JP2844611B2 - ピックアップ駆動装置 - Google Patents

ピックアップ駆動装置

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JP2844611B2 JP63249408A JP24940888A JP2844611B2 JP 2844611 B2 JP2844611 B2 JP 2844611B2 JP 63249408 A JP63249408 A JP 63249408A JP 24940888 A JP24940888 A JP 24940888A JP 2844611 B2 JP2844611 B2 JP 2844611B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、ディスクプレーヤ等におけるピックアップ
をリニアモータにて駆動するピックアップ駆動装置に関
する。
B 発明の概要 本発明は、ディスクプレーヤ等におけるピックアップ
をリニアモータにて駆動するピックアップ駆動装置にお
いて、電源の投入時若しくは記録媒体の着脱操作時にピ
ックアップを所定移動ストロークだけ往復移動せしめる
駆動制御を行うことにより、ピックアップの駆動を円滑
且つ確実に行うことができるようにしたものである。
C 従来の技術 例えば、コンパクトディスク(CD:compact disc)の
再生装置すなわち所謂CDプレーヤにおいて、コンパクト
ディスクに記録されている音楽情報を読み取るためのピ
ックアップを該コンパクトディスクの半径上を往復移動
させる駆動機構として、DCモータによるギヤドライブ方
式あるいはリニアモータによるダイレクトドライブ方式
が採用されている。
上記DCモータによるギヤドライブ方式を採用したピッ
クアップの駆動装置では、ノーマル再生動作時の間欠回
転による電気ノイズの発生や寿命を問題とともに高速送
り時のモータやギヤによるノイズの発生が問題となる
が、上記リニアモータによるダイレクトドライブ方式を
採用したピックアップの駆動装置を用いることにより、
上記問題を回避することができる。
上記リニアモータによるダイレクトドライブ方式を採
用したピックアップの駆動装置は、ピックアップをガイ
ド軸に軸受部に介して摺動自在に取り付けてリニアモー
タにて駆動するようになっている。
上記リニアモータを用いたピックアップの駆動装置
は、CDプレーヤ以外に、追記型の光記録媒体や情報の消
去可能な光磁気記録媒体にて形成されるディスク状記録
媒体やカード状記録媒体を用いて情報の記録・再生を行
う記録再生装置等にも用いられている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、上記リニアモータによるダイレクトドライ
ブ方式を採用したピックアップの駆動装置では、例え
ば、CDプレーヤにおいて1時間再生のディスクを1秒で
早送りする場合に、1:3600秒の速度比を持つことにな
り、CDモータ等における有効回転数の回転比600:6000=
1:10に比べて格段に広い速度変化範囲を持っている。
そして、上記駆動回路に用いられるリニアモータは、
高速駆動時にはそれなりのトルクを発生し、低速駆動時
には極く僅かのトルクしか発生しない構造となっている
ので、低速駆動時すなわち低トルク時に上記ガイド軸へ
の塵埃の付着等により上記ガイド軸と軸受部との間の機
械的ロスが増えていたり、長期間に亘って非作動状態で
放置された後で再使用する時に、上記ガイド軸への塵埃
の付着や上記軸受部内のオイルの偏り等によって、上記
ガイド軸と軸受部との間の静止摩擦が大きくなっている
と、動き難い状態となってしまい、正常にピックアップ
を駆動することができなくなってしまうという問題点が
ある。
そこで、本発明は、上述の如き従来の問題点に鑑み、
ピックアップをリニアモータにて駆動するピックアップ
駆動装置において、低速駆動時や、長期間に亘って非作
動状態で放置された後で再使用する時にも、ピックアッ
プの駆動を円滑且つ確実に行うことができるようにする
ことを目的とし、電源の投入時若しくは記録媒体の着脱
操作時にピックアップを所定移動ストロークだけ往復移
動せしめる駆動制御を行うようにした新規な構成のピッ
クアップ駆動装置を提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、ピックアッ
プを記録媒体の半径方向に往復移動可能なリニアモータ
と、上記ピックアップの軸受部が挿通されたガイド軸と
を備えたピックアップ駆動装置において、電源投入時若
しくは記録媒体の着脱操作時に上記ピックアップを所定
移動ストロークだけ往復移動するように上記リニアモー
タを制御してから再生又は記録動作を開始することでガ
イド軸に付着した塵埃を除去可能なことを特徴としてい
る。
F 作用 本発明に係るピックアップ駆動装置では、電源の投入
時若しくは記録媒体の着脱操作時にピックアップを所定
移動ストロークだけ往復移動せしめてから、上記ピック
アップによる情報の読み取りまたは書き込みを開始す
る。
G 実施例 以下、本発明に係るピックアップ駆動装置の一実施例
について、図面に従い詳細に説明する。
第1図のブロック図に示す実施例は、本発明をCDプレ
ーヤのピックアップ(1)の駆動装置に適用したもの
で、このCDプレーヤにおける各種制御動作を行うシステ
ムコントローラとして働くマイクロコンピュータ
(2)、上記ピックアップ(1)を図示しないコンパク
トディスクの半径上を往復移動させたリニアモータ
(3)、上面リニアモータ(3)に駆動電流を供給する
駆動回路(4)、上記ピックアップ(1)の移動位置を
検出して位置情報を上記マイクロコンピュータ(2)に
与える位置検出部(5)等を備え、上記マイクロコンピ
ュータ(2)にて上記駆動回路(4)が制御されるよう
に成っている。
この実施例において、上記マイクロコンピュータ
(2)は、CDプレーヤーの電源スイッチ(6)の操作に
よる電源投入を検出する機能を有し、電源の投入に第2
図のフローチャートに示すよな駆動制御を行うようにな
っている。
すわなち、上記マイクロコンピュータ(2)は、上記
電源スイッチ(6)の操作による電源投入を検出すると
(ステップ1)、先ず、ステップ2の制御動作により、
上記ピックアップ(1)をコンパクトディスクの外周方
向に移動させる駆動電流を上記リニアモータ(3)に供
給するように上記駆動回路(4)を動作させる。次のス
テップ3の判定動作において、上記マイクロコンピュー
タ(2)は、上記位置検出部(5)にて与えられる位置
検出信号に基づいて、上記ピックアップ(1)を最外周
位置まで移動させたか否かの判定動作を行う。そして、
上記マイクロコンピュータ(2)は、上記ピックアップ
(1)を最外周位置に移動させるまで上記ステップ2,ス
テップ3を繰り返して、上記ピックアップ(1)を最外
周位置に移動させた時点でステップ4の制御動作に移
る。
上記マイクロコンピュータ(2)は、このステップ4
の制御動作にて、上記ピックアップ(1)をコンパクト
ディスクの内周方向に移動させる駆動電流を上記リニア
モータ(3)に供給するように上記駆動回路(4)を動
作させる。次のステップ5の判定動作において、上記マ
イクロコンピュータ(2)は、上記位置検出部(5)に
て与えられる位置検出信号に基づいて、上記ピックアッ
プ(1)を最内周位置まで移動させたか否かの判定動作
を行う。そして、上記マイクロコンピュータ(2)は、
上記ピックアップ(1)を最内周位置に移動させるまで
上記ステップ4,ステップ5を繰り返して、上記ピックア
ップ(1)を最内周位置に移動させた時点でステップ6
の制御動作に移る。
なお、上記ステップ1からステップ5までの動作は、
このCDプレーヤの主回路、ブロックが上記電源投入によ
り正常な動作状態に立ち上がるまでの間に、全て行われ
るようになっている。
上記マイクロコンピュータ(2)は、このステップ6
の制御動作にて、コンパクトディスクの最内周トラック
に記録されている目録(TOC)情報の読み取り動作を行
って、スタンバイ状態(ステップ7)となる。
なお、上記駆動回路(4)には、上記ピックアップ
(1)により読み取り出力信号からトラッキングエラー
情報を検出するトラッキングエラー検出部(7)による
検出出力がローパスフィルタ(8)を介して帰還される
ことにより、トラッキングサーボがかけられており、上
記ステップ6における目録(TOC)情報の読み取り動作
は、上記トラッキングサーボがかれられた状態で行われ
る。また、上記目録(TOC)情報の読み取り動作すなわ
ち上記ステップ6の制御動作は、コンパクトディスクが
装着されていない場合には省略され、コンパクトディス
クの装着時に行われるようになっている。
ここで、この実施例の機械的な構成を第3図に示して
あるように、上記ピックアップ(1)は、両端が支持部
材(11),(12)にて支持され互いに平行に設置された
2本のガイド軸(13),(14)の挿通された各軸受部
(15),(16)を設けた送りアーム(17)上に搭載さ
れ、上記軸受部(15),(16)を介して上記ガイド軸
(13),(14)に沿って図示しないコンパクトディスク
の半径上を往復移動させるようになっている。上記送り
アーム(17)の両端部分には、各駆動コイル(21),
(31)を巻装したコイルボビン(22),(32)が設けら
れており、このコイルボビン(22),(32)にそ8れぞ
れ磁気ヨーク(23),(33)を挿通することにより上述
のリニアモータ(3)が構成されている。
また、上記位置検出部(5)は、上記リニアモータ
(3)による上記ピックアップ(1)の最外周位置A1
最内周位置A2とをそれぞれリミットスイッチにて検出す
るようになっている。
なお、上記位置検出部(5)は、上記ピックアップ
(1)の送り速度に基づいて上記最外周位置A1や最内周
位置A2を検出したり、コンパクトディスクの最外周トラ
ックに記録されているリードアウト信号やコンパクトデ
ィスクの最外周の鏡面部分による信号を上記ピックアッ
プ(1)にて読み取ったことを検出することによって上
記最外周位置A1の検出を行うようにしても良い。
上述の如き実施例のピックアップの駆動装置では、電
源の投入時に、上記ピックアップ(1)を先ず最外周位
置A1まで移動させてから最内周位置A2に戻すようにして
所定移動ストロークだけ往復移動せしめてから、上記ピ
ックアップ(1)による情報の読み取りを開始するの
で、上記ガイド軸(13),(14)に塵埃が付着していた
り、上記軸受部(15),(16)内にオイルの偏り等があ
り、上記ガイド軸(13),(14)の軸受部(15),(1
6)との間の機械的ロスや静止摩擦が大きくなっていた
としても、上記電源の投入時に上記ピックアップ(1)
を所定移動ストロークだけ往復移動せしめることによ
り、上記ガイド軸(13),(14)に付着している塵埃や
軸受部(15),(16)内のオイルの偏り等が除去され
る。従って、この駆動装置では、長期間に亘って非作動
状態で放置された後で再使用する時にも、電源の投入時
に上記ガイド軸(13),(14)と軸受部(15),(16)
との間の機械的ロスや静止摩擦の大きさが十分小さくな
った状態でスタンバイ状態となり、低いトルクにて上記
ピックアップ(1)の駆動を円滑且つ確実に行い、上記
ピックアップ(1)による情報の読み取りを常に正常に
行うことができる。
ここで、上記実施例のピックアップ駆動装置におい
て、上記ガイド軸(13),(14)と軸受部(15),(1
6)との間の摩擦状態をより安定な状態するために、電
源の投入時以外の例えばコンパクトディスクの着脱操作
毎にも、上記ピックアップ(1)を所定移動ストローク
だけ往復移動せしめる動作を行うようにしても良い。
なお、上述の実施例では、ディスク状記録媒体に対す
る情報の再生専用のCDプレーヤに本発明を適用したが、
本発明は、上述の実施例のみに限定されるものではな
く、追記型光記録媒体や情報の消去可能な光磁気記録媒
体にて形成されるディスク状記録媒体やカード状記録媒
体を用いて情報を記録・再生を行う記録再生装置等にお
けるピックアップの駆動装置に適用することができる。
H 発明の効果 本発明に係るピックアップ駆動装置では、電源投入時
若しくは記録媒体の着脱操作時に上記ピックアップを所
定移動ストロークだけ往復移動するように上記リニアモ
ータを制御してから再生又は記録動作を開始することで
ガイド側に付着した塵埃を除去可能としたので、電源投
入時に、ガイド軸への塵埃の付着や軸受部内のオイル偏
り等によって上記ガイド軸と軸受部との間の機械的ロス
や静止摩擦が大きくなっていたとしても、上記電源の投
入時にピックアップを所定移動ストロークだけ往復移動
せしめることにより、上記ガイド軸に付着している塵埃
や軸受部内のオイルの偏り等を除去することができ、低
速度駆動時や、長期間に亘って非作動状態で放置された
後で再使用する時にも、ピックアップの駆動を円滑且つ
確実に行い、上記ピックアップによる情報の読み取りま
たは書き込みを常に正常に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るピックアップ駆動装置の電気的な
構成を示すブロック図、第2図は上記駆動装置における
電源投入時の制御動作を示すフローチャート、第3図は
上記駆動装置の機械的な構成を示す外観斜視図である。 (1)……ピックアップ (2)……マイクロコンピュータ (3)……リニアモータ (4)……駆動回路 (5)……位置検出部 (6)……電源スイッチ (13),(14)……ガイド軸 (15),(16)……軸受部 (17)……送りアーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピックアップを記録媒体の半径方向に往復
    移動可能なリニアモータと、上記ピックアップの軸受部
    が挿通されたガイド軸とを備えたピックアップ駆動装置
    において、 電源投入時若しくは記録媒体の着脱操作時に上記ピック
    アップを所定移動ストロークだけ往復移動するように上
    記リニアモータを制御しながら再生又は記録動作を開始
    することでガイド軸に付着した塵埃を除去可能なことを
    特徴とするピックアップ駆動装置。
JP63249408A 1988-10-03 1988-10-03 ピックアップ駆動装置 Expired - Lifetime JP2844611B2 (ja)

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