JP2001236723A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光ディスク記録再生装置Info
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- JP2001236723A JP2001236723A JP2000039902A JP2000039902A JP2001236723A JP 2001236723 A JP2001236723 A JP 2001236723A JP 2000039902 A JP2000039902 A JP 2000039902A JP 2000039902 A JP2000039902 A JP 2000039902A JP 2001236723 A JP2001236723 A JP 2001236723A
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- disk
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録するように構成された光
ディスク記録再生装置を提供する。 【解決手段】 規定の速度より高速の回転速度にてデー
タ信号の記録動作を行った後該データ信号の記録位置を
示す情報データをバッファ領域へ記録するとき、データ
信号の記録動作が終了した位置にてディスクの回転速度
を低下させるとともに光学式ピックアップをバッファ領
域へ移動させるようにしたものである。
によってディスクに信号を記録するように構成された光
ディスク記録再生装置を提供する。 【解決手段】 規定の速度より高速の回転速度にてデー
タ信号の記録動作を行った後該データ信号の記録位置を
示す情報データをバッファ領域へ記録するとき、データ
信号の記録動作が終了した位置にてディスクの回転速度
を低下させるとともに光学式ピックアップをバッファ領
域へ移動させるようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プより照射されるレーザーによってディスクに信号を記
録するとともにレーザーによってディスクに記録されて
いる信号の再生動作を行うように構成された光ディスク
記録再生装置に関する。
プより照射されるレーザーによってディスクに信号を記
録するとともにレーザーによってディスクに記録されて
いる信号の再生動作を行うように構成された光ディスク
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザーによってデ
ィスクに信号を記録することが出来るように構成された
光ディスク記録再生装置が商品化されている。
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップより照射されるレーザーによってデ
ィスクに信号を記録することが出来るように構成された
光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクに何度も信号
を繰り返して記録することが出来る書き換え型と呼ばれ
る光ディスク記録再生装置では、ホスト側からの記録命
令に従って信号の記録動作を行うように構成されている
が、斯かる記録動作が終了したとき、信号の記録位置や
記録された信号の種類等を示すTOCデータをディスク
に設けられているリードイン領域に記録するように構成
されている。斯かるリードイン領域へのTOCデータの
記録動作は、ディスクに設けられているバッファ領域に
情報データを所定フレーム数繰り返して記録し、その記
録された情報データを読み出すことによって行うように
構成されている。
を繰り返して記録することが出来る書き換え型と呼ばれ
る光ディスク記録再生装置では、ホスト側からの記録命
令に従って信号の記録動作を行うように構成されている
が、斯かる記録動作が終了したとき、信号の記録位置や
記録された信号の種類等を示すTOCデータをディスク
に設けられているリードイン領域に記録するように構成
されている。斯かるリードイン領域へのTOCデータの
記録動作は、ディスクに設けられているバッファ領域に
情報データを所定フレーム数繰り返して記録し、その記
録された情報データを読み出すことによって行うように
構成されている。
【0004】また、最近では、規定の線速度だけでなく
規定の線速度の4倍、6倍、8倍及び12倍等の高速の
線速度にて回転制御されるディスクに信号を記録するこ
とが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が
開発されている。斯かる高速の線速度による記録動作を
行うことが出来る光ディスク記録再生装置において、デ
ータ信号の記録動作を行った場合には、記録動作終了後
その記録位置を示す情報データをバッファ領域に記録す
る動作が行われるが、斯かる動作を行うために光学式ピ
ックアップをバッファ領域へ移動させるときにサーボが
不安定となりエラーが発生するという問題がある。
規定の線速度の4倍、6倍、8倍及び12倍等の高速の
線速度にて回転制御されるディスクに信号を記録するこ
とが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が
開発されている。斯かる高速の線速度による記録動作を
行うことが出来る光ディスク記録再生装置において、デ
ータ信号の記録動作を行った場合には、記録動作終了後
その記録位置を示す情報データをバッファ領域に記録す
る動作が行われるが、斯かる動作を行うために光学式ピ
ックアップをバッファ領域へ移動させるときにサーボが
不安定となりエラーが発生するという問題がある。
【0005】本発明は、斯かる問題を解決することが出
来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするもので
ある。
来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、規定の速度よ
り高速の回転速度にてデータ信号の記録動作を行った後
該データ信号の記録位置を示す情報データをバッファ領
域へ記録するとき、データ信号の記録動作が終了した位
置にてディスクの回転速度を低下させるとともに光学式
ピックアップをバッファ領域へ移動させるようにしたも
のである。
り高速の回転速度にてデータ信号の記録動作を行った後
該データ信号の記録位置を示す情報データをバッファ領
域へ記録するとき、データ信号の記録動作が終了した位
置にてディスクの回転速度を低下させるとともに光学式
ピックアップをバッファ領域へ移動させるようにしたも
のである。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示すブロック回路図、図2はディスクの記
録フォーマットを示す図である。
の一実施例を示すブロック回路図、図2はディスクの記
録フォーマットを示す図である。
【0008】まず、ディスク上の記録フォーマットにつ
いて、図2を参照して説明する。ディスクには、内周側
より記録用のレーザー出力を調整する場合にテスト信号
が記録される試し書き領域A及びデータ信号の記録動作
が終了する毎に信号記録位置を示す情報データ等が記録
されるバッファ領域Bが設けられ、その外周側に信号が
記録される信号記録領域が設けられている。
いて、図2を参照して説明する。ディスクには、内周側
より記録用のレーザー出力を調整する場合にテスト信号
が記録される試し書き領域A及びデータ信号の記録動作
が終了する毎に信号記録位置を示す情報データ等が記録
されるバッファ領域Bが設けられ、その外周側に信号が
記録される信号記録領域が設けられている。
【0009】ディスクの信号記録領域には、信号の記録
位置や記録された信号の種類等を示すTOCデータが記
録されるリードイン領域T1、該リードイン領域T1に
記録されているTOCデータに対応した信号が記録され
ているデータ信号記録領域C及びD、そしてリードアウ
ト領域L1が形成され、これらの領域、即ちT1、C、
D及びL1が1つのセッションとして形成されることに
なる。このように記録されたディスクに次回の記録動作
を行う場合には、TOCデータが記録されるリードイン
領域T2、該リードイン領域T2に記録されているTO
Cデータに対応した信号が記録されているデータ信号記
録領域E、F及びG、そしてリードアウト領域L2が形
成されることになる。以下同様の構成にてデータ信号が
ディスクに記録されることになる。
位置や記録された信号の種類等を示すTOCデータが記
録されるリードイン領域T1、該リードイン領域T1に
記録されているTOCデータに対応した信号が記録され
ているデータ信号記録領域C及びD、そしてリードアウ
ト領域L1が形成され、これらの領域、即ちT1、C、
D及びL1が1つのセッションとして形成されることに
なる。このように記録されたディスクに次回の記録動作
を行う場合には、TOCデータが記録されるリードイン
領域T2、該リードイン領域T2に記録されているTO
Cデータに対応した信号が記録されているデータ信号記
録領域E、F及びG、そしてリードアウト領域L2が形
成されることになる。以下同様の構成にてデータ信号が
ディスクに記録されることになる。
【0010】図1において、1はスピンドルモーターM
によって回転駆動されるターンテーブル(図示せず)に
載置されるディスクであり、該ターンテーブルの回転に
より回転駆動されるように構成されている。また、前記
ディスク1には、位置情報データがウォブルと呼ばれる
溝によって記録されており、この溝より得られるウォブ
ル信号に基づいて信号の記録再生動作が行われるように
構成されている。2はディスク1に光ビームを照射させ
るレーザーダイオード及び該レーザーダイオードより照
射される光をモニターするモニター用ダイオードが組み
込まれているとともにディスク1の信号面より反射され
る光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学式
ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター(図
示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめられ
るように構成されている。
によって回転駆動されるターンテーブル(図示せず)に
載置されるディスクであり、該ターンテーブルの回転に
より回転駆動されるように構成されている。また、前記
ディスク1には、位置情報データがウォブルと呼ばれる
溝によって記録されており、この溝より得られるウォブ
ル信号に基づいて信号の記録再生動作が行われるように
構成されている。2はディスク1に光ビームを照射させ
るレーザーダイオード及び該レーザーダイオードより照
射される光をモニターするモニター用ダイオードが組み
込まれているとともにディスク1の信号面より反射され
る光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学式
ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター(図
示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめられ
るように構成されている。
【0011】3は前記光学式ピックアップ2に組み込ま
れている光検出器から得られるRF信号を増幅するとと
もに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号
増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式
ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦
させるフォーカシング制御及び該光ビームを前記信号面
の信号トラックに追従させるトラッキング制御を行うピ
ックアップ制御回路である。
れている光検出器から得られるRF信号を増幅するとと
もに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号
増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式
ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦
させるフォーカシング制御及び該光ビームを前記信号面
の信号トラックに追従させるトラッキング制御を行うピ
ックアップ制御回路である。
【0012】5は前記RF信号増幅回路3より出力され
る信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル
信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力
される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されて
いる情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信
号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフ
トのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホ
ストとして設けられているコンピューター装置7に出力
する作用を成すものである。
る信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル
信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力
される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されて
いる情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信
号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフ
トのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホ
ストとして設けられているコンピューター装置7に出力
する作用を成すものである。
【0013】8は前記デジタル信号処理回路5により復
調された信号が入力されるとともに前記コンピューター
装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作
を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報
信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応
させてレーザー駆動回路(図示せず)によるレーザーの
照射動作を制御することによってデータ信号等を前記デ
ィスク1に記録させる信号記録用回路である。
調された信号が入力されるとともに前記コンピューター
装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作
を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報
信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応
させてレーザー駆動回路(図示せず)によるレーザーの
照射動作を制御することによってデータ信号等を前記デ
ィスク1に記録させる信号記録用回路である。
【0014】10はディスク1に設けられている信号記
録領域にデータ信号の記録動作を行ったとき、該データ
信号の記録位置を示す情報データが記憶されるバッファ
用RAMである。11は前記スピンドルモーターMを回
転駆動するスピンドルモーター駆動回路であり、前記シ
ステム制御回路8による制御動作によってディスクの回
転速度を制御するように構成されている。
録領域にデータ信号の記録動作を行ったとき、該データ
信号の記録位置を示す情報データが記憶されるバッファ
用RAMである。11は前記スピンドルモーターMを回
転駆動するスピンドルモーター駆動回路であり、前記シ
ステム制御回路8による制御動作によってディスクの回
転速度を制御するように構成されている。
【0015】以上の如く、本発明に係る光ディスク記録
再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回
路における再生動作について説明する。コンピューター
装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8
に対して再生動作を行うための命令信号が出力される
と、該システム制御回路8による再生動作のための制御
動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合に
は、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザー
ダイオードには、信号の読み出し動作を行うためのレー
ザー出力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路より供
給されるように設定されている。
再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回
路における再生動作について説明する。コンピューター
装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8
に対して再生動作を行うための命令信号が出力される
と、該システム制御回路8による再生動作のための制御
動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合に
は、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザー
ダイオードには、信号の読み出し動作を行うためのレー
ザー出力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路より供
給されるように設定されている。
【0016】斯かる再生動作のための制御動作が開始さ
れると、スピンドルモーター駆動回路11によるスピン
ドルモーターMの回転制御動作が行われるが、斯かるス
ピンドルモーターの回転制御動作は、ウォブル信号をデ
コードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示
せず)より出力される基準信号とを比較することにより
ディスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われ
る。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも
同様に行われる。
れると、スピンドルモーター駆動回路11によるスピン
ドルモーターMの回転制御動作が行われるが、斯かるス
ピンドルモーターの回転制御動作は、ウォブル信号をデ
コードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示
せず)より出力される基準信号とを比較することにより
ディスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われ
る。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも
同様に行われる。
【0017】スピンドルモーターMの回転制御動作は、
以上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学
式ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びト
ラッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ
2によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始さ
れるが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッシ
ョンを構成するリードイン領域T1に記録されているT
OCデータの読み出し動作が行われる。
以上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学
式ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びト
ラッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ
2によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始さ
れるが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッシ
ョンを構成するリードイン領域T1に記録されているT
OCデータの読み出し動作が行われる。
【0018】ディスク1の最初のセッションの信号記録
領域に記録されているデータ信号の読み出し再生動作
は、リードイン領域T1に記録されているTOCデータ
に基づいて行われることになる。前記光学式ピックアッ
プ2によって読み出された信号は、RF信号増幅回路3
を通して増幅及び波形成形された後デジタル信号処理回
路5に入力されて信号の復調動作が行われる。前記デジ
タル信号処理回路5により信号処理が行われて情報デー
タが抽出されると、該情報データは誤り訂正等の信号処
理が行われた後、信号再生用回路6に印加される。
領域に記録されているデータ信号の読み出し再生動作
は、リードイン領域T1に記録されているTOCデータ
に基づいて行われることになる。前記光学式ピックアッ
プ2によって読み出された信号は、RF信号増幅回路3
を通して増幅及び波形成形された後デジタル信号処理回
路5に入力されて信号の復調動作が行われる。前記デジ
タル信号処理回路5により信号処理が行われて情報デー
タが抽出されると、該情報データは誤り訂正等の信号処
理が行われた後、信号再生用回路6に印加される。
【0019】そして、前記信号再生用回路6は、ディス
ク1から読み出された情報データがオーディオ信号であ
る場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力
し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合に
はデジタル信号のままコンピューター装置7に出力する
ことになる。
ク1から読み出された情報データがオーディオ信号であ
る場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力
し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合に
はデジタル信号のままコンピューター装置7に出力する
ことになる。
【0020】以上の如く、再生動作は行われるが、斯か
る再生動作はリードイン領域T1に記録されているTO
Cデータに基づいて行われるため、再生される信号は、
最初のセッションを構成するデータ信号記録領域C及び
Dに記録されているものである。同様に次のセッション
を構成するリードイン領域T2に記録されているTOC
データを読み出すことによって該TOCデータに対応し
た信号が記録されているデータ信号記録領域E、F及び
Gに記録されている信号の再生動作を行うことが出来
る。
る再生動作はリードイン領域T1に記録されているTO
Cデータに基づいて行われるため、再生される信号は、
最初のセッションを構成するデータ信号記録領域C及び
Dに記録されているものである。同様に次のセッション
を構成するリードイン領域T2に記録されているTOC
データを読み出すことによって該TOCデータに対応し
た信号が記録されているデータ信号記録領域E、F及び
Gに記録されている信号の再生動作を行うことが出来
る。
【0021】前述したようにディスク1に記録されてい
る信号の再生動作は行われるが、該ディスク1に記録さ
れている信号の高速読み出しを行う場合には、スピンド
ルモーター駆動回路11によるスピンドルモーターMの
回転駆動制御動作によってディスク1を高速の線速度一
定の回転速度にて回転させるとともにデジタル信号処理
回路5等の処理動作を高速にて行う状態に切換ることに
よって行われる。
る信号の再生動作は行われるが、該ディスク1に記録さ
れている信号の高速読み出しを行う場合には、スピンド
ルモーター駆動回路11によるスピンドルモーターMの
回転駆動制御動作によってディスク1を高速の線速度一
定の回転速度にて回転させるとともにデジタル信号処理
回路5等の処理動作を高速にて行う状態に切換ることに
よって行われる。
【0022】以上に説明したように本実施例における再
生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動
作について説明する。
生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動
作について説明する。
【0023】ディスク1に信号を記録する動作は、まず
ディスク1に設けられている試し書き領域Aにテスト信
号を記録及び再生することにより記録動作に最適なレー
ザー出力が得られる駆動電流がレーザーダイオードに供
給されるように設定される。斯かるレーザー出力の設定
動作が行われると、バッファ領域Bに記録されている情
報データ、即ち信号記録領域に記録されている信号の位
置情報等を読み出す動作が行われる。
ディスク1に設けられている試し書き領域Aにテスト信
号を記録及び再生することにより記録動作に最適なレー
ザー出力が得られる駆動電流がレーザーダイオードに供
給されるように設定される。斯かるレーザー出力の設定
動作が行われると、バッファ領域Bに記録されている情
報データ、即ち信号記録領域に記録されている信号の位
置情報等を読み出す動作が行われる。
【0024】このようにして読み出された情報データに
基づいてディスク1に設けられている信号記録領域にデ
ータ信号の記録動作が可能であるか、また、記録動作を
行う位置は何処か等の認識動作が行われるが、まずデー
タ信号が全く記録されていないディスクの場合について
説明する。
基づいてディスク1に設けられている信号記録領域にデ
ータ信号の記録動作が可能であるか、また、記録動作を
行う位置は何処か等の認識動作が行われるが、まずデー
タ信号が全く記録されていないディスクの場合について
説明する。
【0025】斯かるディスクの場合には、バッファ領域
Bの外周側に設けられている所定の位置より信号が記録
されることになるが、データ信号の記録動作は、所定の
リードイン領域T1を設け、その外周側より開始され
る。このようにして、記録動作が開始されるが、1つの
データ分の記録動作が信号記録領域Cに対して行われる
と、そのデータ信号が記録された位置を示す情報データ
がバッファ用RAM10に記憶される。また、前記バッ
ファ用RAM10に記憶された情報データは、ディスク
1に設けられているバッファ領域Bに所定回数繰り返し
て記録される。
Bの外周側に設けられている所定の位置より信号が記録
されることになるが、データ信号の記録動作は、所定の
リードイン領域T1を設け、その外周側より開始され
る。このようにして、記録動作が開始されるが、1つの
データ分の記録動作が信号記録領域Cに対して行われる
と、そのデータ信号が記録された位置を示す情報データ
がバッファ用RAM10に記憶される。また、前記バッ
ファ用RAM10に記憶された情報データは、ディスク
1に設けられているバッファ領域Bに所定回数繰り返し
て記録される。
【0026】このようにして、信号記録領域C分のデー
タ信号の記録動作が終了するが、コンピューター装置7
より次のデータ信号を記録するための命令が出される
と、前記バッファ領域Bに記録されている情報データの
読み出し動作が行われる。このようにして読み出された
情報データによって次のデータ信号を記録する位置、即
ち信号記録領域Cに続くトラックの位置を認識すること
が出来る。
タ信号の記録動作が終了するが、コンピューター装置7
より次のデータ信号を記録するための命令が出される
と、前記バッファ領域Bに記録されている情報データの
読み出し動作が行われる。このようにして読み出された
情報データによって次のデータ信号を記録する位置、即
ち信号記録領域Cに続くトラックの位置を認識すること
が出来る。
【0027】斯かる認識動作が行われた後、記録するデ
ータ信号が信号記録用回路9に入力されると、前述した
ようにデータ信号が信号記録領域Dに記録されることに
なるが、斯かる動作が終了すると前述したようにバッフ
ァ用RAM10への情報データの記憶動作及びバッファ
領域Bへの記録動作が行われる。
ータ信号が信号記録用回路9に入力されると、前述した
ようにデータ信号が信号記録領域Dに記録されることに
なるが、斯かる動作が終了すると前述したようにバッフ
ァ用RAM10への情報データの記憶動作及びバッファ
領域Bへの記録動作が行われる。
【0028】信号記録領域Dのデータ信号の記録動作が
終了したとき、信号記録領域C及びDに記録されたデー
タ信号を1つのセッションとして記録動作を終了させる
ための命令信号がコンピューター装置7より出力される
と、前記信号記録領域C及びDに記録されたデータ信号
の読み出し動作を行い記録されたデータ信号の種類、そ
の記録位置を示す情報データ及びリードアウト領域L1
の位置情報等のTOCデータをリードイン領域T1に記
録する動作が行われる。斯かる動作が行われて、リード
イン領域T1、信号記録領域C、D及びリードアウト領
域L1より成る最初のセッションの記録動作が終了する
ことになる。
終了したとき、信号記録領域C及びDに記録されたデー
タ信号を1つのセッションとして記録動作を終了させる
ための命令信号がコンピューター装置7より出力される
と、前記信号記録領域C及びDに記録されたデータ信号
の読み出し動作を行い記録されたデータ信号の種類、そ
の記録位置を示す情報データ及びリードアウト領域L1
の位置情報等のTOCデータをリードイン領域T1に記
録する動作が行われる。斯かる動作が行われて、リード
イン領域T1、信号記録領域C、D及びリードアウト領
域L1より成る最初のセッションの記録動作が終了する
ことになる。
【0029】このようにしてデータ信号が記録されてい
ないディスク1に対する記録動作は行われるが、次に最
初のセッションが記録されているディスクを使用して記
録動作を行う場合について説明する。
ないディスク1に対する記録動作は行われるが、次に最
初のセッションが記録されているディスクを使用して記
録動作を行う場合について説明する。
【0030】最初のセッションが記録されているディス
クを使用して記録動作を開始させる操作を行うと、レー
ザー出力の設定動作及びディスクに記録されている情報
の認識動作が行われる。斯かる動作は、バッファ領域B
に記録されている情報データを読み出すことにより、デ
ータ信号が記録されているディスクであることの認識が
行われるとともにその情報データによってリードイン領
域T1の位置を認識することが出来る。
クを使用して記録動作を開始させる操作を行うと、レー
ザー出力の設定動作及びディスクに記録されている情報
の認識動作が行われる。斯かる動作は、バッファ領域B
に記録されている情報データを読み出すことにより、デ
ータ信号が記録されているディスクであることの認識が
行われるとともにその情報データによってリードイン領
域T1の位置を認識することが出来る。
【0031】リードイン領域T1の位置が認識される
と、光学式ピックアップ2の光ビームを該リードイン領
域T1に移動させ、該リードイン領域T1に記録されて
いるTOCデータの読み出し動作を行う。斯かるTOC
データを読み出すことによりリードアウト領域L1の位
置を認識することが出来る。従って、新しいデータ信号
を記録する開始位置を認識することが可能となり、前述
した記録動作がリードアウト領域L1の外側より開始さ
れる。斯かる記録動作が行われることによりリードイン
領域T2、信号記録領域E、F、G及びリードアウト領
域L2より成る次のセッションの記録動作が終了するこ
とになる。
と、光学式ピックアップ2の光ビームを該リードイン領
域T1に移動させ、該リードイン領域T1に記録されて
いるTOCデータの読み出し動作を行う。斯かるTOC
データを読み出すことによりリードアウト領域L1の位
置を認識することが出来る。従って、新しいデータ信号
を記録する開始位置を認識することが可能となり、前述
した記録動作がリードアウト領域L1の外側より開始さ
れる。斯かる記録動作が行われることによりリードイン
領域T2、信号記録領域E、F、G及びリードアウト領
域L2より成る次のセッションの記録動作が終了するこ
とになる。
【0032】各セッションの記録動作が終了する場合の
動作は、以上の如く行われるが、次に1つのセッション
を終了させないで記録動作を終了させた場合の動作につ
いて説明する。斯かる動作は、最後に記録した信号記録
領域に続けて同一のセッションを構成する信号記録領域
を構成する場合に行われる。即ち、斯かる記録動作を行
う場合には、例えば、リードイン領域T3にTOCデー
タを記録しないままで記録動作を終了させることにより
行われる。
動作は、以上の如く行われるが、次に1つのセッション
を終了させないで記録動作を終了させた場合の動作につ
いて説明する。斯かる動作は、最後に記録した信号記録
領域に続けて同一のセッションを構成する信号記録領域
を構成する場合に行われる。即ち、斯かる記録動作を行
う場合には、例えば、リードイン領域T3にTOCデー
タを記録しないままで記録動作を終了させることにより
行われる。
【0033】例えば、リードイン領域T3の外側に信号
記録領域Hだけデータ信号を記録させた後記録動作を終
了させる場合の動作について説明する。信号記録領域H
にデータ信号を記録すると、前述したようにその記録位
置を示す情報データがバッファ用RAM10に記憶され
るとともに該バッファ用RAM10に記憶された情報デ
ータがディスク1に設けられているバッファ領域Bに記
録される。斯かる記録動作が行われた後、コンピュータ
ー装置7の制御動作によって記録動作が終了する。
記録領域Hだけデータ信号を記録させた後記録動作を終
了させる場合の動作について説明する。信号記録領域H
にデータ信号を記録すると、前述したようにその記録位
置を示す情報データがバッファ用RAM10に記憶され
るとともに該バッファ用RAM10に記憶された情報デ
ータがディスク1に設けられているバッファ領域Bに記
録される。斯かる記録動作が行われた後、コンピュータ
ー装置7の制御動作によって記録動作が終了する。
【0034】このようにして、記録動作が終了された場
合には、リードイン領域T3には、TOCデータが記録
されることはない。斯かるディスクを使用して次のデー
タ信号の記録動作を開始させる操作を行うと、前述した
ようにレーザー出力の設定動作及びディスクに記録され
ている情報の認識動作が行われる。
合には、リードイン領域T3には、TOCデータが記録
されることはない。斯かるディスクを使用して次のデー
タ信号の記録動作を開始させる操作を行うと、前述した
ようにレーザー出力の設定動作及びディスクに記録され
ている情報の認識動作が行われる。
【0035】斯かる動作は、バッファ領域Bに記録され
ている情報データを読み出すことにより、データ信号が
記録されているディスクであることの認識が行われると
ともにその情報データによってリードイン領域T3の位
置を認識することが出来る。
ている情報データを読み出すことにより、データ信号が
記録されているディスクであることの認識が行われると
ともにその情報データによってリードイン領域T3の位
置を認識することが出来る。
【0036】リードイン領域T3の位置が認識される
と、光学式ピックアップ2の光ビームを該リードイン領
域T3に移動させ、該リードイン領域T3に記録されて
いるTOCデータを読み出すための動作が行われるが、
この場合には該リードイン領域T3にはTOCデータが
記録されていないので、TOCデータを読み出すことが
出来ない。斯かるTOCデータの読み出し動作が行われ
ないことにより、セッションを終了させる記録動作が行
われていないことを認識することが出来る。
と、光学式ピックアップ2の光ビームを該リードイン領
域T3に移動させ、該リードイン領域T3に記録されて
いるTOCデータを読み出すための動作が行われるが、
この場合には該リードイン領域T3にはTOCデータが
記録されていないので、TOCデータを読み出すことが
出来ない。斯かるTOCデータの読み出し動作が行われ
ないことにより、セッションを終了させる記録動作が行
われていないことを認識することが出来る。
【0037】この場合には、前記バッファ領域Bに記録
されている情報データより信号記録領域Hが記録されて
いる位置を示す情報データより次のデータ信号を記録す
る位置、即ち信号記録領域Hに続くトラックの位置を認
識することが出来る。
されている情報データより信号記録領域Hが記録されて
いる位置を示す情報データより次のデータ信号を記録す
る位置、即ち信号記録領域Hに続くトラックの位置を認
識することが出来る。
【0038】斯かる認識動作が行われた後、記録するデ
ータ信号が信号記録用回路9に入力されると、前述した
ようにデータ信号が信号記録領域Hの外周側に信号記録
領域Iとして記録されることになるが、斯かる動作が終
了すると前述したようにバッファ用RAM10への情報
データの記憶動作及びバッファ領域Bへの記録動作が行
われる。このようにリードイン領域T3にTOCデータ
が記録されていないディスクを使用した場合の信号記録
動作は行われるが、信号記録領域H及びIを含むセッシ
ョンの記録動作を終了させる命令信号がコンピューター
装置7より出力されると、前述したようにリードイン領
域T3にTOCデータが記録されるとともにリードアウ
ト領域が設定されて記録動作が終了することになる。
ータ信号が信号記録用回路9に入力されると、前述した
ようにデータ信号が信号記録領域Hの外周側に信号記録
領域Iとして記録されることになるが、斯かる動作が終
了すると前述したようにバッファ用RAM10への情報
データの記憶動作及びバッファ領域Bへの記録動作が行
われる。このようにリードイン領域T3にTOCデータ
が記録されていないディスクを使用した場合の信号記録
動作は行われるが、信号記録領域H及びIを含むセッシ
ョンの記録動作を終了させる命令信号がコンピューター
装置7より出力されると、前述したようにリードイン領
域T3にTOCデータが記録されるとともにリードアウ
ト領域が設定されて記録動作が終了することになる。
【0039】以上に説明したようにディスク1に対する
データ信号の記録動作は行われるが、次にリードイン領
域にTOCデータを記録する場合の動作について説明す
る。
データ信号の記録動作は行われるが、次にリードイン領
域にTOCデータを記録する場合の動作について説明す
る。
【0040】最初のセッションの記録動作を終了させる
場合には、前述したようにリードイン領域T1にTOC
データ、即ち信号記録領域C及びDに記録されたデータ
信号の種類、その記録位置を示す情報データ及びリード
アウト領域L1の位置を示す情報データを記録する処理
動作が行われるが、斯かる処理動作が行われるとき、リ
ードアウト領域L1の外周側にある信号の記録可能領
域、即ち記録可能残量の検出動作が行われる。
場合には、前述したようにリードイン領域T1にTOC
データ、即ち信号記録領域C及びDに記録されたデータ
信号の種類、その記録位置を示す情報データ及びリード
アウト領域L1の位置を示す情報データを記録する処理
動作が行われるが、斯かる処理動作が行われるとき、リ
ードアウト領域L1の外周側にある信号の記録可能領
域、即ち記録可能残量の検出動作が行われる。
【0041】斯かる記録可能残量の検出動作は、ディス
ク1の記録容量とリードアウト領域L1の位置情報とに
基づいて演算することにより簡単に行うことが出来る。
そして、検出された記録可能残量が所定量、例えばTO
Cデータを書き込むリードイン領域、所定長のリードア
ウト領域及びデータ信号を記録するために最低設けなけ
ればならないトラック数を設けることが可能な容量以上
あるか否かの判定が行われる。
ク1の記録容量とリードアウト領域L1の位置情報とに
基づいて演算することにより簡単に行うことが出来る。
そして、検出された記録可能残量が所定量、例えばTO
Cデータを書き込むリードイン領域、所定長のリードア
ウト領域及びデータ信号を記録するために最低設けなけ
ればならないトラック数を設けることが可能な容量以上
あるか否かの判定が行われる。
【0042】斯かる判定動作によって記録可能残量が所
定量あると判定された場合には、リードイン領域T1に
通常のTOCデータが記録されることになる。従って、
次のセッションの記録動作を前述したように行うことが
出来る。反対に、判定動作によって記録可能残量が所定
量無い、即ち所定量より少ないと判定された場合には、
リードイン領域T1には通常のTOCデータ、即ち信号
記録領域C及びDに記録されたデータ信号の種類、その
記録位置を示す情報データ及びリードアウト領域L1の
位置を示す情報データに加えて次ぎの記録動作を行うこ
とが出来る残量が無いことを示すデータ、例えば記録不
可データが記録される。
定量あると判定された場合には、リードイン領域T1に
通常のTOCデータが記録されることになる。従って、
次のセッションの記録動作を前述したように行うことが
出来る。反対に、判定動作によって記録可能残量が所定
量無い、即ち所定量より少ないと判定された場合には、
リードイン領域T1には通常のTOCデータ、即ち信号
記録領域C及びDに記録されたデータ信号の種類、その
記録位置を示す情報データ及びリードアウト領域L1の
位置を示す情報データに加えて次ぎの記録動作を行うこ
とが出来る残量が無いことを示すデータ、例えば記録不
可データが記録される。
【0043】斯かる記録不可データが記録されると、次
回の記録動作を行う場合にリードイン領域T1に記録さ
れているTOCデータの中の記録不可データが読み出さ
れるので、このデータによってデータ信号の記録動作を
行うことが出来ないディスクであることを認識すること
が出来る。従って、このような記録不可データが読み出
された場合に、記録動作を行うことが出来ないディスク
であることを表示するように構成することによって使用
者に認知させることが出来る。
回の記録動作を行う場合にリードイン領域T1に記録さ
れているTOCデータの中の記録不可データが読み出さ
れるので、このデータによってデータ信号の記録動作を
行うことが出来ないディスクであることを認識すること
が出来る。従って、このような記録不可データが読み出
された場合に、記録動作を行うことが出来ないディスク
であることを表示するように構成することによって使用
者に認知させることが出来る。
【0044】前述したようにディスク1に信号を記録す
る動作は行われるが、該ディスク1への信号の記録動作
を高速の線速度一定の回転状態にて行う場合には、スピ
ンドルモーター駆動回路11によるスピンドルモーター
Mの回転駆動制御動作によってディスク1を所望の線速
度一定の状態にて回転させるとともに前記システム制御
回路8による処理動作を高速にて行う状態に切換ること
によって行うことが出来る。
る動作は行われるが、該ディスク1への信号の記録動作
を高速の線速度一定の回転状態にて行う場合には、スピ
ンドルモーター駆動回路11によるスピンドルモーター
Mの回転駆動制御動作によってディスク1を所望の線速
度一定の状態にて回転させるとともに前記システム制御
回路8による処理動作を高速にて行う状態に切換ること
によって行うことが出来る。
【0045】以上に説明したように本実施例における信
号の記録動作は行われるが、次に本発明の要旨について
説明する。前述したようにコンピューター装置7より出
力されるデータ信号の各信号記録領域への記録動作は行
われるが、斯かる記録動作が行われる毎にディスク1に
設けられているバッファ領域Bへの情報データの記録動
作が行われる。そして、斯かるバッファ領域Bへの情報
データの記録動作は、光学式ピックアップ2をバッファ
領域Bへ移動させることによって行われる。
号の記録動作は行われるが、次に本発明の要旨について
説明する。前述したようにコンピューター装置7より出
力されるデータ信号の各信号記録領域への記録動作は行
われるが、斯かる記録動作が行われる毎にディスク1に
設けられているバッファ領域Bへの情報データの記録動
作が行われる。そして、斯かるバッファ領域Bへの情報
データの記録動作は、光学式ピックアップ2をバッファ
領域Bへ移動させることによって行われる。
【0046】規定の線速度ではなく、高速の線速度にて
ディスク1への信号の記録動作が行われている状態にお
いて、信号記録領域へのデータ信号の記録動作が終了す
ると、まずスピンドルモーター駆動回路11によるスピ
ンドルモーターMの回転制御動作によって該スピンドル
モーターMの回転速度を低速の線速度一定の回転状態に
てディスク1を回転させる状態に変更する。斯かる回転
速度の変更動作によってディスク1の回転速度が安定し
た状態になると、光学式ピックアップ2をバッファ領域
Bへ移動させる動作が行われる。
ディスク1への信号の記録動作が行われている状態にお
いて、信号記録領域へのデータ信号の記録動作が終了す
ると、まずスピンドルモーター駆動回路11によるスピ
ンドルモーターMの回転制御動作によって該スピンドル
モーターMの回転速度を低速の線速度一定の回転状態に
てディスク1を回転させる状態に変更する。斯かる回転
速度の変更動作によってディスク1の回転速度が安定し
た状態になると、光学式ピックアップ2をバッファ領域
Bへ移動させる動作が行われる。
【0047】光学式ピックアップ2のバッファ領域Bへ
の移動動作が行われると、スピンドルモーター駆動回路
11によるスピンドルモーターMの回転制御動作によっ
て該スピンドルモーターMの回転速度を元の線速度、即
ち記録動作を行っていたときの線速度にてディスク1を
回転駆動させるための制御動作が行われる。斯かる制御
動作によってディスク1の回転状態が記録動作時におけ
る線速度一定の状態になると、光学式ピックアップ2に
よるバッファ領域Bへの情報データの記録動作が行われ
る。斯かる動作によってバッフア領域Bへの情報データ
の記録動作が行われるため、サーボ不安定によるエラー
の発生を防止することが出来る。
の移動動作が行われると、スピンドルモーター駆動回路
11によるスピンドルモーターMの回転制御動作によっ
て該スピンドルモーターMの回転速度を元の線速度、即
ち記録動作を行っていたときの線速度にてディスク1を
回転駆動させるための制御動作が行われる。斯かる制御
動作によってディスク1の回転状態が記録動作時におけ
る線速度一定の状態になると、光学式ピックアップ2に
よるバッファ領域Bへの情報データの記録動作が行われ
る。斯かる動作によってバッフア領域Bへの情報データ
の記録動作が行われるため、サーボ不安定によるエラー
の発生を防止することが出来る。
【0048】尚、本実施例では、バッファ領域Bへの情
報データの記録動作を記録動作時における線速度一定の
回転状態に変更して行うようにしたが、低速の線速度一
定の回転速度の状態のままで行うことも出来る。また、
データ信号の記録動作が終了した場合にディスク1の回
転速度を低下させるようにしたが、この低速回転状態へ
の変更動作はデータ信号の記録位置が所定の位置より外
周側にある場合にのみ行うようにすることも出来る。更
に、ディスクの回転速度が所定の速度よりも高速の場合
に低速回転状態への変更動作を行うように構成すること
も出来る。そして、本実施例では、記録再生動作を線速
度一定の状態にて行うようにしたが、角速度一定の状態
にて行うように構成することも可能である。
報データの記録動作を記録動作時における線速度一定の
回転状態に変更して行うようにしたが、低速の線速度一
定の回転速度の状態のままで行うことも出来る。また、
データ信号の記録動作が終了した場合にディスク1の回
転速度を低下させるようにしたが、この低速回転状態へ
の変更動作はデータ信号の記録位置が所定の位置より外
周側にある場合にのみ行うようにすることも出来る。更
に、ディスクの回転速度が所定の速度よりも高速の場合
に低速回転状態への変更動作を行うように構成すること
も出来る。そして、本実施例では、記録再生動作を線速
度一定の状態にて行うようにしたが、角速度一定の状態
にて行うように構成することも可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明は、規定の速度より高速の回転速
度にてデータ信号の記録動作を行った後該データ信号の
記録位置を示す情報データをバッファ領域へ記録すると
き、データ信号の記録動作が終了した位置にてディスク
の回転速度を低下させるとともに光学式ピックアップを
バッファ領域へ移動させるようにしたので、サーボ不安
定によるエラーの発生を防止することが出来る。
度にてデータ信号の記録動作を行った後該データ信号の
記録位置を示す情報データをバッファ領域へ記録すると
き、データ信号の記録動作が終了した位置にてディスク
の回転速度を低下させるとともに光学式ピックアップを
バッファ領域へ移動させるようにしたので、サーボ不安
定によるエラーの発生を防止することが出来る。
【0050】また、本発明は、光学式ピックアップのバ
ッファ領域への移動が終了したときディスクの回転速度
を元の速度に変更するようにしたので、情報データの記
録動作を正確に行うことが出来るだけでなく、次のデー
タ信号の記録動作を行う場合にその制御動作を円滑に行
うことが出来る。
ッファ領域への移動が終了したときディスクの回転速度
を元の速度に変更するようにしたので、情報データの記
録動作を正確に行うことが出来るだけでなく、次のデー
タ信号の記録動作を行う場合にその制御動作を円滑に行
うことが出来る。
【0051】そして、本発明は、データ信号の記録位置
が所定の位置より外周側にあるときディスクの回転速度
を低下させるようにしたので、サーボ不安定の状態が発
生する可能性が低い場合には無駄な回転速度の低下を行
う必要が無いという利点を有している。
が所定の位置より外周側にあるときディスクの回転速度
を低下させるようにしたので、サーボ不安定の状態が発
生する可能性が低い場合には無駄な回転速度の低下を行
う必要が無いという利点を有している。
【0052】また、本発明は、ディスクの回転速度が所
定の速度より高いときディスクの回転速度を低下させる
ようにしたので、ディスクの回転速度が遅く、サーボ不
安定な状態が発生する可能性が低い場合には無駄な回転
速度の低下を行う必要が無いという利点を有している。
定の速度より高いときディスクの回転速度を低下させる
ようにしたので、ディスクの回転速度が遅く、サーボ不
安定な状態が発生する可能性が低い場合には無駄な回転
速度の低下を行う必要が無いという利点を有している。
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
例を示すブロック回路図である。
【図2】ディスクの記録フォーマットを示す図である。
1 ディスク 2 光学式ピックアップ 5 デジタル信号処理回路 6 信号再生用回路 7 コンピューター装置 8 システム制御回路 9 信号記録用回路 10 バッファ用RAM 11 スピンドルモーター駆動回路
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスクにデータ信号の記録動作を行っ
た後該データ信号の記録位置を示す情報データをディス
クに設けられているバッファ領域に記録するとともに該
バッファ領域に記録されている情報データを読み出し、
その読み出された情報データに基づいて記録されたデー
タ信号のTOCデータをリードイン領域に記録するよう
に構成された光ディスク記録再生装置において、規定の
速度より高速の回転速度にてデータ信号の記録動作を行
った後該データ信号の記録位置を示す情報データをバッ
ファ領域へ記録するとき、データ信号の記録動作が終了
した位置にてディスクの回転速度を低下させるとともに
光学式ピックアップをバッファ領域へ移動させるように
したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。 - 【請求項2】 光学式ピックアップのバッファ領域への
移動が終了したときディスクの回転速度を元の速度に変
更させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
光ディスク記録再生装置。 - 【請求項3】 データ信号の記録位置が所定の位置より
外周側にあるときディスクの回転速度を低下させるよう
にしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記
録再生装置。 - 【請求項4】 ディスクの回転速度が所定の速度より高
いときディスクの回転速度を低下させるようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039902A JP2001236723A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039902A JP2001236723A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001236723A true JP2001236723A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18563392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000039902A Pending JP2001236723A (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | 光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001236723A (ja) |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000039902A patent/JP2001236723A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |