JP3227677B2 - 記録媒体駆動装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置

Info

Publication number
JP3227677B2
JP3227677B2 JP29806892A JP29806892A JP3227677B2 JP 3227677 B2 JP3227677 B2 JP 3227677B2 JP 29806892 A JP29806892 A JP 29806892A JP 29806892 A JP29806892 A JP 29806892A JP 3227677 B2 JP3227677 B2 JP 3227677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recording medium
speed
reproducing
optical head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29806892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05217182A (ja
Inventor
冬希郎 叶田
博 大井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP29806892A priority Critical patent/JP3227677B2/ja
Priority to DE69221589T priority patent/DE69221589T2/de
Priority to EP92121066A priority patent/EP0546543B1/en
Priority to KR1019920023957A priority patent/KR100268139B1/ko
Publication of JPH05217182A publication Critical patent/JPH05217182A/ja
Priority to US08/252,069 priority patent/US5485445A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3227677B2 publication Critical patent/JP3227677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体駆動装置に関
し、特に光ヘッドがディスク状記録媒体に対して情報の
記録再生を開始する際、光ヘッドからディスク状記録媒
体に当てられる信号記録再生用ビームのスポット位置が
最内周の所定位置となるように、光ヘッドを位置決めす
ることができる記録媒体駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクには、その最内周
に、光ディスクに記録された情報の目次に対応するデー
タ(TOC)が記述されたリードイン領域が設定されて
おり、光ディスク装置は記録再生開始に当たって、まず
最内周のリードイン領域から、このTOCデータを読取
る。この場合、光ヘッドを内周に送り、光ヘッドの位置
決めをする必要がある。
【0003】図11は、従来の光ディスク装置の一例を
示す一部断面要部構成図、図12は、従来の光ディスク
装置の一例を示す要部回路図である。これらの図におい
て、光ディスク1は、ターンテーブル2の上にチャッキ
ング部3によって装着され、シャーシ4の突出した中央
部4aに固定されたスピンドルモータ5によって回転で
きるようになっている。光ヘッド6は、シャーシ4の中
央部4aとシャーシ4の突出した外周部4bとの間に取
付けられたガイド軸7上を移動できるようになってい
る。リミットスイッチ11は、光ディスク1の内周側
(スピンドルモータ5の側)位置において、シャーシ4
の底部4cに取付けられた台12に取付けられている。
【0004】光ディスク1の記録再生を開始するに当た
って、リードイン領域を読取るために、CPU15は、
まず駆動回路16に指令を出し、送りモータ8に所定の
電圧を供給させる。これにより、送りモータ8は回転す
る。送りモータ8の回転により減速機構9が駆動され、
更に減速機構9の駆動により光ヘッド6に取付けられた
ラックギア10が駆動され、光ヘッド6がガイド軸7上
を内周側(図11において左方向)に移動する。光ヘッ
ド6が内周側の所定の位置まで送られた際に、リミット
スイッチ11の感知レバー13が光ヘッド6により押さ
れることにより、リミットスイッチ11は閉成状態とな
り、CPU15は光ヘッド6が所定位置に達したことを
検出する。そして、CPU15は、リミットスイッチ1
1が閉成されたタイミングで駆動回路16への指令を解
除し、光ヘッド6を停止させることが一般に行なわれて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク装置では、次のような問題があった。 (1)リミットスイッチ11が取付けられている台12
を半径方向に微調整して、リミットスイッチ11がオン
し、停止された位置において、光ヘッド6から出射する
信号記録再生用ビームのスポット14が必ずリードイン
領域に入るようにする、面倒な調整が必要であった。 (2)光ヘッド6の内周方向への移送開始前の位置が、
リミットスイッチ11のごく近くにあった場合と、遠く
にあった場合とで、感知レバー13を押した時の光ヘッ
ド6のスピードが異なり、従って、光ヘッド6の慣性で
移動する距離が異なる。よって、上記(1)の調整を行
っても、リードイン領域にビームスポット14が入らな
い場合があった。 (3)光ヘッド6から出射する信号記録再生用ビームの
スポット14がリードイン領域から外れた場合は、その
位置に記録されている信号のアドレス情報をもとにリー
ドイン領域にアクセスする(戻す)方法もあるが、リー
ドイン領域がごくわずかしか形成されておらず、リード
イン領域より内周にトラックが存在しないようなディス
クの場合、その位置でトラッキングサーボをかけること
もできず、信号が再生できないので、現在アドレスを認
識することができない。このため、リードイン領域へ戻
すことができなかった。
【0006】本発明の目的は、このような従来の問題点
に鑑み、光ヘッドから出射するビームのスポットを記録
媒体のリードイン領域へ入れるための、従来の如き面倒
な調整をしなくても、記録媒体のリードイン領域に対応
した位置に光ヘッドを高精度に(確実に)、容易に、か
つ安価に位置決めすることができるようにした記録媒体
駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体駆動装
置は、ディスク状記録媒体に情報を記録または再生する
記録再生手段と、記録再生手段をディスク状記録媒体の
内周あるいは外周に移動させる送り手段と、ディスク状
記録媒体の最内周よりやや外周側に設けられ、記録再生
手段により操作され、記録再生手段が、ディスク状記録
媒体の最内周の近傍に位置していることを検出する検出
手段と、記録再生手段と当接し、記録再生手段をディス
ク状記録媒体の最内周方向の位置に規定する位置決め手
段と、記録再生手段を記録媒体の内周側方向に第1の速
度で移動させ、検出手段による検出に基づいて記録再生
手段の送り速度を第1の速度よりも遅い第2の速度で移
動させるように、送り手段を制御して記録再生手段を位
置決め手段に当接させる制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記構成の記録媒体駆動装置においては、送り
手段により、記録再生手段ディスク状記録媒体の内周
方向に移送される。記録再生手段の移送速度は、検出手
がオンしたとき、例えば、より遅い速度に変更され、
位置決め手段に当接した位置で停止される。従って、
録再生手段を所定の位置に確実に配置することが可能と
なる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。図1は、本発明による記録媒体駆動装置、特に
光ディスク装置の一実施例を示す一部断面要部構成図で
ある。同図において、図11と同一または相当部分には
同符号を用い、説明を省略する。
【0010】図1においては、シャーシ4の底部4cに
従来の如き台12が設けられておらず、その代わりに、
光ヘッド6の底部から図中下方向に、一定間隔離間し、
かつ最内周よりやや外周側の所定の位置に突出部4dを
予め設け、この突出部4dの上にリミットスイッチ21
を取付け、光ヘッド6が、このリミットスイッチ21上
をリミットスイッチ21をメークさせた上で、更に内周
側へ移動できるようになっている。また、シャーシ4の
中央部4aの側部に突き当て部26を設け、光ヘッド6
の内周側部25が突き当て部26に当接し停止するよう
になっている。光ヘッド6の内周側部25が突き当て部
26に当接し停止したとき、光ヘッド6は、光ヘッド6
から光ディスク1に照射された信号読取り用ビームのス
ポットの位置が、光ディスク1の最内周の所定位置(リ
ードイン領域)となるような位置に位置決めされるよう
になっている。
【0011】図2は、図1のリミットスイッチ21の動
作説明をするための詳細図である。リミットスイッチ2
1は、図2(A)に示す如く、感知レバー22と接点部
23を有している。図2(A)に示す如く、矢印24の
向き(内周方向)に移動している光ヘッド6は、感知レ
バー22を押すようにして矢印24の向きに移動する。
この時、感知レバー22は図2(B)に示す如く、接点
部23を押すことになり、光ヘッド6がリミットスイッ
チ21をメーク(オン)する。更に、光ヘッド6が矢印
24の向きに移動して行くが、リミットスイッチ21は
閉じたままとなる。
【0012】図3は、図1の光ディスク装置の一実施例
を示す要部回路図である。図3において、図12と同一
または相当部分には同符号を用いている。
【0013】起動直後、あるいは、光ディスク1をロー
ディングした直後、光ディスク1の記録再生を開始する
に当たって、CPU31はリミットスイッチ21の開成
状態を認識し、駆動回路32へ光ヘッド6を内周方向へ
移動させるべく第1の指令を出し、送りモータ8に予め
定めた第1の電圧を印加する。送りモータ8の駆動によ
り、減速機構9が駆動され、光ヘッド6は内周側へ第1
の速度で移動する。次に、光ヘッド6が前述したように
リミットスイッチ21をメークすると、メークのタイミ
ングで、CPU31は駆動回路32へ第2の指令を出
し、第2の電圧をモータ8に印加させ、光ヘッド6を第
1の速度より遅い第2の速度でさらに移動させ、シャー
シ4の中央部4aの突き当て部26に当接させて停止さ
せる。
【0014】次に動作について、図5のフローチャート
に従って説明する。なお図5は、図3のCPU31の動
作フローチャートである。いま、光ヘッド6が外周側に
あるとき、CPU31はリミットスイッチ21がメーク
しているか否かをチェックする(ステップS1)。CP
U31は、リミットスイッチ21が開成状態(オープン
状態)であると認識した場合、光ヘッド6を内周側へ移
動させるべく駆動回路32に第1の指令を出し、駆動回
路32を介して送りモータ8に第1の電圧を印加し(ス
テップS2)、送りモータ8を駆動させ、光ヘッド6を
第1の速度で内周側に移動させる。
【0015】そして、内周側方向に移動する光ヘッド6
が、図2(B)に示すようにしてリミットスイッチ21
をメークすると、CPU31は駆動回路32に第2の指
令を出し、送りモータ8に第2の電圧を印加し(ステッ
プS1、S3)、光ヘッド6の移動速度を第1の速度か
ら第1の速度以下の第2の速度にするように送りモータ
8を駆動させる。これにより、光ヘッド6は第2の速度
で内周側方向に移動する。
【0016】そして、CPU31は、光ヘッド6の移動
速度を第2の速度にした後、後述する一定時間、送りモ
ータ8を駆動させた上で、第2の指令を解除する(ステ
ップS4)。この場合、光ヘッド6の内周側部25がシ
ャーシ4の中央部4aのガイド軸7側の突き当て部26
に接触し、光ヘッド6はその位置で停止する。この後、
光ヘッド6は、光ディスク1のリードイン領域の読取り
を行なう(ステップS5)。
【0017】なお、CPU31が第2の速度で駆動回路
32を介して送りモータ8を駆動する前記一定時間は、
光ヘッド6がリミットスイッチ21をメークしてから突
き当て部26に接触するまでの所要時間と等しいか、ま
たはそれよりも若干長い時間に設定されている。また、
前記第2の速度は、光ヘッド6が突き当て部26に接触
しても破損しない値に設定されることはいうまでもない
ことである。
【0018】次に、光ヘッド6を第1の速度と第2の速
度に切換える駆動回路32の一実施例を図4に示す。図
4において、41はオペアンプであって、オペアンプ4
1の負入力端子は抵抗42を介して接地されている。オ
ペアンプ41の出力端子は、抵抗43を介して負入力端
子に接続されている。オペアンプ41の出力端子は、送
りモータ8に接続されている。オペアンプ41の正入力
端子は、抵抗44を介して接地されている。また、オペ
アンプ41の正入力端子は、スイッチ45、直流電源4
6を介して接地されている。オペアンプ41の正入力端
子はまた、スイッチ47、直流電源48を介して接地さ
れている。
【0019】スイッチ47はCPU31からの第1の指
令によりオンとなり、CPU31からの第2の指令によ
りオフとなるものである。スイッチ45は、CPU31
からの第2の指令によりオンとなり、第2の指令解除に
よりオフとなるものである。
【0020】次に、図4の実施例の動作について説明す
る。CPU31から第1の指令が駆動回路32に入力さ
れるとスイッチ47がオンし、オペアンプ41は第1の
電圧を送りモータ8に印加する。また、CPU31から
第2の指令が駆動回路32に入力されると、スイッチ4
7がオフし、スイッチ45がオンし、オペアンプ41は
第2の電圧を送りモータ8に印加する。更に、CPU3
1から第2の指令解除信号が駆動回路32に入力される
と、スイッチ45はオフし、オペアンプ41の出力は0
となり、送りモータ8は駆動を停止する。
【0021】以上の説明から分かるように、CD(コン
パクト・ディスク)やWO(Write Once)・
CDなどの光ディスク1を記録再生する装置(光ディス
ク記録再生装置)などでは、光ディスクの最内周のリー
ドイン領域を再生する際に、光ヘッド6を内周側に送
り、リミットスイッチ21を動作させた後も、更にある
一定時間、光ヘッド6を内周に送り、光ヘッド6を突き
当て部26に当接させて、突き当て部26の機械的位置
で光ヘッド6の位置決めをするようにしている。
【0022】この場合、リミットスイッチ21のメーク
位置は一般に高精度では設定されておらず、その位置出
し調整は不要である。また、シャーシ4の中央部4aの
突き当て部26は、機構的に容易に高精度を得ることが
できる。さらに、光ヘッド6の送り速度の違いによるリ
ミットスイッチ21のメーク位置のばらつきがあって
も、光ヘッド6の位置決めに影響を与えない。従って、
リミットスイッチ21の位置出し調整を省略することが
でき、リミットスイッチ21のメーク位置のばらつきが
あっても影響を受けないので、安価に、高精度で、かつ
容易に光ヘッド6の位置決めができる。
【0023】また、従来のような非リードイン領域(リ
ードイン領域より内周の領域)からリードイン領域へ戻
す動作が不要となるので、光ディスク1の記録再生を開
始するまでの時間を短くすることができる。
【0024】リミットスイッチ21の位置を境に、光ヘ
ッド6の送り速度を変えているが、第1の速度を第2の
速度よりも速くすることができるため、光ヘッド6を移
動させる速度を速くすることができる。また、リミット
スイッチ21動作後の光ヘッド6の移動速度である第2
の速度を遅くすることにより、光ヘッド6が高速で内周
側の突き当て部26に衝突して光ヘッド6が破壊するこ
とを回避できる。
【0025】なお、本実施例においては、図1、図2に
示す如きリミットスイッチ21を用いているが、本発明
はこれに限定されることなく、図6に示すような板ばね
方式を用いたリミットスイッチ51を用いることもでき
る。この場合、リミットスイッチ51は、図6に示すよ
うに、接点部52の付いた板ばね53と感知部54とで
構成される。また、リミットスイッチ51は光ヘッド6
に対し、図6に示すように、光ヘッド6の内周側部25
により、感知部54が押圧できるように配置される。ま
た、リミットスイッチ51は、図示してないが、図3の
リミットスイッチ21に代わるものであるので、CPU
31に接続される。
【0026】さらに、リミットスイッチ51が取付けら
れるシャーシ4の突出部4dの位置は、光ヘッド6の停
止位置が光ディスク1のリードイン領域に対応した位置
になるように設けられることはいうまでもないことであ
る。また、図6では、光ヘッド6の矢印55で示す内周
側への移動により、板ばね53と感知部54は押され
て、同図(B)に示すように接触するが、更に光ヘッド
6が移動しても、板ばね53と感知部54は接触したま
ま、ばねがしなるため、メーク後もある程度光ヘッド6
は移動できるようになっている。
【0027】図7は、他の実施例を示している。この実
施例においては、接点部62が光ヘッド6の内周側部2
5により押圧されるように、リミットスイッチ61が配
置されている。そして、シャーシ4には、位置決めブロ
ック63が配置され、内周側部25が当接するようにな
されている。また、光ヘッド6の内周側部25により押
圧されない状態における接点部62の先端と位置決めブ
ロック63との距離Lは、例えば0.5mm程度の距離に
設定されている。その他の構成は、図1における場合と
同様である。
【0028】次に、その動作について、図8のフローチ
ャートを参照して説明する。図8のフローチャートに示
すステップS11乃至S15の処理は、基本的に図5の
フローチャートに示すステップS1乃至S5の処理と同
様である。但し、図5のステップS2とS3において
は、送りモータ8に第1の電圧と第2の電圧をそれぞれ
印加するようにしていたのであるが、図8のステップS
12とS13においては、それぞれ第1のデューティ比
のPWM信号と第2のデューティ比のPWM信号を送り
モータ8に印加するようになされている。
【0029】第1のデューティ比は、例えば図9(A)
に示すように、100パーセントとされる。これに対し
て、第2のデューテイ比は、図9(B)に示すように、
50パーセント(T2/T1=0.5)とされる。このよ
うに、デューティ比を変更することにより、ステップS
12において送りモータ8に印加される電圧をEとする
とき、ステップS13において送りモータ8に印加され
る電圧を、実質的にE/2にすることができる。
【0030】図10は、このように、送りモータ8の回
転速度をデューティ比を変更することにより制御する駆
動回路71の構成例を示している。この駆動回路71
も、図3に示した場合と同様に、CPU31により制御
され、送りモータ8を駆動するようになされている。こ
の駆動回路71の構成は、基本的に図4における場合と
同様である。但し、図4におけるスイッチ45と直流電
源46が省略された構成とされている。
【0031】即ち、CPU31は、スイッチ47の閉成
期間をPWMのデューティ比に対応して制御する。上述
したステップS12における駆動時においては、スイッ
チ47が常時オンされる。これに対して、ステップS1
3における駆動時においては、スイッチ47は期間T1
のうち、所定の時間T2だけオンされ、また、オンの時
間T1と同一の時間T3(=T1−T2=T2)だけオフさ
れる動作が繰り返される。これにより、送りモータ8
は、100パーセントのデューティ比と50パーセント
のデューティ比のPWM信号により駆動されることにな
る。
【0032】以上説明したように、本発明は光学的に情
報を記録または再生するディスク状記録媒体に対して、
起動直後、あるいはディスク状記録媒体を駆動装置に装
着(ローディング)した直後において、そのTOCデー
タを確実に読み取るために適用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】上述したように、本発明の記録媒体駆動
装置によれば、次のような効果が得られる。 (1)送り手段により記録再生手段を内周側方向に移動
させて位置決め手段に当接させて停止させると、その停
止位置は光ヘッドからディスク状記録媒体に当てられる
ビームのスポット位置が最内周の所定位置となる位置で
あるようにしたので、ディスク状記録媒体の最内周の所
定位置(リードイン領域)に対応した位置に光ヘッドを
高精度に(確実に)、容易に、かつ安価に位置決めする
ことができる。 (2)従来のようなリードイン領域外からリードイン領
域へ戻す処理が不要になるので、ディスク状記録媒体の
情報の記録再生を開始するまでの時間を短くすることが
できる。 (3)検出手段による検出を境に、光ヘッドの送り速度
を変えることができ、第1の速度を第2の速度よりも速
くすることができるため、光ヘッドを移動させる速度を
速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録媒体駆動装置の一実施例を示
す一部断面要部構成図である。
【図2】図1のリミットスイッチ21の動作説明をする
ための詳細図である。
【図3】図1の記録媒体駆動装置の一実施例を示す要部
回路図である。
【図4】図3の駆動回路32の一実施例を示す回路図で
ある。
【図5】図3のCPU31の動作フローチャートであ
る。
【図6】図1のリミットスイッチ21の変形例を示す説
明図である。
【図7】本発明による記録媒体駆動装置の他の実施例の
構成を示す平面図である。
【図8】図7の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図9】図8のステップS12とS13におけるデュー
ティ比を説明する図である。
【図10】図8の処理を実現する駆動回路の構成例を示
すブロック図である。
【図11】従来の光ディスク装置の一例を示す一部断面
要部構成図である。
【図12】従来の光ディスク装置の一例を示す要部回路
図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 4 シャーシ 6 光ヘッド 8 送りモータ 9 減速機構 10 ラックギア 21、51 リミットスイッチ 26 突き当て部 31 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/085 G11B 21/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に情報を光学的に記
    録または再生する記録媒体駆動装置において、 前記ディスク状記録媒体に情報を記録または再生する記
    録再生手段と、 前記記録再生手段を前記ディスク状記録媒体の内周ある
    いは外周に移動させる送り手段と、前記ディスク状記録媒体の最内周よりやや外周側に設け
    られ、前記記録再生手段により操作され、前記記録再生
    手段が、前記ディスク状記録媒体の最内周の近傍に位置
    していることを検出する検出手段と、 前記記録再生手段と当接し、前記記録再生手段を前記デ
    ィスク状記録媒体の最内周方向の位置に規定する位置決
    め手段と、前記記録再生手段を前記記録媒体の内周側方向に第1の
    速度で移動させ、前記検出手段による検出に基づいて前
    記記録再生手段の送り速度を前記第1の速度よりも遅い
    第2の速度で移動させるように、前記送り手段を制御し
    て前記記録再生手段を前記位置決め手段に当接させる制
    御手段と を備えることを特徴とする記録媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記送り手段を制御
    し、前記記録再生手段を前記第2の速度で一定時間駆動
    させた後、停止させることを特徴とする請求項1に記載
    の記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記一定時間は、前記記録再生手段が前
    記検出手段を操作した後、前記記録再生手段が前記位置
    決め手段に当接するまでの時間と等しいか、若干長い時
    間に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の
    記録媒体駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記録媒体駆動装置
    の起動時に前記検出手段が開成状態であることを認識し
    たとき、前記送り手段を制御して、前記記録再生手段を
    前記第1の速度で前記記録媒体の内周側方向に移動させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体駆動装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、記録再生を開始する場
    合、前記検出手段が開成状態であることを認識したと
    き、前記送り手段を制御して、前記記録再生手 段を前記
    第1の速度で前記記録媒体の内周側方向に移動させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録媒体駆動装置。
JP29806892A 1991-12-13 1992-10-09 記録媒体駆動装置 Expired - Lifetime JP3227677B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29806892A JP3227677B2 (ja) 1991-12-13 1992-10-09 記録媒体駆動装置
DE69221589T DE69221589T2 (de) 1991-12-13 1992-12-10 Plattenantriebgerät
EP92121066A EP0546543B1 (en) 1991-12-13 1992-12-10 Disc driving apparatus
KR1019920023957A KR100268139B1 (ko) 1991-12-13 1992-12-11 디스크 구동장치
US08/252,069 US5485445A (en) 1991-12-13 1994-06-01 Disc driving apparatus having means for placing a read record head at a predetermined position in the innermost region of a disc

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35198291 1991-12-13
JP3-351982 1991-12-13
JP29806892A JP3227677B2 (ja) 1991-12-13 1992-10-09 記録媒体駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05217182A JPH05217182A (ja) 1993-08-27
JP3227677B2 true JP3227677B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=26561363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29806892A Expired - Lifetime JP3227677B2 (ja) 1991-12-13 1992-10-09 記録媒体駆動装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5485445A (ja)
EP (1) EP0546543B1 (ja)
JP (1) JP3227677B2 (ja)
KR (1) KR100268139B1 (ja)
DE (1) DE69221589T2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729511A (en) 1991-02-15 1998-03-17 Discovision Associates Optical disc system having servo motor and servo error detection assembly operated relative to monitored quad sum signal
US5677899A (en) 1991-02-15 1997-10-14 Discovision Associates Method for moving carriage assembly from initial position to target position relative to storage medium
US6236625B1 (en) 1991-02-15 2001-05-22 Discovision Associates Optical disc system having current monitoring circuit with controller for laser driver and method for operating same
US5612935A (en) * 1994-08-15 1997-03-18 Sony Corporation Apparatus and method for controlling the position of an optical pickup device in a recording/reproducing apparatus for a disc-shaped recording medium
US6434087B1 (en) 1995-01-25 2002-08-13 Discovision Associates Optical disc system and method for controlling bias coil and light source to process information on a storage medium
DE19753897A1 (de) * 1997-12-05 1999-06-10 Thomson Brandt Gmbh Kraftübertragungssystem mit einem Zahnrad und einer Zahnstange
JP3076015B2 (ja) * 1998-09-28 2000-08-14 三洋電機株式会社 記録又は再生を行なうディスク装置及び該装置のピックアップ初期位置調整方法
JP3933804B2 (ja) * 1998-10-30 2007-06-20 松下電器産業株式会社 光ピックアップの位置制御装置
JP2000353330A (ja) 1999-06-11 2000-12-19 Sony Corp 対物レンズ駆動装置
JP3522619B2 (ja) * 2000-01-05 2004-04-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ マルチキャリアcdma伝送システムにおける送信機
KR100500239B1 (ko) * 2002-12-16 2005-07-11 삼성전자주식회사 픽업 검사장치
US8195296B2 (en) * 2006-03-03 2012-06-05 Ams Research Corporation Apparatus for treating stress and urge incontinence
JP2008034061A (ja) 2006-07-31 2008-02-14 Funai Electric Co Ltd ディスク装置
US9061096B2 (en) * 2009-12-16 2015-06-23 Water Pik, Inc. Powered irrigator for sinus cavity rinse
US10186109B2 (en) 2012-03-19 2019-01-22 Konami Gaming, Inc. Lottery ring, lottery ring unit with lottery ring, game machine with lottery ring unit, control method of controlling computer used in game machine, and computer program
JP2014086099A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置およびその制御方法
JP6488323B2 (ja) * 2017-01-18 2019-03-20 コナミゲーミング インコーポレーテッド ゲームマシン、それに用いる制御方法、およびコンピュータプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114337A (ja) * 1981-12-26 1983-07-07 Toshiba Corp レ−ザピツクアツプヘツド位置検出装置
JPS60102769U (ja) * 1983-12-14 1985-07-13 パイオニア株式会社 記録情報再生装置
JPS63153456A (ja) * 1986-12-18 1988-06-25 Yokogawa Electric Corp 光デイスクテストシステム
JPS63311677A (ja) * 1987-06-12 1988-12-20 Mitsubishi Electric Corp 光デイスク駆動装置
JP2774609B2 (ja) * 1989-09-18 1998-07-09 富士通株式会社 ディスク装置及びディスク制御方法
JPH0426964A (ja) * 1990-05-21 1992-01-30 Pioneer Electron Corp サーボ装置
US5136569A (en) * 1990-09-28 1992-08-04 International Business Machines Corporation Optical disk recorder for diverse media types and having a predetermined initialization or start-up procedure

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05217182A (ja) 1993-08-27
EP0546543B1 (en) 1997-08-13
KR100268139B1 (ko) 2000-10-16
EP0546543A3 (en) 1993-07-28
DE69221589T2 (de) 1997-12-11
EP0546543A2 (en) 1993-06-16
US5485445A (en) 1996-01-16
DE69221589D1 (de) 1997-09-18
KR930014357A (ko) 1993-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3227677B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP2586188B2 (ja) 光ディスク装置
US4972399A (en) Apparatus and method for accessing a disk characteristic data recording area of an optical disk
JP3076015B2 (ja) 記録又は再生を行なうディスク装置及び該装置のピックアップ初期位置調整方法
EP0543295A2 (en) Optical disk player
US5058092A (en) Method for accessing a control track by positioning an optical head at the center of the control track
JPH08273162A (ja) 光ディスク装置
JP2695818B2 (ja) 光ディスク自動焦点サーボ系起動方法ならびにこれを用いた光ディスク装置
US6172949B1 (en) Disk recording or playback device and method of adjusting initial position of pickup thereof
JP2001134954A (ja) 光ディスク装置およびカートリッジ
JP2733398B2 (ja) 光ディスク装置
JP2737866B2 (ja) レーザディスク再生装置のリードイン時間短縮方法
JP2905679B2 (ja) ディスク再生装置
JP2842476B2 (ja) 光学デイスク再生装置
JPS6313176A (ja) デイスク再生装置
JP2754065B2 (ja) 光方式記録再生装置の記録方法
JP2844611B2 (ja) ピックアップ駆動装置
JP2872508B2 (ja) 光ディスクプレーヤの光ピックアップ送り装置
KR100272377B1 (ko) 기록형 디스크의 데이터 재생방법
JPH056278B2 (ja)
JP2982349B2 (ja) 光学式ディスク再生装置
KR970003060A (ko) 시디롬/플로피 디스크 겸용 구동 회로
JP2935628B2 (ja) 光学ディスク装置
JP2000331392A (ja) 光磁気ディスク編集装置
JPH08315372A (ja) 情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 12