JPH06169364A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06169364A
JPH06169364A JP4320785A JP32078592A JPH06169364A JP H06169364 A JPH06169364 A JP H06169364A JP 4320785 A JP4320785 A JP 4320785A JP 32078592 A JP32078592 A JP 32078592A JP H06169364 A JPH06169364 A JP H06169364A
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JP
Japan
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paper
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document
document tray
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4320785A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kikuchi
真 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4320785A priority Critical patent/JPH06169364A/ja
Publication of JPH06169364A publication Critical patent/JPH06169364A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿トレイを上方に回動させることにより、
その下方に位置する排紙受けの上部空間を広くして排紙
された用紙の取り出し操作を容易に行わせ得るファクシ
ミリ装置を提供する。 【構成】 印字部6の上部にスキャナ部5が配設された
本体34と、印字部6を通る用紙搬送路7と、本体34
の上部に設けられた排紙受け2と、用紙搬送路7の下流
側から排紙受け2に向けて上方に反転するように湾曲す
るように湾曲された排紙通路8と、排紙受け2の上部に
設けられて一端がスキャナ部5の入口側に接続された原
稿トレイ11と、この原稿トレイ11のスキャナ部5側
の端部を回動自在に支持する支点部39とにより構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】まず、図5にファクシミリ装置の従来例
を示す。1は本体である。この本体1には、その上面に
位置して記録用紙を積層する排紙受け2と、この排紙受
け2の基部から上方に突出する突部3が形成され、排紙
受け2の基端部には排紙口4が開口されている。また、
本体1の内部には突部3の内方に位置する原稿移動型の
スキャナ部5と、排紙受け2の下方に位置する印字部6
と、この印字部6を通る用紙搬送路7と、この用紙搬送
路7の下流側から排紙受け2に向けて上方に反転するよ
うに湾曲する排紙通路8とが設けられている。さらに、
本体1の側面には多数の用紙9を収納する給紙カセット
10が着脱自在に装着されている。
【0003】前記スキャナ部5の上部には原稿トレイ1
1から供給される原稿を排紙トレイ12に案内する原稿
搬送路13が設けられている。この原稿搬送路13には
図中右側側の上流側から図中左側の下流側に向けて、補
助ローラ14と、分離ローラ15と、この分離ローラ1
5に圧接された分離パッド16と、原稿搬送ローラ17
と、原稿排出ローラ18とが順次配列されている。した
がって、原稿トレイ11上に載置された原稿は、補助ロ
ーラ14により分離ローラ15と分離パッド16との接
触部に送り出され、分離ローラ15と分離パッド16と
により一枚ずつ分離され、原稿搬送ローラ17と原稿排
出ローラ18とにより排紙トレイ12に送られる。前記
スキャナ部5は、原稿搬送路13に面して設けられたコ
ンタクトガラス19の下方から光源20により原稿を照
明し、原稿からの反射光を複数のミラー21により屈折
し、その屈折された光を収束レンズ22によりCCDイ
メージセンサ23に収束することにより、原稿の画像を
読み取るものである。
【0004】前記用紙搬送路7には給紙ローラ24とレ
ジストローラ25とが設けられ、前記排紙通路8の上下
両端部には用紙排出ローラ26が設けられている。前記
印字部6は、ドラム状の感光体27を回転させる過程
で、その感光体27の表面を帯電器28により帯電さ
せ、その帯電部分に露光器29により画像信号に対応す
る光信号を走査して潜像を形成し、その潜像を現像器3
0により現像し、給紙ローラ24により給紙カセット1
0から引き出されレジストローラ25により搬送された
用紙9に感光体27上の現像画像を転写器31により転
写し、その転写画像を定着ローラ32により定着し、感
光体27上の残存トナーをクリーニングユニット33に
より清掃するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録に際して、給紙カ
セット10から供給された用紙9は、上面に感光体27
上の現像画像が転写され、定着ローラ32により熱と圧
力とを受けながら搬送され、さらに上方に湾曲された排
紙通路8により反転されるため、排紙受け2に排紙され
た状態では、印字面とは反対側の上面の中央が上方に出
っ張る状態で湾曲される。すなわち、用紙9の先端部が
排紙受け2に密着状態になり得る。しかも、全高寸法を
低くする要求に対応するため排紙受け2と原稿トレイ1
1との間隔を広くするには限度があるため、記録後に排
紙受け2上に排紙された記録用紙9は取り出し難い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字部の上部
にスキャナ部が配設された本体と、前記印字部を通る用
紙搬送路と、前記本体の上部に設けられた排紙受けと、
前記用紙搬送路の下流側から前記排紙受けに向けて上方
に反転するように湾曲された排紙通路と、前記排紙受け
の上部に設けられて一端が前記スキャナ部の入口側に接
続された原稿トレイと、この原稿トレイの前記スキャナ
部側の端部を回動自在に支持する支点部とにより構成し
た。
【0007】
【作用】印字部で記録され排紙通路により上方に向けて
反転されて排紙受けに排出された用紙を取り出す場合に
は、支点部を中心に原稿トレイを上方に回動させること
ができるため、排紙受けの上部空間を一時的に広くして
排紙された記録用紙の取り出しを容易にすることができ
る。また、通常は原稿トレイを下方に回動させて排紙受
けに接近させることができるため、装置全体の全高寸法
を低くすることが可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明する。図5に示す従来の構造と同一構造の部分に
ついては同一符号を用い説明も省略する。図1に示すよ
うに、スキャナ部5、印字部6、用紙搬送路7、排紙通
路8等が設けられた本体34の下部には用紙収納部35
が形成され、この用紙収納部35には給紙カセット36
が着脱自在に装着されているとともに、この給紙カセッ
ト36内の用紙9を引き出す給紙ローラ24が設けられ
ている。また、本体34の下部には、給紙ローラ24に
より引き出される用紙9を用紙搬送路7の上流側に案内
する給紙通路37が設けられ、この給紙通路37には用
紙搬送ローラ38が設けられている。
【0009】しかして、原稿搬送路13の入口側には原
稿トレイ11の一端を回動自在に支持する支点部39が
設けられている。図2に示すように、原稿トレイ11の
一端には支点部39の中心と同一の軸心上に位置するギ
ヤ40が固定的に設けられている。このギヤ40に噛合
されたギヤ41は、正逆回転自在のトレイモータ42に
駆動される駆動ギヤ43に噛合されている。
【0010】次いで、図3に電子回路の概略を示す。R
OM44と、このROM44に書き込まれたプログラム
を実行するCPU45と、可変データが書き込まれるR
AM46と、I/Oポート47とがバスラインにより接
続されている。このI/Oポート47には、前記原稿ト
レイ11上の原稿の有無を検出する原稿センサ48と、
前記スキャナ部5の各部を駆動するスキャナドライバ4
9と、原稿送りモータ50を駆動する原稿送りドライバ
51と、前記印字部6の各部を駆動する印字ドライバ5
2と、用紙送りモータ53を駆動する用紙送りドライバ
54と、前記トレイモータ42を駆動するトレイドライ
バ55とが接続されている。
【0011】なお、原稿送りモータ50には、前記分離
ローラ15、前記原稿搬送ローラ17、前記原稿排出ロ
ーラ18等の原稿搬送系の回転部材が直接或いは電磁ク
ラッチ(図示せず)を介して連結されている。また、用
紙送りモータ53には、前記給紙ローラ24、前記用紙
搬送ローラ38、前記レジストローラ25、前記感光体
27、前記定着ローラ32、前記用紙排出ローラ26等
の用紙搬送系の回転部材が直接或いは電磁クラッチ(図
示せず)を介して連結されている。
【0012】このような構成において、本体34の下方
に設けられた給紙カセット36内の用紙9は、給紙ロー
ラ24により引き出され、給紙通路37により案内され
て用紙搬送ローラ38により用紙搬送路7に給紙され
る。この用紙搬送路7に給紙された用紙9は、印字部6
により記録された後に印字面を下側に向けて排紙受け2
に排出される。したがって、排紙受け2上に何枚もの記
録用紙9を積層した場合には頁順を揃える必要がない。
排紙受け2上の記録用紙9を取り出す場合には支点部3
9を中心に原稿トレイ11を上方に向けて回動させるこ
とができるので、排紙受け2の上部空間を一時的に広く
して記録用紙9の取り出しを容易にすることができる。
【0013】ここで、原稿トレイ11の回動動作につい
て述べる。まず、ファクシミリにおいては、送信モー
ド、コピーモード、受信モードがある。まず、送信或い
はコピーモードにおける原稿トレイ11の回動動作を図
4(a)に示すフローチャートを参照して説明する。送
信或いはコピーのために原稿トレイ11に原稿を載せる
と、原稿センサ48が原稿有りを検出する。この検出信
号によりトレイモータ42が正転(図2では反時計方
向)し、支点部39を中心に原稿トレイ11が上昇す
る。原稿トレイ11上に原稿がないことを原稿センサ4
8が検出すると、その検出信号により送信又はコピーが
終了した後に、トレイモータ42が逆転し、支点部39
を中心に原稿トレイ11が下方に復帰する。したがっ
て、コピーの場合には、コピーされた用紙9が排紙受け
2に排出されるが、原稿トレイ11が上昇している間に
容易に取り出すことができる。
【0014】次に、受信モードにおける原稿トレイ11
の回動動作を図4(b)に示すフローチャートを参照し
て説明する。受信があれば、受信状態を検出する信号に
より前述したようにトレイモータ42が正転し、支点部
39を中心に原稿トレイ11が上昇する。受信が終了し
た場合には、一定時間経過後にトレイモータ42が逆転
し、支点部39を中心に原稿トレイ11が下方に復帰す
る。したがって、受信の場合には、受信データに基づい
て記録された記録用紙9が排紙受け2に排出されるが、
原稿トレイ11が上昇している間に容易に取り出すこと
ができる。また、受信時には受信を知らせる発信音が出
力されるので、一枚分のデータを受信する度に記録され
た用紙9を排紙受け2から取り出す準備をすることがで
きる。このような使い方をする場合には、受信終了後、
直ちに原稿トレイ11を下方に復帰させても、用紙9の
取り出しを容易にする目的は達成される。
【0015】また、コピーモード、受信モードの別を問
わず用紙9は排紙受け2に積層されるので、任意の時刻
に原稿トレイ11を上昇させて排紙受け2の用紙9を取
り出すこともできる。この場合の操作を図4(c)に示
すフローチャートを参照して説明する。本実施例は、図
2に示すように、本体34に設けられた操作パネル56
に原稿トレイ11を上昇させる指令を発するキースイッ
チ57を設け、このキースイッチ57をオンにすること
により、トレイモータ42を正転させて原稿トレイ11
を上昇させるものである。この場合、一定時間経過後ト
レイモータ42を逆転させるプログラムを組むことによ
り、原稿トレイ11を下方位置に復帰させることができ
る。
【0016】前記実施例において、原稿トレイ11を動
力によって上下回動させたが、手動により上下回動させ
るようにしても、排紙受け2上の用紙9の取り出し操作
性を向上させることができる。また、送信或いはコピー
モードにおいては、原稿トレイ11上の原稿を供給する
が、この場合には原稿トレイ11を上方に回動させるこ
とにより、原稿を自重によって分離ローラ15と分離パ
ッド16との接触部に向けて進行させることを助長す
る。これにより、図5において示したように、原稿を分
離ローラ15側に送り込む補助ローラ14を省略するこ
とができる。さらに、図1に示す給紙カセット36を本
体34の下部に収納し、且つ、排紙トレイ12を下方に
向けて取り付けることにより、本体34の周囲を広く使
うことができ、本体34が占める設置スペースを縮小す
ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上述のように、本体の上部に
設けられた排紙受けの上部に、原稿トレイを支点部によ
り回動自在に設けたので、印字部で記録され排紙通路に
より上方に反転されて排紙受けに排出された記録用紙を
取り出す場合には、原稿トレイを支点部から上方に向け
て回動させることができるため、排紙受けの上部空間を
一時的に広くして排紙された記録用紙の取り出しを容易
にすることができ、また、通常は原稿トレイを下方に回
動させて排紙受けに接近させることができるため、装置
全体の全高寸法を低くすることができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリの内部構
造を示す正面図である。
【図2】その内部構造の一部を示す正面図である。
【図3】電子回路を示すブロック図である。
【図4】原稿トレイの動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】従来のファクシミリの内部構造を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
2 排紙受け 5 スキャナ部 6 印字部 7 用紙搬送路 8 排紙通路 11 原稿トレイ 34 本体 39 支点部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部の上部にスキャナ部が配設された
    本体と、前記印字部を通る用紙搬送路と、前記本体の上
    部に設けられた排紙受けと、前記用紙搬送路の下流側か
    ら前記排紙受けに向けて上方に反転するように湾曲され
    た排紙通路と、前記排紙受けの上部に設けられて一端が
    前記スキャナ部の入口側に接続された原稿トレイと、こ
    の原稿トレイの前記スキャナ部側の端部を回動自在に支
    持する支点部とよりなることを特徴とするファクシミリ
    装置。
JP4320785A 1992-11-30 1992-11-30 ファクシミリ装置 Pending JPH06169364A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320785A JPH06169364A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4320785A JPH06169364A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ファクシミリ装置

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JPH06169364A true JPH06169364A (ja) 1994-06-14

Family

ID=18125218

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JP4320785A Pending JPH06169364A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 ファクシミリ装置

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JP (1) JPH06169364A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068289A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010068289A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Canon Inc 画像形成装置
US8523305B2 (en) 2008-09-11 2013-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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