JP2705479B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2705479B2
JP2705479B2 JP4218986A JP21898692A JP2705479B2 JP 2705479 B2 JP2705479 B2 JP 2705479B2 JP 4218986 A JP4218986 A JP 4218986A JP 21898692 A JP21898692 A JP 21898692A JP 2705479 B2 JP2705479 B2 JP 2705479B2
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孝文 上野
智紹 泉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスク等に
アドレス情報とともに記録されたデータ情報を再生する
情報再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号がディジタル信号で記録
されたコンパクト・ディスク(CD)を再生するCDプ
レーヤや、画像信号(動画)がアナログのままで記録さ
れたビデオディスク(VD)を再生するVDプレーヤが
商品化されている。特にCDプレーヤの普及は著しく、
車載用、携帯用と利用形態は多岐にわたっている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の情報再生装置について説明する。図10は従来の情報
再生装置のブロック図である。図10に於て、1はアド
レス情報とともにデータ情報が記録された記録媒体(以
下、ディスク1と称す。)である。例えば、スパイラル
状のトラック1aに、音声情報がトラック1aの線速度
を一定とするCLV方式(Constant Linear Velocity)
によって記録されている。2はディスク1を回転させる
モータ、3は信号処理回路7からの同期信号103によ
りモータ2の回転を制御するモータ制御回路である。4
は再生ヘッドであり、光ビームをトラック1a上に収束
させ、トラック1aからの反射光を光電変換して、トラ
ック1a上に記録された情報を再生する。5は増幅回路
であり、再生ヘッド4によって得られた信号100を増
幅し、再生信号101及びトラッキングエラー信号10
2を出力する。6はサーボ回路であり、トラッキングエ
ラー信号102によって、再生ヘッド4をトラック1a
上の最適な位置にサーボ制御を行なう。7は信号処理回
路であり、再生信号101の中から音声情報を抽出し、
音声情報の誤りを検出し、訂正及び補正を行ない、音声
信号104を出力端子8へ出力するとともに、再生信号
101からディスク1を所定の回転に制御するための同
期信号103を生成して出力する。
【0004】以上のように構成された従来の情報再生装
置について、以下にその動作を説明する。
【0005】ディスク1は、モータ制御回路3によっ
て、所定の回転数になるように制御されている。再生ヘ
ッド4によって再生された信号100は、増幅回路5に
よって増幅された後、信号処理回路7に入力される。信
号処理回路7では、音声情報が抽出された後、誤りの検
出が行なわれ、誤り訂正、補正を行なった後、音声信号
104が出力端子8から外部に出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、例えば情報を再生しているときに振動が
加わり、再生ヘッドのトラッキングが外れて別トラック
に移動した場合、再生している音声信号が途切れるとい
う問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、振動等によって再生ヘッドのトラッキングが外れ、
別トラックに移動した場合であっても、途切れることな
く音声信号を再生することが可能な情報再生装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の情報再生装置は、アドレス情報とともにデー
タ情報が記録されたトラックを有する記録媒体から所定
の転送レートで情報を再生する再生手段と、前記再生手
段を所望のトラックに移動させる再生移動手段と、前記
再生手段のオントラック状態を検出し、異常によりオフ
トラックした場合に異常検出信号を出力する異常検出手
段と、前記再生手段によって得られた情報から前記デー
タ情報を分離して出力する信号処理手段と、前記再生手
段によって得られた情報から前記アドレス情報を分離し
て出力するアドレス検出手段と、前記信号処理手段の出
力を一時的に記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段の
書き込み及び読み出し動作を制御するメモリ制御手段
と、前記異常検出信号が出力されたときの前記信号処理
手段の出力を保持するデータ保持手段と、前記異常検出
信号が出力されたときの前記アドレス検出手段の出力を
保持するアドレス保持手段と、前記信号処理手段の出力
と前記データ保持手段が保持する値との比較を行ない等
しいと判断した場合には一致検出信号を出力する一致検
出手段と、前記異常検出信号が出力されたとき、前記メ
モリ手段への書き込みを禁止するように前記メモリ制御
手段に指示するとともに、前記アドレス保持手段が保持
したアドレス情報が記録された直前のトラックへ前記再
生手段を移動させるように前記再生移動手段に指示し、
再び再生を開始した後、前記一致検出信号が出力される
と同時に前記メモリ手段への書き込みを再開するように
前記メモリ制御手段に指示を行なうシステム制御手段と
を備えたものである。
【0009】また、本発明の情報再生装置は、メモリ手
段に記憶されたデータ情報の残量を検出する残量検出手
段を備え、再生手段は検出された残量が所定の値となる
ように情報を再生する転送レートを変化させるものであ
る。
【0010】また、本発明の情報再生装置は、アドレス
情報とともにデータ情報が記録されたトラックを有する
記録媒体から情報を再生する再生手段と、前記再生手段
を所望のトラックに移動させる再生手段移動手段と、前
記再生手段のオントラック状態を検出し、異常によりオ
フトラックした場合に異常検出信号を出力する異常検出
手段と、前記再生手段によって得られた情報から前記デ
ータ情報を分離して出力する信号処理手段と、前記再生
手段によって得られた情報から前記アドレス情報を分離
して出力するアドレス検出手段と、前記信号処理手段の
出力と前記データ保持手段が保持するデータとの比較を
行ない等しいと判断した場合には一致検出信号を出力す
る一致検出手段と、前記信号処理手段の出力を一時的に
記憶するメモリ手段と、前記メモリ手段の書き込み及び
読み出し動作を制御するメモリ制御手段と、前記メモリ
手段に記憶されているデータ情報の残量を検出して出力
するとともに、残量が所定値xを越えたときにはオーバ
ーフロー信号を出力する残量検出手段と、前記異常検出
信号または前記オーバーフロー信号が出力されたときの
前記信号処理手段の出力を保持するデータ保持手段と、
前記異常検出信号または前記オーバーフロー信号が出力
されたときの前記アドレス検出手段の出力を保持するア
ドレス保持手段と、前記オーバーフロー信号が出力され
たとき、または前記異常検出信号が出力されたときに
は、前記メモリ手段への書き込みを禁止するように前記
メモリ制御手段に指示するとともに、前記アドレス保持
手段が保持したアドレス情報が記録された直前のトラッ
クへ前記再生手段を移動させるように前記再生手段移動
手段に指示し、再び再生を開始した後、前記一致検出信
号が出力されると同時に前記メモリ手段への書き込みを
再開するように前記メモリ制御手段に指示を行なうシス
テム制御手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、振動等によって
再生ヘッドのトラッキングが外れた場合には、データ情
報のメモリ手段への書き込みを停止し、書き込み停止し
たときのデータ情報をデータ保持手段に、アドレス情報
をアドレス保持回路に保持する。そして、再生手段をア
ドレス保持回路に保持したアドレス情報まで戻し、再び
再生を行ない、信号処理手段の出力がデータ保持手段が
保持する値に一致したとき再びメモリ手段への書き込み
を開始することにより、メモリ上で連続なデータ情報を
得ることが可能となる。
【0012】また、本発明は上記した構成により、メモ
リの情報残量が少なくなってきた場合には、再生手段の
転送レートを上げることにより、メモリの情報残量を常
に所定の値に保つことが可能である。
【0013】また、本発明は上記した構成により、記録
媒体から情報を再生する速度を記録再生速度と一致させ
る必要がなく、従来の再生速度より早い速度で情報を再
生することが可能となる。従って、振動等によって再生
ヘッドのトラッキングが外れた場合には、データ情報の
メモリ手段への書き込みを停止し、書き込み停止したと
きのデータ情報をデータ保持手段に、アドレス情報をア
ドレス保持回路に保持し、メモリ手段に一時的に記憶さ
れたデータが全て読み出される前に、再生手段をアドレ
ス保持回路に保持したアドレス情報まで戻し、再び再生
を行ない、信号処理手段の出力がデータ保持手段が保持
する値に一致したとき再びメモリ手段への書き込みを開
始することにより、メモリ上で連続なデータ情報を得る
ことができ、異常無く再生することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例における情報
再生装置のブロック図、図2はディスクのトラックパタ
ーン及び再生ヘッドの動作概念図、図3は動作波形図を
示すものである。
【0016】図1に於て、従来例と同じ動作をするもの
は、図10と同一符号を付し、説明を省略する。
【0017】9は増幅回路である。従来例の増幅回路5
と同様、再生ヘッド4によって得られた信号200を増
幅し、再生信号201及びトラッキングエラー信号20
2を出力する。また、再生ヘッド4の出力200から、
再生ヘッド4が例えば振動等の異常によりトラック1a
からオフトラックをしたことを検出し、異常検出信号2
03を出力する。
【0018】10はサーボ回路である。増幅回路9の出
力であるトラッキングエラー信号202により、再生ヘ
ッド4をトラック1a上の適正な位置にサーボ制御する
とともに、アクセス制御回路11が指示するトラック1
aへ再生ヘッド4の移動を行なう。
【0019】11は再生ヘッド4の位置を指定したトラ
ック1aへ移動させるようにサーボ回路10に指示する
アクセス制御回路である。
【0020】12は増幅回路9からの再生信号201を
入力とし、再生信号201から音声情報とともに記録さ
れたアドレス情報を抽出しアドレス信号207を出力す
るアドレス検出回路である。
【0021】13は増幅回路9から異常検出信号203
が出力されたときの信号処理回路7の出力204を保持
する音声保持回路である。
【0022】14は増幅回路9から異常検出信号203
が出力されたときのアドレス検出回路12の出力207
を保持するアドレス保持回路である。
【0023】15は音声保持回路13の出力205と、
信号処理回路7の出力204を比較し、一致とみなした
場合には一致検出信号206を出力する一致検出回路で
ある。
【0024】22は信号処理回路7の出力である音声信
号204を一時的に記憶するメモリである。
【0025】17はメモリ16の書き込み及び読み出し
動作を制御するメモリ制御回路であり、例えばシステム
制御回路18からの書き込み信号209がHのとき書き
込みを行ない、Lのとき書き込みを停止するよう制御す
る。また、システム制御回路18からの読み出し信号2
10がHのとき読み出しを行ない、Lのとき読み出しを
停止するよう制御する。
【0026】18はシステム制御回路であり、メモリ制
御回路17に書き込み及び読み出しの指示を行なうとと
もに、アクセス制御回路11にアクセスすべきトラック
を指定する回路である。
【0027】以上のように構成された情報再生装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0028】図2に於て、トラック1a上に付したA1
〜A43の番号はアドレスを示している。また、説明を
簡単にするために、アドレスA1には音声情報D1が、
アドレスA2には音声情報D2がそれぞれ対応して記録
されており、各音声情報は複数の音声情報サンプルによ
って構成されているものとする。
【0029】図3に於いて、同図(a)は再生ヘッド4
の出力200を示しており、アドレス情報とともに記録
された音声情報が再生されている様子を示している。ま
た、斜線部分は再生ヘッド4の出力200が乱れている
ことを示している。
【0030】同図(b)は増幅回路9の出力である異常
検出信号203を示している。同図(c)はアドレス検
出回路12の出力207であるアドレスを示している。
斜線部分はアドレス情報を抽出できず、アドレスが出力
されていないことを示している。
【0031】同図(d)は信号処理回路7の出力204
を示している。斜線部分は音声情報の訂正が不可能であ
り、音声信号が出力されていないことを示している。
【0032】同図(e)は異常検出信号203(同図
(b))によって保持されたアドレス保持回路14の出
力208を示している。
【0033】同図(f)は異常検出信号203(同図
(b))によって保持された音声保持回路13の出力2
05を示している。
【0034】同図(g)は一致検出回路15が出力する
一致検出信号206を示している。同図(h)はシステ
ム制御回路18の出力である書き込み信号209を示し
ている。メモリ制御回路17はこの信号がHのときメモ
リ16への書き込みを行ない、Lのとき書き込みを停止
する。
【0035】同図(i)はシステム制御回路18の出力
である読み出し信号210を示している。メモリ制御回
路17はこの信号がHのときメモリ16から読み出しを
行ない、Lのとき読み出しを停止する。
【0036】同図(j)はメモリ16の出力211を示
している。同図(k)はメモリ16の情報残量を示して
いる。
【0037】図2のaにおいて再生が開始されると、通
常であれば、その後トラック1aに沿って再生するが、
ここでは再生ヘッド4がbに達したとき、振動が加わり
cに再生ヘッド4が移動した場合の動作について説明す
る。
【0038】再生が開始されると、再生ヘッド4からは
図3(a)に示すように、アドレス情報が付加された音
声情報が出力される。増幅回路9は増幅した後、再生信
号201を信号処理回路7及びアドレス検出回路12に
出力する。信号処理回路7は再生信号201から音声情
報を分離し、図3(d)に示す音声信号204を出力す
る。一方、アドレス検出回路12は再生信号201から
アドレス情報を分離し、図3(c)に示すアドレス信号
207を出力する。図3(d)が図3(c)に比べて遅
れて出力されるのは、アドレス情報に比べ音声情報が誤
り訂正及び補正等の複雑な処理を施されているためであ
る。そして、図3(d)に示すように、信号処理回路7
から音声信号D1が出力されると同時に、システム制御
回路18は書き込み信号209(図3(h))をHに設
定することにより、メモリ制御回路17は音声信号(図
3(d))をメモリ16への書き込みを開始する。これ
により、メモリ16の情報残量は図3(k)に示すよう
に徐々に増えていく。
【0039】そして、情報残量が例えば所定値xとなっ
たとき、システム制御回路18が読み出し信号210
(図3(i))をHに設定することによって、メモリ制
御回路17はメモリ16からの読み出しを開始する。読
み出しが開始されると、書き込みと読み出しの情報量が
つりあい、情報残量は一定値xとなる。メモリ16から
読み出された音声信号211(図3(j))は、出力端
子8から外部に出力される。
【0040】ここで、bにおいて例えば振動が加わり、
トラッキングが外れて再生ヘッド4がcに移動したとす
る。トラッキングが外れると、再生ヘッド4の出力20
0(図3(a))が乱れ、増幅回路9は異常検出信号2
03を出力する。この異常検出信号203によって、音
声保持回路13は信号処理回路7の出力D9を、また、
アドレス保持回路14はアドレス検出回路12の出力ア
ドレスA10を保持する。また、同時にシステム制御回
路18は、書き込み信号209(図3(h))をLに設
定することにより、メモリ制御回路17は音声信号20
4(図3(d))の書き込みを停止する。
【0041】再生ヘッド4がcに移動後、再生ヘッド4
の出力200が安定すると、アドレス検出回路12は再
びアドレスを出力し始め、アドレスA24、A25‥‥
を出力し始める。これによりシステム制御回路18は再
生ヘッド4の位置を認識することができる。システム制
御回路18はアドレス保持回路14に保持されたアドレ
スA11より前のアドレスに再生ヘッド4を移動させる
ために、再生ヘッド4を2トラック前に移動するように
アクセス制御回路11に指示する。再生ヘッド4の移動
中、再生ヘッド4の出力200(図3(a))が乱れる
が、異常ではないため増幅回路9から異常検出信号20
3は出力されない。
【0042】そして、再生ヘッド4がdに移動後、アド
レス検出回路12はアドレス信号207を、また、信号
処理回路7は音声信号204を出力し始める。そして、
信号処理回路7が出力する音声信号(図3(d))が、
音声保持回路13が保持する音声信号D9と一致したと
き、一致検出回路15は一致検出信号206(図3
(g))を出力する。一致検出信号206が出力される
と、システム制御回路18は再び書き込み信号209を
Hとし、メモリ制御回路17は音声信号204(図3
(d))のメモリ16への書き込みを開始する。
【0043】以上のように本実施例によれば、音声信号
をメモリ16経由で出力し、トラッキングが外れた場合
には、音声保持回路13によって音声信号を保持すると
ともに、音声信号のメモリ16への書き込みを停止し、
再生ヘッド4をトラッキングが外れたアドレスまで戻し
て再び再生を行ない、保持した音声信号と等しい音声信
号からメモリ16への書き込みの開始を行なうことによ
り、メモリ16上では誤りを含まない連続な音声信号を
得ることが可能である。これにより、振動等によってト
ラッキングが外れやすいシステムであっても、メモリ1
6に記憶された音声信号が全て読み出されなければ途切
れることなく連続に再生することができる。
【0044】また、本実施例は、従来のCDプレーヤ
に、前述したメモリ、メモリ制御手段等の簡単な回路を
付加するだけで、振動に強いCDプレーヤを実現するこ
とが可能である。
【0045】図4は本発明の第2の実施例における情報
再生装置のブロック図、図5はディスクのトラックパタ
ーン及び再生ヘッドの動作概念図、図6は動作波形図を
示すものである。
【0046】図4に於て、第1の実施例及び従来例と同
じ動作をするものは、図1及び図10と同一符号を付
し、説明を省略する。
【0047】19はメモリ16に記憶されている情報の
残量を検出する残量検出回路であり、例えば、メモリ制
御回路17の書き込みアドレスと読み出しアドレスから
情報の残量を検出する。
【0048】20は信号処理回路7から出力される同期
信号315とシステム制御回路21の指示により、モー
タ2の回転速度を制御するモータ制御回路である。
【0049】21はシステム制御回路であり、メモリ制
御回路17に音声信号の書き込み及び読み出しの指示を
したり、アクセス制御回路11にアクセスすべきトラッ
クの指示をしたり、残量検出回路19の出力に応じてモ
ータ2の回転速度を制御するようにモータ制御回路20
に指示をする回路である。
【0050】上記のように構成された情報再生装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0051】図5に於て、トラック1a上に付したA1
〜A43の番号は、図2と同様、アドレスを示してい
る。
【0052】図6に於いて、同図(a)は再生ヘッド4
の出力300を示しており、アドレス情報とともに記録
された音声情報が再生されている様子を示している。ま
た、斜線部分は再生ヘッド4の出力300が乱れている
ことを示している。
【0053】同図(b)は増幅回路9の出力である異常
検出信号303を示している。同図(c)はアドレス検
出回路12の出力であるアドレス信号307を示してい
る。斜線部分はアドレスを抽出できなかったことを示
す。
【0054】同図(d)は信号処理回路7の出力304
を示している。斜線部分は音声信号の訂正が不可能であ
ったことを示す。
【0055】同図(e)は異常検出信号303(同図
(b))によって保持されたアドレス保持回路14の出
力308を示している。
【0056】同図(f)は異常検出信号303(同図
(b))によって保持された音声保持回路13の出力3
05を示している。
【0057】同図(g)は一致検出回路15が出力する
一致検出信号306を示している。同図(h)はシステ
ム制御回路19の出力である書き込み信号309を示し
ている。メモリ制御回路17はこの信号がHのときメモ
リ16への書き込みを行ない、Lのとき書き込みを停止
する。
【0058】同図(i)はシステム制御回路21の出力
である読み出し信号310を示している。メモリ制御回
路17はこの信号がHのときメモリ16から読み出しを
行ない、Lのとき読み出しを停止する。
【0059】同図(j)はメモリ16の出力311を示
している。同図(k)は残量検出回路19の出力314
を示しており、メモリ16に記憶されている情報量を示
している。
【0060】同図(m)はモータ2の回転数を示してい
る。図5に於て、トラック1aのaを再生する再生ヘッ
ド4は、通常であれば、その後1aに沿って再生する
が、ここでは第1の実施例と同様に、再生ヘッド4がb
に達したとき、振動が加わりcに再生ヘッド4が移動し
た場合の動作を説明する。
【0061】aにおいて再生が開始されるとき、残量検
出回路19によってメモリ16の情報残量は0であるこ
とが検出されている。従って、システム制御回路21は
例えば通常の2倍の速度(2V)で回転するようモータ
制御回路20に指示する。これによりモータ制御回路2
0はモータ2の速度を2倍の速度に保つように制御す
る。そして、再生が開始されると、再生ヘッド4からは
図6(a)に示すように、アドレス情報が付加された音
声情報が出力される。増幅回路9は増幅した後、再生信
号301を信号処理回路7及びアドレス検出回路12に
出力する。信号処理回路7は再生信号301から音声情
報を分離し、図6(d)に示す音声信号304を出力す
る。一方、アドレス検出回路12は再生信号301から
アドレス情報を分離し、図6(c)に示すアドレス信号
307を出力する。そして、図6(d)に示すように、
信号処理回路7からD1が出力されると同時に、システ
ム制御回路21は書き込み信号309(図6(h))を
Hに設定する。これにより、メモリ制御回路17は音声
信号304(図6(d))をメモリ16への書き込みを
開始するため、メモリ16の情報残量314は図6
(k)に示すように徐々に増えていく。
【0062】そして、情報残量314が所定値xとなっ
たことが検出されると、システム制御回路21は通常の
速度Vで回転するようモータ制御回路20に指示する。
これにより、モータ制御回路20はモータ2の速度を速
度Vに保つように制御する。また、これと同時にシステ
ム制御回路21は読み出し信号310(図6(i))を
Hに設定することにより、メモリ16からの読み出しが
開始される。読み出しが開始されると、書き込みと読み
出しの情報量がつりあい、情報残量は所定値xの一定値
となる。メモリ16から読み出された信号311(図6
(j))は、出力端子8から外部に出力される。
【0063】ここで、bにおいて例えば振動が加わり、
トラッキングが外れて再生ヘッド4がcに移動したとす
る。トラッキングが外れると、再生ヘッド4の出力30
0(図6(a))が乱れ、増幅回路9は異常検出信号3
03を出力する。異常検出信号303が出力されると、
音声保持回路13は信号処理回路7の出力であるD9を
保持する。一方、アドレス保持回路14はアドレス検出
回路12の出力であるアドレスA10を保持する。ま
た、同時にシステム制御回路21は、書き込み信号30
9(図6(h))をLに設定することにより、メモリ制
御回路17は音声信号304(図6(d))の書き込み
を停止する。
【0064】再生ヘッド4がcに移動後、再生ヘッド4
の出力が安定すると、アドレス検出回路12は再びアド
レスを出力し始め、アドレスA24を出力する。これに
よりシステム制御回路21は再生ヘッド4の位置を認識
することができる。システム制御回路21はアドレス保
持回路14に保持されたアドレス、即ちアドレスA11
より前のアドレスに再生ヘッド4を移動させるために、
再生ヘッド4を2トラック前に移動するようにアクセス
制御回路11に指示する。
【0065】そして、再生ヘッド4がdに移動後、アド
レス検出回路12はアドレス信号307を、また、信号
処理回路7は音声信号304を出力し始める。そして、
一致検出回路15は、信号処理回路7から出力される音
声信号304と音声保持回路13が保持する音声信号3
05と比較して等しいと判断すると、一致検出信号30
6(図6(g))を出力する。一致検出信号306が出
力されると、システム制御回路19は再び書き込み信号
309をHとし、メモリ制御回路17は音声信号304
(図6(d))のメモリ16への書き込みを開始する。
また、このとき情報残量がxより少ないことが検出され
る。従って、通常の2倍の速度(2V)で回転するよう
モータ制御回路20に指示し、残量検出回路17によっ
て情報残量がxとなったことが検出されたところで、通
常の速度Vで回転するようモータ制御回路20に指示す
る。
【0066】以上のように本実施例によれば、メモリ1
6の情報残量を検出する残量検出回路19を設け、情報
残量に応じてディスク1の回転数を制御することによ
り、立て続けにトラッキングが外れることがない限り、
情報残量が0になることはない。従って、何度トラッキ
ングが外れても途切れることなく再生することができ
る。
【0067】また、ディスク1の回転数を上げることに
より、短時間でメモリ16の情報残量を所定値xにする
ことができる。従って、再生開始直後、短時間で音声信
号を出力することが可能となる。
【0068】尚、第2の実施例において、情報残量が所
定値xとなったときメモリ16からの読み出しを開始す
るとしたが、書き込み開始とともに読み出しを行なって
も良い。
【0069】尚、第2の実施例において、ディスク1の
回転制御は徐々に回転数を上げ、徐々に下げるように制
御しても良い。
【0070】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。図7は本発明の第3の実施例における情報再生装置
のブロック図、図8はディスクのトラックパターン及び
再生ヘッドの動作概念図、図9は動作波形図を示すもの
である。
【0071】図7に於て、第1の実施例、第2の実施例
及び従来例と同じ動作をするものは、図1、図4、図1
0と同一符号を付し、説明を省略する。
【0072】22はモータ制御回路である。信号処理回
路7から出力される同期信号416を入力とし、モータ
2を例えば通常の2倍の速度で回転するように制御して
いる。
【0073】23は増幅回路9から異常検出信号40
3、または残量検出回路25からオーバーフロー信号が
出力されたときの信号処理回路7の出力404を保持す
る音声保持回路である。
【0074】24は増幅回路9から異常検出信号40
3、または残量検出回路25からオーバーフロー信号が
出力されたときのアドレス検出回路12の出力407を
保持するアドレス保持回路である。
【0075】25は残量検出回路であり、例えばメモリ
制御回路17の書き込みアドレスと読み出しアドレスか
らメモリ16に記憶されている情報の残量を検出して出
力するとともに、所定値x以上になったときにはオーバ
ーフロー信号415を出力する。
【0076】26はシステム制御回路であり、メモリ制
御回路17に書き込み及び読み出しの指示を行なうとと
もに、アクセス制御回路11にアクセスすべきトラック
を指定する回路である。
【0077】以上のように構成された情報再生装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0078】図8に於て、トラック1a上に付したA1
〜A43の番号は、図2及び図5と同様、アドレスを示
している。
【0079】図9に於いて、同図(a)は再生ヘッド4
の出力400を示しており、アドレス情報とともに記録
された音声情報が再生されている様子を示している。ま
た、斜線部分は再生ヘッド4の出力400が乱れている
ことを示している。
【0080】同図(b)は増幅回路9の出力である異常
検出信号403を示している。同図(c)は残量検出回
路25が出力するオーバーラップ信号415を示してい
る。
【0081】同図(d)はアドレス検出回路12の出力
407であるアドレスを示している。斜線部分はアドレ
スを抽出できなかったことを示す。
【0082】同図(e)は信号処理回路7の出力404
を示している。斜線部分は音声信号の訂正が不可能であ
ったことを示す。
【0083】同図(f)は異常検出信号403(同図
(b))によって保持されたアドレス保持回路14の出
力408を示している。
【0084】同図(g)は異常検出信号403(同図
(b))によって保持された音声保持回路13の出力4
05を示している。
【0085】同図(h)は一致検出回路15が出力する
一致検出信号406を示している。同図(i)はシステ
ム制御回路26の出力である書き込み信号409を示し
ている。メモリ制御回路17はこの信号がHのときメモ
リ16への書き込みを行ない、Lのとき書き込みを停止
する。
【0086】同図(j)はシステム制御回路26の出力
である読み出し信号410を示している。メモリ制御回
路17はこの信号がHのときメモリ16から読み出しを
行ない、Lのとき読み出しを停止する。
【0087】同図(k)はメモリ16の出力信号411
を示している。同図(l)はメモリ16の情報残量を示
している。
【0088】図8のaにおいて再生が開始されると、再
生ヘッド4からは図9(a)に示すように、アドレス情
報が付加された音声情報が出力される。増幅回路9は増
幅した後、再生信号401を信号処理回路7及びアドレ
ス検出回路12に出力する。信号処理回路7は再生信号
401から音声情報を分離し、図9(e)に示す音声信
号404を出力する。一方、アドレス検出回路12は再
生信号401からアドレス情報を分離し、図9(d)に
示すアドレス信号407を出力する。そして、図9
(e)に示すように信号処理回路7から音声信号D1が
出力されると同時に、システム制御回路26は書き込み
信号409(図9(j))、読み出し信号410(図9
(j))をともにHに設定することにより、メモリ制御
回路17は音声信号のメモリ16への書き込み及び読み
出しを開始する。メモリ16から読み出す速度より、書
き込む速度の方が速いため、メモリ16の情報残量は図
9(l)に示すように徐々に増えていく。
【0089】そして、再生ヘッド4がbに達したとき、
情報残量が所定値xとなり、残量検出回路25からは図
9(c)に示すオーバーフロー信号415が出力され
る。このオーバーフロー信号415によって、音声保持
回路23は信号処理回路7の出力であるD6を、またア
ドレス保持回路24はアドレス検出回路12の出力であ
るアドレスA7を保持する。また、同時にシステム制御
回路26は、書き込み信号409(図9(i))をLに
設定することにより、メモリ制御回路17は音声信号4
04(図9(e))の書き込みを停止する。
【0090】システム制御回路26はアドレス保持回路
24に保持されたアドレスA7が記録されたトラックに
再生ヘッド4を移動させるために、再生ヘッド4を1ト
ラック前に移動するようにアクセス制御回路11に指示
する。再生ヘッド4の移動中、再生ヘッド4の出力40
0(図9(a))が乱れるが、異常ではないため増幅回
路9から異常検出信号403は出力されない。
【0091】そして、再生ヘッド4がcに移動後、アド
レス検出回路12はアドレス信号407を、また、信号
処理回路7は音声信号404を出力し始める。そして、
信号処理回路7が出力する音声信号(図9(e))が、
音声保持回路23が保持する音声信号D6に一致したと
き、一致検出回路15は一致検出信号406(図9
(g))を出力する。一致検出信号206が出力される
と、システム制御回路19は再び書き込み信号409を
Hとし、メモリ制御回路17は音声信号404(図9
(d))のメモリ16への書き込みを開始する。これに
より、メモリ16の情報残量は徐々に増えていく。
【0092】通常であれば、その後メモリ16の情報残
量が所定値xに達するまでトラック1aに沿って再生す
るが、ここで再生ヘッド4がdに達したとき、例えば振
動が加わりeに再生ヘッド4が移動したとする。dにお
いて再生ヘッド4のトラッキングが外れると、再生ヘッ
ド4の出力400(図9(a))が乱れ、増幅回路9は
異常検出信号403を出力する。この異常検出信号40
3によって、音声保持回路23は信号処理回路7の出力
D21を、また、アドレス保持回路24はアドレス検出
回路12の出力アドレスA22を保持する。また、同時
にシステム制御回路26は、書き込み信号409(図9
(i))をLに設定することにより、メモリ制御回路1
4は音声信号404(図9(d))の書き込みを停止す
る。
【0093】再生ヘッド4がeに移動後、再生ヘッド4
の出力400が安定すると、アドレス検出回路12は再
びアドレスを出力し始め、アドレスA6、A7‥‥を出
力し始める。これによりシステム制御回路26は再生ヘ
ッド4の位置を認識することができる。システム制御回
路26はアドレス保持回路24に保持されたアドレスA
22の直前のアドレスに再生ヘッド4を移動させるため
に、再生ヘッド4を1トラック後に移動するようにアク
セス制御回路11に指示する。再生ヘッド4の移動中、
再生ヘッド4の出力400(図9(a))が乱れるが、
異常ではないため増幅回路9から異常検出信号403は
出力されない。
【0094】そして、再生ヘッド4がgに移動後、アド
レス検出回路12はアドレス信号407を、また、信号
処理回路7は音声信号404を出力し始める。そして、
信号処理回路7が出力する音声信号(図9(d))が、
音声保持回路23が保持する音声信号D21と一致した
とき、一致検出回路15は一致検出信号406(図9
(g))を出力する。一致検出信号406が出力される
と、システム制御回路26は再び書き込み信号409を
Hとし、メモリ制御回路17は音声信号404(図9
(d))のメモリ16への書き込みを開始する。
【0095】以上のように本実施例によれば、音声信号
をメモリ16経由で出力し、トラッキングが外れた場合
には、音声信号を保持するとともに、音声信号のメモリ
16への書き込みを停止し、再生ヘッド4をトラッキン
グが外れたアドレスまで戻して再び再生を行ない、保持
した音声信号と等しい音声信号からメモリ16に書き込
むことにより、メモリ16上では誤りを含まない連続な
音声信号を得ることが可能である。
【0096】これにより、振動等によってトラッキング
が外れやすいシステムであっても、メモリ16に記憶さ
れた音声信号が全て読み出されなければ途切れることな
く連続に再生することができる。
【0097】尚、上記実施例に於いて、アドレス情報の
記録単位と音声情報の記録単位は等しいものとして説明
したが、これは説明を簡単にするためであって、等しく
なくても良い。
【0098】尚、上記実施例に於いて、オフトラック時
のアドレスの保持はアドレス保持回路によって行なった
が、システム制御回路で行なっても良い。
【0099】尚、上記実施例に於て、音声信号の比較は
一つのアドレス情報に記録されている音声情報全サンプ
ルを比較するとしたが、その一部のサンプルを比較する
ものであっても良い。
【0100】尚、上記実施例に於て、トラッキングが外
れ、再生ヘッド4の出力が乱れたときを異常としたが、
音声情報の誤り率、或いはアドレス情報の誤り率が上昇
したとき、またはアドレス情報の連続性が失われたとき
を異常としても良い。
【0101】
【発明の効果】以上のように本実施例によれば、トラッ
キングが外れた場合であっても、メモリ上では時間的に
連続な音声信号を得ることが可能である。
【0102】よって、例えば振動等によりトラッキング
外れが非常に発生し易いシステム、例えば非常に小型の
ディスク再生装置、車載用再生装置、或は携帯用再生装
置等であっても、途切れることなく再生することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における情報再生装置の
ブロック図
【図2】同実施例のディスクのトラックパターン及び再
生ヘッドの動作概念図
【図3】同実施例の動作波形図
【図4】本発明の第2の実施例における情報再生装置の
ブロック図
【図5】同実施例のディスクのトラックパターン及び再
生ヘッドの動作概念図
【図6】同実施例の動作波形図
【図7】本発明の第3の実施例における情報再生装置の
ブロック図
【図8】同実施例のディスクのトラックパターン及び再
生ヘッドの動作概念図
【図9】同実施例の動作波形図
【図10】従来の情報再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 記録媒体 2 モータ 3 モータ制御回路 4 再生ヘッド 7 信号処理回路 9 増幅回路 10 サーボ回路 11 アクセス制御回路 12 アドレス検出回路 13 音声保持回路 14 アドレス保持回路 15 一致検出回路 16 メモリ 17 メモリ制御回路 18 システム制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 智紹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 米倉 浩行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 善記 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−268257(JP,A) 特開 平5−174385(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレス情報とともにデータ情報が記録
    されたトラックを有する記録媒体から所定の転送レート
    で情報を再生する再生手段と、 前記再生手段を所望のトラックに移動させる再生移動手
    段と、 前記再生手段のオントラック状態を検出し、異常により
    オフトラックした場合に異常検出信号を出力する異常検
    出手段と、 前記再生手段によって得られた情報から前記データ情報
    を分離して出力する信号処理手段と、 前記再生手段によって得られた情報から前記アドレス情
    報を分離して出力するアドレス検出手段と、 前記信号処理手段の出力を一時的に記憶するメモリ手段
    と、 前記メモリ手段の書き込み及び読み出し動作を制御する
    メモリ制御手段と、 前記異常検出信号が出力されたときの前記信号処理手段
    の出力を保持するデータ保持手段と、 前記異常検出信号が出力されたときの前記アドレス検出
    手段の出力を保持するアドレス保持手段と、 前記信号処理手段の出力と前記データ保持手段が保持す
    る値との比較を行ない等しいと判断した場合には一致検
    出信号を出力する一致検出手段と、 前記異常検出信号が出力されたとき、前記メモリ手段へ
    の書き込みを禁止するように前記メモリ制御手段に指示
    するとともに、前記アドレス保持手段が保持したアドレ
    ス情報が記録された直前のトラックへ前記再生手段を移
    動させるように前記再生移動手段に指示し、再び再生を
    開始した後、前記一致検出信号が出力されると同時に前
    記メモリ手段への書き込みを再開するように前記メモリ
    制御手段に指示を行なうシステム制御手段とを備える情
    報再生装置。
  2. 【請求項2】 メモリ手段に記憶されたデータ情報の残
    量を検出する残量検出手段を備え、再生手段は検出され
    た残量が所定の値となるように情報を再生する転送レー
    トを変化させる請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 アドレス情報とともにデータ情報が記録
    されたトラックを有する記録媒体から情報を再生する再
    生手段と、 前記再生手段を所望のトラックに移動させる再生手段移
    動手段と、 前記再生手段のオントラック状態を検出し、異常により
    オフトラックした場合に異常検出信号を出力する異常検
    出手段と、 前記再生手段によって得られた情報から前記データ情報
    を分離して出力する信号処理手段と、 前記再生手段によって得られた情報から前記アドレス情
    報を分離して出力するアドレス検出手段と、 前記信号処理手段の出力と前記データ保持手段が保持す
    るデータとの比較を行ない等しいと判断した場合には一
    致検出信号を出力する一致検出手段と、 前記信号処理手段の出力を一時的に記憶するメモリ手段
    と、 前記メモリ手段の書き込み及び読み出し動作を制御する
    メモリ制御手段と、 前記メモリ手段に記憶されているデータ情報の残量を検
    出して出力するとともに、残量が所定値xを越えたとき
    にはオーバーフロー信号を出力する残量検出手段と、 前記異常検出信号または前記オーバーフロー信号が出力
    されたときの前記信号処理手段の出力を保持するデータ
    保持手段と、 前記異常検出信号または前記オーバーフロー信号が出力
    されたときの前記アドレス検出手段の出力を保持するア
    ドレス保持手段と、 前記オーバーフロー信号が出力されたとき、または前記
    異常検出信号が出力されたときには、前記メモリ手段へ
    の書き込みを禁止するように前記メモリ制御手段に指示
    するとともに、前記アドレス保持手段が保持したアドレ
    ス情報が記録された直前のトラックへ前記再生手段を移
    動させるように前記再生手段移動手段に指示し、再び再
    生を開始した後、前記一致検出信号が出力されると同時
    に前記メモリ手段への書き込みを再開するように前記メ
    モリ制御手段に指示を行なうシステム制御手段を備える
    情報再生装置。
  4. 【請求項4】 記憶媒体はディスク媒体であって、トラ
    ックは同心円状またはスパイラル状に形成されたことを
    特徴とする請求項1、2、3記載の情報再生装置。
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