JP2002157738A - 光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置のレーザー出力設定方法

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JP2002157738A
JP2002157738A JP2000348300A JP2000348300A JP2002157738A JP 2002157738 A JP2002157738 A JP 2002157738A JP 2000348300 A JP2000348300 A JP 2000348300A JP 2000348300 A JP2000348300 A JP 2000348300A JP 2002157738 A JP2002157738 A JP 2002157738A
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    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • G11B7/1267Power calibration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録することが出来る光ディ
スク記録再生装置に関する。 【解決手段】 内周側より外周側に向かって試し書き領
域、バッファ領域、リードイン領域、プログラム領域及
びリードアウト領域が設けられているディスクを角速度
一定の状態にて回転させた状態にて信号の記録動作を行
うように構成されている光ディスク記録再生装置におい
て、試し書き領域及びリードアウト領域の外側にある外
周領域にテスト信号を記録するとともに記録されたテス
ト信号を再生することによってレーザー出力値の設定動
作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射されるレーザーによってディスクに信号を記
録するとともにレーザーによってディスクに記録されて
いる信号の再生動作を行うように構成された光ディスク
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の再生動作を行うディスクプレーヤ
ーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学
式ピックアップより照射されるレーザーによってディス
クに信号を記録することが出来るように構成された光デ
ィスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】斯かる光ディスク記録再生装置では、レー
ザーによってディスク上にピットを形成するように構成
されているが、レーザーの出力が最適でなかった場合に
は、ピットの形状が大きすぎたり小さすぎたりすること
になる。そのため、斯かる光ディスク記録再生装置に使
用されるディスクには、最内周側に試し書き領域が設け
られており、その試し書き領域に信号を記録した後再生
し、その再生信号を検出することによって記録のための
レーザー出力を設定するように構成されているが、斯か
る技術としては、例えば特開平6−76288号公報に
開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ディスクへの信号の記
録動作は、規定の線速度一定の状態ではなく、規定の線
速度の4倍、6倍、8倍、10倍及び12倍等の線速度
一定の状態にて記録動作を行うことが出来る技術が開発
されている。線速度一定の状態にて記録動作を行う場
合、ディスクを回転駆動するスピンドルモーターによる
回転速度制御動作を正確に行う必要があるので、より高
速の線速度による記録動作を行うことは非常に困難であ
る。
【0005】斯かる点を改良した技術として記録動作時
におけるディスクの回転速度制御動作を線速度一定では
なく角速度一定の状態にて行うようにした技術が開発さ
れている。角速度一定の状態にて回転駆動されるディス
クの線速度は、内周側と外周側とでは、その速度が大き
く相違するため、各速度における記録動作に適したレー
ザー出力を設定することは非常に困難である。
【0006】本発明は、斯かる問題を解決したレーザー
出力設定方法を提供しようとするものである。
【0007】
【作用】本発明は、内周側より外周側に向かって試し書
き領域、バッファ領域、リードイン領域、プログラム領
域及びリードアウト領域が設けられているディスクを角
速度一定の状態にて回転させた状態にて信号の記録動作
を行うように構成されている光ディスク記録再生装置に
おいて、試し書き領域及びリードアウト領域の外側にあ
る外周領域にテスト信号を記録するとともに記録された
テスト信号を再生することによってレーザー出力値の設
定動作を行うようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示すブロック回路図、図2は本発明に係る
ディスクの各領域を説明するための図である。
【0009】まず、ディスクに設けられている各領域に
ついて図2を参照して説明する。図2において、Aはデ
ィスクの内周側に設けられている試し書き領域であり、
テスト信号を記録するとともにその記録されたテスト信
号を再生することによってレーザー出力を設定するため
に設けられている。Bはその外周側に設けられているバ
ッファ領域であり、信号の記録動作を行う場合に記録位
置等を示す情報等を記録するために設けられている。
C、D及びEは、各々御前記バッファ領域Bの外周側に
設けられているとともにTOCデータが記録されるリー
ドイン領域、信号が記録されるプログラム領域及び記録
領域の最外周を示すリードアウト領域である。
【0010】前述したようにディスクの各領域は設けら
れているが、次に図1に示したブロック回路図を参照し
て説明する。図1において、1は電動機2によって回転
駆動されるとともにディスク3が載置されるターンテー
ブル、4はディスク3に光ビームを照射させるレーザー
素子が組み込まれているとともにディスク3の信号面よ
り反射される光ビームを受ける光検出器が組み込まれて
いる光学式ピックアップであり、ピックアップ駆動用電
動機(図示せず)の回転動作によってディスク3の径方
向に変位せしめられるように構成されている。
【0011】5は前記光学式ピックアップ4に組み込ま
れている光検出器から得られるRF信号を増幅するとと
もに波形成形するRF信号増幅回路、6は前記RF信号
増幅回路5を介して得られる信号に基づいて前記光学式
ピックアップ4より投射される光ビームをディスク3の
信号面に合焦させるフォーカシング制御動作、該光ビー
ムを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキン
グ制御動作及び該光ビームを隣のトラック等へ移動させ
るトラックジャンプ動作の制御動作を行うピックアップ
制御回路である。
【0012】7は前記RF信号増幅回路5より出力され
る信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、8は前記デジタル
信号処理回路7にて信号処理されたデジタル信号が入力
される信号再生用回路であり、ディスク3に記録されて
いる情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信
号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフ
トのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままコ
ンピューター装置に出力する作用を成すものである。
【0013】9は光ディスク記録再生装置の動作切り換
えを行う場合に操作される各動作用のスイッチが組み込
まれている操作スイッチ、10は前記デジタル信号処理
回路7により復調された信号が入力されるとともに前記
操作スイッチ9の操作に応じて種々な制御動作を行うシ
ステム制御回路であり、後述するレーザー出力値等を記
憶するメモリー回路(図示せず)が組み込まれている。
11は前記システム制御回路10によって動作が制御さ
れる電動機駆動回路であり、前記電動機2を角速度一定
の状態にて回転駆動制御する作用を有している。
【0014】12は前記光学式ピックアップ4に組み込
まれているレーザー素子を駆動するレーザー駆動回路、
13は前記システム制御回路10によって動作が制御さ
れるレーザー出力設定回路であり、前記レーザー駆動回
路12を制御することによってレーザーの出力を設定す
るように構成されている。14は記録信号が入力される
とともにその信号に対応させて前記レーザー駆動回路1
2によるレーザーの照射動作を制御することによって信
号を前記ディスク3に記録させる信号記録用回路であ
る。15は前記RF信号増幅回路5より出力される信号
が入力されるとともに該信号のレベルを検出する信号レ
ベル検出回路であり、その検出出力は前記システム制御
回路10に入力されるように構成されている。
【0015】斯かる回路構成において、信号の記録動作
を行うためにディスク3を光ディスク記録再生装置に設
けられているディスク装着部に挿入すると、レーザー出
力の設定動作が行われる。斯かるレーザー出力の設定動
作は、ディスク3の最内周側に設けられている試し書き
領域Aへのテスト信号の記録動作及び記録されたテスト
信号の再生動作、そしてリードアウト領域Eの外側にあ
る外周領域Fへのテスト信号の記録動作及び記録された
テスト信号の再生動作を行うことによって行われるが、
その詳細については後述する。
【0016】試し書き領域A及び外周領域Fへのテスト
信号の記録再生動作によりレーザー出力は設定され、こ
のようにして設定されたレーザー出力によってディスク
に設けられているプログラム領域Dへの信号の記録動作
が開始されるが、信号の記録動作が行われているとき、
ディスク3より反射される光の変化をモニターすること
によってレーザー駆動回路12よりレーザー素子に供給
される駆動電流の値を変化させて常に記録動作に最適な
レーザー出力になるように調整するように構成されてい
る。
【0017】以上の如く、本発明に係る光ディスク記録
再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回
路における再生動作について説明する。操作スイッチ9
に設けられている再生用操作スイッチを操作すると、シ
ステム制御回路10による再生動作のための制御動作が
開始される。斯かる再生動作が行われる場合には、光学
式ピックアップ4に組み込まれているレーザー素子に
は、信号の読み取り動作を行うためのレーザー出力が得
られる駆動電流がレーザー駆動回路12より供給される
ように設定されている。
【0018】斯かる再生動作のための制御動作が開始さ
れると、電動機駆動回路11による電動機2の回転制御
動作が行われるとともに光学式ピックアップ4のフォー
カス制御動作及びトラッキング制御動作が開始されて該
光学式ピックアップ4によるディスク3からの信号の読
み取り動作が開始される。斯かる再生動作時におけるデ
ィスク3の回転動作は、角速度一定の状態にて行われ
る。
【0019】前記光学式ピックアップ4によって読み取
られた信号は、RF信号増幅回路5を通してデジタル信
号処理回路7に入力されて信号の復調動作が行われる
が、斯かる信号処理動作等は信号の読み出し位置におけ
る線速度に対応して行われる。前記デジタル信号処理回
路7により信号処理が行われて情報データが抽出される
と、該情報データは誤り訂正等の信号処理が行われた
後、信号再生用回路8に印加される。
【0020】そして、前記信号再生用回路8は、ディス
ク3から読み出された情報データがオーディオ信号であ
る場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力
し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合に
はデジタル信号のままコンピューター装置に出力するこ
とになる。
【0021】以上の如く本実施例における再生動作は行
われるが、次に信号の記録動作について説明する。記録
用のディスク3を光ディスク記録再生装置に設けられて
いるディスク装着部に挿入すると、後述する試し書き領
域A及び外周領域Fへのテスト信号の記録再生動作によ
ってレーザー出力値の設定動作が行われる。
【0022】斯かるテスト信号の試し書き領域A及び外
周領域Fへの記録動作及びそのテスト信号の再生動作に
よってレーザーの出力値が設定されると、信号記録用回
路14より入力される信号の記録動作が開始される。斯
かる信号の記録動作は、ディスク3に設けられているプ
ログラム領域Dに対して行われることになるが、ディス
ク3は角速度一定の状態にて回転駆動されるように構成
されている。
【0023】斯かる記録動作が行われている状態では、
光学式ピックアップ4の温度が変化するため、レーザー
の出力やレーザーの波長が変化し、ディスク3に対する
記録特性が変化することになる。ディスク3に対する記
録特性が変化するとディスク面より反射する光が変化す
るため、その変化を補正するべくレーザー出力設定回路
13によって設定されるレーザーの出力値が変化せしめ
られる。従って、ディスク3への信号の記録動作を最適
なレーザー出力値のままで続けて行うことが出来る。
【0024】そして、斯かる信号の記録動作は、操作ス
イッチ9に設けられている記録停止用スイッチを操作す
ることによって解除されるが、斯かる記録動作の終了
は、信号の記録位置等を示す位置情報データ等をバッフ
ァ領域B及びリードイン領域Cに記録することによって
完了するように構成されている。即ち、斯かる位置情報
データを利用して所望の信号の再生動作を開始させた
り、次の記録動作を開始させる位置の設定動作を行うこ
とが出来る。
【0025】前述したように信号の記録動作は行われる
が、次に本発明の要旨であるレーザーの出力設定方法に
ついて説明する。記録用のディスクがディスク装着部に
装着されると、レーザー出力の設定動作が開始される
が、斯かるレーザー出力の設定動作はレーザー出力を連
続的にまたは段階的に変化させてテスト信号を試し書き
領域A及び外周領域Fに記録した後、記録されたテスト
信号の再生動作を行い、再生されたテスト信号の中から
最適な状態にて再生されたテスト信号を検出し、その信
号に対応したレーザー出力を選択することによって行わ
れる。
【0026】前述したようにレーザー出力の試し書き領
域A及び外周領域Fにおける設定動作は行われるが、斯
かるレーザー出力の設定動作は、ディスク3を実際に記
録動作を行う回転速度による角速度一定の状態にて回転
駆動制御した状態にて行われる。
【0027】斯かる回転速度にて駆動された状態にある
ディスク3の試し書き領域Aにテスト信号をレーザー出
力を連続的にまたは段階的に変化させて記録するととも
にその記録された信号を再生し、その再生されたテスト
信号の中から最適な状態にて再生されたテスト信号を検
出する。そして、その最適信号として検出された再生信
号に対応したレーザー出力値を内周側における最適なレ
ーザー出力値として設定する。このようにして設定され
たレーザー出力値は、システム制御回路10に組み込ま
れているメモリー回路に内周側のレーザー出力値として
記憶される。
【0028】斯かる内周側を対象とするレーザー出力の
設定動作が終了すると、次にディスク3の回転速度はそ
のままで光学式ピックアップ4を外周側へ移動させ、デ
ィスク3の外周領域Fにテスト信号をレーザー出力を連
続的にまたは段階的に変化させて記録するとともにその
記録された信号を再生し、その再生されたテスト信号の
中から最適な状態にて再生されたテスト信号を検出す
る。そして、その最適信号として検出された再生信号に
対応したレーザー出力値を外周側における最適なレーザ
ー出力値として設定する。このようにして設定されたレ
ーザー出力値は、システム制御回路10に組み込まれて
いるメモリー回路に外周側のレーザー出力値として記憶
される。
【0029】このようにして、システム制御回路10に
組み込まれているメモリー回路に内周側の最適値として
設定されたレーザー出力値と外周側の最適値として設定
されたレーザー出力値とが記憶されることになる。この
ようにディスク3上の内周側の位置と外周側の位置にお
けるレーザー出力値が設定されてメモリー回路に記憶さ
れるため、内周側と外周側との間におけるレーザーの出
力値は、前記メモリー回路に記憶されている各出力値に
基づいて算出することが出来る。そして、内周側と外周
側との間におけるレーザーの出力値の算出動作は、ディ
スク3の特性に対応して前もって設定されているレーザ
ー出力の変化特性に基づいて行われる。
【0030】前述したようにレーザーの出力値が設定さ
れるため、ディスク3の回転動作が角速度一定の状態に
て記録動作が行われても、即ち内周より外周側に記録位
置が変化するに従って線速度が速くなってもその記録位
置の速度に最適なレーザー出力値にて信号の記録動作を
行うことが出来る。
【0031】ディスク3に設けられているプログラム領
域Dの各位置に対応してレーザー出力値は設定される
が、各位置の検出動作は、ディスク3に設けられている
ウォブルによって記録されている位置情報データに基づ
いて行うことが出来る。また、光学式ピックアップ4の
位置を機械的に検出することによってディスク3の各位
置を検出し、その位置に対応させてレーザー出力値を設
定するようにすることも出来る。
【0032】内周側のレーザー出力値と外周側のレーザ
ー出力値に基づいてプログラム領域Dの各位置に適した
レーザー出力値は設定されるが、斯かる設定動作をディ
スクの記録特性に応じて設定されている算出式に基づい
て行うようにすると正確なレーザー出力の設定動作を行
うことが出来る。そして、ディスクの記録特性の判別動
作は、試し書き領域Aにテスト信号を記録させ、その記
録特性の変化に基づいて行うことが出来る。更に、ディ
スクのメーカー毎に設定されてディスクに記録されてい
るデータを読み取ることによって記録特性を判別するよ
うにすることも出来る。
【0033】前述したようにレーザー出力の設定動作は
行われるが、ディスク3の交換が行われたとき、メモリ
ー回路に記憶されているレーザー出力値を示すデータの
消去動作を行うように構成すれば、即ちディスクの交換
が行われない限りデータが記憶保持されているため記録
動作を中断させながら行う場合にレーザーの出力設定動
作を再度行う必要がないという利点がある。
【0034】また、ディスクの交換をしない場合でも長
時間記録動作を再開させない場合には、ディスクの記録
特性が変化することがあるため、記録動作終了後所定時
間経過した場合にメモリー回路に記憶されているレーザ
ー出力値の消去動作を行うように構成することも出来
る。そして、斯かる消去動作が行われた場合には、次の
記録動作を再開する前にレーザー出力の設定動作を行う
べき状態にあることを指示するメッセージ等を表示させ
るように構成することも出来る。
【0035】
【発明の効果】本発明は、内周側より外周側に向かって
試し書き領域、バッファ領域、リードイン領域、プログ
ラム領域及びリードアウト領域が設けられているディス
クを角速度一定の状態にて回転させた状態にて信号の記
録動作を行うように構成されている光ディスク記録再生
装置において、試し書き領域及びリードアウト領域の外
側にある外周領域にテスト信号を記録するとともに記録
されたテスト信号を再生することによってレーザー出力
値の設定動作を行うようにしたので、角速度一定にて回
転駆動されるディスクに信号を記録する場合のレーザー
出力値を設定する場合に有効である。
【0036】また、本発明は、内周側にある試し書き領
域にて設定されたレーザー出力値及び外周側にある外周
領域にて設定されたレーザー出力値に基づいて内周側と
外周側との間におけるレーザー出力値を設定するように
したので、ディスクの各位置におけるレーザー出力値を
最適な値に設定することが出来る。
【0037】そして、本発明は、ディスクの記録特性を
判別し、試し書き領域にて設定されたレーザー出力値、
外周領域にて設定されたレーザー出力値及び判別された
ディスクの記録特性に基づいて内周側と外周側との間に
おけるレーザー出力値を設定するようにしたので、各記
録位置において正確なレーザー出力値の設定動作を行う
ことが出来る。
【0038】更に、本発明は、ディスクの記録特性の判
別動作を試し書き領域におけるテスト信号の記録再生動
作により行うようにしたので、より正確なレーザー出力
値の設定動作を行うことが出来る。
【0039】また、本発明は、ディスクの記録特性の判
別動作をディスクに記録されているデータにより行うよ
うにしたので、正確且つ速やかにレーザー出力値の設定
動作を行うことが出来る。
【0040】そして、本発明は、ディスクの交換が行わ
れるまで試し書き領域にて設定されたレーザー出力値及
び外周領域にて設定されたレーザー出力値を記憶保持す
るようにしたので、ディスクへの記録動作を中断させな
がら行う場合に何度もレーザー出力の設定動作を行う必
要がなく非常に便利である。
【0041】また、本発明は、記録動作終了後所定時間
経過したとき試し書き領域にて設定されたレーザー出力
値及び外周領域にて設定されたレーザー出力値を消去す
るようにしたので、長時間経過によりディスクの記録特
性が変化している場合に最適ではないレーザー出力値に
て信号の記録動作が行われることを防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザー出力設定方法に係る光ディス
ク記録再生装置の一実施例を示すブロック回路図であ
る。
【図2】本発明に係るディスクの各領域を説明するため
の図である。
【符号の説明】
2 電動機 3 ディスク 4 光学式ピックアップ 5 RF信号増幅回路 6 ピックアップ制御回路 7 デジタル信号処理回路 10 システム制御回路 12 レーザー駆動回路 13 レーザー出力設定回路 15 信号レベル検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 CC01 CC05 CC18 EE01 FF30 GG12 HH01 JJ12 KK03 LL07 5D119 AA23 HA19 HA36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周側より外周側に向かって試し書き領
    域、バッファ領域、リードイン領域、プログラム領域及
    びリードアウト領域が設けられているディスクを角速度
    一定の状態にて回転させた状態にて信号の記録動作を行
    うように構成されている光ディスク記録再生装置におい
    て、試し書き領域及びリードアウト領域の外側にある外
    周領域にテスト信号を記録するとともに記録されたテス
    ト信号を再生することによってレーザー出力値の設定動
    作を行うようにしたことを特徴とする光ディスク記録再
    生装置のレーザー出力設定方法。
  2. 【請求項2】 試し書き領域にて設定されたレーザー出
    力値及び外周領域にて設定されたレーザー出力値に基づ
    いて内周側と外周側との間におけるレーザー出力値を設
    定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のレ
    ーザー出力設定方法。
  3. 【請求項3】 ディスクの記録特性を判別し、試し書き
    領域にて設定されたレーザー出力値、外周領域にて設定
    されたレーザー出力値及び判別されたディスクの記録特
    性に基づいて内周側と外周側との間におけるレーザー出
    力値を設定するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のレーザー出力設定方法。
  4. 【請求項4】 ディスクの記録特性の判別動作を試し書
    き領域におけるテスト信号の記録再生動作により行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載のレーザー出
    力設定方法。
  5. 【請求項5】 ディスクの記録特性の判別動作をディス
    クに記録されているデータにより行うようにしたことを
    特徴とする請求項3に記載のレーザー出力設定方法。
  6. 【請求項6】 ディスクの交換が行われるまで試し書き
    領域にて設定されたレーザー出力値及び外周領域にて設
    定されたレーザー出力値を記憶保持するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のレーザー出力設定方法。
  7. 【請求項7】 記録動作終了後所定時間経過したとき、
    試し書き領域にて設定されたレーザー出力値及び外周領
    域にて設定されたレーザー出力値の消去動作を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載のレーザー出力
    設定方法。
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