JP2683462B2 - 光学装置およびその初期化方法 - Google Patents

光学装置およびその初期化方法

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JP2683462B2
JP2683462B2 JP3171946A JP17194691A JP2683462B2 JP 2683462 B2 JP2683462 B2 JP 2683462B2 JP 3171946 A JP3171946 A JP 3171946A JP 17194691 A JP17194691 A JP 17194691A JP 2683462 B2 JP2683462 B2 JP 2683462B2
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多種類の光媒体を使
用する光学的な記録再生に関し、特に、光学的記録再生
装置の始動処理手順に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的記録再生装置は、記録再生処理を
行うビーム照射を供給するための半導体レーザ装置を備
えている。このような半導体レーザは、2種のビームを
照射する。つまり、記録再生に使われるフロントビーム
と、低強度ではあるがフロントビームの強度を表すバッ
クビームである。フロントビームの強度は、いわゆる補
助フォトダイオードやサーボ回路等を具備し、バックビ
ームに対応する回路を介して制御される。このような回
路は、フロントビームの過剰強度を検出するためにも有
用である。読取り動作中のビーム強度過剰は、光ディス
ク上に記録された情報を部分的あるいは完全に消去す
る。このような過出力保護回路は必要であるけれども、
レーザサーボ出力制御ループや補助フォトダイオードの
検出能力が劣化すると、ビーム照射強度を誤指示する
か、実際よりも弱いと表示してしまう。もちろん、この
ような劣化は、回路内のハンダ付け接続の変化、ダイオ
ードのレンズ上に付着したほこり等によって引きおこさ
れる。したがって、照射されたビームが光媒体に記録さ
れたデータを変化させたり消去する前に、レーザダイオ
ードの動作が正常であることが確かめられなければなら
ない。この発明により、光学記録再生装置の特定の初期
化または始動処理手順を提供し、記録再生装置の光ディ
スクの回転始動時に検出される周囲状況によって引き起
こされる意図しないデータ消去をなくすようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,631,713
号明細書には、始動時のレーザダイオードの記憶光媒体
に対する較正(キャリブレーション)について開示されて
いる。これによれば、レーザを較正するためには、レー
ザビームを光ディスク上に照射することが要求されてい
る。意図しない消去を回避するためにそのようなレーザ
ビームの光ディスク上への照射を制御することが必要で
あるが、上記米国特許明細書が開示している機器によっ
ては与えられない。すなわち、レーザビーム強度を制御
するディジタル・アナログ変換器(DAC)は、レーザを較
正する較正ループ内にある。
【0004】米国特許第4,858,219号明細書に、読取
り、書込み、消去動作用の光ディスク記録装置のための
レーザ制御システムが開示されている。この特許は、読
取り、書込み、消去の全機能のためのレーザ制御サーボ
を示している。この特許は、レーザ収束回路とレンズ位
置決めまたはトラッキング回路の駆動を抑制する手段を
用いて、過度のビーム強度が検出された時には、ビーム
を焦点はずしするか、ビームをディスクのデータエリア
からはずすことを教示している。始動時に操作でき、多
種類の光媒体に有用な、より安定した出力保護方法が提
供されることが望まれる。
【0005】米国特許第4,656,617号明細書には、光学
再生装置用のディスク始動制御法と回路が示されてい
る。この特許は、ディスク駆動モータの上にディスクを
ロードして、レンズの焦点位置をさがす、すなわちレン
ズを収束し、ディスクの回転を始動させるために、一定
の期間、ディスク駆動モータをパワフルに駆動し、そし
て、ディスク駆動モータの初期回転中に収束サーボ及び
トラッキングサーボ回路を付勢することを開示してい
る。しかしながら、レンズからのビームが確実に形成さ
れるまで、再生装置の光学系の収束は延期されるのが望
ましい。
【0006】米国特許第4,811,194号明細書には、光媒
体からの情報の記録または再生をするための走査装置を
具備する光学情報処理装置を開示している。これによる
と、書込み、読取りに使われる光ビーム及び光媒体の相
対速度が検出器に検出される。光媒体とビームの相対速
度があらかじめ決められた値以下であることを検出する
と、ビームは焦点はずしされる。焦点をはずすことによ
って光媒体での出力レベルが減じ、光媒体上へのレーザ
ビーム照射の影響を規制している。
【0007】米国特許第4,734,914号明細書によると、
光学系対物レンズまたは収束レンズが焦点をはずされた
状態になった時のレーザビーム照射強度の調整について
教示されている。
【0008】米国特許第4,835,755号明細書には、ディ
ジタルサーボ制御を採用した光ディスク再生装置が開示
されている。このようなディジタルサーボ制御は、収束
ループ、トラッキングループ、スピンドルループ、マイ
クロプロセッサでの処理用タイムベースサーボループで
用いられている。アナログ・ディジタル変換回路は、AD
出力のバイト数を減少させるエラー信号レベルに従って
変化する入出力特性を有している。そして、2つの動作
領域が提供されている。
【0009】米国特許出願第555,952号明細書による
と、機械的動作以前のディジタル・アナログ変換器(DA
C)の較正について示されている。これによると、光媒体
に対してレーザビームを較正せずに、DACを較正してい
る。DACが較正された後に、DAC較正中に測定された絶対
出力レベルを用いてレーザは較正される。この出願に開
示されているように、以上のようなDAC較正が、始動処
理において用いられている。
【0010】特開昭62-57168号公報には、ディスクに使
われる記録の種類を表示するディスク上に記録された多
数のパターンを有する光ディスクが示されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によると、光学的
記録再生装置を作動する装置は、ビームを出射するレー
ザを具備しており、受け取った光媒体と光学的記録再生
装置の間で行われる信号変換動作のために光媒体を受け
取ることができる。
【0012】受け取られる光媒体は、読取り専用光媒
体、磁気光学的書換え可能形光媒体、相変化形光媒体、
1回書込みピット形光媒体等のような複数種類の光媒体
のいずれか1つとすることができる。各々の光媒体は、
どの種類の光媒体が使われるべきかについての指示を含
んでいる。光学手段を、レーザ及び受け取った光媒体の
間に挿入して、光媒体の情報書込み、消去、読取りに適
した照射ビームを出射するようにレーザを制御する。光
学装置の光媒体受け取り手段は、このような光媒体が受
け取られたことを指示する。光媒体受け取り手段に接続
された第1の初期化手段は、光媒体受け取り指示に応答
して、光媒体種類識別の検出を可能にするよう光学手段
の動作を設定する。このような設定は、レンズを最も大
きく焦点をはずされた位置に移動して、光媒体上に単位
面積あたり最小のエネルギーレベルで照射ビームの焦点
をはずし、次に、光媒体とは無関係にディジタル・アナ
ログ変換器(DAC)を有する光学手段のレーザ制御回路を
較正し、次に、受け取った光媒体上の光媒体種類識別を
検出できる最小強度の照射ビームを出射するようにレー
ザを作動させ、次に照射ビームを収束させる。光媒体種
類識別手段は、第1初期化手段に接続され、光学手段を
作動させる上述の動作の終了に応答して、光媒体種類識
別を検出し、受け取った光媒体の種類を指示する。動作
制御手段は、光媒体種類識別手段及び光学手段に接続さ
れ、受け取った光媒体の指示された種類に応答して、光
学手段のための出力制御テーブルを設定して続く信号変
換動作の間レーザを制御する。出力強度指示源が受け取
られた光媒体の各種類に対して与えられる。ROMのよう
な種類では、レーザ出力源は第1初期化手段からであ
り、1回書込み多回読取り(WORM)光媒体即ち追記形光媒
体では、書込み、消去、読取り機能のすべてに対する所
望の出力強度レベルは、光媒体から読取られ、出力制御
テーブルに設定される。書込み可能形光媒体では、消去
は、安全のためにデータの制限された削除に対してのみ
行われる。磁気光媒体などの書換え可能形光媒体では、
収束及びトラッキング動作は較正され、DACの再較正
及びレーザ出射レベルの較正が順次続くことになる。
【0013】
【実施例】図において、同一の参照番号は、同一の部材
及び同一の構造的特徴を示している。図1は、光学的記
録再生装置10を示す。この光学的記録再生装置10
は、記録、消去及び光ディスク13に記録された信号の
検出を行う。光学的記録再生装置10を、以下単に装置
という。装置10は、装置10及び光ディスク13の間
でデータ交換を行う、即ちデータの読み書きを行うホス
トプロセッサ11に接続されている。光ディスク13
は、装置10の中に通常の開口16を介して受け取られ
る普通のカートリッジ12内に配置される。両方向の矢
印15は、カートリッジ12の出し入れの動作方向を示
す。カートリッジ12が装置10内に完全に受け取られ
ると、図示せぬディスク回転駆動モータのスピンドル1
4がディスク13のセンターハブにかみ合い駆動され
る。カートリッジ12を受け取ると、光媒体すなわちデ
ィスク13の装置10内への受け取りを示す検出スイッ
チ17が動作する。
【0014】ディスク13上の複数の通常のデータ記録
エリアまたはセクタへのアクセスは、両方向矢印21に
より示されるように、受け取られたディスク13の半径
方向に移動するヘッドアーム・アセンブリ20により行
われる。ヘッドアーム20の先端に配設された対物レン
ズ22が、後述するレーザから照射ビームを導き、ディ
スク13の記録面上に収束する。図示するディスク13
は、1つの記録面を有しているが、本発明の範囲内で
は、1つ以上の光媒体を受け取り、各光媒体が両面記録
でき、したがって2つの対向レンズ22を用いることが
できる。レンズ22は、ヘッドアーム20上に設けられ
ている微細アクチュエータ23に支持されている。ディ
スク13上のトラックのトラック追従や、ヘッドアーム
20を動かすことなく少数のトラックの半径方向運動の
ような、レンズ22の微細半径方向運動を行うために、
微細アクチュエータ23は、ヘッドアームに対して、半
径方向に移動可能である。実際には、図1に示されてい
る装置のサーボ系では、レンズ22の収束及びレンズ2
2の半径方向運動によって、ディスク13上のビームの
位置を制御する。ヘッドアーム20は、サーボ駆動さ
れ、微細アクチュエータ23の運動に追従する。
【0015】装置10は、スイッチ17の受け取り指示
を受信するマイクロプロセッサ25によって制御され
る。ランダムアクセスメモリ26(RAM)は、出力制御テ
ーブル27を含む制御情報を記憶する。出力制御テーブ
ル27は、後に図3にて説明するごとく、装置10のレ
ーザの強度制御を行わしめる。読取り専用メモリ(ROM)
28は、装置10の動作を制御するためのマイクロプロ
セッサ25によって実行されるマイクロコードを記憶す
る。後に図3に示すように、マイクロコードを有するマ
イクロプロセッサ25によって機械的動作が制御され
る。
【0016】マイクロプロセッサ25は、ホストプロセ
ッサ11と通信して、ホストプロセッサ11のコマンド
を受け、ホストプロセッサ11への検出情報を接続回路
31を経由して供給する。バス30がマイクロプロセッ
サ25と接続回路31を接続し、チャンネル接続線32
が接続回路31とホストプロセッサ11とを接続してい
る。この接続線は通常の形態である。
【0017】通常のビームスプリッタ等を有する光学系
40を通じて、装置10は、光ディスク13と通信す
る。光路41は、光学系40から、レンズ22を経て図
示せぬミラーによって反射されるヘッドアーム20を経
て、ディスク13の記録面に延在する。ディスク13か
ら反射した光はまた光路41を通って、光学系40に到
達する。レーザ42は、光路41につながる光学系40
にフロントビームを出射する。レーザ制御回路43は、
レーザ42によって光学系40へ出射されるレーザビー
ム強度を制御する。ディスク13上で記録または消去で
ない時に使われるような最小強度のビームに対しては、
図示せぬサーボ制御ループが、ディスク13上に記録さ
れた信号を読取る時のように、ビーム強度を制御するた
めに使用されている。記録(書込み)と消去に対しては、
バス45を介して供給される信号によりマイクロプロセ
ッサ25によってあらかじめ決められた値にDAC44が
セットされ、レーザ制御回路43を動作させて、レーザ
42を駆動し、対応する強度のビームを出射する。DAC
44は、検出、消去、書込みのような動作が行われる前
に較正される。記録と消去動作にサーボループは使われ
ない。
【0018】過出力検出と DAC44及びレーザ42の較
正は、レーザ42のバックビームを受信する検出器50
によって行われる。バックビームの検出強度は、検出器
50によってレーザ制御回路43に供給される。そし
て、検出あるいは読取り動作中に最低出力を出射するよ
うにレーザ42を制御するサーボ回路で用いられる。ス
レッショルド回路51も、レーザ42が出射したビーム
の電気的信号(検出器50の)を受信する。DAC44への
入力値が変化するとき、指示された出射量を基準値と比
較することによって、スレッショルド回路51は DAC4
4の較正に用いられる。スレッショルド回路51内に形
成されるスレッショルド値とビームの指示強度とを比較
することによって、スレッショルド回路51は、過出力
をも検出する。ビーム照射強度の電気的指示の比較結果
は、バス52を介して処理のためマイクロプロセッサ2
5に供給される。過出力の検出に応じて、バス45を経
由してマイクロプロセッサ25がレーザ制御回路43を
駆動してレーザ42をオフする。DAC の較正の際、マイ
クロプロセッサ25は、所定の較正値シーケンスをバス
45を介してDAC44に送信する。
【0019】ディスク13から記録信号を読取ること
は、磁気光ディスク13の信号のP及びS成分に対応する
検出器56へ、光学系40が複数のビーム55のうち2
本を供給することを含む。ピット記録されたWORMディス
ク、相変化形ディスク、またはモールドされたROMディ
スクに用いられるような、強度変調検出に対しては、検
出器56の動作が図4について後述するようにデータを
検出するために変化する。データ回路57は検出データ
を処理するが、エラー検出及び訂正、再フォーマット
化、デコーディング等を含んでいる。マイクロプロセッ
サ25が読取りのために装置10をセットアップした
後、読取り動作の間、データ回路57は、検出し訂正さ
れたデータを接続回路31を介してホストプロセッサ1
1へ供給する。マイクロプロセッサ25が記録のために
装置10をセットアップした後、記録動作の間、ホスト
プロセッサ11は、記録されるデータ信号を、接続回路
31を経由してデータ回路57に供給する。記録中、デ
ータ回路57は、レーザ42を変調するために、バス4
5を介してデータをレーザ制御回路43に供給する。デ
ータ回路57は、好ましくは、ディスク13の1セクタ
に記録させるための所定のデータ量を記憶するためのバ
ッファを有している。
【0020】ディスク13の異なったエリア上にビーム
を照射するためのレンズ22の位置決めは、マイクロプ
ロセッサ25の制御のもとに位置決めサーボ59によっ
て制御され、どのトラックを走査すべきか指示される。
位置決めサーボ59は、2つの部分を有し、1つは、接
続線65に示されるようにヘッドアーム20を制御する
ためのものである。接続線65は、ヘッドアーム20の
図示せぬアクチュエータコイルに接続されており、続い
てレンズ22の動作が行われる位置にヘッドアームを位
置決めする。微細アクチュエータ23の半径方向位置の
制御は、接続線66を介して位置決めサーボ回路59に
よって供給される信号により行われる。トラック追従
は、光学系40を含むサーボループにより行われる。光
学系40は、複数ビーム55のうちの1本を検出器56
内の図示せぬ検出器に供給する。検出器56は、接続線
58を経て位置決めサーボ59に供給される位置誤差信
号を発生する。同様に、収束サーボ60は、マイクロプ
ロセッサ25により制御され、レンズ22をディスク1
3の記録面へ近づけるまたは遠ざけるように移動する。
これは、レンズ22に関連した図示せぬアクチュエータ
コイルに接続線67を経て供給される制御信号により行
われる。検出器56内の位置検出器(別個には図示して
いない)も収束誤差信号を検出し、接続線58内の個々
の接続線を介して収束誤差信号に収束サーボ60に供給
する。
【0021】この発明の動作は、ヘッドアーム20とデ
ィスク13の間の空間的関係が図示されている図2を参
照すると良く理解できる。DAC44とレーザ42の初期
較正のために、クラッシュストップ75に対してのよう
に、ヘッドアーム20が、最も遠い半径方向位置に移動
するように命令される。発明の一実施例として、クラッ
シュストップ75に対してヘッドアーム20を移動させ
ることにより、レンズ22は、ディスク13の最も内側
の到達半径方向位置に移動する。いくつかのディスクに
おいては、エリア70のように最内側半径方向位置は、
データのないエリアである。他のディスクでは、エリア
70がデータを有し、これら両タイプのディスクに対し
て動作する装置10のために、エリア70に記録された
信号を不注意な消去から守るように図3の処理手順が行
われなければならない。装置10内に受け取られた光デ
ィスク13の各々は、半径方向内側部か半径方向外側部
に制御トラック71を有している。制御トラック71に
は、いわゆる位相符号化部(PEP)に種類識別が記録され
ている。この位相符号化部は、セルフクロッキングし、
したがって各装置10は位相符号化方式が用いられてい
ること知っているので読取り可能である。点線77で示
される半径方向最外位置にヘッドアーム20を移動し
て、ビームを位置79に位置決めできる。制御トラック
71と追加の制御トラックまたは警告エリア73の間に
データ記録エリア72がある。受け取ったディスク13
に対する初期化装置10の較正部は、データ記録エリア
72に対する較正技術を含んでいる。
【0022】装置の動作を示す図3のフローチャートに
は、本発明の作用が示されている。図3に示すマシンス
テップ80で、ディスク13の受け取りをマイクロプロ
セッサ25に指示するスイッチ17によって、ディスク
13が挿入されたことを検出する。そして、ステップ8
1にて、マイクロプロセッサ25は、図示せぬスピンド
ルモータの回転を駆動する。同時にステップ82で、マ
イクロプロセッサ25がヘッドアーム20を駆動して、
クラッシュストップ75まで移動させて、ディスク13
のエリア70上にレンズ22を位置決めする。ステップ
81及び82と同時にステップ83で、マイクロプロセ
ッサ25は、収束サーボ60を駆動して、レンズ22を
ディスク13の記録面から最も離れた位置に移動させ
る。ディスク13があらかじめ決められた所定の速度で
回転するとすぐに、マイクロプロセッサ25は、レーザ
制御回路43に命令して、レーザ42を駆動し、最低ま
たは安全な強度(以下、トラッキング強度という)にてビ
ーム出射を行わしめる。いかなる種類のディスク13の
どこにレーザビームが照射されても、トラッキングビー
ム強度は、ディスク13上のいかなる記録情報をも消
去、あるいは少なくとも変更するには不充分である。デ
ィスク13があらかじめ決められた回転速度(ディスク
13の動作速度以下とすることができる)に到達する
と、レーザ回路43とDAC44は、レーザ42、検出器
50、スレッショルド回路51、マイクロプロセッサ2
5、DAC 44、レーザ制御回路43の較正ループを用い
て較正される。この較正は、光学系40へレーザ42に
よって出射されるフロントビームあらかじめ決められ
強度にするように、DAC 44へ入力されるディジタル
値を決定する。すなわち、DAC 44の較正動作のため
に、レーザ42の出射ビームの強度が測定される。較正
が終了すると、マイクロプロセッサ25が収束サーボ6
0を命令してマシンステップ86でレンズを収束させる
ことを許容する、レーザ42により出射されるビームの
強度を装置10が知ることになる。ステップ82〜86
は、記録データを妨害することなしにディスク13のデ
ータ記録エリアに対して実行される。位置決めサーボ5
9は、図3に示すように、トラッキング誤差信号(TES)
を較正するステップ87で較正される。この較正は、数
百というような非常に多数のトラックを半径方向に走査
することによって、データエリア72上で行われる。こ
の点において、ディスク13は、単一スパイラル状溝ま
たは複数の同心円状溝を有する溝タイプのものであるこ
とに留意すべきである。レンズ22によって収束された
照射ビームがディスク13の半径方向に移動されるに従
って、光路41に沿った反射ビームは、正弦波状の強度
変動を有する。このような正弦波状強度変動は、トラッ
キング誤差信号TESと呼ばれる。このトラッキング誤
差信号の零軸交差は、トラック位置または中心ラインを
示しており、他方、第2零軸交差(反対方向の交差)は、
2つの隣接トラック間の中点を示している。
【0023】TES信号の較正後、マシンステップ90
で、制御トラックに記録された光媒体種類識別を読取っ
て、光媒体の種類を決定する。この情報は、図4の回路
を使用する検出器56によって検出される。データ回路
57は、この情報を検出し、マイクロプロセッサ25に
供給する。マイクロプロセッサ25は、マシンステップ
91及び95で、光媒体種類識別を解析し、この光媒体
種類識別を用いて、レーザ42を制御し動作を起こす情
報源を決定する。マシンステップ91で、もしROM(読取
り専用メモリ)ディスクが挿入されていたならば、ステ
ップ82〜86で実行されたレーザ強度較正を用いて、
CDROMディスク13を読取り、即座にディスク動作92
を開始させる。マシンステップ91で、書込み可能形デ
ィスク13が挿入されたことが決定されると、マシンス
テップ95で、使用される書込み可能形のタイプが検出
される。1回書込み多回読出し(WORM)光ディスクに対し
ては、このディスクを有する装置を動作せしめる出力レ
ベルが、ディスク13に記録されている。このような記
録は、工業上標準的なプラクティスであり、それゆえス
テップ96で、制御トラック71に記録された出力レベ
ルが、レーザ42を制御するためのビーム強度源として
読込まれる。ステップ85でのDACの較正に基づいて、
マシンステップ97でレーザ制御テーブル27が作ら
れ、ディスク動作92がなされる。WORMディスク13は
相変化形ディスクとすることができる。この場合には、
ステップ96とステップ97を実行するか、または、相
変化形ディスクが出力レベル記録を有していない場合、
磁気光ディスク用の追加の較正ステップを採ることがで
きる。
【0024】マシンステップ95で、もし、磁気光(MO)
ディスク13であることが指示されると、マシンステッ
プ100にて、マイクロプロセッサ25がレーザ制御回
路43を駆動して、レーザ42に読取り強度レベルでビ
ーム照射を行わしめる。このような、読取り強度レベル
は、あらかじめ決められ固定値である。そして、マシン
ステップ101にて、マイクロプロセッサ25は、ヘッ
ドアーム20をディスク13の較正用トラックへ移動さ
せて、収束及びトラッキングとDAC44を較正する。こ
のような較正用トラックは、個別のトラックあるいはト
ラックの一部分として、制御トラック71内に含まれ
る。レンズ22が較正エリア上に来ると、マシンステッ
プ102にて、収束サーボ59とトラッキングサーボ6
0が較正をかけられる。収束回路は、最良の収束に較正
され、トラッキング回路は、トラックの中心を正確に指
示するように較正される。そして、マシンステップ10
3にて、レーザ駆動回路DAC44が較正される。このよ
うな再較正により、ディスク動作92の間、レーザ42
の正確なビーム照射強度が保証される。上述したよう
に、DAC44が較正された後に、レーザ42のレベルが
較正され、テーブル27が作られる。ステップ104で
は、図1に示された装置10を適切に動作させる信頼
性、有用性、サービス性(RAS)のチェックがなされる。
そして、ディスク動作92が行われることになる。
【0025】データ検出器56の概要が、図4に示され
ている。光学系40からの複数ビーム55のうちの2つ
がP及びS要素の磁気光情報を伝達する。一対の光検出器
110と111が、電圧Vと大地基準電位との間に縦続
接続されている。個別スレッショルド入力114を有す
る増幅器112に、光検出器110と111との間の電
圧差が供給される。増幅器112の出力は、データ回路
57へ伝達される。図4に示された回路が、ROM、ピッ
ト記録ディスクあるいは相変化形ディスクからのデータ
を検出するために使われる時、スイッチ113が開か
れ、光検出器110だけが動作し、増幅器112に信号
を供給する。ディスク13にて反射される反射光の大部
分は、ダイオード110上に入射される光成分である。
【0026】図5において、微細アクチュエータ23の
半径方向位置を制御するサーボ位置決め回路59の較正
が示されている。接続線58を経て供給されたトラック
誤差信号は、位置決め回路59に送られる。位置決め回
路は、シークモードの間、すなわちディスク13の多数
のトラック溝を横切って半径方向にレンズ22を移動さ
せるときの動作を制御する。微分回路DIFF120が、ト
ラッキング誤差信号を受信しこれを微分する。微分され
た信号は、トラッキングの中心か2トラック間の中点を
示すトラッキング誤差信号の零軸交差に相当する最大振
幅を有していることに留意すべきである。トラッキング
誤差信号の零軸交差が、溝またはトラックの中心を実際
に示すことを保証するために、サーボ制御を較正する必
要がある。したがって、回路121が、微分されたトラ
ッキング誤差信号の各周期のピーク振幅を測定し、マイ
クロプロセッサ25にディジタル化して供給する。マイ
クロプロセッサ25は、サーボ59の動作を変更するた
めにレジスタ122のオフセット値を供給する。レジス
タ122は、DAC123にオフセット値を順次供給す
る。DAC123は、サーボ59にオフセット制御信号を
順次供給する。マイクロプロセッサ25は、回路121
での測定振幅が変化するように、オフセット値を変化さ
せる。半径方向と同様、ディスク周辺の変化を測定する
ために、多数のサンプルデータが採られる。全測定が完
了した時、平均値がマイクロプロセッサ25によって算
出され、動作92が持続する間、サーボ59の動作のオ
フセットを制御するために、その平均値がレジスタ12
2に供給される。
【0027】図6に、レンズビーム強度信号を得る別の
態様を示す。検出器50は、図1に見られるように、レ
ーザ42の後部に光学的に結合されるのではなく、レー
ザ42の前部から出射されたビームの一部を受光するた
めに光学系40に光学的に結合されている。光学系40
のビームスプリッタ130は、レーザ42のビームの一
部を検出器50に導く。ビームの残部は、光データ駆動
における通常の光学要素のすべてを含む他の光学系13
1に導かれる。光学系131は、レーザビームの一部を
光路41に導く。その他は、図1と同様である。
【0028】以上本発明を、好適な実施例に基づいて説
明したが、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸
脱することなく、種々の変形、変更が可能なことは明ら
かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を具備する光ディスク記録再生装
置の概要を示すブロック図である。
【図2】図1において用いられる光ディスクと光ビーム
に対する関係とを示す図である。
【図3】図1に示された実施例の機械動作の概要を示す
フローチャートである。
【図4】受け取られれた光媒体から受け取ることのでき
る磁気光変調された信号と強度変調された信号を検出す
るための電気回路の概要を示す図である。
【図5】トラッキング回路の較正の概要を示すフローチ
ャートである。
【図6】他の実施例の回路の概要を示す図である。
【符号の説明】
10 光学的記録再生装置 11 ホストプロセッサ 12 カートリッジ 13 光ディスク 14 スピンドル 20 ヘッドアーム・アセンブリ 22 対物レンズ 23 微細アクチュエータ 25 マイクロプロセッサ 27 出力制御テーブル 30,44,52 バス 31 接続回路 40 光学系 42 レーザ 43 レーザ制御回路 44 DAC 50,56 検出器 51 スレッショルド回路 57 データ回路 59 位置決めサーボ 60 収束サーボ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 11/10 551 G11B 11/10 551C 19/12 501 19/12 501J 501N (72)発明者 ブレイア・イアン・フィンケルステイン アメリカ合衆国 アリゾナ州 タクソン イースト ポトマック プレィス 10272 (72)発明者 モロバット・テイェフェ アメリカ合衆国 アリゾナ州 タクソン ノース ウルフォード ロード 4291 (72)発明者 レイモンド・ヤーディ アメリカ合衆国 アリゾナ州 タクソン ノース ファーンヒル サークル 4100 (56)参考文献 特開 昭61−258367(JP,A) 実開 昭60−77023(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光媒体の種類を示す機械読取り可能なマー
    クを有する複数種類の光媒体の任意の1つと動作する光
    学装置であって、前記光媒体上の多数のアドレス可能な
    データ記憶エリアのいずれかへのアクセスを可能にする
    ために前記光媒体に対して相対移動するように設けられ
    た光学手段並びに前記光媒体及び前記装置の間で信号の
    交換を行うために前記光媒体に収束可能な照射ビームを
    供給する前記光学手段内のレーザを有する光学装置にお
    いて、 種類不明の光媒体が受け取られたことを検出し指示する
    手段を含み前記装置内の再生位置に配置される光媒体を
    受け取る受け取り手段と、 前記受け取り手段に接続され、前記指示に応答して前記
    光媒体及び前記光学手段を第1の所定位置に横断方向に
    相対移動させ、照射ビームが前記光媒体において焦点を
    はずされるように前記光学手段を焦点はずしする初期化
    開始手段と、 前記初期化開始手段に接続され、前記光学手段のいずれ
    か上の信号を変更するのに必要な強度に達しない第1の
    強度の照射ビームを最初に出射するようにレーザを駆動
    し、照射ビームを前記第1の強度にするための所定のレ
    ーザ駆動信号を形成するように前記光学手段のレーザ動
    作を較正するレーザ較正手段と、 前記レーザ較正手段に接続され、前記レーザ較正手段に
    よる前記光学手段の較正に応答して前記光媒体に照射ビ
    ームを収束させるよう前記光学手段を作動させるサーボ
    制御手段と、 前記サーボ制御手段に接続され、前記照射ビームの収束
    に応答して前記受け取り手段により受け取られた光媒体
    の光媒体種類を示すマークを検出するよう前記光学手段
    作動させる光媒体種類識別手段と、 前記光媒体種類識別手段に接続され、読出し専用形光媒
    体を表すマークの検出に応答して現行のレーザ出力を使
    用して較正を更に行うことなしに前記光媒体の信号の
    み取り動作を開始し、書込み可能形光媒体を表すマーク
    の検出に応答して、照射ビームの読み取りおよび書込み
    強度を示すレーザ出力制御テーブルを設定し、レーザ
    出力制御テーブルを用いて信号の読み書き動作を開始さ
    せる動作開始手段と、 を備えることを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】受け取った書込み可能形光媒体のマークの
    検出に応答し、受け取った書込み可能形光媒体の種類を
    確認する、前記動作開始手段内の書込み可能形光媒体開
    始手段を更に備え、 前記書込み可能光媒体開始手段は、受け取った書込み可
    能形光媒体が書換え可能形であることを確認すると、前
    記光学手段による照射ビームの収束、前記光媒体及び前
    記光学手段の間の相対移動並びに前記光学手段のレーザ
    動作を較正し、受け取られた光媒体上での前記装置の記
    録及び消去動作のためのレーザ動作の値を前記レーザ出
    力制御テーブルに設定し、前記装置及び受け取った光媒
    体の間で信号の読み書き動作を開始し、また受け取った
    光媒体が追記形光媒体であることを確認すると、前記追
    記形光媒体へ書込むレーザの動作のための値を前記レー
    ザ出力制御テーブルに設定することを特徴とする請求項
    1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】照射ビームを出射するレーザを有する光学
    装置を作動させ、受け取った光媒体及び前記光学装置の
    間で信号交換が行われるように、光媒体種類の機械読取
    り可能な識別を含む複数種類の光媒体の任意の1つを受
    け取る装置であって、前記光学手段は照射ビームを受光
    し受け取った光媒体へビームを収束して導き、受け取っ
    た光媒体の種類に応じて光媒体が適切に読取られ、書込
    まれまたは消去されるように受け取った光媒体に応じた
    強度を有する照射ビームを出射するためにレーザを制御
    する装置において、 前記光媒体を受け取り前記光媒体の受け取りを指示する
    受け取り手段と、 前記受け取り手段に接続され、受け取り指示に応答し
    て、照射ビームの焦点をはずし、前記光媒体とは無関係
    に前記光学手段のレーザ制御を較正し、光媒体種類識別
    の検出を可能にする最小強度の照射ビームを出射するよ
    うに前記レーザを駆動し、続いて照射ビームを収束する
    ことにより、光媒体種類識別の検出を可能にするように
    前記光学手段の動作を設定する第1初期化手段と、 前記第1初期化手段に接続され、光媒体種類識別を検出
    するように前記光学手段を作動させ、受け取った光媒体
    の種類を指示する光媒体種類識別手段と、 前記光媒体種類識別手段及び前記光学手段に接続され、
    受け取った光媒体の種類の指示に応答して信号の読み書
    き動作中前記レーザを制御するように前記光学手段のた
    めのレーザ出力制御テーブルを設定する動作制御手段
    と、 前記動作制御手段に接続された複数のレーザ出力強度指
    示源と、 を備え、 前記動作制御手段は、前記複数のレーザ出力指示源の1
    つを選択して、検出された光媒体種類識別に合致する光
    媒体に対して使用し、選択されたレーザ出力指示源を用
    いてレーザを制御するように前記光学手段を作動させる
    ことを特徴とする光学装置。
  4. 【請求項4】前記第1初期化手段は、受け取った光媒体
    に対してレンズを最も大きく焦点をはずした位置に移動
    させる手段を有することを特徴とする請求項3記載の光
    学装置。
  5. 【請求項5】前記動作制御手段は、追記形光媒体の受け
    取りに応答して、受け取った光媒体上に記録された出力
    レベル指示を検出し、該出力レベル指示に基づいて前記
    レーザ出力制御テーブル値を設定して信号の読み書き動
    作を開始する手段を有することを特徴とする請求項4記
    載の光学装置。
  6. 【請求項6】光媒体に照射ビームを供給し、該光媒体上
    に記録された信号を検出する収束可能な光学手段内にレ
    ーザを有する光学装置を作動させる装置において、 前記光媒体上で最小出力レーザ入射レベルで焦点をはず
    されるように前記光学手段を作動させ、前記光学手段が
    焦点をはずされている間、信号の読み書きに必要なレベ
    ルより低い第1の出力レベルで動作するように前記光学
    手段の前記レーザを較正する初期化手段と、 前記光学手段に接続され、前記初期化手段に応答して照
    射ビームが前記光媒体に収束されるように前記光学手段
    の収束を較正し、その後、照射ビームが収束されている
    状態で前記光媒体及び前記光学手段の間で信号の読み書
    きをするのに必要な出力レベルで前記光学手段の前記レ
    ーザが動作するように前記レーザを較正する動作準備手
    段とを備えることを特徴とする光学装置。
  7. 【請求項7】前記光学手段は、前記光媒体に対する位置
    決め手段を有し、 前記位置決め手段は、照射ビームが前記光媒体の種々の
    記録エリアに入射するように前記光学手段の一部及び前
    記光媒体を相対移動させることにより照射ビーム及び前
    記光媒体の相対位置決めを行い、 前記動作準備手段は、前記相対移動を制御するために前
    記位置決め手段の動作を較正する位置決め手段用較正手
    段を有し、 前記動作準備手段は、前記動作準備手段による前記光学
    手段のレーザの較正の前に前記位置決め手段を較正する
    ように前記位置決め手段用較正手段を作動させることを
    特徴とする請求項6記載の光学装置。
  8. 【請求項8】光媒体上で所定の動作を実行するため前記
    光媒体に照射ビームを出射するレーザ、前記レーザに接
    続され、照射ビームの強度を決定する較正可能の信号駆
    動手段、較正可能な収束機構及びビーム照射に対する前
    記光媒体の相対位置を制御する相対位置決め手段を有
    し、前記光媒体の種類が読取り専用か書込み可能かを指
    示する機械読取り可能なマークを有する光媒体と共に動
    作する光学装置を初期化する方法であって、 前記光媒体に入射する照射ビームの単位面積あたりの強
    度が低くなるように前記収束機構を焦点はずしするステ
    ップと、 所定のビーム強度が出射されるように前記信号駆動手段
    でレーザを制御して前記信号駆動手段を較正するステッ
    プと、 前記光媒体に照射ビームを収束させるように前記収束機
    構を作動させるステップと、 前記光媒体上で前記機械読取り可能なマークを読取り、
    その結果を前記光媒体の読取り専用または書込み可能光
    パラメータを表すものとして指示するステップと、 指示されたパラメータが読取り専用光媒体の基準に合致
    するかを判定し、合致すれば前記光媒体上で信号読取り
    光学的動作を行うために前記レーザビームを前記光媒体
    上に収束するステップと、 指示されたパラメータが書込み可能な光媒体の基準に合
    致するかを判定し、合致すれば前記光媒体上に照射ビー
    ムを収束し、前記光媒体に収束されたレーザ・ビームを
    用いて前記信号駆動手段を較正し、前記光媒体に信号を
    書込むステップと、 を含む初期化方法。
  9. 【請求項9】前記光媒体は最内周位置及び最外周位置の
    間で半径方向に延在する記録エリアを有するディスクで
    あり、 前記初期化方法は、 前記焦点はずしステップに先だって、照射ビーム及び前
    記光媒体を前記ディスクの最内周位置または最外周位置
    に相対的に移動させるステップと、 前記信号駆動手段を較正した後でかつ前記機械読取り可
    能なマークの読取りの前に、照射ビームを前記光媒体に
    収束させるように前記収束機構を作動させるステップ
    と、 を更に含むことを特徴とする請求項8記載の初期化方
    法。
  10. 【請求項10】前記相対位置決め手段は較正可能な相対
    位置決め手段であり、前記収束機構が収束状態にされる
    毎に、前記相対位置決め手段を較正するステップを含む
    ことを特徴とする請求項9記載の初期化方法。
  11. 【請求項11】前記信号駆動手段は前記レーザに対する
    異なる駆動信号振幅を生じる複数の設定値を有するディ
    ジタル・アナログ変換器を含み、 前記信号駆動手段を較正するとき、前記ディジタル・ア
    ナログ変換器の各設定値で所定の出力レベルを発生する
    駆動信号を前記レーザに供給するように前記ディジタル
    ・アナログ変換器を較正し、所定の出力駆動信号振幅を
    持つ所定の照射ビーム強度が出力されるように前記レー
    ザを作動させ、次いでレーザ出力制御テーブルの値をデ
    ィジタル・アナログ変換器の設定値として設定するステ
    ップとを含むことを特徴とする請求項10記載の初期化
    方法。
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