JP2798836B2 - ディスクプレーヤの演奏方法 - Google Patents

ディスクプレーヤの演奏方法

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JP2798836B2 JP34298691A JP34298691A JP2798836B2 JP 2798836 B2 JP2798836 B2 JP 2798836B2 JP 34298691 A JP34298691 A JP 34298691A JP 34298691 A JP34298691 A JP 34298691A JP 2798836 B2 JP2798836 B2 JP 2798836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクプレ−ヤの演奏
方法に係り、特にトラックジャンプが発生しても音が途
切れることがないディスクの演奏方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDやビデオディスク等のディスクプレ
−ヤにおいては、ビ−ムスポット位置とトラック間の偏
差に応じたトラッキングエラ−信号を発生し、該エラ−
信号を用いてサーボ制御を行ってビ−ムスポットをトラ
ックの真上に位置決めすると共に、ディスクの回転に応
じて該スポットをして正しくトラックを追跡させるよう
にしている。ところで、ディスクプレ−ヤにおいては振
動によりピックアップ(ビ−ムスポット)が何本かのト
ラックを飛び越してしまう場合がある。特に車載用のデ
ィスクプレ−ヤには自動車の振動が加わるため、頻繁に
トラックジャンプが生じる。
【0003】かかるトラックジャンプが発生した時、何
もしなければジャンプした場所からプレイが再開されて
音飛びが生じ好ましくない。そこで、従来はトラックジ
ャンプが生じるとオ−ディオ出力をミュ−トしてビ−ム
スポットをジャンプ前の位置に戻しジャンプ発生位置か
ら演奏を再開するようにしている。すなわち、従来はサ
ブコ−ドQ情報から得られる絶対時間情報(ト−タルの
経過時間)を監視し、該経過時間の不連続性に基づいて
トラックジャンプの発生を検出し、トラックジャンプの
検出によりオ−ディオ出力をミュ−トし、しかる後ジャ
ンプ開始位置における絶対時間情報を用いてビ−ムスポ
ットを該ジャンプ開始位置に復帰させ、ミュ−トを解除
して演奏を再開するようにしている。
【0004】しかし、トラックジャンプが発生した時、
ジャンプ先からジャンプ前の位置に戻るまでの間、ミュ
−トを掛けているため、この間1〜2秒前後という長い
時間音が切れ、聴く者に不快感を与える。このため、デ
ィスクに記録されているデータを倍速度で間欠的に再生
し、再生された音響データをDRAM(ショックプルー
フメモリという)に書き込み、該書き込みと並行してシ
ョックプルーフメモリからノ−マル速度でデータを読み
出してDA変換することによりディスクの演奏を行い、
かかるディスクの演奏中にトラックジャンプが発生した
時、ショックプルーフメモリからのデータ読み出しを継
続し、その間にピックアップをジャンプ元に戻し、しか
る後倍速再生してショックプルーフメモリに倍速で書き
込むディスクプレーヤ演奏方法が提案されている。
【0005】この提案されている方法によれば、トラッ
クジャンプが発生してもショックプルーフメモリからデ
ータを読み出して演奏を継続するため、音飛びや音切れ
が生じることはなく聞く者に不快感を与えることはな
い。尚、ショックプルーフメモリにはTm秒(例えば2.
8秒)間程度のデータを記憶(録音)できるから、トラ
ックジャンプが発生しても、この最大録音時間Tm秒の
間にピックアップがジャンプ元に戻れば、換言すればジ
ャンプ元に戻るに要する時間をTjとし、Tm>Tjであ
れば、ジャンプ元に復帰後、再びデータの倍速度再生・
書き込みが行われるため、音飛びや音切れは生じない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ショッ
クプルーフメモリを用いる方法では、ディスクから読み
取ったデータは曲間、曲中に関係なく、ショックプルー
フメモリに連続的に書き込むものである。図8は曲間近
傍におけるショックプルーフメモリSPMへの記憶状態
を示すもので、(a)はCDよりの再生データ、(b)はショ
ックプルーフメモリの記憶状態であり、第i曲の末尾部
分、曲間、第(i+1)曲の先頭部分のデータが記憶さ
れている。かかる状態において第i曲を読み出中に、1
回のトラックジャンプが発生した時は、全記憶データが
読み出される前にピックアップがジャンプ元に戻るた
め、音切れは生じない。
【0007】しかし、ジャンプ元に復帰した後、すぐに
二度目のトラックジャンプが発生すると、該二度目のジ
ャンプ元にピックアップを戻している間にショックプル
ーフメモリに記憶されている全データを読み出してしま
い、音切れが生じる。すなわち、曲間データがショック
プルーフメモリに書き込まれている状態時に、連続して
トラックジャンプが発生すると、各ジャンプ元に戻るの
にTjづつ、トータル2・Tjの時間を要し、この時間が
ショックプルーフメモリの最大録音時間Tm以上にな
り、曲の先頭部分で音切れが生じる問題がある。
【0008】以上から、本発明の目的は、曲間データが
ショックプルーフメモリに書き込まれている状態時に、
連続してトラックジャンプが発生しても音切れが生じな
いディスクプレーヤの演奏方法を提供することである。
本発明の別の目的は、ショックプルーフメモリの有効活
用ができるディスクプレーヤの演奏方法を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、ディスクに記録されているデータを倍速度で間欠
的に書き込まれ、該書き込みと並行して記憶データをノ
−マル速度で読み出されるショックプルーフメモリと、
ショックプルーフメモリへのデータの書き込みに際し
て、該データに含まれるサブコードに基づいて曲間の開
始・終了を検出する曲間検出手段と、曲間中はデータの
ショックプルーフメモリへの書き込みを停止し、曲中の
みデータの倍速度書き込みを行う書き込み手段と、ショ
ックプルーフメモリからノ−マル速度で記憶データを読
み出す読み出し手段と、読み出されたデータに含まれる
サブコードに基づいて曲の変化点を検出する曲変化検出
部とにより達成される。
【0010】
【作用】ショックプルーフメモリへのデータの書き込み
に際して、該データに含まれるサブコードに基づいて曲
間の開始を検出した時、曲間の終了を検出する迄、デー
タのメモリへの倍速度書き込みを停止し、ショックプル
ーフメモリからのデータの読み出しに際して、読み出さ
れたデータに含まれるサブコードに基づいて曲の変化点
を検出した時、予め設定された時間だけメモリからのデ
ータの読み出しを停止し(曲間の設定)、該設定時間経
過後にメモリからのデータのノ−マル読み出しを再開す
る。
【0011】
【実施例】本発明の原理 図1は本発明の原理説明図である。13はディスクから
倍速度で読み取ったデータに誤り検出訂正処理等を施し
て出力するデジタル信号処理回路、21はディスクに記
録されているデータを倍速度で間欠的に書き込まれ、該
書き込みと並行して記憶データをノ−マル速度で読み出
されるショックプルーフメモリ、22はショックプルー
フメモリコントローラ、22aはショックプルーフメモ
リへのデータの書き込みに際して、該データに含まれる
サブコードに基づいて曲間の開始・終了を検出する曲間
検出部、22bは曲間中はデータのショックプルーフメ
モリへの書き込みを停止し、曲中のみデータの倍速度書
き込みを行う書き込み手段、22cはショックプルーフ
メモリから記憶データを読み出す読み出し手段、22d
は読み出されたデータに含まれるサブコードに基づいて
曲の変化点を検出する曲変化検出部、22eは曲変化点
検出後の時間を監視し、曲間時間を設定するタイマ、2
3はDAコンバータである。
【0012】デジタル信号処理回路13はピックアップ
によりディスクから読み取られたデータを倍速度で処理
してショックプルーフメモリコントローラ22に入力す
る。ショックプルーフメモリコントローラ22の曲間検
出部22aは、該データに含まれるサブコード(例えば
インデックス)に基づいて曲間の開始、終了を検出し、
書き込み手段22bは曲間開始により、データのショッ
クプルーフメモリ21への倍速度書き込みを停止し、曲
間終了によりデータのショックプルーフメモリ21への
倍速度書き込みを再開する。これにより、ショックプル
ーフメモリ21へは、曲間データが除去されて各曲が連
続して記憶される。
【0013】一方、ショックプルーフメモリ21からの
データの読み出しに際して、読み出し手段22cは、書
き込みと並行してノーマル速度でデータを読み出してD
Aコンバータ23に入力し、DAコンバータはDA変換
して音響回路に入力する。又、曲変化検出部22dは読
み出されたデータに含まれるサブコードに基づいて曲変
化点の検出を行い、曲の変化点が検出された時、読み出
し手段22cによるショックプルーフメモリ21からの
データの読み出しを停止させると共にタイマ22eを起
動させる。タイマ22eは曲変化点の検出から計時を開
始し、予め設定されている曲間時間になった時、読み出
し手段22cに読み出し再開の指示を行い、これにより
読み出し手段22cはショックプルーフメモリ21から
のデータの読み出しを再開する。以上により、曲間デー
タがショックプルーフに記憶されていなくても曲間が設
定され、その間音は出力されない。
【0014】図2は曲間近傍における記憶状態を示すも
ので、CDよりの再生データ(図2(a)参照)から曲間デ
ータが除去されてショックプルーフメモリ21に、第i
曲と第(i+1)曲のデータが連続して記憶されてい
る。従って、ショックプルーフメモリ21の最大録音時
間をTm、曲間時間をTi(2秒前後)とすれば、曲間時
には最大(Tm+Ti)時間分に相当するデータがあたか
もショックプルーフメモリ21に記憶されたかのように
なる。この結果、図2の記憶状態において第i曲を読み
出している時に、トラックジャンプが2回連続して生じ
ても、ピックアップを戻している間にショックプルーフ
メモリの全データが読み出されることが殆どなくなり、
音切れが生じなくなる。すなわち、曲間データがショッ
クプルーフメモリに書き込まれている状態時に、連続し
てトラックジャンプが発生すると、各ジャンプ元に戻る
のにTjづつ、トータル2・Tjの時間を要するが、2・
Tj<(Tm+Ti)となり、第(i+1)番目の曲の先
頭で音切れが生じることはない。
【0015】本発明の実施例構成 図3は本発明をCDプレ−ヤに適用した場合の実施例構
成図であり、図1と同一部分には同一符号を付してい
る。図中、11はコンパクトディスク、12はピックア
ップ、13はデジタル信号処理回路、14はシステムコ
ントローラ、15は操作パネル、16は各種サーボ回路、
17はCDを通常の2倍の線速度で回転させるスピンド
ルモータ、21はデータを倍速度で書き込まれ、該書き
込みと並行して記憶データをノ−マル速度で読み出され
るDRAM構成のショックプルーフメモリ、22はマイ
コン構成のショックプルーフメモリコントローラ、23
はDAコンバータである。
【0016】コンパクトディスク11のプログラムエリ
アには音響データと共に、所定データ数(1フレーム)
ごとにフレ−ム同期信号やサブコ−ドと称せられる制御
データが記録されている。サブコ−ドのうちQチャンネ
ルにより、(1) ピックアップの現在位置に応じた曲番
や、(2) インデックス(曲の楽章等を指示する)、(3)
該曲番の先頭からの経過時間(演奏時間:何分何秒)及び
何フレ-ム目にピックアップが存在するかの情報や、(4)
ピックアップの初期位置からの絶対的な経過時間等が
指示され、適宜操作パネル15の表示部に表示されるよ
うになっている。図4はプログラムエリアの記録状態の
概略説明図であり、各曲MUSi(i=1,2,・・)
は時刻Tsiから時刻Teiの間に記録され、各曲間には所
定時間の曲間が設けられている。又、所定フレーム毎に
サブコードが記録され、そのQチャンネルにより曲順に
曲番MNO.(01,02,03・・・)が指示され、
各曲はいくつかの楽章に区分され、曲間はインデックス
00により、各楽章はインデックス01、02、03・
・により指示されている。更に、サブコードのQチャン
ネルにより曲毎の経過時間Pタイム、最初からの経過時
間Aタイムが指示されている。
【0017】ピックアップ12は光学的にコンパクトデ
ィスク11上に記録されているデジタル情報を読み取っ
て図示しないRFアンプ、波形整形回路を介してデジタ
ル信号処理回路13に入力する。CDは通常の回転速度
より倍の線速度で回転制御されるため、ピックアップは
通常のCDプレ−ヤに比べて2倍の速度でデジタルデー
タを読み取っている(倍速再生)。
【0018】デジタル信号処理回路13は入力されたデ
ジタル情報に誤り検出/訂正処理を施してショックプル
ーフメモリコントローラ22に入力すると共に、サブコ
−ドを分離してシステムコントローラ14に入力する。
システムコントローラ14はマイコンで構成されてお
り、サブコ−ドQチャンネルデータに基づいて曲番、曲
毎の経過時間、ト−タルの経過時間等を操作パネル15
の表示部に表示すると共に、該操作パネルから入力され
る情報に基づいて所望曲番へのアクセス処理を行い、更
にはトラックジャンプの検出、ジャンプ発生前位置への
復帰、ポーズ制御、ショックプルーフメモリコントロー
ラ22とのデータ授受制御等を行う。
【0019】サーボ回路16は、周知のトラッキングサ
ーボ、フォ−カスサーボ、線速度を一定にするCLV制
御、ピックアップ送り制御等を行うが、CLV制御によ
り通常の線速度の2倍の速度でスピンドルモータ17を
回転する。ショックプルーフメモリ21はDRAMで構
成され、約2.8秒程度の長さのデータを記憶できる容
量を有し、ショックプルーフメモリコントローラ22の
制御で、ノ−マルの2倍速でデータが書き込まれ、ノ−
マル速度でデータが読み取られるようになっている。
【0020】ショックプルーフメモリコントローラ22
は、ショックプルーフメモリ21に対するデータの書き
込み・読み出し制御を行う。例えば、 (1) システムコントローラ14からトラックジャンプの
発生通知があったか監視しており、トラックジャンプが
発生するとメモリ21への倍速度書き込みを停止する
(読み出しは続行する)。又、 (2) ショックプルーフメモリ21がデータで一杯(デー
タフル)になったか監視し、データフルになったならシ
ステムコントローラ14にデータフルを通知すると共
に、メモリへの倍速度書き込みを停止する(読み出しは
続行する)。そして、読み出しが続行されて、所定数の
データが読み取られて空きが生じるとその旨をシステム
コントローラ14に通知すると共に、デジタル信号処理
回路13から入力されるデータの倍速度書き込みを再開
する。更に、 (3) ショックプルーフメモリ21へのデータの書き込み
に際して、該データに含まれるサブコードに基づいて曲
間の開始・終了を監視し、曲間中はデータのメモリへの
倍速度書き込みを停止する。又、 (4) ショックプルーフメモリ21からのデータの読み出
しに際して、読み出されたデータに含まれるサブコード
に基づいて曲変化を監視し、曲変化点を検出した時、予
め設定された時間だけショックプルーフメモリ21から
のデータの読み出しを停止し(曲間の設定)、該設定時
間経過後にショックプルーフメモリからのデータのノ−
マル読み出しを再開する。 以下、本発明に係わるディスク演奏方法の処理をシステ
ムコントローラとショックプルーフメモリコントローラ
の各々について説明する。
【0021】システムコントローラの処理 図5は本発明におけるシステムコントローラ14の処理
の流れ図である。操作パネルか15から演奏指示がある
と、システムコントローラ14はサーボ回路16に指令
を出して各種サーボを開始させる。これにより、スピン
ドルモータ17はノ−マルの2倍の線速度でCD11を
回転し、ピックアップ12は倍速度でCDからデジタル
データを読み取る。デジタル信号処理回路13は入力さ
れたデジタル情報に誤り検出/訂正処理を施した後、シ
ョックプルーフメモリコントローラ22に入力すると共
に、サブコ−ドを分離してシステムコントローラ14に
入力する(以上、ステップ101)。
【0022】システムコントローラ14は上記動作と並
行してサブコ−ドQを用いてトラックジャンプが発生し
たかチェックする(ステップ102)。尚、システムコ
ントローラ14はサブコ−ドQ情報から得られる絶対時
間情報(ト−タルの経過時間)を監視し、該経過時間の
不連続性に基づいてトラックジャンプの発生の有無を検
出できる。
【0023】トラックジャンプが発生していなければ、
ショックプルーフメモリコントローラ22より、ショッ
クプルーフメモリ21がデータフルになった旨の通知
(データフル信号)を受信しているかチェックする(ス
テップ103)。
【0024】デ−タフル信号を受信してなければ、換言
すればデータフルでなければステップ101以降の処理
を継続し、データフルであれば、各部に指示を出し、C
Dからのデータの倍速読み取りを一時的に停止する(ポ
ーズ状態)。尚、ポーズ状態においてはスピンドルモー
タ17の回転を停止せず、ポーズ開始位置における絶対
時間情報を記憶しておき、ピックアップが所定時間以上
移動する毎に該ピックアップを絶対時間情報が示す位置
に戻す動作を繰り返して、ピックアップをポーズ開始位
置に維持する(以上ステップ104)。
【0025】以後、ショックプルーフメモリコントロー
ラ22からデータ空き信号を受信したか監視し(ステッ
プ105)、受信しなければポーズ状態を継続し、受信
すればポーズ状態を解除して、ステップ101に戻り以
降の処理を繰り返す。尚、データフル後に所定数のデー
タがショックプルーフメモリ21から読み出され、該メ
モリに適当な大きさの空きができた時、ショックプルー
フメモリコントローラ22はデータ空き信号をシステム
コントローラ14に送信する。
【0026】以上は、トラックジャンプが発生していな
い場合であるが、トラックジャンプが発生するとステッ
プ102で「YES」となる。これにより、システムコ
ントローラ14はショックプルーフメモリコントローラ
22にトラックジャンプ発生を通知すると共に(ステッ
プ106)、ジャンプ発生前の位置における絶対時間情
報を用いてピックアップを該位置に移動させる復帰制御
を行う(ステップ107,108)。
【0027】ジャンプ発生元へピックアップが復帰すれ
ば、システムコントローラ14はショックプルーフメモ
リコントローラ22に復帰通知を行い(ステップ10
9)、以後ステップ101に戻り、以降の処理を継続す
る。
【0028】ショックプルーフメモリコントローラの処
図6及び図7はショックプルーフメモリコントローラの
処理の流れ図である。演奏開始により、デジタル信号処
理回路13からデータを受信すると(ステップ20
1)、ショックプルーフメモリコントローラ22は該デ
ータに含まれるサブコードのうちインデックスデータ
(IDX)を監視し、該インデックスが”00”である
かチェックする(ステップ202)。尚、インデックス
が”00”の場合には曲間であり、”00”でなければ
曲中である。
【0029】インデックスが”00”でなければ(曲
中)、デジタル信号処理回路13からの受信データをシ
ョックプルーフメモリ21へ倍速度書き込みし(ステッ
プ203)、インデックスが”00”の場合にはショッ
クプルーフメモリ21への書き込みを停止する(ステッ
プ204)。以上により、ショックプルーフメモリ21
へは曲間が除去されて各曲のデータが連続して書き込ま
れることになる。・・・以上、インデックスによる書き
込み制御
【0030】以上の書き込み制御と並行して、ショック
プルーフメモリコントローラ22はショックプルーフメ
モリ21からのデータの読み出し制御を行う。まず、読
み出し可能フラグFr(初期時は”0”)が”1”かチ
ェックする(ステップ205)。尚、読み出し可能フラ
グFrが”0”の時、読み出し可能、”1”の時読み出
し停止となる。そして、読み出し可能フラグFrは後述
するように、曲変化検出により”1”にされ、所定時間
(曲間時間)経過後に”0”に戻される。
【0031】Fr=”0”の場合には、通常のノ−マル
速度による読み出し(ノ−マル読み出し)を行い、読み
取ったデータをDAコンバータ23に入力する(ステッ
プ206)。又、読み取ったデータに含まれるサブコー
ド、例えば曲番(曲NO.)を監視し、曲番が変化した
か調べる(ステップ207)。
【0032】曲NO.が変化してなければ、ジャンプ発
生戻し中フラグFjが”1”か、換言すれば、トラック
ジャンプが発生しピックアップ戻し中かチェックする
(ステップ208)。尚、トラックジャンプが発生する
とシステムコントローラ14よりジャンプ発生通知があ
るから、ショックプルーフメモリコントローラ22はジ
ャン発生フラグFj(初期値は”0”)を”1”にす
る。又、ピックアップのジャンプ発生元への復帰完了に
よりシステムコントローラ14より復帰通知があるか
ら、ジャンプ発生戻し中フラグFjを”0”に戻す。す
なわち、ジャンプ発生から、復帰完了まではFj=”
1”になっている。
【0033】Fj=”1”でなければ、ショックプルー
フメモリ21がデータで満杯(データフル)になったか
チェックし(ステップ209)、データフルでなければ
データ満杯フラグFdが”1”かチェックし(ステップ2
10)、”1”でなければステップ201に戻り以降の
処理を繰り返す。尚、データ満杯フラグFd(初期値”
0”)は、ショックプルーフメモリ21がデータフルに
なると”1”になり、データフルになって後、予め定め
た数のデータが読み出されてショックプルーフメモリに
所定の空きができた時に”0”に戻される。
【0034】トラックジャンプが発生してジャンプ発生
戻し中フラグFjが=”1”となればステップ208で
「YES」となる。これにより、ステップ204に飛
び、以後ピックアップのジャンプ発生元への復帰が完了
するまで(Fj=”0”となるまで)、ショックプルー
フメモリ21へのデータの倍速度書き込みを停止する。
尚、ステップ206によりショックプルーフメモリ21
からのデータのノ−マル読み出しは継続される。
【0035】そして、ショックプルーフメモリ21から
全データを読み出す前に、ピックアップのジャンプ発生
元への復帰が完了すればFj=”0”となり、以後倍速
度書き込みとノ−マル読み出しが行われる。
【0036】ショックプルーフメモリ21がデータで満
杯になれば、ステップ209で「YES」となる。これ
により、データ満杯フラグFdを"1"にすると共に(ス
テップ211)、データフル信号をシステムコントロー
ラ14に送る(ステップ212)。以後、ステップ20
4に飛び、メモリに所定量の空きができるまで(Fd=
0となるまで)、ショックプルーフメモリ21へのデー
タの倍速度書き込みを停止する。尚、ステップ206に
おいてショックプルーフメモリ21からのデータのノ−
マル読み出しは継続される。
【0037】データフルになって書き込みが停止された
後に、データが読み出されるとデータフルでなくなる
が、データ満杯フラグFd=”1”となっているため、
直ちに書き込み停止は解除されない。すなわち、データ
フルでなくなってステップ209で「NO」となって
も、Fd=”1”であるため、ステップ210で「YE
S」となり、ステップ213でショックプルーフメモリ
21に所定量の空きが発生したかチェックされ、所定量
の空きが発生してなければステップ204に飛び、依然
としてメモリへのデータの書き込みが停止される。
【0038】しかし、ショックプルーフメモリ21に所
定量の空きが発生すれば、ステップ213で「YES」
となるから、データ満杯フラグFdを”0”に戻すと共
に(ステップ214)、システムコントローラ14へデ
ータ空き信号を送り出し(ステップ215)、以後ステ
ップ101に戻りデータの倍速度書き込みとノ−マル読
み出しを行う。
【0039】一方、ステップ207において、曲NO.
が変化していれば、読み出し可能フラグFrを”1”に
し(ステップ216)、しかる後、曲変化検出後の経過
時間の計時を開始する(ステップ217)。ついで、経
過時間が予め設定されている時間(曲間時間)に達した
か判断し(ステップ218)、達していなければ読み出
し可能フラグFrを”1”にしたまま、ステップ208
に飛び、以降の処理を実行する。これにより、経過時間
が曲間時間になるまで、ステップ205において「YE
S」となるため、ノ−マル読み出しが停止される(ステ
ップ219)。
【0040】経過時間が曲間時間に到達すれば、ステッ
プ218において、「YES」となり、読み出し可能フ
ラグFrは”0”に戻され(ステップ220)、以後ス
テップ205において「NO」となるため、ショックプ
ルーフメモリ21からのノ−マル読み出しが再開され
る。
【0041】尚、以上ではショックプルーフメモリ21
にデータを圧縮せず書き込む場合について説明したが、
ADPCM方式その他の方式によりデータ圧縮を行って
ショックプルーフメモリに書き込み、読み出し時に元の
データを復元するように構成することもできる。以上、
本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲
に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であ
り、本発明はこれらを排除するものではない。
【0042】
【発明の効果】以上本発明によれば、トラックジャンプ
が生じてもショックプルーフメモリ21からデータ読み
取って音を出力でき、しかも、ショックプルーフメモリ
に記憶したデータを全部読み出す前にピックアップがト
ラックジャンプの開始位置に戻って倍速書き込みが再開
するから、トラックジャンプが発生しても音切れが生じ
ることはない。
【0043】又、本発明によれば、曲間データをショッ
クプルーフメモリ21に書き込まず連続して2つの曲デ
ータを書き込み、データ読み出し時に曲変化検出により
データの読み出しを停止して自動的に曲間を設定するよ
うに構成したから、曲間近傍においてあたかもショック
プルーフメモリに(曲間時間+ショックプルーフメモリ
の最大録音時間)分のデータを記憶でき、このため、曲
間近傍で連続してトラックジャンプが発生してピックア
ップの戻しに時間を要しても、その間、正しく曲間の設
定及び音出力ができ、これにより音切れが生じないよう
にでき、聞く者に不快感を与えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のショックプルーフメモリへのデータ記
憶説明図である。
【図3】本発明をCDプレ−ヤに適用した場合の実施例
構成図である。
【図4】CDのプログラムエリアにおける記録状態説明
図である。
【図5】システムコントローラの処理の流れ図である。
【図6】ショックプルーフメモリコントローラの第1の
処理の流れ図である。
【図7】ショックプルーフメモリコントローラの第2の
処理の流れ図である。
【図8】従来方法のデータ記憶及び問題点説明図であ
る。
【符号の説明】
13・・デジタル信号処理回路 21・・ショックプルーフメモリ 22・・ショックプルーフメモリコントローラ 22a・・曲間検出部 22b・・書き込み手段 22c・・読み出し手段 22d・・曲変化検出部 22e・・タイマ 23・・DAコンバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録されているデータを倍速
    度で間欠的に再生してメモリに書き込み、該書き込みと
    並行してメモリからノ−マル速度でデータを読み出して
    DA変換することによりディスクの演奏を行い、ディス
    クの演奏中にトラックジャンプが発生した時、メモリか
    らデータ読み出しを停止することなくピックアップをジ
    ャンプ元に戻し、しかる後倍速再生し、再生データをメ
    モリに書き込むディスクプレ−ヤの演奏方法において、 メモリへのデータの書き込みに際して、該データに含ま
    れるサブコードに基づいて曲間の開始を検出した時、曲
    間の終了を検出する迄、再生データのメモリへの書き込
    みを停止し、 メモリからのデータの読み出しに際して、読み出された
    データに含まれるサブコードに基づいて曲の変化点を検
    出した時、予め設定された時間だけメモリからのデータ
    の読み出しを停止し、該設定時間経過後にメモリからの
    データの読み出しを再開することを特徴とするディスク
    プレーヤの演奏方法。
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