JPH11307640A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH11307640A
JPH11307640A JP10110832A JP11083298A JPH11307640A JP H11307640 A JPH11307640 A JP H11307640A JP 10110832 A JP10110832 A JP 10110832A JP 11083298 A JP11083298 A JP 11083298A JP H11307640 A JPH11307640 A JP H11307640A
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JP
Japan
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fuse
insulating film
forming
film
polysilicon
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JP10110832A
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English (en)
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Yasutaka Nishioka
康隆 西岡
Takayuki Inbe
貴之 印部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細化の進展した半導体記憶装置において、
製造コストを増大させることなくポリシリコンからなる
ヒューズを形成する。 【解決手段】 冗長回路領域の分離酸化膜2上に、ポリ
サイド膜7aおよびシリコン窒化膜6b1を介在してヒ
ューズ8aを形成する。ポリサイド膜7aはゲート電極
(ワード線)7と同一工程で形成され、シリコン窒化膜
6b1はシリコン窒化膜6bと同一工程で形成され、ヒ
ューズ8aはポリシリコンプラグ8と同一工程で形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板上に
複数の容量キャパシタと、転送ゲート(ワード線)と、
ビット線とを有する半導体記憶装置およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体記憶装置の一例として
DRAM(Dynamic Random Memory )は広く知られてい
る。図7は、従来のDRAMの一例を示す断面図であ
る。
【0003】図7を参照して、DRAMは、記憶素子が
形成される記憶素子領域と、記憶素子領域の周辺に設け
られた冗長回路領域とを有する。記憶素子は、MOSト
ランジスタとキャパシタ12とを含む。MOSトランジ
スタは、シリコン基板1の主表面上に形成されたゲート
電極(ワード線)7と、1対の不純物領域(図示せず)
とを備え、シリコン基板1の主表面に選択的に形成され
た分離酸化膜2に囲まれる素子形成領域内に形成され
る。
【0004】ゲート電極7を覆うようにシリコン窒化膜
6a,6bが形成される。このシリコン窒化膜6a,6
bは、近年における集積度の向上とともに用いられるこ
ととなったセルフアラインコンタクト開口技術における
保護膜として機能する。
【0005】シリコン窒化膜6a,6bを覆うように層
間酸化膜3a,3bを形成し、双方を貫通するコンタク
トホール13と層間酸化膜3aを貫通するコンタクトホ
ール14とを形成する。コンタクトホール13,14内
にポリシリコンプラグ4,8をそれぞれ形成する。ポリ
シリコンプラグ4上にポリシリコンからなるキャパシタ
下部電極12aを形成し、ポリシリコンプラグ8上にビ
ット線19を形成する。このビット線19は、ポリサイ
ド構造を有する。
【0006】キャパシタ下部電極12aの表面に誘電体
膜(図示せず)を形成し、その誘電体膜を覆うようにキ
ャパシタ上部電極12bを形成する。このキャパシタ上
部電極12bもポリシリコンからなり、該キャパシタ上
部電極12bと、誘電体膜と、キャパシタ下部電極12
aとでキャパシタ12が形成される。
【0007】冗長回路領域には、層間酸化膜3b上にポ
リシリコンからなるヒューズ12b1が形成される。こ
のヒューズ12b1の切断には通常レーザ光が用いら
れ、レーザ光を照射した際の熱によりヒューズ12b1
を溶断する。その際の溶断特性や溶断後の信頼性の面か
らもポリシリコンを使用することが望ましいが、ポリシ
リコンとシリサイドの複合膜であるポリサイド膜を使用
することも可能である。
【0008】キャパシタ12およびヒューズ12b1を
覆うように層間酸化膜3cが形成され、この層間酸化膜
3cにスルーホール16,17を形成する。スルーホー
ル16,17内にタングステンプラグ10a,10bを
それぞれ形成し、このタングステンプラグ10a,10
b上にアルミニウム配線11a,11bをそれぞれ形成
する。
【0009】次に、図8と図9を用いて、図7に示す従
来のDRAMの製造方法について説明する。
【0010】図8を参照して、周知の方法でキャパシタ
12の誘電体膜までを形成し、その上にポリシリコン膜
12b′を成膜する。
【0011】次に、図9に示すように、ポリシリコン膜
12b′をパターニングすることにより、キャパシタ上
部電極12bとヒューズ12b1とを同時に形成する。
このように、ヒューズ12b1としてポリシリコンを用
いる場合、キャパシタ上部電極12b形成用ポリシリコ
ンを流用していた。
【0012】それ以降は周知の方法で、層間酸化膜3
c、スルーホール16,17、タングステンプラグ10
a,10bおよびアルミニウム配線11a,11bを形
成する。以上の工程を経て図7に示すDRAMを形成で
きる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のDRAMでは、
キャパシタ上部電極12bをポリシリコンにより構成し
ていたため、キャパシタ上部電極12b形成用のポリシ
リコンを流用してヒューズ12b1を形成することが可
能であった。しかし、DRAMの微細化の進展からキャ
パシタ容量を十分に確保するために、五酸化タンタルや
チタン酸ストロンチウムバリウム等の高誘電率材料をキ
ャパシタ誘電体膜として使用することが検討されてい
る。この場合には、キャパシタ上部電極12bおよびキ
ャパシタ下部電極12aの材質としてポリシリコンを使
用することができない。よって、キャパシタ上部電極1
2b形成用材料を従来のようにヒューズとして使用する
ことができなくなる。
【0014】また、ビット線19についても微細化によ
る抵抗増加に対処するために、タングステンなどの高融
点金属に代わりつつある。そのため、ビット線19形成
用材料をヒューズとして使用することも困難となる。そ
ればかりでなく、セルフアライン技術の進展に伴いビッ
ト線19にもゲート電極7の場合と同様のシリコン窒化
膜の保護膜を使用することも考えられており、この場合
にはビット線19形成用材料をヒューズとして使用する
ことがより困難となる。
【0015】一方、アルミニウム配線をヒューズとして
用いることも検討されているが、アルミニウムは腐食性
が高いため、ヒューズの溶断面をそのまま放置できな
い。このため、溶断面を保護するための保護層を設ける
必要があり、コストの増加が問題となる。
【0016】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、DRA
Mの微細化が進展した場合においても、ポリシリコンか
らなるヒューズを低コストで形成することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、記憶素子領域と冗長回路領域とを備える。記
憶素子領域は、半導体基板上に形成され、半導体基板と
第1ポリシリコンプラグを介して接続され電荷を蓄積す
るキャパシタと、半導体基板と第2ポリシリコンプラグ
を介して接続されたビット線と、ワード線とを有する。
冗長回路領域は、記憶素子領域の周辺に設けられ、ヒュ
ーズを有する。そして、ヒューズと、第1あるいは第2
ポリシリコンプラグとが同時に形成されかつ同一の材料
からなる。
【0018】上記のように、第1あるいは第2ポリシリ
コンプラグ形成用のポリシリコンを流用してヒューズを
形成することにより、半導体記憶装置の微細化が進展し
た場合においても、新たな工程を追加することなくポリ
シリコンからなるヒューズを形成できる。それにより、
ポリシリコンからなるヒューズを低コストで形成でき
る。
【0019】上記キャパシタ下には第1と第2ポリシリ
コンプラグが内部に形成される層間絶縁膜が形成され、
ヒューズ直下とワード線表面上には層間絶縁膜と材質の
異なる絶縁膜が形成されることが好ましい。
【0020】このようにワード線を覆うようにその表面
上に層間絶縁膜と材質の異なる絶縁膜を形成することに
より、絶縁膜に達するまで第1と第2ポリシリコンプラ
グ形成用コンタクトホールをワード線に近づけた、いわ
ゆるセルフアラインコンタクトホールを形成できる。そ
して、この絶縁膜を流用してヒューズ直下に絶縁膜を形
成する。それにより、新たな工程を追加することなくヒ
ューズ直下に絶縁膜を形成できる。該絶縁膜を形成する
ことにより、上記コンタクトホール形成時に冗長回路領
域内の絶縁膜上にトレンチを形成できる。それは、絶縁
膜をエッチングストッパとして用いることができるから
である。そして、上記トレンチ内とコンタクトホール内
とにポリシリコンを埋込むことにより、第1あるいは第
2ポリシリコンプラグ形成と同時に絶縁膜上にヒューズ
を形成できる。この場合にも、新たな工程を追加する必
要がないので、コスト増大を回避できる。
【0021】この発明に係る半導体記憶装置の製造方法
は、下記の各工程を備える。記憶素子領域内にワード線
を形成する。ワード線を覆うように全面に層間絶縁膜を
形成する。層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールを記
憶素子領域内に形成するとともに冗長回路領域内に位置
する層間絶縁膜にトレンチを形成する。コンタクトホー
ル内とトレンチ内とにポリシリコンを埋込むことによ
り、キャパシタあるいはビット線と半導体基板を接続す
るポリシリコンプラグとヒューズとを同時に形成する。
【0022】このようにポリシリコンプラグ形成用のポ
リシリコンを流用してヒューズを形成することにより、
前述のように新たな工程を追加することなくポリシリコ
ンからなるヒューズを形成できる。
【0023】上記層間絶縁膜とワード線間およびヒュー
ズ下には、層間絶縁膜と異なる材質からなる絶縁膜が形
成されることが好ましい。この場合、層間絶縁膜を形成
する工程は、ワード線表面上とヒューズ形成領域直下に
絶縁膜を形成する工程と、この絶縁膜を覆うように層間
絶縁膜を形成する工程とを含む。
【0024】上記のようにワード線の表面上とヒューズ
形成領域直下に絶縁膜を形成することにより、セルフア
ラインコンタクトホール形成時の保護膜として機能する
ワード線表面上の絶縁膜と、冗長回路領域内にヒューズ
形成用トレンチを形成する際のエッチングストッパとし
て機能する絶縁膜とを同一工程で形成できる。そのた
め、新たな工程を追加することなくセルフアラインコン
タクトホールとトレンチとを同時形成でき、コスト増大
を回避できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を用いて、この
発明の実施の形態について説明する。
【0026】(実施の形態1)まず、図1〜図4を用い
て、この発明の実施の形態1について説明する。図1
は、この発明の実施の形態1におけるDRAMを示す断
面図である。
【0027】図1を参照して、記憶素子領域内に位置す
るシリコン基板1の主表面上には、MOSトランジスタ
と、ビット線9と、キャパシタ5とが形成される。MO
Sトランジスタは、ポリサイドからなるゲート電極(ワ
ード線)7と、1対の不純物領域(図示せず)とを備え
る。ゲート電極7の表面を覆うようにシリコン窒化膜6
a,6bが形成される。このシリコン窒化膜6a,6b
は微細化に伴うセルフアラインコンタクトホール13,
14形成の際の保護膜として機能する。なお、シリコン
窒化酸化膜を保護膜として使用してもよい。
【0028】MOSトランジスタを覆うようにシリコン
酸化膜等からなる層間酸化膜3a,3bが形成され、こ
の層間酸化膜3a,3bに上記コンタクトホール13,
14が形成される。コンタクトホール13,14内には
ポリシリコンプラグ4,8が形成される。
【0029】ポリシリコンプラグ4上にキャパシタ5を
形成する。キャパシタ5は、白金、ルテニウム、インジ
ウム等の金属あるいはルテニウム酸化物等の金属酸化物
からなるキャパシタ上部電極5bおよびキャパシタ下部
電極5aと、五酸化タンタルあるいはチタン酸ストロン
チウムバリウム等の高誘電率材料からなる高誘電体膜
(図示せず)とを備える。ポリシリコンプラグ8上には
ビット線9を形成する。ビット線9は、たとえばタング
ステン等の高融点金属により構成される。
【0030】冗長回路領域では、分離酸化膜2上にポリ
サイド膜7a、シリコン窒化膜6a1,6b1、ヒュー
ズ8aがそれぞれ形成される。シリコン窒化膜6b1上
に位置する層間酸化膜3aにはトレンチ15が形成さ
れ,シリコン窒化膜6b1はトレンチ15形成の際のエ
ッチングストッパとして機能する。このシリコン窒化膜
6b1を冗長回路領域内におけるヒューズ8a直下に形
成することにより、トレンチ15がシリコン基板1に達
する等の不都合を回避できる。それにより、DRAMの
信頼性を確保できる。なお、シリコン酸化膜6b1がエ
ッチング除去された場合には、ポリサイド膜7aがエッ
チングストッパとして機能し得る。
【0031】キャパシタ5を覆うように全面に層間酸化
膜3cが形成され、この層間酸化膜3cを貫通してキャ
パシタ上部電極5bに達するようにスルーホール16を
形成する。冗長回路領域では、層間酸化膜3cと層間酸
化膜3bを貫通するようにスルーホール17が設けられ
る。スルーホール16,17内にタングステンプラグ1
0a,10bを形成し、それらの上にアルミニウム配線
11a,11bを形成する。
【0032】次に、図2〜図4を用いて、図1に示すD
RAMの製造方法について説明する。図2〜図4は、図
1に示すDRAMの特徴的な第1〜第3工程を示す断面
図である。
【0033】図2を参照して、周知の方法で分離酸化膜
2、ゲート電極7、シリコン窒化膜6a,6bおよび層
間酸化膜3aを形成する。このとき、同時に冗長回路領
域内の分離酸化膜2上にも、ポリサイド膜7a、シリコ
ン窒化膜6a1,6b1を形成する。このポリサイド膜
7aとシリコン窒化膜6b1は、ゲート電極7およびシ
リコン窒化膜6bより十分大きい幅(シリコン基板1の
主表面と平行な方向の幅)を有する。
【0034】次に、図3に示すように、層間酸化膜3a
に選択的にエッチング処理を施す。それにより、記憶素
子領域内にコンタクトホール14を形成し、同時に冗長
回路領域内にトレンチ15を形成する。このとき、幅の
大きいシリコン窒化膜6b1が存在しているので、トレ
ンチ15はシリコン窒化膜6b1上で確実に留まり、シ
リコン基板1にまで達することはない。
【0035】一方、記憶素子領域内においては、ゲート
電極7の側壁を覆うシリコン窒化膜6aおよびシリコン
基板1に達するようにセルフアラインコンタクトホール
14を形成する。このとき、シリコン窒化膜6aは、コ
ンタクトホール14形成の際にゲート電極7がエッチン
グされるのを防止する保護膜として機能する。このシリ
コン窒化膜6の存在により、ポリシリコンプラグ8とゲ
ート電極7とのショートを防止できる。
【0036】次に、たとえばCVD法(Chemical Vapor
Deposition )等によりポリシリコンを全面に形成す
る。その後、ポリシリコンにたとえばCMP(Chemical
Mechanical Polishing )あるいはエッバック処理を施
す。それにより、コンタクトホール14内にポリシリコ
ンプラグ8を形成し、同時にトレンチ15内にヒューズ
8aを形成する。このように、ポリシリコンプラグ8と
同時にヒューズ8aが形成できるので、新たな工程を追
加する必要がなく、コスト増大を回避できる。その後、
ポリシリコンプラグ8上にビット線9を形成する。
【0037】次に、図4を参照して、全面に層間酸化膜
3bを形成し、この層間酸化膜3bと層間酸化膜3aを
貫通するようにコンタクトホール13を形成する。この
コンタクトホール13内にポリシリコンプラグ4を形成
し、このポリシリコンプラグ4上にスパッタリング法等
を用いて白金等からなるキャパシタ下部電極5aを形成
する。このキャパシタ下部電極5a表面上に、スパッタ
リング法やCVD法等を用いて、前述の高誘電率材料か
らなるキャパシタ誘電体膜を形成し、その上に白金等か
らなるキャパシタ上部電極5bを形成する。
【0038】それ以降は周知の方法で層間酸化膜3c、
スルーホール16,17、タングステンプラグ10a,
10bおよびアルミニウム配線11a,11bを形成す
る。以上の工程を経て図1に示すDRAMが形成され
る。
【0039】このように本実施の形態1では、DRAM
の微細化が進展した場合でも、通常の工程に新たな工程
やフォトマスクを追加することなく、ポリシリコンで構
成されたヒューズ8aを形成できる。
【0040】(実施の形態2)次に、図5と図6を用い
て、本発明の実施の形態2について説明する。図5は、
本発明の実施の形態2におけるDRAMを示す断面図で
ある。
【0041】図5を参照して、本実施の形態2では、ト
レンチ18が層間酸化膜3bを貫通して設けられ、その
トレンチ18内にヒューズ4aが形成されている。この
ヒューズ4aは、キャパシタ下部電極5aとシリコン基
板1とを接続するポリシリコンプラグ4と同一工程で形
成される。
【0042】上記のように層間酸化膜3bを貫通するト
レンチ18内にヒューズ4aを形成することにより、実
施の形態1の場合よりもヒューズ4aの厚みを大きくで
きる。具体的には、実施の形態1ではヒューズ8aの厚
みが100nm程度であるのに対し、本実施の形態2で
はヒューズ4aの厚みを300nm程度に増大すること
ができる。それ以外の構造については実施の形態1の場
合とほぼ同様である。
【0043】次に、図6を用いて、本実施の形態2にお
けるDRAMの特徴的な製造工程について説明する。
【0044】図6を参照して、周知の方法で層間酸化膜
3aまでを形成し、その後ポリシリコンプラグ8、コン
タクトホール14およびビット線9を形成する。上述の
実施の形態1の場合とは異なり、この段階ではヒューズ
を形成しない。
【0045】そして、周知の方法で層間酸化膜3bを形
成し、それと層間酸化膜3aとを貫通するようにコンタ
クトホール13を形成する。この段階で、冗長回路領域
にトレンチ18を形成する。この場合にも、シリコン窒
化膜6b1がエッチングストッパとして機能する。
【0046】その後、コンタクトホール13内とトレン
チ18内とに実施の形態1の場合と同様の方法でポリシ
リコンを埋込む。それにより、ポリシリコンプラグ4と
ヒューズ4aとが同時に形成できる。このように、本実
施の形態2の場合も、実施の形態1の場合と同様に、新
たな工程やフォトマスクを追加することなく、ポリシリ
コンで構成されたヒューズ4aを形成できる。
【0047】なお、上述の各実施の形態では、キャパシ
タ下部電極およびキャパシタ上部電極5a,5bやビッ
ト線9を金属や金属酸化物で構成した場合について説明
したが、これらをポリシリコンやポリサイドにより構成
した場合でも本発明は適用可能である。
【0048】以上のようにこの発明の実施の形態につい
て説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって、制限的なものではないと考えら
れるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によっ
て示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内で
のすべての変更が含まれることが意図される。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、微細化が進展した場
合においても、特別の工程やマスクを追加することなく
ポリシリコンからなるヒューズを形成できるので、コス
トを増加させることなく従来と同様の高性能、高信頼性
を有する半導体記憶装置を高歩留りで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるDRAMを
示す断面図である。
【図2】 図1に示すDRAMの製造工程の特徴的な第
1工程を示す断面図である。
【図3】 図1に示すDRAMの製造工程の特徴的な第
2工程を示す断面図である。
【図4】 図1に示すDRAMの製造工程の特徴的な第
3工程を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるDRAMを
示す断面図である。
【図6】 図5に示すDRAMの特徴的な製造工程を示
す断面図である。
【図7】 従来のDRAMの一例を示す断面図である。
【図8】 図7に示す従来のDRAMの製造工程の特徴
的な第1工程を示す断面図である。
【図9】 図7に示す従来のDRAMの製造工程の特徴
的な第2工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 分離酸化膜、3a,3b,3c
層間酸化膜、4,8ポリシリコンプラグ、5,12
キャパシタ、5a,12a キャパシタ下部電極、5
b,12b キャパシタ上部電極、6a,6b,6a
1,6b1 シリコン窒化膜、7 ゲート電極(ワード
線)、7a ポリサイド膜、4a,8a,12b1 ヒ
ューズ、9,19 ビット線、10a,10b タング
ステンプラグ、11a,11b アルミニウム配線、1
2b′ ポリシリコン膜、13,14 コンタクトホー
ル、15,18 トレンチ、16,17 スルーホー
ル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成され、前記半導体基
    板と第1ポリシリコンプラグを介して接続され電荷を蓄
    積するキャパシタと、前記半導体基板と第2ポリシリコ
    ンプラグを介して接続されたビット線と、ワード線とを
    有する記憶素子領域と、 前記記憶素子領域の周辺に設けられ、ヒューズを有する
    冗長回路領域とを備え、 前記ヒューズと、前記第1あるいは第2ポリシリコンプ
    ラグとが同時に形成されかつ同一材料からなる、半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記キャパシタ下には前記第1と第2ポ
    リシリコンプラグが内部に形成される層間絶縁膜が形成
    され、 前記ヒューズ直下と前記ワード線表面上には前記層間絶
    縁膜と材質の異なる絶縁膜が形成される、請求項1に記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成され電荷を蓄積する
    キャパシタとビット線とワード線とを有する記憶素子領
    域と、該記憶素子領域の周辺に設けられヒューズを有す
    る冗長回路領域とを含む半導体記憶装置の製造方法であ
    って、 前記記憶素子領域内に前記ワード線を形成する工程と、 前記ワード線を覆うように全面に層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールを前記記憶
    素子領域内に形成するとともに前記冗長回路領域内に位
    置する前記層間絶縁膜にトレンチを形成する工程と、 前記コンタクトホール内と前記トレンチ内とにポリシリ
    コンを埋込むことにより、前記キャパシタあるいは前記
    ビット線と前記半導体基板とを接続するプラグと前記ヒ
    ューズとを同時に形成する工程と、 を備えた、半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記層間絶縁膜と前記ワード線間と、前
    記ヒューズ下には前記層間絶縁膜と異なる材質の絶縁膜
    が形成され、 前記層間絶縁膜を形成する工程は、 前記ワード線表面上と前記ヒューズ形成領域直下に前記
    絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜を覆うように前記層間絶縁膜を形成する工程
    とを含む、請求項3に記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718614B1 (ko) * 2003-10-24 2007-05-16 야마하 가부시키가이샤 용량 소자와 퓨즈 소자를 구비한 반도체 장치 및 그 제조방법

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