JPS6313176A - デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はビデオディスクやオーディオディスク等のデ
ィスク状の記録媒体（以下単にディスクという）を再生
する装置において、テープレコーダと同様の再生中！！
７ｉ動作を実現するものである。

再生装置における動作の１つとして、いわゆるポーズ動
作あるいは一時停止動作等と呼ばれる再生中断動作があ
る。これは通常の再生をしている途中で使用者のポーズ
スイッチ等による任意のタイミングでの再生中断装置に
より通常の再生を一時中断し、使用者のポーズスイッチ
の再操作等による任意のタイミングでの中断解除操作に
より中断した位置から継続して再生を再開させるもので
ある。

この再生中断動作は、例えば通常の再生をしている時に
電話がかかってぎて再生を一時中断させる必要がある場
合や、記録媒体の成る再生位置からの情報を他の録音、
録画機器でダビングする場合にその再生位置でスタンバ
イ状態とする場合等に利用される。

テープレコーダにおける再生中断動作では、テープの移
動を停止させれば中断中にテープと再生ヘッドの位置関
係はずれないので、中断を解除した時に中断したテープ
位置から正確に再生を再開することができる。

ディスク再生装置においても、再生中断動作を行なわせ
ることができるが、従来のものでは再生ヘッドとディス
クとの相対移動を停止させても再生位置がずれて中断を
解除した時に中断したディスク位置から正確に再生を再
開することができなかった。

例えば、従来の針接触式のディスク再生装置においては
、回転状態にあるディスクに針を乗せたままで再生を中
断する場合、針を送るアームを固定するようにしたちの
があった。しかし、アームを固定しても針はトラッキン
グ制御のために左右方向にアームとは独立して、ある笥
囲動けるようになっており、このため、再生中断中その
範囲を動き得ることになり、中断前と中断解除後との間
において数十から数百トラックに及ぶ針とびが生じ、再
生（ひ置が大ぎくずれるという欠点があった。

また、ディスクの回転にともなって針が先のトラックに
移行しないようにして同一トラックを繰返しトレースさ
せておくというものがあったが、特定のトラックが摩耗
劣化してしまう欠点があった。

更に、ディスクに接触した針を再生中断時にそのまま上
方に移動させて非接触状態とし、出所解除時に再び下ろ
して接触させるというものが考えられるが、トラック幅
が狭いうえに針が上下の移動にともなって左右方向にず
れを生じるため、中断前と中断解除後とで再生位置が大
きくずれる欠点があった。

この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、再生の中
断時にそのとき検出されるディスク上再生位置を自動的
に記憶し、中断の解除時にこの記憶された位置に再生位
置を制御し、その位置から再生を再開するようにしたデ
ィスク再生装置を提供しようとするものである。

この発明によれば再生の中断時にディスク上再生位置を
記憶しておくので、中断を解除したときに中断位置から
正確に再生を再開することができる。

以下、この発明を添付図面の実施例にもとづいて詳しく
説明する。ここでは、針接触式ディスク再生装置に適用
した場合について説明する。

第１図の実施例ではディスク上の再生ヘッドの再生位置
情報として、ディスクにおいて情報信号とともに記憶さ
れたアドレス信号を利用している。

すなわち再生中断操作によってその直前に再生し−でい
るアドレスを記憶してディスクに接触していた検出器（
針）を非接触状態として検出器のディスク径方向への移
動を停止し、中断解除操作によって、まず検出器をディ
スクに接触させて検出器の移動停止状態を解除して記憶
アドレスと同じアドレスを検索し、その復に再生状態に
戻すようにしたものである。

第１図において１はディスク、２は針状の検出３（再生
ヘッド）、３はカンチレバー、４はディスク１に対する
検出器２の接触、非接触を制＠するためにカンチレバー
を上下方向に作動するドライビングコイルからなる検出
器接触／非接触ｉ、ｌＪｔ［Ｉ機構、５は検出器２をト
ラックと直角方向に位置制御するためにカンチレバー３
を左右方向に動作させるドライビグコイルからなる検出
器位置制御回路である。ディスク１の各トラックには主
情報信号とアドレス信号が記憶されている。アドレス信
号は例えばディスク１の１回転分のトラックを１アドレ
スとなし、ディスク１が１回転し螺旋状のトラックのた
めに１トラック分内周に入るごとにアドレスが１つ増加
するようになっている。

再生を行なう場合はディスク１を回転させて検出ム２を
そこに接触させる。検出器２によりピックアップされた
再生信号（主情報信号とアドレス信号が合成された信号
）は復調回路６で復調される。主情報信号処理回路７は
検波出力から主情報信号を取出して主情報出力端子８に
導く。

アドレス信号検出回路９は復調出力からアドレス信号を
検出するもので、再生位置検出手段に相当する。アドレ
ス記憶回路１０は再生中衛時点におけるアドレス信号を
記憶するものでメモリ手段に相当する。この記憶のため
のタイミング信号は再生中断制御信号入力端子１１から
ポーズスイッチ等による再生中断操作に同期して入力さ
れる再生中断制御信号にもとづいて、再生中断制御回路
１２から与えられる。なお、これら再生中断制御信号入
力端子１１および再生中断制御回路１２は再生位置制御
手段としての機能のほか、再生中断の解除を行なう機能
すなわち再生再開制御手段としての機能を兼ねている。

アドレス比較回路１３はポーズスイッチ等による再生中
断の解除時に再生中断時のアドレスから再生を再開する
ために、アドレス情報検出回路９から入力される現在の
アドレス信号とアドレス記憶回路１０から入力される再
生中断時のアドレス信号とを比較するものである。検出
器位置制御回路１４はアドレス比較回路１３の両人力が
一致するように検出器位置制御機構５を駆動して検出器
２の位置制御をするものであり、再生位置制御手段に相
当する。

検出器接触／非接触制御回路１５は再生中断制御回路１
２の出力にもとづいて再生中断の期間中検出器接触／非
接触制ｔｘｔ＋ｔａ構４を駆動して検出器２をディスク
１から離しておくものである。

第１図の実施例の動作を第２図のフローヂャートにもと
づいて説明する。

はじめに通常の再生状態すなわち、ディスク１に検出器
２を接触させて回転させた状態であったとする。このと
き、ディスク１から読み出された主情報信号は主情報処
理回路７を介して主情報出力端子８に逐次導かれている
。また、アドレス情報検出回路９からはディスク１から
読み出された現時点のアドレス信号が逐次出力されてい
る。

再生中断操作が行なわれるとアドレス記憶回路９は再生
中断制御回路１２からの信号により、そのとき再生して
いるトラックのアドレス（すなわち、再生中断時のアド
レス）を記憶する。同時に検出器接触／非接触制御回路
１５からの信号により検出器接触／非接触制御機構４が
駆動されて検出器２はディスク１に対して非接触状態と
なり、検出器２のディスク径方向への移動が例えば従来
のものと同様に検出器接触／非接触制御機構４を固定す
る等の方法により停止されて再生中断状態となる。再生
中断状態においては主情報処理回路７の出力は遮断もし
くは再生中断時の主情報信号を出力しつづける状態とな
る。

ポーズスイッチ等を再生操作して再生中断解除操作がな
されると最初に検出器接触／非接触制御回路１５からの
信号により検出器２はディスク１に接触した状態となり
、検出器２のディスク径方向への移動停止状態が解除さ
れる。そしてアドレス比較回路１３においてアドレス記
憶回路１０に記憶された再生中断時のアドレスとアドレ
ス情報検出回路９から出力されている現時点のアドレス
とを比較する。検出器位置制御回路１４は上２両アドレ
スが一致するよう検出器位置制御機構５を駆動して検出
器２をトラックと直角方向に移動させて検索を行なう。

両アドレスが一致もしくは大略一致した状態となると、
アドレス比較回路１３から一致信号が出力され、主情報
処理回路７は復調出力から主情報信号を取出して再生動
作を再開する。これで再生中ｌ！Ｉｉ動作は解除される
。

第３図の実施例はディスクにアドレス信号が記録されて
いない場合についてこの発明を適用する場合の一実施例
を示すもので、再生ヘッドのディスク径方向位置をディ
スク上の再生ヘッドの再生位置情報としたものである。

第１図の実施例と共通する部分には同一の符号を付しで
ある。

第３図において１状の検出器（再生ヘッド）２０はピッ
クアップアーム２１に取付りられている。ピックアップ
アーム２１はピックアップアーム移送装置２２によりデ
ィスク２４上のトラックと直角方向に移送される。また
、ピックアップアーム上下装置２３によりディスク２４
に対し上下方向に移動される。

針２０によりピックアップされた主情報信号は復調回路
２５で復調され主情報処理回路７を介して主情報出力端
子８に導かれる。アーム位置検出装置２６はディスク２
４に対するピックアップアーム２１のディスク径方向位
置ずなわちトラックに直角な方向の位置を検出するもの
である。アドレス情報検出回路９は検出された位置に対
応するディスク２４上のアドレスを求めるものである。

なお、これらアーム位置検出装置２６およびアドレス情
報検出回路９は、再生位置検出手段に相当する。

通常の再生状態においてポーズスイッチ等により再生中
断操作がなされ再生中断指令が再生中断制御信号入力端
子１１から入力されると、再生中衛υＩｍ回路１２から
の指令により、アドレス情報記憶回路１ｏに現時点のア
ドレス（すなわち再生中断時のピックアップアーム２１
のディスク径方向位置）が記憶される。なお、これら再
生中断制御信号入力端子１１および再生中断制御回路１
２は再生中断制御手段としての機能のほか、再生中断の
解除を行なう機能づなわち再生再開制御手段としての機
能を兼ねている。また、これにつづいて検出器接触／非
接触制御回路１５はピックアップアーム上下装置２３を
駆動しピック７ツブアーム２１を持上げて針２０をディ
スク２４から非接触状態とする。

ポーズスイッチ等を再度操作して再生中断解除操作がな
されると検出器接触／非接触制御回路１５はピックアッ
プアーム２１を下ろして釘２０をディスク２４に接触さ
せる。検出器制御回路１４はアドレス比較回路１３の両
入力が一致するように、すなわち再生中断状態を解除し
て再生を再開するアドレスが再生中断時のアドレスに一
致するようにピックアップアーム移送装置２２を介して
ピックアップアーム２１を移送し検索を行なわせる。な
お、検出器制御回路１４およびピックアップアーム移送
装置２２は再生位置制御手段に相当する。

両アドレスが一致もしくは大略一致した状態とな゛ると
、アドレス比較回路１３から一致信号が出力され、主情
報処理回路７が駆動されて再生動作が再開される。これ
で再生中断状態が解除される。

尚、上記実施例においてはこの発明を針接触式再生装置
に適用した場合について示したが、非接触式の再生装置
、寸なわち光学式ビデオディスクプレーＶ、光学式オー
ディオディスクブレーせ等にも適用することができる。

また、この発明は案内溝を有するディスクを再生する再
生装置あるいは案内溝を有しないディスクを再生する再
生装置のいずれについてら適用することができる。

以上説明したように、この発明によれば再生中断時にそ
のとき検出されるディスク上再生位置を自動的に記憶し
、中断の解除時にこの記憶された位置に再生位置を制御
し、その位置から再生を再開するようにしたので、中断
を解除したときに中断位置から正確に再生を再開するこ
とができる。

特にトラックに記録されているアドレス信号を位置情報
として用いれば、より正確に中断位置から再生を再開す
ることができる。

また、針接触式の場合、再生中断の朋間中盆１を非）ａ
触状態とすれば、トラックの摩耗を防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図の装置における再生中断動作のフローヂャート
、第３図はこの発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。 １．２４・・・ディスク、２．２０・・・検出器（再生
ヘッド）、３・・・カンチレバー、４・・・検出器接触
７′非接触制御Ｉ機構、５・・・検出高位置制御！Ｉ機
構、９・・・アドレス情報検出回路、１０・・・アドレ
ス記憶回路、１１・・・再生中断／解除操作に基づく再
生中断／解除指令入力端子、１２・・・再生中断制御回
路、１３・・・アドレス比較回路、１４・・・検出器位
置制御回路、２１・・・ピックアップアーム、２２・・
・ピックアップアーム移送装置、２３・・・ピックアッ
プアーム上下装置、２６・・・アーム位置検出装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディスク上に記録されたデータを再生する再生ヘッ
   ドと、 前記ディスク上の再生ヘッドの再生位置を検出する再生
   位置検出手段と、 前記ディスク上の再生ヘッドの再生位置を制御する再生
   位置制御手段と、 前記ディスクの通常の再生時に、使用者の任意のタイミ
   ングでの再生中断操作により前記通常の再生を中断させ
   る再生中断制御手段と、 前記通常の再生が中断される時に前記再生位置検出手段
   で検出される再生位置を自動的に記憶するメモリ手段と
   、 前記通常の再生の中断時に、使用者の任意のタイミング
   での中断解除操作により前記再生ヘッドの再生位置を前
   記再生位置制御手段により前記メモリ手段に記憶された
   位置に制御し、その位置から再生を再開させる再生再開
   制御手段とを具備してなるディスク再生装置。 ２、前記再生ヘッドを介してディスクから読み出される
   信号中のアドレス信号を前記ディスク上の再生ヘッドの
   再生位置を示す情報とすることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のディスク再生装置。 ３、前記再生ヘッドと前記ディスクとのディスク径方向
   相対位置を前記ディスク上の再生ヘッドの再生位置を示
   す情報とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載のディスク再生装置。 ４、前記通常の再生が中断されるときに前記再生ヘッド
   と前記ディスクのディスク径方向への相対移動が停止さ
   れ、 前記再生が再開されるときに、この停止状態が解除され
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項の
   いずれかに記載のディスク再生装置。 ５、前記再生ヘッドが前記ディスクに針状の検出器を接
   触させた状態でこのディスク上に記録されたデータを再
   生するものであり、 この針状の検出器が、前記再生の中断時に非接触状態と
   され、中断の解除時に接触状態とされることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載の
   ディスク再生装置。 ６、前記ディスクがビデオディスクまたはオーディオデ
   ィスクであることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃
   至第５項のいずれかに記載のディスク再生装置。