログラムは、コンピュータを、路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段、前記位置測定手段の測定結果に基づいて、基準時間以上継続して留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段、前記立寄データ記憶手段に前記位置情報を記憶するか否かを判定するための前記基準時間を、留まっていた箇所のカテゴリを示すカテゴリコード毎に記憶する判定基準記憶手段、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に基づいて前記路側無線装置から配信された配信情報を出力するか否かを判定し、その判定結果に従って該配信情報を出力する出力制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明の第6の観点に係る情報提供プログラムは、コンピュータを、路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段、緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段、前記位置測定手段の測定結果に基づいて、予め定められた範囲の時間だけ留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段、前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶手段、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、同じカテゴリコードを有する位置情報が連続している場合には、前記路側無線装置から配信された同じカテゴリコードを含む配信情報を即時出力し、該情報提供装置が前記受信データ記憶手段に蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときにはその蓄積された配信情報を出力する出力制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、特定のカテゴリの箇所に長時間立ち寄っていた場合に、路側無線装置から受信した配信情報の中で同じカテゴリに属する情報の出力を停止することができる。
これとは逆に、短時間内に同じカテゴリに属する複数の施設に連続して立ち寄っていた場合には、そのカテゴリが所望のカテゴリとして登録されていなくても、該当するカテゴリに属する配信情報を出力することができる。従って、プッシュ配信サービスで得られた情報の中から、過去に立ち寄った場所の情報に基づいて必要な情報を取捨選択して出力することができるという効果がある。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態における情報提供装置は、例えば図9に示したタウンカーライフナビ・システムの自動車2に搭載される車載器として使用するもので、図1に示すように、通信部10、入出力部20、操作部30、記憶部40、音声処理部50、出力部60、及び制御部70等で構成されている。
通信部10は、GPS衛星5から送信されるGPS電波を受信するアンテナ11、このアンテナ11で受信したGPS電波を自車の位置情報である緯度・経度に変換するGPSモジュール12、アクセスポイントから5.4GHz帯のDSRCによる電波を受信するアンテナ13、及び、このアンテナ13で受信した電波を配信情報に変換するDSRCモジュール14で構成されている。位置情報と配信情報は、制御部70に送られるようになっている。
なお、アンテナ11とGPSモジュール12等は、カーナビゲーション・システムを利用することが出来る。
入出力部20は、速度センサ、走行距離センサ、方向センサ、ブレーキセンサ等のセンサ群21から出力される検出信号を取得して、制御部70に送るものである。
操作部30は、ハードキー、タッチパネル、リモコン等で構成され、ユーザからの指示入力を制御部70へ送るものである。
記憶部40は各種のデータを記憶するもので、受信データ記憶部41、立寄データ記憶部42、判定基準記憶部43、地図データ記憶部44等で構成されている。この内、受信データ記憶部41は、DSRCモジュール14で受信された配信情報の中から、ユーザによって予め設定されたジャンルの情報を受信データとして記憶するものである。
受信データのコンテンツ情報は、例えば図2に示すように、サービス事業者、情報提供企業、再生条件、有効期限、提供時間、対象地点、情報提供地点、嗜好データ等に関する情報で構成されている。
サービス事業者に関する情報には、サービス事業者を特定するための事業者コードの他、表示装置にサービス事業者名を表示させるためのサービス事業者表示テキスト、このサービス事業者名をスピーカから音声で出力するためのサービス事業者表音文字列が含まれる。
情報提供企業に関する情報には、企業コードの他、表示装置に企業名を表示させるための企業表示テキスト、この企業名をスピーカから音声で出力するための企業表音文字列、情報提供企業が提供するコンテンツ情報を選択するために画面に表示させる情報表示テキスト、音声で出力するための情報表音文字列、その情報がどのようなカテゴリ(例えば、区役所からのお知らせ、休日診療医のお知らせ、地域の情報、お店の情報等)に該当するかを示す嗜好データカテゴリが含まれている。なお、嗜好データカテゴリは、サービス事業者が予め分類した最大96項目の各カテゴリに対して、そのコンテンツが該当するか否かを“0”または“1”の1ビットで表示したビットレイアウトである。
再生条件は、その情報を受信した時点で即時再生するか、蓄積しておいて所定の地点で再生するか、ユーザの操作に従って再生するかの区別を行うものである。
有効期限は、コンテンツの有効期間を示すものであり、提供時間は、コンテンツの提供元の営業時間や提供時間を示すものである。
対象地点に関する情報には、サービス対象地点の緯度・経度を示す対象地点座標や、そのサービス対象地点の名称(店舗の名称等)を表示するための対象地点表示用テキスト、サービス内容を説明するための表示用文字データ、サービスを表す静止画の表示画像データ、サービス内容を音声で出力するための表音文字列データや圧縮音声データ、ビデオデータ等が含まれている。
情報提供地点に関する情報は、指定したコンテンツをポップアップ表示させる地点等に関するもので、地点の中心を緯度・経度で指定する情報提供中心座標、中心座標からの半径をエリアとして定義する情報提供エリア、再生する静止画の表示画像データ、表音文字列データ、圧縮音声データ等を含んでいる。なお、この情報提供地点は、1つのコンテンツについて、複数の地点を指定することが可能である。
嗜好データは、前述の嗜好データカテゴリの最大96ビットのビットレイアウトが、具体的にどのような内容に分類されているのか、即ち、96ビットのそれぞれのビットがどのようなカテゴリに対応付けられているのかを、テキストと表音文字列等で示すものである。嗜好データは、大分類、中分類、小分類に分類され、その小分類に対応してカテゴリコードが付与されている。なお、この嗜好データは、車載器内のデータベースに登録されるようになっている。
立寄データ記憶部42は、GPSモジュール12で受信された自車の位置情報や、入出力部20で検出したセンサ群21からの検出信号に基づいて、自車が基準時間以上、同一地点に留まっていた場合に、その情報を立寄データとして所定の期間だけ保存するものである。この立寄データの保存期間は、カテゴリコード毎に(例えば、ガソリンスタンドでは1日、レストランでは3時間等に)設定できるようになっている。
立寄データ記憶部42に保存される立寄データは、例えば図3に示すように、緯度・経度の位置情報、立ち寄った時刻、駐車していた時間、及びその位置情報に基づいて地図データ記憶部44から検索されたその地点に存在する施設のカテゴリコード等で構成されている。
判定基準記憶部43は、カテゴリコード毎に、立ち寄り先での用事が終了したか否かを判定するための基準時間を予め設定しておくものである。
判定基準記憶部43に設定される判定基準データは、例えば図4に示すように、カテゴリコード001〜003(病院)では15分、カテゴリコード006(レストラン)では30分、等に設定される。なお、この基準時間は、ユーザが任意に設定することが可能になっている。
地図データ記憶部44は、地点毎に存在する施設名等の地図データを記憶するものである。地図データ記憶部44には、例えば図5に示すように、緯度・経度の位置情報に対応して、施設名及びカテゴリコード等が記憶されるようになっている。なお、この地図データ記憶部44は、カーナビゲーション・システムの地図データベースを利用することもできる。
音声処理部50は、制御部70からの制御に基づいて、受信データの内の企業表音文字列や情報表音文字列を、音声合成モジュールを利用して音声信号に変換するものである。
出力部60は、ディスプレイやスピーカで構成され、制御部70からの制御に従って、受信データの内の企業表示テキストや情報表示テキストをディスプレイに表示したり、音声処理部50で生成された音声信号をスピーカから音響信号として出力したりするものである。
制御部70は、プロセッサとメモリを備えたコンピュータで構成され、プロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することによって、この情報提供装置全体の制御を行うと共に、通信部10、入出力部20、操作部30等から入力される各種のデータや信号に基づいて、出力部60に対する出力内容を制御するものである。
次に、図6のフローチャートに従って、制御部70による制御処理を説明する。
図6(a)のシステム終了処理に示すように、システムの終了時(情報提供装置の動作終了時)、即ち、車載器の電源スイッチがオフ状態にされたり、車両のエンジンキーがオフにされたとき、ステップS1において、制御部70は、車両の位置情報をGPSモジュール12から取得する。そして、ステップS2において、制御部70は、記憶部40の所定の領域にその位置情報を終了時の自車位置データとして、そのときの時刻と共に保存する。
ここで、車載器は、電源スイッチがオフ状態に設定されたり、エンジンキーがオフにされても、直ちに完全に電源が切断されるわけではなく、必要なデータを退避する機能が備わっているものを仮定している。なお、このような機能を持たない場合は、車両の位置情報を一定時間毎にGPSモジュール12から取得して、記憶部40の所定の領域に記憶する位置情報を周期的に更新するようにしておけば良い。これにより、誤差の少ない位置情報が保持されることになる。
図6(b)のシステム再起動処理に示すように、システムの再開時(情報提供装置の動作開始時)、即ち、車載器の電源スイッチがオン状態にされたり、車両のエンジンキーがオンにされたとき、ステップS3において、制御部70は、車両の位置情報をGPSモジュール12から取得する。
ステップS4において、このシステム再開時に取得した起動時の自車位置データと、システムの終了時に保存しておいた終了時の自車位置データを比較する。比較の結果、自車位置データが変化していれば(ステップS4;あり)、立寄データ記憶部42への保存は行わず、システム再起動処理を終了する。
一方、自車位置データが変化していなければ(ステップS4;なし)、ステップS5において、システム終了からシステム再開までの間の経過時間を算出する。そして、算出した経過時間が、判定基準記憶部43に設定されている判定基準データの基準時間を超えているか否かを調べる。
経過時間が基準時間を超えていなければ(ステップS5;いいえ)、立寄データ記憶部42への保存は行わずに、システム再起動処理を終了する。一方、経過時間が基準時間を超えていれば(ステップS5;はい)、ステップS6において、位置情報等を立寄データとして、立寄データ記憶部42に保存し、システム再起動処理を終了する。
システムの再起動後、図6(c)の情報出力処理に移行する。ステップS7において、制御部70は、DSRCモジュール14で受信した配信情報を、予め登録してあるジャンル(カテゴリコード)によってフィルタリングし、受信データとして受信データ記憶部41に格納する。
ステップS8において、制御部70は、一定時間毎に、立寄データ記憶部42に記憶された立寄データの内で所定の保存期間が経過したものを削除するための見直し処理を行う。即ち、制御部70は、立寄データ記憶部42に記憶された立寄データに対して、カテゴリコード毎に設定された保存期間(例えば、ガソリンスタンドの場合は1日、レストランの場合は3時間等)が経過したか否かを判定し、保存期間が経過している立寄データを削除する。
ステップS9において、制御部70は、車両の位置情報をGPSモジュール12から取得し、現在の車両の位置情報が、受信データ記憶部41に格納されている受信データの情報提供地点に該当するか否かを判定する。情報提供地点に該当しないときは(ステップS9;いいえ)、ステップS7へ戻り、ステップS7〜S9の動作を一定の周期で繰り返す。情報提供地点に該当するときは(ステップS9;はい)、ステップS10へ進む。
ステップS10において、受信データのカテゴリコードと同じカテゴリコードが、立寄データ記憶部42に立寄データとして保存されているか否かを調べる。受信データのカテゴリコードと同じカテゴリコードが、立寄データとして保存されている場合(ステップS10;はい)、その受信データの再生は行わない。受信データのカテゴリコードと同じカテゴリコードが、立寄データとして保存されていなければ(ステップS10;いいえ)、ステップS11へ進み、受信データの再生出力を行う。
なお、受信データの出力は、一般的にカーナビゲーション・システムの表示装置やスピーカを用いて行われるので、車両の走行中の出力方法(表示サイズや出力タイミング)については、車両走行の妨げとならないように配慮する必要がある。
ステップS7〜S11の処理は、システムが起動している間、繰り返して行われる。そして、システム終了の割り込み信号等が与えられたときに、情報出力処理は終了し、図6(a)のシステム終了処理に移行する。
以上のように、この第1の実施形態の情報提供装置は、カテゴリコード毎に予め基準時間を設定し、車両がそのカテゴリに該当する地点にその基準時間よりも長い間留まっていた場合に、その情報を立寄データとして記憶しておき、その立寄データと同じカテゴリの受信データを再生しないようにしている。これにより、現在のユーザにとって不要と想定される受信データが再生されることがなくなり、不必要な情報の出力によって煩わされることが少なくなるという利点がある。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、車両がある箇所に予め設定した基準時間以上立ち寄っていた場合に、その箇所と同じカテゴリに属する配信情報の再生を取り止めることによって、不必要な情報を出力しないようにしている。第2の実施形態は、これとは逆に、同じカテゴリに属する箇所を連続して短時間だけ訪れている場合に、ユーザの目的がまだ達成されていないと判断して、同じカテゴリに属する配信情報を積極的に出力するものである。
この受信情報の選択出力方法は、図1の情報提供装置によって実行されるものであるが、第1の実施形態では、立寄データ記憶部42に立ち寄り時間(駐車時間)が判定基準を超えるものを立寄データとして保存しているのに対し、図7に示す第2の実施形態に係る受信情報の選択出力方法では、立ち寄り時間が一定の範囲内にあるもの(例えば、3分以上15分以下)を立寄データとして保存するようにしている。
図7のステップS21において、システム再起動時にGPSモジュール12から自車の位置情報を取得する。
ステップS22において、記憶部40の所定の位置に格納されたシステム終了時の位置情報に基づいて、自車の位置がシステム終了時から変化しているか否かを判定する。変化している場合(ステップS22;あり)は、そのまま終了する。変化していない場合(ステップS22;なし)は、ステップS23へ進み、立ち寄り時間が一定の範囲内に有るか否かを判定する。
立ち寄り時間が一定の範囲内に入っていない場合(ステップS23;いいえ)は、そのまま終了する。入っている場合(ステップS23;はい)は、ステップS24へ進み、その位置情報を立寄データとして立寄データ記憶部42に保存する。ステップS24の後、ステップS25へ進む。
ステップS25では、立寄データ記憶部42に保存されている立寄データのカテゴリを調べ、同一のカテゴリを有する立寄データが連続しているか否かを調べる。連続していない場合(ステップS25;いいえ)は、そのまま終了し、連続している場合(ステップS25;はい)は、ステップS26へ進む。
ステップS26では、受信データ記憶部41に記憶されている受信データのカテゴリを調べ、ステップS25で連続していると判定されたカテゴリに属する受信データが有るか否かを判定する。該当する受信データがなければ(ステップS26;なし)、そのまま処理を終了し、該当する受信データが存在する場合(ステップS26;あり)は、ステップS27へ進む。
ステップS27において、ステップS26で見つけたカテゴリに属する受信データを再生し、その後、受信データの出力処理を終了する。
以上のように、この第2の実施形態の受信情報の選択出力方法は、同じカテゴリ(例えば、レストラン)に属する箇所を連続して訪れている場合に、ユーザの目的がまだ達成されていない(例えば、満席等で食事が出来ない)と判断して、同じカテゴリに属する配信情報を出力するようにしている。これにより、現在のユーザにとって必要と想定される配信情報を出力することが可能になり、必要な情報が直ちに得られるという、プッシュ配信サービスの本来のメリットを活かすことが出来る。
なお、本発明は、上記第1、第2の実施形態に限定されるものではなく、次のような種々の変形が可能である。
(a) 第1と第2の実施形態を組み合わせ、立ち寄り時間が基準時間よりも長い場合には、同じカテゴリの受信データの再生を取り止め、短い立ち寄り時間が連続する場合には、同じカテゴリの受信データを積極的に再生するようにしても良い。
例えば、図1中の立寄データ記憶部42を、第1の立寄データ記憶部42aと第2の立寄データ記憶部42bに分割する。そして、第1の立寄データ記憶部42aには、車両が一箇所に第1の基準時間以上留まっていた場所の立寄データを記憶し、第2の立寄データ記憶部42bには、車両が一箇所に第1の基準時間よりも短く、かつ第2の基準時間(但し、第1の基準時間>第2の基準時間)よりも長い時間留まっていた場所の立寄データを記憶する。
更に、制御部70では、図8に示す情報出力処理に従い、第2の立寄データ記憶部42bに記憶された立ち寄りデータに対応するカテゴリコードを地図データ記憶部44から検索し、同じカテゴリコードを有する立ち寄りデータが連続しているか否かを判定する(ステップS31)。同じカテゴリコードの立ち寄りデータが連続している場合(ステップS31;はい)は、路側無線装置から配信された受信データのカテゴリコードが、ステップS31で検出されたカテゴリコードと同じであるか否かを調べる(ステップS32)。
カテゴリコードが同じ場合(ステップS32;はい)は、そのカテゴリコードが出力情報として予め指定されたカテゴリコードであるか否かに関わらず、受信データを即時出力する(ステップS33)。なお、カテゴリコードが異なっている場合は、受信データのカテゴリコードが、予め出力するように指定されたカテゴリコードに該当するか否かを判定し(ステップS34)、該当する場合に、その受信データを受信データ記憶部41に記憶する(ステップS35)。
一方、ステップS31において、同じカテゴリコードを有する立寄データが連続していないと判定されたとき(ステップS31;いいえ)には、制御部70は、車両が受信データ記憶部41に蓄積された受信データに含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときに(ステップS36)、第1の立寄データ記憶部42aに記憶された立寄データに対応するカテゴリコードを地図データ記憶部44から検索する(ステップS37)。
そして、制御部70は、第1の立寄データのカテゴリコードと受信データに含まれるカテゴリコードを比較し(ステップS38)、異なるとき(ステップS38;いいえ)にはその受信データを出力し(ステップS39)、同一であるとき(ステップS38;はい)にはその受信データの出力を停止する。
(b) 第2の実施形態では、予め登録したカテゴリに限らず、登録していないカテゴリの配信情報でも積極的に再生するようにすることも可能である。即ち、路側無線装置から配信される情報は多岐に亘り、ユーザにとって不要なものが多数含まれている。従って、ユーザは、通常、表示出力したい情報のカテゴリを予め情報提供装置に登録しておき、情報提供装置では受信した情報の中から登録されたカテゴリの情報のみを、受信データとして記憶し、車両が情報表示地点に到達した時に出力するようにしている。
しかし、車両が短時間の間に、同じカテゴリに属する複数の箇所に連続して立ち寄っている場合、そのユーザの目的がまだ達成されていないと判断される。このような場合、そのカテゴリが表示出力したい情報として登録されていなくても、積極的に出力することはユーザにとって有益と考えられる。
(c) ある地点に立ち寄ったか否かの判定は、情報提供装置のオン・オフ操作や、エンジンキーの操作等に基づいて行われるシステムの終了と再起動のタイミングで判定しているが、周期的にGPSモジュールから位置情報を取得して判定することも出来る。即ち、システムが起動されている間でも、GPSモジュールから位置情報を周期的に監視し、一定時間その位置情報に変化がなければ、その地点に立ち寄ったと判定することができる。また、センサ群21の速度センサや走行距離センサの検出信号に基づいて、車両が停止していることを判定するようにしても良い。
(d) カテゴリの判別に嗜好データカテゴリコードを利用していたが、これとは別にカーナビゲーション装置のPOI(Point Of Interest)データと受信データの企業表示テキストや情報表示テキストを比較するようにしても良い。カーナビゲーション装置のPOIデータには、店舗名等の他、様々な情報が格納されているので、ユーザが立ち寄った地点の緯度・経度等の位置情報を元に、このPOIデータを入手し、これと受信したコンテンツ情報の企業表示テキスト等と比較する。この場合、一度立ち寄った施設に関してPOIデータから得られた情報(企業名やチェーン店名、扱っているサービス、製品等)が、受信データの企業表示テキストや情報表示テキスト等と一致すれば、一定期間その受信データは出力されないことになる。詰まり、カテゴリの判別に、地図データ記憶部44から検索されたカテゴリコードの代わりに、この地図データ記憶部44に記憶されている企業名等のテキストを使用することができる。
例えば、受信データの企業表示テキストが「マクドナルド」であり、立ち寄った施設のPOIデータに「マクドナルド」が含まれていれば、一定期間その受信データは出力されないこととなる。また、テキストの一致だけでなく、ジャンルの一致を見るようにしても良い。即ち、立ち寄った施設が「マクドナルド」である場合に、POIデータからジャンルを「ファーストフード」と判断し、受信データの企業表示テキストが「ロッテリア」である場合には、「ロッテリア」がナビゲーション装置のジャンルの「ファーストフード」に該当する店舗であるか検索し、該当する場合は一定期間その受信データを出力しないようにしても良い。
また、情報表示用テキストが「マクドナルド・クーポン」や「ポテト割引券」であれば、ナビゲーション装置はそのカテゴリを「食事」と判別することができる。なお、一般のカーナビゲーション装置のデータベースでは、「ポテト」だけではカテゴリを判別することはできないので、予め名称とカテゴリの対応表を、インターネットやDSRC通信を通してデータベースに登録しておく必要がある。過去に立ち寄った施設が「食事」のカテゴリに該当する場合には、同様に一定期間その受信データを出力しないようにしても良い。
更に、対象地点の座標データの一致を検出することにより、カテゴリが一致したと見なすこともできる。
(e) 受信データを記憶部に一旦蓄積し、車両が情報提供地点に到達したときに再生する蓄積再生方式について説明したが、蓄積せずに受信した時点で再生する即時再生方式にも同様に適用可能である。この即時再生方式の場合は受信データ記憶部を持たず、配信情報を受信した時点で、その受信データを出力するか否かを立寄データ記憶部42に記憶された立寄データに基づいて判断するように構成すれば良い。
また、車両が情報提供地点に到達したときに、再生するデータの出力の可否を立寄データに基づいて決定していたが、例えば対象地点のデータをリスト化して表示し、その出力の可否を利用者が指定するようにしても良い。
(f) 位置情報をGPSモジュールから取得しているが、それ以外の測位方法、例えば携帯電話システムの基地局からの信号に基づいて位置情報を得ることも可能である。
(g) 情報提供装置が車両に搭載されている場合について説明したが、この情報提供装置は、必ずしも車両に搭載されている必要はなく、自由に移動が可能な携帯型の装置であれば良い。
(h) タウンカーライフナビ・システムを例に実施形態を説明したが、同様のシステムにも適用可能である。
本発明の第1の実施形態を示す情報提供装置の構成図である。 図1中の受信データ記憶部に記憶される受信データの一例を示す図である。 図1中の立寄データ記憶部に保存される立寄データの一例を示す図である。 図1中の判定基準記憶部に設定される判定基準データの一例を示す図である。 図1中の地図データ記憶部に記憶される地図データの一例を示す図である。 (a)は図1の制御部による制御のシステム終了処理、(b)はシステム再起動処理、(c)は情報出力処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示す受信情報の情報出力方法のフローチャートである。 本発明のその他の実施形態を示す受信情報の情報出力方法のフローチャートである。 タウンカーライフナビ・システムの概念図である。
符号の説明
1 路側無線装置
2 自動車
3 通信ネットワーク
4 コンテンツ配信センタ
5 GPS衛星
10 通信部
12 GPSモジュール
14 DSRCモジュール
20 入出力部
21 センサ群
30 操作部
40 記憶部
41 受信データ記憶部
42 立寄データ記憶部
43 判定基準記憶部
44 地図データ記憶部
50 音声処理部
60 出力部
70 制御部

Claims (8)

  1. 路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置であって、
    前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段と、
    前記位置測定手段の測定結果に基づいて、基準時間以上継続して留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段と、
    前記立寄データ記憶手段に前記位置情報を記憶するか否かを判定するための前記基準時間を、留まっていた箇所のカテゴリを示すカテゴリコード毎に記憶する判定基準記憶手段と、
    前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に基づいて前記路側無線装置から配信された配信情報を出力するか否かを判定し、その判定結果に従って該配信情報を出力する出力制御手段と、を備える
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記情報提供装置は、緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、そのカテゴリコードが前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードと異なるときには該配信情報を出力し、同一であるときには該配信情報の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 前記情報提供装置は、前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶手段と、
    緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段とを有し、
    前記出力制御手段は、車両が前記受信データ記憶手段に蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときに、前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、その検索したカテゴリコードが該配信情報に含まれるカテゴリコードと異なるときには該配信情報を出力し、同一であるときには該配信情報の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報提供装置。
  4. 路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置であって、
    前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段と、
    緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段と、
    前記位置測定手段の測定結果に基づいて、予め定められた範囲の時間だけ留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段と、
    前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶手段と、
    前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、同じカテゴリコードを有する位置情報が連続している場合には、前記路側無線装置から配信された同じカテゴリコードを含む配信情報を即時出力し、該情報提供装置が前記受信データ記憶手段に蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときにはその蓄積された配信情報を出力する出力制御手段と、を備える
    ことを特徴とする情報提供装置。
  5. 路側無線装置から信された配信情報を、情報提供装置で受信して所望の情報を出力する受信情報の選択出力方法であって、
    前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定処理と、
    前記位置測定処理の測定結果に基づいて、基準時間以上継続して留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶処理と、
    前記立寄データ記憶処理で前記位置情報を記憶するか否かを判定するための前記基準時間を、留まっていた箇所のカテゴリを示すカテゴリコード毎に記憶する判定基準記憶処理と、
    前記立寄データ記憶処理で記憶された位置情報に基づいて前記路側無線装置から配信された配信情報を出力するか否かを判定し、その判定結果に従って該配信情報を出力する出力制御処理と、を行う
    ことを特徴とする受信情報の選択出力方法。
  6. 路側無線装置から配信された配信情報を、情報提供装置で受信して所望の情報を出力する受信情報の選択出力方法であって、
    前記情報提供装置の現在位置を測定する位置測定処理と、
    緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶処理と、
    前記位置測定処理の測定結果に基づいて、予め定められた範囲の時間だけ留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶処理と、
    前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶処理と、
    前記立寄データ記憶処理で記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶処理で記憶されたデータから検索し、同じカテゴリコードを有する位置情報が連続している場合には、前記路側無線装置から配信された同じカテゴリコードを含む配信情報を即時出力し、該情報提供装置が前記受信データ記憶処理で蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときにはその蓄積された配信情報を出力する出力制御処理と、を行う、
    ことを特徴とする受信情報の選択出力方法。
  7. コンピュータを、
    路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段、
    前記位置測定手段の測定結果に基づいて、基準時間以上継続して留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段、
    前記立寄データ記憶手段に前記位置情報を記憶するか否かを判定するための前記基準時間を、留まっていた箇所のカテゴリを示すカテゴリコード毎に記憶する判定基準記憶手段、
    前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に基づいて前記路側無線装置から配信された配信情報を出力するか否かを判定し、その判定結果に従って該配信情報を出力する出力制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報提供プログラム。
  8. コンピュータを、
    路側無線装置から配信された配信情報を受信して出力する情報提供装置の現在位置を測定する位置測定手段、
    緯度・経度で示されている位置とその位置に存在する施設のカテゴリを示すカテゴリコードとを対応付けて記憶するデータ記憶手段、
    前記位置測定手段の測定結果に基づいて、予め定められた範囲の時間だけ留まっていた箇所の位置情報を記憶する立寄データ記憶手段、
    前記路側無線装置から配信された配信情報に含まれるカテゴリコードが予め指定されたカテゴリコードに一致するときに、その配信情報を蓄積する受信データ記憶手段、
    前記立寄データ記憶手段に記憶された位置情報に対応するカテゴリコードを前記データ記憶手段から検索し、同じカテゴリコードを有する位置情報が連続している場合には、前記路側無線装置から配信された同じカテゴリコードを含む配信情報を即時出力し、該情報提供装置が前記受信データ記憶手段に蓄積された配信情報に含まれる情報提供地点情報で指定される地点に到達したときにはその蓄積された配信情報を出力する出力制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報提供プログラム。
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