JP2688169B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2688169B2
JP2688169B2 JP5324163A JP32416393A JP2688169B2 JP 2688169 B2 JP2688169 B2 JP 2688169B2 JP 5324163 A JP5324163 A JP 5324163A JP 32416393 A JP32416393 A JP 32416393A JP 2688169 B2 JP2688169 B2 JP 2688169B2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、一般には複写機のコピ
ーシート取扱い方法、より詳細には複写機に使用する両
面複写モジュールに関するものである。 【0002】 【従来の技術】背景となる情報として、以下の文献を挙
げる。両面複写に関する情報としては、米国特許第4,03
5,073 号、同第4,212,457 号、同第4,468,114 号があ
る。可逆ローラーに関する情報としては、同第4,487,50
6 号がある。無トレー通路両面複写動作に関する情報と
しては、同第4,453,819 号がある。複写機の電子制御器
および特に両面複写モードを含む動作に関する情報とし
ては、同第4,475,156 号、同第4,035,072 号がある。プ
ラテンの上に同時に置かれた片面原稿書類を両面複写書
式で複写する方法に関する情報としては、同第3,402,62
8 号、同第4,218,130 号がある。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】次第に複雑になる複
写機において、顧客は、より多くのオプションを要請
し、同時により安価なこと、より信頼性が高いことを求
めている。特に、販売されている複写機の大部分を占め
る少量コピー複写機の市場において、このことが言え
る。最近まで、小型化は、より大型のより高価な複写機
が通常備えている特徴を省略することによって達成され
てきた。昨今、顧客は、一般に、同様な特徴をより小さ
いサイズで、より安価に得られることを求めている。小
型複写機において特に興味があるのは、両面複写機能の
付与である。両面複写すなわち1枚のシートの両面に複
写することは、既に処理されたシートの取り扱いを伴う
ので、どの複写機においても、簡単な問題ではなく、完
全なものとは言えない。そのほかにも、両面複写機に、
実際に使えるシート通路を設けることについて、多くの
努力がなされてきた。また、両面複写機の場合、すべて
の動作をオペレータの介入なしに、できる限り自動的に
行うことが望ましい。小型複写機の場合、シート通路の
ためのスペースが限られていることと、コスト上の制約
による要請から、可能な自動化が限られていることか
ら、問題が多い。 【0004】すべての顧客が両面複写機能に金を払うこ
とを望んでいるわけではない。これらの製品は、あらゆ
る分野の購買者にアッピールしなければならず、なかに
は、より低価格で、オプションの少ないタイプを好む購
買者もいるであろう。同時に、顧客が簡単な両面複写用
追加部品を、融通性のある複写機に後から取り付けるこ
とによって、容易に両面複写ができることが可能になれ
ば、非常に望ましい。このように、顧客が両面複写機能
の追加を選択した場合は、新しい複写機を購入する必要
はなくなるであろう。また、作成するすべてのコピーに
両面複写機能を使用しない顧客に対しても、両面複写機
能は、付加利益をもたらすべきである。したがって、両
面複写用の追加部品は、片面複写モードにおいても十分
な役割を果たすことができるものであるベきである。既
知の両面複写機の場合、コピーシートの第2面に像を受
け取るためコピーシートを裏返す工程の一部分として、
専用の両面複写トレーが必要であった。そのような複写
機では、第1面に像を有するコピーシートは、通常のシ
ート通路から両面複写トレーに送り込まれた後、再びシ
ート通路へ送り戻される。コピーシートの後縁を前縁に
変えることによって、コピーシートは、通常のシート通
路の中で裏返されるので、像はコピーシートの第2面に
複写される。反転器トレーは、複写機内で大きな空間を
占め、その他の目的には使用できないことは理解される
であろう。コピーシートに像を定着させた後、再給送す
るその後の工程は、像を有するコピーシートの品質を落
とさずに確実に行うことが難しい。そのうえ、再給送機
構は、コストを上昇させるほか、反転器トレーに関連し
て複写機内にかなりの空間を占める。 【0005】両面複写のための反転に加えて、もし2色
カラー複写すなわち像併合能力を備えるのであれば、非
反転シート戻し通路が必要である。カラー複写の場合
は、インク剤たとえば黒色トナーを使用した第1の像を
受け取った後、別のインク剤たとえば赤色トナーを使用
した第2の像を第1の像の上に重ねて受け取るために、
コピーシートを複写処理装置へ戻さなければならない。
代わりに、既に像を有するコピーシートの唯一の面に、
黒色を含むどれかの色の第2の像を重ね合わせることも
できる。これには、反転が不要であることを除いて、両
面複写に類似するコピーシートの取り扱い操作が必要で
ある。カラー複写または像の重ね合わせは、既存のシー
ト通路またはコピーシートを使用して行うことが望まし
い。両面複写操作のとき、コピーシートを両面複写トレ
ーに置いて一時保管し、続いて複写処理装置へ再び給送
する必要をなくすためには、無トレー通路すなわち第1
面に像を有するコピーシートを直接複写処理装置へ戻す
通路を使用することが望ましい。両面複写トレーにシー
トを積み重ね、そのあとトレーから再び送り出すには、
時間がかかるし、生産性が低下するので、無トレー通路
のほうが好ましい。満足できる結果が得られる1つの代
替方法は、両面複写トレーに底面給送装置を設置するこ
とであろう。しかし、この解決案は、低価格複写機の場
合、経済的には魅力がない。一定の短いランの場合、た
とえは1原稿当たりのコピー数が少ない場合のみ無トレ
ー通路を使用することは可能であるが、コピー数が多い
場合は、もっぱら両面複写トレーが使われる。しかしな
がら、小型複写機の顧客の要求は、一般に、特に長いラ
ンの場合、両面複写モードを使用しないことであるか
ら、両面複写トレーに比べて高い生産性と信頼性を有す
る無トレー通路をできるだけ利用することが望ましい。
したがって、両面複写トレーと無トレー通路の組合わせ
を用いた構成は、非常に利点がある。もちろん、通路の
選択は、複写機によって自動的に為されなければならな
い。 【0006】さらに、無トレー通路を使用することによ
り、小型複写機は、並べて置かれた2枚の片面原稿の両
面コピーの作成を含む、もしなければ、非常に高くつく
いくつかの複写方式を用いることができる。真空波形底
面給送装置の場合、同様な利益を得るため、コピーシー
トを底面から両面複写トレーの上に送り込むことができ
るが、そのような給送装置は非常に高価になる。特に、
複写処理装置をできるだけ効率的に使用する複写プロセ
スでは、両面複写のとき、コピーシートを迅速に戻す必
要があるが、これは、無トレー通路によって実現可能で
ある。N−1順に置かれた原稿書類を両面複写する場
合、複写機の制御器は、実行するジョブの原稿書類の枚
数、あるいは少くともその数が奇数か偶数かを知ってい
ることが望ましい。そうでないと、奇数のページ数を複
写する場合、ジョブを実行すると、走査される最初の原
稿書類である最後の奇数ページは、片面を複写するとき
とは対照的に、当然に起こることであるが、最後のコピ
ーシートの裏面に現れよう。もしそうなれば、最後に複
写された最初の原稿ページのコピーは、一般にオペレー
タが望むように、裏面に像を有していない。大型の複写
機の場合は、処理装置を動作させずに原稿書類をカウン
トし、わかった原稿枚数により原稿書類を入力位置へ戻
し、複写ジョブを始める準備をすることができる再循環
式原稿取扱い装置を装備することができる。しかしなが
ら、再循環式原稿取扱い装置は、通常非常に高価であ
り、現時点では、小型の複写機に使用するのは、経済的
に魅力がない。したがって、小型の複写機に通常使用さ
れる原稿取扱い装置に、カウント機能を付与して、カウ
ントされた原稿書類を給送装置の入力側に戻すように、
オペレータに勧告するのが望ましい。また、オペレータ
が、そのジョブの原稿書類の枚数を知っている場合に
は、時間のかかるカウントを避けるために、制御器にそ
の数を入力できることが望ましい。 【0007】指摘したように、複写機の両面複写機能に
必要な部品は、両面複写モードのほかに、他の能力にも
役立つことが望ましい。したがって、両面複写トレー
は、第1面に複写するコピーシートを保持するためにも
使われるべきである。白紙のコピーシートは、ここから
両面複写シート取扱い装備を使って複写処理装置へ送り
込れる。この方式で両面複写トレーを使用する場合、両
面複写トレー内のシートの有無を検出し、そのサイズを
感知し、それらの情報を制御パネルのディスプレイを通
じてオペレータに伝達することが望ましい。両面複写動
作の場合は、コピーシートの有無を検出し、コピーシー
トが両面複写トレーへ送られてきたとき、所定の位置に
整合することが望ましい。また、両面複写動作の前に両
面複写トレーにシートがあってはならないので、この時
点に、シート検知操作を行うことが望ましい。考えてい
るモジュールは、両面複写トレーを保持する引出しを備
えているものである。これは、複写処理装置に並べて配
列したとき必要空間が最小限ですむためである。したが
って、引出しを閉めるとき、保持されたシートが移動し
ないように支持するため、シートガイドをトレーに設け
なければならない。また、設けられるシートガイドは、
シート給送動作の際は、多くの異なるシートサイズに適
合できるように、また両面複写動作の際は、トレー内に
受け入れたコピーシートを支持することができるよう
に、できるだけ容易に調整できることが望ましい。この
ことから、本発明のシートガイドは、どちらの動作モー
ドにおいても、異なるサイズの規格シートに変えたと
き、オペレータの調整が必要ないようにすべきである。
また、詰まったシートの除去や保守のため、オペレータ
がモジュールに設けられたシート通路に接近することが
あるので、妨げにならない小型のモジュールにすべきで
ある。 【0008】小型複写機の場合は、複写機のいくつかの
機能の駆動装置は、複数の機能を実行しなければならな
いことが望ましい。したがって、たとえは1個のモータ
ーでシートトレー給送装置、両面複写トレー給送装置、
スイッチカム、偏向器等を駆動させることができよう。
これら多数の機能を相互に分離しなければならない場
合、すなわち個々の機能を同時に動作させることができ
ないことがわかっている場合は、問題が複雑である。 【0009】 【問題を解決するための手段】以上のことから、第1の
目的は、改良型複写機とこれを補完する両面複写モジュ
ールを提供することである。第2の目的は、複数の複写
動作モードに使用できる高い共通性を有する構成部品を
備えた複写機を提供することである。第3の目的は、両
面複写緩衝トレーを使わずに、両面複写動作に使用でき
る複写機を提供することである。第4の目的は、両面複
写緩衝トレーに依存せずに両面複写用無トレーシート通
路から最大限の利益を得るように複写機を動作させる方
法を提供することである。第5の目的は、両面複写トレ
ーから複写処理装置へ紙すなわちコピーシートを給送す
る改良されたコピーシート給送装置を提供することであ
る。第1の態様として、原稿像をコピーシートの所定の
面に再生するゼログラフィー複写処理装置、コピーシー
トを保管するシートトレー、前記シートトレーから処理
装置の中を通し出力端へシートを送り出す出口手段まで
シートを搬送するシート通路、および前記出口手段から
コピーシートを受け取る開口と、コピーシートを前記シ
ート通路へ戻す前にコピーシートを受け取り一時保管す
る両面複写トレーを有し処理装置から受け取ったコピー
シートを再び処理装置へ送り第2の像を受け取らせるた
め前記シート通路へ送り戻す両面複写通路と、前記出口
手段から前記シート通路へ直接コピーシートを通す無ト
レーシート通路とを備え、処理装置に操作上連結された
取り外し可能な両面複写モジュールから成り、両面複写
と片面複写の2つのモードで原稿書類を複写することが
できる複写機が得られる。 【0010】第2の態様として、複写処理装置の出力端
に近接して配置され、前記コピーシートの前送り、逆送
り、あるいは停止の各動作を行うように選択的に駆動で
きる出口ニップが得られる。動作中、可逆モーターは、
ニップを通して出力端へコピーシートを駆動する出口ニ
ップ・ローラーの前送り駆動動作、複写処理装置へコピ
ーシートを再び送るため両面複写通路へコピーシートを
送り込む出口ニップ・ローラーの逆送り駆動動作、およ
び出口ニップ・ローラーの所でコピーシートを保持する
停止動作を与える。出口ニップ・ローラーの駆動動作を
逆にすることにより、コピーシートの後縁が前縁に変わ
るので、シート通路へ導かれたときには、シートが裏返
しになり第2面の像を受け取ることができる。停止動作
の場合は、制御信号が駆動方向のどちらか一方を選択す
るまで、コピーシートは出口ニップの所に保持される。
第3の態様として、N−1順の原稿書類から丁合された
コピーセットを得るとき正しい両面複写動作にとって望
ましい原稿書類の枚数に関する情報を複写機の制御器に
入力する代替入力手段を有する原稿送り装置を備え、オ
ペレータがその情報を知っている場合には直接オペレー
タが入力し、情報が得られない場合は、原稿書類を複写
機に通すことにより、原稿書類を入力端で置き換えるよ
うオペレータに勧告し、欠けた情報を入力させるように
なっている複写機が得られる。 【0011】第4の態様として、トレー内のシートを整
合し、サイズを検出し、シートの有無を検出する押し突
きアームを備えた両面複写緩衝トレーが得られる。第5
の態様として、前記両面複写トレーに、垂直方向には柔
順で、横方向には変形しにくい引っ込み式シートガイド
を設けることができる。この方式により、このシートガ
イドが支持すべき所定サイズのシートより大きなシート
は、このシートガイドを押して正常位置から偏位させる
が、所定サイズのシートは、横方向に動けないように保
持される。第6の態様として、両面複写モジュール内の
2つのトレーは、トレー内に保持されたコピーシートす
なわち紙を複写処理装置に対する戻り通路へ送り出す給
送装置を備えている。給送装置は、トレーの上方に片持
ちはりのように支持され平行に間隔をおいて配置された
2つの給送アームを有し、両面複写モジュールに固定さ
れた軸のまわりに中立位置とコピーシート給送位置の間
で旋回できるように取り付けられている。給送アーム
は、一定回転でシートを給送する給送ローラーを支持し
ている。シート給送が要求されると、カムが給送アーム
と給送ローラーをコピーシート給送位置まで回転させ、
各シートトレーの遅延パッドに接触されるようになって
いる。 【0012】第7の態様として、作成すべき残りのコピ
ーの数に応じて、第2の像を受け取るコピーシートを両
面複写トレーとシート通路のどちらか一方へ通すステッ
プを含む前述の複写機の操作方法が得られる。代わり
に、第2の像を受け取るコピーシートは、無トレー通路
へ通され、第2の像が提供される間、そこに保持され
る。第8の態様として、複写処理装置と可逆出口手段の
間のシート通路に、コピーシートを反転する前記出口手
段をバイパスする手段が設けられる。このバイパス手段
により、コピーシートは、両面複写モジュールを通過し
ても、裏返されない。このやり方で、コピーシートは、
像併合またはカラー複写のため、複写処理装置へ再び送
られ、第1の像の上に重ねて第2の像を受け取る。本発
明は、いくつかの部品および複数の部品から成る構成と
して具体的な形を取るが、添付図面を参照しながら、好
ましい実施例について詳しく説明する。 【0013】 【実施例】図面は、発明の好ましい実施例を説明するた
めのものであって発明を限定するためのものでない。図
1は、本発明が意図している、複写処理装置と後丁合原
稿取扱いができるように構成された両面複写モジュール
の組合わせを示す。一般に、複写処理装置Aは、シート
供給トレー12を備え、通例、複写処理装置の底面にあ
る突出部(図示せず)を両面複写モジュールBの上面1
0に設けられた連結用凹部14にはめることによって、
両面複写モジュールBの上面10に固定される。図示の
ように、両面複写モジュールBには、開口16が設けら
れており、そこを通して複写処理装置Aからコピーシー
トを受け取り、送り戻す。両面複写トレーの引出しC
は、両面複写モジュールのフレーム20の前面18にあ
る開口17に滑らせて出し入れすることができ、あとで
詳しく説明するが、両面複写トレー22および補助シー
トトレー24の支持プラットホームになる。引出しCに
は、オペレータが引き出しを動かすことができるように
前面30に把手28が付いている。いろいろな状態で英
数字ディスプレイ31を通じてオペレータに知らされ
る。ディスプレイ31には、あとで詳しく説明するよう
に、処理装置AおよびモジュールBの組合わせの動作を
選択し、制御するための制御パネルが設けられている。
突出部および連結用凹部には、制御器と両面複写モジュ
ールとを、制御動作上連結する制御連結部、センサ、ス
イッチのほか、電力連結部を設けることができる。 【0014】図2は、ほぼ標準的な複写機のシート通路
および各種処理ステーションと、特に小形複写機に使え
るように構成された両面複写モジュールBのシート通路
を示す。実例として、複写処理装置Aは、取外し可能処
理カートリッジ32を有する自動ゼログラフィー複写機
である。図2に示した複写機は、原稿書類からコピーを
作成する各種の構成要素を用いている。以下の説明か
ら、ここに開示する発明は、他の複写装置を含む多種多
様な処理装置に使用しても同様に適合でき、その利用は
必ずしもここに示した特定の実施例に限定されないこと
が明らかになるはずである。図2の複写処理装置Aは、
矢印34の方向に主複写機フレームに出し入れすること
ができる取外し可能処理カートリッジ32を採用してい
る。カートリッジ32は、外面が適当な光導電性物質で
被覆されたベルト状の感光部材36を備えている。ベル
トは、カートリッジ32の被駆動搬送ロール40、44
のまわりを回転するように掛け渡されており、矢印の方
向に移動して、像支持表面を運び、ベルトの内側走行部
側で、多数の通常ゼログラフィー処理ステーションを通
過させる。各種の共同する構成部品を駆動し、原稿の像
情報の忠実な複製をコピーシート64たとえば紙の上に
記録するためそれらの動作を調整する適当な駆動手段た
とえばモーター42が設けられている。 【0015】最初に、感光体36が帯電ステーション4
6を通過し、ここで感光体36は、荷電コロトロン48
によりその光導電性表面が静電荷で一様に帯電され、像
形成の準備ができる。そのあと、感光体36は、入力像
による光像にさらされる。光にさらされた領域内の電荷
は選択的に消去され、入力像が静電潜像の形で記録され
る。原稿書類は、静止レンズ50と一対の可動走査ミラ
ーを有する複数ミラー走査光学装置49で走査される。
走査ミラーは、ハーフミラー52と、走査移動ができる
ようにキャリッジ(図示せず)に支持された完全反射ミ
ラー51とから成る。複数ミラー走査装置49は、この
分野では良く知られた形式のものである。現像ステーシ
ョンには、粗い磁性キャリヤ粒子と着色トナー粒子から
成る混合磁性現像剤を使用する、現像ロール62を備え
た磁気ブラシ現像装置を設置することができる。ある実
施例では、コピーシートに異なる色で像をプリントする
ため、オペレータが好きなカラートナーを選択できる手
段を設けてもよい。紙シート64は、昇降式スタック支
持トレー66の上に積み重ねた状態で支持される。スタ
ックがその上昇位置にある状態で、シート分離給送ロー
ル68は、トレー66からシートを1枚づつ整合ピンチ
ロール対70を送り出す。そのあと、シートは、ベルト
上の像に正しく整合されて転写ステーション72へ進め
られる。光導電性表面38に上に現像された像は、転写
ステーション72においてコピーシート64に接触し、
転写コロトロン74によって光導電性表面38からコピ
ーシート64の接触面へ転写される。像の転写後、コピ
ーシート(所望によっては紙、プラスチック、等である
かもしれない)は、搬送ロール44のまわりの感光体3
6のわん曲表面のまわりを通過するとき、コピーシート
64の曲げ強さによって感光体36から分離される。続
いて、トナー像を含むコピーシートは、定着ステーショ
ン76へ進み、ここで転写されたトナー像がコピーシー
トへ定着される。定着後、コピーシート64は、可逆出
口ニップ80へ進められ、ここからシート出力トレー8
2、またはソーターの入力端、または両面複写モジュー
ルBへ導くことができる。 【0016】トナーの大部分は、コピーシート64へ転
写されるが、トナー像が最終的支持材すなわちコピーシ
ートへ転写されたあとには、必ず若干のトナー粒子が光
導電性表面に残っている。転写動作のあと光導電性表面
に残っている残留トレー粒子は、清掃ステーション84
において、ベルト36の外側表面に接触している清掃ブ
レード85によってかき取られ、ベルト36から除去さ
れ、上流側開口に結合された清掃シール87を有する清
掃ハウジング86に入れられる。上述の代わりに、この
分野では周知の清掃ブラシで、トナー粒子を機械的に光
導電性表面から除去することもできる。複写機を通常モ
ードで動作させる場合、複写する原稿書類は、プラテン
88の上に置かれ、複数ミラー走査光学装置49で走査
され、原稿書類から反射した光は感光体36へ向けられ
る。原稿書類の正確な複製が得られるように、感光体3
6および走査光学装置49の速度は、同期される。プラ
テン88は、少なくとも2枚の8・1/2 ×11インチの
原稿書類を、長縁が図2の面に垂直に、隣接して並んだ
状態で、支持することができる程度の大きさであること
が好ましい。サーボモーター56は、走査光学装置49
を駆動してプラテン88を走査する。また、サーボモー
タ56は、プラテン上の原稿書類の一部または選んだ原
稿書類のみを複写するためプラテン88を選択的に走査
するように、複写処理装置の制御器94で制御すること
ができる。また、通常の複写動作では、走査光学装置
は、ホーム位置から原稿書類の露光を完了する必要な位
置まで通路に沿って動かされるが、サーボモータ56を
制御して、通常のホーム位置でなく、“走査出発”位置
へ走査光学装置49を戻して、原稿書類の反復複写を行
うことができる。 【0017】複写処理装置の制御器94は、原稿給送装
置の動作、複写処理装置Aおよび両面複写モジュールB
のシート通路駆動装置等の動作を含め、複写機の他の諸
工程や上述の諸機能のすべてを通常の仕方で制御するこ
とができる既知のプログラム可能な制御器または制御器
の組合わせであることが好ましい。また、以下説明する
ように、制御器94は、コピーシートや原稿書類のカウ
ント値や所望のコピー枚数の記憶および比較、オペレー
タが英数字ディスプレイと操作装置Dを通じて選択した
動作の制御を通常の仕方で実行する。自動原稿送り装置
Eは、両面複写モジュールBの使用によって得られるい
くつかの特徴を活用するために随意に設置される。この
実施例の場合、自動原稿送り装置Eは、ほぼ標準型であ
り、複写処理装置の制御器94で制御することが可能で
ある。原稿書類は、原稿入力端92から原稿送り装置に
入れられ、プラテン88を横切って複写され、原稿出力
トレー93に出てくる。本発明による装置を組み入れる
ことができる自動ゼログラフィー複写機の一般的動作を
明らかにするため概略的に説明したが、本出願の目的に
は、十分であると信じる。本発明は、説明する実施例に
特に有効に利用されているが、その動作原理を他の多く
の実施例にも利用できることは理解されるであろう。 【0018】可逆出口ニップ80は、駆動ローラー10
0を駆動して前送り、逆送り、および停止の各動作をさ
せるモーター90を備えている。モーター90は、この
分野では周知のステップモーターが都合が良いであろ
う。複写処理装置の制御器94は、処理中、複写機能の
要求に従って出口ニップ80の駆動ローラー100を駆
動するようモーター90に命令を与える。したがって、
原稿書類の片面複写または原稿書類の両面複写の場合、
ローラー100は、コピーシートを出力トレー82へ送
るため順方向に駆動され、出力駆動装置の役目をする。
両面複写のためコピーシートに第2面の像を受け取らせ
る必要がある場合には、ローラー100は、最初、コピ
ーシートの後縁が受動偏向器104を越えるまで順方向
に駆動され、次に、コピーシートを両面複写モジュール
Bへ導き複写処理装置Aへ戻すため逆方向に駆動され
る。コピーシートが出口ニップ80にある間に方向を変
える操作は、コピーシートの後縁を前縁に変えることに
より、コピーシートを裏返し第2面の像を受け取ること
ができるようにする働きをする。ある場合には、第2面
の像を受け取るすべてのコピーシートを正しく調時して
複写処理装置Aへ戻すため、複写処理装置が前のコピー
シートを進めている間、コピーシートを保持することが
望ましい。この場合には、ローラー100は停止され、
モーター90が、シートを順方向または逆方向のどちら
かに駆動するよう命令されている制御信号を、制御器9
4から受け取るまで、コピーシートはローラー間に保持
される。 【0019】動作中、可逆出口ニップ80は、定着ステ
ーション76から、ニップを形成するローラー100、
102の間にコピーシートを受け入れる。コピーシート
は、その後縁が定着装置76からのシート通路106の
受動偏向器104および両面複写モジュールへのシート
通路108を越えるまで、ローラー間を進む。図3と図
4に示すように、受動偏向器104は、可逆出口ニップ
80よりいくらか上方に置かれ、通路106の中に延び
て、戻ってくるコピーシートを阻止し、両面複写シート
通路108へ導く。受動偏向器104は、図3の標準型
受動偏向器104とは対照的に、図4に示すように、ト
グル型像併合通路選択器110に設けてもよい。この場
合、選択器110は、全体に三角形の部材から成り、定
着装置76から受動偏向器104まで、通常の複写プロ
セスにおけるシート通路106の端の部分に形成してい
る上凸面114と、可逆出口ニップ80に向かい合い、
両面複写モジュールのシート通路108を形成している
凹面116とをもっている。像併合複写が所望の場合、
コピーシートの前縁と後縁を逆にする必要はないので、
像併合通路選択器110は、軸112のまわりに(図4
の想像線で示すように)旋回され、受動偏向器104へ
の入口が閉ざされ、同時に、その凹面108によってコ
ピーシート通路106から両面複写モジュールのシート
通路108まで直接つながる通路が生じる。このように
両面複写モジュールBを通過したコピーシートは、複写
処理装置Aへ戻され、最初の通過のとき差し出された面
と同じ面が差し出されるので、カラー像または新しい像
を前の像の上に重ねることができる。 【0020】図2に示すように、第2の像を受け取るコ
ピーシートは、受動偏向器104から下向きに両面複写
モジュールのシート通路108に沿って通る。説明のた
めに、これらのシートが第1面の像の上に重ねて第2の
像を受け取る場合もあることはわかっているけれども、
これらのシートは第2面に像を受け取るものと仮定して
説明する。像併合複写プロセスについては、適当なとこ
ろで、詳しく触れることにする。コピーシートは、可逆
出口ニップ80から受動偏向器104を過ぎ、両面複写
シート通路108を経て、コピーシートを両面複写モジ
ュールBへ送り込む入口ニップ150に入る。入口ニッ
プ150を通過したコピーシートは、両面複写偏向器1
52へ通される。両面複写偏向器152は、コピーシー
トを無トレー通路154から両面複写トレー22のどち
らか一方へ導く作用をする。偏向器152は、図5に示
すように、偏向器カム155によって駆動され、オペレ
ータが選択した複写機能に応じて、制御器94で制御す
ることができる。偏向器152が、無トレー通路154
に入るコピーシートを阻止する位置にあるとき、コピー
シートは、両面複写トレー22へ導かれる。両面複写ト
レー22へ通されたコピーシートは、そこから両面複写
モジュールの出口ニップ156によって複写処理装置の
両面複写入口通路158に入り、第2面の像を受け取る
ため再び複写処理装置Aへ送り込まれる。 【0021】図1、図5、および図8にわかりやすく示
してあるように、両面複写モジュールBは、基本的にフ
レーム20と、前面18の開口17を通して滑動できる
ように取り付けられた引出しCとで構成される。引出し
Cは、引出しスライド200の上で滑らせ、フレーム2
0に対し出し入れできるようになっている。引出しCの
前面30には、オペレータが引出しを滑らすことができ
るように、把手28が付いている。前面30の内側にあ
るのは、固定コピーシート前縁ガイドを形成する固定さ
れた接触部材202である。引出しCの支持表面204
の上に並べて取り付けられているのは、両面複写トレー
22と補助トレー24である。2つのトレーを隔ててい
るのは、固定されたコピーシート搬送ガイド206であ
る。ガイド206には、両面複写トレー22および補助
トレー24からそれぞれ延びている凹形のコピーシート
給送面206a、206bが設けられている。両面複写
トレー22とそのシート支持面すなわちエレベータ21
9は、両面複写緩衝トレーとして、また補助シートトレ
ーとして使用するとき、特にいろいろなサイズのシート
を受け入れられるように構成されている。本発明の特徴
として、特に引出しを出し入れすることによって生じる
横の動きに対しトレー22内のコピーシートを支持して
コピーシートを整合するためと、いろいろなシートサイ
ズに適合できるようにするために、エレベータ219に
は、固定シートガイドと、引っ込み式シートガイドの組
合わせが設けられている。図5にわかりやすく示してあ
るように、両面複写トレー22内の最大サイズのコピー
シートが横に動かないように支えるために、エレベータ
219は、前面接触部材202に対し所定の位置に固定
された後面ガイド部材を備えている。実例として、長辺
を先にして複写処理装置へ送り込む8・1/2 ×11イン
チの紙を支持するために、固定された隅接触部材208
が設けられている。同様に、短辺を先にして複写処理装
置へ送り込む8・1/2 インチ幅の紙を支持するために、
後面ガイド210が設けられている。縁ガイド208、
210は、シート取扱い技術の分野では良く知られてお
り、両面複写トレーの表面から垂直上方に、選択された
量のシートを支持する十分な高さまで延びている。固定
ガイドに組み合わせて、固定ガイド208、210で支
持することができるシートより小さい寸法のシートを支
持するために、一方向に偏位可能なガイド部材211を
設けることができる。ガイド部材211は、支持するの
に適したシートサイズより大きなシートがエレベータ2
19の上に置かれると、それに応じて引っ込む。実際に
は、ガイド部材211は、図7に示すように設置され、
ガイド部材211は、エレベータ219の表面のスロッ
ト213を通って直角に延び、レバーアーム214に支
持されたガイド212を有する。レバーアーム214
は、ピボットマウント217の中に旋回できるように置
かれたナイフエッジ・ピボット216で旋回できるよう
に支持さている。ピボット216から外側にレバーアー
ム214とは反対の方向に、平衡アーム218が延びて
いる。平衡アーム218は、通常、レバーアーム214
を上方に偏位させ、ガイドをエレベータ219の表面よ
り上の位置に置く役目をする。トレーに置かれたコピー
シートが、ガイド211によって横方向に支持されるよ
うに意図されたシートより大きなサイズのシートである
場合は、そのシートがガイド211を、スロット213
を通しトレー表面より下の位置に押し下げる。引っ込み
式ガイド部材211の上述の実施例は、好ましい実施例
に過ぎないことは、もちろん理解されるであろう。実例
としては、ガイド211は、スロット213を通して押
されて動くばねの上に容易に支持することもできるであ
ろうし、あるいはガイド211を水平から垂直位置まで
偏位させるばねを有する軸受に旋回できるように配置す
ることもできよう。ガイド部材211は、柔順である
が、横方向には変形しにくい。しだがって、ガイドは、
非ガイド位置まで垂直方向に動かすことができるが、狭
いスロットとガイド部材の組み合わせによって、横の動
きに対しては固定された部材になる シート支持エレベータ219は、引出しCの支持面20
4に対し垂直方向に旋回できるように支持された両面複
写トレー22の中に設けられている。エレベータ219
にコピーシートが送られると、あるいは補助シートトレ
ーとして使用するトレーにコピーシートが追加される
と、コピーシートがトレーの最先端まで進むのを助け、
トレーの前壁にあたって整合されるように、エレベータ
219が下げられる。コピーシートをトレーから送り出
すために、エレベータ219と支持面204との間に置
かれた板ばね220が、エレベータ219を上方に押し
ている。必要なときは、モーター223によりエレベー
タカム部材222を回転させると、ナイフエッジ・ピボ
ット224の後方のばね部分に下向きの力が加わりトレ
ーの下のばね部分を持ち上げるので、トレーが上昇す
る。板ばね220は、板ばね220とタブ224の間の
ピボット軸で旋回できるように支持されているので、エ
レベータカム部材222によりタブ224にかかる偏位
力が除かれると、板ばね220とエレベータ219が下
降する。また、板ばね220は、引出しCに取り付けら
れており、他方、エレベータカム222は、フレーム2
0の上に配置されているから、引出しCをフレーム20
から外に引き出すと、タブ224にかかる偏位力が除か
れる。同様に、引出しCを引き出したとき、引出しCが
外側に移動することにより、カム222から板ばね22
0がはずれてエレベータプレートに加わる偏位力が除か
れるので、エレベータ219が下降し、したがってトレ
ー22に対するシートの装填が容易になることは、容易
に理解されるであろう。本発明の他の特徴として、両面
複写モジュールのフレーム20には、エレベータ219
に入れられたコピーシートを接触部材202に当て横方
向に整合する改良型シート整合手段と、そのサイズを検
出するサイズ検出手段が設けられている。図5に示すよ
うに、押し突き装置300は、両面複写トレー22に保
持することができるコピーシートのスタック高さにほぼ
等しい高さまでトレー表面から延びたアーチ状部分30
6でできた第1押し突き端部304を含む細長いアーム
302を備えている。アーチ状部分306は、トレー2
2に置かれたコピーシートに押し付けられ、コピーシー
トに対して常に分布された垂直力を与えるようにわん曲
している。押し突き装置300は、両面複写モジュール
のフレーム20に取り付けられたピボット軸308のま
わりに旋回できるように取り付けられている。押し突き
装置300は、細長いアーム302とはほぼ反対方向に
ピボット軸308から外向きに延びている扇形部材31
0を有する。押し突きアーム302を接触部材202に
向かって偏位させるために、偏位手段たとえばばね部材
312が設けられている。ばね部材312は、その一端
を扇形部材310と同様にピボット軸308から延びて
いる偏位アーム314に連結し、その他端をフレーム2
0に連結することにより、うまく取り付けることができ
る。ばね部材312の偏位力は、コピーシートが接触部
材202に当たるまで、押し突きアーム302とコピー
シートを動かすことができる程度の力である。トレー内
にコピーシートが存在していない場合には、押し突きア
ーム302は、検出すべき規格シートの最小幅より狭い
距離だけ接触部材202から離れた位置へ偏位される。
シート給送動作中は、偏位アーム314をばね部材31
2のそれとは反対の方向に動かして、すなわち回転させ
て偏位アームを画面複写トレー区域の外に動かすカム3
16によって、押し突きアーム302は、トレー区域か
ら除かれる。カム316は、モーター223によって駆
動される。押し突き装置300は、引出しCでなく、フ
レーム20に取り付けられているので、引出しCが引き
出されたとき、フレーム20内に残っており、したがっ
て、コピーシートを装填または取り出すとき、トレー内
にない、扇形部材310には、押し突きアーム302が
各種サイズのシートを接触部材202に押し付けている
とき、その位置に対応する一連の隆起領域318から成
るこぶが円周回りに設けられている。こぶ318は、扇
形部材310の上方、フレーム20に固定されたスイッ
チ320を作動させ、扇形部材310が押し突きアーム
302の動きに応じて動くとき、スイッチ320を繰り
返して作動させる。トレーに置かれたシートのサイズに
よって押し突き装置300がトレーから除かれるとき、
スイッチ320の作動回数を検出して、制御器94にト
レー内のシートの幅を教えるスイッチ論理手段たとえば
通常のカウントレジスタが、制御器94に設けられてい
る。制御器94は、両面複写トレー22内のシートサイ
ズをディスプレイ31に表示する。また、扇形部材31
0には、押し突きアーム302が“無シート”位置まで
動いたとき、スイッチ320を一定オン位置へ作動させ
るこぶ322が設けられている。押し突きアーム302
は、それ以上は動かないので、トレー22にシートが置
かれない限り、オン状態はそのままである。制御器94
は、この状態が知らされると、ディスプレイ31に“無
シート”状態を表示する。 【0022】こぶ・スイッチ作動装置は、本発明に使用
することができる一実施例にすぎないことを理解された
い。扇形部材の上に識別可能な領域を設けて、センサ部
材によってその動きを検出する別の構成も考えられる。
また,押し突き部材は、コピーシートを接触部材に押し
付けると同時にコピーシートの有無とサイズを検出する
ため、別の構成にできることもわかるであろう。たとえ
ば、押し突き部位は、両面複写モジュールを通るシート
の移動方向を横切って往復できるように取り付けられ
た、ばねで押された部材であってもよい。押し突き・サ
イズ検出装置に関連して、トレー22の表面に、スイッ
チング論理手段に接続された感圧スイッチ324を設け
ることができる。感圧スイッチ324の目的は、シート
が長いサイズか短いサイズかをおおざっぱに判別するこ
とである。実際には、押し突きアーム302ガ接触部材
202から規格シ幅だけ離れかた位置、たとえば、11
インチ(長辺を先に給送される8.1/2×11インチの
シートの場合)、8.1/2インチ(短辺を先に給送され
る8.1/2×11、13、または14インチのシートの
場合)、および無シートを示す8インチ以下の位置にあ
ることを示す諸位置で、スイッチを作動させるために、
こぶ318、322が設けられている。したがって、ス
イッチ論理手段は、11.7インチシートについては無作
動を検出し、10.12インチシートから離れて回転した
ときは1回の作動を検出し、8・1/2インチシートか
ら離れて回転したときは2回の作動を検出し、無シート
のときは一定作動を検出する。短辺を先に給送された8
・1/2×11インチシートと、短辺を先に給送された
8・1/2×13または14インチシートとを区別する
方法がないので、トレー22内に、感圧スイッチ324
が、その作動で両者を区別する位置に設置されている。
押し突き部材に連結されたスイッチング手段と共同し
て、スイッチ論理手段は、同じ幅および異なる長さを有
するシートサイズを区別することができる。押し突きア
ーム302は、通常は、トレーに向かって押されている
ので、トレー内にシートが無いときは、押し突き具組立
から常時オン信号を受け取ることは、理解されるであろ
う。この情報が必要なとき、たとえば、トレーが空であ
ることが必要な両面複写動作をオペレータが選択したと
きは、一時的な“無シート”表示であるので、上述のや
り方が望ましい。 【0023】本発明の構成として、両面複写モジュール
のフレーム20には、所望された複写選択に応じて、両
面複写トレー22および補助トレー24からコピーシー
トを複写処理装置の入口通路158へ給送することがで
きる改良型の摩擦遅延シート給送装置が取り付けられて
いる。図5および図8からわかるように、フレーム20
の後面400から垂直に両面複写トレー22および補助
トレー24の上に前方に延びているのは、給送装置トグ
ルキャリッジ402である。給送装置トグルキャリッジ
402は、キャリッジピボット軸404を介して後フレ
ーム部分400に旋回できるように取り付けられてい
る。給送装置トグルキャリッジ402のギヤボックス部
406には、複写処理装置Aから外に延びている駆動ギ
ヤ(図示せず)で駆動されるトランスミッション408
が入っている。ギヤボックス部406からキャリッジピ
ボット軸404に対し垂直に延びているのは、カムフォ
ロワ410である。カムフォロワ410は、トグルキャ
リッジカム412によって、以下に説明する中立シート
給送位置へ押され、給送装置トグルキャリッジ402を
特定の位置へ動かす。また、給送装置トグルキャリッジ
402を構成し、ギヤボックス部406から両面複写ト
レー22および補助トレー24を横切って前方に片持ち
はりのように延びているのは、両面複写トレー給送装置
アーム414と、補助トレー給送装置アーム416であ
る。その両面複写トレー給送装置アームの中を通って延
びているのは、ギヤボックス部406内のトランスミッ
ション408を介して複写処理装置から駆動ギヤで駆動
され、回転運動が与えられる給送ローラー軸418であ
る。給送ローラー軸418の他端は、両面複写トレーの
上に片持ちはりのように固定され、給送ローラー422
を回転できるように支持している。両面複写トレー給送
ローラー422は、一定回転で駆動され、シート給送位
置へ旋回されると、コピーシートに接触して運動を与え
る。補助トレー給送アーム416は、給送ローラー42
6を支持し一定速度で回転させる給送ローラー軸424
を含む、ほぼ同じ構成要素でできている。給送ローラー
は、ここでは好ましい実施例として示したが、どんな形
式の摩擦給送装置でも、給送アームの一端に取り付けて
コピーシートに接触させることが出来るものであれば、
使用できることは、理解されるであろう。たとえば、パ
ドル式給送装置または複数ローラー式給送装置を前述の
装置に連結して使用することができる。 【0024】カム412は、給送トグル・キャリッジ4
02を偏位させて給送位置と非給送位置との間で旋回さ
せる。低コスト複写機の場合は、高価なクラッチを避け
ることが望ましいので、給送ローラー422、426
は、常に回転しており、コピーシートを給送する必要が
ないときには、中立位置へ移さなければならない。した
がって、両面複写トレー22から給送する場合は、カム
412が回転し、カムフォロワ410を介して給送トグ
ル・キャリッジ402を下向きに旋回させ、給送アーム
414を下方位置に置き、給送ローラー422を両面複
写トレー22内のコピーシートと接触するように支持す
る。両面複写トレー22からコピーシートを給送したい
ときには、カム412が給送トグル・キャリッジ402
をコピーシート給送位置へ偏位させて、給送ローラー4
22を下降させコピーシートに接触させるので、コピー
シートは、スタックから送り出されて、ローラー422
と表面206aの間に進められる。補助トレー24から
給送したいときは、カム412が給送トグル・キャリッ
ジ402をコピーシート給送位置に偏位させ、給送ロー
ラー426を下降させてコピーシートに接触させるの
で、補助トレー24内の補助シートスタックからコピー
シートが送り出され、ローラー426と表面206bの
間に進められる。ローラー422、426がコピーシー
トのスタックとの接触から離れるように、トグル・キャ
リッジ402が旋回させられると、両者の間に隙間が生
じるので、間違ってシートが給送されることはない。 【0025】図6は、中立出発位置から上方位置および
シート給送位置へ、給送ローラーが移動した状態を略図
で示す。給送ローラー422、426のどちらか一方の
トレーから給送しているとき、給送ローラー422、4
26と共同して、トレー内のスタックからコピーシート
を分離するのを助けるために、表面206a、206b
に、それぞれ遅延パッド430、432が設けられてい
る。本実施例によれば、遅延パッド430は、遅延開口
436を通して偏位されるように、遅延ばね部材434
に取り付けられている。遅延ばね部材434の他端は、
両面複写モジュールの表面204に取り付けられてい
る。動作中、遅延パッド430は、コピーシートの重複
給送を防止する作用を強めるために、給送ローラー42
2と強く接触するように押し付けられている。給送トグ
ルキャリッジ402は、補助トレー24に向かって回転
するようにばね部材438によるばね力が加わってい
る。ばね部材438は、一端が給送トグルキャリッジ4
02の両面複写トレー側で両面複写モジュールの後部側
面400の内側に連結され、他端が補助トレー側で給送
トグルキャリッジ402に連結されている。ばね部材4
38は、給送トグルキャリッジ402および補助トレー
給送ローラー426に下向きの偏位力を与えるように配
置されている。この下向きの偏位力は、給送ローラー4
22と遅延パッド430と遅延パッドばね434との組
み合わせの場合と同様なやり方で、給送ローラー436
を遅延パッド432に強く接触させる。 【0026】給送アーム414、416の下向きの旋回
動作と組み合わせて、コピーシートを上方に偏位させシ
ート給送位置に置くために、両面複写トレー22と補助
トレー24は、ばね部材220、440の上に取り付け
られている。このために、両面複写トレー・エレベータ
219と補助トレー・エレベータ441は、上方に偏位
されたとき、接触部材206に隣接するエレベータ21
9、441の端がシート給送位置にくるように取り付け
られている。トレーに対して給送ローラー422、42
6がシート給送位置から離されたとき、給送ローラーに
追従するばねのばね力が加わるトレーの固有の傾向を打
ち消すために、ローラー422、426が正常位置から
旋回したとき得られた位置にトレーを保持する手段が設
けられている。ラチェット部材444は、旋回できるよ
うに取り付けられており、通常は、接触部材206の開
口448を通して偏位され、補助トレー24の隣接部分
に設けられたタブ部材452とかみ合っている。ラチェ
ット部材446は、ラチェット・レバー部材448に取
り付けられており、トグルキャリッジ402がどちらか
のシート給送位置に移動すると、ラチェット・レバー部
材448が押されて、ラチェット部材とかみ合っている
タブ部材452がはずれる。この結果、トレーに結合さ
れたばねが、トレーを上方に押して、コピーシートを給
送ローラーに接触させる。給送ローラー422、426
は、シート給送が即時に開始されるように、常に回転し
ているので、給送サイクルと給送サイクルの間は、ロー
ラーとコピーシートとが接触しないようにしなければな
いらな。コピーシートが両面複写モジュール出口ニップ
158に達したとき、給送アームが持ち上げられ、コピ
ーシートから離される。給送アームが正常位置から旋回
すると、ラチェット部材がかみ合うので、ばねで押され
たトレーがアームの動きに追従することが防止される。
したがって、給送ローラーは依然として回転しているけ
れども、次のシートを給送するときまで、シートの給送
は中断される。 【0027】正しい片面/両面複写制御を行うために、
複写する原稿書類の数に関して、複写制御器94に指示
する手段が設けられている。自動原稿送り装置Eは、図
2に示すように、通常の複写において、プラテン88を
横断する原稿書類をカウントする原稿カウント手段を備
えている。原稿書類は、入力側92から出力側94へ送
られる。原稿カウント手段として、既知の原稿カウント
手段、たとえば通過する原稿書類を複写制御器94へ電
気的に指示する光電検出器500を、原稿書類通路に沿
って入力側92と出力側94の間に設置してもよい。オ
ペレータがディスプレイ31で選択して、片面原稿/両
面コピー複写を行う旨を指示すると、複写制御器94
は、ディスプレイ31の英数字表示を介して、オペレー
タが原稿書類の枚数に関する情報を有しているかどうか
を質問する。もし、オペレータがその情報を有していれ
ば、制御器94は、原稿書類の数をディスプレイに入力
するように指示する。もし、オペレータが原稿書類の数
を知らなく、複写する原稿書類の枚数を数えることを欲
しなければ、制御器94は、オペレータに原稿書類を原
稿送り装置の入力側92に挿入し、START PRINT 操作ボ
タンを押すように指示する。オペレータの操作に応じ
て、複写制御器94は、複写処理装置Aを動作不能にす
るので、原稿書類は複写されずに、自動原稿送り装置E
の出力側93へ通される。この通しにより、原稿送り装
置Eを通過した原稿書類の数が複写制御器94に取得さ
れ、両面複写のとき使用される。次に、制御器94は、
オペレータに英数字表示で、原稿書類を複写するため原
稿送り装置Eの入力側92へ戻すように指示する。も
し、カウントで得られた情報が、奇数枚の片面原稿を表
していれば、複写制御器94は、複写処理装置の両面複
写機能を動作不能にし、最後のコピーシート(原稿送り
装置が送り出した最初の原稿書類に対応する)が第2面
の像を受け取らずに、第1面の像を受け取るように、複
写処理装置を通過できるようにする。オペレータは制御
器94に対する入力情報の提供を選択することができる
ので、処理時間をかなり節減することができ、またオペ
レータの間違いが防止されるため、正しく丁合されたコ
ピーセットを得ることができる。 【0028】無トレー通路154は、両面複写モジュー
ル入り口ニップ150および両面複写モジュール偏向器
152から両面複写モジュール出口ニップ156まで延
びている上下のそらせ板501、502でできている。
そらせ板501、502の両端は、無トレー通路154
への出入口となる入口504と出口506を形成してい
る。上そらせ板501に支持されているのは、ニップ・
ローラー510であり、ニップを形成されている相手側
のローラー512は、下そらせ板502に取り付けられ
ている。そらせ板501、502は、フレーム20の駆
動ハウジング514に支持され、そこから外側に垂直に
延びている。図9に示すように、下そらせ板502は、
下方に旋回させ、上そらせ板501から離すことができ
るように支持されている。下そらせ板502から外側に
延びているのは、ばね部材516である。ばね部材51
6は、下そらせ板502から延び、引出しCの前面30
の内側に形成された接触部材518に当っている。接触
部材518は、シート接触部材202の上に設けると都
合がよい。実際に、引出しCを開くと、ばね部材516
にかかる偏位力が除去されるので、下そらせ板502
は、上そらせ板501に対する正常位置から下がる。し
たがって、引出しを開けば、下そらせ板502が下方位
置にくるので、オペレータは、レバー等をはずさなくて
も無トレー通路154に接近して詰まったシートを除去
することができる。したがって、引出しの前面は、接触
部材518でカム表面を形成しており、このカム表面が
ばね部材516と共同して、そらせ板502を閉じる作
用をすることがわかる。 【0029】本発明にとって特に重要なことは、2つの
両面複写シート通路の選択を制御するプロセスである。
無トレー通路154をできるだけ頻繁に利用することが
望ましい、したがって、単に、無トレー通路154また
は両面複写トレー22のどちらか一方を選択するのでな
く、各トレーは、利益があるように使用される。また、
あらゆる単一ジョブの実行に、2つの通路を使用するこ
とができる。次の表は、いろいろな典型的複写ジョブに
おけるシート通路の選択を示す。 ─────────────────────────────────── シートサイズ 片面/ 片面/ 両面/ 両面/ 両面複写 両面複写 両面複写 両面複写 RL≦2 RL>2 RL≦2 RL>2 ─────────────────────────────────── A 5 無トレー 無トレー 無トレー 無トレー ─────────────────────────────────── A4または 無トレー 無トレー 無トレー 両面複写トレ レターサイズ ー、ただし最 LEF 後の2コピー のランは無ト レー ─────────────────────────────────── A4または 無トレー 両面複写トレ 無トレー 同 上 レターサイズ ー、ただし最 SEF 後の2コピー のランは無ト レー ─────────────────────────────────── B4または 無トレー 同 上 無トレー 同 上 Legal ─────────────────────────────────── A3または 無トレー − − − 11×17 インチ ─────────────────────────────────── 表1 表1を見れば、通路は、作成すべきコピーの総数に基づ
いて選択されることがわかる。作成すべきコピーの総数
(RL:run length、すなわち実行長さ)が
2またはそれ以下であって、両面複写が求められている
場合は、第2面の像を受け取らせるため複写処理装置へ
直接送り戻す無トレー通路152へコピーシートを導く
ように、両面複写通路偏向器カムがセットされている。
コピーの数が2以上の場合は、偏向器がコピーシートを
両面複写トレー22へ導き積み上げる。しかし、本実施
例によれば、複写する最後のシートは、複写処理装置へ
直接戻して第2面の像を受け取らせるように無トレー通
路へ導かれる。 【0030】表1は、3つの一般的な複写順序を開示し
ている。第1の順序では、作成すべきコピーが2または
それ以下で、両面原稿書類または短い原稿書類より複写
時間が長くなる長い原稿書類は、オペレータが手によ
り、または自動原稿送り装置により自動的にプラテンの
上に置かれる。原稿書類は、複写のため1回走査され、
原稿像を有するコピーシートは、出口ニップ80で反転
されて、無トレー通路154へ向けられる。もし、実行
長さが2であれば、原稿書類が再び走査されて、そして
第2のコピーシートが同じように無トレー通路へ導かれ
る。第1のコピーシートは、第2面を複写する第2の原
稿書類が所定の位置にあること、すなわちその原稿書類
が裏返されたこと、および第2のコピーシートが可逆出
口ニップ80に保持されていることを指示する信号が複
写制御器94から送られてくるまで、複写処理入り口ニ
ップ156に保持される。第2の原稿書類を複写する準
備ができた信号が受け取られると、第1のコピーシート
は、複写処理装置Aに送り込まれる。第2の複写順序で
は、2以上のコピーを作成する場合、コピーシートは、
第1の像を受け取り、出口ニップ80で反転され、両面
複写偏向器152に達し、両面複写トレー22へ偏向さ
れ、積み重ねられる。ただし、第1面に像を有する最後
の2枚のコピーシートは、第1の順序で述べたように、
直接無トレー通路154へ偏向され、そのあと、複写す
る原稿書類が裏返される、または置き換えられる。その
新しい原稿書類の最初の2つの像は、第1の順序で述べ
たように、無トレー通路154に保持された2枚のコピ
ーシートの裏面に転写される。次に、両面複写トレー給
送装置が接続され、第1面に像を有する残りのコピーシ
ートは、その白紙側に第2の像を受け取るため両面複写
トレー22から複写処理装置Aに送り込まれる。 【0031】表1に示すように製品は、最も要求される
サイズのシートにぴったり適合するように設計されてい
るので、非常に大きなまたは小さいコピーシートは、両
面複写トレーに適合できないかもしれない。したがっ
て、そのようなシートサイズは、実行長さ(RL)にか
なりの制限を受けることになるのは、理解されるであろ
う。しかし、ここに開示した一般的原理に従って、より
大きな両面複写モジュールを設計すれば、そのようなサ
イズにも容易に適合できることは、理解されるであろ
う。第3の複写順序では、両面複写トレーに積むには大
きすぎる、または小さすぎるサイズのコピーシートは、
出口ニップから送り出された後、無トレー通路154に
保持される。この複写順序によれば、第1の像を有する
コピーシートは、複写処理装置から両面複写モジュール
の無トレー通路へ送られる。複写する第2の像が提供さ
れたことを指示する信号を制御器から受け取るまで、コ
ピーシートは、無トレー通路に保持される。信号を受け
取った時点で、コピーシートは、その白紙面に第2の像
を受け取るため複写処理装置Aに送り込まれる。この複
写方法は、本発明で考えている他のすべてのシートサイ
ズに同様に適用できることは、たぶん理解されよう。 【0032】また、上述の3つの複写順序は、像併合複
写にも同様に適用できるも、理解されよう。シート通路
における唯一の相異は、コピーシートの同一面を複写処
理装置Aに提供し、第1の像の上に重ねて第2の像を受
け取るために、選択器110が可逆ニップ80への通路
を閉塞することである。2枚の原稿書類を並べて置くこ
とが必要である使用の場合、すなわちプラテンの上に2
枚の原稿書類を並べて置き、そこから両面コピーを作成
する場合には、両面複写モジュールBの無トレー通路1
54は、特に有益に使用できる。この方法は、複写する
原稿書類の像側を下にしてプラテン88の上に置いて複
写する必要がある。走査光学装置49は、サーボモータ
ー56によって駆動される。走査光学装置49は、コピ
ーシートの第1面に複写したい原稿書類を保持している
プラテン88の部分のみを走査するように動作する。走
査されるプラテン部分は、あらかじめ選択された複写す
る原稿書類によって決まる。無トレー通路154は、可
逆出口ニップ80から第1面コピーを迅速に戻すことに
より、片面原稿/両面コピーの複写プロセスを速める。
この実施例の場合、第1の原稿書類は、2回走査され
る、すなわち第1面原稿が置かれているプラテン部分
が、走査光学装置49により2回走査される。これは、
いろいろなやり方で行うことができ、好ましい実施例の
場合は、サーボモーター56が第1の原稿書類を露光で
きる位置へ走査光学装置49を駆動して、原稿書類の走
査を開始する。そのあと、サーボモーター56は、走査
光学装置49を原稿書類の走査が開始された位置へ戻
し、原稿書類を、再び走査する。これにより、それぞれ
が第1面に像を有する第1の原稿書類のコピーが2枚生
じる。これらのコピーは、定着ステーション78から可
逆出口ニップ80へ送り出され、ここでコピーシートの
向きが逆にされ、両面複写モジュールBへ、そして偏向
器152により両面複写モジュールの無トレー通路15
4へ導かれる。複写処理装置のの入口通路158を通し
て複写処理装置へコピーシートが再び送り戻されたと
き、コピーシートは、第2面に像を受け取る向きになっ
ている。コピーシートが複写処理装置Aへ送り戻される
間に、走査光学装置49は、プラテン88上の第2の原
稿書類を複写できる位置へ動かされる。次に、両面コピ
ーの第2面になる原稿書類が走査光学装置49によって
走査され、プラテン88上の第2の原稿書類によって提
供された像が、第1のコピーシートの第2面に複写さ
れ、そして2回目の走査により、第2面の原稿像が第2
のコピーシートの第2面に複写される。そのあと、シー
トは、複写処理装置から可逆出口ニップ80を通って出
力トレー82へ出ることが許される。このプロセスは、
所望する数のコピーが得られるまで繰り返すことができ
る。もし奇数の枚数のコピーが所望であれば、最後のコ
ピーシートについては、プラテン上の各原稿書類の露光
を1回だけにする必要がある。要約すると、プラテン8
8の上に置かれた2枚の片面原稿書類のうち、一方の原
稿書類が、他方の原稿書類を走査する前に、連続して2
回走査される。第1の原稿書類を走査して作られたコピ
ーは、方向が逆にされ、両面複写モジュールBを通って
裏返され、第2面の像を受け取るため再び複写処理装置
Aへ送り込まれる。次に第2面の像を形成するため、プ
ラテン上の別の原稿書類が連続して2回走査される。完
成したコピーは、出力トレーへ導かれる。上述の方法
は、像併合複写にも同様に利用できることは、容易に理
解されよう。このプロセスの相異点は、コピーシート
は、可逆出口ニップ80に入れられずに、両面複写モジ
ュールに通されることである。 【0033】図10は、カムの作用を示す。カムは、必
要な対応部品とだけ連係して働くように構成されてい
る。好ましい実施例の場合、カムは、単一のモーターに
よって駆動されるので、両面複写モジュールの製造コス
トは低い。以上、発明を好ましい実施例について説明し
たが、添付図面を参照し、上述の説明を読まれ、理解さ
れたならば、その修正を思い浮かべることは容易であろ
う。本発明のシート取扱い構造を構成する多くの要素
は、記述した実施例以外の利用面を有することは、容易
に理解されよう。この実施例は、1つの例に過ぎず、こ
の分野の専門家は、この開示から、いろいろな代替物、
修正物、均等物、あるいは改良物を作ることができるか
も知れないが、それらは、特許請求の範囲に包含される
ものと考える。
【図面の簡単な説明】 【図1】ほぼ標準型の複写処理装置に組み合わされた本
発明が適用される複写機の斜視図である。 【図2】複写機の処理ステーションを通してコピーシー
トを搬送するシート通路と両面複写モジュールの略図で
ある。 【図3】複写機からのコピーシートが両面複写モジュー
ルシート通路へ逆送りされる複写処理装置内の交差箇所
を示す図である。 【図4】2通過カラー複写用偏向器を有する同じ交差箇
所を示す図である。 【図5】両面複写モジュールの平面図である。 【図6】好ましい実施例にしたがって、シートトレーに
対して旋回動作するシート給送装置の略図である。 【図7】本発明の一部を形成する引っ込み式側面ガイド
の動作を明らかにする両面複写モジュールの部分横断面
図である。 【図8】両面複写モジュールのシート通路および動作構
成要素の断面図である。 【図9】両面複写モジュールの無トレー通路の構成を明
らかにする第6図の7−7線に沿った横断図である。 【図10】いろいろな構成要素を駆動するカムの動作順
序を示す図表である。 【符号の説明】 A 複写処理装置 B 両面複写モジュール C 引き出し D 操作装置 E 自動原稿送り装置 10 上面 12 シート給送トレー 14 凹部 16、17 開口 18 前面 20 フレーム 22 両面複写緩衝トレー 24 補助シートトレー 28 把手 30 前面 31 英数字ディスプレイ 32 処理カートリッジ 34 移動方向 36 ベルト状感光部材 38 光導電性表面 40、44 搬送ロール 48 帯電コロトロン 49 走査光学装置 50 静止レンズ 51 完全反射ミラー 52 ハーフミラー 56 サーボモーター 62 現像ロール 64 コピーシート 66 スタック支持トレー 68 分離給送ロール 70 整合ピンチロール対 72 転写ステーション 74 転写コロトロン 76 定着ステーション 80 可逆出口ニップ 82 シートトレー 84 清掃ステーション 85 清掃ブレード 86 清掃ハウジング 87 清掃シール 88 プラテン 90 サーボモーター 92 原稿書類入力側 93 出力トレー 94 複写処理装置制御器 98 モーター 100、102 ローラー 104 受動偏向器 106 シート通路 108 両面複写モジュール・シート通路 110 像併合用選択器 112 軸 114 上凸面 118 凹面 150 両面複写モジュール入口ニップ 152 両面複写偏向器 154 無トレー通路 155 偏向器カム 156 両面複写モジュール出口ニップ 158 複写処理装置入口通路 200 引出しスライド 202 固定接触部材 204 引き出し支持面 206 固定シートガイド 206a、206b シート給送面 208、210 側面ガイド 211 ガイド 212 ガイド 213 スロット 214 レバーアーム 216 ピボット 217 ピボット・マウント 218 平衡アーム 219 エレベータ 220 板ばね 222 カム部材 223 モーター 224 タブ 300 押し突き装置 302 アーム 304 押し端部 306 アーチ部 308 ピボット軸 310 扇形部材 312 ばね部材 314 アーム 316 カム 318 こぶ 320 スイッチ 322 こぶ 324 感圧スイッチ 400 後面 402 給送装置トグル・キャリッジ 404 ピボット軸 406 ギヤボックス部 408 トランスミッション 410 カムフォロワ 412 カム 414 両面複写トレー給送装置アーム 416 補助トレー給送装置アーム 418 両面複写トレー給送ローラー軸 422 給送ローラー 424 給送ローラー軸 426 給送ローラー 430、432 遅延パッド 434 遅延ばね部材 436 開口 438 ばね部材 440 ばね部材 441 補助トレー・エレベータ 442 ラチェットレバー部材 444、446 ラチェット部材 448 開口 452 タブ 500 光電検出器 501、502 そらせ板 504 入口 506 出口 510、512 ローラー 514 駆動ハウジング 516 ばね部材 518 引出し接触部材

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.その一方の側に像を有するコピーシートを該コピー
    シートがその他方の側で像を受ける前に一次保管のため
    に受け取る両面複写トレー(22)を備えた両面複写若
    しくは片面複写形態で原稿を複写するための複写機にお
    いて、前記両面複写トレーは、補助コピーシート源とし
    て使用するのに適しており、その第1の面で像を受ける
    コピーシートを提供するものであって、幾つかの所定サ
    イズ若しくは配置のうちの1つであるようなコピーシー
    トを保持するのに適しており、前記複写機は、 トレーであって、概略平坦な支持表面(204)と、前
    記トレーの一方の側にあって前記トレーから前記コピー
    シートの移動方向へと延びている固定接触部材(20
    2)とを有している、前記トレーと、 支持表面に相対的に固定され、前記所定サイズのうちの
    1つのシート幅に対応するような距離だけ前記接触部材
    (202)から離間されている少なくとも1つのシート
    ガイド(208,210)と、 前記支持表面の開口(213)を通じて移動可能であっ
    て、前記所定サイズのうちで前記第1のシート幅よりも
    幅の狭い他のシート幅に対応するような距離だけ前記接
    触部材から離間され、トレーに位置づけられるより大き
    な幅のシートを配置することによって前記支持表面の下
    側位置へと移動するよう構成された少なくとも1つのガ
    イド(212)と、を備えることを特徴とする複写機。 2.請求項1記載の複写機において、前記移動ガイド
    は、前記支持表面の下側に位置づけられた支柱部材21
    6の周囲を軸的に旋回移動するようにした取りつけられ
    たレバー(214,218)によって提供されており、
    前記レバーは、ガイドが支持表面(204)の上側であ
    るような位置に偏位されている複写機。 3.請求項2記載の複写機において、前記移動ガイドは
    開口(213)を通ずるレバーアーム(214)の延長
    部(212)を形成しており、前記レバーの他のアーム
    (218)が平衡手段として作用して、前記延長部は重
    力によってその上部位置へ偏位される複写機。 4.請求項3記載の複写機において、前記支柱部材はナ
    イフエッジ(216)によって提供されており、前記ナ
    イフエッジはレバーと一体とされ、前記支持表面から下
    方向へ突出している支持手段(217)の上で休止して
    いる複写機。 5.原稿を複写する複写機であって、該複写機は、幾つ
    かの所定サイズ若しくは配置の1つを含んだコピーシー
    トのためのトレーを有し、トレー(202)であって、概略平坦な支持表面(20
    4)と、前記支持表面の一方の側にあって前記トレーか
    らシート移動方向へ及び前記支持表面から上部方向へと
    延びている接触部材(202)とを有している、前記ト
    レーと、 前記支持表面の開口(213)を通じて移動可能であっ
    て、前記所定サイズのうちの1つのシートの幅だけ前記
    接触部材から離間されているような少なくとも1つのガ
    イド(211)と、を備え、 前記移動ガイドは前記支持表面上部のある位置に偏位さ
    れており、前記偏位について、トレーに位置付けられた
    大きな幅のシートが配置されることによって、前記支持
    表面の下方の位置へ移動するよう構成されていることを
    特徴とする複写機。 6.請求項5記載の複写機において、前記トレーは、少
    なくとも縁面(208,219)及び後面(324)固
    定接触部材と縁面ガイド(302,306)とを有し、
    前記縁面及び後面固定接触部材は、前記縁面接触部材の
    間であって前記トレー内部の所定位置に存在するような
    コピーシートを該コピーシートがそこから除去されるま
    で固定的に保持するものであり、前記縁面ガイドは前記
    固定縁接触部材の横方向に移動可能であって、その位置
    は、トレーにおけるシートの位置付けに応答して異なる
    シートサイズを保持するように自己調整され得る複写
    機。 7.請求項6記載の複写機において、その若しくは各移
    動ガイド(211)は、垂直方向には従順であるが、水
    平方向には変形しにくい複写機。
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