JP2713178B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2713178B2
JP2713178B2 JP6197160A JP19716094A JP2713178B2 JP 2713178 B2 JP2713178 B2 JP 2713178B2 JP 6197160 A JP6197160 A JP 6197160A JP 19716094 A JP19716094 A JP 19716094A JP 2713178 B2 JP2713178 B2 JP 2713178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interlayer insulating
insulating film
film
contact hole
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6197160A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0846050A (ja
Inventor
洋貴 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6197160A priority Critical patent/JP2713178B2/ja
Priority to US08/509,235 priority patent/US5627400A/en
Priority to KR1019950023618A priority patent/KR0164945B1/ko
Publication of JPH0846050A publication Critical patent/JPH0846050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2713178B2 publication Critical patent/JP2713178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/52Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames
    • H01L23/522Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body
    • H01L23/525Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body with adaptable interconnections
    • H01L23/5256Arrangements for conducting electric current within the device in operation from one component to another, i.e. interconnections, e.g. wires, lead frames including external interconnections consisting of a multilayer structure of conductive and insulating layers inseparably formed on the semiconductor body with adaptable interconnections comprising fuses, i.e. connections having their state changed from conductive to non-conductive
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/20Programmable ROM [PROM] devices comprising field-effect components
    • H10B20/25One-time programmable ROM [OTPROM] devices, e.g. using electrically-fusible links
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置および
その製造方法に関し、特に冗長ビット・セルによって不
良ビット・セルを置換することのできる半導体記憶装置
およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置はますます高集積
化の一途をたどっており、それに伴い製造歩留りは一般
的に低下する傾向を示している。そのため、最近の半導
体記憶装置では、いくつかの冗長ビット・セルを余分に
メモリセルアレイ内に含ませておき、これにより不良ビ
ット・セルを置換できるようにして歩留りの低下を防止
している。この不良ビット・セルと良品ビット・セル
(冗長ビット・セル)の置換には予め形成しておいたヒ
ューズ配線をレーザ光照射手段などにより溶断して回路
をつなぎ変える手法が通常用いられている。
【0003】ところで、この際形成されるヒューズ配線
はそのためだけに余分に配線層を一層増やすのではな
く、一般にはビット線(ダイナミックランダムアクセス
メモリ=DRAMの場合)あるいはグランド配線(スタ
ティックランダムアクセスメモリ=SRAMの場合)あ
るいはワード線(不揮発性メモリ=EPROM、フラッ
シュメモリなどの場合)などと同一の層が用いられる。
【0004】また、これらの材料としては、高濃度にリ
ン(P)をドープした多結晶シリコン、タングステンシ
リサイド(WSi)、あるいはタングステンポリサイド
が主に使用されている。このヒューズ形成にあたっては
以下に示すように製造工程の増をもたらさないように工
夫されている(以下、この技術を第1の従来例とい
う)。
【0005】次に、図7、図8を参照して第1の従来例
の一例について説明する。図7は、従来のDRAMのヒ
ューズ部分の平面図であり、図8(a)〜(c)は、そ
の製造方法を説明するための、図7のC−C′線におけ
る断面での工程順断面図である。まず、p型シリコン基
板1の表面に素子分離酸化膜2を形成した後、ゲート酸
化膜3、ゲート電極4、n型拡散層5からなるnチャネ
ル型MOSトランジスタを形成し、全面を第1層間絶縁
膜6にて被覆する。
【0006】次に、n型拡散層5に達する第1コンタク
トホール7を開口し、タングステンシリサイド(WS
i)からなるビット線8を形成する。このときヒューズ
9も同時に形成される。さらに全面に第2層間絶縁膜1
0を形成する。次に、n型拡散層5に達する容量コンタ
クトホール11を開口し、コンタクトホール11を介し
てn型拡散層5に接続された蓄積電極12を形成する。
蓄積電極12の表面に容量絶縁膜13を形成し、さらに
対向電極14を形成する。その後全面に第3層間絶縁膜
16を形成する[図8(a)]。
【0007】次に、n型拡散層5やヒューズ9に達する
第2コンタクトホール17を開口する。図示していない
が、第2コンタクトホールはp型拡散層、ワード線、ビ
ット線、対向電極上にも開口している。全面に金属配線
バリア膜19を形成した後、第2コンタクトホール17
を埋設するようにタングステン(W)膜20を形成する
[図8(b)]。
【0008】次に、タングステン膜20を異方的にエッ
チバックし、第2コンタクトホール内部にタングステン
プラグ21を形成する。その後、全面に金属材料膜を成
膜し、これをパターニングして金属配線24を形成する
[図8(c)]。
【0009】ところでタングステンプラグ21を形成す
るのは以下のような理由による。半導体記憶装置は年々
微細化が進み、それに伴ってコンタクトホールのアスペ
クト比も高くなってきている。そのため、金属配線材料
だけで第2コンタクトホール17を介してn型拡散層5
などとコンタクトをとろうとしても、金属配線材料は段
差被覆性が悪く、コンタクトの信頼性を確保することが
できない。そのため、段差被覆性のよいタングステンで
コンタクトホールを埋設する必要があるのである。
【0010】以上のような工程を経てヒューズが形成さ
れるが、この場合のヒューズを流れる電流経路は、金属
配線24→タングステンプラグ21→タングステンシリ
サイド(ヒューズ9)→タングステンプラグ21→金属
配線24となる。
【0011】上述したように、ヒューズ配線のための特
別の工程を設けなくて済むようにするために、従来はヒ
ューズの材料に多結晶シリコン、シリサイド、ポリサイ
ド等が用いられてきたが、ヒューズ配線材料に、低エネ
ルギーで溶断が可能でその酸化物が揮発性物質となるモ
リブデン(Mo)、タングステン(W)、クロム(C
r)、バナジウム(V)を用いること(以下、これを第
2の従来例という)が、特開昭62−119938号公
報において提案されている。しかし、この場合にはヒュ
ーズ配線を形成するための特別の工程が必要となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した第1の従来例
では、ヒューズの材料としてリンドープの多結晶シリコ
ン、タングステンシリサイド、あるいはタングステンポ
リサイドを用いるが、これらの配線材料は層抵抗が数1
00Ω/□である。したがって、例えば層抵抗が0.1
Ω/□程度のタングステン(W)を用いた場合と比べる
と、メモリデバイスの動作速度は低下する。
【0013】上述した第2の従来例では、ヒューズ配線
の材料として、タングステン等の金属を用いているが、
この場合、ヒューズに対する配線導体にもアルミニウム
等に比較して比抵抗の高いタングステン等を用いている
ため、第1の従来例と同様の問題が生じる。また、第2
の従来例では、タングステンの成膜工程、ヒューズ配線
のパターニングを行うためのフォトリソグラフィ工程お
よびエッチング工程を新たに追加しなければならず、工
程数が増加してしまうという欠点があった。
【0014】本発明は上記状況に鑑みてなされたもので
あり、製造工程数を増加させることなく、ヒューズをよ
り低抵抗化することのできる半導体記憶装置およびその
製造方法を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、ヒューズの切断により不良ビット
・セルを冗長ビット・セルに置換することのできる半導
体記憶装置であって、上層層間絶縁膜(16)を貫通し
て形成されたコンタクトホールおよび/または上層層間
絶縁膜および下層層間絶縁膜(6、10)を貫通して形
成されたコンタクトホールを埋設する、高融点金属から
なるプラグ(21)と、前記上層層間絶縁膜を貫通して
開溝された溝(18)内に、該溝内を充填する形態にて
前記プラグと同一材料にて形成されたヒューズ(22)
と、前記上層層間絶縁膜上に形成された、前記プラグお
よび前記ヒューズの両端にそれぞれ接続された配線層
(24)と、を有する半導体記憶装置、が提供される。
そして、好ましくは前記プラグおよび前記ヒューズはタ
ングステンにより形成される。
【0016】また、その製造方法は、 (1)半導体基板上に下層層間絶縁膜を形成する工程
と、 (2)前記下層層間絶縁膜上に所定のパターンの導電膜
を形成する工程と、 (3)前記下層層間絶縁膜上に上層層間絶縁膜を形成す
る工程と、 (4)前記上層層間絶縁膜を貫通するコンタクトホール
および/または前記上層層間絶縁膜および前記下層層間
絶縁膜を貫通するコンタクトホール、並びに、前記上層
層間絶縁膜を貫通する溝を同時に開設する工程と、 (5)前記コンタクトホール内および前記溝内を含む全
面に高融点金属膜を堆積し、これを異方性エッチングに
よりエッチバックして前記コンタクトホール内および前
記溝内を高融点金属にて埋め込む工程と、 (6)前記上層層間絶縁膜上に、前記コンタクトホール
を介して下層の導電層に接続される配線層と、前記溝内
に埋設された高融点金属体の両端から引き出される配線
層とを形成する工程と、を有することを特徴としてい
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例を示す
断面図であり、図2はそのヒューズ部分の平面図であ
る。なお、図1は、図2のA−A′線における断面の状
態を示している。
【0018】図1、図2に示されるように、ヒューズ2
2は第3層間絶縁膜16に開溝された溝18内を埋め込
むように形成されている。この溝18は、第2コンタク
トホール17と同時に開設されたものであり、またヒュ
ーズ22は、コンタクトホール1を埋め込むタングステ
ンプラグ21と同時に形成されたものである。
【0019】ヒューズ22の下には金属配線バリア膜1
9を介してエッチングストッパ15が形成されている。
このエッチングストッパ15は、溝18を開溝する際の
ストッパとなる膜であって、この膜は情報記憶用キャパ
シタの対向電極14と同時に形成されたものである。こ
の膜は、比較的浅い溝18を深い第2コンタクトホール
17と同時に開口するため、溝が深くなり過ぎないよう
にするために設けられたものである。
【0020】次に、図3、図4を参照して第1の実施例
の半導体記憶装置の製造方法について説明する。なお、
図3(a)〜(c)および図4(a)〜(c)は、図1
と同じ断面での工程順断面図である。まず、図3(a)
に示すように、単結晶のp型シリコン基板1の表面に選
択酸化法による素子分離酸化膜2を800℃〜1200
℃の間の温度で300nm〜400nmの厚さに形成
し、次いで、700℃〜800℃の間の温度で熱酸化を
行って、10nm〜20nmの厚さのゲート酸化膜3を
形成する。
【0021】次に、多結晶シリコン膜をCVD法で約1
50nmの厚さに堆積し、これをパターニングしてゲー
ト電極4を形成し、ゲート電極4をマスクとしてイオン
注入を行い、ソース・ドレイン領域となるn型拡散層5
を形成する。次に、CVD法により、膜厚約100nm
の酸化シリコン膜および膜厚約200nmのボロンリン
ケイ酸ガラス膜(BPSG膜)からなる第1層間絶縁膜
6を形成する。
【0022】次に、図3(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術および異方性エッチングによりMOSト
ランジスタの一対のn型拡散層5の内の一方の領域上に
第1コンタクトホール7を開口する。次に、約100n
mの厚さにスパッタ法でタングステンシリサイド膜を成
膜し、再びフォトリソグラフィ技術および異方性エッチ
ングにより前述のタングステンシリサイド膜の不要部分
を除去してビット線8を形成する。次に、CVD法によ
り膜厚約200nmのBPSG膜からなる第2層間絶縁
膜10を形成する。
【0023】次に、図3(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術および異方性エッチングによりMOSト
ランジスタの一対のn型拡散層5の内の他方の領域上に
容量コンタクトホール11を開口する。次に、200〜
300nmの厚さにCVD法で多結晶シリコン膜を成膜
し、これにリンを拡散した後、フォトグラフィ技術およ
び異方性エッチングによりこの多結晶シリコン膜の不要
部分を除去して容量部の蓄積電極12を形成する。
【0024】次に、全面にCVD法によりシリコン窒化
膜(13)を約10nmの厚さに、続けて多結晶シリコ
ン膜(14)を約150nmの厚さに成膜し、多結晶シ
リコン膜にリンを拡散して低抵抗化した後、フォトグラ
フィ技術および異方性エッチングにより多結晶シリコン
膜およびシリコン窒化膜の不要部分を除去して容量部の
容量絶縁膜13と対向電極14を形成する。このとき、
将来ヒューズの形成される場所にも多結晶シリコン膜を
残しておきこれをエッチングストッパ15とする。次
に、CVD法により膜厚約200nmのBPSG膜から
なる第3層間絶縁膜16を形成する。
【0025】次に、図4(a)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術およびCF4 、CHF3 の混合ガスを含
んだ異方性エッチングにより、n型拡散層上、p型拡散
層(図示なし)上、ゲート電極上、ビット線上、対向電
極上などの所定の場所に第2コンタクトホール17を開
口する。このとき、ヒューズの配置される場所にもエッ
チングを施し、溝18を形成する。溝18を開口する領
域には前もってエッチングストッパ15が形成されてい
るため、溝18のエッチングは第3層間絶縁膜16をエ
ッチングするだけにとどまる。
【0026】なお、容量部の対向電極の材料としては、
多結晶シリコンの他にタングステンシリサイドなどの高
融点金属のシリサイドやあるいは多結晶シリコンと高融
点金属シリサイドの積層膜などが用いられることがあ
り、その場合にはエッチングストッパ15もそれらの材
料により形成されることになる。
【0027】次に、全面に金属配線バリア膜19として
例えばTi/TiNの積層膜を150nmの厚さに成膜
し、さらに第2コンタクトホール17および溝18を埋
設するように、全面にCVD法で高融点金属材料、例え
ばタングステン膜20を500nm〜1000nmの厚
さに成膜する。
【0028】次に、図4(b)に示すように、異方性エ
ッチングによりタングステン膜20をエッチバックし、
第2コンタクトホール17および溝18の内部にのみタ
ングステンを残留させる。これにより第2コンタクトホ
ール17内にタングステンプラグ21が、溝18内にヒ
ューズ22が形成される。その後、全面に例えばアルミ
ニウムを約500nmの厚さにスパッタ法で成膜して、
金属配線材料膜23を形成する。
【0029】次に、図4(c)に示すように、フォトリ
ソグラフィ技術および異方性エッチングにより金属配線
材料膜23と金属配線バリア膜19の不要部分を除去し
て金属配線24を形成する。このときの異方性エッチン
グにCl2 、BCl3 の混合ガスを用いれば、アルミニ
ウムやTi/TiNは容易にエッチングされるが、タン
グステンはほとんどエッチングされない。
【0030】[第2の実施例]次に、図5、図6を参照
して本発明の第2の実施例について説明する。図5は、
本発明の第2の実施例のヒューズ部分の平面図であり、
図6(a)〜(c)は、図5のB−B′部分を含む断面
での工程断面図である。この第2の実施例は、図5と図
2の対比から明らかなように溝18の内壁に金属配線バ
リア膜19が形成されていない点で第1の実施例とは異
なっている。また、その製造工程は、第1の実施例の場
合と比較して、第2コンタクトホール17および溝18
内部に高融点金属材料(例えばタングステン)を埋設す
る工程と、金属配線バリア膜の形成順とが異なるだけ
で、その他の工程については基本的に同じ製造工程が用
いられている。よって、ここでは高融点金属材料を第2
コンタクトホール17および溝18内部に埋設する工程
以降の工程を主として説明することとする。
【0031】この実施例の製造方法において、図3
(a)〜(c)の工程はそのまま用いられている。その
後、図6(a)に示すように、フォトリソグラフィ技術
およびCF4 、CHF3 の混合ガスを含んだ異方性エッ
チングにより、n型拡散層上、p型拡散層(図示なし)
上、ゲート電極上、ビット線上、対向電極上などの所定
の場所に第2コンタクトホール17を開口し、このとき
ヒューズを配置すべき場所もエッチングして溝18を形
成する。次に、第2コンタクトホール17および溝18
の内部に選択的に高融点金属、例えばタングステンを成
長させて第2コンタクトホール17および溝18を埋設
し、タングステンプラグ21およびヒューズ22を形成
する。
【0032】次に、図6(b)に示すように、全面に金
属配線バリア膜19として例えばTi/TiNの積層膜
を150nmの厚さに成膜し、その後再び全面に例えば
アルミニウムを約500nmの厚さにスパッタ法で成膜
して金属配線材料膜23を形成する。次に、図6(c)
に示すように、フォトリソグラフィ技術および異方性エ
ッチングにより金属配線材料膜23と金属配線バリア膜
19の不要部分を除去して金属配線24を形成する。
【0033】以上説明したように、本発明によるヒュー
ズの形成方法によれば、第2コンタクトホールを埋設す
るための高融点金属材料、例えばタングステンをヒュー
ズとして利用している。このため、従来技術に比べて製
造工程数を増加させることなく、ヒューズの低抵抗化を
実現することができる。
【0034】なお、実施例ではヒューズ材料の高融点金
属としてタングステン(W)を使用する場合について説
明した。タングステンはCVD用のソースガスが扱いや
すく、しかもシリコンと反応しにくいという性質がある
ため、半導体装置の製造材料として広く用いられてお
り、本発明においても好適に採用される。しかし、この
材料に代え、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、バ
ナジウム(V)などの高融点金属材料を用いてもよい。
また、本発明は、SRAM、EPROM、EEPRO
M、フラッシュメモリ等、DRAM以外の半導体記憶装
置にも適用が可能なものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体記憶装置では、第2コンタクトホールを埋設するプラ
グと同時に形成される高融点金属膜をヒューズとして利
用している。このため従来技術に対して製造工程数を増
加させることなく低抵抗のヒューズを得ることができ
る。よって、本発明によれば、コスト増を招くことなく
デバイスの高速動作化を実現することができる。また、
ヒューズにタングステン等の高融点金属を用いることに
より、低エネルギーでの溶断が可能となり、また溶断時
に生成される酸化物の除去が容易となるという効果も期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施例のヒューズ部分の平面
図。
【図3】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程断面図の一部。
【図4】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図3の工程に続く工程の工程断面図。
【図5】本発明の第2の実施例のヒューズ部分の平面
図。
【図6】本発明の第2の実施例の製造方法を説明するた
めの工程断面図。
【図7】従来例のヒューズ部分の平面図。
【図8】従来例の製造方法を説明するための工程断面
図。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板 2 素子分離酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 n型拡散層 6 第1層間絶縁膜 7 第1コンタクトホール 8 ビット線 9 ヒューズ 10 第2層間絶縁膜 11 容量コンタクトホール 12 蓄積電極 13 容量絶縁膜 14 対向電極 15 エッチングストッパ 16 第3層間絶縁膜 17 第2コンタクトホール 18 溝 19 金属配線バリア膜 20 タングステン膜 21 タングステンプラグ 22 ヒューズ 23 金属配線材料膜 24 金属配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/115

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズの切断により不良ビット・セル
    を冗長ビット・セルに置換することのできる半導体記憶
    装置であって、 上層層間絶縁膜を貫通して形成されたコンタクトホール
    および/または上層層間絶縁膜および下層層間絶縁膜を
    貫通して形成されたコンタクトホールに埋設された、高
    融点金属からなるプラグと、 前記上層層間絶縁膜を貫通して開溝された溝内に、該溝
    内を充填する形態にて前記プラグと同一材料にて形成
    れたヒューズと、 前記上層層間絶縁膜上に形成された、前記プラグおよび
    前記ヒューズの両端に接続された配線層と、 を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記高融点金属がタングステンであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記溝の底面には該溝を開溝する際のエ
    ッチングストッパとなる導電膜が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記導電膜が、前記下層層間絶縁膜上に
    形成された電極または配線層と同一の材料により形成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 ヒューズの切断により不良ビット・セル
    を冗長ビット・セルに置換することのできる半導体記憶
    装置の製造方法であって、 (1)半導体基板上に下層層間絶縁膜を形成する工程
    と、 (2)前記下層層間絶縁膜上に所定のパターンの導電膜
    を形成する工程と、 (3)前記下層層間絶縁膜上に上層層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 (4)前記上層層間絶縁膜を貫通するコンタクトホール
    および/または前記上層層間絶縁膜および前記下層層間
    絶縁膜を貫通するコンタクトホール、並びに、前記上層
    層間絶縁膜を貫通する溝を同時に開設する工程と、 (5)前記コンタクトホール内および前記溝内を含む全
    面に高融点金属膜を堆積し、これを異方性エッチングに
    よりエッチバックして前記コンタクトホール内および前
    記溝内を高融点金属にて埋め込む工程と、 (6)前記上層層間絶縁膜上に、前記コンタクトホール
    を介して下層の導電層に接続される配線層と、前記溝内
    に埋設された高融点金属体の両端から引き出される配線
    層とを形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
JP6197160A 1994-08-01 1994-08-01 半導体記憶装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2713178B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6197160A JP2713178B2 (ja) 1994-08-01 1994-08-01 半導体記憶装置およびその製造方法
US08/509,235 US5627400A (en) 1994-08-01 1995-07-31 Semiconductor memory device
KR1019950023618A KR0164945B1 (ko) 1994-08-01 1995-08-01 반도체 메모리 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6197160A JP2713178B2 (ja) 1994-08-01 1994-08-01 半導体記憶装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0846050A JPH0846050A (ja) 1996-02-16
JP2713178B2 true JP2713178B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=16369776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6197160A Expired - Fee Related JP2713178B2 (ja) 1994-08-01 1994-08-01 半導体記憶装置およびその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5627400A (ja)
JP (1) JP2713178B2 (ja)
KR (1) KR0164945B1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2802262B2 (ja) * 1995-06-26 1998-09-24 現代電子産業株式会社 半導体素子のキャパシター製造方法
JPH0955440A (ja) * 1995-08-17 1997-02-25 Sony Corp 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US5712206A (en) * 1996-03-20 1998-01-27 Vanguard International Semiconductor Corporation Method of forming moisture barrier layers for integrated circuit applications
US6175145B1 (en) * 1997-07-26 2001-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of making a fuse in a semiconductor device and a semiconductor device having a fuse
JPH1187646A (ja) * 1997-09-02 1999-03-30 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路およびその製造方法
US5955380A (en) * 1997-09-30 1999-09-21 Siemens Aktiengesellschaft Endpoint detection method and apparatus
US6048794A (en) * 1997-10-20 2000-04-11 Industrial Technology Research Institute Selective W CVD plug process with a RTA self-aligned W-silicide barrier layer
US6294453B1 (en) 1998-05-07 2001-09-25 International Business Machines Corp. Micro fusible link for semiconductor devices and method of manufacture
US6524941B2 (en) 1998-06-08 2003-02-25 International Business Machines Corporation Sub-minimum wiring structure
JP4397060B2 (ja) * 1998-07-06 2010-01-13 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
JP4322330B2 (ja) * 1998-09-04 2009-08-26 エルピーダメモリ株式会社 半導体集積回路装置の製造方法
US6562674B1 (en) * 1999-07-06 2003-05-13 Matsushita Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device and method of producing the same
US6180503B1 (en) * 1999-07-29 2001-01-30 Vanguard International Semiconductor Corporation Passivation layer etching process for memory arrays with fusible links
US6498385B1 (en) * 1999-09-01 2002-12-24 International Business Machines Corporation Post-fuse blow corrosion prevention structure for copper fuses
US6936527B1 (en) 2000-12-19 2005-08-30 Xilinx, Inc. Low voltage non-volatile memory cell
US6496416B1 (en) 2000-12-19 2002-12-17 Xilinx, Inc. Low voltage non-volatile memory cell
US20040159906A1 (en) 2002-05-01 2004-08-19 Shingo Hashimoto Semiconductor device and blowout method of fuse
KR100386625B1 (ko) * 2001-06-28 2003-06-09 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조방법
KR100444722B1 (ko) * 2002-04-08 2004-08-16 아남반도체 주식회사 퓨즈 라인 제조 방법
US6964906B2 (en) * 2002-07-02 2005-11-15 International Business Machines Corporation Programmable element with selectively conductive dopant and method for programming same
US6930920B1 (en) 2002-10-29 2005-08-16 Xilinx, Inc. Low voltage non-volatile memory cell
US8598679B2 (en) * 2010-11-30 2013-12-03 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Stacked and tunable power fuse

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8002634A (nl) * 1980-05-08 1981-12-01 Philips Nv Programmeerbare halfgeleiderinrichting en werkwijze ter vervaardiging daarvan.
JPS60128640A (ja) * 1983-12-16 1985-07-09 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法
US4811078A (en) * 1985-05-01 1989-03-07 Texas Instruments Incorporated Integrated circuit device and process with tin capacitors
JPS62119938A (ja) * 1985-11-20 1987-06-01 Mitsubishi Electric Corp 冗長性回路を備えた半導体装置
JPS62169348A (ja) * 1986-01-21 1987-07-25 Nec Corp 半導体装置
US4792835A (en) * 1986-12-05 1988-12-20 Texas Instruments Incorporated MOS programmable memories using a metal fuse link and process for making the same
JPH04132243A (ja) * 1990-09-21 1992-05-06 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置とその品種展開方式
JP2905314B2 (ja) * 1991-07-08 1999-06-14 シャープ株式会社 半導体装置の製造方法
JP3085745B2 (ja) * 1991-09-04 2000-09-11 沖電気工業株式会社 半導体装置の製造方法
JPH0629409A (ja) * 1992-07-10 1994-02-04 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR0164945B1 (ko) 1998-12-15
KR960009179A (ko) 1996-03-22
US5627400A (en) 1997-05-06
JPH0846050A (ja) 1996-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2713178B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
EP0661752B1 (en) Dynamic random access memory device and method for producing the same
KR100748821B1 (ko) 반도체집적회로장치및그의제조방법
US6503803B2 (en) Method of fabricating a semiconductor integrated circuit device for connecting semiconductor region and electrical wiring metal via titanium silicide layer
US4755864A (en) Semiconductor read only memory device with selectively present mask layer
US5744394A (en) Method for fabricating a semiconductor device having copper layer
US6452227B2 (en) Semiconductor memory device and manufacturing method thereof
US6812542B2 (en) Electric fuse whose dielectric breakdown resistance is controlled by injecting impurities into an insulating film of a capacitor structure, and a method for manufacturing the same
JP2585140B2 (ja) 半導体装置の配線接触構造
US6303422B1 (en) Semiconductor memory and manufacturing method thereof
US6551920B2 (en) Semiconductor device and fabrication method thereof
US4825271A (en) Nonvolatile semiconductor memory
US6146981A (en) Method of manufacturing buried contact in SRAM
US6559489B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JPS60113460A (ja) ダイナミックメモリ素子の製造方法
US5814875A (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same apparatus and method for providing semiconductor devices having a field shield element between devices
JPH0855852A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6150267A (en) Method of manufacturing buried contact in SRAM
KR100192064B1 (ko) 저저항 배선구조를 갖는 반도체장치 및 그 제조방법
JPH01201940A (ja) 半導体装置の電極配線形成方法
JPH1098167A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JP3420522B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH11307640A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH10256509A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH10189914A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees