JP3749114B2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに信号を記録するとともにレーザーによってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザーによってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
【0003】
また、最近では、規定の記録線速度に対して、2倍、4倍、6倍、8倍、10倍及び12倍等の高速度にてディスクを回転制御した状態で信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が開発されている。斯かる複数の速度による記録動作を行うことが出来る光ディスク記録再生装置では、一般的にその装置が備えた最も速い速度にて記録動作は行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
光ディスク記録再生装置では、ホストであるコンピューター装置側からの記録命令に従って信号の記録動作を行うように構成されているが、斯かる記録動作はディスクに記録する信号を一旦バッファ用RAMに記憶させ、該バッファ用RAMに記憶されている信号を読み出すことによってディスクへ信号の記録動作を行うように構成されている。
【0005】
また、斯かる光ディスク記録再生装置では、ディスクの内周側に設けられている試し書き領域にレーザー出力を変化させながらテスト信号を記録するとともにその記録された信号の再生動作を行うという動作を行うことによって記録動作を行うために適したレーザー出力を設定する動作を行うように構成されている。
【0006】
斯かるレーザー出力の設定動作は、記録動作を行うために設定されている速度にて行い、その速度によってディスクに信号を記録するように構成されている。斯かるレーザー出力の調整動作を行った後、設定された記録速度にて信号の記録動作は行われるが、ディスクの偏重心等の影響によって設定速度による記録動作を行うことが出来ない場合があり、この場合には記録速度を設定速度より遅い速度にて記録動作を行うようにされている。斯かる場合には、記録動作を行う遅い速度にて再度レーザー出力の設定動作を行う必要があるため、操作性が悪いという問題がある。
【0007】
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、規定の速度及び規定の速度に対して異なる倍数に設定されている複数の高速度にてディスクに信号を記録するとともにディスクの内周側に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録再生することによって記録動作を行うためのレーザー出力を設定するように構成された光ディスク記録再生装置において、記録動作を行う前に最高速度及び最高速度より1段遅い速度に対応したレーザー出力の設定動作を行うように構成されている。
【0009】
【実施例】
図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示すブロック回路図である。同図において、1はスピンドルモーターMによって回転駆動されるターンテーブル(図示せず)に載置されるディスクであり、該ターンテーブルの回転により回転駆動されるように構成されている。また、前記ディスク1には、位置情報データがプリグルーブと呼ばれる蛇行した溝によって記録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づいて信号の記録再生動作が行われるように構成されている。2はディスク1に光ビームを照射させるレーザーダイオード及び該レーザーダイオードより照射される光をモニターするモニター用ダイオードが組み込まれているとともにディスク1の信号面より反射される光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学式ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター(図示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめられるように構成されている。
【0010】
3は前記光学式ピックアップ2に組み込まれている光検出器から得られるRF信号を増幅するとともに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式ピックアップ2の光ビームをディスク1の信号面に合焦させるフォーカシング制御動作及び該光ビームを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路が組み込まれている。
【0011】
5は前記RF信号増幅回路3より出力される信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されている情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホストとして設けられているコンピューター装置7に出力する作用を成すものである。
【0012】
8は前記デジタル信号処理回路5により復調された信号が入力されるとともに前記コンピューター装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応させてレーザー駆動回路(図示せず)によるレーザーの照射動作を制御することによってデータ信号等を前記ディスク1に記録させる信号記録用回路である。
【0013】
10はディスク1に記録される信号が一旦記憶されるバッファ用RAMであり、前記コンピューター装置7より出力される信号が書き込まれるとともにシステム制御回路8の制御動作によって信号の記憶動作及び読み出し動作が制御されるように構成されている。そして、前記バッファ用RAM10へ記憶された信号は、ディスク1に記録するべく読み出された後も記憶保持された状態にあり、その後コンピューター装置7より出力される新しい信号がその位置に記憶されることによって順次上書き消去されるように構成されている。
【0014】
11は前記システム制御回路8によって動作が制御されるスピンドルモーター駆動回路であり、ディスク1を回転駆動させるスピンドルモーターMを回転駆動制御する作用を有している。そして、斯かる回転駆動制御動作は、規定の線速度は勿論のこと規定速度の2倍、4倍、6倍、8倍、10倍及び12倍等の線速度一定の状態にて回転させることが出来るように構成されている。
【0015】
斯かる構成において、ディスク1への信号の記録動作時、バッファ用RAM10にはコンピューター装置7から出力される信号が記憶され、その記憶されている信号の読み出し動作を制御することによってディスク1への信号の記録動作を制御するように構成されている。そして、ディスク1への信号の記録動作が中断された後、再度記録動作を再開させる場合には、前記バッファ用RAM10に記憶されている信号とディスク1に中断前に記録されている信号との比較動作を行い、中断前に記録されていた信号に連続して信号が記録されるように、即ちシームレスと呼ばれる方式にて信号が記録されるように構成されている。
【0016】
以上の如く、本発明に係る光ディスク記録再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回路における再生動作について説明する。コンピューター装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8に対して再生動作を行うための命令信号が出力されると、該システム制御回路8による再生動作のための制御動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合には、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザーダイオードには、信号の読み出し動作を行うためのレーザー出力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路より供給されるように設定されている。
【0017】
斯かる再生動作のための制御動作が開始されると、スピンドルモーター駆動回路11によるスピンドルモーターMの回転制御動作が行われるが、斯かるスピンドルモーターMの回転制御動作は、ウォブル信号をデコードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せず)より出力される基準信号とを比較することによりディスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われる。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも同様に行われる。
【0018】
スピンドルモーターMの回転制御動作は、以上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学式ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ2によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始されるが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッションを構成するリードイン領域に記録されているTOCデータの読み出し動作が行われる。
【0019】
ディスク1に作成されている最初のセッションの信号記録領域に記録されている信号の読み出し再生動作は、リードイン領域に記録されているTOCデータと呼ばれる記録情報データに基づいて行われることになる。前記光学式ピックアップ2によって読み出された信号は、RF信号増幅回路3を通して増幅及び波形成形された後デジタル信号処理回路5に入力されて信号の復調動作が行われる。前記デジタル信号処理回路5により信号処理が行われて情報データが抽出されると、該情報データは誤り訂正等の信号処理が行われた後、信号再生用回路6に印加される。
【0020】
そして、前記信号再生用回路6は、ディスク1から読み出された情報データがオーディオ信号である場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままコンピューター装置7に出力することになる。
【0021】
以上に説明したように本実施例における再生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動作について説明する。
【0022】
ディスク1に信号を記録する動作は、まずディスク1に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録及び再生することにより記録動作に最適なレーザー出力の設定動作が行われるが、斯かるレーザー出力の設定については、後述する。斯かるレーザー出力の設定動作が行われると、ディスク1のバッファと呼ばれる領域に記録されている情報データ、即ち信号記録領域に記録されている信号の位置情報等を読み出す動作が行われる。
【0023】
斯かる処理動作が終了すると、光学式ピックアップ2をディスク1上の記録動作を開始する位置まで移動させるとともにバッファ用RAM10への記録信号の書き込み動作が行われる。前記バッファ用RAM10への信号の書き込み動作が行われと、該バッファ用RAM10に記憶される信号の記憶量が次第に上昇することになる。その記憶量が所定量を越えると、前記バッファ用RAM10に記憶されている信号を読み出し、その読み出された信号を前記信号記録用回路9に入力せしめる。その結果、前記信号記録用回路9によるレーザー駆動回路の制御動作が行われ、ディスク1に信号が記録されることになる。
【0024】
斯かる動作によってディスク1への信号の記録動作は行われるが、前記バッファ用RAM10への信号の書き込み動作は、該バッファ用RAM10からの信号の読み出し動作に応じて行われるように構成されている。また、記録動作が正常に行われている状態では、ディスク1への信号の記録動作が行われる毎にその位置を示すアドレス、即ち最終アドレスをシステム制御回路8に設けられているメモリー回路に記憶する動作が行われている。
【0025】
そして、ディスク1への信号の記録動作を中断させた場合には、前記バッファ用RAM10からの信号の読み出し動作が中断されるが、この場合には該バッファ用RAM10への信号の書き込み動作も中断させるように構成されている。斯かる状態よりディスク1への信号の記録動作を開始させる操作を行うと、光学式ピックアップ2を記録動作を開始させる位置、即ち記録動作を中断した位置より後退させた位置に変位させた後、その位置より再生動作を行う。記録を中断させた位置は、正常記録動作が行われる毎にメモリー回路に記憶されている最終アドレスより容易に認知することが出来るとともに光学式ピックアップ2を所望の位置に移動させることが出来る。
【0026】
斯かる再生動作によって再生される信号は、記録動作を中断させる直前に記録されていた信号であり、斯かる信号と前記バッファ用RAM10に記憶されている信号との比較動作を行う。斯かる比較動作によって、両者が同一信号であると判定された場合には、前記バッファ用RAM10に記憶されているとともに前述した比較動作の対象となった信号に続けて記憶されている信号の読み出し動作が行われるとともにその信号が信号記録用回路9に入力されてディスク1への信号の記録動作が開始される。前述した動作によって信号のディスク1への記録中断動作及び記録再開動作を行うことが出来、斯かる動作を行うことによってディスク1には、記録動作を中断させたにも拘わらず信号を連続して記録する動作、所謂シームレス記録動作を行うことが出来る。
【0027】
以上に説明したように本実施例における記録動作は行われるが、信号の記録動作が終了するとディスクに記録された信号の記録位置等を示す記録情報データのディスク1のリードインエリアへの記録動作が行われる。そして、斯かるリードインエリアへの記録情報データの記録動作は、ディスク1へ信号を記録した速度にて行われる。
【0028】
以上に説明したように本実施例における信号の記録動作は行われるが、次に本発明の要旨であるレーザー出力の設定について説明する。コンピューター装置7より出力される記録命令信号に基づいてレーザー出力の設定動作は行われるが、斯かるレーザー出力の設定動作はテスト信号をディスク1の内周側に設けられている試し書き領域にレーザー出力を変化させながら行い、その記録された信号を再生し、最適な信号として再生された信号に対応したレーサー出力を最適なレーザー出力として設定するようにされている。そして、斯かるレーザー出力の設定方法については、周知の技術を使用すれば良く、その詳細については省略する。
【0029】
本発明は、前述したレーザー出力の設定動作をコンピューター装置7より記録命令信号が出力されると光ディスク記録再生装置が備えている最高速度に最適なレーザー出力だけでなく、最高速度より1段遅い速度に最適なレーザー出力の設定動作を行い、設定されたレーザ出力のデータをシステム制御回路8内に組み込まれているメモリー回路等に記憶させるように構成されている。
【0030】
斯かるレーザー出力の設定動作は、最高速度より1段遅い速度によってレーザー出力の設定動作を最初に行った後、最高速度によってレーザー出力の設定動作を行う。このようにしてレーザー出力の設定動作及び設定されたレーザー出力の記憶動作を行った後信号の記録動作を開始するが、この記録動作は最高速度にて行われる。このような動作を行うことによってスピンドルモーターMの回転速度制御動作を効率良く行うことが出来る。
【0031】
前述したようにレーザー出力の設定動作及び信号の記録動作は開始されるが、最高速度による記録動作を行うことが出来ない場合がある。即ち、レーザー出力の設定動作を行う場合のディスク1の回転制御動作は、必ずしも正確な回転制御は必要としないが、信号の記録動作は正確な回転制御動作を行う必要があり、ディスク1の偏重心等の影響によって最高速度による記録動作を行うことが出来ない場合がある。斯かる場合には、記録速度を最高速度より1段遅い速度に変更して記録動作を開始させる動作が行われる。そして、この場合には、すでにその速度に最適なレーザー出力が設定されているため、最高速度より1段遅い速度による記録動作を速やかに開始させることが出来る。
【0032】
最高速度より1段遅くした速度による記録動作を開始させることが出来ない場合には、更に遅くした速度による記録動作を行うことになるが、この場合には、その速度によるレーザー出力の設定動作を行うことになる。
【0033】
本実施例では、コンピューター装置7より記録命令信号が出力されたときにレーザー出力の設定動作を行うようにしたが、記録用のディスクを光ディスク記録再生装置に装着したときにレーザー出力の設定動作を行うようにすると記録動作を速やかに開始させることが出来る。
【0034】
また、本実施例では、光ディスク記録再生装置が備えている最高速度とその最高速度より1段遅い速度に対応したレーザー出力を設定するようにしたが、コンピューター装置7より出力される記録命令信号によって記録する速度を設定する場合には、その設定された設定速度及びその設定速度より1段遅い速度に対応したレーザー出力を設定するように構成することも出来る。そして、斯かるレーザー出力の設定動作は、設定速度より1段遅い速度によってレーザー出力の設定動作を最初に行った後、設定速度によってレーザー出力の設定動作を行う。このようにしてレーザー出力の設定動作及び設定されたレーザー出力の記憶動作を行った後信号の記録動作を開始するが、この記録動作は設定速度にて行われる。このような動作を行うことによってスピンドルモーターMの回転速度制御動作を効率良く行うことが出来る。
【0035】
以上に説明したように本実施例の各動作は行われるが、信号の記録動位置を示す記録情報データのリードインエリアへの記録動作について説明する。斯かる記録情報データのリードインエリアへの記録動作は、信号をディスク1に記録した速度にて行われるが、レーザー出力の設定が行われている高速側の速度による記録動作を行った場合には、1段遅い速度により記録情報データの記録動作を行うようにすることも出来る。即ち、信号の記録動作を行った線速度の状態で記録情報データの記録動作を行う場合、該記録情報データを記録する位置であるリードインエリアはディスク1の内周側にあるためディスク1の回転速度は最も速くなる。従って、情報記録データをリードインエリアに記録するためには、ディスク1の回転速度を急速に増加させる必要があり、そのためディスク1の回転特性は最も不安定な状態になり、記録情報データの記録動作を正確に行うことが出来ない可能性がある。斯かる記録情報データの記録動作を1段速度を遅くした速度にて行えばディスク1の回転速度変化を少なくすることが出来るので、記録情報データのリードインエリアへの記録動作を速やかに、且つ安定した状態にて行うことが出来る。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、規定の速度及び規定の速度に対して異なる倍数に設定されている複数の高速度にてディスクに信号を記録するとともにディスクの内周側に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録再生することによって記録動作を行うためのレーザー出力を設定するように構成された光ディスク記録再生装置において、記録動作を行う前に最高速度及び最高速度より1段遅い速度に対応したレーザー出力の設定動作を行うようにしたので、最高速度による記録動作を行うことが出来ない場合に記録動作を行うことが出来る可能性のある速度による記録動作を行う状態への切り換え動作を速やかに行うことが出来る。
【0037】
また、本発明は、最高速度による記録動作を行うことが出来ないとき、1段遅い速度による記録動作を行うようにしたので、記録動作を行う場合に非常に便利である。
【0040】
そして、本発明は、規定の速度及び規定の速度に対して異なる倍数に設定されている複数の高速度にてディスクに信号を記録するとともにディスクの内周側に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録再生することによって記録動作を行うためのレーザー出力を設定するように構成された光ディスク記録再生装置において、信号を記録するために設定された設定速度及び該設定速度より1段遅い速度に対応したレーザー出力の設定動作を行うようにしたので記録動作を効率良く行うことが出来る。
【0041】
また、本発明は、低速側の速度によるレーザー出力の設定動作を行った後1段速い速度によるレーザー出力の設定動作を行うようにしたので、高速側の速度にて記録動作を開始させる場合には高速側の速度によるレーザー出力の設定動作を行った後にそのまま記録動作を開始させることが出来るのでディスクの回転速度の制御動作を効率良く行うことが出来る。そして、レーザー出力の設定動作を行う場合には、スピンドルモーターを停止状態からレーザー出力設定するための回転速度に上昇させることによって行われるため、低速側の回転速度によるレーザー出力の設定動作を行うことによって効率良くレーザー出力の設定動作を行うことが出来るという利点を本発明は有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク
2 光学式ピックアップ
4 ピックアップ制御回路
5 デジタル信号処理回路
7 コンピューター装置
8 システム制御回路
10 バッファ用RAM
11 スピンドルモーター駆動回路

Claims (3)

  1. 規定の速度及び規定の速度に対して異なる倍数に設定されている複数の高速度にて回転駆動されるディスクに信号を記録する機能を有するとともにディスクの内周側に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録再生することによって記録動作を行うためのレーザー出力を設定するように構成された光ディスク記録再生装置において、記録動作を行う前に光ディスク記録再生装置が備えている最高速度による記録動作を行う場合に適したレーザー出力と最高速度より1段遅い速度による記録動作を行う場合に適したレーザー出力の設定動作を行い、ディスクの偏重心等による影響にて最高速度による記録動作を行うことが出来ないとき、1段遅い記録速度による記録動作を行うようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 規定の速度及び規定の速度に対して異なる倍数に設定されている複数の高速度にて回転駆動されるディスクに信号を記録する機能を有するとともにディスクの内周側に設けられている試し書き領域にテスト信号を記録再生することによって記録動作を行うためのレーザー出力を設定するように構成された光ディスク記録再生装置において、信号を記録するために設定された設定速度による記録動作を行う場合に適したレーザー出力と該設定速度より1段遅い速度による記録動作を行う場合に適したレーザー出力の設定動作を行い、ディスクの偏重心等による影響にて設定速度による記録動作を行うことが出来ないとき、1段遅い記録速度による記録動作を行うようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 低速側の速度によるレーザー出力の設定動作を行った後1段速い速度によるレーザー出力の設定動作を行うようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ディスク記録再生装置。
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