JPH0517064A

JPH0517064A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH0517064A
Application number: JP3158827A
Authority: JP
Inventors: Mitsunori Sakamoto; 光紀阪本
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1991-06-28
Filing date: 1991-06-28
Publication date: 1993-01-26
Anticipated expiration: 2014-09-13
Also published as: JP2947980B2

Abstract

(57)【要約】【目的】カット紙、封筒のいずれの場合においても、
スタック性能を向上させる。【構成】積載量に応じて可動する底板を内部に設けた
排紙トレイを有する画像形成装置において、積載量に応
じて弾性力に抗して揺動可能な第一底板と、その内側に
あって積載量に応じて弾性力に抗して揺動可能な少なく
とも一つの第二底板とを設けて、第一底板での弾性力が
第二底板での弾性力よりも大きくなるように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いたレーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像
形成装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図１は、従来のレーザープリンタの概略
構成図である。

【０００３】給紙装置１から底板上昇レバーでピックア
ップローラに圧接されレジストローラ対方向に給送され
た記録紙２は、レジストローラ対３によってタイミング
がとられてドラム状の感光体４から成る潜像担持体へ搬
送される。感光体４は図でみて反時計方向に回転駆動さ
れ、その際帯電チャージャ５によって表面を帯電され、
レーザー光学系６からのレーザー光を照射されて感光体
上に静電潜像が形成される。この潜像は現像装置７を通
るときトナーによって可視像化され、この可視像は感光
体４へ搬送された記録紙２に転写チャージャ８により転
写され、転写された記録紙上の可視像は定着装置９によ
って定着される。一方、可視像転写後の感光体４はクリ
ーニングブレード１０を有するクリーニング装置によっ
て残留トナーを除去される。感光体４から除去されたト
ナーは、トナー回収タンク１２に回収され収容される。
定着装置９から排出された記録紙２は、片面記録の場合
にはそのまま排紙部１１に収納され、両面記録の場合に
は回動可能な両面入口ガイド１３により両面搬送ローラ
対１４へ導かれる。両面搬送ローラ対１４により記録紙
２は、当該記録紙２を給紙装置方向に送るように回転し
ている反転ローラ対１５に搬送され、反転センサー１６
を通過する。記録紙２が反転センサー１６を通過して所
定時間後、反転ローラ対１５は回転方向を変え、さらに
回動可能な反転ガイド１７を切り換えることにより記録
紙２をレジストローラ対方向に搬送させる。再びレジス
トローラ対３に給送された記録紙２は、レジストローラ
対３によってタイミングがとられて感光体４へ搬送さ
れ、上記と同様の手順を経てトナー像が記録紙２に転写
定着される。この時、給紙装置１から給送された場合と
反対面が感光体４と接するので、記録紙２に両面記録が
なされる。両面記録がなされた記録紙２は定着装置９を
通過後、両面入口ガイド１３により排紙部１１に排出さ
れ収納される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで近年、特にレ
ーザプリンタ等においては、通常の記録紙、いわゆるカ
ット紙だけでなく、封筒へのプリントの要求も高まって
いる。ところがカット紙と封筒とを比較すると、１枚あ
たりの重量については、大きさ、材料にもよるが、概ね
カット紙（Ａ４サイズ）が３．７〜５．６ｇであるのに
対して普及率の高い封筒が３〜５．５ｇとほぼ同じであ
るにもかかわらず、厚みについては、カット紙が０．１
ｍｍであるのに対して封筒が約１ｍｍと１０倍程度の差
がある。封筒のフラップ部が開きぎみになっていると、
封筒はそれ以上の厚みになってしまう。また幅について
は、カット紙が２１０〜２１６ｍｍであるのに対して封
筒が９０〜１２０ｍｍとほぼ１／２程度の差となってい
る。

【０００５】そのため、排紙トレイに封筒をスタックさ
せると、その枚数が、カット紙の１／１０以下で一杯に
なってしまう。

【０００６】そこで、封筒にプリントする場合にも、適
切なスタックがなされることが要請される。

【０００７】カット紙においてスタック性能を挙げるた
めに、例えば、実開昭６０−１９５５１号公報に記載さ
れた、コピー紙の量に応じて下降自在な排紙皿を設けた
排紙装置や、特開昭６２−２７２７３号公報に記載され
た、用紙収容枚数の増加に伴って、スプリング等で水平
方向に変位させ収容枚数を増大させた用紙受け装置のよ
うに、記録紙をスタックさせる排紙トレイ側において、
重量によりスタック量を調整した様式のものがある。こ
れを図２に示される従来構造の排紙トレイで説明する
と、排紙トレイ２１内にスプリング２３付きの底板２２
が揺動可能に設けられており、カット紙のスタック重量
にしたがい、スプリング２３がたわみ、底板２２が揺動
するようになっている。

【０００８】しかしながら、このような排紙トレイにあ
っては、カット紙におけるスタック性能を向上させるこ
とはできても、上記したように、封筒がカット紙に比べ
てほぼ同じ重量にもかかわらず約１０倍の厚さを有して
いるため、封筒をスタックする場合には、例えば、カッ
ト紙では、底板２２が１５ｍｍ沈むのに１００枚、約４
６０ｇ、厚さにして１０ｍｍ必要であるならば、封筒２
０では、１００ｍｍの厚さを要することになり、図３に
示されるように、底板２２が、スタックの厚みに比べ
て、ほどんど動かず、その枚数がカット紙の１／１０以
下の時点で、底板の可動機能を発揮させることなく、排
紙出口近傍に設けられた満杯検知器２４が作動してしま
い、スタック枚数をふやすことができない。即ち、上記
した要請に応えることができない。

【０００９】実開平１−１４３７５６号公報に記載され
た、スプリング等で上下動可能な排紙トレイに紙の入り
込み防止機構を設け、スタック不良をなくすようにした
排紙装置でも、封筒にプリントする場合には、適切なス
タックを行なうことができない。

【００１０】そこで本発明は、カット紙、封筒のいずれ
の場合においても、スタック性能を向上させることを課
題とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題
を、積載量に応じて可動する底板を内部に設けた排紙ト
レイを有する画像形成装置において、積載量に応じて弾
性力に抗して揺動可能な第一底板と、その内側にあって
積載量に応じて弾性力に抗して揺動可能な第二底板とを
設けて、第一底板での弾性力が第二底板での弾性力より
も大きくなるように調整して、解決した。

【００１２】第一底板と第二底板とを一体に揺動可能と
する連結手段を設けるようにすれば、より好適である。

【００１３】更にスタック性能の向上を目指せば、上記
第二底板を複数個並列に設けるようにして、図８に示さ
れるような、記録紙の排出位置を変更させる従来公知の
ジョブセパレーション機構を応用することも考えられ
る。

【００１４】従来、ジョブセパレーション機構は、排紙
部１１に配置されていて、カット紙や封筒である記録紙
２が排紙搬送ローラ対１８を離れた時点で、ジョブモー
タ３１が作動して、ウォームギヤ３２、円筒カム３３、
第１レバー３６を介して排紙駆動ローラ３４に駆動力が
伝達されるようになっている。また排紙駆動ローラ３４
の軸線方向の移動が第２レバー３７の存在により排紙従
動ローラ３５に伝えられる。そしてローラの移動方向及
び停止位置は、排紙駆動ローラ３４に同期して移動する
シャッタ３８、第１光センサ３９、第２光センサ４０で
制御される。この結果、ジョブセパレーションが行なわ
れている時には、基準排紙位置からローラ軸線に沿っ
て、図で見て左側にｘだけ移動した位置で排紙がなされ
る。図９に、ジョブセパレーション機構を所定枚数毎に
用いて記録紙を排出スタックさせた例を示す。ａ₁、ａ₂
のスタック部分は、ジョブセパレーションが行なわれた
状態であり、ｂ₁、ｂ₂のスタック部分は、ジョブセパレ
ーションが行なわれなかった状態、即ち、通常のストレ
ート排紙の状態である。図１０に、一枚毎にジョブセパ
レーション機構を用いた場合の、ジョブモータ３１の回
転数と時間との関係を示す。

【００１５】しかしながら、従来のジョブセパレーショ
ン機構では、排紙が、基準排紙位置と、当該位置からロ
ーラ軸線に沿って一方方向に移動した位置で行なわれる
ので、仮に上記発明にかかる排紙トレイを用いたとして
も当該機構を有効に利用しているとはいえない。

【００１６】そこで、基準排紙位置からローラ軸線の両
方向に移動可能な排紙ローラ対、当該ローラ対を移動さ
せる駆動手段、当該ローラ対の停止位置及び移動方向を
制御する制御手段とからなるジョブセパレーション機構
を備えた画像形成装置を更に発明した。

【００１７】排紙する記録紙のサイズや量に応じて、ロ
ーラ対の移動量を制御可能にすれば、より好適である。
また排紙する記録紙を２列以上でスタックできるよう
に、ローラ対の移動量を確保するのが好ましい。

【００１８】

【実施例】本発明の詳細を、図に示す実施例に基づいて
説明する。

【００１９】図４、図５に本発明にかかる排紙トレイを
示す。第一底板であるスプリング２６付きコの字状底板
２５に、第二底板である封筒用スプリング２８付き封筒
用底板２７のボスが嵌め込まれ、封筒のスタック重量に
したがい、スプリング２８がたわみ、当該封筒用底板２
７がコの字状底板２５に対して揺動するようになってい
る。これにより、図６、図７に示されるように、従来に
比べて、封筒のスタック量を数倍にすることができるよ
うになる。また排紙トレイに設けられたコの字状底板２
５と封筒用底板２７とは、コの字状底板２５に取り付け
られた連結手段としてのクリップ２９を内側にスライド
させることで、一体状にすることができる。カット紙を
スタックする場合には、カット紙のスタック重量にした
がい、スプリング２６、２８がたわみ、一体となった底
板２５、２７が揺動して、カット紙のスタック量も増や
すことができる。

【００２０】また図１１に別の発明にかかるジョブセパ
レーション機構を示す。構造的には、従来のジョブセパ
レーション機構に、更に第３光センサ４１を設けたもの
であり、従来の機構が、基準排紙位置からローラの軸線
に沿って、図で見て左側だけに移動していたのに対し
て、本発明の機構は、基準排紙位置から左側だけでな
く、右側にも移動可能になっており、しかも基準排紙位
置からの移動距離は従来の半分で足りる。即ち、従来の
ジョブセパレーションでは、図８に示されるように、排
紙ローラ対が基準位置と左側にｘだけ移動した位置とで
仕分けを行なうのに対して、本発明のジョブセパレーシ
ョンでは、基準位置から左側にｘ／２だけ移動した位置
と、基準位置から右側にｘ／２だけ移動した位置とで仕
分けを行なうようになっている。したがって、移動量で
あるセパレーション量としては、図１２に示されるよう
に、従来のものと同じ量ｘが確保されて、基準排紙位置
に対して左右に同距離離れた位置から排紙されるので、
図１４に示されるように、記録紙が封筒の場合には特
に、スタックに都合がよい。また、一回あたりの移動量
が従来の半分になるため、ジョブモータの回転速度も半
分ですみ、ジョブモータの追従限界が従来の２倍になる
ので、仮に画像形成装置が高速タイプのものになって
も、排紙速度にジョブモータの回転速度が容易に追従で
きることとなる。図１６に本発明にかかるジョブセパレ
ーション機構におけるジョブモータの回転数と時間との
関係を示す。

【００２１】場合によっては、基準位置と、左側にｘ／
２だけ移動した位置と、右側にｘ／２だけ移動した位置
の３箇所を用いて、図１５に示されるような３段階の仕
分けも可能である。通常のカット紙に対して用いれば、
図１３のようになる。

【００２２】制御手段の一つである光センサを更に増や
して、排紙するカット紙や封筒の量に応じて、ローラ対
の移動量を制御可能なようにすれば、図１４、図１５に
示されるように、状況に応じて同じ装置で排紙する封筒
など記録紙を２列あるいは３列でスタックできるように
なる。この場合、それに応じて、ローラ対の移動量を確
保しなければならないのは当然である。このように排紙
トレイ上に封筒を並列にスタックすることにより、封筒
の積載量を従来の２倍以上にすることができる。

【００２３】また当該ジョブセパレーション機構にあっ
ては、記録紙の移動速度、移動距離が従来の半分ですむ
ため、ジョブセパレーション時に排紙される記録紙とス
タックされている記録紙との間での摩擦力が低減して、
従来ジョブモータの回転速度を上げる場合に生じてい
た、図１７に示されるような記録紙のズレを回避するこ
とが可能になる。

【００２４】

【発明の効果】請求項１の画像形成装置においては、積
載量に応じて弾性力に抗して揺動可能な第一底板と、そ
の内側にあって積載量に応じて弾性力に抗して揺動可能
な第二底板とを設けて、しかも第一底板での弾性力が第
二底板での弾性力よりも大きくなるように調整されてい
るので、厚く幅の狭い封筒等がスタックされる場合に
は、弾性力の小さな第二底板上にスタックすることがで
き薄く幅の広いカット紙がスタックされる場合には、弾
性力の大きな第一底板上でスタックすることができ、カ
ット紙、封筒のいずれの場合においても、スタック性能
を向上させることができる。

【００２５】請求項３の画像形成装置においては、排紙
ローラ対が基準排紙位置からローラ軸線の両方向に移動
可能になっているので、基準排紙位置に対して左右に同
距離離れた位置から排紙されることになり、封筒をスタ
ックする場合にも、排紙トレイを有効に用いることがで
きる。また、基準排紙位置からの排紙を加えて、３箇所
の位置での排紙も可能となる。

【００２６】請求項４の画像形成装置においては、排紙
する記録紙のサイズや量に応じて、ローラ対の移動量が
制御可能であるので、状況に応じて適切なスタックを得
ることができる。

【００２７】また、本発明にかかるジョブセパレーショ
ンの提供によって、画像形成装置が高速タイプのものに
なってくると、当該装置に従来のジョブセパレーション
機構を用いた場合に生じていた不具合も解消されること
になって、ジョブセパレーション機構そのものの改良と
なる。

【００２８】従来のジョブセパレーション機構において
は、ジョブセパレーション機構の移動は、カット紙や封
筒の記録紙が排紙搬送ローラ対１８を離れた後、排紙部
１１を通過し終わるまでのｙ（図１）の距離を搬送する
間に、なされなければならない。そのため、排紙速度が
上がって記録紙がｙの距離を搬送する時間が短くなる
と、従来のジョブモータでは、必要なだけの回転速度が
出せない事態が生じることになる。即ち、排紙速度にジ
ョブモータの回転速度が追従出来ない。これを回避する
には、ジョブモータを高速回転のものにすることによっ
ても可能であるが、その場合には、また別の不具合が生
じる。即ち、記録紙が高速でローラの軸線方向に移動し
ながら排出されるため、図１７に示されるように、前に
スタックされていた記録紙が、スタック位置をずらさ
れ、スタック性能が悪化することとなる。

【００２９】ところが、請求項３の画像形成装置におい
ては、ローラ軸線の両方向に排紙ローラ対が移動可能で
あるので、ジョブセパレーション時の一方向への移動距
離が、従来の半分ですむことになり、駆動手段のジョブ
モータの回転速度も半分ですむ。それゆえ、画像形成装
置が高速タイプのものになっても、排紙速度にジョブモ
ータの回転速度が容易に追従でき、ジョブセパレーショ
ンできることとなる。そして、ジョブセパレーション時
の排紙ローラの移動距離、移動速度が従来の半分ですむ
ため、スタックされた記録紙と排紙中の記録紙との間で
生じる摩擦力によって発生しうる紙ズレを、かなりの高
速タイプのものまで回避することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のレーザープリンタの概略構成図である。

【図２】従来構造の底板可動排紙トレイの概略斜視図で
ある。

【図３】図２の排紙トレイに封筒をスタックした状態を
示す概略図である。

【図４】本発明にかかる排紙トレイの組立概念図であ
る。

【図５】図４の排紙トレイの概略斜視図である。

【図６】図４の排紙トレイに封筒をスタックした状態を
示す概略端面図である。

【図７】図６に対する概略斜視図である。

【図８】従来のジョブセパレーション機構を説明する概
略図である。

【図９】ジョブセパレーション機構を所定枚数毎に用い
て記録紙を排出スタックさせた例を示す図である。

【図１０】一枚毎に従来のジョブセパレーション機構を
用いた場合の、ジョブモータの回転数と時間との関係を
示す図である。

【図１１】別の発明にかかるジョブセパレーション機構
を説明する概略図である。

【図１２】図１１のジョブセパレーション機構を所定枚
数毎に用いて記録紙を二箇所で排出スタックさせた例を
示す図である。

【図１３】図１１のジョブセパレーション機構を所定枚
数毎に用いて記録紙を三箇所で排出スタックさせた例を
示す図である。

【図１４】図１１のジョブセパレーション機構を用いて
封筒を２列にスタックした例を示す図である。

【図１５】図１１のジョブセパレーション機構を用いて
封筒を３列にスタックした例を示す図である。

【図１６】一枚毎に本発明にかかるジョブセパレーショ
ン機構を用いた場合の、ジョブモータの回転数と時間と
の関係を従来のものと比較説明する図である。

【図１７】高速にジョブセパレーション機構を作動させ
た場合に生じるスタック済記録紙のズレを説明する図で
ある。

【符号の説明】

１１排紙部１８排紙搬送ローラ対２０封筒２１排紙トレイ２５底板２６スプリング２７封筒用底板２８封筒用スプリング２９クリップ３１ジョブモータ３４排紙駆動ローラ３５排紙従動ローラ４１第３光センサ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】積載量に応じて可動する底板を内部に設
けた排紙トレイを有する画像形成装置において、積載量
に応じて弾性力に抗して揺動可能な第一底板と、その内
側にあって積載量に応じて弾性力に抗して揺動可能な少
なくとも一つの第二底板とを設けて、第一底板での弾性
力が第二底板での弾性力よりも大きくなるように調整し
たことを特徴とする画像形成装置。
【請求項２】前記第一底板と前記第二底板とを一体に
揺動可能とする連結手段を設けることを特徴とする請求
項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】基準排紙位置からローラ軸線の両方向に
移動可能な排紙ローラ対、当該ローラ対を移動させる駆
動手段、当該ローラ対の停止位置及び移動方向を制御す
る制御手段とからなるジョブセパレーション機構を備え
た画像形成装置。
【請求項４】排紙する記録紙のサイズや量に応じて、
前記ローラ対の移動量を制御可能にしたことを特徴とす
る請求項３に記載の画像形成装置。
【請求項５】排紙する記録紙を２列以上でスタックで
きるように、前記ローラ対の移動量を確保したことを特
徴とする請求項３又は請求項４に記載の画像形成装置。